JP2010226564A - Ip電話網における帯域利用方法及びip電話システム - Google Patents

Ip電話網における帯域利用方法及びip電話システム Download PDF

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Abstract

【課題】効率的な帯域の利用と共にCACによる輻輳の防止を可能とする。
【解決手段】プロキシサーバ3は、受信したSIPリクエストに指定されたCS−SELP(8kbps)とPCM(64kbps)のうち、消費帯域の大きいPCMを選択し、PCMの帯域は確保できると判断したときは、プロキシサーバ5に対してSIPリクエストを転送する。プロキシサーバ5は、プロキシサーバ3と同様の処理を実施する。UAS6は、RTPで使用するコーデックとしてCS-ACELPを選択したSIPレスポンスを返信する。プロキシサーバ5、3は、SIPレスポンスに指定されたコーデックを確認し、SIPリクエスト転送時に計算した使用中帯域の情報を修正し、SIPレスポンスをUAC1へ転送する。プロキシサーバ3、5はSIPリクエストとSIPレスポンスのメッセージ内容を確認し、RTPが実際に使用する帯域を正確に確保する。
【選択図】図2

Description

本発明はIP電話網における帯域利用方法及びIP電話システムに係り、特にIP(Internet Protocol)網を利用して狭帯域のデジタル音声通信を行うVoIP(Voice over IP)と呼ばれるIP電話網における帯域利用方法及びIP電話システムに関する。
IP電話網には、IP電話端末やプロキシサーバなどが接続される。IP電話端末は、クライアント(UAC:User Agent Client)として要求メッセージを送信すると共に、サーバ(UAS:User Agent Server)として応答メッセージを送信することができるデジタル通信端末である。また、プロキシサーバは、IP電話端末間で送受信されるメッセージを中継する装置であり、要求メッセージをUASに向けて、応答メッセージをUACに向けてルーティングする。
このIP電話網として、デジタル音声通信に必要な帯域が物理帯域以上となり得る回線を1本でも保持する通信網(NW)がある(本明細書では、これを「狭帯域VoIP−NW」というものとする)。なお、「狭帯域」とは、VoIPトラフィックのみで、回線の物理帯域を超過することが可能性としてあり得ることを意味する。この狭帯域VoIP−NWでは、帯域を効率的に使用するため、音声信号に対して、しばしば高圧縮コーデック(CS−ACELP等)が使用される。ただし、特性上、高圧縮コーデックを使用できない信号(モデム信号、ファクシミリ信号等)に対してはPCM(Pulse Code Modulation)が使用されることが多い。ファクシミリ信号については、ITU−T(国際電気通信連合)で策定されたT.38による、G3ファクシミリのモデム信号をパケット変換してリアルタイム伝送する方式等の利用も考えられる。
以上のように、帯域を効率的に利用することを考慮する場合、狭帯域VoIP−NWでは、複数のコーデックを使用した通信が発生する。
そこで、特許文献1には、プロキシサーバを介したUACとUASとの通信において、UACからサポートするコーデックを優先的に複数個指定したSIP(Session Initiation Protocol)リクエストをプロキシサーバへ送信する方法が開示されている。
ところで、複数のコーデックを使用する狭帯域VoIP−NWにおいて、輻輳の防止(音声品質の確保)にはCAC(Call Admission Control)利用による同時接続呼数の制限が一般的である。その方法としては(1)帯域に関係なく最大同時接続呼数を指定する方法、(2)RSVP(Resource reSerVation Protocol)により通信網上の帯域を予約する方法がある。(1)の方法は、指定された最大同時接続呼数を超える呼を規制する方法である。また、(2)の方法は、ネットワーク機器に対しRSVPを使用し接続相手先までの帯域を予約する方法である。この方法では予約に失敗した場合、呼は規制される。
特表2004−523828号公報
しかしながら、帯域に関係なく最大同時接続呼数を指定する上記(1)の方法は、音声品質確保のため最も帯域を消費するコーデックを基準として最大同時接続呼数を計算しなければならず、帯域の効率的な利用ができない。例えば、コーデックとしてCS−ACELP(8kbps)とPCM(64Kbps)を使用するVoIP−NWにおいて、物理帯域5Mbpsの回線に設定する最大同時接続呼数Xは78(64kbps×X<5Mbps)となる。このため、CS−ACELPの利用が多い場合、未使用の帯域が発生することとなる。
また、RSVPにより通信網上の帯域を予約する上記(2)の方法は、ネットワーク機器がRSVPに対応している必要があり、この方法によるCACにはネットワークインフラの換装を伴うという課題がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、効率的な帯域の利用と共にCACによる輻輳の防止を可能とするIP電話網における帯域利用方法及びIP電話システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のIP電話網における帯域利用方法は、音声通信に必要な帯域が物理帯域以上となり得る回線を1本でも保持するIP電話網に接続されたクライアントの第1のIP電話端末から、サポートするコーデックを複数個指定したSIPリクエストを、IP電話網に接続されたプロキシサーバへ送信する第1の送信ステップと、プロキシサーバが、受信したSIPリクエスト中の指定された複数個のコーデックのうち、最も帯域を消費する第1のコーデックを選択し、その第1のコーデックの帯域を転送できる必要帯域を確保できると判断したとき、IP電話網に接続された隣接するノードである他のプロキシサーバ又はサーバである第2のIP電話端末へ受信したSIPリクエストを転送する第1の転送ステップと、第2のIP電話端末が、受信したSIPリクエスト中の指定された複数個のコーデックのうち、音声通話用の所定のプロトコルで使用する第2のコーデックを選択し、その第2のコーデックを指定したSIPレスポンスを隣接するノードへ返信する返信ステップと、プロキシサーバは、受信したSIPレスポンスで指定されている第2のコーデックを確認して、その第2のコーデックの帯域を転送できる必要帯域を確保できると判断したとき、SIPレスポンスを第1のIP電話端末へ転送すると共に、第2のコーデックの帯域に応じて第1のIP電話端末との間の回線の使用中帯域と隣接するノードとの間の回線の使用中帯域とを修正する第2の転送ステップと、第1のIP電話端末が、受信したSIPレスポンスに指定された第2のコーデックにより、第2のIP電話端末との間で通話を開始する通話ステップとを含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明のIP電話システムは、音声通信に必要な帯域が物理帯域以上となり得る回線を1本でも保持するIP電話網に接続されており、サポートするコーデックを複数個指定したSIPリクエストを送信するクライアントの第1のIP電話端末と、IP電話網に接続されており、SIPリクエストを受信し、受信したSIPリクエスト中の指定された複数個のコーデックのうち、音声通話用の所定のプロトコルで使用する第2のコーデックを選択して指定したSIPレスポンスを返信するサーバの第2のIP電話端末と、第1の電話端末と第2の電話端末との間のIP電話網に接続された1以上のプロキシサーバとを有し、上記プロキシサーバは、
受信したSIPリクエスト中の指定された複数個のコーデックのうち、最も帯域を消費する第1のコーデックを選択し、その第1のコーデックの帯域を転送できる必要帯域を確保できると判断したとき、隣接するノードである他のプロキシサーバ又は第2のIP電話端末へ受信したSIPリクエストを転送する第1の転送手段と、受信したSIPレスポンスで指定されている第2のコーデックを確認して、第2のコーデックの帯域に応じて第1のIP電話端末との間の回線の使用中帯域と隣接するノードとの間の回線の使用中帯域とを修正すると共に、SIPレスポンスを第1のIP電話端末へ転送して、第1のIP電話端末と第2のIP電話端末との間で、SIPレスポンスに指定された第2のコーデックによる通話を開始させる第2の転送手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、プロキシサーバが隣接するノード(プロキシサーバ、第1、第2のIP電話端末)間において正確な帯域管理を実施することができ、効率的な帯域の利用と共にCACによる輻輳の防止が可能となる。
本発明の狭帯域IP電話網における帯域利用方法の一実施形態が適用される狭帯域IP電話網の構成図である。 図1の動作説明図である。
次に、本発明の実施形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明になるIP電話網における帯域利用方法の一実施形態が適用される狭帯域IP電話網の構成図を示す。同図に示すように、この実施形態のIP電話網は、クライアントのIP電話端末であるUAC1と、サーバのIP電話端末であるUAS6と、プロキシサーバ3及び5と、ルータ2及び4とからなる狭帯域VoIP−NWである。ルータ2は、UAC1、プロキシサーバ3及びルータ4と物理的に接続されている。ルータ4は、ルータ2、プロキシサーバ5及びUAS6と物理的に接続されている。
UAC1とルータ2との間の回線の物理帯域は300kbps、ルータ2とルータ4との間の回線の物理帯域は500kbps、ルータ4とUAS6との間の回線の物理帯域は300kbpsである。また、ルータ2とプロキシサーバ3との間、ルータ4とプロキシサーバ5との間の各回線の物理帯域は特に制約はないものとする。また、UAC1とルータ2との間の使用中帯域は100kbps、ルータ2とルータ4との間の使用中帯域は400kbps、ルータ4とUAS6との間の使用中帯域は200kbpsであるものとする。
本実施形態では、SIP(Session Initiation Protocol)の利用を前提とする。SIPは、標準勧告文書RFC(Request for Comments)3261で標準化されるVoIPを実現する呼制御プロトコルの一種である。SIPメッセージを送受信する構成要素には、プロキシサーバ及びUA(User Agent)等がある。UAは、SIPを処理するユーザ端末(IP電話端末)であり、接続相手に対しリクエストとしてSIPメッセージ(SIPリクエスト)を送るUAクライアント(UAC)と、レスポンスとしてSIPメッセージ(SIPレスポンス)に応答するUAサーバ(UAS)の役割を持つ。図1において、UAC1は上記のSIPリクエストを送るIP電話端末であり、UAS6は上記のSIPレスポンスに応答するIP電話端末である。プロキシサーバ3及び5はSIPリクエストとSIPレスポンスを中継する役割を果たす。
SIPによる呼の接続手順により、UAC1とUAS6との間においてRTP(Real-time Transport Protocol)で送受信するコーデック等が決定し、RTPによる通信が開始される。プロキシサーバ3及び5は、UAC1とUAS6との間において発生するSIPメッセージのやりとりを中継する過程で、UAC1とUAS6との間においてRTPで送受信するコーデック等の情報を知ることが可能である。本実施形態ではこれを利用する。
次に、本実施形態の帯域利用方法の動作について図2の構成図を併せ参照して説明する。図2中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
まず、UAC1は、SIPリクエスト(Initial INVITEリクエストのSDP(Session Description Protocol))にサポートするコーデックを優先順に複数個指定し、図2にaからbへの矢印で示すようにルータ2を介してプロキシサーバ3へ送信する。ここでは、優先順に指定するコーデックとしてCS−SELP(8kbps)とPCM(64kbps)の順で指定するものとする。
続いて、プロキシサーバ3は、受信したSIPリクエスト(Initial INVITEリクエストのSDP)に複数個指定されたコーデック中で最も帯域を消費するコーデックを選択し、必要帯域a_reqを計算する。必要帯域a_reqの計算では、コーデック必要帯域にパケット化時のヘッダ等のオーバーヘッドを加える。これは回線により予め指定しておくことが可能である。
また、プロキシサーバ3は前ホップであるプロキシサーバ又はUAC1と次ホップとなるプロキシサーバ5又はUASに対し各々物理帯域、使用中帯域等の情報を保持し、必要帯域a_reqを確保することができるかを検査(物理帯域と、使用中帯域及び必要帯域a_reqの加算値との比較)する。確保が可能な場合(物理帯域≧使用中帯域+必要帯域a_req)、使用中帯域に必要帯域a_reqを加算し、隣接するプロキシサーバ5に対しSIPリクエストを転送する。確保が不可能な場合(物理帯域<使用中帯域+必要帯域a_req)、プロキシサーバ3はSIPリクエスト送信元に対しエラーレスポンスを返信する。
ここでは、プロキシサーバ3は、受信したSIPリクエスト(Initial INVITEリクエストのSDP)に指定されたCS−SELP(8kbps)とPCM(64kbps)のうち、消費帯域の大きいPCM(64kbps)を選択し、パケット化時のオーバーヘッドとして26.4kbpsを付加した90.4kbpsを必要帯域a_reqとする。上記の26.4kbpsのオーバーヘッドの算出根拠は、66バイト(=プリアンブル+イーサネットヘッダ(FCS含む)+IPヘッダ+UDPヘッダ+RTPヘッダ)×50(パケット化周期20ms)である。なお、イーサネットは登録商標である。
また、プロキシサーバ3は、次ホップ(SIPリクエストの中継先)であるプロキシサーバ5への物理帯域が500kbpsで、使用中帯域が400kbpsの場合、使用中帯域(400kbps)と必要帯域(a_req=90.4kbps)との加算値は490.4kbpsとなり、これは物理帯域500kbpsより小さいので、帯域は確保できると判断する。なお、プロキシサーバ3とプロキシサーバ5との間の新たな使用中帯域として490.4kbpsが設定される。
更に、プロキシサーバ3は、前ホップ(SIPリクエストの中継元)であるUAC1への物理帯域300kbps、使用中帯域100kbpsの場合、使用中帯域(100kbps)と必要帯域(a_req=90.4kbps)との加算値は190.4kbpsとなり、これは物理帯域300kbpsより小さいので、帯域は確保できると判断する。なお、プロキシサーバ3とUAC1との間の新たな使用中帯域として190.4kbpsが設定される。プロキシサーバ3は、帯域確保の確認後、次ホップであるプロキシサーバ5に対して、図2にbからcへの矢印で示すように、ルータ4を介してSIPリクエストを転送する。
プロキシサーバ5は、プロキシサーバ3と同様の処理を実施する。すなわち、プロキシサーバ5は、自身から見て前ホップ(SIPリクエストの中継元)であるプロキシサーバ3との間の使用中帯域の更新と、次ホップ(SIPリクエストの中継先)であるUAS6との間の帯域確保の可否及び使用中帯域の更新を行う。
ここでは、プロキシサーバ5とプロキシサーバ3との間の使用中帯域は400kbpsのままなので、これに必要帯域(a_req=90.4kbps)を加算して得た490.4kbpsを新たな使用中帯域に更新する。また、プロキシサーバ5とUAS6との間の物理帯域は300kbpsで使用中帯域は200kbpsであるため、その使用中帯域に必要帯域(a_req=90.4kbps)を加算して得た値が290.4kbpsであり、これは物理帯域300kbpsより小さいので、帯域は確保できると判断する。なお、プロキシサーバ5とUAS6との間の新たな使用中帯域として、290.4kbpsが設定される。プロキシサーバ5は、帯域確保の確認後、プロキシサーバ3から受信したSIPリクエストを、図2にcからdへの矢印で示すように、ルータ4を介してUAS6へ転送する。
次に、UAS6は、プロキシサーバ5から受信したSIPリクエスト(Initial INVITEリクエストのSDP)に指定されたコーデックの中から、RTPで使用するコーデックを選択し、SIPレスポンス(200OkのSDP)をプロキシサーバに返信する。応答しない場合はエラーレスポンスを返信する。
ここでは、UAS6は、プロキシサーバ5から受信したSIPリクエスト(Initial INVITEリクエストのSDP)に指定されたCS-ACELP(8kbps)とPCM(64kbps)から、RTPで使用するコーデックとしてCS-ACELPを選択したSIPレスポンス(200OKのSDP)を、図2にdからeへの矢印で示すようにルータ4を介してプロキシサーバ5に返信する。
すると、プロキシサーバ5は、UAS6より受信したSIPレスポンス(200OkのSDP)に指定されたコーデックを確認し、SIPリクエスト転送時に計算した使用中帯域の情報を修正する。この修正では、使用中帯域−必要帯域(SIPリクエスト指定)a_req+必要帯域(SIPレスポンス指定)a_resを新たな使用中帯域とする。プロキシサーバ5は、修正後SIPレスポンスを転送する。
ここでは、受信したSIPレスポンスにCS−ACELPが選択されているため、プロキシサーバ5は、そのCS-ACELP(8kbps)にパケット化時のオーバーヘッドとして26.4kbpsを付加した34.4kbpsを必要帯域(SIPレスポンス指定)a_resとして算出する。続いて、プロキシサーバ5は、UAS6への使用中帯域(290.4kbps)−必要帯域(a_req=90.4kbps)+必要帯域(a_res=34.4kbps)を演算して、234.4kbpsを新たなUAS6への使用中帯域として修正する。
また、プロキシサーバ5は、プロキシサーバ3への使用中帯域490.4kbpsも修正する。すなわち、プロキシサーバ5は、プロキシサーバ3への使用中帯域(490.4kbps)−必要帯域(a_req=90.4kbps)+必要帯域(a_res=34.4kbps)を演算して434.4kbpsを新たなプロキシサーバ3への使用中帯域として修正する。修正後、プロキシサーバ5は、図2にfへの矢印で示すようにルータ4を介してプロキシサーバ3へSIPレスポンスを転送する。
続いて、プロキシサーバ3は、上記のプロキシサーバ3の処理と同様の処理を実施し、図2にfからgへの矢印で示すようにルータ2を介してUAC1へSIPレスポンスを転送する。この時、プロキシサーバ5への使用中帯域は上記で説明した434.4kbpsに修正される。また、プロキシサーバ3からUAC1への使用中帯域は、UAC1への使用中帯域(190.4kbps)−必要帯域(a_req=90.4kbps)+必要帯域(a_res=34.4kbps)を演算して134.4kbpsに修正される。
その後、UAC1は、受信したSIPレスポンス(200OKのSDP)に指定されたコーデックCSーACELPにより、UAS6との間で通話を開始する。
このように、本実施形態によれば、以上の手順により、プロキシサーバ3、5がSIPリクエストとSIPレスポンスのメッセージ内容(SDP)を確認し、RTPが実際に使用する帯域を正確に確保するようにしているため、正確な管理を実施することができる。上記の例では、SIPリクエストしか見ない場合は帯域を90.4kbps(=64kbps+26.4kbps)確保してしまうのに対し、本実施形態では実際にRTPが使用するCSーASELPの帯域34.4kbps(=8kbps+26.4kbps)を確保することができる。
また、本実施形態によれば、効率的な帯域の利用とCACによる輻輳の防止ができる。今までは500kbpsの物理帯域の回線にどんなコーデックを使用しようとも5セッションまでしか通話ができなかったのに対し、本実施形態によれば、輻輳を起こさないように5〜14セッションまでが通話が可能となる。なぜなら、PCMのみなら5セッションまで通話が可能(90.4kbps×5<500kbps)であり、CS−ASELPのみなら14セッションまで通話が可能(34.4kbps×14<500kbps)となるためである。
なお、上記の説明では、UAと呼ばれるSIPメッセージを送受信できるデジタル通信端末をIP電話端末であるものとして説明したが、本明細書のIP電話端末には、VoIP−GW(レガシー電話網を連接するもの)も含むものとする。また、上記の実施形態ではプロキシサーバはネットワーク内に2つ設けているが、本発明はプロキシサーバを1つ又は3つ以上設けたネットワークにも適用可能である(ただし、ネットワークトポロジとしてスター型等の迂回ルートがないトポロジに限る。)。
1 UAC(User Agent Client)
2、4 ルータ
3、5 プロキシサーバ
6 UAS(User Agent Server)

Claims (12)

  1. 音声通信に必要な帯域が物理帯域以上となり得る回線を1本でも保持するIP電話網に接続されたクライアントの第1のIP電話端末から、サポートするコーデックを複数個指定したSIPリクエストを、前記IP電話網に接続されたプロキシサーバへ送信する第1の送信ステップと、
    前記プロキシサーバが、受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、最も帯域を消費する第1のコーデックを選択し、その第1のコーデックの帯域を転送できる必要帯域を確保できると判断したとき、前記IP電話網に接続された隣接するノードである他のプロキシサーバ又はサーバである第2のIP電話端末へ受信した前記SIPリクエストを転送する第1の転送ステップと、
    前記第2のIP電話端末が、受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、音声通話用の所定のプロトコルで使用する第2のコーデックを選択し、その第2のコーデックを指定したSIPレスポンスを隣接するノードへ返信する返信ステップと、
    前記プロキシサーバは、受信した前記SIPレスポンスで指定されている前記第2のコーデックを確認して、その第2のコーデックの帯域を転送できる必要帯域を確保できると判断したとき、前記SIPレスポンスを前記第1のIP電話端末へ転送すると共に、前記第2のコーデックの帯域に応じて前記第1のIP電話端末との間の回線の使用中帯域と前記隣接するノードとの間の回線の使用中帯域とを修正する第2の転送ステップと、
    前記第1のIP電話端末が、受信した前記SIPレスポンスに指定された前記第2のコーデックにより、前記第2のIP電話端末との間で通話を開始する通話ステップと
    を含むことを特徴とするIP電話網における帯域利用方法。
  2. 音声通信に必要な帯域が物理帯域以上となり得る回線を1本でも保持するIP電話網に接続されたクライアントの第1のIP電話端末から、サポートするコーデックを複数個指定したSIPリクエストを、前記IP電話網に接続されたプロキシサーバへ送信する第1の送信ステップと、
    前記プロキシサーバが、受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、最も帯域を消費する第1のコーデックを選択した後、そのプロキシサーバの隣接ノードである前記IP電話網に接続された他のプロキシサーバ又はサーバである第2のIP電話端末との間の回線の物理帯域と、前記第1のコーデックの帯域の転送の必要帯域に前記隣接ノードとの回線の使用中帯域を加算した加算後の帯域とを比較して、前記第1のコーデックの帯域を確保できると判断したとき、前記隣接ノードへ受信した前記SIPリクエストを転送し、前記第1のコーデックの帯域を確保できないと判断したときは前記第1のIP電話端末へエラーレスポンスを返信する第1の転送ステップと、
    前記プロキシサーバが、前記第1のIP電話端末との間の回線の使用中帯域に前記必要帯域を加算した加算後の帯域を、前記第1のIP電話端末との間の回線の新たな第1の使用中帯域に設定すると共に、前記隣接ノードとの間の回線の前記使用中帯域に前記必要帯域を加算した加算後の帯域を、前記隣接ノードとの間の回線の新たな第2の使用中帯域に設定する設定ステップと、
    前記第2のIP電話端末が、受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、音声通話用の所定のプロトコルで使用する第2のコーデックを選択した後、指定したSIPレスポンスを返信し、前記第2のコーデックの帯域を確保できないと判断したときは前記隣接するノードへエラーレスポンスを返信する返信ステップと、
    前記プロキシサーバが、受信した前記SIPレスポンスで指定されている前記第2のコーデックを確認し、前記隣接するノードとの間の回線の物理帯域と、前記第2のコーデックの帯域の転送の必要帯域に使用中帯域を加算した帯域とを比較して、前記第2のコーデックの帯域を確保できると判断したとき、前記SIPレスポンスを前記第1のIP電話端末へ転送する第2の転送ステップと、
    前記プロキシサーバが、前記第2の転送ステップで転送した前記SIPレスポンスに指定された前記第2のコーデックの帯域に応じて、前記設定ステップで設定された前記新たな第1の使用中帯域と、前記新たな第2の使用中帯域とをそれぞれ修正する帯域修正ステップと、
    前記第1のIP電話端末が、受信した前記SIPレスポンスに指定された前記第2のコーデックにより、前記第2のIP電話端末との間で通話を開始する通話ステップと
    を含むことを特徴とするIP電話網における帯域利用方法。
  3. 前記第1の転送ステップは、前記第1のコーデックの転送の必要帯域として、前記第1のコーデックの帯域に、パケット化時のオーバヘッドを付加した帯域を用いることを特徴とする請求項1又は2記載のIP電話網における帯域利用方法。
  4. 前記第2の転送ステップは、前記新たな第1の使用中帯域から前記第1のコーデックの転送の必要帯域を減算した帯域に、前記第2のコーデックの転送の必要帯域を加算した帯域を、前記第1のIP電話端末との間の回線の使用中帯域として修正し、前記新たな第2の使用中帯域から前記第1のコーデックの転送の必要帯域を減算した帯域に、前記第2のコーデックの転送の必要帯域を加算した帯域を、前記隣接ノードとの間の回線の使用中帯域として修正することを特徴とする請求項2記載のIP電話網における帯域利用方法。
  5. 前記第2の転送ステップは、前記第2のコーデックの転送の必要帯域として、前記第2のコーデックの帯域に、パケット化時のオーバヘッドを付加した帯域を用いることを特徴とする請求項2又は4記載のIP電話網における帯域利用方法。
  6. 前記第1のコーデックはPCMであり、前記第2のコーデックはCS−ASELPであることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項記載のIP電話網における帯域利用方法。
  7. 音声通信に必要な帯域が物理帯域以上となり得る回線を1本でも保持するIP電話網に接続されており、サポートするコーデックを複数個指定したSIPリクエストを送信するクライアントの第1のIP電話端末と、
    前記IP電話網に接続されており、前記SIPリクエストを受信し、受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、音声通話用の所定のプロトコルで使用する第2のコーデックを選択して指定したSIPレスポンスを返信するサーバの第2のIP電話端末と、
    前記第1の電話端末と前記第2の電話端末との間の前記IP電話網に接続された1以上のプロキシサーバと
    を有し、前記プロキシサーバは、
    受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、最も帯域を消費する第1のコーデックを選択し、その第1のコーデックの帯域を転送できる必要帯域を確保できると判断したとき、隣接するノードである他のプロキシサーバ又は前記第2のIP電話端末へ受信した前記SIPリクエストを転送する第1の転送手段と、
    受信した前記SIPレスポンスで指定されている前記第2のコーデックを確認して、前記第2のコーデックの帯域に応じて前記第1のIP電話端末との間の回線の使用中帯域と前記隣接するノードとの間の回線の使用中帯域とを修正すると共に、前記SIPレスポンスを前記第1のIP電話端末へ転送して、前記第1のIP電話端末と前記第2のIP電話端末との間で、前記SIPレスポンスに指定された前記第2のコーデックによる通話を開始させる第2の転送手段と
    を備えることを特徴とするIP電話システム。
  8. 音声通信に必要な帯域が物理帯域以上となり得る回線を1本でも保持するIP電話網に接続されており、サポートするコーデックを複数個指定したSIPリクエストを送信するクライアントの第1のIP電話端末と、
    前記IP電話網に接続されており、前記SIPリクエストを受信し、受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、音声通話用の所定のプロトコルで使用する第2のコーデックを選択して指定したSIPレスポンスを返信するサーバの第2のIP電話端末と、
    前記第1の電話端末と前記第2の電話端末との間の前記IP電話網に接続された1以上のプロキシサーバと
    を有し、前記プロキシサーバは、
    受信した前記SIPリクエスト中の指定された前記複数個のコーデックのうち、最も帯域を消費する第1のコーデックを選択した後、そのプロキシサーバの隣接ノードである前記IP電話網に接続された他のプロキシサーバ又はサーバである第2のIP電話端末との間の回線の物理帯域と、前記第1のコーデックの帯域の転送の必要帯域に前記隣接ノードとの回線の使用中帯域を加算した加算後の帯域とを比較して、前記第1のコーデックの帯域を確保できると判断したとき、前記隣接ノードへ受信した前記SIPリクエストを転送し、前記第1のコーデックの帯域を確保できないと判断したときは前記第1のIP電話端末へエラーレスポンスを返信する第1の転送手段と、
    前記第1のIP電話端末との間の回線の使用中帯域に前記必要帯域を加算した加算後の帯域を、前記第1のIP電話端末との間の回線の新たな第1の使用中帯域に設定すると共に、前記隣接ノードとの間の回線の前記使用中帯域に前記必要帯域を加算した加算後の帯域を、前記隣接ノードとの間の回線の新たな第2の使用中帯域に設定する設定手段と、
    受信した前記SIPレスポンスで指定されている前記第2のコーデックを確認し、前記隣接するノードとの間の回線の物理帯域と、前記第2のコーデックの帯域の転送の必要帯域に使用中帯域を加算した帯域とを比較して、前記第2のコーデックの帯域を確保できると判断したとき、前記SIPレスポンスを前記第1のIP電話端末へ転送して、前記第1のIP電話端末と前記第2のIP電話端末との間で、受信した前記SIPレスポンスに指定された前記第2のコーデックによる通話を開始させる第2の転送手段と、
    前記第2の転送手段で転送した前記SIPレスポンスに指定された前記第2のコーデックの帯域に応じて、前記設定手段で設定された前記新たな第1の使用中帯域と、前記新たな第2の使用中帯域とをそれぞれ修正する帯域修正手段と
    を備えることを特徴とするIP電話システム。
  9. 前記第1の転送手段は、前記第1のコーデックの転送の必要帯域として、前記第1のコーデックの帯域に、パケット化時のオーバヘッドを付加した帯域を用いることを特徴とする請求項7又は8記載のIP電話システム。
  10. 前記帯域修正手段は、前記新たな第1の使用中帯域から前記第1のコーデックの転送の必要帯域を減算した帯域に、前記第2のコーデックの転送の必要帯域を加算した帯域を、前記第1のIP電話端末との間の回線の使用中帯域として修正し、前記新たな第2の使用中帯域から前記第1のコーデックの転送の必要帯域を減算した帯域に、前記第2のコーデックの転送の必要帯域を加算した帯域を、前記隣接ノードとの間の回線の使用中帯域として修正することを特徴とする請求項8記載のIP電話システム。
  11. 前記第2のコーデックの転送の必要帯域は、前記第2のコーデックの帯域に、パケット化時のオーバヘッドを付加した帯域であることを特徴とする請求項8又は10記載のIP電話システム。
  12. 前記第1のコーデックはPCMであり、前記第2のコーデックはCS−ASELPであることを特徴とする請求項7乃至11のうちいずれか一項記載のIP電話システム。
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