JP2006085827A - ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置へのディスクの着脱時に、トラバースを隠すことで、使用者に触れられないようにして、外観を良くしたディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ターンテーブルのディスク載置面の待機位置と記録再生位置の間に固定して配置されたフロントカバーのディスク載置面にディスクを載置することでディスクの装着を行い、フロントカバーのディスク載置面に設けたターンテーブル挿通用の開口部に、開閉部材をディスク載置面に対して凹設し、ディスクを装置に着脱可能な状態では、開閉部材は開口部を塞ぐ位置に構成する。
【選択図】図1
【解決手段】ターンテーブルのディスク載置面の待機位置と記録再生位置の間に固定して配置されたフロントカバーのディスク載置面にディスクを載置することでディスクの装着を行い、フロントカバーのディスク載置面に設けたターンテーブル挿通用の開口部に、開閉部材をディスク載置面に対して凹設し、ディスクを装置に着脱可能な状態では、開閉部材は開口部を塞ぐ位置に構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、CDやDVD等の記録用または再生用のディスク、あるいはディスクを収納したケースを装着し、記録または再生するためのディスク装置に関するものである。
近年、DVDに記録再生可能なDVDレコーダーが急速に普及し始めているが、今後の更なる普及拡大のために、従来とは形態を変えた装置の開発が求められている。
従来のディスク装置は、使用者がディスクを装置に装着する方法として、トレイ方式やスロットイン方式といった形態が主流となっているが、形態を変えた装置としては、実開平1−151453号公報に記載されたものが知られている。
従来のディスク装置は、ターンテーブルの取り付けられた本体に、ターンテーブルを含む本体前面を覆う蓋体が開閉可能に設けられている。蓋体にはディスクをターンテーブルにクランプする為のクランパが備えられている。使用者は本体と蓋体の間にディスクを入れ、蓋体を閉じることによってディスクがクランプされる構成になっている。
実開平1−151453号公報
しかしながら、上記の従来の構成では、使用者がディスクを装置に装着する際、ターンテーブルがディスクを着脱する部分に露出しており、ターンテーブルにディスクが当たり、ディスクとターンテーブルに傷が付きやすいことや、ターンテーブルが露出して使用者から見えるため、外観上良くないという問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、ディスクを着脱する状態では、ターンテーブルはカバーで隠され、使用者からは見えない状態にあるため、ディスクを装着しやすく、トラバース部を保護でき、外観の良いディスク装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明のディスク装置は、ケースに収納されたディスク、あるいは大径のディスク、小径のディスクが、記録/再生可能な装置であって、ディスクを記録/再生する光ピックアップと、ディスクを載置し光ピックアップが記録再生可能な位置で回転せしめるターンテーブルとを載置し、記録再生位置と待機位置との間を移動するトラバースと、ターンテーブルのディスク載置面の待機位置と記録再生位置との間に固定配置され、ディスクを載置するディスク載置面を有したフロントカバーと、前記ディスクに当接し、ディスクの中心をターンテーブル中心へ移送する一つ、もしくは複数のセンタリング手段と、ディスクを記録再生状態にする際、トラバースを待機位置から記録再生位置へ移動できるように、フロントカバーのディスク載置面の一部に開口部を有し、開口部には、開閉部材を備えた構成を有している。
この構成によって、装置にディスクを装着しやすく、トラバース部を保護でき、外観良く見えるという優れた効果が得られる。
以上のように本発明は、装置にディスクを装着しやすく、トラバース部を保護でき、外観良く見えるという優れた効果が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、ケースに収納されたディスク、あるいは大径のディスク、小径のディスクが、記録/再生可能な装置であって、ディスクを記録/再生する光ピックアップと、ディスクを載置し光ピックアップが記録再生可能な位置で回転せしめるターンテーブルとを載置し、記録再生位置と待機位置との間を移動するトラバースと、ターンテーブルのディスク載置面の待機位置と記録再生位置との間に固定配置され、ディスクを載置するディスク載置面を有したフロントカバーと、ディスクに当接し、ディスクの中心をターンテーブル中心へ移送する一つ、もしくは複数のセンタリング手段と、ディスクを記録再生状態にする際、トラバースを待機位置から記録再生位置へ移動できるように、フロントカバーのディスク載置面の一部に開口部を有し、開口部には、開閉部材を有していることを特徴としたものであり、装置へのディスク装着を容易にでき、ディスク装着時にトラバース部を保護できるという作用を有する。
本発明の請求項2に記載の発明は、ディスクを装置に着脱可能な状態では、開閉部材は開口部を塞ぐ位置にあることを特徴としたものであり、ディスク装着時に使用者からはトラバース部を見えないようにでき、外観を良くすることができるという作用を有する。
本発明の請求項3に記載の発明は、開閉部材は、フロントカバーのディスク載置面に対して光ピックアップの方向に凹設することを特徴としたものであり、ディスクを装置から取り出す際に、ディスク載置面に載置されたディスクと開閉部材との間に隙間が生じるため、隙間を利用してディスクを取り出しやすくできるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるディスク装置のディスク装着状態の平面図である。ここでディスク装着状態とは、ユーザーが装置にディスクを装着する時の装置の状態のことである。図2はディスク装置のディスク装着状態の側面断面図で、図1におけるZ−Z部の断面である。図3はディスク装置のディスクのセンタリング完了状態の平面図、図4はディスク装置のディスクのセンタリング完了状態の側面断面図で、図3におけるY−Y部の断面である。図5は同実施の形態におけるディスク装着状態の底面断面図で、図1におけるX−X部の断面である。
図1は、本発明の実施の形態1におけるディスク装置のディスク装着状態の平面図である。ここでディスク装着状態とは、ユーザーが装置にディスクを装着する時の装置の状態のことである。図2はディスク装置のディスク装着状態の側面断面図で、図1におけるZ−Z部の断面である。図3はディスク装置のディスクのセンタリング完了状態の平面図、図4はディスク装置のディスクのセンタリング完了状態の側面断面図で、図3におけるY−Y部の断面である。図5は同実施の形態におけるディスク装着状態の底面断面図で、図1におけるX−X部の断面である。
図1から図5において、1はディスク4を載置して記録または再生時にディスク4を回転させるターンテーブル、2はディスク4に信号を記録または再生する光ピックアップである。3はディスク装置の前面を覆うフロントカバー、3aはフロントカバー3に設けられたディスク載置面で、光ピックアップ2の光軸方向に対し直交方向に設ける。3bはディスク載置面3aの一部に設けた開口部で、ディスク装着状態と記録再生状態との切換時に、ターンテープル1のディスク載置面が挿通移動できるように設けられている。3cはフロントカバー3のディスク載置面3aにおけるターンテーブル1及び光ピックアップ2から離間した位置に設けられたリブである。リブ3cのディスク載置面3aに対して略垂直の方向の突出量は、本装置を縦置き(ディスク載置面3aが、本装置の設置面に対して略垂直になるような設置方法)に設置した際に、ディスク及びカートリッジを載置できるような寸法に設定されている。またリブ3cは、カートリッジを載置時、カートリッジ9に収納されたディスク4の中心と記録再生状態のターンテーブル1の中心とが合うような位置に設ける。3dはリブ3cの底部に設けられた孔部で、その中を後述するセンタリング手段8が移動可能に配されている。
4は記録媒体であるディスクで、本実施の形態では大径ディスク(例えば12センチディスク)を一例として説明しているが、小径ディスク(例えば8センチディスク)であっても、本装置に装着が可能である。なお、小径ディスクをセンタリングする際は、センタリング手段8のスライド量を、大径ディスクをセンタリングする際のセンタリング手段8のスライド量よりも多くすることで、センタリングが可能になる。
5はターンテーブル1と光ピックアップ2を搭載したトラバースベースで、支軸5aを中心に待機位置と記録再生位置との間で回動できるように設けられている。待機位置とは、ターンテーブル1のディスク載置面及び光ピックアップ2はフロントカバー3のディスク載置面3aより突出しない位置(つまり、ディスク載置面3aより下部に位置した状態)である。記録再生位置とは、ターンテーブル1のディスク載置面がフロントカバー3のディスク載置面3aより突出して、ディスク4を載置して記録再生可能な位置である。トラバースベース5の回動手段については図示しないが、例えば、モーターと歯車で構成される。
6は光ピックアップ2がディスク4の半径方向に移動する際にガイドとなるガイド軸、7は光ピックアップ2の移動のために用いる駆動モーターである。
8はリブ3cに載置されたディスク4の中心をターンテーブル1の中心に合うようにディスク4を移送するためのセンタリング手段であり、本実施の形態では、1つのセンタリング手段8でディスク4の外周部を支持してディスク4を移送させる方法をとっているが、センタリング手段は2つ以上設けてもよく、また、ディスク4の外周部以外の部位に支持させて移送させてもよい。また、センタリング手段8には、円弧形状となっているディスク4の外周部を確実に支持できるように、その上部に円弧部分8aが設けられている。また、センタリング手段8は、待機位置(図1の位置)とセンタリング完了位置(図3の位置)の間で移動するように設けられる。センタリング手段8の移動手段については図示しないが、例えば、モーターと歯車とラックで構成される。
9はフロントカバー3の内部にスライド可能に配された扉部で、図1及び図5に示すように開口部3bを覆う第1の位置と、図3に示すように開口部3bを開放しトラバースベース5の回動動作を妨げない第2の位置との間をスライド可能としている。扉部9のスライド方向は、第1の位置から第2の位置へスライドする際は図1の矢印B及び図5の矢印H方向で、第2の位置から第1の位置へスライドする際は矢印B及びHの逆方向である。扉部9は、第1の位置にある時、開口部3bを介して装置内部が目視不可能なような形状及び大きさを有している。
つまり、扉部9は、第1の位置にある時、開口部3bの鉛直方向への投影面以上の大きさを有している。また、扉部9の奥行き方向(ターンテーブル1の回転軸方向)の位置は、図2及び図5に示すように、フロントカバー3のディスク載置面3aよりも奥(内側)に配されている。また扉部9が第1の位置にある時は、図5に示すように載置されたディスク4に対して間隙10を有して配置される。なお、間隙10はフロントカバー3と扉部9によって包囲された空間である。この間隙10を形成することにより、ディスク4をディスク載置面3aに載置した際に、ディスク4の上端近傍においてディスク4とディスク載置面3aとの間にはほとんどクリアランスは無いが、ディスク4と扉部9との間には所定のクリアランスを生じさせることができる。なお、扉部9の移動手段については図示しないが、例えば、モーターと歯車とラックで構成される。
つまり、扉部9は、第1の位置にある時、開口部3bの鉛直方向への投影面以上の大きさを有している。また、扉部9の奥行き方向(ターンテーブル1の回転軸方向)の位置は、図2及び図5に示すように、フロントカバー3のディスク載置面3aよりも奥(内側)に配されている。また扉部9が第1の位置にある時は、図5に示すように載置されたディスク4に対して間隙10を有して配置される。なお、間隙10はフロントカバー3と扉部9によって包囲された空間である。この間隙10を形成することにより、ディスク4をディスク載置面3aに載置した際に、ディスク4の上端近傍においてディスク4とディスク載置面3aとの間にはほとんどクリアランスは無いが、ディスク4と扉部9との間には所定のクリアランスを生じさせることができる。なお、扉部9の移動手段については図示しないが、例えば、モーターと歯車とラックで構成される。
9aは扉部9の裏面側に設けられた凹部で、図1および図2に示すように扉部9が第1の位置にある時、扉部9とターンテーブル1とが当接するのを避けるために設けられたものであり、本実施の形態ではターンテーブル1の一部が凹部9a内に位置するようにした。なお、凹部9a内に位置させるものはターンテーブルに限るものではなく、他の部材であっても構わない。また、本実施の形態では凹部は1カ所としたが、複数箇所設けてもよい。このように凹部9aを設け、凹部9a内にターンテーブル1などの他部材を配することで、扉部9のスライド動作を妨げず、かつ装置全体の小型化をすることができる。
以上のように構成されたディスク装置について、図面を用いてその動作を説明する。
まず、ディスク装着状態で、ディスク4がリブ3cに置かれた場合について、図1〜図5を用いて説明する。なお、ディスク4を載置する際の扉部9の位置は、図1に示すように第1の位置にある。
まず、ディスク装着状態で、ディスク4がリブ3cに置かれた場合について、図1〜図5を用いて説明する。なお、ディスク4を載置する際の扉部9の位置は、図1に示すように第1の位置にある。
ディスク4をリブ3aに載置し、記録再生開始のスイッチ(図示せず)がONされると、センタリング手段8がその円弧部分8aにディスク4を載置した状態で、フロントカバー3のディスク載置面3aに平行にかつ矢印A方向(ターンテーブル1の中心に向かう方向)に移動する。それに伴ってディスク4はセンタリング手段8に外周部を支持されながら矢印A方向へ移動する。
そして、センタリング手段8は図3に示すセンタリング完了位置でストッパー(図示せず)に当接して矢印A方向への移動を停止する。ストッパーは、センタリング手段8によって移動されるディスク4の中心がターンテーブル1の中心に合うセンタリング位置で、センタリング手段8が停止するように設けられる。
次に、扉部9が図1の矢印B方向(図5の矢印H方向)へスライドを開始し、フロントカバー3の裏面側へ移動する。最終的には図3に示すように、少なくともトラバースベース5の回動動作を妨げない第2の位置まで移動する。これにより、開口部3bをトラバースベース5が挿通移動可能な状態になる。この時、扉部9は図3に示す第2の位置へ移動が完了している。ディスク載置面3aに載置されたディスク4により、トラバースベース5は使用者側から目視が困難な状態となっている。
その後、図2に示すようにトラバースベース5が支軸5aを中心に矢印C方向へ回動し、図4に示すようにそれに伴ってターンテーブル1のディスク載置面にディスク4が載置される。ターンテーブル1のディスク載置面には、ディスク4をクランプするための機構(図示せず)が設けられている。例えば、爪やフックで構成される。なお、ターンテーブル1にディスク4が載置される時、ターンテーブル1と装置に別途設けられたクランパ(図示せず)とでディスクを挟持することにより、ディスク4をターンテーブル1のディスク載置面に載置する方法もあり、より確実にディスク4をターンテーブル1に載置できる。
図3及び図4に示すようにトラバースベース5が記録再生位置に移動を完了すると、センタリング手段8は矢印D方向へ移動し、ターンテーブル1に載置されたディスク4の外周から離間する位置に退避する。本実施の形態では、センタリング手段8はリブ3cの孔部3d内へ移動する。この時、ディスク4はターンテーブル1に保持されている。センタリング手段8は、ターンテーブル1に載置されたディスク4の外周から離間していれば、センタリング手段8の待機位置(図1の位置)とセンタリング完了位置(図3の位置)との間のどの位置に退避しても良い。その後、ターンテーブル1が回転してディスク4を回転させて、記録再生状態になる。
次に装置からディスク4を取り出す場合について説明する。
ディスク4が記録再生位置にある状態からディスク取出し用のスイッチ(図示せず)がONされると、ターンテーブル1の回転が停止し、ディスク4の回転が停止する。そして、センタリング手段8が退避位置から、ディスク4外周を支持する位置(図3及び図4の位置)まで移動する。その後、トラバースベース5は、支軸5aを中心に矢印F方向へ回動し、記録再生状態から図2に示す待機状態に移動する。それに伴ってディスク4はターンテーブル1のディスク載置面から外れる。
次に、図3に示す第2の位置に退避していた扉部9が矢印E方向へスライドし、図1に示す第1の位置までスライドする。この時、扉部9は開口部3bを覆い、トラバースベース5を含む装置内部のメカニズムなどを、外部から目視できないよにしている。
その後、センタリング手段8はディスク4を載置した状態で矢印D方向(待機位置方向)に移動し、それに伴ってディスク4はリブ3cに載置される位置へ移動し、図1及び図2に示す状態となる。これにより、ディスク4を取り出し可能になる。
以上のように本実施の形態1によれば、フロントカバー3の一部にターンテーブル1が挿通移動できるような開口部3bを設け、さらにフロントカバー3の一部にリブ3cとセンタリング手段8を設けることにより、ディスク4をリブ3cに載置すれば、ディスク4の中心がターンテーブル1の中心に合うように自動的に移送することができるようになり、ディスク4の装着が容易にできる。
さらに、本装置が使用者によりディスク4を装着可能な状態にある時、開口部3bを覆う扉部9をスライド可能に設けることにより、ディスク装着前の状態においてフロントカバー3内に配されたトラバースベースなどのメカニズムが外部から目視できないようにすることができ、美観・品格を向上させることができる。
また、図1に示す状態の時、扉部9によって、トラバースベース5を覆い隠すことができるので、トラバースベース5に配されている部品を外的要因から保護することができる。特に、光ピックアップ2が埃などに弱いことを考えると、扉部9を設けることで装置内部への埃などの侵入を防ぎ、光ピックアップ2などへの埃の付着を防止あるいは低減することができる。
また、図1及び図5に示すように扉部9が第1の位置にある時、扉部9と載置されたディスク4との間に間隙10を有するように扉部9を配置したことにより、ディスク4を本装置から取り出す際に、ディスク4の上端部(ディスク4におけるセンタリング手段8により支持された部位に対して平面方向に対向した部位)に使用者の指(例えば人差し指)を引っかけやすくなるため、ディスク4を取り出しやすくなる。
なお、本実施例では、センタリング手段8がセンタリング動作をした後に扉部9を開く(第2の位置へ移動)構成としているが、扉部9が開いた後、センタリング手段8がセンタリング動作をしてもよい。また、記録再生状態からディスク4を取り出す時に扉部9が閉じた後(第1の位置に移動した後)に、センタリング手段8が待機位置に移動するとしているが、センタリング手段8を待機位置に移動した後、扉部9を閉じてもよい。
さらに、扉部9のスライド動作と、センタリング手段8の移動動作は、同時に行ってもよい。同時に行うことで、ディスク載置からディスク記録再生状態までに至る所要時間を短縮することができ、ディスク取り出し時もディスク記録再生停止状態からディスク取り出し可能状態に至るまでの所要時間を短縮することができる。
また、扉部9の表面(ディスク載置面側)は、ディスク載置面3aと同色、同材料、同処理などを施してもよく、これにより扉部9が第1の位置にある時、ディスク載置面3aとの一体感を強調することができ、品格を向上させることができる。
また、本発明は、ケースに収納されたディスク(以降カートリッジと呼ぶ)を装着する場合についても適用できる。カートリッジを装着した場合の動作で、ディスクを装着した場合と異なる点は、図示しないが、カートリッジを装着した場合、センタリング手段がセンタリングのために移動する際、カートリッジの下端面に当接してセンタリング手段が停止する点と、トラバースが記録再生位置に移動する前に、カートリッジのシャッターを開け、また、トラバースが待機位置に移動した後に、シャッターを閉じるシャッターの開閉手段が必要である点である。
また、本発明は、ディスクのみを記録再生できるディスク専用のディスク装置にも、カートリッジのみを記録再生できるディスク装置にも、ディスクとカートリッジの両方を記録再生できるディスク装置にも適用することが可能である。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。
本発明にかかるディスク装置は、ターンテーブルのディスク載置面の待機位置と記録再生位置の間に固定して配置されたフロントカバーのディスク載置面にディスクを載置することで、センタリング手段によりセンタリングされてディスクが装着されるディスク装置であって、ディスク載置面に設けたターンテーブル挿通用の開口部に開閉部材をディスク載置面より凹設することで、ディスク装置へのディスクの装着を容易にし、トラバース部を保護し、外観上良くすることが必要な用途にも適用できる。
1 ターンテーブル
2 光ピックアップ
3 フロントカバー
3a ディスク載置面
3b 開口部
3c リブ
4 ディスク
5 トラバースベース
5a 支軸
6 ガイド軸
7 駆動モーター
8 センタリング手段
9 扉部
2 光ピックアップ
3 フロントカバー
3a ディスク載置面
3b 開口部
3c リブ
4 ディスク
5 トラバースベース
5a 支軸
6 ガイド軸
7 駆動モーター
8 センタリング手段
9 扉部
Claims (3)
- ケースに収納されたディスク、あるいは大径のディスク、小径のディスクが、記録/再生可能な装置であって、
前記ディスクを記録/再生する光ピックアップと、前記ディスクを載置し前記光ピックアップが記録再生可能な位置で回転せしめるターンテーブルとを載置し、記録再生位置と待機位置との間を移動するトラバースと、
前記ターンテーブルのディスク載置面の前記待機位置と前記記録再生位置との間に固定配置され、前記ディスクを載置するディスク載置面を有したフロントカバーと、
前記ディスクに当接し、前記ディスクの中心を前記ターンテーブル中心へ移送する一つ、もしくは複数のセンタリング手段と、
前記ディスクを記録再生状態にする際、前記トラバースを前記待機位置から前記記録再生位置へ移動できるように、前記フロントカバーの前記ディスク載置面の一部に開口部を有し、
前記開口部には、開閉部材が設けられたことを特徴としたディスク装置。 - ディスクを装置に着脱可能な状態では、開閉部材は開口部を塞ぐ位置にあることを特徴とした、請求項1記載のディスク装置。
- 開閉部材は、フロントカバーのディスク載置面に対して光ピックアップの方向に凹設することを特徴とした請求項1記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004269597A JP2006085827A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004269597A JP2006085827A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006085827A true JP2006085827A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36164175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004269597A Pending JP2006085827A (ja) | 2004-09-16 | 2004-09-16 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2004
- 2004-09-16 JP JP2004269597A patent/JP2006085827A/ja active Pending
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