JP2006086806A - ドアホン・システムならびにドアホン転送装置およびその制御方法 - Google Patents

ドアホン・システムならびにドアホン転送装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【目的】 訪問者Vに留守だと分からないようにする。
【構成】 訪問者Vがユーザの自宅10に来ると,ドアホン子機11の呼出ボタンが押される。すると,呼出制御信号が生成され,ユーザの自宅10にある第1のドアホン親機12および第1のドアホン転送装置13を介して,あらかじめ設定されている転送先であるユーザの実家20に配置されている第2のドアホン転送装置23に送信される。呼出制御信号は,第2のドアホン転送装置23から第2のドアホン親機22に与えられることにより,第2のドアホン親機22から呼出音が発生する。ユーザの実家20にいる人間Pにより応対される。ユーザの自宅10が留守でも,ユーザの実家20にいる人間Pがあたかもユーザの自宅10にいるように振る舞える。
【選択図】 図1

Description

この発明は,ドアホン(インターフォン)・システムならびにドアホン転送装置およびその制御方法に関する。
ドアホン装置は,玄関のドアの脇にドアホン子機が設けられ,室内にドアホン親機が設けられることにより,ドアホン子機からの呼び出しにドアホン親機において応答するものである。訪問者と室内にいる人間とが通話できる。
ドアホン装置においては,ドアホン親機と通信する室内の子機を用いて応答してドアホン子機と室内子機とで通話することができるものがある(特許文献1)。
特開平6−113025号
ドアホン装置においては,室内のドアホン親機等で応答しなければ,訪問者に留守であることが分かってしまうという防犯上の問題が指摘されている。留守中に来客があった場合にドアホン子機のカメラで撮影した訪問者の像をあらかじめ登録されているメール・アドレスに送信するものもあるが(特許文献2),依然として訪問者には留守であることが分かってしまう。
特開2002−176504号公報
この発明は,訪問者に留守であることを分からないようにすることを目的とする。
第1の発明によるドアホン・システムは,第1のドアホン子機から送信された呼び出し信号が第1のドアホン親機において受信され,受信した呼び出し信号に応じて上記第1のドアホン親機において応答することにより上記第1のドアホン子機と上記第1のドアホン親機との間でそれぞれに与えられる音声を表す信号を送受信するドアホン装置とドアホン転送装置とを備えている。
上記ドアホン装置の上記第1のドアホン親機は,上記第1のドアホン子機から送信された呼び出し信号を上記ドアホン転送装置に送信する呼び出し信号送信手段を備えている。
また,上記ドアホン転送装置は,上記第1のドアホン親機の上記呼び出し信号送信手段から送信された呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段,上記呼び出し信号受信手段によって受信した呼び出し信号を,第2のドアホン親機に転送する呼び出し信号転送手段,上記呼び出し信号転送手段によって上記第2のドアホン親機に転送された呼び出し信号に応じて第2の親機において応答することにより上記第2のドアホン親機から送信される音声信号を受信する音声信号受信手段,および上記音声信号受信手段によって受信した音声信号を上記第1のドアホン親機に転送する第1の音声信号転送手段を備えている。
第1のドアホン子機はユーザの自宅の玄関に設けられ,第1のドアホン親機はユーザの自宅の室内に設けられる。また,第2のドアホン親機は,ユーザの自宅以外の場所(例えば,ユーザの実家の室内)に設けられる。
訪問者は,第1のドアホン子機の呼び出しボタンを押す。すると,呼び出し信号が発生し,第1のドアホン子機から第1のドアホン親機に呼び出し信号が送信される。第1のドアホン親機に送信された呼び出し信号は,第1のドアホン親機からドアホン転送装置に送信される。
第1のドアホン親機から送信された呼び出し信号がドアホン転送装置において受信されると,その受信された呼び出し信号が第2のドアホン親機に転送される。
第2のドアホン親機において呼び出し信号が受信されると,その呼び出し信号に応じて第2のドアホン親機において応答することにより第2のドアホン親機から音声信号が発生する。発生した音声信号が第2のドアホン親機からドアホン転送装置に送信される。
第2のドアホン親機から送信された音声信号がドアホン転送装置において受信されると,その音声信号がドアホン転送装置から第1のドアホン親機に送信される。音声信号は,第1のドアホン親機から第1のドアホン子機に送信される。応答者の声が第1のドアホン子機から出力されるので,訪問者は応答者の声を聞くことができる。
第1の発明によると,第1のドアホン子機および第1のドアホン親機が設けられているユーザの自宅等に居なくとも,第2のドアホン親機が設けられている場所にいれば,応答できる。ユーザの自宅が留守であることを訪問者に分からないようにできる。ユーザが第2のドアホン親機が設けられている場所にいれば,ユーザ自身が応答することができる。また,第2のドアホン親機が設けられている場所にいる人間に代わって応答してもらうこともできる。
上記第1のドアホン子機が,訪問者を撮像し,訪問者の像を表す映像信号を上記第1のドアホン親機に送信する第1の映像信号送信手段をさらに備えてもよい。この場合,上記第2のドアホン親機は,上記第1のドアホン子機の上記第1の映像信号送信手段から送信された映像信号を上記ドアホン転送装置に送信する第2の映像信号送信手段をさらに備え,上記ドアホン転送装置は,上記第1のドアホン親機の上記第2の映像信号送信手段から送信された映像信号を上記第2のドアホン親機に転送する映像信号転送手段をさらに備えることとなろう。
訪問者の映像を見ながら,第2のドアホン親機で応答することができるようになる。
第2の発明は,上記ドアホン・システムを構成するドアホン装置についてのものである。すなわち,第2の発明は,第1のドアホン親機から送信された呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段,上記呼び出し信号受信手段によって受信した呼び出し信号を,第2のドアホン親機に転送する呼び出し信号転送手段,上記呼び出し信号転送手段によって上記第2のドアホン親機に転送された呼び出し信号に応じて第2の親機において応答することにより上記第2のドアホン親機から送信される音声信号を受信する音声信号受信手段,および上記音声信号受信手段によって受信した音声信号を上記第1のドアホン親機に転送する音声信号転送手段を備えていることを特徴とする。
第2の発明は,上記ドアホン装置の制御方法も提供している。すなわち,この方法は,第1のドアホン親機から送信された呼び出し信号を受信し,受信した呼び出し信号を,第2のドアホン親機に転送し,上記第2のドアホン親機に転送された呼び出し信号に応じて第2の親機において応答することにより上記第2のドアホン親機から送信される音声信号を受信し,受信した音声信号を上記第1のドアホン親機に転送するものである。
図1は,この発明の実施例を示すもので,ドアホン・システムの概要を示している。
ユーザの自宅10には,ユーザの自宅10の玄関の外側に第1のドアホン子機11が設けられており,ユーザの自宅の室内に第1のドアホン親機12および第1のドアホン転送装置13が設けられている。第1のドアホン子機11と第1のドアホン親機12と(ドアホン装置)は通信可能に接続されており,第1のドアホン親機12と第1のドアホン転送装置13とも通信可能に接続されている。
この実施例においては,ユーザの実家20の自宅の玄関の外側には第2のドアホン子機21が設けられ,ユーザの実家20の室内に第2のドアホン親機22およびドアホン転送装置23が設けられている。第2のドアホン子機21と第2のドアホン親機22も通信可能に接続されており,第2のドアホン親機22と第2のドアホン転送装置23も通信可能に接続されている。
ユーザの自宅10に設けられている第1のドアホン転送装置13およびユーザの実家20に設けられている第2のドアホン転送装置23はいずれもインターネットに接続されており,互いに通信可能である。また,インターネットには,SIP(Session Initiation Protocol)サーバ1も接続されている。
SIPサーバ1には,第1のドアホン転送装置13および第2のドアホン転送装置23のそれぞれに固有の識別番号とそれぞれの現在のIP(Internet Protocol)アドレスが対応して記憶されている。第1のドアホン転送装置13から第2のドアホン転送装置23にデータを送信する場合には,第1のドアホン転送装置13によって第2のドアホン転送装置23のIPアドレスの問い合わせがSIPサーバ1に対して行われる。SIPサーバ1から第1のドアホン転送装置13に第2のドアホン転送装置23のIPアドレスが送信される。そのIPアドレスに接続することにより,第1のドアホン転送装置13と第2のドアホン転送装置23とが通信可能となる。
この実施例によるドアホン・システムにおいては,ユーザの自宅10に来た訪問者Vによって第1のドアホン子機11の呼出ボタンが押されると第1のドアホン親機12から呼出音が発生し,自宅10の室内にある第1のドアホン親機12を用いて自宅10にいるユーザが応答できる。とくに,この実施例によるドアホン・システムにおいては,ユーザの自宅10に設けられている第1のドアホン子機11の呼出ボタンが押されると,その呼出しがあらかじめ設定されているユーザの実家20にある第2のドアホン親機22に転送される。ユーザの自宅10が留守でもユーザの実家20にいる人間P(ユーザ自身でもそうでなくともよい)が応答できる。ユーザの自宅10が留守であることをユーザの自宅10の訪問者Vに知られずに応答できる。より詳しくは,以下の説明によって明らかとなろう。
図2は,第1のドアホン子機11の電気的構成を示すブロック図である。第2のドアホン子機21も第1のドアホン子機11とと同じ構成である。
第1のドアホン子機11には,与えられる多重信号を周波数ごとに区分して取り出す多重伝送回路31が含まれている。この多重伝送回路31により第1のドアホン子機11と第1のドアホン親機12とが接続されている。
上述したように,第1のドアホン子機11には呼出ボタン39が設けられている。訪問者によって呼出ボタン39が押されると,押されたことを示す信号が呼出制御信号生成回路40に与えられる。呼出制御信号生成回路40において呼出制御信号が生成され,FM変調回路38に与えられる。FM変調回路38において呼出制御信号がFM変調され,多重伝送回路31に与えられる。多重伝送回路31により,FM変調された呼出制御信号が第1のドアホン親機12に送信される。
また,第1のドアホン子機11には,テレビ・カメラ33およびマイクロフォン37が設けられている。テレビ・カメラ33によって訪問者が撮像され,訪問者の像を表す映像信号が得られる。得られた映像信号は,映像信号増幅回路34において増幅され,多重伝送回路31を介して第1のドアホン親機12に送信される。第1のドアホン親機12(第2のドアホン親機22)に訪問者の像が表示されるようになる。マイクロフォン37に与えられる訪問者の声(音声)は,音声信号に変換され,FM変調回路38に与えられる。音声信号は,FM変調回路38においてFM変調されて多重伝送回路31に与えられる。FM変調された音声信号が多重伝送回路31から第1のドアホン親機12に送信される。第1のドアホン親機12(第2のドアホン親機22)のスピーカから,後述のように,訪問者の声が出力される。
第1のドアホン親機12から送信されFM変調された音声信号は,多重伝送回路31において抽出されFM復調回路35に与えられる。音声信号は,FM復調回路35においてFM復調されてスピーカ36に与えられる。スピーカ36からは,第1のドアホン親機12または第2のドアホン親機22を用いて応答した人間の声が出力される。
また,第1のドアホン子機11には電源分離回路32も含まれている。直流成分が含まれている多重信号が多重伝送回路31によって電源分離回路32に与えられると,電源分離回路32において直流成分が分離される。分離された直流成分が第1のドアホン子機11の電源として各回路に供給される。
図3は,第1のドアホン親機12の電気的構成を示すブロック図である。第2のドアホン親機22も第1のドアホン親機12と同じ構成である。
第1のドアホン親機12には第1の多重伝送回路52が含まれている。
第1のドアホン親機12には,電源回路51が含まれている。電源回路51から出力される直流電源が第1の多重伝送回路52に与えられ,多重信号に変換される。変換された多重信号が第1のドアホン子機11に与えられることにより,上述のように第1のドアホン子機11の電源が抽出され,第1のドアホン子機11の各回路に供給される。
第1のドアホン子機11から送信された呼出制御信号は,第1の多重伝送回路52によって抽出され,音声信号復調回路55に与えられる。音声信号復調回路55において,FM復調されて呼出制御信号検出回路56に与えられる。呼出制御信号検出回路56において検出された呼出制御信号は,呼出信号生成回路57に与えられ,呼出信号が生成される。生成された呼出信号がスピーカ58に与えられることにより,上述したように,第1のドアホン子機11の呼出ボタン39の押下に応じた呼出音がスピーカ58から出力される。
また,第1のドアホン子機11から送信された音声信号も,第1の多重伝送回路52において抽出され,音声信号復調回路55に与えられる。音声信号復調回路55において,FM変調された音声信号がFM復調され,得られた音声信号が送受話器59に与えられる。送受話器59から訪問者Vの声が聞こえるようになる。
さらに,第1のドアホン子機11から送信された映像信号も第1の多重伝送回路52において抽出され,映像信号増幅回路53に与えられる。映像信号増幅回路53において増幅された映像信号が表示装置54に与えられることにより,表示装置54の表示画面に訪問者Vの像が表示される。
また,送受話器59に音声が与えられると,送受話器59から音声信号が出力され,音声信号変調回路60に与えられる。音声信号変調回路60において,音声信号が変調され,多重伝送回路52を介して第1のドアホン子機11に送信される。上述したように,第1のドアホン子機11において,第1のドアホン親機12を用いて応答した音声が出力される。
さらに,この実施例による第1のドアホン親機12においては第2の多重伝送回路61も設けられている。上述した映像信号増幅回路53から出力される映像信号,呼出制御信号検出回路56によって検出された呼出制御信号,音声信号復調回路55において復調された音声信号はいずれも第2の多重伝送回路61に与えられる。第2の多重伝送回路61によって,第2の多重伝送回路61に与えられた信号が第1のドアホン転送装置13に送信される。また,第1のドアホン転送装置13から送信された音声信号も第2の多重伝送回路61に与えられ,音声信号変調回路60に与えられる。第1のドアホン転送装置13(第2のドアホン親機22)から送信された音声信号を第1のドアホン子機11に送信できるようになる。
図4は,第1のドアホン転送装置13の電気的構成を示すブロック図である。第2のドアホン転送装置23も同じ構成である。
第1のドアホン転送装置13の全体の動作は,CPU78によって統括される。また,第1のドアホン転送装置13にはデータ等を一時的に記憶するメモリ77も含まれている。
第1のドアホン転送装置13には,第1のドアホン親機12と接続される多重伝送回路71が含まれている。第1のドアホン親機23から与えられる各種信号は,この多重伝送回路71において,それぞれの信号ごとに抽出される。抽出された信号が音声信号であれば,音声変換回路72に与えられ,ディジタル音声データに変換される。抽出された信号が映像信号であれば,映像変換回路73に与えられ,ディジタル画像データに変換される。抽出された信号が呼出制御信号であれば,呼出制御信号変換回路74に与えられ,ディジタル呼出制御データに変換される。
これらのディジタル音声データ,ディジタル画像データおよびディジタル呼出制御データは,通信インターフェイス79を介して転送先であるユーザの実家20に配置されている第2のドアホン転送装置23に送信される。
また,ユーザの実家20に配置されている第2のドアホン転送装置23から送信された各種のデータも通信インターフェイス79によって第1のドアホン転送装置13に入力する。入力したデータがディジタル音声データであれば,音声変換回路72に与えられ,アナログ音声信号に変換される。このようにして変換されたデータは多重伝送回路71を介して第1のドアホン親機12に与えられ,第1のドアホン親機12から第1のドアホン子機11に与えられることにより,第1のドアホン子機11のスピーカ36から応答した声が出力される。
また,第1のドアホン転送装置13にはIrDA(Infrared Data Association)受信回路76,ビデオ出力回路75およびテレビジョン装置76も含まれている。IrDA受信回路76は,リモート・コントロール装置(図示略)からの操作信号を受信するものである。ビデオ出力回路75によってテレビジョン装置76の表示画面上に操作メニュー等が表示され,ユーザは,その操作メニューを見ながらリモート・コントロール装置を用いて転送先の設定等を行う。もちろん,第1のドアホン転送装置13には,操作ボタン(図示略)も設けられており,その操作ボタンからの操作信号がCPU78に与えられることにより,転送先の設定等を行うことができるのはいうまでもない。
図5および図6は,ドアホン・システムの処理手順を示すフローチャートである。これらの処理手順は,ユーザの自宅10の訪問者Vに対してユーザの実家20にいる人間Pが応答する転送処理についてのものである。図5は転送元での処理手順を示し,図6は転送先での処理手順を示している。
図5を参照して,ユーザの自宅10に訪問者Vが来ると,その訪問者Vによって第1のドアホン子機11の呼出ボタン39が押される(ステップ81)。すると,第1のドアホン子機11によって呼出制御信号が生成され,生成された呼出制御信号が第1のドアホン親機12に送信される(ステップ82)。
第1のドアホン子機11から送信された呼出制御信号が第1のドアホン親機12において受信されると(ステップ91),その受信した呼出制御信号が第1のドアホン転送装置13に送信される(ステップ92)。
第1のドアホン親機12から送信された呼出制御信号が第1のドアホン転送装置13において受信されると(ステップ101),その受信した呼出制御信号がディジタル変換されて転送先であるユーザの実家20に配置されている第2のドアホン転送装置23に送信される(ステップ102)。
図6を参照して,第1のドアホン転送装置13から送信された呼出制御信号(データ)が第2のドアホン転送装置23において受信されると(ステップ111),その受信した呼出制御信号はユーザの実家20にある第2のドアホン親機22に送信される(ステップ112)。
第2のドアホン転送装置23から送信された呼出制御信号が第2のドアホン親機22において受信されると(ステップ121),第2のドアホン親機22において呼出制御信号から呼出信号が生成される。生成された呼出信号が第2のドアホン親機22のスピーカに与えられることにより,呼出音が出力される(ステップ122)。ユーザの実家20にいる人間Pにより,第2のドアホン親機22の送受話器を用いて通話が始まると(ステップ123),応答した人間Pの声が音声信号に変換され,第2のドアホン転送装置23に送信される(ステップ124)。
第2のドアホン親機22から送信された音声信号が第2のドアホン転送装置23において受信されると(ステップ113),その受信した音声信号がインターネットを介して,ユーザの自宅10に配置されている第1のドアホン転送装置13に送信される(ステップ114)。
再び図5を参照して,第2のドアホン転送装置23から送信された音声信号がユーザの自宅10に配置されている第1のドアホン転送装置13において受信されると(ステップ103),その受信された音声信号が第1のドアホン親機12に送信される(ステップ104)。
第1のドアホン転送装置13から送信された音声信号が第1のドアホン親機12において受信されると(ステップ93),受信した音声信号が第1のドアホン子機11に送信される(ステップ94)。
第1のドアホン親機12から送信された音声信号が第1のドアホン子機11において受信されると(ステップ83),その音声信号によって表されるユーザの実家20にいる応答者の人間Pの声が第1のドアホン子機11のスピーカ36から出力される(ステップ84)。訪問者Vは応答があったことが分かるので,第1のドアホン子機11のマイクロフォン37に向かって話すことにより通話が行われる(ステップ85)。訪問者Vの声を表す音声信号が第1のドアホン子機11から第1のドアホン親機12に送信される(ステップ86)。
第1のドアホン子機11から送信された音声信号が第2のドアホン親機12において受信されると(ステップ95),その受信された音声信号が第1のドアホン転送装置13に送信される(ステップ96)。
第1のドアホン親機12から送信された音声信号が第1のドアホン転送装置13において受信されると(ステップ105),その受信された音声信号が,転送先であるユーザの実家20にある第2のドアホン転送装置23に送信される(ステップ106)。
再び図6を参照して,ユーザの自宅10に配置されている第1のドアホン転送装置13から送信された音声信号が,ユーザの実家20に配置されている第2のドアホン転送装置23において受信されると(ステップ115),その受信された音声信号が第2のドアホン親機22に送信される(ステップ116)。
第2のドアホン転送装置23から送信された音声信号が第2のドアホン親機22において受信されると(ステップ125),その受信された音声信号によって表される音声が第2のドアホン親機22の送受話器から出力される(ステップ126)。
上述した音声信号の送受信と同様に訪問者Vを撮像することにより得られる映像信号を,ユーザの自宅10に設けられている第1のドアホン子機11からユーザの実家20に設けられている第2のドアホン親機に送信することにより,ユーザの実家20にいながら,ユーザの自宅10の訪問者Vを確認できる。
以上のようにして,ユーザの自宅10が留守であってもユーザの自宅10の訪問者Vとユーザの実家20にいる人間Pとの間で通話をすることができる。応対している人間Pは,あたかもユーザの自宅10にいるように振る舞えることができ,訪問者Vにユーザの自宅10が留守であることが分からないようにできる。
上述した実施例では,ユーザの自宅10とユーザの実家20との間で行われているが,その他の場所でもよいのはいうまでもない。あらかじめ設定されている転送先に,呼出制御信号等を転送することができ,応答できるようになる。
ドアホン・システムの概要である。 第1のドアホン子機の電気的構成を示すブロック図である。 第1のドアホン親機の電気的構成を示すブロック図である。 第1のドアホン転送装置の電気的構成を示すブロック図である。 ドアホン・システムの処理手順を示すフローチャートである。 ドアホン・システムの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 SIPサーバ
10 ユーザの自宅(転送元)
11,21 ドアホン子機
12,22 ドアホン親機
13,23 ドアホン転送装置
20 ユーザの実家(転送先)
31,52,61,71 多重伝送回路
39 呼出ボタン
55 音声信号復調回路
60 音声信号変調回路
70 テレビジョン装置
75 ビデオ出力回路
78 CPU
79 通信インターフェイス

Claims (4)

  1. 第1のドアホン子機から送信された呼び出し信号が第1のドアホン親機において受信され,受信した呼び出し信号に応じて上記第1のドアホン親機において応答することにより上記第1のドアホン子機と上記第1のドアホン親機との間でそれぞれに与えられる音声を表す信号を送受信するドアホン装置とドアホン転送装置とを備え,
    上記ドアホン装置の上記第1のドアホン親機が,
    上記第1のドアホン子機から送信された呼び出し信号を上記ドアホン転送装置に送信する呼び出し信号送信手段を備え,
    上記ドアホン転送装置が,
    上記第1のドアホン親機の上記呼び出し信号送信手段から送信された呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段,
    上記呼び出し信号受信手段によって受信した呼び出し信号を,第2のドアホン親機に転送する呼び出し信号転送手段,
    上記呼び出し信号転送手段によって上記第2のドアホン親機に転送された呼び出し信号に応じて第2の親機において応答することにより上記第2のドアホン親機から送信される音声信号を受信する音声信号受信手段,および
    上記音声信号受信手段によって受信した音声信号を上記第1のドアホン親機に転送する第1の音声信号転送手段を備え,
    上記ドアホン装置の上記第1のドアホン親機が,
    上記ドアホン転送装置の上記第1音声信号転送手段から転送された音声信号を上記第1のドアホン子機に転送する第2の音声信号転送手段,
    をさらに備えたドアホン・システム。
  2. 上記第1のドアホン子機が,
    訪問者を撮像し,訪問者の像を表す映像信号を上記第1のドアホン親機に送信する第1の映像信号送信手段をさらに備え,
    上記第2のドアホン親機が,
    上記第1のドアホン子機の上記第1の映像信号送信手段から送信された映像信号を上記ドアホン転送装置に送信する第2の映像信号送信手段をさらに備え,
    上記ドアホン転送装置が,
    上記第1のドアホン親機の上記第2の映像信号送信手段から送信された映像信号を上記第2のドアホン親機に転送する映像信号転送手段,
    をさらに備えた請求項1に記載のドアホン・システム。
  3. 第1のドアホン親機から送信された呼び出し信号を受信する呼び出し信号受信手段,
    上記呼び出し信号受信手段によって受信した呼び出し信号を,第2のドアホン親機に転送する呼び出し信号転送手段,
    上記呼び出し信号転送手段によって上記第2のドアホン親機に転送された呼び出し信号に応じて第2の親機において応答することにより上記第2のドアホン親機から送信される音声信号を受信する音声信号受信手段,および
    上記音声信号受信手段によって受信した音声信号を上記第1のドアホン親機に転送する音声信号転送手段,
    を備えたドアホン転送装置。
  4. 第1のドアホン親機から送信された呼び出し信号を受信し,
    受信した呼び出し信号を,第2のドアホン親機に転送し,
    上記第2のドアホン親機に転送された呼び出し信号に応じて第2の親機において応答することにより上記第2のドアホン親機から送信される音声信号を受信し,
    受信した音声信号を上記第1のドアホン親機に転送する,
    ドアホン転送装置の制御方法。
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