JP2009512379A - データネットワークにおいてビデオ電話コネクションおよび/またはマルチメディア電話コネクションを確立する方法 - Google Patents

データネットワークにおいてビデオ電話コネクションおよび/またはマルチメディア電話コネクションを確立する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、電話網およびインターネットプロトコルベースのIPネットワークを包含するデータネットワークにおいてビデオ電話コネクションを確立する方法に関する。ビデオ電話コネクションとは一般的なものであると解され、ビデオテレフォニーの他にマルチメディアテレフォニーも含まれる。

Description

本発明は、電話網およびインターネットプロトコルベースのIPネットワークを包含するデータネットワークにおいてビデオ電話コネクションを確立する方法に関する。本明細書においてビデオ電話コネクションという表記には純粋なビデオテレフォニー以外にもマルチメディアテレフォニーも含まれると解される。
従来技術からはマルチメディアデータを伝送するために、電話網、例えば移動無線網、殊にGSM移動無線網またはUMTS移動無線網をIPベースのネットワークと接続し、その種の組み合わされたデータネットワークを介して音声テレフォニーまたはビデオテレフォニーを効率的に実施することが公知である。電話網のサービスがIPネットワークのサービスと協働し、また殊に使用されるシグナリングおよび有効データの伝送フォーマットの変換が確実に行われることが保証されていなければならない。
3GPPネットワーク(3GPP=3rd Generation Partnership Project)の領域では、3GPP標準TS29.163において、いわゆるCS電話網(CS=Circuit Switched;回線交換)、殊に3GPP−CS領域またはPSTNネットワーク(PSTN=Public Switched Telephone Network;公衆交換電話網)とIPベースのIMSネットワーク(IMS=IP Multimedia Subsystem;IPマルチメディアサブシステム)との間の協働が規定された。しかしながらこの仕様は純粋な音声テレフォニーにしか該当せず、またCSネットワークとIMSネットワークとの間において効率的なビデオ電話コネクションをどのように確立することができるかという方法は公知ではない。
したがって本発明の課題は、電話網側の加入者とIPネットワーク側の加入者との間のビデオ電話コネクションの確立を実現する方法を提供することである。
この課題は独立請求項に記載されている構成によって解決される。本発明の有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
本発明による方法ではステップa)において、電話網内または電話網に隣接する第1の加入者と、IPネットワーク内またはIPネットワークに隣接する第2の加入者との間において、電話網内の第1のシグナリングプロトコルおよびIPネットワーク内の第2のシグナリングプロトコルを用いて、電話網およびIPネットワークを介するコール確立が行われる。殊に加入者は端末装置であると解され、とりわけ移動無線端末装置または固定網端末装置であると解される。第1のシグナリングプロトコルと第2のシグナリングプロトコルとの間のシグナリングを保証するために、コール確立の際に第1のシグナリングプロトコルのシグナリングメッセージの第2のシグナリングプロトコルへの変換、および/または、第2のシグナリングプロトコルのシグナリングメッセージの第1のシグナリングプロトコルへの変換が行われる(ステップb))。ステップc)においてはこの変換の際に、ビデオ電話コネクションの間に交換される有効データを伝送する際に電話網において使用可能である、および/または、使用可能であると見込まれる1つまたは複数のコーディングが決定される。大抵の場合、電話網内の第1のシグナリングプロトコルを用いるシグナリングの際に有効データに関して使用可能なコーディングに関する情報は通知されないのでコーディングがこのように決定される。これらの情報は電話コネクションにおいては後の時点において初めて、すなわち有効データを伝送するための本来のデータコネクションが確立される際に通知される。他方では、IPネットワークにおいて使用されるシグナリングプロトコルは使用可能なコーディングに関する情報を必要とする。したがってステップd)においては、ステップc)において決定されたコーディングが第2のシグナリングプロトコルの1つまたは複数のシグナリングメッセージを用いてIPネットワークに送信される。続けて、コール確立の実施後および/または実施中にビデオ電話コネクションの間に交換される有効データを伝送するためのデータコネクションが確立される。データコネクションにおいては、殊にステップe)によるデータコネクションの確立中に、電話網側において第3のシグナリングプロトコル、殊にH.245を用いて有効データに関して使用されるコーディングが決定される。
本発明は、IPネットワークにおけるシグナリングのために既に使用可能なコーディング、もしくは使用可能であると見込まれるコーディングを決定する必要があるという認識を基礎とする。しかしながら電話網側のコーディングはシグナリングの際にまだ既知ではないので、本発明による方法においては、どのコーディングがペイロードの伝送の際に電話網において使用可能もしくは使用可能であると見込まれるかが事前に評価ないし検出される。この情報は第2のシグナリングプロトコルによって使用される。したがって本発明の方法によれば、実際に電話網において使用可能なコーディングが通知されるデータコネクションの本来の確立を待機する必要がないので高速なコネクション確立を保証することができる。
本発明による方法は有利には上述の3GPPデータネットワークにおいて使用される。電話網として、殊に上述のCSネットワークおよび/またはPSTNネットワークが使用される。本発明による方法においては、第1のシグナリングプロトコルとして有利には従来技術から公知のBICC(BICC=Bearer Independent Call Control;ベアラに依存しない呼制御)プロトコルが使用される。択一的または付加的に、従来技術から公知のISUP(ISUP=ISDN User Part;ISDNユーザ部)プロトコルも使用することができる。第2のIPネットワークとして有利には前述のIMSネットワークが使用される。さらに第2のシグナリングプロトコルとして、殊に従来技術から十分に公知のSIP/SDPプロトコル(SIP=Session Initiation Protocol;セッション開始プロトコル/SDP=Session Description Protocol;セッション記述プロトコル)が該当する。有利な実施形態においては、ステップf)の後にトランスポートコネクション(ベアラコネクションと称される)の確立が終了していることをシグナリングするために、SIPプロトコルでは公知の前提条件拡張が使用される。
本発明の有利な実施形態においては、本発明による方法のステップb)からd)が電話網とIPネットワークとの間の1つまたは複数のインタフェースノードにおいて実施され、このインタフェースノードは有利にはMGCFノード(MGCF=Media Gateway Control Function;メディアゲートウェイ制御機能)およびIM−MGWノード(IM−MGW=IMS Media Gateway;IMSメディアゲートウェイ)を含む。この種のインタフェースノードないしインタフェースプロセッサは従来技術から十分に公知であるのでここでは詳細に説明しない。
殊に有利な実施形態においては、ステップe)におけるデータコネクションの確立の際に従来技術から十分に公知であるH.324プロトコルファミリーが使用される。電話網として移動無線網が使用される場合には、このプロトコルのヴァリエーション、すなわちH.324Mプロトコルが使用される。
ステップc)において、電話網において使用可能なコーディングの効果的な評価を保証するために、有利な実施形態ではこのステップにおいて、使用される電話網に依存してコーディングが決定される。使用される電話網に応じて決定されたコーディングが有利であるという認識が基礎とされる。
別の実施形態においては、コーディングが本発明による方法のステップc)において、電話網内または電話網に隣接する第1の加入者の電話番号に依存して決定される。第1の加入者の電話番号を用いてどの電話網に加入者が存在するかを求めることができるという認識が基礎とされる。このことから、どのコーディングが有利に使用されるかということを推定することができる。
別の実施形態ではステップc)において、使用される電話網および使用されるIPネットワークに依存して両方のネットワークにおいて使用される可能性が最も高いコーディング方法が決定される。これによって、互換性のあるコーディングの適切な選択が既に予め決定されることが保証される。コーディングのこの種の選択を例えば、統計の評価もしくは管理的な調整によって達成および最適化することができる。殊に、ただ1つの音声コーディングおよびビデオコーディングが選択されることも考えられる。
本発明の別の実施形態においては、第1のシグナリングプロトコルのシグナリングメッセージが電話網において使用可能な音声コーディングに関する情報を包含するように構成されている。有利にはこれらの音声コーディングは同様にステップc)におけるコーディングの決定の際に考慮される。これによって、IPネットワークの側において純粋な音声テレフォニーのみが選択される場合であっても円滑なコール確立が保証される。
本発明の殊に有利な実施形態においては、本発明による方法のステップf)におけるデータコネクションの確立の際に、1つまたは複数の第1の仕様メッセージが電話網において伝送される。この第1の仕様メッセージは第1の加入者において使用可能なコーディングを規定する。これらの第1の仕様メッセージは殊に従来技術において、コーディング交渉のためのプロトコルH.245から「Terminal Capability Set」メッセージTCSとして公知である。第1の仕様メッセージにおいて規定されているコーディングは殊にステップc)において決定されたコーディングと比較される。この比較により、第1の仕様メッセージにおいて規定されているコーディングとステップc)において決定されたコーディングとが一致しない、または部分的にしか一致しないことが明らかになると、有利な実施形態においては第2のシグナリングプロトコルのシグナリングメッセージがIPネットワークに送信される。このシグナリングメッセージは少なくとも部分的に第1の仕様メッセージにおいて規定されているコーディングを包含する。これによって、本来評価されたコーディングが実際に使用可能なコーディングと一致しない場合であってもデータコネクションを確立できることが保証される。
本発明による方法の別の有利な実施形態においては、第2のシグナリングプロトコルのシグナリングメッセージがIPネットワークにおいて伝送される。このシグナリングメッセージは第2の加入者において使用可能なコーディングを規定し、さらにはこのシグナリングメッセージ内に包含されているコーディングは第2の仕様メッセージを用いてステップe)におけるデータコネクションの確立の際に電話網に送信される。このようにして、IPネットワークから受信したコーディングに関する情報が、殊にH.245プロトコルを用いて実施される電話網におけるコーディングの交渉の際に考慮される。
別の実施形態においては、第2の加入者において使用可能なコーディングを規定する第2のシグナリングプロトコルのシグナリングメッセージが第1の仕様メッセージと比較され、シグナリングメッセージにおいてビデオ電話コネクションに関して必要とされるコーディングと第1の仕様メッセージとが一致しない場合には、ビデオ電話コネクションの確立が中止されるか、音声テレフォニーへの切り換えが有利には3GPP標準3GPP TS23.172に準拠するSCUDIF−「Service Change」プロシージャを用いて指示される。
殊に本発明において使用されるコーディングは、ビデオテレフォニーにおいて使用される音声コーディングおよびビデオコーディングに関する。しかしながら本発明は必要に応じて別のデータコーディングも含む。
本発明による方法の別の実施形態においては、殊に使用されるSIPプロトコルが前提条件拡張を支援しない場合には、第2の加入者には、データコネクション、殊に電話網におけるトランスポートコネクションを確立する所定の方法ステップが終了するまで有効データは伝送されないことが通知される。これによっていわゆる「クリッピング」、すなわち一貫したトランスポートコネクションが存在する前に、被発呼側によって送信される音声またはビデオの損失が回避される。
上述した本発明による方法の他に、さらに本発明は電話網およびインターネットプロトコルを基礎とするIPネットワークを有するデータネットワークに関する。このデータネットワークは本発明による方法を実施できるように構成されている。このためにデータネットワークは有利には、電話網とIPネットワークとの間の1つまたは複数のインタフェースノードを有し、このインタフェースノードは本発明による方法のステップb)からd)を実施するために使用される。有利にはインタフェースノードは、既に本発明による方法を説明する際に言及した従来技術から十分に公知のMGCFノードおよびIM−MGWノードを有する。
以下では本発明の実施例を添付の図面に基づき詳細に説明する。ここで、
図1は、本発明による方法を使用することができるデータネットワークの実施形態の概略図を示す。
図2から図16は、本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過を種々のシナリオに関して示したシグナリングチャートを示す。
本発明による方法の実施形態を詳細に説明する前に、先ず本発明のより良い理解のために従来技術において既に存在する構成を検討する。殊に、本発明による方法が好適に使用されるデータネットワークの発展を検討する。以下において規定されるプロトコルまた前記において規定したプロトコルおよびそれらの略号は従来技術から十分に公知であるのでここでは詳細に説明しない。
3GPP移動無線プロジェクトからは、音声テレフォニーおよびビデオテレフォニーのためにいわゆる「回線交換領域(Circuit Switched Domain)」ネットワークCSおよびいわゆる「IPマルチメディアサブシステム(IMS)」ネットワークが公知である。このネットワークの関連するサービスのいわゆる「インターワーキング(Interworking)」が保証されていなければならない。すなわち、使用されるシグナリングおよびデータの使用される伝送フォーマットの適切な変換を用いたIMSとCS領域との間のサービスのコネクションが必要である。IMSは3GPPアクセスネットワーク「Global System for Mobile Communications」(GSM)と「Universal Mobile Telecommunications System」(UMTS)が他のアクセスネットワーク、例えば「無線LAN」(WLAN)および「ディジタル加入者線」(DSL)に対しても使用される。先ずこれらのシナリオにおいては、IMSを介して音声テレフォニーおよびビデオテレフォニーが行われることが期待される。ビデオテレフォニーは公共の電話網、すなわちいわゆる「公衆交換電話網(PSTN)」においても使用することができ、通常の場合、3GPP−CS領域において使用されるプロトコルが伝送およびシグナリングのために使用されるPSTNネットワークによってもIMSとのインターワーキングが必要とされる。
従来、IMSとCS領域またはPSTNとのインターワーキングは音声テレフォニーに関してのみ規定されている。本発明はビデオテレフォニーのための相応のインターワーキングに関する。3GPP−CS領域においてもIMSにおいてもビデオテレフォニーは重要性を増しており、しかも殊にWLANまたはDSLなどのようなアクセスネットワークに関して、もしくは新たに生じたネットワークアクセス手段(例えばWorldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX))に関しても重要性を増しているのでそのような需要が見込まれる。
IMSネットワークとCSネットワーク、すなわちPSTNまたは3GPP−CS領域との間のインターワーキングは3GPP Release6以降、純粋な音声テレフォニーに関してのみ3GPP TS29.163に規定されている。
TS29.163によれば、いわゆる「呼制御(Call-Control)」シグナリングのインターワーキングが「メディアゲートウェイ制御機能(Media Gateway Control Function)」(MGCF)において行われる。有効コネクションのインターワーキング、すなわち転送および再パッケージ、また必要に応じて有効データのコード変換はいわゆる「インターネットマルチメディアメディアゲートウェイ(Internet Multimedia-Media Gateway)」(IM−MGW)において行われる。MGCFは3GPP TS29.332に詳細に記載されているようなITU−Tによって標準化されたH.248プロトコルを用いてIM−MGWを制御する。以下では、MGCFおよびIM−MGWを合わせて「マルチメディアインターワーキングノード」(MIK)と称する。
CSネットワークにおいてはベアラに依存しない呼制御(BICC)またはISDNユーザ部(ISUP)が呼制御シグナリングに使用される。呼制御シグナリングがトランスポートコネクションとは別個に行われる場合、この方式は「アウトオブバンド(out-of-band)」シグナリングとも称される。トランスポートコネクション内でシグナリングメッセージが交換されることも考えられ、これは「インバンド(in-band)」シグナリングと称される。ISUPの場合には時分割多重(TDM)がCSネットワークにおける伝送に使用され、BICCの場合にはインターネットプロトコル(IP)または非同期伝送モード(ATM)によってパケット伝送が行われる。ISUPに関して、純粋な音声テレフォニーが使用されるかビデオテレフォニーが使用されるかの交渉を、通話を確立するための呼制御シグナリング中にいわゆるISUP「UDIフォールバック(UDI Fallback)」プロシージャを用いて行うことができる。BICCに関してこの交渉は3GPP TS23.172において標準化されている「サービス変更およびUDIフォールバック(Service Change and UDI Fallback)」(SCUDIF)を用いて行うことができ、これは通話中であっても音声テレフォニーとビデオテレフォニーの切り換えを実現する。SCUDIFのような「UDIフォールバック」も「アウトオブバンド」シグナリングを使用する。この他にISUPおよびBICCに関しては、前述のプロシージャを使用しないこと、またコール確立(呼制御とも称される)をビデオテレフォニーのためにのみ試みること、さらにビデオテレフォニーが支援されない場合にはコール確立を中止することが考えられる。音声とビデオとの間の任意の交渉とは異なり、ビデオテレフォニーに使用される音声コーデックとビデオコーデックとの間の交渉は、既に先行してビデオテレフォニーが選択され、相応のトランスポートコネクション(英語「Bearer」)が確立された後に「インバンド」で行われる。
ビデオテレフォニーに関しては、CSネットワークにおいて64kbyte/sの帯域幅を有するいわゆるBS30データコネクションが使用される。このデータコネクション内ではITU−Tによって標準化されたプロトコルスーツH.324が使用され、3GPP−CS領域においては移動無線に関して適合されたヴァリエーションH.324Mが選択される。コール確立後に、マルチメディアコネクションのコンフィギュレーションがインバンドで、ITU−Tによって標準化されたH.245プロトコルを介して交渉され、殊に使用されるビデオコーデック、音声コーデックおよびそれぞれのコーデックコンフィギュレーションの詳細が交渉される。音声およびビデオはH.223プロトコルを用いて同一のトランスポートコネクションにおいて多重化される。3GPP−CS領域に関してTS26.110はプロトコルスーツH.245の使用を詳細に規定し、殊にいわゆるH.324Mコンフィギュレーションが選択される。
3G−324Mコネクションを確立する際に最も重要なシーケンス(英語「session」)は以下の通りである:
1 ISUPまたはBICCコール確立シグナリングを開始した後に、所望の「ベアラ」に必要とされるリソースが確保され、続けてトランスポートコネクションが確立される。
2 「インバンド」交渉の開始先ず、どのH.223「マルチプレクサレベル」がこのトランスポートコネクションに対して使用されるべきかという交渉が行われる。
3 必要であれば、H.245交渉によりマルチストリームコネクションを開く主導的な端末装置の識別。この機能は、双方向の論理チャネル(=logical Channel)が開かれた際の関係において衝突が発生した場合にのみ必要とされる。この機能は「マスターまたはスレーブの決定(Master or Slave determination)」(MSD)と称される。
4 いわゆる「端末能力セット(Terminal Capability Set)」H.245メッセージTCSを用いてメッセージを送信する端末装置の能力が伝送される。その種のメッセージは両方の端末装置に依存せずに送信される。ここで説明する能力には以下の情報が含まれる:オーディオコーデックおよびビデオコーデックならびにその特別な特性ないし特徴;マルチプレクサの機能範囲、詳細にはどの適合層が支援されるか(例えば、「シンプル」(=単純)または「ネスト」(=入れ子)多重化)およびその移動無線固有の拡張。
5 H.245シグナリングを用いたメディアストリーム毎の「論理」チャネルの確立。この時点以降、MSDを用いてまたは用いずに、端末装置ないしIM−MGWは音声有効データおよび/またはビデオ有効データの交換を実現するために「論理チャネル」を開ける状態にある。双方向の「論理チャネル」を形成する際に、チャネル番号(=channel number)および最終的に使用されるべきメディアの能力(英語「media capabilities」)が確定される。
6. H.245を用いる多重化特性の定義。
7. ビデオ、オーディオ/音声またはデータの伝送の開始。
IMSにおいてはビデオテレフォニーに関する交渉が「アウトオブバンド」でいわゆる「セッション記述プロトコル」(SDP)、IETF RFC2327を用いて行われ、これはいわゆる「セッション開始プロトコル」(SIP)、IETF RFC3261を用いて伝送される。音声テレフォニーが使用されるかビデオテレフォニーが使用されるかの交渉は使用されるコーデックの交渉と関連付けられており、またベアラを確立する前またはベアラの確立中に行われる。RFC3254に準拠するいわゆるSDP「offer−answer(提示・応答)」メカニズムが使用される。提示側はSDP「offer」メッセージにおいて支援されるコーデックのリストを送信する。このメッセージを受信した後に、応答側はSDP「Answer」メッセージを送信し、このメッセージは前述のリストの中の応答側が支援および利用しようとするコーデックを含んでいる。応答側はSDP「offer」のリストに含まれていなかったコーデックを提示してはならない。CS領域とは異なり、音声およびビデオに関しては2つの別個のトランスポートコネクション(英語「Bearer」)が使用され、このトランスポートコネクションはそれぞれいわゆる「リアルタイム伝送プロトコル」(RTP)、IETF RFC3550が使用される。汎用パケット無線サービス(GPRS)を介してアクセスネットワークを使用する3GPP−IMSに関して、3GPP TS26.235はビデオテレフォニーに対して使用されるべきコーデックを規定している。
以下では、CS領域側およびIMS側においてビデオテレフォニーに対して使用されるプロトコルおよびコーデックを再度説明する。
CS−ネットワーク(殊に3GPP CS領域)
呼制御: BICCまたはISUP
純粋な音声テレフォニーとビデオテレフォニーとの間の交渉をISUPに関 しては「UDIフォールバック」を用いて、またBICCに関しては「SC UDIF」を用いて行うことができる。
マルチメディアプロトコルスーツH.324M(H.324補遺C):
コーデック交渉: 確立された64kbit/sを有するCSベアラを介するH.24 5インバンド交渉
ビデオコーデック:H.263による支援 規定
H.261 オプション
MP4V−ES(単純なビデオプロファイルレベル0) オプショ ン
音声コーデック: NB−AMRによる支援 規定
WB−AMR オプション
G.723.1 推奨
トランスポート: H.223補遺A+Bに準拠するベアラにおける音声とビデオの多 重化。
IMS(GPRSアクセスネットワークのためのコーデック):
呼制御:SIP
純粋な音声テレフォニーとビデオテレフォニーとの間の交渉、例えばコーデッ ク交渉を含む。
コーデック交渉:ベアラを確立する前にSDPを用いるアウトオブバンド、これはSI Pにおいて伝送される。
ビデオコーデック:H.263による支援 規定
H264 オプション
MP4V−ES(単純なビデオプロファイルレベル0) オプショ ン
音声コーデック: NB−AMRおよびWB−AMRによる支援 規定
トランスポート: 種々のいわゆるRTP「ペイロード」フォーマットを使用した音声 およびビデオのための2つの別個のRTPベアラ:
音声: NB−AMR+WB−AMR:IETF RFC3267
ビデオ:H.263:IETF RFC2429
H.264(AVC):IETF RFC3984
MPEG−4:IETF RFC3016
並行するRTPメディアストリームの同期はいわゆるRTP「タイ ムスタンプ」を用いて行われ、これらは「リアルタイム制御プロト コル(RTCP、IETF RFC3550を参照されたい)」に よって交渉される。
しかしながら、殊にCS端末装置がPSTN内に存在するか、IMS端末装置がGPRSをアクセスネットワークとして使用しない場合には、上記のコーデックの他にまたは代わりに他のコーデックも端末装置によって支援することができる。
CS側およびIMSにおいて同一のビデオコーデックを使用すること、また可能であれば、コード変換を回避するために同一の音声コーデックを使用することも望ましい。殊にビデオコーデックのコード変換、しかしながら僅かな範囲においては音声コーデックのコード変換もIM−MGWにおける著しく高い計算能力および計算リソースを必要としていた。さらには伝送が遅延され、画像ないし音声の品質が劣化する虞がある。CS領域側でのコーデックとIMS側でのコーデックに対して必要とされる帯域幅が異なる場合には、一方の側では付加的な帯域幅が使用されることになるが、それによって画像または音声の品質が改善されることは無い。
図1は、以下において説明する本発明の実施形態において使用することができる典型的なネットワークコンフィギュレーションを示す。
3GPPのCS領域と接続されている移動端末装置MS1の形の端末が、IMSと接続されている移動端末装置MS2の形の端末と通信できるようにするために必要とされるネットワークコンフィギュレーションが示されている。CS領域は「メディアゲートウェイ制御機能」(MGCF)およびIMSメディアゲートウェイ(IM−MGW)を用いてIMSと接続されている。MGCFはIMSメディアゲートウェイをいわゆる「Mn」インタフェースを介して制御する。CS領域側ではコアネットワーク内にいわゆる「モバイルスイッチングセンター」(MSC)サーバが設けられており、このサーバはBICCシグナリングを用いて相互に通信し、またMGCFと通信する。これらはそれぞれCS−MGWを制御する。CS−MGWは相互に接続されており、またIM−MGWといわゆる「Nb」インタフェースを介して接続されている。ビデオテレフォニーに関してはいわゆる「BS30」データ伝送サービス(英語「Bearer Service」)が使用される。MS1はいわゆる無線アクセスネットワーク、例えばUTRANにより、CS−MGWのMSCサーバと接続されている。IMS側ではMGCFがSIP呼制御プロトコルを用いていわゆる「コールセッション制御機能」(CSCF)と通信し、このコールセッション制御機能はゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)および無線アクセスネットワーク、例えばいわゆるUTRANを介して移動端末MS2に転送される。データはIMSメディアゲートウェイからMbインタフェースを介してGGSNに伝送され、このGGSNはこれらのデータを同様に無線アクセスネットワークUTRANを介してMS2に転送する。
したがって図1において、2つのMSCサーバを介してMGCFへと延びる線L1はBICCシグナリングを表す。MGCFからCSCFおよびGGSNを介して、またそこからIMS側のUTRANへと延びる線L2はSIPシグナリングを表す。さらに、CS側のインタフェースUTRANから2つのCS−MGWおよびIM−MGWにわたり延びる線L3は組み合わされた音声/ビデオストリームを表す。線L3と同様に、CS側のインタフェースUTRANから2つのCS−MGWを介してIM−MGWへと延びる線L4はH.245プロトコルに準拠する伝送を表す。IM−MGWからGGSNを介してIMS側のUTRANへと延びる線L5はIMSネットワークにおけるビデオストリームの伝送を表し、また同様にIM−MGWからGGSNを介してIMS側のUTRANへと延びる線L6はIMSネットワークにおいて伝送される音声ストリームを表す。
CSネットワーク、すなわちPSTNまたは3GPPのCS領域と、コーデックの交渉のためにSIPおよびSDPを使用するIPネットワーク、すなわち例えばIMSとの間でのコード変換を回避したビデオテレフォニーのインターワーキングを使用する方法が本発明の対象である。
以下では「IMS終端」(IMS−T)コール確立と称する、CSネットワーク側からIMSの方向へのコール確立の場合、MGCFは先ずISUPまたはBICCシグナリングを受信し、このシグナリングからMGCFはビデオテレフォニーが所望されていることを識別または推定することができるが、どの音声コーデックまたはビデオコーデックが使用されるかは識別または推定することはできない。
以下では「IMS起源(IMS−O)」コール確立と称する、IMS側からCSネットワークの方向へのコール確立の場合、MGCFは先ずSIPシグナリングを受信し、このシグナリングからMGCFはビデオテレフォニーが所望されていることを識別または推定し、またIMS側においてどのコーデックが支援されるかを識別または推定することができる。
コネクションを高速に確立するために、また続けてIMSとCSネットワークとの間のシグナリングを適切に実施できるようにするために、IMS−Oコール確立の場合、またIMS−Tコール確立の場合においても、MGCFがIMSの方向におけるシグナリングに関して、CS側で支援されるコーデックに関する情報を与えることが必要とされる。このことはMGCFがそれらの情報をH.324/Mコネクションから取得する前に行われる。この情報は、例えばその時点においてトランスポートコネクションが接続される場合に、コール確立のためのアウトオブバンド呼制御シグナリングが既に終了しているときに初めてCS側に提供されることが多い。多くのネットワークにおいては、トランスポートコネクションにおいてコール確立の方向に送信されたデータ、いわゆる「forward early media(転送初期メディア)」がこの時点まで阻止される。
本発明の核心は、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)がコール確立の際のSIPコーデック交渉において先ず、CS側において支援されるコーデックの評価のみを出力することである。有利な実施形態においては、MIKがコーデックの選択の際にこのMIKが接続されているCSネットワークを考慮する。CSネットワークが3GPP CS領域である場合、MGCFは有利には3GPP TS26.110に記載されているコーデックを使用する。固定網においては別のコーデックが優勢になる可能性もある。別の有利な実施形態においては、MIKがコーデックの選択の際に、CS側の通話加入者が存在するネットワークを考慮する。MIKはIMS−Oの場合、このネットワークに関して選択される可能性が高いコーデックを選択するために、どのネットワークに被発呼側が存在するかを求めるために被発呼側の電話番号を使用する。MIKはIMS−Tの場合、このネットワークに関して選択される可能性が高いコーデックを選択するために、どのネットワークに発呼側が存在するかを求めるために発呼側の電話番号を使用する。コーデックの選択を統計の評価もしくはMIKのプロバイダによる管理的な調整によって最適化することができる。
比較的簡単な実施形態においては、MIKがIMSにおける端末によっても支援される確率が高い音声コーデックおよびビデオコーデック、例えばH.263およびAMRコーデックをそれぞれ1つだけ選択する。この実施形態は、3GPP TS26.235およびTS26.110がCS領域およびIMSにおいて同一の音声コーデックおよびビデオコーデックを支援すればよいので十分である。この実施形態はこれに続くグナリングシーケンスを簡略化するために有利である。
IMS−TにおいてSCUDIFが使用される場合、MIKが上述の選択されたコーデックの他に音声コーデックも受け取ることは有利である。この音声コーデックはSCUDIFを使用する場合に、コール確立時に最初に伝送されるIAMメッセージ(IAM=Initial Address Message)においてコーデックリストに格納されている。これによって、IMSの側において音声テレフォニーが選択される場合であっても円滑なコール確立が保証される。
MIKが続けてH.245インバンド交渉においていわゆる「Terminal Capability Set」メッセージを受信する。このメッセージはCSネットワーク側における端末の能力、殊に支援するビデオコーデックおよび音声コーデックについての情報、より正確には、個々のコーデックのどのオプションが支援されるかについての情報を含む。本発明によれば、MIKはそのメッセージに含まれるコーデックを、事前に評価されたIMSにシグナリングされたコーデックと比較する。コーデックが相互に異なる場合には、MIKがこの時点において新たにSDP「offer」をIMSに送信することが有利である、もしくは送信することが必要とされ、その場合MIKは「Terminal Capability Set」メッセージに表されるコーデックを転送する。SDP「offer」を例えばSIP「re−INVITE」または「UPDATE」メッセージを用いて伝送することができる。殊に、事前に評価されたコーデックが、「Terminal Capability Set」メッセージにおいて受信したコーデックを有する、それぞれ少なくとも1つの音声コーデックおよびビデオコーデックと一致しない場合には新たなSDP offerが必要である。
IMS−Oの場合、MIKは既にSIP「INVITE」メッセージにおいて、IMS側が支援するコーデックに関する情報を取得している。このコーデックが少なくともそれぞれ1つの音声コーデックおよびビデオコーデックにおいて、「Terminal Capability Set」メッセージにおいて受信したコーデックと一致しない場合には、例えばMIKがSCUDIFを使用するかCS側においてコール確立を先ず完全に終了し、その後音声テレフォニーのために新たにコール確立を開始することによって、MIKがH.223コネクションを解消し、コール確立を音声テレフォニーとして継続する場合には有利である。MIKが事前に送信したSDP「answer」において、「Terminal Capability Set」メッセージにおいて受信したコーデックに基づき選択しようとするIMS側において支援されるコーデックを排除している場合が発生することも考えられる。
これに対してIMS−Tにおいては、MIKは評価したコーデックをSDP「offer」において送信し、受信したSDP「answer」から、先ずMIKによって評価されたコーデックのうちのどのコーデックがIMS側において支援されるかという情報のみを有する。すなわち、新たなSDP「offer」を用いて、第1のSDP「offer」には含まれていないコーデックがIMSにおいて支援されるか否かを問い合せることは有利である。
本発明のさらに重要な点は、MIKがIMS側から受信したコーデックに関する情報をH.245インバンド交渉において「Terminal Capability Set」メッセージを用いて転送することである。有利には、MIKがこのメッセージの送信と同時に、このMIKがIMS側からコーデックについての情報を有するSDPメッセージを受信するまで待機する。MIKが自身で「Terminal Capability Set」メッセージを送信する前に、所定の時間にわたりこのメッセージの受信を待機する場合には殊に有利である。何故ならば、上述したようにMIKは受信した「Terminal Capability Set」メッセージに含まれているコーデック情報に基づき、IMS側からSDP「offer」を送信することを決定することができ、また後続のSDP「answer」に含まれている情報をこのMIKから送信した「Terminal Capability Set」メッセージにおいて考慮することができるからである。
しかしながら、例えばCSネットワークの裏でやはり別のMIKがIMSネットワークへの伝送を行っているために、MIKが所定の時間にわたり反対側から「Terminal Capability Set」メッセージを受信しない場合には、MIKは「Terminal Capability Set」メッセージを受信する前に自身で「Terminal Capability Set」メッセージを送信することが必要となる可能性がある。本発明によれば、MIKはこのメッセージにIMS側において送信ないし受信された最後のSDPメッセージに含まれていたコーデックを表す。
本発明によれば、MIKがIMS側における「Terminal Capability Set」メッセージの送信後に、最初の「Terminal Capability Set」メッセージにおいて許可されたコーデックを排除するSDPメッセージを新たに受信する場合、MIKは対応するコーデックが除去されている新たな「Terminal Capability Set」メッセージを送信する。
CSネットワーク側においてH.245「Terminal Capability Set」メッセージが交換された後では、H.245シグナリングを用いることにより、H.223プロトコルの別個の論理チャネルが音声およびビデオを伝送するために選択される。またこれによって、支援される音声コーデックおよびビデオコーデックのうちの1つだけが選択される。この時点においてIMS側では依然として複数の音声コーデックまたはビデオコーデックが選択されている場合、本発明によればMIKはH.245を用いて選択したコーデックを表すSDP「offer」をIMS側に新たに送信し、MIKが転送できないコーデックがIMSの端末側によって使用されることは回避される。SDP「offer」を例えばSIP「re−INVITE」または「UPDATE」メッセージを用いて伝送することができる。
IMS−Tの場合には「クリッピング(Clipping)」、すなわち一貫したトランスポートコネクションが存在する前に、被発呼側によって送信される音声またはビデオの損失を回避することが望ましい。IMSの側においてIETF RFC3312に準拠する「SIP前提条件」拡張が支援される場合には、MIKはSIP「前提条件」拡張を使用し、これにより局所的ないわゆる「QoS前提条件」が存在していること、すなわちコール確立を終了できるようになる前にトランスポートコネクションの確立が必要であることが示される。本発明によれば、音声およびビデオに関する論理的なH.223チャネルを開くことによって、CS側のトランスポートコネクションの確立が終了していると、MIKはSIP「前提条件」拡張を使用し、局所的ないわゆる「QoS前提条件」が満たされていることを示す。もっとも、CS側においては呼制御シグナリングにおけるコール確立の終了後に始めて「forward early media」が伝送され、またこの時点に初めてトランスポートコネクション内でのH.223およびH.245交渉が実現されることも考えられる。コール確立の阻止を回避するために、トランスポートコネクションの確立後に所定の時間にわたりH.223シグナリングが受信されない場合には、MIKはIMSの側にも局所的ないわゆる「QoS前提条件」が満たされていることをシグナリングする。
IMSの側においてSIP「前提条件」拡張が支援されない場合、または、しかしながらCSネットワークの側において「forward early media」が支援されない場合、MIKが有利にはIMS側の端末に、CS側のトランスポートコネクション内でH.223およびH.245交渉が終了するまでメディアストリームを送信しないことを指示する。IMS端末がこの情報を自身のユーザに示すことができ、これによって同様に「クリッピング」が回避される。このために本発明によれば、MIKがRFC3264に規定されているいわゆる「hold」プロシージャ、すなわち例えばSDP「inactive」属性を使用する。本発明によれば、音声およびビデオに関する論理的なH.223チャネルを開くことによってCS側のトランスポートコネクションの確立が終了されると、MIKはRFC3284に準拠する「Resume」プロシージャを使用し、これによりIMS側の端末はメディアストリームを送信することができる。
IMS−Tの場合には、トランスパレントなBS30ベアラのみがシグナリングされるので(例えば「IAM」メッセージにおける値「UDI」を有するパラメータ「TMR」のみ)、呼制御シグナリングにおいてビデオテレフォニーを一義的に識別できないことも考えられる。この場合、有利にはMIKがIMS側の音声コーデックおよびビデオコーデックの他に、該当する他のデータコーデック、例えばいわゆる「クリアモード」コーデック、IETF RFC4040または例えばRFC3362のフォーマットのFAXコーデックも提供する。「クリアモード」コーデックによって、BS30データサービスをトランスパレントにIMSを介して転送することも可能である。したがって「クリアモード」コーデックの使用は、コネクション確立がIMSから他のMIKへと転送される場合のインターワーキングを容易にするために有利である。1つの実施形態においては、MIKがCS側のトランスポートコネクションを先ずBS30サービスのためにのみコンフィギュレートするが、データコネクションはまだ確立されない。MIKが選択されたコーデックに関するシグナリングをIMS側から受信すると、MIKはビデオテレフォニーが問題であるか否かを識別することができ、またこの場合にはH.223インバンド交渉を開始する。別の実施形態においては、MIKが既にIAMメッセージを受信しているとH.223およびH.245を用いてインバンド交渉を開始する。MIKが選択されたコーデックに関するシグナリングをIMS側から受信し、またビデオテレフォニーが選択されなかったことを識別すると、MIKはH.223およびH.245交渉の試みを終了する。
以下では、本発明による方法の種々のシナリオに関するコール確立を詳細に説明する。
図2は、以下では「IMS終端」(IMS−T)コール確立と称する、CSネットワークの側からIMSの方向へのコール確立の場合における、例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができるマルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるH.245シグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングの原理をシグナリング経過を用いて示したものである。ここでは本発明に直接的に関連するメッセージのみが示されている。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1 MIKはいわゆるBICCまたはISUP「IAM」メッセージをCS側から受信する。MIKはこの「IAM」メッセージに包含されているパラメータに基づき、ビデオテレフォニーが所望されていること、もしくは所望されている可能性があることを識別する。IMAメッセージはビデオテレフォニーのために使用されるべき音声コーデックおよびビデオコーデックに関する情報を包含していない。
2 MIKはIAMメッセージをSIP「INVITE」メッセージに変換する。本発明によれば、MIKはこの「INVITE」メッセージに包含されるSDP「offer」において、H.324ビデオテレフォニーに関してCS側において支援される可能性が高い音声コーデック(例えばAMR)およびビデオコーデック(例えばH.263およびMP4V−ES)に関する情報を表す。コーデックを選択する際にMIKは、例えばエアインタフェースにおける伝送のために過度に大きい帯域幅を必要としなくするために、どのコーデックをIMSネットワークのプロバイダが所望しているかも考慮することができる。シグナリング経過およびインプリメンテーションを簡単なものに維持するために、MIKがIMSにおける端末によっても支援される確率の高い音声コーデックおよびビデオコーデックをそれぞれ1つだけ選択する、例えばH.263コーデックおよびAMRコーデックを選択する場合には有利である。これによって、選択されたコーデックが実際にCS側およびIMSにおいて支援される場合にはステップ7,8,11および12を省略することができる。これに対して、CS側およびIMSにおいて支援されるそれぞれの1つの所定の音声コーデックおよび所定のビデオコーデックをMIKが知らない確率が高い場合には、ある程度の確率で少なくともメッセージ7および8を省略するために、対象となる全てのコーデックを採用する。
コネクション確立がIMSから他のMIKに転送される場合にインターワーキングを容易にするために、MIKが付加的に「クリアモード」コーデック、RFC4040も挿入する場合には有利である。クリアモードコーデックによって、BS30データサービスをトランスパレントにIMSを介して転送することも可能である。
3 トランスポートコネクションがCSネットワーク側で確立される。続いて、トランスポートコネクションを介してH.223マルチプレクサレベルのインバンド交渉が行われ、H.245メッセージを交換するための論理的なH.223チャネルが開かれる。
4 MIKはトランスポートコネクションにおいてH.245「Terminal Capability Set」メッセージ5を待機する。本発明によれば、例えば別のMIKがCS側に存在するためにMIKが所定時間このメッセージを受信しない場合にのみ、MIKはH.245「Terminal Capability Set」メッセージを送信し、このH.245「Terminal Capability Set」メッセージにおいて、MIKはメッセージ2において送信した音声コーデックおよびビデオコーデック、もしくはメッセージ6が既に到来している場合にはこのメッセージ6において受信した音声コーデックおよびビデオコーデックを表す。
5 MIKはトランスポートコネクションにおいてH.245「Terminal Capability Set」メッセージを受信する。このメッセージには、個々のコーデックのどのオプションが支援され、またどのコーデックを並行して支援することができるかが正確に表されている、CSネットワーク側の端末の性能、殊に支援するビデオコーデック(例えばH.263およびH.261)および音声コーデック(例えばG.711およびAMR)についての情報が含まれている。
6 MIKはIMS側において、SDP answerを包含するSIPメッセージを受信する。SDP answerには、メッセージ2において提供されたコーデックのリストのうちIMS側の端末によって支援および所望されるコーデック、例えば音声コーデックとしてのAMRまたビデオコーデックとしてのH.263およびMP4V−ESが包含されているが、クリアモードコーデックは包含されていない。本発明によればMIKはメッセージ5において受信したコーデックとメッセージ6において受信したコーデックとを比較する。これらのコーデックが一致する場合、またはその一部(例えばH.263およびAMR)が少なくともプロバイダの許容するそれぞれ少なくとも1つの音声コーデックおよびビデオコーデックを包含する場合には、MIKは直接的にステップ9を継続する。
7 メッセージ2と比較して付加的なコーデック(例えばH.261ビデオコーデックおよびG.711音声コーデック)がメッセージ5に包含されていた場合には、例えばこれらの付加的なコーデックがより高い品質を提供するか、MIKのプロバイダによって好まれるため、もしくは事前に求められたコーデックの一部が音声コーデックおよび/またはビデオコーデックを包含していないために、その付加的なコーデックがIMS側において支援されるか否かを検査することが望ましいということをMIKは判断できる。例えばMIKはH.261ビデオコーデックがIMS側において支援されるか否かを検査することを決定する。本発明によれば、検査を実施するためにMIKはコーデックの一部また付加的に検査すべきコーデックを包含するSDP offerを用いて、適切なSIPメッセージ、例えばre−INVITEメッセージまたはUPDATEメッセージを送信する。
8 MIKがメッセージ7を送信した場合には、MIKはSIPメッセージにおけるSDP「answer」を再び受信する。SDP「answer」には、メッセージ6において提供されたコーデックのリストのうちIMS側の端末によって支援および所望されるコーデック、例えば音声コーデックとしてのAMRまたビデオコーデックとしてのH.263が包含されている。
9 本発明によれば、メッセージ4が送信されなかった場合、またはこのメッセージ4に包含されているコーデックがメッセージ8において受信したコーデック、もしくはステップ7および8がスキップされた場合にはメッセージ6において受信したコーデックとは異なる場合、MIKはメッセージ8において受信した音声コーデックおよびビデオコーデックならびにコーデックコンフィギュレーションの詳細、もしくはステップ7および8がスキップされた場合にはメッセージ6において受信した音声コーデックおよびビデオコーデックならびにコーデックコンフィギュレーションの詳細をH.245「Terminal Capability Set」メッセージを用いて転送する。
メッセージ4ないし9において転送されたコーデックおよびメッセージ5において受信したコーデックの一部がそれぞれ1つの音声コーデックおよびビデオコーデックしか包含していない場合、ステップ11をステップ10に並行して実施することは有利である。
10 いわゆるH.245「Master−Slave−Determination」、すなわち「マスター」端末ないし「スレーブ」端末の決定が実施される。「Master−Slave−Determination」メッセージを既に「Terminal Capability Set」メッセージ5および4ないし9と一緒に送信することもできる。「Master−Slave−Determination」はリソース衝突を解消することにしか関与しないので、本発明においてはこれ以上考察しない。H.245を用いて、音声およびビデオを伝送するためのH.223プロトコルのいわゆる論理チャネルが開かれる。メッセージ5および4ないし9において伝送されたコーデックの一部からそれぞれ1つの音声コーデックおよびビデオコーデックが選択される。
11 本発明によれば、メッセージ6ないし8において1つ以上の音声コーデックまたは1つ以上のビデオコーデックが包含されていた場合、MIKがステップ10において選択された音声コーデックおよびビデオコーデックが表されているSDP「offer」を用いて、MIKは適切なSIPメッセージ、例えばre−INVITEメッセージまたはUPDATEメッセージを送信する。
12 MIKがメッセージ11を送信した場合には、MIKは所属のSDP「answer」を包含するSIPメッセージを受信する。
図3は、以下では「IMS起源」(IMS−O)コール確立と称する、IMS側からCSネットワークの方向へのコール確立の場合における、例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができるマルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるH.245シグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングの原理をシグナリング経過を用いて示したものである。ここでは本発明に直接的に関連するメッセージのみが示されている。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1 MIKは、IMS側の端末が支援し、且つこのコールに対して使用されることが所望される音声コーデック(例えばAMR)およびビデオコーデック(例えばH.263およびMP4−ES)に関する情報を包含するSDP「offer」を有するSIP「INVITE」メッセージを受信する。MIKはビデオコーデックおよび音声コーデックの組み合わせにおいてビデオテレフォニーが所望されることを識別する。
2 MIKはいわゆるBICCまたはISUP「IAM」メッセージをCS側に送信し、このISUP「IAM」メッセージにおいてビデオテレフォニーが所望されることを表す。しかしながら、IAMメッセージはビデオテレフォニーのために使用されるべき音声コーデックおよびビデオコーデックに関する情報を包含していない。
3 MIKはIMS側において、SDP answerを包含するSIPメッセージを送信する。このことは多くの場合において、RFC3261におけるSIP内のSDP「offer」および「answer」の伝送についての特別な規則に基づき、コネクションの確立を遅延させないため、またコネクションの確立中に後続のSIPメッセージおよびISUP/BICCメッセージの有意義なインターワーキングを実現するために、ステップ4におけるCS側でのトランスポートコネクションの確立の前に既に必要である。本発明によればMIKは、メッセージ1において提供されたコーデックのリストのうちCS側においてH.324/Mビデオテレフォニーに関して支援される可能性が高いコーデック(例えばH.263ビデオコーデックおよびAMR音声コーデック)をSDP answerに挿入するコーデックを選択する際にMIKは、例えばエアインタフェースにおける伝送のために過度に大きい帯域幅を必要としなくするために、どのコーデックをIMSネットワークのプロバイダが所望しているかも考慮することができる。
シグナリング経過およびインプリメンテーションを簡単なものに維持するために、MIKが音声コーデックおよびビデオコーデックをそれぞれ1つだけ選択する、例えばH.263コーデックおよびAMRコーデックを選択する場合には有利である。これによって、選択されたコーデックが実際にCS側において支援される場合にはステップ7および8を省略することができる。
MIKがメッセージ3を送信する前に既にメッセージ6を受信していた場合には、MIKはメッセージ1および6におけるコーデックの一部からそれぞれ1つの音声コーデックおよびビデオコーデックを選択し、この選択したコーデックをメッセージ3に挿入する。
4 トランスポートコネクションがCSネットワーク側で確立される。続いて、トランスポートコネクションを介してH.223マルチプレクサレベルのインバンド交渉が行われ、H.245メッセージを交換するための論理的なH.223チャネルが開かれる。
5 MIKはトランスポートコネクションにおいてH.245「Terminal Capability Set」メッセージ6を待機する。本発明によれば、例えば別のMIKがCS側に存在するためにMIKが所定時間このメッセージを受信しない場合にのみ、MIKはH.245「Terminal Capability Set」メッセージを送信し、このH.245「Terminal Capability Set」メッセージにおいて、MIKはメッセージ3において送信した音声コーデックおよびビデオコーデックを表す。
6 MIKはトランスポートコネクションにおいてH.245「Terminal Capability Set」メッセージを受信する。このメッセージにはCSネットワーク側の端末の性能、殊に支援するビデオコーデック(例えばMP4V−ESおよびH.261)および音声コーデック(例えばG.711およびAMR)についての情報が含まれている。本発明によれば、MIKはメッセージ5において受信したコーデックをメッセージ3において送信したコーデックと比較する。メッセージ3においてビデオコーデックおよび音声コーデックがそれぞれ1つだけ選択されており、またそれらのコーデックがメッセージ6に包含されていた場合には、MIKは直接的にステップ9を継続する(例えばメッセージ3において送信したビデオコーデックH.263はメッセージ5に包含されていない)。
7 本発明によれば、MIKはメッセージ6において受信したコーデックをメッセージ1において送信したコーデックと比較する。MIKはメッセージ6および1におけるコーデックの一部からそれぞれ1つの音声コーデックおよびビデオコーデックを選択する。本発明によればMIKはこれらのコーデックを適切なSIPメッセージ、例えばre−INVITEまたはUPDATEメッセージ内のSDP「offer」メッセージにおいて送信する。
8 MIKがメッセージ7を送信した場合には、MIKはSIPメッセージにおけるSDP「answer」を再び受信する。SDP「answer」においてIMSの端末はメッセージ6からコーデックを選択することを確認しなければならない。IMSの端末はこれらのコーデックを既に自身でメッセージ1において提供していたので、これらのコーデックを許容する。
9 本発明によれば、メッセージ5が送信されなかった場合、MIKはメッセージ7において送信した音声コーデックおよびビデオコーデックならびにコーデックコンフィギュレーションの詳細、もしくはステップ7および8がスキップされた場合にはメッセージ3において送信した音声コーデックおよびビデオコーデックならびにコーデックコンフィギュレーションの詳細をH.245「Terminal Capability Set」メッセージを用いて転送する。メッセージ5およびメッセージ7が送信されており、それらのメッセージに包含されているコーデックが異なる場合、MIKは同様にH.245「Terminal Capability Set」メッセージを送信し、またこのH.245「Terminal Capability Set」メッセージにおいてメッセージ7に包含されているコーデックを表す。
10 いわゆるH.245「Master−Slave−Determination」、すなわち「マスター」端末ないし「スレーブ」端末の決定が実施される。「Master−Slave−Determination」メッセージを既に「Terminal Capability Set」メッセージ6および5ないし9と一緒に送信することもできる。「Master−Slave−Determination」はリソース衝突を解消することにしか関与しないので、本発明においてはこれ以上考察しない。H.245を用いて、音声およびビデオを伝送するためのH.223プロトコルのいわゆる論理チャネルが開かれる。メッセージ5ないし9において既に選択された音声コーデックおよびビデオコーデックが使用される。
図4は、IMS終端コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるBICCシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークにおいては3GPP TS23.172に準拠する「Service Change and UDI Fallback」(SCUDIF)が使用される。CSネットワークはいわゆる「forward early media」を支援する、すなわちBICC「ANM」メッセージの前に既に発呼側から送信された有効データを転送するようコンフィギュレートされていることを前提とする。IMS側ではSIP「前提条件(Preconditions)」(IETF RFC3312)、「更新(Update)」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用される。IMS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1 MIKはいわゆる「IAM」メッセージをCS側から受信する。SCUDIFシグナリングによればこの「IAM」メッセージ内にはコーデックリストが含まれており、このコーデックリストは音声テレフォニーに関して使用すべきコーデックを表し、またビデオテレフォニーのためのプレスホルダとしていわゆる「MuMe」ダミーコーデックを表し、この「MuMe」ダミーコーデックはH.324Mによるビデオテレフォニーが支援されるが、その場合どの音声コーデックおよびビデオコーデックが支援されるかは示さない。MuMeコーデックは第1のコーデックとしてコーデックリストに含まれているのでCS側では好まれる。すなわちビデオテレフォニーが所望されている。
2 MIKはIAMメッセージをSIP「INVITE」メッセージに変換する。本発明によれば、MIKはこのメッセージに包含されているSDP「offer」において、図2におけるステップ2に関して既に説明したように、H.324ビデオテレフォニーに関してCS側において支援される可能性が高い音声コーデック(例えばAMR)およびビデオコーデック(例えばH.263およびMP4V−ES)に関する情報を表す。IMS側において音声テレフォニーが選択される場合であっても円滑なコール確立を保証するために、択一的に本発明によればMIKがメッセージ1に包含されている音声コーデックを表してもよい。MIKは、コール確立を終了できるようになる前にトランスポートコネクションの確立が局所的に必要であることを示すためにSIP「前提条件」拡張を使用する。このことはいわゆる「クリッピング」、すなわち一貫したトランスポートコネクションが存在する前に、被発呼側によって送信される音声またはビデオの損失を回避するために有利である。
3 SIP「Trying」メッセージによりINVITEメッセージに応答する。
4 MIKはIMS側から、SDP「answer」を包含するSIP「183」メッセージを受信する。SDP answerには、メッセージ2において提供されたコーデックのリストのうちIMS側の端末によって支援および所望されるコーデックが包含されている。MIKはビデオコーデックが包含されていること、ビデオテレフォニーが所望されていることを識別し、図2におけるメッセージ5に関して詳述したように処理を行う。
5 MIKは、いわゆる「利用可能コーデックリスト(available codec list)」としてMuMeコーデック、また本発明によればメッセージ1においてもメッセージ4においても包含されていた音声コーデックが包含されている「APM」メッセージを送信する。「選択されたコーデック(selected codec)」として「MuMe」コーデックが表される。すなわち本発明によれば、MIKはアウトオブバンドBICCコーデック交渉の規則を遵守するために、H.324Mを用いるビデオテレフォニーにのみ関係する音声コーデックをメッセージ4から除去する。
6 SIP「100rel」拡張によればMIKは183メッセージの受信をSIP「PRACK」メッセージにより確認する。
7 SIP「PRACK」メッセージが確認される。
8 トランスポートコネクションがCSネットワーク側で確立される。
9 CSネットワーク側においていわゆる「連続性チェック(Continuity Check)」プロシージャが使用される場合には、MIKはいわゆるBICC「COT」メッセージを受信する。
10 CSネットワークのトランスポートコネクションによって、H.223マルチプレクサレベルのインバンド交渉ならびに図2において説明したH.245交渉が行われる。
11〜12 図2においてメッセージ7および8に関して説明したように、H.245交渉中にSDP「offer」および「answer」を送信することができる。これらはSIP「UPDATE」メッセージ(IETF3311)を用いて伝送される。
13 H.245インバンド交渉の終了後に、本発明によればMIKはSIP「前提条件」拡張を用いて、トランスポートコネクションの局所的な確立が終了していることをシグナリングする。必要に応じてメッセージを図2のメッセージ11と結合することができる。SIP「UPDATE」メッセージは相応のSDPの伝送に使用される。
14 SIP「UPDATE」メッセージが確認される。
15 SIP「Ringing(呼び出し)」メッセージが受信される。
16 メッセージ15に由来する情報が「ACM」メッセージとして転送される。
17 被発呼側の加入者はコールを受け取る。MIKはSIP「200OK(INVITE)」メッセージを受信する。
18 メッセージ17に由来する情報が「ANM」メッセージとして転送される。
19 SIP「200OK(INVITE)」が確認される。
図5は、IMS終端コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるBICCシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークにおいては3GPP TS23.172に準拠する「Service Change and UDI Fallback」(SCUDIF)が使用される。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用される。IMS端末が音声テレフォニーのみを支援することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1〜3 図4に示した通りである。
4 MIKはIMS側から、SDP「answer」を包含するSIP「183」メッセージを受信する。SDP answerには、メッセージ2において提供されたコーデックのリストのうちIMS側の端末によって支援および所望されるコーデックが包含されている。MIKは、音声コーデックしか包含されていないことに基づき音声テレフォニーが所望されていることを識別する。
5 MIKは、いわゆる「利用可能コーデックリスト」として、本発明によればメッセージ1においてもメッセージ4においても包含されていた音声コーデックが包含されているBICC「APM」メッセージを送信する。「選択されたコーデック」として音声コーデックが表される。すなわち本発明によれば、MIKはアウトオブバンドBICCコーデック交渉の規則を遵守するために、H.324Mを用いるビデオテレフォニーにのみ関係する音声コーデックをメッセージ4から除去する。
6〜16 コール確立はTS29.163に記載されているように行われる。
図6は、IMS終端コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるBICCシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークにおいては3GPP TS23.172に準拠する「Service Change and UDI Fallback」(SCUDIF)が使用される。CSネットワークがいわゆる「forward early media」を支援しない、すなわちBICC「ANM」メッセージの前に発呼側から送信された有効データを転送しないようコンフィギュレートされていることを前提とする。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用される。IMS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1〜9 図4に示した通りである。
10 MIKがコンフィギュレーションによってCSネットワーク側では「forward early media」は支援されないことを既に知っている場合、MIKはこのステップをスキップする。そうでない場合MIKは、H.223マルチプレクサレベルを交渉するために、所定の時間にわたりトランスポートコネクションにおいてH.223シグナリングの受信を待機する。本発明によれば、MIKは「forward early media」が支援されないことを確認し、以下において説明するように処理を行う。
11 コール確立を継続するために、本発明によればMIKは「前提条件」拡張を用いて、トランスポートコネクションの局所的な確立が終了していることをシグナリングする。「クリッピング」、すなわち一貫したトランスポートコネクションが存在する前に、被発呼側によって送信される音声またはビデオの損失を回避するために、本発明によれば有利には、MIKがSDPにおけるメディアをRFC3264に記載されているように「hold」にセットする。これはMIKがメディアにいわゆる「inactive」属性を設けることによって行われる。SIP「UPDATE」メッセージは相応のSDPの伝送に使用される。
12 SIP「UPDATE」メッセージが確認される。
13 SIP「Ringing」メッセージが受信される。
14 メッセージ13に由来する情報が「ACM」メッセージとして転送される。
15 被発呼側の加入者はコールを受け取る。MIKはSIP「200OK(INVITE)」メッセージを受信する。
16 SIP「200OK(INVITE)」メッセージが確認される。
17 メッセージ15に由来する情報が「ANM」メッセージとして転送される。
18 CSネットワークのトランスポートコネクションによって、H.223マルチプレクサレベルのインバンド交渉ならびに図2において説明したH.245交渉が行われる。
19〜20 図2においてメッセージ7および8に関して説明したように、H.245交渉中にSDP「offer」および「answer」を送信することができる。これらはSIP「re−INVITE」メッセージを用いて伝送される。
21 SIP「200OK(INVITE)」20が確認される。
22 MIKがメッセージ11内のメディアを「hold」にセットしている場合には、RFC3264に記載されているように、MIKは「inactive」属性を有していないSDPを送信することによってH.245インバンド交渉の終了後にメディアをアクティブにする。必要に応じてメッセージを図2のメッセージ11と結合することができる。SIP「re−INVITE」メッセージは相応のSDPの伝送に使用される。
23 SIP「re−INVITE」メッセージが確認される。
24 SIP「200OK(INVITE)」23が確認される。
図7は、IMS終端コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるBICCシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークにおいては3GPP TS23.172に準拠する「Service Change and UDI Fallback」(SCUDIF)が使用される。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)および「更新」(IETF RFC3311)拡張は使用されないが、SIP「100rel」(IETF RFC 3262)拡張は使用される。IMS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1 図4に示した通りである。
2 MIKはIAMメッセージをSIP「INVITE」メッセージに変換する。本発明によれば、MIKはこのメッセージに包含されているSDP「offer」において、図2におけるステップ2に関して既に説明したように、H.324ビデオテレフォニーに関してCS側において支援される可能性が高い音声コーデック(例えばAMR)およびビデオコーデック(例えばH.263およびMP4V−ES)に関する情報を表す。IMS側において音声テレフォニーが選択される場合であっても円滑なコール確立を保証するために、択一的に本発明によればMIKがメッセージ1に包含されている音声コーデックを表してもよい。「クリッピング」、すなわち一貫したトランスポートコネクションが存在する前に、被発呼側によって送信される音声またはビデオの損失を回避するために、本発明によれば有利には、MIKがSDPにおけるメディアをRFC3264に記載されているように「hold」にセットする。これはMIKがメディアにいわゆる「inactive」属性を設けることによって行われる。
3〜10 図4に示した通りである。
11〜15 図4におけるメッセージ15〜19と同様である。
16〜17 図2においてメッセージ7および8に関して説明したように、H.245交渉中にSDP「offer」および「answer」を送信することができる。これらはSIP「re−INVITE」メッセージを用いて伝送される。
18 SIP「200OK(INVITE)」メッセージが確認される。
19 MIKがメッセージ2内のメディアを「hold」にセットしている場合には、RFC3264に記載されているように、MIKは「inactive」属性を有していないSDPを送信することによってH.245インバンド交渉の終了後にメディアをアクティブにする。必要に応じてメッセージを図2のメッセージ11と結合することができる。SIP「re−INVITE」メッセージは相応のSDPの伝送に使用される。
20 SIP「re−INVITE」メッセージが確認される。
21 SIP「200OK(INVITE)」メッセージが確認される。
図8は、IMS終端コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるBICCシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークにおいては3GPP TS23.172に準拠する「Service Change and UDI Fallback」(SCUDIF)が使用される。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用されない。IMS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1〜3 図7に示した通りである。
4 コール確立を継続するためにMIKはBICC「APM」メッセージを送信する。この時点においてMIKはIMS側においてビデオテレフォニーが許容されるか否か、またどのコーデックが支援されるかを知らない。MIKは、ビデオテレフォニーが許容され、メッセージ1に包含されているコーデックのリストからIMS側において支援される可能性が高い音声コーデック、例えば「AMR」コーデックを選択することを前提とする。MIKはこれらの音声コーデックおよび「MuMe」コーデックをいわゆる「利用可能コーデックリスト」に挿入する。「選択されたコーデック」として「MuMe」コーデックが表される。
5〜9 図7におけるメッセージ8〜12と同様である。
10 MIKはIMS側からSDP「answer」を包含するSIP「200OK(INVITE)」メッセージを受信する。SDP answerには、メッセージ2において提供されたコーデックのリストのうちIMS側の端末によって支援および所望されるコーデックが包含されている。MIKはビデオコーデックが包含されていること、ビデオテレフォニーが所望されていることを識別し、図2におけるメッセージ5に関して詳述したように処理を行う。
11〜18 図7におけるメッセージ14〜21と同様である。
図9は、IMS終端コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるBICCシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークにおいては3GPP TS23.172に準拠する「Service Change and UDI Fallback」(SCUDIF)が使用される。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用されない。IMS端末が音声テレフォニーのみを支援することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1〜9 図9に示した通りである。
10 MIKはIMS側からSDP「answer」を包含するSIP「200OK(INVITE)」メッセージを受信する。SDP answerには、メッセージ2において提供されたコーデックのリストのうちIMS側の端末によって支援および所望されるコーデックが包含されている。MIKは、ビデオコーデックは包含されていないが、音声コーデックは包含されていること、音声テレフォニーが所望されていることを識別する。
11 MIKはH.223およびH.245交渉を中止する。
12〜13 図9におけるメッセージ11および12と同様である。
14 MIKがメッセージ2内のメディアを「hold」にセットしている場合には、RFC3264に記載されているように、MIKが「inactive」属性を有していないSDPを送信することによってH.245インバンド交渉の終了後にメディアをアクティブにする。SIP「re−INVITE」メッセージは相応のSDPの伝送に使用される。
15 SIP「re−INVITE」メッセージが確認される。
16 SIP「200OK(INVITE)」15が確認される。
17〜18 MIKはCSネットワーク側において音声テレフォニーに切り換えるために、いわゆるBICC「Codec Modifikation」プロシージャを使用する。
図10は、IMS終端コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるISUPシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークはいわゆる「forward early media」を支援する、すなわちBICC「ANM」メッセージの前に既に発呼側から送信された有効データを転送するようコンフィギュレートされていることを前提とする。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用される。IMS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1 MIKはいわゆるISUP「IAM」メッセージをCS側から受信し、シグナリングされたパラメータに基づき、例えばパラメータTMRにおける値「UDI」ならびにパラメータ「USI」における適切な値に基づきビデオテレフォニーが所望されることを識別または推定する。
2 MIKはIAMメッセージをSIP「INVITE」メッセージに変換する。本発明によれば、MIKはこのメッセージに包含されているSDP「offer」において、図2におけるステップ2に関して既に説明したように、H.324ビデオテレフォニーに関してCS側において支援される可能性が高い音声コーデック(例えばAMR)およびビデオコーデック(例えばH.263およびMP4V−ES)に関する情報を表す。MIKは、コール確立を終了できるようになる前にトランスポートコネクションの確立が局所的に必要であることを示すためにSIP「前提条件」拡張を使用する。このことはいわゆる「クリッピング」、すなわち一貫したトランスポートコネクションが存在する前に、被発呼側によって送信される音声またはビデオの損失を回避するために有利である。
ビデオテレフォニーが所望されているのか他のデータサービスが所望されているのかをMIKが確実に判断できない場合には、MIKは付加的に他のデータサービスにとって適切なコーデック、例えばRFC3362に準拠するFAXコーデック「t38」を挿入することができる。被発呼側の端末が所定のデータサービスしか支援しない場合には、相応のデータサービスが選択される。発呼側は場合によっては同様に、端末がこの所定のデータサービスのみを支援し、相応にこのデータサービスを送信することを知っている。
3〜4 図4に示した通りである。
6〜7 図4におけるメッセージ7〜8と同様である。
7〜17 図4におけるメッセージ9〜19と同様である。
図11は、IMS終端コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるSIPシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用されない。IMS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1〜3 図10に示した通りである。
4〜16 図8におけるメッセージ6〜18と同様である。
図12は、IMS起源コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるBICCシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークにおいては3GPP TS23.172に準拠する「Service Change and UDI Fallback」(SCUDIF)が使用される。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用される。CS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1 MIKは、SDP「offer」を包含するいわゆるSIP「INVITE」メッセージを受信する。SDP offerには、IMS側の端末によって支援され、コールに関して所望されるコーデックが包含されている。MIKはビデオコーデックが包含されていること、ビデオテレフォニーが所望されていることを識別し、図3におけるメッセージ1に関して詳述したように処理を行う。
2 MIKはいわゆる「IAM」メッセージをCS側へ送信する。SCUDIFシグナリングによればこの「IAM」メッセージ内にはコーデックリストが含まれており、このコーデックリストは音声テレフォニーに関して使用すべきコーデックを表し、またビデオテレフォニーのためのプレスホルダとしていわゆる「MuMe」ダミーコーデックを表し、この「MuMe」ダミーコーデックはH.324Mによるビデオテレフォニーが支援されるが、その場合どの音声コーデックおよびビデオコーデックが支援されるかは示さない。音声コーデックとしてMIKは有利にはメッセージ1に包含されているコーデックを選択する。MIKはMuMeコーデックを第1のコーデックとしてコーデックリストに挿入し、ビデオテレフォニーが所望されていることを表す。
3 SIP「Trying」メッセージがINVITEメッセージに応答する。
4 MIKはBICC「APM」メッセージを受信し、このBICC「APM」メッセージにはいわゆる「選択されたコーデック」として「MuMe」コーデックが表されている。これによりMIKはCS端末もビデオテレフォニーを支援することを識別する。MuMeコーデックの「利用可能なコーデックリスト」には音声コーデックが含まれており、CS端末はこの音声コーデックを音声テレフォニーに関して支援する。
5 トランスポートコネクションがCSネットワーク側で確立される。
6 MIKはIMS側に、図3におけるメッセージ3に関して詳細に説明したように、SDP「answer」を包含するSIP「183」メッセージを送信する。
7 SIP「100rel」拡張によればMIKは183メッセージの確認としてのSIP「PRACK」メッセージを受信する。
8 SIP「PRACK」メッセージが確認される。
9 MIKはSIP「UPDATE」メッセージを受信し、このSIP「UPDATE」メッセージはSIP「前提条件」拡張を用いて、IMSの側においてトランスポートコネクションの局所的な確立が終了していることを示す。
10 CSネットワーク側においていわゆる「連続性チェック」プロシージャが使用される場合には、MIKはいわゆるBICC「COT」メッセージを送信する。
11 SIP「UPDATE」メッセージが確認される。
12 CSネットワークのトランスポートコネクションによって、H.223マルチプレクサレベルのインバンド交渉ならびに図3において説明したH.245交渉が行われる。
13〜14 図3においてメッセージ7および8に関して説明したように、H.245交渉中にSDP「offer」および「answer」を送信することができる。これらはSIP「UPDATE」メッセージ(IETF3311)を用いて伝送される。この時点においてメッセージ20が既に送信されていた場合には、「UPDATE」メッセージの代わりにSIP「re−INVITE」メッセージが使用される。
15 「ACM」メッセージが受信される。
16 メッセージ15に由来する情報がSIP「Ringing」メッセージとして転送される。
17 被発呼側の加入者はコールを受け取る。MIKは「ANM」メッセージを受信する。
18 メッセージ17に由来する情報がSIP「200OK(INVITE)」として転送される。
19 SIP「200OK(INVITE)」が確認される。
図13は、IMS起源コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるBICCシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークにおいては3GPP TS23.172に準拠する「Service Change and UDI Fallback」(SCUDIF)が使用される。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用される。CS端末が音声テレフォニーのみを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1〜3 図12に示した通りである。
4 MIKはBICC「APM」メッセージを受信し、このBICC「APM」メッセージには「利用可能なコーデックリスト」として音声コーデックのみが包含されている。これによりMIKはCS端末が音声テレフォニーのみを支援することを識別する。
5 トランスポートコネクションがCSネットワーク側で確立される。
6 MIKはIMS側に、メッセージ1に関するSDP「answer」を包含するSIP「183」メッセージを送信する。このメッセージにおいてMIKは音声コーデックのみを表す。
7〜16 音声テレフォニーに関するコール確立はTS29.163に記載されているように行われる。
図14は、IMS起源コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるBICCシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。CSネットワークにおいては3GPP TS23.172に準拠する「Service Change and UDI Fallback」(SCUDIF)が使用される。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張は使用されない。CS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1〜5 図12に示した通りである。
6 CSネットワーク側においていわゆる「連続性チェック」プロシージャが使用される場合には、MIKはいわゆるBICC「COT」メッセージを送信する。
7 CSネットワークのトランスポートコネクションによって、H.223マルチプレクサレベルのインバンド交渉ならびに図3において説明したH.245交渉が行われる。
8 「ACM」メッセージが受信される。
9 情報がSIP「Ringing」メッセージとして転送される。
10 被発呼側の加入者はコールを受け取る。MIKは「ANM」メッセージを受信する。
11 MIKはIMS側に、図3におけるメッセージ3に関して詳細に説明したように、SDP「answer」を包含するSIP「200OK(INVITE)」メッセージを送信する。
12 SIP「200OK(INVITE)」が確認される。
13〜14 図3においてメッセージ7および8に関して説明したように、H.245交渉中にSDP「offer」および「answer」を送信することができる。これらはSIP「re−INVITE」メッセージを用いて伝送される。
15 SIP「200OK(INVITE)」が確認される。
図15は、IMS起源コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるISUPシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張が使用される。CS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1 図12に示した通りである。
2 MIKはいわゆる「IAM」メッセージをCS側へ送信する。MIKはこの「IMA」メッセージにおいて、例えばパラメータTMRに関する値「UDI」およびパラメータ「USI」における適切な値を選択することによってビデオテレフォニーが所望されていることを表す。
3 図12に示した通りである。
4〜17 図12におけるメッセージ6〜19と同様である。
図16は、IMS起源コール確立の場合における、マルチメディアインターワーキングノード(MIK)を介する、CS側におけるISUPシグナリングとIMS側におけるSIP/SDP呼制御シグナリングとの間のインターワーキングをシグナリング経過を用いて示したものである。MIKは例えばMGCFおよびIM−MGWから構成することができる。IMS側ではSIP「前提条件」(IETF RFC3312)、「更新」(IETF RFC3311)および「100rel」(IETF RFC 3262)拡張は使用されない。CS端末がビデオテレフォニーを支援および許容することを前提とする。
シグナリングステップの詳細は以下の通りである:
1 図14に示した通りである。
2 MIKはいわゆる「IAM」メッセージをCS側へ送信する。MIKはこの「IMA」メッセージにおいて、例えばパラメータTMRに関する値「UDI」およびパラメータ「USI」における適切な値を選択することによってビデオテレフォニーが所望されていることを表す。
3 図14に示した通りである。
4〜3 図14におけるメッセージ6〜15と同様である。
本発明による方法を使用することができるデータネットワークの実施形態の概略図。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。 本発明において使用されるプロトコルにおけるメッセージのシグナリング経過。

Claims (25)

  1. 電話網(CS)およびインターネットプロトコルベースのIPネットワーク(IMS)を包含するデータネットワークにおいてビデオ電話コネクションおよび/またはマルチメディア電話コネクションを確立する方法において、
    a) 前記電話網(CS)内または前記電話網(CS)に隣接する第1の加入者(MS1)と、前記IPネットワーク(IMS)内または前記IPネットワーク(IMS)に隣接する第2の加入者(MS2)との間において、前記電話網(CS)内の第1のシグナリングプロトコル(BICC)および前記IPネットワーク(IMS)内の第2のシグナリングプロトコル(SIP)を用いて、前記電話網(CS)および前記IPネットワーク(IMS)を介するコール確立を実施するステップと、
    b) 前記コール確立の際に、前記第1のシグナリングプロトコル(BICC)のシグナリングメッセージを前記第2のシグナリングプロトコル(SIP)のシグナリングメッセージに変換する、および/または、前記第2のシグナリングプロトコル(SIP)のシグナリングメッセージを前記第1のシグナリングプロトコル(BICC)のシグナリングメッセージに変換するステップと、
    c) 前記ステップb)において、前記ビデオ電話コネクションの間に交換される有効データを伝送する際に前記電話網(CS)において使用可能である、および/または、使用可能であると見込まれる1つまたは複数のコーディングを決定するステップと、
    d) 前記ステップc)において決定されたコーディングを、前記第2のシグナリングプロトコル(SIP)の1つまたは複数のシグナリングメッセージを用いて前記IPネットワーク(IMS)に送信するステップと、
    e) 前記コール確立の実施後および/または実施中に前記ビデオ電話コネクションの間に交換される前記有効データを伝送するためのデータコネクションを確立するステップと、
    f) 前記データコネクション内で前記電話網(CS)の側において第3のシグナリングプロトコル(H.245)を用いて、前記有効データに関して使用されるコーディングを決定するステップとを有することを特徴とする、方法。
  2. 前記データネットワークは3GPPネットワーク(3GPP=3rd Generation Partnership Project)である、請求項1記載の方法。
  3. 前記電話網はCSネットワーク(CS=Circuit Switched)および/またはPSTNネットワーク(PSTN=Public Swiched Telephone Network)である、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記第1のシグナリングプロトコルはBICC(BICC=Bearer Independent Call Control)および/またはISUP(ISUP=ISDN User Part)である、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 前記IPネットワーク(IMS)はIMSネットワーク(IMS=IP Multimedia Subsystem)である、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記第2のシグナリングプロトコルはSIP/SDP(SIP=Session Initiation Protocol;SDP=Session Description Protocol)である、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記SIP/SDPプロトコルは前提条件拡張を包含し、該前提条件拡張を用いて前記ステップf)の後に前記電話網(CS)におけるトランスポートコネクションの確立が終了していることをシグナリングする、請求項6記載の方法。
  8. 前記ステップb)からd)を前記電話網(CS)と前記IPネットワーク(ISM)との間の1つまたは複数のインタフェースノードにおいて実施する、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 前記インタフェースノードはMGCFノード(MGCF=Media Gateway Control Function)およびIM−MGWノード(IM−MGW=IMS Media Gateway)を包含する、請求項8記載の方法。
  10. 前記ステップe)における前記データコネクションの確立をH.324プロトコルファミリー、例えばH.324Mプロトコルファミリーを用いて行う、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 前記ステップc)における1つまたは複数のコーディングを使用される電話網(CS)に依存して決定する、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 前記ステップc)における1つまたは複数のコーディングを前記第1の加入者(MS1)の電話番号に依存して決定する、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 前記ステップc)において、使用される電話網(CS)および使用されるIPネットワーク(ISM)に依存して両方のネットワークにおいて使用される可能性が最も高いコーディング方法を決定する、請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 前記第1のシグナリングプロトコルの前記シグナリングメッセージには、前記電話網(CS)において使用可能な音声コーディングに関する情報が包含されており、例えば前記ステップc)において該音声コーディングを決定する、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。
  15. 前記ステップf)における前記データコネクションの確立の際に、1つまたは複数の第1の仕様メッセージ(TCS)を前記電話網(CS)において伝送し、該第1の仕様メッセージ(TCS)は前記第1の加入者(MS1)において使用可能なコーディングをそれぞれ規定する、請求項1から14までのいずれか1項記載の方法。
  16. 前記第1の仕様メッセージ(TCS)において規定されているコーディングを前記ステップc)において決定されたコーディングと比較する、請求項15記載の方法。
  17. 前記比較により前記第1の仕様メッセージ(TCS)において規定されているコーディングと前記ステップc)において決定されたコーディングとが一致しない、または部分的にしか一致しないことが判明した場合には、前記第2のシグナリングプロトコル(SIP)のシグナリングメッセージを前記IPネットワークに送信し、該シグナリングメッセージは少なくとも部分的に前記第1の仕様メッセージ(TCS)において規定されているコーディングを包含する、請求項16記載の方法。
  18. 第2の加入者(MS2)において使用可能なコーディングを規定する、前記第2のシグナリングプロトコル(SIP)のシグナリングメッセージをIPネットワーク(IMS)に伝送し、該シグナリングメッセージ内に包含されているコーディングを、第2の仕様メッセージを用いて前記ステップe)における前記データコネクションの確立の際に前記電話網(CS)に送信する、請求項1から17までのいずれか1項記載の方法。
  19. 第2の加入者(MS2)において使用可能なコーディングを規定する、前記第2のシグナリングプロトコル(SIP)のシグナリングメッセージを第1の仕様メッセージと比較し、該シグナリングメッセージにおいてビデオ電話コネクションに関して必要とされるコーディングと前記第1の仕様メッセージとが一致しない場合には、ビデオ電話コネクションの確立を中止するか、音声テレフォニーへの切り換えを有利には3GPP標準3GPP TS23.172に準拠するSCUDIF−「Service Change」プロシージャを用いて指示する、請求項18記載の方法。
  20. 前記ステップc)において決定されたコーディングは音声コーデックおよびビデオコーデックを包含する、請求項1から19までのいずれか1項記載の方法。
  21. 前記ステップc)において決定されたコーディングは音声コーデックおよびビデオコーデックの他に別のデータコーディングを包含する、請求項20記載の方法。
  22. 前記データコネクション、例えば前記電話網(CS)におけるトランスポートコネクションを確立する所定のステップが終了するまで有効データが伝送されないことを前記第2の加入者(MS2)に通知する、請求項1から21までのいずれか1項記載の方法。
  23. 電話網(CS)およびインターネットプロトコルベースのIPネットワーク(IMS)を包含するデータネットワークにおいて、
    請求項1から22までのいずれか1項記載の方法を実施するよう構成されていることを特徴とする、データネットワーク。
  24. 請求項1記載の方法のステップb)からd)を実施する、前記電話網(CS)と前記IPネットワーク(IMS)との間の1つまたは複数のインタフェースノードを有する、請求項23記載のデータネットワーク。
  25. 前記インタフェースノードはMGCFノード(MGCF=Media Gateway Control Function)およびIM−MGWノード(IM−MGW=IMS Media Gateway)を包含する、請求項24記載のデータネットワーク。
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