JP2006086557A - 選択装置、変換装置、選択方法、変換方法、コンピュータプログラム - Google Patents

選択装置、変換装置、選択方法、変換方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セッション開始要求からメディアの送受信開始までの時間を短縮すること。
【解決手段】この選択装置は、呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得る複数のコーデック方式候補を着呼端末に通知し、該着呼端末が通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおける選択装置であって、通信時に使用するコーデック方式を、発呼端末と着呼端末の通信に使用するコーデック方式として記憶する記憶手段を備え、記憶手段に、呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、呼設定要求に含まれるコーデック方式候補のうち、記憶されている該対応で示されるコーデック方式以外の候補を削除して送信し、一方、対応が記憶されていない場合には、受信した回答に含まれるコーデック方式を発呼端末と着呼端末との通信に使用するコーデック方式として、記憶手段に記憶する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばIPフォンなどのリアルタイム通信の接続を確立するためのサーバにおける選択装置、変換装置、選択方法、変換方法およびコンピュータプログラムに関する。
インターネットなどの分散型ネットワークを介してリアルタイム通信を行う場合、着呼端末の採用するメディア処理方式が発呼端末ではわからない場合がある。例えば、インターネット上のTCP/IPプロトコルにより音声通信を行う、いわゆるIPフォンなどにおいては、呼の設定や切断は、SIP(Session Initiation Protocol)などのプロトコルで規定されている。しかし、音声の符号化方法や圧縮方法などのメディア処理方式(コーデック方式)は、SIPなどに特に規定されていない。従って、発呼端末と着呼端末とで異なるメディア処理方式を採用している可能性がある。
そこで、発呼端末が自己の利用可能なメディア処理方式の候補リストをセッション制御を行うセッション制御サーバを介して着呼端末に通知し、着呼端末が通知内容の中から自己の利用するメディア処理方式を選択して当該サーバを介して発呼端末へ返すことにより、通信に利用するメディア処理方式を決定する手順が採用されている(例えば、SIPにおけるプロキシサーバ)。また、着呼端末において、通知を受けたメディア処理方式の候補の中から一つの方式ではなく複数の方式を選択してその選択結果をサーバを介して発呼端末に通知し、発呼端末が、受け取ったメディア処理方式の複数候補の中から利用するメディア処理方式を選択して着呼端末に返す手順も採用されている。
一方、複数の呼設定プロトコルが混在するネットワーク構成においては、セッション制御サーバは、発呼端末から通知される利用可能なメディア処理方式の候補リストを着呼端末のプロトコルの記述形式に変換して着呼端末に通知する。そして、メディア処理方式の候補リストの中から着呼端末が利用するメディア処理方式を選択してセッション制御サーバに返すと、セッション制御サーバは、選択内容を発呼端末のプロトコルの記述形式に変換して発呼端末に通知し、セッションにおいて利用するメディア処理方式が決定されるような手順が採用されている。このようなセッション制御サーバ(ゲートウェイ)は、例えば公開特許公報(特開2001−358778:特許文献1)に開示されている。
特開2001−358778
しかしながら、着呼端末の端末機器の処理能力が低い場合、受け取ったメディア処理方式の候補リストの解析に時間がかかり、発呼端末のセッション開始要求から呼の確立まで(メディアの送受信開始まで)の時間が長くなるという問題がある。特に、遅延の大きなネットワークでは、端末間でメディア処理方式の決定手順を繰り返すことによりセッション開始要求からメディアの送受信開始までの時間遅延が無視できないほど大きくなる。
また、複数のプロトコルが混在するネットワーク構成におけるセッション制御サーバにおいては、当該サーバを処理能力の低い機器により実現しようとすると、メディア処理方式の解析処理に時間がかかり、セッション開始要求からメディアの送受信開始までの時間が大きくなるという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、メディア処理方式の決定手順を簡略化することで、セッション開始要求からメディアの送受信開始までの時間を短縮することのできるサーバ装置、接続方法、コンピュータプログラムを提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、第1の本発明に係る選択装置は、呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得る複数のコーデック方式候補を着呼端末に通知し、該着呼端末が通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおける選択装置であって、通信時に使用するコーデック方式を、発呼端末と着呼端末の通信に使用するコーデック方式として記憶する記憶手段と、発呼端末から着呼端末への呼設定要求を受信する受信手段と、呼設定要求を着呼端末に送信する送信手段と、着呼端末から呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信して、該回答を発呼端末に送信する転送手段とを備え、記憶手段に、呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、送信手段は呼設定要求に含まれるコーデック方式候補のうち、記憶されている該対応で示されるコーデック方式以外の候補を削除して送信し、一方、対応が記憶されていない場合には、転送手段が受信した回答に含まれるコーデック方式を発呼端末と着呼端末との通信に使用するコーデック方式として、記憶手段に記憶することを特徴としている。
第2の本発明に係る変換装置は、呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得るコーデック方式候補を呼設定要求として、発呼端末と異なるメディア処理方式の着呼端末に対して通知し、該着呼端末が通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおいて、該メディア処理方式に応じて呼設定要求を変換する変換装置であって、通信時に使用するコーデック方式とそのメディア処理方式とを、発呼端末と着呼端末の通信に使用するコーデック方式と共に記憶する記憶手段と、発呼端末から着呼端末への呼設定要求を受信する受信手段と、呼設定要求を着呼端末に送信する送信手段と、着呼端末から呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信して、該回答を発呼端末に送信する転送手段とを備え、記憶手段に、呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、送信手段は呼設定要求を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、転送手段は受信した回答を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、一方、対応が記憶されていない場合には、転送手段が受信した回答に含まれるコーデック方式を発呼端末と着呼端末との通信に使用するコーデック方式とすると共に、さらに発呼端末と着呼端末との呼設定の際に得られたメディア変換方式と共に記憶手段に記憶することを特徴としている。
第3の本発明に係る選択方法は、呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得る複数のコーデック方式候補を着呼端末に通知し、該着呼端末が通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおけるコーデック方式の選択方法であって、通信時に使用するコーデック方式を、発呼端末と着呼端末の通信に使用するコーデック方式として記憶手段に記憶するステップと、発呼端末から着呼端末への呼設定要求を受信するステップと、呼設定要求を着呼端末に送信するステップと、着呼端末から呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信し、該回答を発呼端末に転送するステップとを有し、送信するステップは、記憶手段に、呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、呼設定要求に含まれるコーデック方式候補のうち、記憶されている該対応で示されるコーデック方式以外の候補を削除して送信し、記憶するステップは、対応が記憶されていない場合には、転送するステップにおいて受信した回答に含まれるコーデック方式を発呼端末と着呼端末との通信に使用するコーデック方式として記憶することを特徴としている。
第4の発明に係る変換方法は、呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得るコーデック方式候補を呼設定要求として、発呼端末と異なるメディア処理方式の着呼端末に対して通知し、該着呼端末が通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおいて、該メディア処理方式に応じて呼設定要求を変換する変換方法であって、通信時に使用するコーデック方式とそのメディア処理方式とを、発呼端末と着呼端末の通信に使用するコーデック方式と共に記憶手段に記憶するステップと、発呼端末から着呼端末への呼設定要求を受信するステップと、呼設定要求を着呼端末に送信するステップと、着呼端末から呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信し、該回答を発呼端末に転送するステップとを有し、記憶手段に、呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、送信するステップは、呼設定要求を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、転送するステップは、受信した回答を該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して転送し、一方、対応が記憶されていない場合には、記憶するステップは、転送するステップにおいて受信した回答に含まれるコーデック方式を発呼端末と着呼端末との通信に使用するコーデック方式とすると共に、さらに発呼端末と着呼端末との呼設定の際に得られたメディア変換方式と共に記憶手段に記憶することを特徴としている。
第5の発明に係るコンピュータプログラムは、呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得る複数のコーデック方式候補を着呼端末に通知し、該着呼端末が通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおける選択装置であって、通信時に使用するコーデック方式を、発呼端末と着呼端末の通信に使用するコーデック方式として記憶する記憶手段と、発呼端末から着呼端末への呼設定要求を受信する受信手段と、呼設定要求を着呼端末に送信する送信手段と、着呼端末から呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信して、該回答を発呼端末に送信する転送手段とを備え、記憶手段に、呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、送信手段は呼設定要求に含まれるコーデック方式候補のうち、記憶されている該対応で示されるコーデック方式以外の候補を削除して送信し、一方、対応が記憶されていない場合には、転送手段が受信した回答に含まれるコーデック方式を発呼端末と着呼端末との通信に使用するコーデック方式として、記憶手段に記憶することを特徴とする選択装置としてコンピュータを機能させることを特徴としている。
第6の発明に係るコンピュータプログラムは、呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得るコーデック方式候補を呼設定要求として、発呼端末と異なるメディア処理方式の着呼端末に対して通知し、該着呼端末が通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおいて、該メディア処理方式に応じて呼設定要求を変換する変換装置であって、通信時に使用するコーデック方式とそのメディア処理方式とを、発呼端末と着呼端末の通信に使用するコーデック方式と共に記憶する記憶手段と、発呼端末から着呼端末への呼設定要求を受信する受信手段と、呼設定要求を着呼端末に送信する送信手段と、着呼端末から呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信して、該回答を発呼端末に送信する転送手段とを備え、記憶手段に、呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、送信手段は呼設定要求を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、転送手段は受信した回答を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、一方、対応が記憶されていない場合には、転送手段が受信した回答に含まれるコーデック方式を発呼端末と着呼端末との通信に使用するコーデック方式とすると共に、さらに発呼端末と着呼端末との呼設定の際に得られたメディア変換方式と共に記憶手段に記憶することを特徴とする変換装置としてコンピュータを機能させることを特徴としている。
本発明によれば、メディア処理方式の決定手順を簡略化するとともにセッション開始要求からメディアの送受信開始までの時間を短縮することができる。
本発明は、分散型ネットワークにおけるリアルタイム通信において、発呼制御を担うサーバ(プロキシサーバ)や異なる発呼制御プロトコルのネットワーク間を結ぶゲートウェイがメディア制御方式を管理することで、メディア処理方式の決定手順を簡略化している。
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明を適用するネットワークの全体構成を示す図である。
図1に示すように、このネットワークNは、リアルタイム通信の呼設定を行うサーバ1と、それぞれ異なる呼設定手順のプロトコルによる仮想的な第1のネットワーク5および第2のネットワーク7を結ぶゲートウェイ2と、ユーザがリアルタイム通信を行う端末3(3aないし3c)と、端末3aと接続された電話機4とを有している。また、サーバ1には、リアルタイム通信を行う端末3のネットワーク上の所在を示す情報、例えばアドレスなどを管理するロケーションサーバ6が接続されている。
サーバ1は、第1のネットワーク5においてリアルタイム通信の呼設定を担うセッション制御サーバであり、例えばLinux(登録商標)などのネットワーク対応型OSにより構築されたプロキシサーバである。サーバ1は、例えば端末3aからの発呼要求を受けて着呼側の端末3bや端末3cへの経路や呼を設定する機能を有する。また、発呼側の端末3aから通知されるメディア処理方式の候補リストに応じて着呼側の端末3bが選択したメディア処理方式を、発呼側の端末3aおよび着呼側の端末3bと関連付けて記憶し、後の呼設定手順において発呼・着呼端末に適したメディア処理方式を選択する選択装置としての機能をも有している。ここで、メディア処理方式とは音声や画像などのデータを処理する処理方式(コーデック方式)であり、例えば符号化処理方式や圧縮処理方式などが該当する。電話などに用いられるメディア処理方式としては、音声コーデックのITU−T標準であるG.711方式、G.726方式、G.729方式などが知られている。
ゲートウェイ2は、第1のネットワーク5と第2のネットワーク7との間のプロトコル変換を行うセッション制御サーバであり、例えばLinux(登録商標)などのネットワーク対応型OSにより構築されたネットワークサーバである。第1のネットワーク5における呼設定手順と第2のネットワーク7における呼設定手順とが異なるプロトコルに準拠して行われる場合、ゲートウェイ2は、発呼手順のプロトコル変換を行って呼の設定を行う変換装置としての機能を有する。この機能により、第1のネットワーク5に属する端末3aまたは端末3bと第2のネットワーク7に属する端末装置3cとの間で呼の設定が可能になる。呼設定手順を含むプロトコルとしては、SIP方式やH.323方式などがある。SIP方式は、インターネット標準化組織であるIETF(Internet Engineering Task Force)が提案したOSI参照モデルのアプリケーション層の制御プロトコルである。また、H.323方式は、ITU−T勧告のリアルタイム通信におけるデータ通信を規定したプロトコル群である。なお、サーバ1と同様に、ゲートウェイ2は、発呼端末3aから通知されるメディア処理方式の候補リストに基づいて着呼側の端末3cが選択したメディア処理方式を、発呼側の端末3aおよび着呼側の端末3cと関連付けて記憶し、後の呼設定手順においてメディア処理方式の設定手順を補助する機能をも有している。
端末3(3aないし3c)は、IPネットワークに接続する端末装置であり、例えばパーソナルコンピュータなどである。端末3は、リアルタイム通信を行う通信端末としての機能を有しており、図1に示す端末3aのように電話機4を外部に接続してもよいし、図1に示す端末3bおよび端末3cのように電話機の筐体に端末装置機能を備える形態をとってもよい。端末3は、音声や画像などのデータをリアルタイムで符号化処理や圧縮化処理を施し、第1のネットワーク5や第2のネットワーク7を介してデータの送受信を行う機能を有する。
第1のネットワーク5および第2のネットワーク7は、例えばインターネットやTCP/IPネットワークなどの分散型ネットワークである。図1に示す第1のネットワーク5および第2のネットワーク7は、プロトコルの相違により論理的に異なるネットワークを構成している。従って、両者は物理的には直接接続されていてもよい。
ロケーションサーバ6は、第1のネットワーク5および第2のネットワーク7における端末3の所在情報を格納したサーバ装置である。ロケーションサーバ6は、サーバ1からの要求に応じて端末3のネットワーク上の所在情報を通知する機能を有する。
このように、この実施形態に係るネットワークNでは、サーバ1およびゲートウェイ2が、発呼端末3aから発信されるメディア処理方式の候補リストに応じて着呼側の端末3b・3cが返信したメディア処理方式を、発呼端末3aおよび着呼端末3b・3cと関連付けて記憶し、後の呼設定手順においてメディア処理方式の設定手順を補助するので、メディア処理方式設定手順における着呼端末やゲートウェイ自身の負担を軽くすることができる。
続いて、図2を参照してこの実施形態に係るサーバの機能構成について詳細に説明する。図2は、サーバ1の機能構成を示す図である。以下の説明においては、発呼する端末を図1に示す端末3a、同じく着呼する端末を端末3bとして説明する。
図2に示すように、この実施形態に係るサーバ1は、第1の受信部101、第1の符号化方式選択部102、第1の送信部103、第2の受信部104、第2の符号化方式選択部105、第2の送信部106、端末種別記憶部107、および符号化方式記憶部108を有している。第1の受信部101と第2の受信部104、第1の符号化方式選択部102と第2の符号化方式選択部105、および第1の送信部103と第2の送信部106は、それぞれ発呼側から着呼側、着呼側から発呼側へのデータ伝送に対応し、それぞれ同様の内部構成を有している。
第1の受信部101および第2の受信部104は、第1のネットワーク5と接続された受信手段である。第1の受信部101および第2の受信部104は、それぞれ発呼側の端末3aおよび着呼側の端末3bからの信号を受信する機能を有する。
第1の符号化方式選択部102および第2の符号化方式選択部105は、メディア処理方式を選択する選択手段である。第1の符号化方式選択部102および第2の符号化方式選択部105は、端末種別記憶部107および符号化方式記憶部108を参照して、発呼側の端末3aから送られるメディア処理方式の候補リストから、着呼端末3bに対応するメディア処理方式を選択して当該候補リストを修正する機能を有する。なお、発呼端末と着呼端末との組み合わせが新規である場合は、第1の符号化方式選択部102および第2の符号化方式選択部105は、着呼端末が選択したメディア処理方式を発呼端末の種類および着呼端末の種類と対応させて端末種別記憶部107および符号化方式記憶部108にそれぞれ記憶する機能をも有している。
第1の送信部103および第2の送信部106は、第1のネットワーク5と接続された送信手段である。第1の送信部103および第2の送信部106は、第1の符号化方式選択部102および第2の符号化方式選択部105で選択されたメディア処理方式を着呼端末へ送信し、または発呼端末へ返信する機能を有する。
端末種別記憶部107は、発呼端末と着呼端末とを対応付けてそれらの種別を記憶するメモリ手段であり、符号化方式記憶部108は、端末種別記憶部107に記憶された発呼端末および着呼端末のそれぞれの種別と、着呼端末が選択したメディア処理方式とを対応付けて記憶するメモリ手段である。なお、「端末の種別」または「端末の種類」とは、同じメディア処理方式を選択可能な端末の分類をいうものとする。すなわち、異なるメーカーの端末であっても同種のメディア処理方式を取り得るものであれば「同一種類」であり、同一メーカーの製造による端末であっても異なるメディア処理方式を採用するものであれば「異なる種類」である。発呼端末3aの発したメディア処理方式の候補リストから自身が採用する方式を着呼端末3bが選択すると、端末種別記憶部107は、発呼端末3aと着呼端末3bのそれぞれの種別を対応付けて記憶し、符号化方式記憶部108は、端末種別記憶部107が記憶した端末種別と対応させて選択されたメディア処理方式を記憶する機能を有する。
続いて、図2ないし図4を参照して、この実施形態に係るサーバ1の動作を説明する。図3は、この実施形態における発呼端末3a、サーバ1、および着呼端末3bの動作を並列的に示すフローチャートである。また、図4は、発呼端末3aが発信するメディア処理方式の候補リストの例を示す図である。
端末3aが発呼する場合、端末3aは、端末3bへの接続要求(INVITEリクエスト)をサーバ1に送信する(ステップS101。以下「S101」のように称する。)。このとき、端末3aは、自身が対応することのできるメディア処理方式の候補リストを接続要求信号に付加して送信する。ここでは、図4(a)に示すように、G.711方式、G.726方式およびG.729方式の三つの音声コーデック方式を端末3aの発信するメディア処理方式の候補であるものとして説明する。
第1の受信部101は、端末3aからの接続要求信号およびメディア処理方式の候補リストを受信して第1の符号化方式選択部102に渡す。第1の符号化方式選択部102は、端末種別記憶部107を参照して、端末3aの種類と端末3bの種類との過去の接続の有無を確認する。両端末が過去に接続していない場合、第1の符号化方式選択部102は、端末3aから受け取った接続要求信号およびメディア処理方式の候補リストをそのまま第1の送信部103へ渡す。第1の送信部103は、ロケーションサーバ6により端末3bの所在を確認し、受け取った接続要求信号およびメディア処理方式の候補リストを着呼端末である端末3bへ送信する(S102)。
接続要求信号を受け取った端末3bは、図4(a)に示すメディア処理方式の候補リストの中から自身が採用するメディア処理方式を選択する(S103)。ここでは、端末3bは、音声コーデック方式として、G.726方式を選択したものとする。
メディア処理方式を選択すると、端末3bは、サーバ1に対し接続OKの回答をするとともに選択したメディア処理方式としてG.726方式を回答する(S104)。
第2の受信部104は、端末3bからの回答を受信して、第2の符号化方式選択部105へ渡す。第2の符号化方式選択部105は、発呼端末3aおよび着呼端末3bのそれぞれの種別と、選択されたG.726方式とを対応付けて、それぞれ端末種別記憶部107および符号化方式記憶部108へ記憶する(S105)。
端末3bが選択したメディア処理方式を記憶すると、第2の符号化方式選択部105は、端末3bが返した接続OKの回答と選択したメディア処理方式を第2の送信部106へ渡す。第2の送信部106は、受け取った接続OKの回答と選択したメディア処理方式を端末3aへ送信する(S106)。
接続OKの回答と選択されたメディア処理方式を受け取ると、端末3aは、選択されたメディア処理方式であるG.726方式を音声コーデック方式として設定し、端末3bと通信を開始する(S107)。通信が終了すると、接続は解除される(S108)。
その後、端末3aと同一種類の端末(以後端末3aと称する)が端末3bと同一種類の端末(以後端末3bと称する)に対して接続要求を発する場合、端末3aは、ステップS101と同様に、図4(a)に示すメディア処理方式の候補リストを接続要求信号に付加して送信する(S109)。
第1の受信部101は、端末3aからの接続要求と候補リストを受信して第1の符号化方式選択部102へ渡す。第1の符号化方式選択部102は、端末種別記憶部107を参照して、端末3aの種類と端末3bの種類との過去の接続の有無を確認する。端末種別記憶部107には端末3aと端末3bとの接続記録が記憶されているから、第1の符号化方式選択部102は、端末3aと端末3bとの通信で用いられたメディア処理方式(着呼端末3bが選択したメディア処理方式)を符号化方式記憶部108から読み出す(S110)。ここでは、ステップS105で記憶されたG.726方式が読み出される。
符号化方式記憶部108からメディア処理方式が読み出されると、第1の符号化方式選択部102は、図4(b)に示すように、端末3aが送信したメディア処理方式の候補リストから、符号化方式記憶部108より読み出されたメディア処理方式以外の方式を削除する(削除処理)。図4(b)は、端末3aの候補リストから、符号化方式記憶部108より読み出されたG.726方式以外の方式が削除された様子を示している。削除処理が行われると、第1の符号化方式選択部102は、端末3aから受け取った接続要求信号と、削除処理が施されたメディア処理方式の候補リストとを第1の送信部103へ渡す。第1の送信部103は、ロケーションサーバ6により端末3bの所在を確認し、受け取った接続要求信号および削除処理されたメディア処理方式の候補リストを着呼端末である端末3bへ送信する(S111)。
接続要求信号を受け取った端末3bは、メディア処理方式の候補リストの中から自身が採用するメディア処理方式を選択する(S112)。ここで、メディア処理方式の候補リストには、以前端末3bが選択し符号化方式記憶部108に記憶されたG.726方式しか含まれていない。そのため、端末3bは、音声コーデック方式としてG.726方式をそのまま選択する。
メディア処理方式が選択されると、端末3bは、サーバ1に対し接続OKの回答をするとともに選択したメディア処理方式としてG.726方式を回答する(S113)。
第2の受信部104は、端末3bからの回答を受信して、第2の符号化方式選択部105へ渡す。第2の符号化方式選択部105は、発呼端末3aおよび着呼端末3bのそれぞれの種別と、選択されたG.726方式とを対応付けて、それぞれ端末種別記憶部107および符号化方式記憶部108へ記憶する。ここでは、端末3bが選択したメディア処理方式は符号化方式記憶部108に既に記憶されている方式と同じであるから、第2の符号化方式選択部105は、単に内容を確認する(S114)。なお、端末3bが異なるメディア処理方式を回答した場合は、最新のメディア処理方式として新たに回答されたメディア処理方式が記憶される。
第2の符号化方式選択部105は、端末3bが返した接続OKの回答と選択したメディア処理方式とを第2の送信部106へ渡す。第2の送信部106は、受け取った接続OKの回答と選択したメディア処理方式とを端末3aへ送信する(S115)。
接続OKの回答と選択されたメディア処理方式を受け取ると、端末3aは、選択されたメディア処理方式であるG.726方式を音声コーデック方式として設定し、端末3bと通信を開始する(S116)。通信が終了すると、接続は解除される(S117)。
以上の説明においては、端末3bはメディア処理方式の候補リストからメディア処理方式を一つだけ選択しているが、これには限定されない。すなわち、着呼端末3bが候補リストの中から複数のメディア処理方式を選択してもよい。この場合、発呼端末3aは、端末3bが選択した複数のメディア処理方式の中から一つのメディア処理方式を選択し、第1の符号化方式選択部102が当該一つに絞られたメディア処理方式を符号化方式記憶部108に記憶する。
また、発呼端末3aと着呼端末3bとの間でメディア処理方式が一つに決定されるまで、発呼端末3aおよび着呼端末3bが候補リストからメディア処理方式の選択・回答を繰り返してもよい。この場合、第1の符号化方式選択部102または第2の符号化方式選択部105のいずれかは、最終的に一つに絞り込まれたメディア処理方式を符号化方式記憶部108に記憶すればよい。
このように、この実施形態に係るサーバ1は、発呼側の端末種別および着呼側の端末種別、着呼端末が選択したメディア処理方式をそれぞれ対応させて記憶し、後の同種端末どうしの接続要求においてメディア処理方式の候補リストから過去に選択されたメディア処理方式以外の方式を削除する。そして、一旦サーバ1に端末種別や選択されたメディア処理方式の情報が記憶されると、着呼端末は、過去に選択したメディア処理方式のみを候補とした提示を受けることとなる。従って、着呼端末のメディア処理方式選択の処理量を減らすことができるので、着呼端末の処理能力が比較的低い場合でも接続要求から接続確立までの時間遅延を最小にすることができる。特に、端末には特別の構成を必要としないから、既存の端末により構成されるネットワークにおいても容易に適用することができる。
また、発呼端末と着呼端末との間でメディア処理方式の決定に複数のやり取りが必要であっても、最終的に絞り込まれたしたメディア処理方式が符号化方式記憶部108に記憶されると、当該記憶されたメディア処理方式はどちらの端末にも受け入れられる方式であるから、その後の呼設定においては複数のやり取りが不要となる。従って、接続要求から接続確立までの時間遅延を最小限にすることができる。
さらに、この実施形態に係るサーバ1は、発呼端末と着呼端末との組合せに対応してデータ圧縮方式などのメディア処理方式を記憶するので、当該組合せの発呼が行われた場合に記憶されたメディア処理方式を発呼端末および着呼端末に強制することができる。すなわち、メディア処理方式を選択することでデータの圧縮率を制御し、発呼端末・着呼端末間の通信回線の帯域幅を制御することができる。
続いて、図5を参照して本発明に係る第2の実施形態のゲートウェイについて詳細に説明する。図5は、ゲートウェイ2の機能構成を示す図である。以下の説明において、発呼する端末を図1に示す端末3a、着呼する端末を同じく端末3cとして説明する。この実施形態に係るゲートウェイ2は、発呼方式としてSIP方式を採用する第1のネットワーク5と、同じくH.323方式を採用する第2のネットワーク7とを相互に呼設定を可能にする機能を有している。
図5に示すように、この実施形態に係るゲートウェイ2は、発呼端末3aから着呼端末3cへの通信を担うSIP受信部201、SIP符号化方式選択部202、SIP→H.323変換部203、およびH.323送信部204を有している。同様に、このゲートウェイ2は、着呼端末3cから発呼端末3aへの通信を担うH.323受信部205、H.323符号化方式選択部206、H.323→SIP変換部207、およびSIP送信部208を有している。さらに、このゲートウェイ2は、SIP符号化方式記憶部212、SIP→H.323変換記憶部211、H.323符号化方式記憶部210、H.323→SIP変換記憶部209および端末種別記憶部213を有している。
SIP受信部201は、SIP方式により発呼処理を行う端末3aからの信号を受信する受信手段であり、H.323受信部205は、H.323方式により発呼処理を行う端末3cからの信号を受信する受信手段である。SIP受信部201およびH.323受信部205は、それぞれ論理的に異なるネットワークを構成する第1のネットワーク5および第2のネットワーク7と接続されているが、物理的に同一のネットワーク上に存在してもよい。
SIP符号化方式選択部202は、SIP方式の端末3aが発呼端末である場合に、端末3aが発するメディア処理方式の候補リストからH.323方式の着呼端末3cに適したメディア処理方式を選択する選択手段である。また、H.323符号化方式選択部206は、H.323方式の端末3cが発呼端末である場合に、端末3cが発するメディア処理方式の候補リストからSIP方式の着呼端末3aに適したメディア処理方式を選択する選択手段である。SIP符号化方式選択部202およびH.323符号化方式選択部206は、SIP符号化方式記憶部212およびH.323符号化方式記憶部210を参照して、発呼端末から送られるメディア処理方式の候補リストから着呼端末に対応するメディア処理方式を選択して当該候補リストを修正する機能を有する。
SIP→H.323変換部203は、SIP方式で記述された接続要求やメディア処理方式をH.323方式へ変換するプロトコル変換手段である。また、H.323→SIP変換部207は、H.323方式で記述された接続要求やメディア処理方式をSIP方式へ変換するプロトコル変換手段である。SIP→H.323変換部203およびH.323→SIP変換部207は、変換したメディア処理方式の記述をそれぞれSIP→H.323変換記憶部211およびH.323→SIP変換記憶部209に記憶する機能をも有している。
H.323送信部204は、H.323方式により発呼処理を行う端末3cへ信号を送信する送信手段であり、SIP送信部208は、SIP方式により発呼処理を行う端末3aへ信号を送信する送信手段である。H.323送信部204およびSIP送信部208は、それぞれ論理的に異なるネットワークを構成する第2のネットワーク7および第1のネットワーク5と接続されているが、物理的に同一のネットワーク上に存在してもよい。
端末種別記憶部213は、発呼端末と着呼端末とを対応付けてそれらの種別を記憶するメモリ手段であり、第1の実施形態における端末種別記憶部107と対応する。また、SIP符号化方式記憶部212およびH.323符号化方式記憶部210は、端末種別記憶部213に記憶された発呼端末および着呼端末のそれぞれの種別と、着呼端末が選択したメディア処理方式とを対応付けて記憶するメモリ手段であり、第1の実施形態における符号化方式記憶部108と対応する。さらに、SIP→H.323変換記憶部211およびH.323→SIP変換記憶部209は、SIP→H.323変換部203およびH.323→SIP変換部207により変換されたメディア処理方式の記述をそれぞれ記憶するメモリ手段である。
続いて、図5および図6を参照して、この実施形態に係るゲートウェイ2の動作を説明する。図6は、この実施形態における発呼端末3a、ゲートウェイ2、および着呼端末3cの動作を並列的に示すフローチャートである。
端末3aが発呼する場合、端末3aは、端末3cへの接続要求(INVITEリクエスト)をゲートウェイ2に送信する(S201)。このとき、端末3aは、自身が対応することのできるメディア処理方式の候補リストを接続要求信号に付加して送信する。ここでは、第1の実施形態と同様に、G.711方式、G.726方式およびG.729方式の三つの音声コーデック方式を端末3aの発信するメディア処理方式の候補であるものとして説明する。
SIP受信部201は、端末3aからの接続要求信号とメディア変換方式の候補リストを受信してSIP符号化方式選択部202に渡す。SIP符号化方式選択部202は、端末種別記憶部213を参照して、端末3aの種類と端末3cの種類との過去の接続の有無を確認する。両端末が過去に接続していない場合、SIP符号化方式選択部202は、端末3aから受け取った接続要求信号およびメディア処理方式の候補リストをそのままSIP→H.323変換部203へ渡す。SIP→H.323変換部203は、受け取った接続要求信号および候補リストをH.323方式のH.225手順へ変換してH.323送信部204へ渡す。H.323送信部204は、ロケーションサーバ6により端末3cの所在を確認し、受け取った接続要求信号および候補リストを着呼端末である端末3cへ送信する(S202)。
接続要求信号と候補リストを受け取った端末3cは、メディア処理方式の候補リストの中から自身が採用するメディア処理方式を選択する(S203)。ここでは、端末3cは、音声コーデック方式として、G.711方式を選択したものとする。端末3cは、ファーストコネクト手順によりメディア処理方式を選択する。
メディア処理方式を選択すると、端末3cは、ゲートウェイ2に対し接続OKの回答をするとともに選択したメディア処理方式としてG.711方式を回答する(S204)。
H.323受信部205は、端末3cからの回答を受信して、H.323符号化方式選択部206へ渡す。H.323符号化方式選択部206は、発呼端末3aおよび着呼端末3cのそれぞれの種別を対応付けて、端末種別記憶部213へ記憶する。端末3aと端末3cの種別が記憶されると、H.323符号化方式選択部206は、端末3cが返した接続OKの回答と選択したメディア処理方式をH.323→SIP変換部207へ渡す。H.323→SIP変換部207は、受け取ったデータをSIP方式の記述であるSDPの書式へ変換する(S205)。
データが変換されると、H.323→SIP変換部207は、発呼端末および着呼端末の種別と、メディア処理方式の発呼端末の手順および着呼端末の手順それぞれによる記述とを対応付けて、H.323→SIP変換記憶部209へ記憶する。そして、変換された接続OKの回答と選択したメディア処理方式をIP送信部208へ渡す。SIP送信部208は、変換された接続OKの回答と選択したメディア処理方式を端末3aへ送信する(S206)。H.323→SIP変換記憶部209に変換されたメディア処理方式の記述が記憶されると、その内容がSIP符号化方式記憶部212に渡される。
変換された接続OKの回答と選択されたメディア処理方式を受け取ると、端末3aは、選択されたメディア処理方式であるG.711方式を音声コーデック方式として設定し、端末3cと通信を開始する(S207)。このとき、ゲートウェイ2は、呼設定手順の信号を必要に応じてプロトコル変換する(S208)。通信が終了すると、接続は解除される(S209)。
その後、端末3aと同種類の端末(以下端末3aと称する)が端末3cと同種類の端末(以下端末3cと称する)に対して接続要求を発する場合、端末3aは、ステップS201と同様に、メディア処理方式の候補リストを接続要求信号に付加して送信する(S210)。
SIP受信部201は、端末3aからの接続要求信号とメディア処理方式の候補リストを受信してSIP符号化方式選択部202へ渡す。SIP符号化方式選択部202は、端末種別記憶部213を参照して、端末3aの種類と端末3cの種類との過去の接続の有無を確認する。端末種別記憶部213には端末3aと端末3cとの接続記録が記憶されているから、SIP符号化方式選択部202は、端末3aと端末3cとの通信で用いられたメディア処理方式(着呼端末3cが選択したメディア処理方式)をSIP符号化方式記憶部212から読み出す(S211)。ここでは、ステップS206においてH.323→SIP変換記憶部209から渡されたG.711方式が読み出される。
SIP符号化方式記憶部212からメディア処理方式が読み出されると、SIP符号化方式選択部202は、端末3aが送信したメディア処理方式の候補リストからSIP符号化方式記憶部212から読み出されたメディア処理方式以外の方式を削除する(削除処理)。削除処理が行われると、SIP符号化方式選択部202は、端末3aから受け取った接続要求信号と、削除処理が施されたメディア処理方式の候補リストとをSIP→H.323変換部203へ渡す。SIP→H.323変換部203は、SIP符号化方式記憶部212を介してH.323→SIP変換記憶部209に記憶された記述を参照して、渡されたデータをH.323方式に変換してH.323送信部204へ渡す。H.323送信部204は、ロケーションサーバ6により端末3cの所在を確認し、受け取った接続要求信号および削除処理されたメディア処理方式候補リストを着呼端末である端末3cへ送信する(S212)。
接続要求信号とメディア処理方式の候補リストを受け取った端末3cは、候補リストの中から自身が採用するメディア処理方式を選択する(S213)。ここで、メディア処理方式の候補リストには、以前端末3cが選択し最終的にSIP符号化方式記憶部212に記憶されたG.711方式しか含まれていない。そのため、端末3cは、音声コーデック方式としてG.711方式をそのまま選択する。
メディア処理方式が選択されると、端末3cは、ゲートウェイ2に対し接続OKの回答をするとともに選択したメディア処理方式としてG.711方式を回答する(S214)。
H.323受信部205は、端末3cからの回答を受信して、H.323符号化方式選択部206へ渡す。H.323符号化方式選択部206は、発呼端末3aおよび着呼端末3cのそれぞれの種別を対応付けて、端末種別記憶部107へ記憶する。ここでは、端末3aと端末3cとの組合せは既に記憶されているから、H.323符号化方式選択部206は、単に内容を確認し、接続OKの回答と選択したメディア処理方式をH.323→SIP変換部207へ渡す。H.323→SIP変換部207は、受け取ったデータをSIP方式の記述へ変換する(S215)。
データが変換されると、H.323→SIP変換部207は、変換したSIP方式のメディア処理方式の記述をH.323→SIP変換記憶部209へ記憶する。なお、ここではH.323→SIP変換記憶部209に過去に選択されたメディア処理方式の記述が記憶されているから、H.323→SIP変換部207は単に内容を確認する。なお、端末3cが異なるメディア処理方式を回答した場合は、最新のメディア処理方式として新たに回答されたメディア処理方式の記述が記憶される。H.323→SIP変換部207は、端末3cが返した接続OKの回答と選択したメディア処理方式とをSIP送信部208へ渡す。SIP送信部208は、受け取った接続OKの回答と選択したメディア処理方式とを端末3aへ送信する(S216)。
接続OKの回答と選択されたメディア処理方式を受け取ると、端末3aは、選択されたメディア処理方式であるG.711方式を音声コーデック方式として設定し、端末3cと通信を開始する(S217)。このとき、ゲートウェイ2は、呼設定手順の信号を必要に応じてプロトコル変換する(S208)。通信が終了すると、接続は解除される(S219)。
以上の説明においては、端末3cはメディア処理方式の候補リストからメディア処理方式を一つだけ選択しているが、これには限定されない。すなわち、着呼端末3cが候補リストの中から複数のメディア処理方式を選択してもよい。この場合、発呼端末3aは、端末3cが選択した複数のメディア処理方式の中から一つのメディア処理方式を選択し、SIP→H.323変換部203が当該一つに絞られたメディア処理方式をSIP→H.323変換記憶部211に記憶する。
また、発呼端末3aと着呼端末3cとの間でメディア処理方式が一つに決定されるまで、発呼端末3aおよび着呼端末3cが候補リストからメディア処理方式の選択・回答を繰り返してもよい。この場合、SIP→H.323変換部203またはH.323→SIP変換部207のいずれかは、最終的に一つに絞り込まれたメディア処理方式をSIP→H.323変換記憶部211またはH.323→SIP変換記憶部209に記憶すればよい。
このように、この実施形態に係るゲートウェイ2は、発呼側の端末種別および着呼側の端末種別、さらには当該端末種別に対応させて着呼端末が選択したメディア処理方式を記憶し、後の同種端末どうしの接続要求においてメディア処理方式の候補リストから過去に選択されたメディア処理方式以外の方式を削除する。そして、一旦ゲートウェイ2に端末種別や選択されたメディア処理方式の情報が記憶されると、着呼端末は、過去に選択したメディア処理方式のみを候補とした提示を受けることとなる。従って、着呼端末のメディア処理方式選択の処理量を減らすことができるので、着呼端末の処理能力が比較的低い場合でも接続要求から接続確立までの時間遅延を最小にすることができる。特に、端末には特別の構成を必要としないから、既存の端末により構成されるネットワークにおいても容易に適用することができる。
また、発呼端末と着呼端末との間でメディア処理方式の決定に複数のやり取りが必要であっても、最終的に絞り込まれたしたメディア処理方式が記憶されると、当該記憶されたメディア処理方式はどちらの端末にも受け入れられる方式であるから、それ以後は複数のやり取りが不要となる。従って、接続要求から接続確立までの時間遅延を最小限にすることができる。
さらに、この実施形態に係るゲートウェイ2は、発呼端末と着呼端末との組合せに対応してデータ圧縮方式などのメディア処理方式を記憶するので、当該組合せの発呼が行われた場合に記憶されたメディア処理方式を発呼端末および着呼端末に強制することができる。すなわち、メディア処理方式を選択することでデータの圧縮率を制御し、発呼端末・着呼端末間の通信回線の帯域幅を制御することができる。
また、この実施形態に係るゲートウェイ2は、発呼端末と着呼端末との組合せに対応してデータ圧縮方式などのメディア処理方式の記述を記憶するので、後の呼設定において当該記憶した記述を読み出すだけでプロトコル変換を行うことができる。すなわち、ゲートウェイ2自身の処理能力が高くない場合であっても、接続要求から接続確立までの時間遅延を最小限にすることができる。
本発明は、電気通信事業、電気通信機器製造業などに適用することができる。
本発明を適用するネットワークの全体構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るサーバの機能構成を示す図である。 この実施形態に係るサーバの動作を示すフローチャートである。 この実施形態におけるメディア処理方式の候補リストの例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るゲートウェイの機能構成を示す図である。 この実施形態に係るゲートウェイの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…サーバ、2…ゲートウェイ、3…端末、4…電話機、5…第1のネットワーク、6…ロケーションサーバ、7…第2のネットワーク、
101…第1の受信部、102…第1の符号化方式選択部、103…第1の送信部、104…第2の受信部、105…第2の符号化方式選択部、106…第2の送信部、107…端末種別記憶部、108…符号化方式記憶部、
201…SIP受信部、202…SIP符号化方式選択部、203…SIP→H.323変換部、204…H.323送信部、205…H.323受信部、206…H.323符号化方式選択部、207…H.323→SIP変換部、208…SIP送信部、209…H.323→SIP変換記憶部、210…H.323符号化方式記憶部、211…SIP→H.323変換記憶部、212…SIP符号化方式記憶部、213…端末種別記憶部。

Claims (6)

  1. 呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得る複数のコーデック方式候補を着呼端末に通知し、該着呼端末が前記通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおける選択装置であって、
    前記通信時に使用するコーデック方式を、前記発呼端末と前記着呼端末の通信に使用するコーデック方式として記憶する記憶手段と、
    前記発呼端末から前記着呼端末への呼設定要求を受信する受信手段と、
    前記呼設定要求を前記着呼端末に送信する送信手段と、
    前記着呼端末から前記呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信して、該回答を前記発呼端末に送信する転送手段と
    を備え、
    前記記憶手段に、前記呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、前記送信手段は前記呼設定要求に含まれるコーデック方式候補のうち、記憶されている該対応で示されるコーデック方式以外の候補を削除して送信し、
    一方、前記対応が記憶されていない場合には、前記転送手段が受信した回答に含まれるコーデック方式を前記発呼端末と前記着呼端末との通信に使用するコーデック方式として、前記記憶手段に記憶すること
    を特徴とする選択装置。
  2. 呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得るコーデック方式候補を呼設定要求として、前記発呼端末と異なるメディア処理方式の着呼端末に対して通知し、該着呼端末が前記通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおいて、該メディア処理方式に応じて前記呼設定要求を変換する変換装置であって、
    前記通信時に使用するコーデック方式とそのメディア処理方式とを、前記発呼端末と前記着呼端末の通信に使用するコーデック方式と共に記憶する記憶手段と、
    前記発呼端末から前記着呼端末への呼設定要求を受信する受信手段と、
    前記呼設定要求を前記着呼端末に送信する送信手段と、
    前記着呼端末から前記呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信して、該回答を前記発呼端末に送信する転送手段と
    を備え、
    前記記憶手段に、前記呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、
    前記送信手段は前記呼設定要求を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、前記転送手段は受信した前記回答を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、
    一方、前記対応が記憶されていない場合には、前記転送手段が受信した回答に含まれるコーデック方式を前記発呼端末と前記着呼端末との通信に使用するコーデック方式とすると共に、さらに前記発呼端末と前記着呼端末との呼設定の際に得られたメディア変換方式と共に前記記憶手段に記憶すること
    を特徴とする変換装置。
  3. 呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得る複数のコーデック方式候補を着呼端末に通知し、該着呼端末が前記通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおけるコーデック方式の選択方法であって、
    前記通信時に使用するコーデック方式を、前記発呼端末と前記着呼端末の通信に使用するコーデック方式として記憶手段に記憶するステップと、
    前記発呼端末から前記着呼端末への呼設定要求を受信するステップと、
    前記呼設定要求を前記着呼端末に送信するステップと、
    前記着呼端末から前記呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信し、該回答を前記発呼端末に転送するステップと
    を有し、
    前記送信するステップは、前記記憶手段に、前記呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、前記呼設定要求に含まれるコーデック方式候補のうち、記憶されている該対応で示されるコーデック方式以外の候補を削除して送信し、
    前記記憶するステップは、前記対応が記憶されていない場合には、前記転送するステップにおいて受信した回答に含まれるコーデック方式を前記発呼端末と前記着呼端末との通信に使用するコーデック方式として記憶すること
    を特徴とする選択方法。
  4. 呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得るコーデック方式候補を呼設定要求として、前記発呼端末と異なるメディア処理方式の着呼端末に対して通知し、該着呼端末が前記通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおいて、該メディア処理方式に応じて前記呼設定要求を変換する変換方法であって、
    前記通信時に使用するコーデック方式とそのメディア処理方式とを、前記発呼端末と前記着呼端末の通信に使用するコーデック方式と共に記憶手段に記憶するステップと、
    前記発呼端末から前記着呼端末への呼設定要求を受信するステップと、
    前記呼設定要求を前記着呼端末に送信するステップと、
    前記着呼端末から前記呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信し、該回答を前記発呼端末に転送するステップと、
    を有し、
    前記記憶手段に、前記呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、
    前記送信するステップは、前記呼設定要求を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、前記転送するステップは、受信した前記回答を該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して転送し、
    一方、前記対応が記憶されていない場合には、前記記憶するステップは、前記転送するステップにおいて受信した回答に含まれるコーデック方式を前記発呼端末と前記着呼端末との通信に使用するコーデック方式とすると共に、さらに前記発呼端末と前記着呼端末との呼設定の際に得られたメディア変換方式と共に前記記憶手段に記憶すること
    を特徴とする変換方法。
  5. 呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得る複数のコーデック方式候補を着呼端末に通知し、該着呼端末が前記通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおける選択装置であって、
    前記通信時に使用するコーデック方式を、前記発呼端末と前記着呼端末の通信に使用するコーデック方式として記憶する記憶手段と、
    前記発呼端末から前記着呼端末への呼設定要求を受信する受信手段と、
    前記呼設定要求を前記着呼端末に送信する送信手段と、
    前記着呼端末から前記呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信して、該回答を前記発呼端末に送信する転送手段と
    を備え、
    前記記憶手段に、前記呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、前記送信手段は前記呼設定要求に含まれるコーデック方式候補のうち、記憶されている該対応で示されるコーデック方式以外の候補を削除して送信し、
    一方、前記対応が記憶されていない場合には、前記転送手段が受信した回答に含まれるコーデック方式を前記発呼端末と前記着呼端末との通信に使用するコーデック方式として、前記記憶手段に記憶すること
    を特徴とする選択装置としてコンピュータを機能させるコンピュータプログラム。
  6. 呼設定の際に発呼端末が自己の使用し得るコーデック方式候補を呼設定要求として、前記発呼端末と異なるメディア処理方式の着呼端末に対して通知し、該着呼端末が前記通知に基づいて通信時に使用するコーデック方式を選択する通信システムにおいて、該メディア処理方式に応じて前記呼設定要求を変換する変換装置であって、
    前記通信時に使用するコーデック方式とそのメディア処理方式とを、前記発呼端末と前記着呼端末の通信に使用するコーデック方式と共に記憶する記憶手段と、
    前記発呼端末から前記着呼端末への呼設定要求を受信する受信手段と、
    前記呼設定要求を前記着呼端末に送信する送信手段と、
    前記着呼端末から前記呼設定要求に対する選択すべきコーデック方式を含む回答を受信して、該回答を前記発呼端末に送信する転送手段と
    を備え、
    前記記憶手段に、前記呼設定要求に含まれる発呼端末と着呼端末とのコーデック方式の対応が記憶されている場合には、
    前記送信手段は前記呼設定要求を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、前記転送手段は受信した前記回答を、該対応と共に記憶したメディア変換方式に基づいて変換して送信し、
    一方、前記対応が記憶されていない場合には、前記転送手段が受信した回答に含まれるコーデック方式を前記発呼端末と前記着呼端末との通信に使用するコーデック方式とすると共に、さらに前記発呼端末と前記着呼端末との呼設定の際に得られたメディア変換方式と共に前記記憶手段に記憶すること
    を特徴とする変換装置としてコンピュータを機能させるコンピュータプログラム。
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