JP2006085523A - レイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レイアウト装置100を、レイアウト評価対象取得部10と、レイアウト解析部11と、層別条件入力部12と、印象語入力部13と、感性知識DB14と、層別印象算出部15と、提示部16とを含んだ構成とし、入力された層別条件及び印象語に基づき、層別印象算出部15のおいて、感性知識DB14に記憶された感性評価情報を分類すると共に、当該分類により層別された各層毎に入力されたレイアウト評価対象に対する、印象評価値の推定値を算出し、当該算出された推定値に基づき、提示部16によって入力されたレイアウト評価対象の各層毎の印象評価値を提示する。
【選択図】 図1
Description
特許文献1記載の発明は、文書作成の方針を表す情報と文書の構造・デザインなどを決定する文書の属性情報との関係を示す文書制御情報を保持する文書制御情報記憶部を備え、文書の目的や印象などの文書作成の方針を指示する情報を入力し、入力した指示情報および文書制御情報記憶部の文書制御情報に基づいて文書の構成、デザインを決定し、指示された文書作成方針に沿った文書を生成する。
特許文献2記載の発明は、対象となる文書の文書構成要素を解析する文書構成要素解析部と、解析した文書構成要素に対応して感性データベースを検索し、対応する複数の印象語のレベルを選定する文書構成要素→印象語変換部と、選定した各印象語のレベルを表示部に表示し、表示した各印象語のレベルをユーザが個別に変更可能な印象語変更部と、変更された各印象語のレベルに対応して感性データベースを検索し、対応する文書構成要素を選定する印象語→文書構成要素変換部と、選定した文書構成要素に基づいて対象となる文書のレイアウト編集を変更する文書レイアウト編集部とで構成されている。
しかしながら、出来上がったレイアウトから受ける印象は、人によって幅があり、例えば、ユーザが「おとなしい」と感じるレイアウトとして文書を作成したつもりが、人によっては、そうでないと感じる場合がある。そのため、文書を作成して多数の人に提供する場合に、ユーザは、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受け、何人がそれとは異なる印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握するのは難しい。したがって、複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことはできないという問題があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、各属性情報毎に複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うのに好適なレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法を提供することを目的としている。
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
前記感性評価した結果を、前記各評価者の属性情報毎に提示することを特徴としている。
ユーザは、提示された感性評価結果を参照し、読み手の有する属性情報毎に読み手が受ける印象を検討した上で、自己の要望に適合したレイアウト評価対象を決定することができる。なお、レイアウト評価結果がレイアウトテンプレートである場合は、例えば、決定したレイアウトテンプレートに従って自動レイアウトを行うことができる。また、レイアウト評価結果がレイアウト結果である場合は、例えば、決定したレイアウト結果からレイアウトを抽出し、抽出したレイアウトとなるように自動レイアウトを行うことができる。いずれの場合も、公知の自動レイアウトシステムにより容易に実現することができる。
ここで、提示とは、レイアウト評価対象および感性評価結果を表示装置等で表示することのほか、レイアウト評価対象および感性評価結果を印刷装置等で印刷すること、並びに、ネットワークを介してユーザと通信するような場合は、レイアウト評価対象および感性評価結果をユーザ端末に送信することも含まれる。したがって、提示には、少なくとも表示、印刷および送信が含まれる。以下、発明2及び11のレイアウト支援システム、発明16、17及び26のレイアウト支援プログラム、並びに発明31、32及び41のレイアウト支援方法において同じである。
また、属性情報は、年齢、性別、職業、趣味、住所、身長、体重、視力、生年月日、年収等の評価者の有する特徴、性質、ステータスなどを表す情報である。
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報を記憶する感性評価情報記憶手段と、
前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力手段と、
前記属性情報を入力する属性情報入力手段と、
前記レイアウト評価対象入力手段によって入力された前記レイアウト評価対象を解析し、当該解析結果に基づき前記レイアウト評価対象のレイアウトに係るレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出手段と、
前記入力された属性情報と、前記感性評価情報記憶手段の記憶内容とに基づき、前記複数の評価者を、前記入力された属性情報毎に共通する評価者のグループに分類する評価者分類手段と、
前記感性評価情報記憶手段によって記憶された、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価情報と、前記算出されたレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出するグループ別感性評価結果導出手段と、
前記レイアウト評価対象入力手段によって入力されたレイアウト評価対象を提示すると共に、前記グループ別感性評価結果導出手段の導出結果に基づく情報を提示する感性評価情報提示手段と、を備えることを特徴としている。
前記評価項目を入力する評価項目入力手段を備え、
前記評価者分類手段は、前記入力された評価項目について前記評価者の分類を行うことを特徴としている。
ユーザは、所望の評価項目について、入力した属性毎に複数の読み手が受ける印象を検討した上で、自己の要望に適合したレイアウト評価対象を決定することができる。
前記グループ別感性評価結果導出手段は、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価結果及び当該感性評価結果に対応するレイアウト評価対象のレイアウト特徴量に基づき、前記各グループ毎に、前記評価項目毎の前記感性評価結果を被説明変数とし且つ前記レイアウト特徴量を説明変数とした統計モデルを生成し、当該統計モデルと前記抽出したレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記レイアウト評価対象入力手段によって入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出することを特徴としている。
ここで、統計モデルとは、ランダムではない測定値または観測値として扱われる説明変数(独立変数とも言う)によって、確率変数とみなす被説明変数(基準変数、目的変数、応答変数、従属変数とも言う)を説明するものである。そして、公知の統計モデルとしては、単回帰モデル、重回帰モデル、判別モデル、分類木(決定木)、自己回帰モデル、移動平均自己回帰モデル、ニューラルネットワークモデル等がある。
前記統計モデルが回帰モデルである場合に、
前記属性情報毎及び前記評価項目毎に前記回帰モデルの係数を対応付けて記憶する係数記憶手段と、
前記入力された属性情報及び前記入力された評価項目に対応する前記回帰モデルの係数を、前記係数記憶手段の記憶内容から検出する係数検出手段と、を備え、
前記グループ別感性評価結果導出手段は、前記検出された係数に基づき、前記各グループ毎に、前記評価項目毎の前記感性評価結果を被説明変数とし且つ前記レイアウト特徴量を説明変数とした回帰モデルを生成することを特徴としている。
前記感性評価情報は、複数の前記レイアウト評価対象のレイアウトを、複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報と、前記各評価者の前記感性評価をした時期を示す第1時期情報とを対応付けてなり、
前記レイアウト評価対象入力手段によって入力されたレイアウト評価対象の評価処理に用いる前記感性評価情報の時期を示す第2時期情報を入力する第2時期情報入力手段を備え、
前記グループ別感性評価結果導出手段は、前記分類された各グループに属する評価者の、前記入力された第2時期情報に対応する第1時期情報を有した感性評価情報を用いて前記各グループ毎に、前記レイアウト評価対象入力手段によって入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出することを特徴としている。
これにより、例えば、’70年代の20代と’90年代の20代といったように、同じ20代でも生きてきた時代によって流行や生活習慣等が異なるのと同様に、同じ年齢の読み手がレイアウト評価対象から受ける印象も読み手の生きてきた時代によっては異なってくるので、ユーザが、使用する評価結果の時期情報を指定できるようにすることで、より適切な評価を行うことができるという効果が得られる。
前記レイアウト特徴量は、版面率、画線率、レイアウトされた文字のジャンプ率、レイアウトされた図形のジャンプ率、図版率、レイアウトを構成する構成要素のグリッド拘束率及び各構成要素間の位置揃え情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴としている。
これにより、各評価項目をより適切に感性評価することができるという効果が得られる。
また、画線率は、紙面全体、あるいは、文書ブロックの面積に対する、印字部分の面積の割合である。
また、画像のジャンプ率は、画像のサイズや色の明るさ等の画像に係る数値についての、最大値と最小値との比率である。
また、図版率は、文書中に占める画像部分の割合である。
また、各構成要素間の位置揃え情報は、複数の文書ブロックの対応する辺同士や中心線が同一直線上になるレイアウトの情報である。
上記、版面率、画線率、文字のジャンプ率、画像のジャンプ率、図版率、グリッド拘束率及び前記各構成要素間の位置揃え情報についての記載は、発明15のレイアウト支援プログラム及び発明24のレイアウト支援方法において同じである。
前記属性情報入力手段は、前記属性情報のうち範囲指定できる情報を、所定範囲で入力可能であり、
前記評価者分類手段は、前記属性情報が所定範囲で入力された場合に、前記複数の評価者を、前記入力された所定範囲の属性情報毎に共通する評価者のグループに分類することを特徴としている。
ユーザは、例えば、年齢を10〜15歳といったように範囲指定するだけで、指定した範囲の年齢層の読み手が、レイアウト評価対象に対して受ける印象を知ることができる。
これにより、属性の範囲毎に総合的な評価を簡易に得ることができるという効果が得られる。
前記感性評価情報提示手段は、前記グループ別感性評価結果導出手段の導出結果のうち、各グループ毎に最も評価の高かった評価項目に対する導出結果に基づく情報を提示することを特徴としている。
これにより、ユーザは、読み手の属性毎に、最も評価の高かった評価項目の評価結果を考慮してレイアウトを行うことができるという効果が得られる。
前記感性評価情報提示手段は、前記グループ別感性評価結果導出手段の導出結果のうち、各グループ毎に評価の高かった方から順にいくつかの評価項目に対する導出結果に基づく情報を提示することを特徴としている。
ユーザは、読み手の属性毎に、評価の高かった方から順にいくつかの評価項目に対する評価結果を考慮してレイアウトを行うことができるという効果が得られる。
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報を記憶する感性評価情報記憶手段と、
前記評価項目を入力する評価項目入力手段と、
前記属性情報を入力する属性情報入力手段と、
前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に基づき、前記感性評価情報記憶手段の記憶内容から、前記属性情報及び前記評価項目に対応する感性評価情報を検出する感性評価情報検出手段と、
前記感性評価情報検出手段によって検出された感性評価情報に基づき、前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に対応するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示する感性評価情報提示手段と、を備えることを特徴としている。
これにより、ユーザは、複数の読み手のうち各属性毎の読み手が各評価項目に対してどのような印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握することができるので、属性毎に読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことができるという効果が得られる。
前記感性評価情報は、複数の前記レイアウト評価対象のレイアウトを、複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報と、前記各評価者の前記感性評価をした時期を示す第1時期情報とを対応付けてなり、
前記レイアウト評価対象の評価処理に用いる前記感性評価情報の時期を示す第2時期情報を入力する第2時期情報入力手段を備え、
前記感性評価情報検出手段は、前記入力された第2時期情報に対応する第1時期情報を有した感性評価情報を検出することを特徴としている。
感性評価情報には、感性評価をした時期を示す第1時期情報が含まれているので、ユーザが所望の第2時期情報を入力することで、所望の第2時期に評価された感性評価結果の中から入力された属性情報及び評価項目に対応する感性評価情報を検出することができる。
前記属性情報入力手段は、前記属性情報のうち範囲指定できる情報を、所定範囲で入力可能であり、
前記感性評価情報検出手段は、前記属性情報が所定範囲で入力された場合に、前記入力された所定範囲の属性情報毎に対応する感性評価情報を検出することを特徴としている。
ユーザは、例えば、年齢を10〜15歳といったように範囲指定するだけで、指定した範囲の年齢層の読み手に対応した、レイアウト評価対象及び感性評価結果を提示することができる。レイアウト評価対象に対して受ける印象を知ることができる。
前記感性評価情報提示手段は、前記感性評価情報検出手段の検出結果に基づき、各属性情報毎に最も評価の高かった評価項目に対するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示することを特徴としている。
これにより、ユーザは、読み手の属性毎に、最も評価の高かった評価項目の評価結果を考慮してレイアウトを行うことができるという効果が得られる。
前記感性評価情報提示手段は、前記感性評価情報検出手段の検出結果に基づき、各属性情報毎に評価の高かった方から順にいくつかの評価項目に対するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示することを特徴としている。
ユーザは、読み手の属性毎に、評価の高かった方から順にいくつかの評価項目に対する評価結果を考慮してレイアウトを行うことができるという効果が得られる。
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
前記感性評価した結果を、前記各評価者の属性情報毎に提示する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴としている。
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力ステップと、
前記属性情報を入力する属性情報入力ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力された前記レイアウト評価対象を解析し、当該解析結果に基づき前記レイアウト評価対象のレイアウトに係るレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出ステップと、
前記入力された属性情報と、複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報を記憶した感性評価情報記憶手段の記憶内容とに基づき、前記複数の評価者を、前記入力された属性情報毎に共通する評価者のグループに分類する評価者分類ステップと、
前記感性評価情報記憶手段に記憶された、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価情報と、前記算出されたレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出するグループ別感性評価結果導出ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象を提示すると共に、前記グループ別感性評価結果導出ステップにおける導出結果に基づく情報を提示する感性評価情報提示ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴としている。
更に、前記評価項目を入力する評価項目入力ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記評価者分類ステップにおいては、前記入力された評価項目について前記評価者の分類を行うことを特徴としている。
前記グループ別感性評価結果導出ステップにおいては、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価結果及び当該感性評価結果に対応するレイアウト評価対象のレイアウト特徴量に基づき、前記各グループ毎に、前記評価項目毎の前記感性評価結果を被説明変数とし且つ前記レイアウト特徴量を説明変数とした統計モデルを生成し、当該統計モデルと前記抽出したレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出することを特徴としている。
前記統計モデルが回帰モデルである場合に、
前記入力された属性情報及び前記入力された評価項目に対応する前記回帰モデルの係数を、前記係数記憶手段の記憶内容から検出する係数検出ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記グループ別感性評価結果導出ステップにおいては、前記検出された係数に基づき、前記各グループ毎に、前記評価項目毎の前記感性評価結果を被説明変数とし且つ前記レイアウト特徴量を説明変数とした回帰モデルを生成することを特徴としている。
前記感性評価情報は、複数の前記レイアウト評価対象のレイアウトを、複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報と、前記各評価者の前記感性評価をした時期を示す第1時期情報とを対応付けてなり、
更に、前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象の評価処理に用いる前記感性評価情報の時期を示す第2時期情報を入力する第2時期情報入力ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記グループ別感性評価結果導出ステップにおいては、前記分類された各グループに属する評価者の、前記入力された第2時期情報に対応する第1時期情報を有した感性評価情報を用いて前記各グループ毎に、前記取得したレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出することを特徴としている。
前記レイアウト特徴量は、版面率、画線率、レイアウトされた文字のジャンプ率、レイアウトされた図形のジャンプ率、図版率、レイアウトを構成する構成要素のグリッド拘束率及び各構成要素間の位置揃え情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴としている。
前記属性情報入力ステップにおいては、前記属性情報のうち範囲指定できる情報を、所定範囲で入力可能であり、
前記評価者分類ステップにおいては、前記属性情報が所定範囲で入力された場合に、前記複数の評価者を、前記入力された所定範囲の属性情報毎に共通する評価者のグループに分類することを特徴としている。
前記感性評価情報提示ステップにおいては、前記グループ別感性評価結果導出ステップにおける導出結果のうち、各グループ毎に最も評価の高かった評価項目に対する導出結果に基づく情報を提示することを特徴としている。
前記感性評価情報提示ステップにおいては、前記グループ別感性評価結果導出ステップにおける導出結果のうち、各グループ毎に評価の高かった方から順にいくつかの評価項目に対する導出結果に基づく情報を提示することを特徴としている。
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
前記評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
前記属性情報を入力する属性情報入力ステップと、
前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に基づき、複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報が記憶された感性評価情報記憶手段の記憶内容から、前記属性情報及び前記評価項目に対応する感性評価情報を検出する感性評価情報検出ステップと、
前記感性評価情報検出ステップにおいて検出された感性評価情報に基づき、前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に対応するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示する感性評価情報提示ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴としている。
前記感性評価情報は、複数の前記レイアウト評価対象のレイアウトを、複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報と、前記各評価者の前記感性評価をした時期を示す第1時期情報とを対応付けてなり、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象の評価処理に用いる前記感性評価情報の時期を示す第2時期情報を入力する第2時期情報入力ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記感性評価情報検出ステップにおいては、前記入力された第2時期情報に対応する第1時期情報を有した感性評価情報を検出することを特徴としている。
前記属性情報入力ステップにおいては、前記属性情報のうち範囲指定できる情報を、所定範囲で入力可能であり、
前記感性評価情報検出ステップにおいては、前記属性情報が所定範囲で入力された場合に、前記入力された所定範囲の属性情報毎に対応する感性評価情報を検出することを特徴としている。
前記感性評価情報提示ステップにおいては、前記感性評価情報検出ステップにおける検出結果に基づき、各属性情報毎に最も評価の高かった評価項目に対するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示することを特徴としている。
前記感性評価情報提示ステップにおいては、前記感性評価情報検出ステップにおける検出結果に基づき、各属性情報毎に評価の高かった方から順にいくつかの評価項目に対するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示することを特徴としている。
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
前記感性評価した結果を、前記各評価者の属性情報毎に提示することを特徴としている。
これにより、発明1のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力ステップと、
前記属性情報を入力する属性情報入力ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力された前記レイアウト評価対象を解析し、当該解析結果に基づき前記レイアウト評価対象のレイアウトに係るレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出ステップと、
前記入力された属性情報と、複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報を記憶した感性評価情報記憶手段の記憶内容とに基づき、前記複数の評価者を、前記入力された属性情報毎に共通する評価者のグループに分類する評価者分類ステップと、
前記感性評価情報記憶手段に記憶された、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価情報と、前記算出されたレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出するグループ別感性評価結果導出ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象を提示すると共に、前記グループ別感性評価結果導出ステップにおける導出結果に基づく情報を提示する感性評価情報提示ステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、発明2のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
更に、前記評価項目を入力する評価項目入力ステップを含み、
前記評価者分類ステップにおいては、前記入力された評価項目について前記評価者の分類を行うことを特徴としている。
これにより、発明3のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記グループ別感性評価結果導出ステップにおいては、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価結果及び当該感性評価結果に対応するレイアウト評価対象のレイアウト特徴量に基づき、前記各グループ毎に、前記評価項目毎の前記感性評価結果を被説明変数とし且つ前記レイアウト特徴量を説明変数とした統計モデルを生成し、当該統計モデルと前記抽出したレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出することを特徴としている。
これにより、発明4のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記統計モデルが回帰モデルである場合に、
前記属性情報毎及び前記評価項目毎に前記回帰モデルの係数を対応付けて記憶する係数記憶ステップと、
前記入力された属性情報及び前記入力された評価項目に対応する前記回帰モデルの係数を、前記係数記憶手段の記憶内容から検出する係数検出ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記グループ別感性評価結果導出ステップにおいては、前記検出された係数に基づき、前記各グループ毎に、前記評価項目毎の前記感性評価結果を被説明変数とし且つ前記レイアウト特徴量を説明変数とした回帰モデルを生成することを特徴としている。
これにより、発明5のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記感性評価情報は、複数の前記レイアウト評価対象のレイアウトを、複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報と、前記各評価者の前記感性評価をした時期を示す第1時期情報とを対応付けてなり、
更に、前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象の評価処理に用いる前記感性評価情報の時期を示す第2時期情報を入力する第2時期情報入力ステップを含み、
前記グループ別感性評価結果導出ステップにおいては、前記分類された各グループに属する評価者の、前記入力された第2時期情報に対応する第1時期情報を有した感性評価情報を用いて前記各グループ毎に、前記取得したレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出することを特徴としている。
これにより、発明6のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記レイアウト特徴量は、版面率、画線率、レイアウトされた文字のジャンプ率、レイアウトされた図形のジャンプ率、図版率、レイアウトを構成する構成要素のグリッド拘束率及び各構成要素間の位置揃え情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴としている。
これにより、発明7のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記属性情報入力ステップにおいては、前記属性情報のうち範囲指定できる情報を、所定範囲で入力可能であり、
前記評価者分類ステップにおいては、前記属性情報が所定範囲で入力された場合に、前記複数の評価者を、前記入力された所定範囲の属性情報毎に共通する評価者のグループに分類することを特徴としている。
これにより、発明8のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記感性評価情報提示ステップにおいては、前記グループ別感性評価結果導出ステップにおける導出結果のうち、各グループ毎に最も評価の高かった評価項目に対する導出結果に基づく情報を提示することを特徴としている。
これにより、発明9のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記感性評価情報提示ステップにおいては、前記グループ別感性評価結果導出ステップにおける導出結果のうち、各グループ毎に評価の高かった方から順にいくつかの評価項目に対する導出結果に基づく情報を提示することを特徴としている。
これにより、発明10のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
前記評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
前記属性情報を入力する属性情報入力ステップと、
前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に基づき、複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報が記憶された感性評価情報記憶手段の記憶内容から、前記属性情報及び前記評価項目に対応する感性評価情報を検出する感性評価情報検出ステップと、
前記感性評価情報検出ステップにおいて検出された感性評価情報に基づき、前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に対応するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示する感性評価情報提示ステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、発明11のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記感性評価情報は、複数の前記レイアウト評価対象のレイアウトを、複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報と、前記各評価者の前記感性評価をした時期を示す第1時期情報とを対応付けてなり、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象の評価処理に用いる前記感性評価情報の時期を示す第2時期情報を入力する第2時期情報入力ステップを含み、
前記感性評価情報検出ステップにおいては、前記入力された第2時期情報に対応する第1時期情報を有した感性評価情報を検出することを特徴としている。
これにより、発明12のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記属性情報入力ステップにおいては、前記属性情報のうち範囲指定できる情報を、所定範囲で入力可能であり、
前記感性評価情報検出ステップにおいては、前記属性情報が所定範囲で入力された場合に、前記入力された所定範囲の属性情報毎に対応する感性評価情報を検出することを特徴としている。
これにより、発明13のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記感性評価情報提示ステップにおいては、前記感性評価情報検出ステップにおける検出結果に基づき、各属性情報毎に最も評価の高かった評価項目に対するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示することを特徴としている。
これにより、発明14のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
前記感性評価情報提示ステップにおいては、前記感性評価情報検出ステップにおける検出結果に基づき、各属性情報毎に評価の高かった方から順にいくつかの評価項目に対するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示することを特徴としている。
これにより、発明15のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1〜図11は、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法を、複数のレイアウトテンプレートのなかからいずれかをユーザに選択させ、選択されたレイアウトテンプレートに従って自動レイアウトを行う場合について適用したものである。
図1は、レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
レイアウト装置100は、図1に示すように、レイアウト評価対象取得部10と、層別条件入力部12と、印象語入力部13とを含んだ構成となっている。
レイアウト評価対象取得部10は、複数種類のレイアウトテンプレートが記憶されたレイアウトテンプレートDB200からユーザの指示に応じたレイアウトテンプレートを取得したり、ユーザの作成したレイアウト結果を取得したりするなど、ユーザからの指示に応じて外部装置等を介してレイアウトテンプレートを取得する。以下、レイアウトテンプレート及びユーザの作成したレイアウト結果を総じてレイアウト評価対象と称す。
レイアウト装置100は、更に、レイアウト評価対象取得部10によって取得されたレイアウト評価対象を解析してレイアウト特徴量を算出するレイアウト解析部11と、当該レイアウト解析部11の算出結果、層別条件入力部12によって入力された属性情報、印象語入力部13によって入力された印象語及び感性知識DB14に記憶された感性評価情報に基づき、層別された複数の被験者(読み手)の各層毎に、レイアウト評価対象取得部10によって取得したレイアウト評価対象の感性評価値を算出する層別印象算出部15と、当該層別印象算出部15の算出結果に基づき、取得したレイアウト評価対象に対する各層毎の印象評価値を提示する提示部16と、を含んだ構成となっている。
ここで、版面率は、文書を構成する全てのブロックを含む外接四角形の面積の、紙面全体の面積に対する割合、あるいは、文書を構成する全ての文書ブロックの合計面積の、紙面全体の面積に対する割合である。
レイアウト装置100は、更に、提示部16で表示したレイアウト評価対象のなかからいずれかをユーザに選択させると共に、当該選択されたレイアウト評価対象をレイアウト部18に伝送する選択部17と、当該選択部17から取得したレイアウト評価対象に従ってレイアウト要素をレイアウトするレイアウト部18とを含んだ構成となっている。
次に、レイアウト装置100の構成を図2〜図5に基づき説明する。
図2は、レイアウト装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
記憶装置62は、感性知識DB14を構成しており、属性テーブル800と、感性評価情報テーブル900とを記憶している。
属性情報テーブル800は、図3(a)に示すように、感性知識DB14に登録された被験者を識別するための各被験者に一意に割り当てられる被験者Noに対して、当該被験者Noに対応する被験者の属性情報が登録されている。属性情報の項目としては、年齢、性別、職業、住所、趣味などがある。図3(a)の例では、被験者No0に対して、年齢「19歳」、性別「女」、職業「学生」、住所「A県」、趣味「スポーツ」・・・が登録されている。
図2に戻り、CPU50は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)等からなり、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図4のフローチャートに示すテンプレート選択支援処理を実行するようになっている。
テンプレート選択支援処理は、選択されたレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトに対する、各属性情報毎に分類された被験者の評価結果とを表示する処理であって、CPU50において実行されると、図4に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS102に移行した場合は、レイアウト解析部11において、ステップS100で選択されたレイアウト評価対象を解析し、レイアウト特徴量を算出してステップS104に移行する。
ステップS110では、層別印象算出部15において、ステップS108で分類された感性評価情報に含まれる、感性評価値及びレイアウト特徴量(版面率)とに基づき、分類により層別された各層毎に、印象評価値を被説明変数とし、レイアウト特徴量を説明変数とした統計モデルを生成してステップS112に移行する。本実施の形態においては、説明の便宜上、統計モデルとして単回帰モデルを例として説明する。
ステップS112では、層別印象算出部15において、ステップS110で生成された単回帰モデルに、ステップS102で算出されたレイアウト特徴量を代入して、ステップS100で選択されたレイアウト評価対象の印象評価値を算出してステップS114に移行する。
つまり、本実施の形態においては、選択されたレイアウト評価対象に対して、複数の属性情報及び印象語を指定した場合に、組み合わせを指定しない限りは、感性評価情報は、各属性情報毎に且つ各印象語毎に層別されるので、これら全ての層に対して単回帰モデルの生成及び印象評価値の算出が終わったか否かを判定する。終わっていない場合は、ステップS110〜ステップS112の処理を行い、未処理の層に対する単回帰モデルの生成及び印象評価値の算出を行う。
ステップS118に移行した場合は、提示部16において、ステップS100で選択されたレイアウト評価対象と、ステップS104で入力された層別情報と、ステップS106で入力された印象語と、ステップS112で算出された各層毎の印象評価値とに基づき、レイアウト評価対象と、印象語と、各層毎の印象評価値とを対応付けて表示して処理を終了する。
図5は、レイアウト処理を示すフローチャートである。
レイアウト処理は、ステップS118で表示されたレイアウト評価対象のなかから、ユーザが任意のレイアウトテンプレートを選択することで実行される処理で、CPU50において実行されると、図5に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS202に移行した場合は、選択部17において、ユーザによって、レイアウト要素登録DB250などから、レイアウト要素が選択されたか否かを判定し、選択されたと判定された場合(Yes)は、選択されたレイアウト要素をレイアウト部18に伝送してステップS204に移行し、そうでない場合(No)は選択されるまで待機する。
ステップS206では、レイアウト部18において、ユーザからのレイアウト終了指示があったか否かを判定し、あったと判定された場合(Yes)はステップS208に移行し、そうでない場合(No)はステップS202に移行する。
次に、本実施の形態の動作を図6〜図9に基づき説明する。
ここで、図6(a)及び(b)は、層別情報の入力画面の一例を示す図であり、(c)は、時期情報の入力画面の一例を示す図である。また、図7は、属性情報の指定内容の一例を示す図である。また、図8は、印象語の入力画面の一例を示す図である。また、図9は、層別印象算出部15における分類結果の一例を示す図である。また、図10(a)〜(c)は、提示部16によるレイアウト評価対象及びその印象評価値の表示結果の一例を示す図である。また、図11は、層別された被験者層が一画面で表示できない場合の表示方法の一例を示す図である。
更に、レイアウト評価対象が記憶装置62に記憶されると、表示装置64によって、図6(a)に示すように、「年齢層」、「性別」、「職業」、「指定なし」の4つのなかから、指定する属性情報の項目をチェックボックスにより選択する画面が表示される。ユーザは、入力装置60の操作によって、任意のチェックボックスをチェックすることにより、属性情報の項目を選択する。ここで、「指定なし」がチェックされると、全ての項目が選択されたと判断される。
このようにして、レイアウト特徴量、層別情報及び印象語情報が層別印象算出部15に伝送されると、層別印象算出部15は、まず、取得した層別情報及び印象語情報に基づき、感性知識DB14に記憶された感性評価情報を分類する(ステップS108)。
本実施の形態においては、説明を簡単にするために、印象評価値の推定を単回帰モデルにより行う。
Y=b1・x+b0 ・・・(1)
実データと上式(1)の直線上の値との差をεとし、最小二乗法によりこのεが最小となる係数b0及びb1を求める。ここで、本実施の形態においては、印象語「上品な」に対する印象評価値をYとし、レイアウト特徴量「版面率」をxとする。i個の標本データyi及びxiに対して、一般に、最小二乗法によりb0及びb1を求める式は、下式(2)及び(3)のようになる。本実施の形態においては、yiは、分類後の各被験者の各レイアウトテンプレートに対する「上品な」の印象評価値となり、xiは、各レイアウトテンプレートの版面率となる。
上記数値により、Sxxは、「0.0467」と算出され、Sxyは、「−0.384」と算出される。これにより、式(4)から、b1=(−0.384)/0.0467≒−8.2が求まる。
Y=−8.2・x+9.0 ・・・(7)
上式(7)より、b0=9.0である。
このようにして、単回帰モデルが生成されると、層別印象算出部15は、レイアウト解析部11から取得したレイアウト特徴量を、上式(7)の単回帰モデルに代入して、レイアウト評価対象取得部10で取得したレイアウト評価対象に対する、指定された層別情報毎の、指定された印象語に対する印象評価値の推定値を算出する(ステップS112)。例えば、レイアウト評価対象としてレイアウトテンプレートA,B,Cの3つを取得し、レイアウト解析部11で算出された、これらの版面率がそれぞれ「0.4」、「0.7」、「0.55」だったとすると、上式(7)から、レイアウトテンプレートA,B,Cの印象評価値の推定値は、それぞれ「5.72」、「3.26」、「4.49」となる。ここで、印象評価値の上限を5.0とすると、レイアウトテンプレートAの印象評価値は「5.0」となる。算出された印象評価値の推定値は、取得した各レイアウト評価対象の印象評価値として提示部16に伝送される。
レイアウト部18は、レイアウトテンプレート及びレイアウト要素を取得すると、レイアウトテンプレートの情報格納枠に、レイアウト要素をレイアウトする(ステップS204)。ユーザの入力装置60の操作により、レイアウト要素の選択及び当該選択されたレイアウト要素のレイアウトが終了すると(ステップS206)、レイアウト結果が、指定された出力形式で出力される(ステップS208)。
上記第1の実施の形態において、レイアウト評価対象取得部10は、発明2、4及び6のいずれかのレイアウト評価対象入力手段に対応し、レイアウト解析部11は、発明2のレイアウト特徴量算出手段に対応し、層別条件入力部12は、発明2又は8の属性情報入力手段に対応し、印象語入力部13は、発明3又は11の評価項目入力手段に対応し、感性知識DB14は、発明2、17及び32のいずれかの感性評価情報記憶手段に対応し、層別印象算出部15における感性評価情報の分類処理は、発明2、3及び8のいずれかの評価者分類手段に対応し、層別印象算出部15における統計モデル(単回帰モデル)の生成処理及び各層毎の印象評価値の推定値の算出処理は、発明2、4、5、6、9及び10のいずれかのグループ別感性評価結果導出手段に対応し、提示部16は、発明2、9及び10のいずれかの感性評価情報提示手段に対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面に基づき説明する。図12〜図15は、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法の第2の実施の形態を示す図である。
図12は、レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
レイアウト装置100は、図12に示すように、レイアウト評価対象取得部10と、層別条件入力部12と、印象語入力部13とを含んだ構成となっている。
レイアウト装置100は、更に、レイアウト評価対象取得部10によって取得されたレイアウト評価対象を解析してレイアウト特徴量を算出するレイアウト解析部11と、当該レイアウト解析部11の算出結果、層別条件入力部12によって入力された属性情報、印象語入力部13によって入力された印象語、係数検出部19によって検出された係数及び感性知識DB14に記憶された感性評価情報に基づき、層別情報により層別される複数の被験者(読み手)の各層毎に、レイアウト評価対象取得部10によって取得したレイアウト評価対象の感性評価値を算出する層別印象算出部15と、当該層別印象算出部15の算出結果に基づき、取得したレイアウト評価対象に対する各層毎の印象評価値を提示する提示部16と、を含んだ構成となっている。
レイアウト部18は、選択部17で選択したレイアウト評価対象に従って、外部装置等の有するレイアウト要素登録DB250の登録内容のなかからユーザが選択したレイアウト要素を情報格納枠に格納することによりレイアウトを行う。
図13は、係数テーブル1000のデータ構造を示す図である。
係数テーブル1000は、図13に示すように、レイアウト特徴量毎に、属性情報と印象語との組み合わせに対して、単回帰モデルの係数b0及びb1の値が登録されている。図13の例では、レイアウト特徴量Aに対して、属性1及び印象語Aの組み合わせに対応する係数b0及びb1の値「5.2」及び「8.2」がそれぞれ登録されている。
図14は、テンプレート選択支援処理を示すフローチャートである。
テンプレート選択支援処理は、CPU50において実行されると、図14に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS302に移行した場合は、レイアウト解析部11において、ステップS300で選択されたレイアウト評価対象を解析し、レイアウト特徴量を算出してステップS304に移行する。
ステップS306では、印象語入力部13において、ユーザによって入力された印象語情報を取得して、当該取得した印象語情報を層別印象算出部15及び係数検出部19に伝送してステップS308に移行する。
ステップS310では、層別印象算出部15において、係数検出部19から取得した係数に基づき、印象語毎且つ層別情報の各層毎に、印象評価値を被説明変数とし、レイアウト特徴量を説明変数とした統計モデルを生成してステップS112に移行する。本実施の形態においては、説明の便宜上、統計モデルとして単回帰モデルを例として説明する。
ステップS314では、層別印象算出部15において、未処理の被験者層が残っているか否かを判定し、残っていると判定された場合(Yes)はステップS310に移行し、そうでない場合(No)はステップS316に移行する。
ステップS318に移行した場合は、提示部16において、各レイアウト評価対象毎に、各層毎に指定した印象語の印象評価値を高い方から順に並ぶようにソートして、印象評価値の高い方から順に、上位いくつかの印象語を選択してステップS320に移行する。
次に、本実施の形態の動作を、図15に基づき説明する。
レイアウト評価対象、層別情報、印象語の取得処理は、上記第1の実施の形態と同様であるので記載を省略する。
係数検出部19は、層別条件入力部12及び印象語入力部13から層別情報及び印象語情報を取得すると、取得した層別情報及び印象語に基づき、各層と印象毎との組み合わせ情報を生成し、この組み合わせ情報に該当する係数を、係数DB20から読み出して、当該読み出した係数を層別印象算出部15に伝送する(ステップS308)。
つまり、層別印象算出部15は、係数検出部19から取得した係数を、上式(1)に代入して、単回帰モデルを生成し、当該生成した単回帰モデルに、レイアウト評価対象解析部11から取得したレイアウト特徴量を代入することで、レイアウト評価対象取得部10で取得したレイアウト評価対象の、指定された印象語に対する指定された層別情報毎の被験者の印象評価値の推定値を算出する(ステップS312)。算出された印象評価値の推定値は、取得した各レイアウト評価対象の印象評価値として提示部16に伝送される。
これにより、ユーザは、入力したレイアウト評価対象に対して、指定した属性情報毎に、各属性に属する被験者(読み手)が、指定した印象語に対してどのような印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握することができるので、従来に比して、属性情報毎に複数の被験者が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を図面に基づき説明する。図16〜図19は、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法の第3の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法を、複数のレイアウトテンプレートのなかからいずれかをユーザに選択させ、選択されたレイアウトテンプレートに従って自動レイアウトを行う場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態及び上記第2の実施の形態と異なるのは、ユーザの入力した層別情報及び印象語に基づき、感性知識DB14に記憶された感性評価情報の分類を行い、当該分類された感性評価情報に基づき、入力した印象語及び層別情報に対応する、感性知識DB14に記憶されたレイアウトテンプレート及び印象評価値を表示する点にある。なお、以下、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図16は、レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
レイアウト装置100は、図16に示すように、層別条件入力部12と、印象語入力部13とを含んだ構成となっている。
レイアウト装置100は、更に、提示部16で表示したレイアウト評価対象のなかからいずれかをユーザに選択させると共に、当該選択されたレイアウト評価対象をレイアウト部18に伝送する選択部17と、当該選択部17から取得したレイアウト評価対象に従ってレイアウト要素をレイアウトするレイアウト部18とを含んだ構成となっている。
CPU50は、図14のフローチャートに示すテンプレート選択支援処理に代えて、図17のフローチャートに示すテンプレート選択支援処理を実行するようになっている。
テンプレート選択支援処理は、選択されたレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトに対する、各属性情報毎に分類された被験者の評価結果とを表示する処理であって、CPU50において実行されると、図17に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
ステップS402では、印象語入力部13において、ユーザによって入力された印象語情報を取得して、当該取得した印象語情報を層別印象算出部15に伝送してステップS108に移行する。
ステップS406では、層別印象算出部15において、ステップS404で検出された感性評価情報に含まれる、各レイアウト評価対象及びこれら各レイアウト評価対象の印象語毎の感性評価値に基づき提示用情報を生成してステップS408に移行する。
ステップS408では、層別印象算出部15において、未処理の被験者層が残っているか否かを判定し、残っていると判定された場合(Yes)はステップS406に移行し、そうでない場合(No)はステップS410に移行する。
ここで、図18(a)及び(b)は、提示部16の表示結果の一例を示す図である。
レイアウト評価対象、層別情報、印象語の取得処理は、上記第1の実施の形態と同様であるので記載を省略する。
層別印象算出部15は、層別条件入力部12によって入力された属性情報及び時期情報と、印象語入力部13によって入力された印象語とに基づき、感性知識DB14に記憶された感性評価情報のなかから、入力された属性情報、時期情報及び印象語に対応する感性評価情報を検出する。
これにより、ユーザは、指定した属性情報及び印象語毎に、各属性に属する被験者(読み手)が、指定した印象語に対してどのような印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握することができるので、従来に比して、属性情報毎に複数の被験者が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことができる。
Claims (17)
- レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
前記感性評価した結果を、前記各評価者の属性情報毎に提示することを特徴とするレイアウト支援システム。 - レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報を記憶する感性評価情報記憶手段と、
前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力手段と、
前記属性情報を入力する属性情報入力手段と、
前記レイアウト評価対象入力手段によって入力された前記レイアウト評価対象を解析し、当該解析結果に基づき前記レイアウト評価対象のレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出手段と、
前記入力された属性情報と、前記感性評価情報記憶手段の記憶内容とに基づき、前記複数の評価者を、前記入力された属性情報毎に、当該属性情報の共通する評価者のグループに分類する評価者分類手段と、
前記感性評価情報記憶手段によって記憶された、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価情報と、前記算出されたレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出するグループ別感性評価結果導出手段と、
前記レイアウト評価対象入力手段によって入力されたレイアウト評価対象を提示すると共に、前記グループ別感性評価結果導出手段の導出結果に基づく情報を提示する感性評価情報提示手段と、を備えることを特徴とするレイアウト支援システム。 - 前記評価項目を入力する評価項目入力手段を備え、
前記評価者分類手段は、前記複数の評価者を、前記入力された属性情報毎に且つ前記入力された評価項目毎に、当該属性情報及び当該評価項目の共通する前記評価者のグループに分類することを特徴とする請求項2記載のレイアウト支援システム。 - 前記グループ別感性評価結果導出手段は、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価結果及び当該感性評価結果に対応するレイアウト評価対象のレイアウト特徴量に基づき、前記各グループ毎に、前記評価項目毎の前記感性評価結果を被説明変数とし且つ前記レイアウト特徴量を説明変数とした統計モデルを生成し、当該統計モデルと前記抽出したレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記レイアウト評価対象入力手段によって入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出することを特徴とする請求項2又は請求項3記載のレイアウト支援システム。
- 前記統計モデルが回帰モデルである場合に、
前記属性情報毎及び前記評価項目毎に前記回帰モデルの係数を対応付けて記憶する係数記憶手段と、
前記入力された属性情報及び前記入力された評価項目に対応する前記回帰モデルの係数を、前記係数記憶手段の記憶内容から検出する係数検出手段と、を備え、
前記グループ別感性評価結果導出手段は、前記検出された係数に基づき、前記各グループ毎に、前記評価項目毎の前記感性評価結果を被説明変数とし且つ前記レイアウト特徴量を説明変数とした回帰モデルを生成することを特徴とする請求項4記載のレイアウト支援システム。 - 前記感性評価情報は、複数の前記レイアウト評価対象のレイアウトを、複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報と、前記各評価者の前記感性評価をした時期を示す第1時期情報とを対応付けてなり、
前記レイアウト評価対象入力手段によって入力されたレイアウト評価対象の評価処理に用いる前記感性評価情報の時期を示す第2時期情報を入力する第2時期情報入力手段を備え、
前記グループ別感性評価結果導出手段は、前記分類された各グループに属する評価者の、前記入力された第2時期情報に対応する第1時期情報を有した感性評価情報を用いて前記各グループ毎に、前記レイアウト評価対象入力手段によって入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のレイアウト支援システム。 - 前記レイアウト特徴量は、版面率、画線率、レイアウトされた文字のジャンプ率、レイアウトされた図形のジャンプ率、図版率、レイアウトを構成する構成要素のグリッド拘束率及び各構成要素間の位置揃え情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載のレイアウト支援システム。
- 前記属性情報入力手段は、前記属性情報のうち範囲指定できる情報を、所定範囲で入力可能であり、
前記評価者分類手段は、前記属性情報が所定範囲で入力された場合に、前記複数の評価者を、前記入力された所定範囲の属性情報毎に共通する評価者のグループに分類することを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれか1項に記載のレイアウト支援システム。 - 前記感性評価情報提示手段は、前記グループ別感性評価結果導出手段の導出結果のうち、各グループ毎に最も評価の高かった評価項目に対する導出結果に基づく情報を提示することを特徴とする請求項2乃至請求項8のいずれか1項に記載のレイアウト支援システム。
- 前記感性評価情報提示手段は、前記グループ別感性評価結果導出手段の導出結果のうち、各グループ毎に評価の高かった方から順にいくつかの評価項目に対する導出結果に基づく情報を提示することを特徴とする請求項2乃至請求項9のいずれか1項に記載のレイアウト支援システム。
- レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報を記憶する感性評価情報記憶手段と、
前記評価項目を入力する評価項目入力手段と、
前記属性情報を入力する属性情報入力手段と、
前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に基づき、前記感性評価情報記憶手段の記憶内容から、前記属性情報及び前記評価項目に対応する感性評価情報を検出する感性評価情報検出手段と、
前記感性評価情報検出手段によって検出された感性評価情報に基づき、前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に対応するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示する感性評価情報提示手段と、を備えることを特徴とするレイアウト支援システム。 - レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
前記感性評価した結果を、前記各評価者の属性情報毎に提示する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とするレイアウト支援プログラム。 - レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力ステップと、
前記属性情報を入力する属性情報入力ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力された前記レイアウト評価対象を解析し、当該解析結果に基づき前記レイアウト評価対象のレイアウトに係るレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出ステップと、
前記入力された属性情報と、複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報を記憶した感性評価情報記憶手段の記憶内容とに基づき、前記複数の評価者を、前記入力された属性情報毎に共通する評価者のグループに分類する評価者分類ステップと、
前記感性評価情報記憶手段に記憶された、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価情報と、前記算出されたレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出するグループ別感性評価結果導出ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象を提示すると共に、前記グループ別感性評価結果導出ステップにおける導出結果に基づく情報を提示する感性評価情報提示ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とするレイアウト支援プログラム。 - レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
前記評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
前記属性情報を入力する属性情報入力ステップと、
前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に基づき、複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報が記憶された感性評価情報記憶手段の記憶内容から、前記属性情報及び前記評価項目に対応する感性評価情報を検出する感性評価情報検出ステップと、
前記感性評価情報検出ステップにおいて検出された感性評価情報に基づき、前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に対応するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示する感性評価情報提示ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とするレイアウト支援プログラム。 - レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
前記感性評価した結果を、前記各評価者の属性情報毎に提示することを特徴とするレイアウト支援方法。 - レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力ステップと、
前記属性情報を入力する属性情報入力ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力された前記レイアウト評価対象を解析し、当該解析結果に基づき前記レイアウト評価対象のレイアウトに係るレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出ステップと、
前記入力された属性情報と、複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報を記憶した感性評価情報記憶手段の記憶内容とに基づき、前記複数の評価者を、前記入力された属性情報毎に共通する評価者のグループに分類する評価者分類ステップと、
前記感性評価情報記憶手段に記憶された、前記分類された各グループに属する評価者の前記評価項目毎の感性評価情報と、前記算出されたレイアウト特徴量とに基づき、前記各グループ毎に、前記入力されたレイアウト評価対象の前記各評価項目毎の感性評価結果を導出するグループ別感性評価結果導出ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップにおいて入力されたレイアウト評価対象を提示すると共に、前記グループ別感性評価結果導出ステップにおける導出結果に基づく情報を提示する感性評価情報提示ステップと、を含むことを特徴とするレイアウト支援方法。 - レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象と、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果とを対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
前記評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
前記属性情報を入力する属性情報入力ステップと、
前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に基づき、複数の前記レイアウト評価対象と、当該複数のレイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が評価項目毎に感性評価した結果と、前記各評価者の属性情報とを対応付けてなる感性評価情報が記憶された感性評価情報記憶手段の記憶内容から、前記属性情報及び前記評価項目に対応する感性評価情報を検出する感性評価情報検出ステップと、
前記感性評価情報検出ステップにおいて検出された感性評価情報に基づき、前記入力された評価項目及び前記入力された属性情報に対応するレイアウト評価対象及び感性評価結果を提示する感性評価情報提示ステップと、を含むことを特徴とするレイアウト支援方法。
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