JP2006085651A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 認証情報を組み込む領域が用意されていないような画像データを取り扱う場合であってもユーザ毎に利用できる機能を制限できるようにする。
【解決手段】 ネットワークを介した通信が可能なプリンタ10において、データの送信元を識別するための認証情報と、その送信元に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて権限情報記憶部130に記憶させ、PC20からプリント要求を受信した場合に、権限判定モジュール220が上記権限情報を参照して、そのプリント要求の送信元に使用を許可できる機能により、プリント要求により要求された画像データの処理を行わせるようにする。この場合において、プリント要求の送信元の識別には、FTP又はIPPの通信を行うために受信した認証情報を使用させるようにした。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ネットワークを介した通信が可能な画像処理装置、このような画像処理装置とその通信相手となる通信装置とを備えた画像処理システム、上記のような画像処理装置の制御方法、コンピュータに上記のような画像処理装置を制御させるためのプログラム、およびこのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来から、プリンタ、スキャナ、コピー機、ファクシミリ通信装置(FAX)、これらの機能を併せ持つデジタル複合機等の画像処理装置において、ネットワーク通信インタフェースを設け、ネットワークを介した通信を可能とすることが行われている。そして、ネットワークを介して接続された端末装置から画像処理装置を利用可能にすることも行われている。
そして、このような画像処理装置において、パスワード等を用いて、装置を使用するユーザを識別できるようにすることも行われている。
このような画像処理装置としては、例えば特許文献1及び特許文献2に記載のようなものが挙げられる。
特開平11−154070号公報 特開2001−312388号公報
ところで、上記のような画像処理装置において、ユーザ毎に利用できる機能を制限したいという要求がある。例えば、あるユーザにはモノクロ印刷のみを許可し、他のあるユーザにはフルカラー印刷を許可する等である。
そして、このような要求に応えるための技術としては、認証情報をプリント要求に係る画像データ等に組み込むことにより、画像処理装置側でその認証情報を用いて認証処理を行うことができるようにする技術が知られており、この認証処理によってユーザを特定し、ユーザに応じて利用できる機能を制限するようにすることも考えられる。そして、このような機能を有する画像処理装置が開発され、使用されるようになってきている。
しかしながら、このような画像処理装置を使用する場合、データ形式の規格上認証情報を組み込む領域が用意されていないようなデータを取り扱う場合には、画像処理装置において認証処理を行うことができず、利用させる機能の制限もできないという問題があった。
この発明は、このような問題を解決し、認証情報を組み込む領域が用意されていないような画像データを取り扱う場合であってもユーザ毎に利用できる機能を制限できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の画像処理装置は、ネットワークを介した通信が可能な画像処理装置において、データの送信元を識別するための認証情報と、その送信元に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶する記憶手段と、通信相手から画像データ処理要求を受信した場合に、上記権限情報を参照し、その画像データ処理要求の送信元に使用を許可できる機能により、その画像データ処理要求により要求された画像データの処理を行う処理手段とを設け、その処理手段が、FTP又はIPPの通信を行うために受信した認証情報を、上記画像データ処理要求の送信元を識別するために使用するようにしたものである。
このような画像処理装置において、上記通信を行うために受信した認証情報を、ログイン時に使用するユーザID及びパスワードとするとよい。
さらに、上記画像データの処理を、画像データのプリント、蓄積又は他の機器への転送とするとよい。
また、この発明の画像処理システムは、ネットワークを介した通信が可能な画像処理装置と、その通信相手となる通信装置とを備えた画像処理システムにおいて、上記画像処理装置に、データの送信元を識別するための認証情報と、その送信元に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶する記憶手段と、通信相手から画像データ処理要求を受信した場合に、上記権限情報を参照し、その画像データ処理要求の送信元に使用を許可できる機能により、その画像データ処理要求により要求された画像データの処理を行う処理手段とを設け、その処理手段が、FTP又はIPPの通信を行うために受信した認証情報を、上記画像データ処理要求の送信元を識別するために使用するようにし、上記通信装置に、上記画像処理装置にFTP又はIPPを用いて認証情報を送信して認証を要求する手段と、上記画像処理装置に画像データ処理要求を送信し、特定の機能を指定してその機能による画像データの処理を要求する手段とを設けたものである。
また、この発明の画像処理装置の制御方法は、ネットワークを介した通信が可能な画像処理装置の制御方法において、上記画像処理装置に、データの送信元を識別するための認証情報と、その送信元に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶させ、通信相手から画像データ処理要求を受信した場合に、上記権限情報を参照させて、その画像データ処理要求の送信元に使用を許可できる機能により、その画像データ処理要求により要求された画像データの処理を行わせ、その処理の際に、FTP又はIPPの通信を行うために受信した認証情報を、上記画像データ処理要求の送信元を識別するために使用させるようにしたものである。
また、この発明のプログラムは、コンピュータに、ネットワークを介した通信が可能な画像処理装置を制御させるためのプログラムにおいて、上記コンピュータに、データの送信元を識別するための認証情報と、その送信元に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶する機能と、通信相手から画像データ処理要求を受信した場合に、上記権限情報を参照し、その画像データ処理要求の送信元に使用を許可できる機能により、その画像データ処理要求により要求された画像データの処理を上記画像処理装置の処理手段に行わせる機能と、FTP又はIPPの通信を行うために受信した認証情報を上記画像データ処理要求の送信元を識別するために使用する機能とを実現させるようにしたものである。
また、この発明の記録媒体は、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
以上のようなこの発明の画像処理装置、画像処理システム又は画像処理装置の制御方法によれば、認証情報を組み込む領域が用意されていないような画像データを取り扱う場合であってもユーザ毎に利用できる機能を制限できるようにすることができる。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータを上記のデバイスとして機能させてその特徴を実現し、同様な効果を得ることができる。
この発明の記録媒体によれば、上記のプログラムを記憶していないコンピュータにそのプログラムを読み出させて実行させ、上記の効果を得ることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
〔実施形態:図1乃至図10〕
まず、この発明の画像処理装置の実施形態であるプリンタの構成について説明する。図1は、そのプリンタの構成を、そのプリンタにアクセス可能なPC(パーソナルコンピュータ)と共に示したブロック図である。
図1に示したプリンタ10は、CPU11,ROM12,RAM13,不揮発性メモリ(NVRAM)14,ネットワークI/F15,エンジン部16を備え、これらがシステムバス17で接続されている。
CPU11は、プリンタ10全体を統括制御する制御手段であり、ROM12や不揮発性メモリ14に記録された種々のプログラムを実行することにより、処理手段等の各手段として機能し、後述するようにこの実施形態の特徴に係る種々の機能を実現する。
ROM12は、不揮発性の記憶手段であり、CPU11が実行するプログラムや、固定的なパラメータ等を記憶する。ROM12を書き換え可能な記憶手段として構成し、これらのデータをアップデートできるようにしてもよい。
RAM13は、一時的に使用するデータを記憶したり、CPU11のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。
不揮発性メモリ14は、フラッシュメモリやHDD(ハードディスクドライブ)等による書き換え可能な不揮発性記憶手段であり、CPU11が実行するプログラムや、装置の電源がOFFされた後でも保持しておく必要があるパラメータの値等を記憶する。後述する認証情報や権限情報も、この不揮発性メモリ14に記憶させるようにしている。
ネットワークインタフェース(I/F)15は、プリンタ10をネットワーク30に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)方式の通信を行うためのインタフェースである。そして、ネットワーク30を介して他の装置と通信を行う場合、このネットワークI/F15とCPU11とが通信手段として機能する。なお、ネットワーク30は、有線、無線を問わず種々の方式のものが使用可能であり、ネットワークI/F15は、ネットワーク30の規格や使用する通信プロトコル等に応じて適切なものを用意する。また、複数の規格に対応させて複数のネットワークI/F15を設けることも当然可能である。
エンジン部16は、用紙に画像をプリントするための画像形成部等であり、CPU11がこれらの動作を適切に制御することにより、プリンタ10に、受信した画像データに基づいて用紙に画像を形成するプリント動作を実行させることができる。なお、この部分については、プリンタに設ける機能に応じて構成が大きく異なり、その詳細についてはこの実施形態の特徴とはあまり関係ないため、図示を簡単なものに留めている。
以上のようなプリンタ10は、ここでは、ネットワーク30を介して外部装置であるPC20と通信可能としている。また、このプリンタ10は、後述するようにFTP(ファイル・トランスファー・プロトコル:File Transfer Protocol)及びIPP(インターネット・プリンティング・プロトコル:Internet Printing Protocol)に対応しており、PC20から適当なクライアントプログラムやドライバプログラムを用いてアクセスすることにより、FTPやIPPを用いてプリンタに画像データを転送すると共にその印刷を指示できるようにしている。
次に、図2に、プリンタ10の機能構成のうち、この実施形態の特徴に係る部分を示す。なお、以下の説明において、説明を簡単にするため、CPUがソフトウェアを実行することによって実現される機能について、ソフトウェアがその機能を有する、あるいはソフトウェアによってその機能が実現される、等の表現を用いることもある。
この図に示すとおり、プリンタ10は、この実施形態の特徴に関連する機能を実現するためのソフトウェアとして、プロトコルデーモン110及びプリンタアプリ120を有する。また、符号130で示すのは、ユーザを識別するためのIDやパスワードといった認証情報と、そのユーザに使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶する記憶手段である権限情報記憶部である。
この中で、プロトコルデーモン110は、所定の通信プロトコルに従ってPC20のような外部の装置と通信する機能を提供するプログラムであり、通信に使用するプロトコル毎に用意される。具体的には、FTPにより通信を行うためのFTPデーモンや、IPPにより通信を行うためのIPPデーモンが考えられるが、ここではどのプロトコルを用いるかを区別せずに示している。
ただし、ここで用意するプロトコルデーモン110は、外部装置から受信したユーザ名やパスワード等の認証情報を用いて、通信開始(ログイン)を要求してきた装置あるいはその装置を使用しているユーザを認証する機能を有するプロトコルを使用するものであるとする。そして、この認証処理を行う機能部として、ログイン判定部111を示している。また、この認証処理に使用するための認証情報、例えば受信したパスワードと比較するためのパスワード等は、ログイン判定部111からアクセス可能な記憶部に記憶させておくものとする。ハードウェアとしては不揮発性メモリ14が好適である。
また、プリンタアプリ120は、エンジン部16を始めとする必要なハードウェア資源を利用することにより受信した画像データに係る画像を用紙にプリント(この動作も「処理」の一種である)する機能を提供するためのプログラムであり、処理手段の機能を実現するためのプログラムである。そして、このプリントの機能としては、フルカラー印刷、単色カラー印刷、モノクロ印刷等の種々のレベルの機能が提供される。
なお、プリンタアプリ120が提供する機能には、権限判定部121の機能と、プリント機能提供部124の機能とがあるが、上記のプリントに関する機能は、後者の機能によるものである。
そして、前者の権限判定部121は、外部装置からプリント機能の使用(画像データの処理)を要求された場合に、ユーザIDやパスワード等の認証情報を用いてその使用を要求してきた装置あるいはその装置を使用しているユーザを認証すると共に、その装置あるいはユーザに使用を許可できる機能(使用権限を有する機能)を判定する機能を有する。また、その結果を示す情報を使用要求元に送信したり、プリントを要求された場合でも使用を許可できる機能に係るプリントの場合のみプリント機能提供部124にプリントを実行させ、許可できない機能に係るプリントであった場合にはプリントを実行させずにその旨の応答を要求元に返すようにする機能も有する。
ここで、権限判定部121における認証に使用する認証情報としては、外部装置がプリンタ10と通信を開始するためのログインの際に送信してきた認証情報を使用するようにしている。
このプリンタ10は、外部装置とネットワーク30を介した通信を行う場合には、まずプロトコルデーモン110により認証処理を行ってこれが成功した場合にログインさせ、その後、種々の要求やデータを受け付けるようにしている。従って、外部装置がプリント機能の使用あるいはプリントの実行を要求する際にも、必要な要求や画像データの送信に先立って、FTPやIPP等のプロトコルによりプリンタ10へのログインを行っているはずである。従って、このログインの際に外部装置から受信した認証情報をログイン判定部111が権限判定部121に通知するか、あるいは権限判定部121がログイン判定部111に要求して取得することができるようにすれば、権限判定部121における認証処理にも、ログインの際に受信したものと同じ認証情報を使用することができる。
また、権限判定部121が行う認証処理に使用する認証情報や、権限の判定を行うために使用する権限情報は、権限情報記憶部130に記憶させている。この権限情報記憶部130は、ハードウェアとしては不揮発性メモリ14に設けるとよい。
図3に、権限情報記憶部130に記憶させる認証情報及び権限情報の例を示す。
権限情報記憶部130においては、まず、図3(a)に示すように、認証情報としてユーザID及びパスワードを記憶させ、ログイン判定部111から取得した認証情報と比較してユーザを特定できるようにしている。なお、ここでいうユーザとは、必ずしも人間に限られず、自動的にプリンタ10にプリントを要求する機能を有する装置を示す場合もある。
また、各ユーザの認証情報と対応させて、そのユーザに使用を許可する機能の情報を示す権限情報として、そのユーザのグループの情報を記憶させるようにしている。
そして、図3(b)に示すように、各グループについて、そのグループのユーザに使用を許可する機能の情報を記憶させるようにしている。
従って、権限判定部121は、ユーザレベル判定部122によりまず認証情報によりユーザを認証してそのユーザの属するグループを特定し、その後、機能判定部123によりそのグループの情報に基づいてそのユーザに許可できる機能を特定することができる。
なお、権限情報記憶部130に記憶させる情報は、ログイン判定部111が認証処理を行う際に参照する情報とは無関係に設定することができる。従って、ログインは許可されても、プリント機能の使用は許可されないといったことも考えられる。また、権限情報記憶部130において、グループの概念を用いず、各ユーザの情報に対応させて、そのユーザに許可できる機能の種類を直接記載するようにしてもよい。
このようなプリンタ10に対してPC20からプリントを要求する場合、例えば、所要のクライアント21、例えばFTPクライアントやIPPクライアント、を用いてプリンタにアクセスし、ログインすると共に、画像データを送信してプリントを要求するようにすることが考えられる。
そこで、次に、図4にこのような処理を行う場合のPC20側の処理のフローチャートを示す。このフローチャートに示す処理は、PC20のCPUがクライアント21の機能を実現するためのクライアントプログラムを実行することによって行うものである。
PC20のCPUは、ユーザがプリンタ及びプリントすべき画像データを指定してプリントの実行を指示すると、図4のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、まずステップS11で、ユーザに対してユーザIDとパスワードの入力を要求する。この要求は、例えば図5に示すようなポップアップ画面をディスプレイに表示させることによって行うことができるし、コマンドラインから入力を要求するようにしてもよい。また、まずプリンタ10に対してアクセスし、プリンタ10からユーザID及びパスワードを要求された場合にユーザにこれらの入力を要求するようにしてもよい。
そして、ステップS12でこれらの入力を待ち、入力されると、ステップS13で、入力されたIDとパスワードと共に、動作要求であり画像データ処理要求であるプリント要求及びプリントすべき画像データをプリンタ10に送信して、プリント機能の使用と認証を要求する。この際に使用するプロトコルは、クライアント21及びプリンタ10のプロトコルデーモン110が対応しているものであるが、上述のようにFTPやIPPが考えられる。
そして、ステップS14でプリンタ10からの応答を待つ。ここで、認証が失敗した旨の応答を受信した場合には、ステップS11に戻って、再度ユーザIDとパスワードの入力を要求する。この場合において、認証の失敗には2つの種類が考えられる。
まず1つめは、ログイン判定部111におけるログイン時の認証が失敗する場合である。そして、この場合には、ステップS11で図6のような画面を表示して再度のユーザIDとパスワードの入力を要求し、ログインが失敗したことも同時に通知する。
また、2つめは、権限判定部121においてプリンタ機能の使用が許可されなかった場合であり、この場合には、図6に代えて図7に示したような画面を表示し、プリンタ機能の使用が許可されなかったことを通知する。
いずれにせよ、ユーザがユーザIDとパスワードを再度入力した場合には、ステップS12以降に進んで処理を繰り返す。
一方、ステップS14で認証が成功していた場合には、プリンタ10から使用可能な機能のリストを送信してくるので、ステップS15でこれを受信して表示する。この画面は、例えば図8に示すようなものである。
そして、ステップS16で使用する機能の指定を受け付けるが、ステップS17で、ステップS16で受け付けた指定が使用可能な機能に係るものでないと判断した場合には、ステップS16に戻って再度指定を受け付ける。
ステップS17で使用可能な機能が指定されたと判断した場合には、ステップS18で、ステップS16で受け付けた指定の情報をプリンタ10に送信して処理を終了する。プリンタ10側ではこの指定に従ってプリント処理が実行される。
なお、ステップS18の後、プリンタ10からプリントの結果に関する通知を受信してから処理を終了するようにしてもよいし、続けて他にプリントする画像データの指定を受け付けるようにすることも考えられる。
次に、図9に、図4のPC20側の処理と対応するプリンタ10側の処理のフローチャートを示す。このフローチャートに示す処理は、プリンタ10のCPU11がプリンタアプリ120を実行することによって行うものである。
CPU11は、PC20からプリント要求及び画像データを受信すると、図9のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、まずステップS21で、プロトコルデーモン110から、プリント要求(及び画像データ)の送信元がログインに使用したユーザIDとパスワードを取得する。
そして、ステップS22で取得したユーザIDとパスワードを権限情報記憶部130に記憶しているものと比較し、送信元のユーザを識別する。その後さらに、ステップS23で、識別したユーザに許可できる機能の情報を権限情報記憶部130から取得する。
次のステップS24では、以上により許可できる機能の情報を取得できたか否か判断し、取得できていれば、ステップS25で、プリント要求の送信元に、使用を許可できる機能を通知する。
その後、ステップS26でプリントに使用する機能の指定を受け付け、ステップS27で、ステップS23で取得した機能の種類に基づいて、受け付けた指定が使用を許可できる機能に係るものであるものか否か判断する。そして、許可できる機能に係るものであると判断すれば、ステップS28でエンジンを駆動してその指定に従ってプリントを実行し、処理を終了する。その後、次にプリントすべき画像データを受け付けるようにしてもよい。
また、ステップS27で使用を許可できる機能に係るものでなければ、ステップS29でプリント要求の送信元に要求は許可できない機能に係るものである旨のエラー通知を行ってステップS26に戻り、処理を終了する。なお、図4に示したようにPC20側で使用を許可された機能の指定のみを送信するような制御を行っていれば、通常はステップS27の判断がNOになることはない。
一方、ステップS24で許可できる機能の情報を取得できていなければ、ステップS30に進んでプリント要求の送信元に使用を許可できる機能がない旨を伝え、再ログインを要求して処理を終了する。このとき、プロトコルデーモン110に送信元との間の通信を切断させるようにするとよい。
次に、図10に、ユーザがPC20からプリンタ10にプリントを指示する場合の、PC20側及びプリンタ10側における図4及び図9に示した処理による動作シーケンスの例を示す。なお、プリンタ10側でのプロトコルデーモン110による処理についてはフローチャートの図示を省略したが、図10においてはプロトコルデーモン110による処理も示している。
この図に示すように、PC20は、ユーザがプリントすべき画像データを指定してプリンタ10でのプリントを指示すると(S101)、ユーザにユーザID及びパスワードの入力を指示する。そして、ユーザがこれらを入力すると(S102)、プリンタ10に対してそのIDとパスワードを、プリント要求及びプリントすべき画像データと共に送信する(S103)。ここで送信されるID及びパスワードは、まずはプリンタ10にログインするために使用される。
プリンタ10側では、プロトコルデーモン110がPC20からのアクセスを受け、受信したID及びパスワードを用いて、ログインを許可するか否かを判断する認証処理を行う。そして、これが成功すると(S104)、受信したIDとパスワードを、画像データ及びプリント要求と共にプリンタアプリ120に渡す(S105)。
そして、プリンタアプリ120は、これらの要求やデータを受け取ると、プロトコルデーモン110から受け取ったID及びパスワードを用いてユーザを識別し、そのユーザに使用を許可してよい機能を検索する(S106)。そして、その機能を使用要求の送信元に応答として返す(S107)。この返信は、プロトコルデーモン110が仲介して行う。
PC20側では、この応答を受け取ると、ユーザに使用できる機能を通知し、その中で使用する機能の指定を受け付ける。そして、ユーザが使用する機能を指定すると(S108)、プリンタ20にその機能指定の情報を送信する(S109)。この送信も、プロトコルデーモン110が仲介して行う。
そして、プリンタアプリ120が機能指定情報を受け取ると、指定は使用を許可できる機能に係るものであるはずであるから、指定された機能に基づき、画像データを処理してプリント可能なデータに加工した後、エンジン部16によりその画像データに基づいた画像を用紙に形成する(S110)。
以上のような処理により、プリンタ10は、アクセスしてきたユーザに対して、予めユーザ毎に設定されている機能のみの使用を許可し、それ以外の機能に係る要求は拒否するようにすることができる。この場合において、ユーザIDやパスワード等の認証情報と、その認証情報を送信してくるユーザ(送信元)に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶させておくようにしているので、ユーザ毎にきめ細かく機能の利用制限を行うことが可能である。
また、プリンタアプリにおいてユーザを認証するための認証情報として、プリント要求の送信元がプリンタ10にログインしようとする際に使用する認証情報を使用するようにしているので、ポストスクリプト印刷や、BMLinkS規格に従った印刷の場合のように、プリント要求やプリントすべき画像データ自体に認証情報が含まれていなくても、プリンタアプリにおいてユーザを認証し、権限情報を用いた機能制限を行うことが可能である。
〔変形例:図11乃至図14〕
次に、上述した実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態では、PC20からプリンタ10にアクセスする際に、一般的なクライアント21を用いる例について説明した。しかし、プリンタ10の制御に特化したプリンタドライバを用いるようにしてもよい。また、一旦入力したユーザID及びパスワードをレジストリに保存し、次回からは改めて入力しなくてもそのユーザID及びパスワードを用いてプリンタ10にアクセスできるようにしてもよい。
ここでは、まずこのような機能を実現した変形例について説明する。
まず図11に、PC20がプリンタドライバによりユーザからプリンタ10に対するプリントの指示を受け付ける際に表示されるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)の例を示す。
PC20は、ユーザから特定の画像データ又はファイルについてプリンタ10によるプリントを指示されると、図11に示すようなGUI40をディスプレイに表示してプリント内容の指示を受け付ける。このGUI40においては、図からわかるように、印刷方法、カラー/白黒、原稿サイズ、部数、原稿方向等、プリンタ10にプリントを実行させる際に利用する機能を設定可能である。さらに、GUI上部のタブをクリックすることにより、編集、仕上げ等の設定を行うための画面を表示させ、これらの設定を行うこともできる。
また、GUI40において、認証情報入力ボタン41が押下されると、PC20は、図5に示したような画面をディスプレイにポップアップ表示させ、ユーザIDとパスワードの入力を受け付け、入力されたIDとパスワードをレジストリに保存するようにしている。
そして、ユーザがOKキー42を押下すると、GUI40においてなされた設定に従ったプリント要求を生成し、レジストリに保存してあるユーザID及びパスワードや、プリントする画像データと共にプリンタ10に送信してプリントを実行させる。またこのとき、ユーザIDとパスワードがレジストリに保存されていなければ、認証情報入力ボタン41が押下された場合と同様にこれらの入力を受け付ける。また、キャンセルキー43を押下すると、プリント要求は送信せずにGUI40を閉じる。
ここで、図12に、ユーザがOKキー42を押下した場合にPC20側で実行する処理のフローチャートを示す。この処理は、PC20のCPUがプリンタドライバプログラムを実行することにより行うものである。
PC20のCPUは、ユーザがGUI40のOKキー42を押下(クリック等)すると、図12のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、まずステップS41で、ユーザIDとパスワードがレジストリに保存されているか否か判断する。ここで保存されていなければ、ステップS42に進み、図5に示したようなポップアップ画面をディスプレイに表示させてユーザIDとパスワードの入力を要求する。そして、ステップS43で入力を待ち、入力されるとステップS44に進んでその入力されたユーザIDとパスワードをレジストリに保存してステップS45に進む。ステップS41で既にレジストリに保存されていれば、そのままステップS45に進む。
そして、ステップS45で、レジストリに保存されているユーザID及びパスワードを、GUI40にて設定された内容に従ったプリント要求及びプリントさせる画像データと共にプリンタ10に送信する。
その後、ステップS46でプリントを許可できない旨の応答があったか否か判断し、このような応答があればステップS47でその旨及びプリントが許可されなかった原因をユーザに通知して処理を終了する。また、特に許可できない旨の応答がなければ、そのまま処理を終了する。
ここで、プリンタ10においてプリントが許可されない場合としては、プリンタ10へのログインが失敗した場合、権限判定部121における認証が失敗した場合、要求した動作の内容が送信したユーザID及びパスワードと対応するユーザには利用を許可できない機能を利用するものであった場合等が考えられる。また、プリンタ10がプリントを許可する旨の応答を返すようにしている場合には、ステップS46でこの応答を待ち、応答があってから処理を終了するようにしてもよい。
次に、図14に、図12のPC20側の処理と対応するプリンタ10側の処理のフローチャートを示す。このフローチャートに示す処理は、上述した実施形態で図9に示した処理と対応するものであり、図9と同じステップ番号を付した処理は、図9の場合と対応する処理である。
プリンタ10のCPU11は、PC20からプリント要求及び画像データを受信すると、図13のフローチャートに示す処理を開始する。
そして、ステップS21乃至S23で、図9の場合と同様に、プリント要求(及び画像データ)の送信元がログインに使用したユーザIDとパスワードを取得し、その送信元のユーザに許可できる機能の情報を取得する。そして取得できれば、ここで受信するプリント要求には既に利用する機能の指定が含まれていることから、ステップS24からステップS27′に進み、プリント要求が使用を許可できる機能に係るものであるか否かを判断し、許可できるものであればステップS28′で要求に従ってプリントを実行する。
なお、ステップS24の判断がNOの場合の処理は図9の場合と同様であるが、ステップS27′の判断がNOの場合には、ステップS29でエラーを通知した後、そのまま処理を終了するようにしている。これは、この例ではPC20側のプリンタドライバに機能指定だけを単独で行う機能を設けていないためである。
次に、図14に、ユーザがPC20からプリンタ10にプリントを指示する場合の、PC20側及びプリンタ10側における図12及び図13に示した処理による動作シーケンスの例を示す。この図は、上述した実施形態における図10と対応するものである。
この図に示すように、PC20は、ユーザが図11に示したGUI40のOKキー42を押下してプリントを指示すると(S121)、レジストリに記憶されているユーザID及びパスワードと共に、プリント要求とプリントすべき画像データとをプリンタ10に送信する(S122)。このID及びパスワードは、まずはプリンタ10にログインするために使用される。
プリンタ10側では、プロトコルデーモン110がPC20からのアクセスを受け、受信したID及びパスワードを用いて、ログインを許可するか否かを判断する認証処理を行う。そして、これが成功すると(S123)、受信したID及びパスワードと、プリント要求及び画像データとをプリンタアプリ120に渡す(S124)。
そして、プリンタアプリ120は、受け取ったプリント要求に応じ、プロトコルデーモン110から受け取ったID及びパスワードを用いてユーザを識別し、そのユーザに使用を許可してよい機能を検索する(S125)。そして、受け取ったプリント要求に係る機能の使用を許可できると判断した場合には(S126)、その要求に従ってプリントを実行する(S127)。
以上のような処理によっても、プリンタ10は、ログイン時に使用した認証情報により、ユーザの認証及び機能制限を行うことができる。
この場合において、PC20側では、ユーザIDとパスワードをレジストリに記憶させておくことができるので、同じユーザが何度もプリントを行う場合に、初めの一度だけユーザIDとパスワードを入力するだけでよい。また、プリント要求を一度行うだけでプリンタ10にプリントを行わせることができる。従って、PC20における操作性も向上させることができる。
このような動作は、プリント要求や画像データ自体に認証情報が埋め込まれているようなデータを取り扱い、ここに埋め込まれている認証情報を用いて認証や機能制限を行う場合と共通点が多い。そこで、このようなプリントアプリを開発済みである場合には、ログイン時の認証処理に用いた認証情報をプロトコルデーモンから取得できるようにすれば、プリント要求や画像データ自体に認証情報を埋め込めないような形式のデータを取り扱う場合でも認証や機能制限を行うことができるようにすることができる。従って、既存の資産を利用して少ない労力で効率のよい開発が可能になる。上記のような画像データに組み込まれた認証情報を利用して認証処理を行う機能は、同時に開発された新たな機能とセットになっている場合も多いので、このような資産を利用できることによる効果は大きい。
なお、以上の実施形態及び変形例においてはプリンタを例として説明したが、この発明は、プリント,スキャン,ファクシミリ通信(FAX)等の種々の機能を備えたデジタル複合機(MFP)のような画像処理装置に適用することも可能である。
図14に、MFPにおいて上述の実施形態の場合と同様に、ログイン時に使用した認証情報によりユーザの認証及び機能制限を行うことができるようにする場合の機能構成例を示す。
図15に示すMFP200においては、機能提供部240に設けたプリンタ機能部241,スキャナ機能部242,コピー機能部243,FAX機能部244,文書管理機能部255等の各機能部が、エンジン部に所要の動作を行わせることによりプリンタやスキャナ等の機能を実現できるようにしている。そして、PC20からMFP200にこれらの動作の実行を指示しようとする場合には、MFPドライバ22を用いてMFP200にログインし、動作要求を送信するようにしている。プリントやFAX送信あるいは文書蓄積等、画像データの処理に関する動作を要求する場合には、処理対象の画像データも共に送信するようにしている。
そして、ログインの可否は、図2に示したプリンタ10の場合と同様、プロトコルデーモン210のログイン判定部211が行う。
ログインが成功すると、PC20からの要求や画像データは権限判定モジュール220に渡され、この権限判定モジュール220が、要求に係る動作を許可してよいかどうかを判定する。そして、この判定の際には、プロトコルデーモン210から、ログイン時の認証処理に使用したユーザIDやパスワード等の認証情報を取得し、権限情報記憶部230に記憶している認証情報や権限情報を参照して、要求の送信元に使用を許可してよい機能の情報を取得し、この情報を基に判定を行うようにしている。
権限情報記憶部230に記憶している認証情報や権限情報の形式は、図3に示したものと同様なものでよいが、MFP200の方がプリンタ10よりも多機能であるので、権限情報として規定できる項目は多岐に亘る。そこで、例えば、プリント機能、FAX機能、文書蓄積機能といった、大きな単位で使用可否を設定できるようにしてもよい。
そして、権限判定モジュール220が、受信した要求に係る機能の使用を、要求の送信元に許可してよいと判断すると、その要求及び付随するデータ(画像データ等)を必要な機能部に渡し、要求に係る動作(画像データの印刷やFAX通信による他の装置への送信、文書蓄積等)を実行させる。
なお、ここでは権限判定モジュール220を機能提供部240の外部に設ける例を示したが、機能提供部240中の一部の機能についてのみ権限判定モジュール220による認証や機能制限を行えばよいのであれば、プリンタ機能部241等の機能部中に権限判定モジュール220を設けてもよい。
また、以上説明してきた実施形態及び変形例は、あくまでも一例であり、ハードウェア構成や機能構成、処理の具体的内容、使用するプロトコル、データの構成等を、この発明を適用する装置の特性や機能に応じて適宜変更してよいことは、もちろんである。
例えば、プリンタにおいてはプリント要求や画像データの転送に使用するプロトコルとしてFTPやIPPが広く用いられているため、このようなプロトコルを使用すると汎用性の点で効果的であるが、これらのプロトコルに限られることはない。また、認証情報として、暗号化したパスワードやデジタル証明書等を使用することも考えられる。
また、以上の実施形態や各変形例で説明した内容は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて用いることもできる。
また、この発明によるプログラムは、コンピュータに、上述したプリンタ10やMFP200のような画像処理装置を制御させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMあるいはHDD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
以上説明してきたように、画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の制御方法、プログラム又は記録媒体によれば、認証情報を組み込む領域が用意されていないような画像データを取り扱う場合であってもユーザ毎に利用できる機能を制限できるようにすることができる。
従って、この発明を利用することにより、ユーザに応じて利用を許可する機能を制限できるような画像処理装置を容易に提供することができる。
この発明の画像処理装置の実施形態であるプリンタの構成を、そのプリンタと通信可能なPCと共に示すブロック図である。 そのプリンタの機能構成のうち、実施形態の特徴に係る部分を示す図である。 図2に示した権限情報記憶部に記憶させる認証情報及び権限情報の例を示す図である。 図1に示したPCからプリンタにプリントを指示する場合のPC側の処理を示すフローチャートである。 図4に示した処理においてPCのディスプレイに表示させる画面の例を示す図である。 その別の例を示す図である。 そのさらに別の例を示す図である。 そのさらに別の例を示す図である。 図4に示したPC側の処理と対応するプリンタ側の処理を示す図である。 ユーザが図1に示したPCからプリンタにプリントを指示する場合の、PC側及びプリンタ側における図4及び図9に示した処理による動作シーケンスの例を示す図である。
この発明の変形例においてPCがディスプレイに表示させるGUIの例を示す図である。 同変形例においてPCからプリンタにプリントを指示する場合のPC側の処理を示すフローチャートである。 これと対応するプリンタ側の処理を示すフローチャートである。 同変形例においてユーザがPCからプリンタにプリントを指示する場合の、PC側及びプリンタ側における図12及び図13に示した処理による動作シーケンスの例を示す図である。 この発明をMFPに適用した場合のMFPの機能構成例を示す図である。
符号の説明
10:プリンタ、11:CPU、12:ROM、13:RAM、14:不揮発性メモリ、
15:ネットワークI/F、16:エンジン部、20:PC、21:クライアント、
22:MFPドライバ、30:ネットワーク、110,210:プロトコルデーモン
111,211:ログイン判定部、120:プリンタアプリ、
121:権限判定部、122,221:ユーザレベル判定部、
123,222:機能判定部,124:プリント機能提供部、
130,230:権限情報記憶部、220:権限判定モジュール、240:機能提供部

Claims (7)

  1. ネットワークを介した通信が可能な画像処理装置であって、
    データの送信元を識別するための認証情報と、その送信元に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶する記憶手段と、
    通信相手から画像データ処理要求を受信した場合に、前記権限情報を参照し、該画像データ処理要求の送信元に使用を許可できる機能により、該画像データ処理要求により要求された画像データの処理を行う処理手段とを設け、
    該処理手段が、FTP又はIPPの通信を行うために受信した認証情報を、前記画像データ処理要求の送信元を識別するために使用するようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記通信を行うために受信した認証情報は、ログイン時に使用するユーザID及びパスワードであることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像処理装置であって、
    前記画像データの処理は、画像データのプリント、蓄積又は他の機器への転送であることを特徴とする画像処理装置。
  4. ネットワークを介した通信が可能な画像処理装置と、その通信相手となる通信装置とを備えた画像処理システムであって、
    前記画像処理装置において、
    データの送信元を識別するための認証情報と、その送信元に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶する記憶手段と、
    通信相手から画像データ処理要求を受信した場合に、前記権限情報を参照し、該画像データ処理要求の送信元に使用を許可できる機能により、該画像データ処理要求により要求された画像データの処理を行う処理手段とを設け、
    該処理手段が、FTP又はIPPの通信を行うために受信した認証情報を、前記画像データ処理要求の送信元を識別するために使用するようにし、
    前記通信装置に、
    前記画像処理装置にFTP又はIPPを用いて認証情報を送信して認証を要求する手段と、
    前記画像処理装置に画像データ処理要求を送信し、特定の機能を指定してその機能による画像データの処理を要求する手段とを設けたことを特徴とする画像処理システム。
  5. ネットワークを介した通信が可能な画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置に、
    データの送信元を識別するための認証情報と、その送信元に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶させ、
    通信相手から画像データ処理要求を受信した場合に、前記権限情報を参照させて、該画像データ処理要求の送信元に使用を許可できる機能により、該画像データ処理要求により要求された画像データの処理を行わせ、
    該処理の際に、FTP又はIPPの通信を行うために受信した認証情報を、前記画像データ処理要求の送信元を識別するために使用させるようにしたことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  6. コンピュータに、ネットワークを介した通信が可能な画像処理装置を制御させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    データの送信元を識別するための認証情報と、その送信元に使用を許可する機能の情報を示す権限情報とを対応させて記憶する機能と、
    通信相手から画像データ処理要求を受信した場合に、前記権限情報を参照し、該画像データ処理要求の送信元に使用を許可できる機能により、該画像データ処理要求により要求された画像データの処理を前記画像処理装置の処理手段に行わせる機能と、
    FTP又はIPPの通信を行うために受信した認証情報を前記画像データ処理要求の送信元を識別するために使用する機能とを実現させるためのプログラムを含むことを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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