JP2006086938A - アンテナスイッチ回路及びそれを搭載した高周波モジュール - Google Patents

アンテナスイッチ回路及びそれを搭載した高周波モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】動作周波数が高くなっても交差部での信号の漏れを効果的に低減するアンテナスイッチ回路及び同回路を搭載した高周波モジュールを提供すること。
【解決手段】送信端子1,2に入力される送信信号をアンテナ端子8に伝送し、かつアンテナ端子に入力される受信信号を受信端子3〜6に伝送するための高周波信号線81と、送信端子とアンテナ端子との間の高周波信号線の途中に接続されたスイッチ9,10と、受信端子とアンテナ端子との間の高周波信号線の途中に接続されたスイッチ13〜16と、スイッチ9,10,13〜16のオン、オフを制御する制御信号を伝送する信号線25〜32とを備えている。例えば、信号線26は、高周波信号線と交差する交差部分35を挟んで配置された抵抗体40,41を介して配線され、信号線30は、高周波信号線と交差する交差部分37を挟んで配置された抵抗体44,45を介して配線される。
【選択図】図1

Description

本発明は、送受信回路とそれらに共通のアンテナとの接続を切替えるアンテナスイッチ回路及び同アンテナスイッチ回路を搭載した高周波モジュールに関する。
携帯電話の回路の集積度は高まりつつあり、それに伴って、絶縁体を用いて形成される配線層の厚さが薄くなる。そのため、例えば高周波の信号線を配線層の1層を挟んで他の信号線と交差させる場合、交差部分では両信号線が接近することとなる。
両信号線が接近する交差部では、両配線層とその間の絶縁体とによって結合容量が形成される。携帯電話では扱う高周波信号の周波数がGHz帯に及ぶため、この結合容量を介して高周波信号が他の信号線に漏れることが避けられない。この漏れを低減するために、高周波信号線の直下に高周波信号線と交差して抵抗体を配置し、他の信号線がこの抵抗体を通って配線されるようにした例が特許文献1に開示されている。
特開平10−178305号公報
携帯電話では、アンテナは送受信で共用され、送受信回路とアンテナとの接続を切替えるアンテナスイッチ回路が設けられる。特に、複数の規格に対応するようにしたマルチモード携帯電話では、複数の送受信回路を備え、アンテナスイッチ回路は、複数の送受信回路とそれらに共通のアンテナとの接続を切替えるように構成される。この場合、多くのスイッチ素子が用いられ、アンテナへの高周波信号線或いは受信端子への高周波信号線がこれらスイッチ素子のオン、オフを制御する制御信号線を跨ぐようになり、そこに交差部が出現するのが普通である。
アンテナスイッチ回路は、一般に集積回路によって構成される。集積回路の集積度は高まっており、これに伴って交差部の両信号線の間隔が狭まる。交差する部分には層間絶縁膜が形成されるため、両信号線の間に層間絶縁膜を誘電体とする容量が形成されることとなる。そして、周波数が高いほど容量を介しての影響が顕著になる。交差部でこの結合容量を介して送信の高周波信号が漏れる場合、電力効率の低下を招くこととなる。又、受信の高周波信号が漏れる場合、受信感度の低下を招くこととなる。更に、交差部で漏れた信号が他の交差部や、或いは別のスイッチ素子を介して受信の信号線に漏れることも起こり得る。
電池を内蔵し、更にGHz帯に及ぶ高い周波数を扱うマルチモード携帯電話では低消費電力や高感度化が要求されており、各送受信回路とアンテナ間の挿入損失の低減、送信間、受信間、送受信間に高いアイソレーションが要求される。
交差部に抵抗体を配置する従来の方法は、漏れを低減することができる。しかし、交差部において、抵抗体に分布的に容量が結合するため、高周波では等価的に抵抗値が低下し、低減効果が下がる。
また、従来方法では、高周波信号線の配線の太さに応じて制御信号線路との交差部分に形成する抵抗体の大きさが変わる問題もある。例えば、シート抵抗100[Ω/□]で、高周波信号線の幅が許容電流による制限によって500[μm]である場合、抵抗体の幅を10[μm]とすると、交差部の抵抗体は幅10[μm]、長さ500[μm]の5[kΩ]となる。高周波信号線の幅が5[μm]の場合、抵抗体の幅を10[μm]とすると交差部の抵抗体は幅10[μm]、長さ5[μm]の50[Ω]となる。このように、抵抗値が変わることにより、漏れの低減効果が変わることとなる。更に、交差部の信号線間の間隔が非常に狭くなる場合、大きい電力の送信信号を流す高周波信号線では、その漏れによる信号が抵抗体に流れることによって抵抗体にジュール熱が発生することも起こり得る。
本発明の目的は、動作周波数が高くなっても交差部での信号の漏れを効果的に低減するアンテナスイッチ回路を提供することにあり、又は同アンテナスイッチ回路を搭載した高周波モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のアンテナスイッチ回路は、送信端子に入力される送信信号をアンテナ端子に伝送し、かつアンテナ端子に入力される受信信号を受信端子に伝送するための第1の信号線と、送信端子とアンテナ端子との間の第1の信号線の途中に接続された第1のスイッチと、受信端子とアンテナ端子との間の第1の信号線の途中に接続された第2のスイッチと、上記第1のスイッチのオン、オフを制御する第1の制御信号を伝送するための第2の信号線と、上記第2のスイッチのオン、オフを制御する第2の制御信号を伝送するための第3の信号線とを具備し、上記第2、第3の信号線の少なくともいずれか一方は、第1の信号線と交差しており、上記第1の信号線が交差する交差部分を挟むようにして上記交差部分の両側に2個の抵抗体が配置され、上記第1の信号線と交差している上記第2、第3の信号線の少なくともいずれか一方は上記2個の抵抗体を介して配線されていることを特徴とする。
上記構成により、交差部で漏れた信号は2個の抵抗体で阻止され、漏れが低減される。更に、交差部の直下に抵抗体が配置されないので、漏れ低減効果が下がる現象は生じない。従って、漏れが効果的に低減され、挿入損失の低減、送受信間の高いアイソレーションの要求を満たすことが可能になる。
上記目的を達成するための本発明の高周波モジュールは、送信信号を出力する送信回路と、アンテナ端子からの受信信号を入力する受信回路と、送信時に送信回路からの出力信号をアンテナ端子に供給し、受信時にアンテナ端子からの受信信号を受信回路に供給するアンテナスイッチ回路とを具備しており、アンテナスイッチ回路が上述のアンテナスイッチ回路であることを特徴とする。アンテナスイッチ回路において、挿入損失の低減、送受信間の高いアイソレーションが達成されるので、高性能の高周波モジュールを実現することができる。
本発明によれば、交差部に抵抗体が配置されず、交差部から離れてかつ交差部を挟むようにして配置された抵抗体によって漏れ電流が抑圧されるので、信号の漏れを効果的に低減することが可能になる。
以下、本発明に係るアンテナスイッチ回路又は同アンテナスイッチ回路を搭載した高周波モジュールを図面に示した実施形態を参照して更に詳細に説明する。なお、図1〜図4における同一の符号は、同一物又は類似物を表示するものとし、説明の重複を避ける。
図1に、本発明のアンテナスイッチ回路の実施形態を示す。同図において、9,10は、それぞれ送信端子1、2をアンテナ端子8に接続するスイッチ(第1のスイッチ)、11は、受信時にオン、送信時にオフになるスイッチ、12は、受信時にオフになり、送信時にオンになって高周波接地端子7に導通するスイッチ、13〜16は、それぞれ受信端子3〜6をスイッチ11を介してアンテナ端子8に接続するスイッチ(第2のスイッチ)である。更に図1において、81は、送信端子1,2に入力される送信信号をアンテナ端子8に伝送し、かつアンテナ端子8に入力される受信信号を受信端子3〜6に伝送するための高周波信号線(第1の信号線)、34は、各スイッチのゲートに各スイッチのオンオフを制御する制御電圧を生成する制御回路、33は、スイッチ9〜16及び制御回路34を含んで構成されるアンテナスイッチ回路である。この構成において、スイッチ9,10はそれぞれ送信端子1,2とアンテナ端子8との間の高周波信号線81の途中に接続され、スイッチ11,13〜16は受信端子3〜6とアンテナ端子8との間の高周波信号線81の途中に接続される。以上により、アンテナスイッチ回路33は、アンテナ端子8を端子1〜6のいずれかに選択して接続する。なお、上記のスイッチ数は一例であって、本発明はこの数に限定されない。
スイッチ9〜16はそれぞれFET(Field Effect Transistor:電界効果型トランジスタ)素子で構成され、ドレインとソースの間の電気伝導がゲートに印加される制御電圧によって制御される。
スイッチ9,10は1[W]を超える電力を扱うため、デュアルゲートトランジスタ2段で構成される。これによって、トランジスタ1個に掛かる電圧が1/2に分圧される。スイッチ9,10は、その他にシングルゲートトランジスタやトリプルゲートトランジスタなどを分圧のために多段接続して構成することが可能である。
次に、スイッチ11はトリプルゲートトランジスタ1段、スイッチ12はデュアルゲートトランジスタ1段、スイッチ13〜16はシングルゲートトランジスタ1段で構成される。アンテナスイッチ回路33は、各スイッチと制御回路34とを含んで、化合物半導体による半絶縁性基板の上に半導体プロセスによって集積され、1チップの半導体集積回路として構成される。なお、制御回路34はスイッチ回路33と同一チップ上に配置されなくともよく、別チップでもよい。
各スイッチの制御は、制御回路34から出力される制御電圧、即ちスイッチをオンするためのオン電圧、オフするためのオフ電圧により、各スイッチのゲートに接続された制御信号線25〜32を介して行なわれる。各制御信号線に設けられた抵抗17〜24は、FETスイッチのドレイン又はソースから入力された高周波信号がゲートから漏れ出すのを防ぐために用いられる。
スイッチ9〜16を制御するために用いられる制御信号線25〜32の一端は抵抗17〜24に接続され、他端は制御回路34側に配線される。また、高周波接地端子7は最短距離でアンテナスイッチ回路33のチップ外のグランド端子と接続されなければならないため制御回路34とは反対側に配置される。
この構造において、制御信号線26,27,30〜32と高周波信号線81とが交差する部分35,36,37,38,39が存在する。交差部35を挟むようにして制御信号線(第2の信号線)26に抵抗体40,41が配置され、交差部36を挟むようにして制御信号線27に抵抗体42、43が配置される。また、交差部37を挟むようにして、制御信号線(第3の信号線)30に抵抗体44,45が、制御信号線31に抵抗体46,47が、制御信号線32に抵抗体49,50が配置される。更に、交差部38を挟むようにして制御信号線31に抵抗体47,48が、制御信号線32に抵抗体50,51が配置され、交差部39を挟むようにして制御信号線32に抵抗体51,52が配置される。
これらは半導体プロセスにより同一チップ上に形成されるため、交差部の配線間には誘電体膜からなる層間絶縁膜が充填されている。そのような交差部35とその周辺の構造を図2及び図3に示す。図2は平面図、図3は図2のA・A線による断面図である。半絶縁性基板86の上に形成された層間絶縁膜87の中に制御信号線26が形成され、抵抗体40,41が層間絶縁膜88の中に形成され、高周波信号線81が層間絶縁膜87の上に形成されている。抵抗体40,41と制御信号線26との接続がプラグ84によって成される。そして、交差部35が層間絶縁膜87の中の、高周波信号線81と制御信号線26の間に形成され、そこに結合容量が形成される。このように、抵抗体40,41が交差部35から離れ、かつ交差部35を挟むようにして交差部35の両側に配置される。なお、その他の交差部36とその周辺も同様に構成され、交差部37,38,39とその周辺も類似の構造で構成される。
図4に交差部35とその周辺の電気的等価回路を示す。抵抗体40,41が配置された制御信号線26に結合容量Cを介して高周波信号線81が接続される。結合容量Cを通って漏れた信号は、抵抗体40,41によって阻止される。
以下、本実施形態における信号漏洩の低減効果について、制御回路34が同一チップ上にある場合で説明する。
先ず、送信時について説明する。送信端子1に送信信号が入力されるとき、制御回路34からはスイッチ9,12をオン、スイッチ10,11,13〜16をオフにする電圧が出力される。入力された送信信号はアンテナ端子8に出力される。このとき、高周波信号線81と制御信号線26,27のそれぞれの交差部35,36により、送信信号は交差部35,36の層間絶縁膜を介して制御信号線26,27に漏れる。
交差部35に関して抵抗体40,41が無い場合、漏れた高周波信号はスイッチ10のゲート側と制御回路34側に漏れる。スイッチ10のゲート側の抵抗体18が全て同じ抵抗値である場合、制御信号線26から見た合成抵抗値はその約1/4となり、送信信号が漏れ易くなる。また、制御回路34においては各制御信号線にバイパス容量が接続されており、これにより制御回路34側は高周波信号に対して短絡となっているため高周波信号は漏れ易くなる。これらが送信端子1とアンテナ端子8間の挿入損失劣化の原因となる。
交差部36に関して、抵抗体42,43が無い場合、漏れた高周波信号はスイッチ12のゲート側と制御回路34側に流れる。スイッチ12のゲート側の抵抗20は2本あり、同じ抵抗値の場合は制御信号線27から見た合成抵抗は1/2となり、高周波信号はスイッチ12のドレイン側、即ちスイッチ11のソース側や端子7側に漏れ易くなる。また、上述のように制御回路34側は高周波信号に対して短絡となっているため高周波信号は漏れ易くなる。制御回路34側や端子7側に漏れると端子1とアンテナ端子8の間の挿入損失劣化の原因となり、スイッチ11のソース側に漏れた場合、送受信間のアイソレーション劣化の原因となる。
スイッチ10がオン、スイッチ9がオフの場合、交差部36に関して抵抗体42,43が無い場合は上述の通り、送信端子2とアンテナ端子8の間の挿入損失劣化の原因となり、送受信間アイソレーション劣化の原因となる。交差部35に関しては、抵抗体40,41が無い場合、送信信号は制御回路34側とスイッチ9側に漏れる。制御回路34側はバイパス容量により短絡となっているため送信信号が漏れ易く、これにより送信端子2とアンテナ端子8の間の挿入損失が劣化する。
図1に示したように、抵抗体40,41,42,43を設けると、交差部35,37から見た制御回路34側とスイッチ10のゲート側は高インピーダンスとなるため高周波信号が漏れ難くなり、挿入損失の劣化やアイソレーションの劣化を防ぐことができる。
次に、受信のアンテナ端子8から受信端子4に対応する信号が入力されるときについて説明する。制御回路34によりスイッチ9,10,12,13,15,16がオフ、スイッチ11,14がオンになり、アンテナ端子8から入力された受信信号はスイッチ11,14を経て受信端子4に出力される。このとき、高周波信号線81と制御信号線26,27,30,31,32との交差部35,36,38により性能劣化する。
交差部35,36に関して制御回路34側はバイパス容量により短絡されているため高周波信号が漏れて挿入損失が劣化するが、抵抗体40,42を用いることで制御回路34側が高インピーダンスになるため挿入損失の劣化を防ぐことができる。
交差部38に関して抵抗体46〜52が無い場合、制御回路34側のバイパス容量への漏れによる挿入損失の劣化が問題となる。更に、受信信号が制御信号線30〜32と交差部37〜39を介してスイッチ13と受信端子3を接続する高周波配線、スイッチ15と受信端子5を接続する高周波配線、スイッチ16のゲートからソース側の、受信端子6を接続する高周波配線に漏れることによる受信端子4と受信端子3の間、受信端子4と受信端子5の間、受信端子4と受信端子6の間のアイソレーション劣化が問題となる。
抵抗体47,50により、制御回路34側への漏れを抑え、挿入損失の劣化を防ぐことができ、スイッチ13と受信端子3を接続する高周波配線への受信信号の漏れを防ぐことができる。抵抗体48,51により、スイッチ15と受信端子5を接続する高周波配線への受信信号の漏れを防ぐと共に、スイッチ16のゲートから受信端子6への受信信号の漏れを防ぐことができ、受信端子4,3間、受信端子4,5間、受信端子4,6間のアイソレーション劣化を防ぐことができる。
アンテナ端子8と受信端子3に対応する信号が入力されるとき、制御回路34によりスイッチ9,10,12,14〜16がオフ、スイッチ11,13がオンになり、アンテナ端子8から入力された受信信号はスイッチ11,13を経て受信端子3に出力される。
このとき、交差部35,36による挿入損失の劣化は受信端子4で受信する場合と同様に抵抗体40,42により抑えられる。
交差部37に関しては、抵抗体44〜47,49,50が無い場合、制御信号線30〜32を介して制御回路34のバイパス容量へ受信信号が漏れ、挿入損失が劣化する。また、スイッチ14と受信端子4を接続する高周波配線へも制御信号線30〜32を介して受信信号が漏れる。これにより受信間のアイソレーションが劣化するが、抵抗体44,46,49,47,50により交差部37から見た制御回路34側とスイッチ14と受信端子4を接続する高周波配線側は高インピーダンスとなるため、受信信号の漏れを防止することができ、性能劣化を抑えることができる。詳細説明を省略するが、同様に、スイッチ15と受信端子5を接続する高周波線路への受信信号の漏れ、スイッチ16のゲートから受信端子6への受信信号の漏れを防止することができる。
アンテナ端子8と受信端子5を接続して受信する場合、アンテナ端子8と受信端子6を接続して受信する場合についても以上と同様である。
以上、本実施形態により、交差部から離れてかつ交差部を挟むようにして配置された抵抗体によって漏れ電流が抑圧されるので、信号の漏れを効果的に低減することができ、挿入損失の低減、及び高いアイソレーションの確保が可能になる。また、交差部の直下に抵抗体を配置した場合に生ずる可能性があるジュール熱の発生を抑えることができる。
なお、交差部における信号の漏れ量によっては、交差部を挟む抵抗体の配置は、交差部41,43、又は交差部37〜39のいずれか一方とすることも可能である。
次に、図4に本発明のアンテナスイッチ回路を搭載した高周波モジュールの実施形態を示す。本実施形態のモジュールは、クアッドバンド用携帯電話の送受信モジュールである。クアッドバンドは、欧州のGSM(Global System for Mobile communications)、米国のGSM、PCS(Personal Communication Services)、DCS(Digital Communication System)の4つの携帯電話規格によって構成される。なお、本発明は、これら規格に限定されない。便宜上、欧州のGSMをGSM1、米国のGSMをGSM2とする。GSMは900[MHz]帯、PCS及びDCSは1800[MHz]帯であるため、高周波モジュール53は、GSM1/2で共通の、送信信号を入力する端子54と、PCS/DCSで共通の、送信信号を入力する端子55とを具備する。更に、モジュール53は、制御端子56と、PCS受信端子57、DCS受信端子58、GSM1受信端子59及びGSM2受信端子60と、アンテナ端子61とを具備する。
送信端子54にはGSM1/2用の電力増幅回路62の入力端子が接続され、出力端子には電力増幅回路62から出力される高調波を除去するローパスフィルタ63の入力端子が接続され、出力端子にはスイッチ回路33の端子2が接続される。
送信端子55にはPCS/DCS用の電力増幅回路64の入力端子が接続され、出力端子には電力増幅回路64から出力される高調波を除去するローパスフィルタ65が接続され、出力端子にはスイッチ回路33の端子1が接続される。
電力増幅回路62,64及びローパスフィルタ63,65によって送信回路90が構成される。なお、本発明においては、送信回路90はこの構成に限定されない。
制御端子56はスイッチ回路33の制御回路34の制御端子66が接続される。
スイッチ回路33の端子3にはPCS受信周波数帯以外の雑音や余分な信号を除去するSAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ67の入力端子が接続され、出力端子にはPCS用の低雑音増幅回路68の入力端子が接続され、出力端子にはミキサ(LO)69のRF(Radio Frequency)入力端子が接続され、IF(Intermediate Frequency)出力端子はモジュール53の受信端子57に接続される。
スイッチ回路33の端子4にはDCS受信周波数帯以外の雑音や余分な信号を除去するSAWフィルタ70の入力端子が接続され、出力端子にはDCS用の低雑音増幅回路71の入力端子が接続され、出力端子にはミキサ72のRF入力端子が接続され、IF出力端子はモジュール53の受信端子58に接続される。
スイッチ回路33の端子5にはGSM1受信周波数帯以外の雑音や余分な信号を除去するSAWフィルタ73の入力端子が接続され、出力端子にはGSM1用の低雑音増幅回路74の入力端子が接続され、出力端子にはミキサ75のRF入力端子が接続され、IF出力端子はモジュール53の受信端子59に接続される。
スイッチ回路33の端子6にはGSM2受信周波数帯以外の雑音や余分な信号を除去するSAWフィルタ76の入力端子が接続され、出力端子にはGSM2用の低雑音増幅回路77の入力端子が接続され、出力端子にはミキサ78のRF入力端子が接続され、IF出力端子はモジュール53の受信端子60に接続される。
ミキサ69,72,75,78のローカル端子はモジュール53の端子79にそれぞれ接続される。
低雑音増幅回路68,71,74,77、SAWフィルタ67,70,73,76及びミキサ69,72,75,78によって受信回路91が構成される。なお、本発明においては、受信回路91はこの構成に限定されない。
以上の各部がモジュール基板に搭載され、モジュール53として構成される。そして、アンテナ80がモジュール53のアンテナ端子61に接続される。
モジュール53は、携帯端末に適用されることと、複数の通信規格に対応することから、送信側の電力効率の向上つまりスイッチ回路33の低挿入損失と受信側の低挿入損失、受信間の高アイソレーション化が要求される。
更にPCS帯の送信周波数とDCS帯の受信周波数のうち1850[MHz]〜1875[MHz]は動作周波数が重なっているため、この帯域のPCSの送信信号が出力された場合、SAWフィルタ70に入力される電力はPCS送信とDCS受信間のアイソレーションによって決まる。このとき、SAWフィルタ70はPCSの送信信号を除去できないばかりか過入力電力によりSAWフィルタ70の破壊、更には低雑音増幅回路71の破壊にも繋がる。SAWフィルタの耐電力は0[dBm]前後で、PCS送信側の最大送信電力は34.5[dBm]であるからアイソレーションとしては1.5[dB]のマージンをとって36[dB]以上必要である。スイッチ回路33の動作は図1で詳しく説明したためここでは説明を省略する。
本発明の効果をPCS送信時を例にとって説明する。PCS送信時、制御端子56から制御回路34の端子66に信号が入力される。制御回路34はデコーダ回路となっており、端子66入力された信号の組み合わせにより制御信号線25〜32にスイッチ9,12をオン、10,11,13〜16をオフにするような電圧を加える。端子55に入力されたPCSの送信信号は、電力増幅回路64で所望の送信電力に増幅され、フィルタ65で高調波を除去されスイッチ33の端子1に入力される。入力されたPCS送信信号はスイッチ9、端子8、端子61を経てアンテナ80で放射される。
このとき、抵抗体40,42,43が無いと交差部35,36によりPCS送信信号の一部が制御回路34側、スイッチ12のゲート側に漏れてしまう。交差部の面積を3000[μm]、層間絶縁膜を厚み0.5[μm]、比誘電率3.8とすると交差部の容量は約0.2[pF]となる。これで求めた挿入損失を図5、送受信間のアイソレーションを図6に示す。このときの挿入損失は1.91[GHz]で0.9[dB]となる。
これに対して、本発明に従い抵抗体40,42,43を設けると、挿入損失は0.8[dB]となり、挿入損失劣化を改善することができる。送信側挿入損失の0.1[dB]の改善によって電力効率は約2.3[%]向上する。
PCS送信とDCS受信の周波数が重なっている帯域の送受信のアイソレーションは、抵抗体40,42,43が無いと33[dB]であったが、本発明の抵抗体40,42,43により38[dB]となり5[dB]改善した。送受信間アイソレーションの5[dB]の改善により、DCS受信側のSAWフィルタ70の破壊耐圧に対し大きなマージンを確保することができる。
本実施形態により、複数の通信規格に対応しつつ、挿入損失、アイソレーションの劣化を防ぐことができた。
本発明に係るアンテナスイッチ回路の実施形態を説明するための構成図。 交差部の構造を説明するための平面図。 交差部の構造を説明するための断面図。 交差部の電気的等価回路を示す回路図。 本発明の高周波モジュールの実施形態を説明するための構成図。 挿入損失に関する本発明の効果を説明するための曲線図。 送受信間アイソレーションに関する本発明の効果を説明するための曲線図。
符号の説明
1,2…送信端子、3〜6…受信端子、7…高周波接地端子、8…スイッチ回路のアンテナ端子、9〜16…FETスイッチ、17〜24…抵抗、25〜32…制御信号線、33…スイッチ回路、34…制御回路、35〜39…高周波配線と制御信号線の交差部、40〜52…制御信号線上の交差部に設けた抵抗体、53…送受信モジュール、54…GSM1/2用送信端子、55…PCS/DCS用送信端子、56…モジュールの制御端子、57…PCS用受信端子、58…DCS用受信端子、59…GSM1用受信端子、60…GSM2用受信端子、61…モジュールのアンテナ端子、62…GSM1/2用電力増幅回路、63…ローパスフィルタ、64…PCS/DCS用電力増幅回路、65…ローパスフィルタ、66…スイッチ回路の制御端子、67,70,73,76…SAWフィルタ、68,71,74,77…低雑音増幅回路、69,72,75,78…ミキサ、79…ローカル端子、80…アンテナ、81…高周波信号線、90…送信回路、91…受信回路。

Claims (8)

  1. 送信端子に入力される送信信号をアンテナ端子に伝送し、かつ上記アンテナ端子に入力される受信信号を受信端子に伝送するための第1の信号線と、
    上記送信端子と上記アンテナ端子との間の上記第1の信号線の途中に接続された第1のスイッチと、
    上記受信端子と上記アンテナ端子との間の上記第1の信号線の途中に接続された第2のスイッチと、
    上記第1のスイッチのオン、オフを制御する第1の制御信号を伝送するための第2の信号線と、
    上記第2のスイッチのオン、オフを制御する第2の制御信号を伝送するための第3の信号線とを具備し、
    上記第2、第3の信号線の少なくともいずれか一方は、上記第1の信号線と交差しており、
    上記第1の信号線が交差する交差部分を挟むようにして上記交差部分の両側に2個の抵抗体が配置され、
    上記第1の信号線と交差している上記第2、第3の信号線の少なくともいずれか一方は上記2個の抵抗体を介して配線されていることを特徴とするアンテナスイッチ回路。
  2. 請求項1において、上記第1、第2のスイッチは、電界効果型トランジスタから成ることを特徴とするアンテナスイッチ回路。
  3. 請求項1において、上記第1、第2の制御信号を生成する制御回路を更に具備していることを特徴とするアンテナスイッチ回路。
  4. 請求項1において、上記アンテナスイッチ回路が半絶縁性基板上に集積された1チップの半導体集積回路によって構成されていることを特徴とするアンテナスイッチ回路。
  5. 送信信号を出力する送信回路と、
    アンテナ端子からの受信信号を入力する受信回路と、
    送信時に上記送信回路からの出力信号を上記アンテナ端子に供給し、受信時に上記アンテナ端子からの上記受信信号を上記受信回路に供給するアンテナスイッチ回路とを具備してなり、
    上記アンテナスイッチ回路は、
    送信端子に入力される上記送信信号を上記アンテナ端子に伝送し、かつ上記アンテナ端子に入力される上記受信信号を受信端子に伝送するための第1の信号線と、
    上記送信端子と上記アンテナ端子との間の上記第1の信号線の途中に接続された第1のスイッチと、
    上記受信端子と上記アンテナ端子との間の上記第1の信号線の途中に接続された第2のスイッチと、
    上記第1のスイッチのオン、オフを制御する第1の制御信号を伝送するための第2の信号線と、
    上記第2のスイッチのオン、オフを制御する第2の制御信号を伝送するための第3の信号線とを具備し、
    上記第2、第3の信号線の少なくともいずれか一方は、上記第1の信号線と交差しており、
    上記第1の信号線が交差する交差部分を挟むようにして上記交差部分の両側に2個の抵抗体が配置され、
    上記第1の信号線と交差している上記第2、第3の信号線の少なくともいずれか一方は上記2個の抵抗体を介して配線されていることを特徴とする高周波モジュール。
  6. 請求項5において、上記第1、第2のスイッチは、電界効果型トランジスタから成ることを特徴とするアンテナスイッチ回路。
  7. 請求項5において、上記第1、第2の制御信号を生成する制御回路を更に具備していることを特徴とするアンテナスイッチ回路。
  8. 請求項5において、上記アンテナスイッチ回路が半絶縁性基板上に集積された1チップの半導体集積回路によって構成されていることを特徴とするアンテナスイッチ回路。
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