JP2005339251A - レイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法 - Google Patents

レイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うのに好適なレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法を提供する。
【解決手段】 レイアウト装置100は、印象語対および信頼度を入力し、入力した印象語対に対応するレイアウトテンプレートを記憶装置62のなかから検索し、入力した印象語対および読み出したレイアウトテンプレートに対応する統計情報をテンプレート管理テーブル440から読み出す。そして、読み出した統計情報および入力した信頼度に基づいて評価値の分布の信頼区間を算出し、索出したレイアウトテンプレートを表示装置64に表示するとともに、算出した信頼区間をレイアウトテンプレートと対応付けて表示装置64に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レイアウト作業を支援するシステムおよびプログラム、並びに方法に係り、特に、複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うのに好適なレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法に関する。
従来、レイアウトに関する専門知識のないユーザであっても容易にレイアウトをできるように、文書の目的や印象を与えてレイアウトを行う技術としては、例えば、特許文献1に開示されている文書作成支援システムが知られている。
特許文献1記載の発明は、文書作成の方針を表す情報と文書の構造・デザインなどを決定する文書の属性情報との関係を示す文書制御情報を保持する文書制御情報記憶部を備え、文書の目的や印象などの文書作成の方針を指示する情報を入力し、入力した指示情報および文書制御情報記憶部の文書制御情報に基づいて文書の構成、デザインを決定し、指示された文書作成方針に沿った文書を生成する。
また、既存の文書に対してそれから受ける印象を変更する技術としては、例えば、特許文献2に開示されている文書レイアウト編集装置が知られている。
特許文献2記載の発明は、対象となる文書の文書構成要素を解析する文書構成要素解析部と、解析した文書構成要素に対応して感性データベースを検索し、対応する複数の印象語のレベルを選定する文書構成要素→印象語変換部と、選定した各印象語のレベルを表示部に表示し、表示した各印象語のレベルをユーザが個別に変更可能な印象語変更部と、変更された各印象語のレベルに対応して感性データベースを検索し、対応する文書構成要素を選定する印象語→文書構成要素変換部と、選定した文書構成要素に基づいて対象となる文書のレイアウト編集を変更する文書レイアウト編集部とで構成されている。
特開平4−14170号公報 特開平9−305596号公報
このように、特許文献1および2記載の発明にあっては、ユーザが文書の印象を与えることにより、その印象に適合するレイアウトとなるように文書を作成することができる。しかしながら、出来上がったレイアウトから受ける印象は、人によって幅があり、例えば、ユーザが「おとなしい」と感じるレイアウトとして文書を作成したつもりが、人によっては、そうでないと感じる場合がある。そのため、文書を作成して多数の人に提供する場合に、ユーザは、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受け、何人がそれとは異なる印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握するのは難しい。したがって、複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことはできないという問題があった。
図29は、異なる16個のレイアウトテンプレートに対して写真をレイアウトしたレイアウト結果0〜15に対して感性評価を行った結果を示す図である。
レイアウトテンプレートとは、テキストや画像情報等のレイアウト要素を所定のレイアウト領域にどのように配置するかを規定したものである。レイアウトテンプレートを利用した自動レイアウトシステムでは、レイアウト対象となるレイアウト要素が与えられると、レイアウトテンプレートに従って、与えられたレイアウト要素を規定のレイアウトとなるようにレイアウト領域に自動的に配置することができる。
図29の例では、レイアウト結果0〜15のそれぞれに対して、「おとなしい」と感じるかまたは「迫力がある」と感じるかを複数の評価者に評価してもらい、各レイアウト結果ごとにその評価値の分布を縦軸方向の直線で示している。直線上にプロットした点は、評価値の平均値を示している。
ユーザは、「迫力がある」と感じるレイアウトを実現したい場合、レイアウト結果5に用いたレイアウトテンプレートと、レイアウト結果6に用いたレイアウトテンプレートを選択候補として考えたとき、評価値の平均値だけに注目すると、図29に示すように、レイアウト結果6に用いたレイアウトテンプレートの方が「迫力がある」と感じやすいので、レイアウト結果6に用いたレイアウトテンプレートを選択することになる。しかしながら、「おとなしい」と感じる人ができるだけ少ない方がよいという要望がある場合は、レイアウト結果5に用いたレイアウトテンプレートの方が評価値のばらつきが少ないので適切な場合がある。
図30は、異なる2つのレイアウトテンプレートA,Bに対して感性評価を行った結果を示す図である。
図30の例では、レイアウトテンプレートA,Bのそれぞれに対して、「おとなしい」と感じるかまたは「迫力がある」と感じるかを複数の評価者に評価してもらい、各レイアウトテンプレートごとにその評価値の分布を縦軸方向の直線で示している。直線上の太線は、評価値の平均値を示しており、いずれも「0」である。
ユーザは、「おとなしい」とも「迫力がある」とも感じさせたくないレイアウトを実現したい場合、評価値の平均値だけに注目してレイアウトテンプレートAを選択すると、レイアウトテンプレートBよりも評価値のばらつきが大きいので、人によっては「おとなしい」と感じさせたり「迫力がある」と感じさせたりしてしまう。この場合は、レイアウトテンプレートBを選択するのが適切である。
このことは、レイアウトテンプレートを選択する場合に限らず、既存の文書のようなレイアウト結果を選択する場合についても同様に想定される。例えば、複数のレイアウト結果のなかからいずれかを選択し、選択したレイアウト結果からレイアウトを抽出して現在作成中の文書に適用する構成においては、レイアウト結果をレイアウトテンプレートと同様に取り扱うことができるからである。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うのに好適なレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のレイアウト支援システムは、
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果の分布を示す分布情報と対応付けて提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト評価対象が、そのレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果の分布を示す分布情報と対応付けられて提示される。
ユーザは、提示された分布情報を参照し、複数の読み手が受ける印象を検討した上で、自己の要望に適合したレイアウト評価対象を決定することができる。なお、レイアウト評価結果がレイアウトテンプレートである場合は、例えば、決定したレイアウトテンプレートに従って自動レイアウトを行うことができる。また、レイアウト評価結果がレイアウト結果である場合は、例えば、決定したレイアウト結果からレイアウトを抽出し、抽出したレイアウトとなるように自動レイアウトを行うことができる。いずれの場合も、公知の自動レイアウトシステムにより容易に実現することができる。
これにより、ユーザは、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受け、何人がそれとは異なる印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握することができるので、従来に比して、複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことができるという効果が得られる。
ここで、提示とは、レイアウト評価対象および分布情報を表示装置等で表示することのほか、レイアウト評価対象および分布情報を印刷装置等で印刷すること、並びに、ネットワークを介してユーザと通信するような場合は、レイアウト評価対象および分布情報をユーザ端末に送信することも含まれる。したがって、提示には、少なくとも表示、印刷および送信が含まれる。以下、発明2および11のレイアウト支援システム、発明13、14および23のレイアウト支援プログラム、並びに発明25、26および35のレイアウト支援方法において同じである。
また、レイアウト評価対象を提示することには、レイアウト評価対象そのものを提示することのほか、レイアウト評価対象を識別するための識別情報を提示することも含まれる。識別情報としては、例えば、レイアウト評価対象若しくはそのレイアウトを模式化した図、レイアウト評価対象のリンク先、またはレイアウト評価対象の名称、番号若しくはIDが考えられる。以下、発明2および11のレイアウト支援システム、発明13、14および23のレイアウト支援プログラム、並びに発明25、26および35のレイアウト支援方法において同じである。
また、レイアウトとは、例えば、画面上に表示することを目的としてレイアウトを行う場合にはその表示レイアウトを、紙面上に印刷することを目的としてレイアウトを行う場合にはその印刷レイアウトをいう。以下、発明2および11のレイアウト支援システム、発明13、14および23のレイアウト支援プログラム、並びに発明25、26および35のレイアウト支援方法において同じである。
〔発明2〕 さらに、発明2のレイアウト支援システムは、
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
前記レイアウト評価対象を、前記感性評価の評価項目および前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報と対応付けて記憶するレイアウト評価対象記憶手段と、
前記評価項目を入力する評価項目入力手段と、
前記評価項目入力手段で入力した評価項目に対応するレイアウト評価対象および統計情報を前記レイアウト評価対象記憶手段のなかから検索するレイアウト評価対象検索手段と、
前記レイアウト評価対象検索手段で索出したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記レイアウト評価対象検索手段で索出した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、ユーザは、感性評価の評価項目を評価項目入力手段で入力する。評価項目入力手段により評価項目が入力されると、レイアウト評価対象検索手段により、入力された評価項目に対応するレイアウト評価対象および統計情報がレイアウト評価対象記憶手段のなかから検索される。その結果、該当のものが索出されると、レイアウト評価対象提示手段により、索出されたレイアウト評価対象が提示されるとともに、索出された統計情報に基づいて、そのレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果の分布を示す分布情報が提示される。
ユーザは、提示された分布情報を参照し、複数の読み手が受ける印象を検討した上で、自己の要望に適合したレイアウト評価対象を決定することができる。なお、レイアウト評価結果がレイアウトテンプレートである場合は、例えば、決定したレイアウトテンプレートに従って自動レイアウトを行うことができる。また、レイアウト評価結果がレイアウト結果である場合は、例えば、決定したレイアウト結果からレイアウトを抽出し、抽出したレイアウトとなるように自動レイアウトを行うことができる。いずれの場合も、公知の自動レイアウトシステムにより容易に実現することができる。
これにより、ユーザは、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受け、何人がそれとは異なる印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握することができるので、従来に比して、複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことができるという効果が得られる。
ここで、統計情報および分布情報は、評価結果の分布を示すものであればよく、両者は、同一の内容のものであってもよいし、それぞれ異なる内容のものであってもよい。統計情報および分布情報が同一の内容である場合は、統計情報そのものを提示する。これに対し、統計情報および分布情報がそれぞれ異なる内容のものである場合は、統計情報に基づいて分布情報を生成し、生成した分布情報を提示する。例えば、統計情報が平均および標準偏差であり、分布情報が信頼区間である場合、両者はいずれも評価結果の分布を示すものではあるが、内容はそれぞれ異なっている。以下、発明11のレイアウト支援システム、発明14および23のレイアウト支援プログラム、並びに発明26および35のレイアウト支援方法において同じである。
また、レイアウト評価対象記憶手段は、レイアウト評価対象、評価項目および統計情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、レイアウト評価対象、評価項目または統計情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、レイアウト評価対象、評価項目または統計情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってレイアウト評価対象、評価項目または統計情報を記憶するようになっていてもよい。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、発明11のレイアウト支援システムにおいて同じである。
〔発明3〕 さらに、発明3のレイアウト支援システムは、発明2のレイアウト支援システムにおいて、
前記統計情報は、前記感性評価の評価値の平均値および標準偏差であることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト評価対象提示手段により、感性評価の評価値の平均値および標準偏差に基づいて分布情報が提示される。
これにより、感性評価の評価結果の分布がより具体的に提示されるので、ユーザは、複数の読み手が受ける印象をさらに詳細に把握することができるという効果が得られる。
〔発明4〕 さらに、発明4のレイアウト支援システムは、発明2のレイアウト支援システムにおいて、
前記統計情報は、前記感性評価の評価値の最大値および最小値であることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト評価対象提示手段により、感性評価の評価値の最大値および最小値に基づいて分布情報が提示される。
これにより、感性評価の評価結果の分布がより具体的に提示されるので、ユーザは、複数の読み手が受ける印象をさらに詳細に把握することができるという効果が得られる。
〔発明5〕 さらに、発明5のレイアウト支援システムは、発明2のレイアウト支援システムにおいて、
前記統計情報は、前記感性評価の評価値が取り得る範囲に複数の代表値を設定したときの各代表値の度数であることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト評価対象提示手段により、感性評価の評価値が取り得る範囲内に設定された各代表値の度数(いわゆる度数分布)に基づいて分布情報が提示される。
これにより、感性評価の評価結果の分布がより具体的に提示されるので、ユーザは、複数の読み手が受ける印象をさらに詳細に把握することができるという効果が得られる。
〔発明6〕 さらに、発明6のレイアウト支援システムは、発明2ないし5のいずれか1のレイアウト支援システムにおいて、
さらに、信頼度を入力する信頼度入力手段を備え、
前記レイアウト評価対象提示手段は、前記レイアウト評価対象検索手段で索出した統計情報および前記信頼度入力手段で入力した信頼度に基づいて、前記評価結果の分布の信頼区間を算出し、算出した信頼区間を前記分布情報として提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、ユーザは、信頼度入力手段で信頼度を入力する。信頼度入力手段により信頼度が入力されると、レイアウト評価対象提示手段により、索出された統計情報および入力された信頼度に基づいて、評価結果の分布の信頼区間が算出され、算出された信頼区間が分布情報として提示される。
これにより、ユーザは、入力した信頼度に対応する信頼区間が提示されるので、評価結果の分布のうち判断に必要な部分を抜粋することができるという効果が得られる。
〔発明7〕 さらに、発明7のレイアウト支援システムは、発明2ないし5のいずれか1のレイアウト支援システムにおいて、
前記レイアウト評価対象提示手段は、前記レイアウト評価対象検索手段で索出した統計情報に基づいて、前記評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いを算出し、算出した分布度合いを前記分布情報として提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト評価対象提示手段により、索出された統計情報に基づいて、評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いが算出され、算出された分布度合いが分布情報として提示される。
これにより、所定区間の設定によっては、ユーザは、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受けるか、または何人がそれとは異なる印象を受けるかを把握しやすくなるという効果が得られる。
〔発明8〕 さらに、発明8のレイアウト支援システムは、発明7のレイアウト支援システムにおいて、
前記レイアウト評価対象提示手段は、前記評価結果の分布のうち所定値を基準としてその両側の区間の分布度合いをそれぞれ算出するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト評価対象提示手段により、評価結果の分布のうち所定値を基準としてその両側の区間の分布度合いがそれぞれ算出され、算出された各分布度合いが分布情報として提示される。
これにより、ユーザは、一方の区間の分布度合いを参照することで、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受けるかを把握しやすくなり、他方の区間の分布度合いを参照することで、何人がそれとは異なる印象を受けるかを把握しやすくなるという効果が得られる。
ここで、所定値としては、任意の値を設定することができるが、対となる概念を基準として感性評価する場合、一方の概念が強い方向をプラス方向、他方の概念が強い方向をマイナス方向として定義したときは、中立位置である「0」に設定するのが好ましい。以下、発明10のレイアウト支援システム、発明20および22のレイアウト支援プログラム、並びに発明32および34のレイアウト支援方法において同じである。
〔発明9〕 さらに、発明9のレイアウト支援システムは、発明2ないし5のいずれか1のレイアウト支援システムにおいて、
さらに、分布度合いを入力する分布度入力手段を備え、
前記レイアウト評価対象提示手段は、前記レイアウト評価対象検索手段で索出した統計情報に基づいて、前記評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いを算出し、算出した分布度合いが、前記分布度入力手段で入力した分布度合い以上であると判定したときは、当該統計情報に係るレイアウト評価対象および分布情報を提示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、ユーザは、分布度入力手段で分布度合いを入力する。分布度入力手段により分布度合いが入力されると、レイアウト評価対象提示手段により、索出された統計情報に基づいて、評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いが算出され、算出された分布度合いが、入力された分布度合い以上であると判定されると、その統計情報に係るレイアウト評価対象および分布情報が提示される。
これにより、ユーザは、所定区間の分布度合いが、入力した分布度合い以上となるレイアウト評価対象および分布情報だけが提示されるので、レイアウト評価対象を決定しやすくなるという効果が得られる。
〔発明10〕 さらに、発明10のレイアウト支援システムは、発明9のレイアウト支援システムにおいて、
前記レイアウト評価対象提示手段は、前記評価結果の分布のうち所定値を基準としてその片側の区間の分布度合いを算出するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト評価対象提示手段により、評価結果の分布のうち所定値を基準としてその片側の区間の分布度合いが算出され、算出された分布度合いが、入力された分布度合い以上であると判定されると、その統計情報に係るレイアウト評価対象および分布情報が提示される。
これにより、ユーザは、所定値を基準としてその片側の区間の分布度合いが、入力した分布度合い以上となるレイアウト評価対象および分布情報だけが提示されるので、レイアウト評価対象をさらに決定しやすくなるという効果が得られる。
〔発明11〕 さらに、発明11のレイアウト支援システムは、
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力手段と、
前記レイアウト評価対象入力手段で入力したレイアウト評価対象を解析してレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出手段と、
前記レイアウト特徴量算出手段で算出したレイアウト特徴量に基づいて前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報を生成する統計情報生成手段と、
前記レイアウト評価対象入力手段で入力したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記統計情報生成手段で生成した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、ユーザは、レイアウト評価対象入力手段でレイアウト評価対象を入力する。レイアウト評価対象入力手段によりレイアウト評価対象が入力されると、レイアウト特徴量算出手段により、入力されたレイアウト評価対象が解析されてレイアウト特徴量が算出され、統計情報生成手段により、算出されたレイアウト特徴量に基づいて統計情報が生成される。そして、レイアウト評価対象提示手段により、入力されたレイアウト評価対象が提示されるとともに、生成された統計情報に基づいて、そのレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果の分布を示す分布情報が提示される。
ユーザは、提示された分布情報を参照し、複数の読み手が受ける印象を検討した上で、自己の要望に適合したレイアウト評価対象を決定することができる。なお、レイアウト評価結果がレイアウトテンプレートである場合は、例えば、決定したレイアウトテンプレートに従って自動レイアウトを行うことができる。また、レイアウト評価結果がレイアウト結果である場合は、例えば、決定したレイアウト結果からレイアウトを抽出し、抽出したレイアウトとなるように自動レイアウトを行うことができる。いずれの場合も、公知の自動レイアウトシステムにより容易に実現することができる。
これにより、ユーザは、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受け、何人がそれとは異なる印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握することができるので、従来に比して、複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことができるという効果が得られる。さらに、統計情報があらかじめ用意されていなくても動的に生成されるので、評価結果の分布をある程度把握することができるという効果も得られる。
〔発明12〕 さらに、発明12のレイアウト支援システムは、発明11のレイアウト支援システムにおいて、
さらに、前記統計情報を生成するための回帰式の係数を前記感性評価の評価項目と対応付けて記憶する係数記憶手段と、
前記評価項目を入力する評価項目入力手段と、
前記評価項目入力手段で入力した評価項目に対応する回帰式の係数を前記係数記憶手段のなかから検索する係数検索手段とを備え、
前記統計情報生成手段は、前記レイアウト特徴量算出手段で算出したレイアウト特徴量および前記係数検索手段で索出した回帰式の係数に基づいて前記回帰式により前記統計情報を生成するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、ユーザは、感性評価の評価項目を評価項目入力手段で入力する。評価項目入力手段により評価項目が入力されると、係数検索手段により、入力された評価項目に対応する回帰式の係数が係数記憶手段のなかから検索される。そして、統計情報生成手段により、算出されたレイアウト特徴量および索出された回帰式の係数に基づいて回帰式により統計情報が生成される。
これにより、評価結果の分布をさらに正確に求めることができるという効果が得られる。
ここで、係数記憶手段は、回帰式の係数および評価項目をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、回帰式の係数または評価項目をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、回帰式の係数または評価項目をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって回帰式の係数または評価項目を記憶するようになっていてもよい。
〔発明13〕 一方、上記目的を達成するために、発明13のレイアウト支援プログラムは、
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果の分布を示す分布情報と対応付けて提示する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明1のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明14〕 さらに、発明14のレイアウト支援プログラムは、
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
前記感性評価の評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
前記レイアウト評価対象を、前記評価項目および前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報と対応付けて記憶したレイアウト評価対象記憶手段のなかから、前記評価項目入力ステップで入力した評価項目に対応するレイアウト評価対象および統計情報を検索するレイアウト評価対象検索ステップと、
前記レイアウト評価対象検索ステップで索出したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明2のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明15〕 さらに、発明15のレイアウト支援プログラムは、発明14のレイアウト支援プログラムにおいて、
前記統計情報は、前記感性評価の評価値の平均値および標準偏差であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明3のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明16〕 さらに、発明16のレイアウト支援プログラムは、発明14のレイアウト支援プログラムにおいて、
前記統計情報は、前記感性評価の評価値の最大値および最小値であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明4のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明17〕 さらに、発明17のレイアウト支援プログラムは、発明14のレイアウト支援プログラムにおいて、
前記統計情報は、前記感性評価の評価値が取り得る範囲に複数の代表値を設定したときの各代表値の度数であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明5のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明18〕 さらに、発明18のレイアウト支援プログラムは、発明14ないし17のいずれか1のレイアウト支援プログラムにおいて、
さらに、信頼度を入力する信頼度入力ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報および前記信頼度入力ステップで入力した信頼度に基づいて、前記評価結果の分布の信頼区間を算出し、算出した信頼区間を前記分布情報として提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明6のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明19〕 さらに、発明19のレイアウト支援プログラムは、発明14ないし17のいずれか1のレイアウト支援プログラムにおいて、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報に基づいて、前記評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いを算出し、算出した分布度合いを前記分布情報として提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明7のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明20〕 さらに、発明20のレイアウト支援プログラムは、発明19のレイアウト支援プログラムにおいて、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記評価結果の分布のうち所定値を基準としてその両側の区間の分布度合いをそれぞれ算出することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明8のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明21〕 さらに、発明21のレイアウト支援プログラムは、発明14ないし17のいずれか1のレイアウト支援プログラムにおいて、
さらに、分布度合いを入力する分布度入力ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報に基づいて、前記評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いを算出し、算出した分布度合いが、前記分布度入力ステップで入力した分布度合い以上であると判定したときは、当該統計情報に係るレイアウト評価対象および分布情報を提示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明9のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明22〕 さらに、発明22のレイアウト支援プログラムは、発明21のレイアウト支援プログラムにおいて、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記評価結果の分布のうち所定値を基準としてその片側の区間の分布度合いを算出することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明10のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明23〕 さらに、発明23のレイアウト支援プログラムは、
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップで入力したレイアウト評価対象を解析してレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出ステップと、
前記レイアウト特徴量算出ステップで算出したレイアウト特徴量に基づいて前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報を生成する統計情報生成ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップで入力したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記統計情報生成ステップで生成した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明11のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明24〕 さらに、発明24のレイアウト支援プログラムは、発明23のレイアウト支援プログラムにおいて、
さらに、前記感性評価の評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
前記統計情報を生成するための回帰式の係数を前記評価項目と対応付けて記憶した係数記憶手段のなかから、前記評価項目入力ステップで入力した評価項目に対応する回帰式の係数を検索する係数検索ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記統計情報生成ステップは、前記レイアウト特徴量算出ステップで算出したレイアウト特徴量および前記係数検索ステップで索出した回帰式の係数に基づいて前記回帰式により前記統計情報を生成することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明12のレイアウト支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明25〕 一方、上記目的を達成するために、発明25のレイアウト支援方法は、
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果の分布を示す分布情報と対応付けて提示することを特徴とする。
これにより、発明1のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明26〕 さらに、発明26のレイアウト支援方法は、
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
前記感性評価の評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
前記レイアウト評価対象を、前記評価項目および前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報と対応付けて記憶したレイアウト評価対象記憶手段のなかから、前記評価項目入力ステップで入力した評価項目に対応するレイアウト評価対象および統計情報を検索するレイアウト評価対象検索ステップと、
前記レイアウト評価対象検索ステップで索出したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、発明2のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明27〕 さらに、発明27のレイアウト支援方法は、発明26のレイアウト支援方法において、
前記統計情報は、前記感性評価の評価値の平均値および標準偏差であることを特徴とする。
これにより、発明3のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明28〕 さらに、発明28のレイアウト支援方法は、発明26のレイアウト支援方法において、
前記統計情報は、前記感性評価の評価値の最大値および最小値であることを特徴とする。
これにより、発明4のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明29〕 さらに、発明29のレイアウト支援方法は、発明26のレイアウト支援方法において、
前記統計情報は、前記感性評価の評価値が取り得る範囲に複数の代表値を設定したときの各代表値の度数であることを特徴とする。
これにより、発明5のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明30〕 さらに、発明30のレイアウト支援方法は、発明26ないし29のいずれか1のレイアウト支援方法において、
さらに、信頼度を入力する信頼度入力ステップを含み、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報および前記信頼度入力ステップで入力した信頼度に基づいて、前記評価結果の分布の信頼区間を算出し、算出した信頼区間を前記分布情報として提示することを特徴とする。
これにより、発明6のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明31〕 さらに、発明31のレイアウト支援方法は、発明26ないし29のいずれか1のレイアウト支援方法において、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報に基づいて、前記評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いを算出し、算出した分布度合いを前記分布情報として提示することを特徴とする。
これにより、発明7のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明32〕 さらに、発明32のレイアウト支援方法は、発明31のレイアウト支援方法において、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記評価結果の分布のうち所定値を基準としてその両側の区間の分布度合いをそれぞれ算出することを特徴とする。
これにより、発明8のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明33〕 さらに、発明33のレイアウト支援方法は、発明26ないし29のいずれか1のレイアウト支援方法において、
さらに、分布度合いを入力する分布度入力ステップを含み、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報に基づいて、前記評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いを算出し、算出した分布度合いが、前記分布度入力ステップで入力した分布度合い以上であると判定したときは、当該統計情報に係るレイアウト評価対象および分布情報を提示することを特徴とする。
これにより、発明9のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明34〕 さらに、発明34のレイアウト支援方法は、発明33のレイアウト支援方法において、
前記レイアウト評価対象提示ステップは、前記評価結果の分布のうち所定値を基準としてその片側の区間の分布度合いを算出することを特徴とする。
これにより、発明10のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明35〕 さらに、発明35のレイアウト支援方法は、
レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップで入力したレイアウト評価対象を解析してレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出ステップと、
前記レイアウト特徴量算出ステップで算出したレイアウト特徴量に基づいて前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報を生成する統計情報生成ステップと、
前記レイアウト評価対象入力ステップで入力したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記統計情報生成ステップで生成した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、発明11のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
〔発明36〕 さらに、発明36のレイアウト支援方法は、発明35のレイアウト支援方法において、
さらに、前記感性評価の評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
前記統計情報を生成するための回帰式の係数を前記評価項目と対応付けて記憶した係数記憶手段のなかから、前記評価項目入力ステップで入力した評価項目に対応する回帰式の係数を検索する係数検索ステップとを含み、
前記統計情報生成ステップは、前記レイアウト特徴量算出ステップで算出したレイアウト特徴量および前記係数検索ステップで索出した回帰式の係数に基づいて前記回帰式により前記統計情報を生成することを特徴とする。
これにより、発明12のレイアウト支援システムと同等の効果が得られる。
以下、本発明の実施の第1の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図17は、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法を、複数のレイアウトテンプレートのなかからいずれかをユーザに選択させ、選択されたレイアウトテンプレートに従って自動レイアウトを行う場合について適用したものである。
本実施の形態では、まず、複数のレイアウトテンプレートを用意する。レイアウトテンプレートは、文字情報、画像情報、タイトル情報その他レイアウトを構成可能な要素(以下、レイアウト要素という。)を格納するための情報格納枠を所定のレイアウト領域に1または複数配置したレイアウトを規定したものである。レイアウトテンプレートとしては、例えば、特開2002−297571号公報に開示されているレイアウト定義ファイルを利用することができる。
次に、各レイアウトテンプレートごとに、そのレイアウトについて感性評価を行う。感性評価は、意味的に対称となる2つの印象語を対として、印象語対のうち一方の印象語から受ける印象が強い方向を正の方向、他方の印象語から受ける印象が強い方向を負の方向として感性軸を定義し、評価者が、レイアウトテンプレートのレイアウトから受ける印象のうち感性軸に沿った印象の度合いを評価することにより行う。評価者は、レイアウトテンプレートのレイアウトから受ける印象が、印象語対のうち一方の印象語から受ける印象に適合していると感じた場合は、その印象の度合いを定量化して正の値(例えば、「0」より大きくかつ「2」以下の値)として評価し、逆に、他方の印象語から受ける印象に適合していると感じた場合は、その印象の度合いを定量化して負の値(例えば、「0」より小さくかつ「−2」以上の値)として評価する。また、印象語対のうちいずれの印象語からも印象を受けない場合、または印象語対のうち両方の印象語から受ける印象の度合いが同等の場合は、「0」として評価する。
次に、本発明を適用するレイアウト装置100の機能概要を図1を参照しながら詳細に説明する。
図1は、レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
レイアウト装置100は、図1に示すように、複数の印象語対を登録した印象語対登録データベース(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)10と、複数のレイアウトテンプレートを登録したテンプレート登録DB12とを有して構成されている。
テンプレート登録DB12は、感性評価に用いた印象語対、並びに感性評価の評価値(以下、単に評価値という。)の平均値および標準偏差からなる統計情報と対応付けてレイアウトテンプレートを登録している。
レイアウト装置100は、さらに、印象語対登録DB10のなかから印象語対をユーザに選択させて入力する印象語対入力部14と、印象語対入力部14で入力した印象語対に対応するレイアウトテンプレートおよび統計情報をテンプレート登録DB12のなかから検索するテンプレート検索部16とを有して構成されている。
レイアウト装置100は、さらに、表示モードを切り換える表示モード切換部18と、信頼度を入力する信頼度入力部20と、許容頻度を入力する許容頻度入力部22と、テンプレート検索部16で索出したレイアウトテンプレートを分布情報と対応付けて表示するテンプレート表示部24とを有して構成されている。
表示モード切換部18は、3つの表示モードのうちいずれかに表示モードを切り換える。第1表示モードは、評価値の分布の信頼区間を分布情報として表示するモードである。また、第2表示モードは、正負2つの区間の頻度をそれぞれ分布情報として表示するモードである。また、第3表示モードは、評価値の分布のうち「0」を基準としてその片側の区間(「0」を基準としてその両側の区間のうちユーザが指定した区間。以下、指定区間という。)の頻度が許容頻度以上となるレイアウトテンプレートおよび分布情報だけを表示するモードである。
テンプレート表示部24は、表示モード切換部18により第1表示モードに切り換えられた場合は、テンプレート検索部16で索出した統計情報および信頼度入力部20で入力した信頼度に基づいて評価値の分布の信頼区間を算出し、算出した信頼区間を分布情報として表示する。また、表示モード切換部18により第2表示モードに切り換えられた場合は、テンプレート検索部16で索出した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち「0」を基準としてその両側の区間の頻度をそれぞれ算出し、算出した頻度を分布情報として表示する。また、表示モード切換部18により第3表示モードに切り換えられた場合は、テンプレート検索部16で索出した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち指定区間の頻度を算出し、算出した頻度が、許容頻度入力部22で入力した許容頻度以上であると判定したときは、その統計情報に係るレイアウトテンプレートおよび分布情報を表示する。
レイアウト装置100は、さらに、テンプレート表示部24で表示したレイアウトテンプレートのなかからいずれかをユーザに選択させるテンプレート選択部26と、複数のレイアウト要素を登録したレイアウト要素登録DB28と、レイアウト要素登録DB28のなかからレイアウト要素を選択するレイアウト要素選択部30と、レイアウトテンプレートに従ってレイアウト要素をレイアウトするレイアウト部32とを有して構成されている。
レイアウト部32は、テンプレート選択部26で選択したレイアウトテンプレートに従って、レイアウト要素選択部30で選択したレイアウト要素を情報格納枠に格納することによりレイアウトを行う。
次に、レイアウト装置100の構成を図2ないし図8を参照しながら説明する。
図2は、レイアウト装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
レイアウト装置100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU50と、所定領域にあらかじめCPU50の制御プログラム等を格納しているROM52と、ROM52等から読み出したデータやCPU50の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM54と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F58とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス59で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F58には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置60と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置62と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置64とが接続されている。
記憶装置62は、印象語対登録DB10、テンプレート登録DB12およびレイアウト要素登録DB28を構成している。
記憶装置62は、印象語対を登録した印象語対登録テーブル400を記憶している。
図3は、印象語対登録テーブル400のデータ構造を示す図である。
印象語対登録テーブル400は、図3に示すように、各印象語対ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、印象語対に対して一意に割り当てられるシリアル番号を登録するフィールド402と、印象語対のうち一方の印象語を登録するフィールド404と、印象語対のうち他方の印象語を登録するフィールド406とを含んで構成されている。
図3の例では、第1段目のレコードには、シリアル番号として「0」が、一方の印象語として「軽薄な」が、他方の印象語として「重厚な」がそれぞれ登録されている。これは、「軽薄な」という印象語と、「重厚な」という印象語を印象語対として定義し、その印象語対がシリアル番号「0」により特定することができることを示している。
記憶装置62は、さらに、複数のレイアウトテンプレートと、各レイアウトテンプレートを管理するテンプレート管理テーブル440とを記憶している。
図4は、テンプレート管理テーブル440のデータ構造を示す図である。
テンプレート管理テーブル440は、図4に示すように、各レイアウトテンプレートごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、レイアウトテンプレートに対して一意に割り当てられるシリアル番号を登録するフィールド442と、レイアウトテンプレートの格納先を示すURL(Uniform Resource Locator)を登録するフィールド444と、レイアウトテンプレートに対応付けられている印象語対の数を登録するフィールド446とを含んで構成されている。さらに、レイアウトテンプレートに対応付けられている印象語対1つにつき、3つのフィールド448〜452を含んで構成される。フィールド448〜452は、印象語対に対して一意に割り当てられるシリアル番号、評価値の平均値、および評価値の標準偏差をそれぞれ登録する。
図4の例では、シリアル番号として「0」が、URLとして「http://192.168.10.11/zero」が、印象語対の数として「5」がそれぞれ登録されている。これは、レイアウトテンプレート0(シリアル番号「0」により特定されるレイアウトテンプレートをいう。以下、同様に略記する。)は、記憶装置62の記憶領域のうち上記URLで示される場所に記憶されており、レイアウトテンプレート0には、5つの印象語対が対応付けられていることを示している。さらに、例えば、1番目の印象語対については、シリアル番号として「0」が、平均値として「0.084」が、標準偏差として「0.552」がそれぞれ登録されている。これは、レイアウトテンプレート0には、印象語対0(シリアル番号「0」により特定される印象語対をいう。以下、同様に略記する。)が対応付けられており、印象語対0を用いて行ったレイアウトテンプレート0に対する感性評価の評価値の平均値および標準偏差がそれぞれ「0.084」および「0.552」であることを示している。第2番目〜第5番目の印象語対についても同様である。
図2に戻り、CPU50は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)等からなり、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図5のフローチャートに示すテンプレート選択支援処理を実行するようになっている。
図5は、テンプレート選択支援処理を示すフローチャートである。
テンプレート選択支援処理は、表示モードに応じてレイアウトテンプレートを分布情報と対応付けて表示する処理であって、CPU50において実行されると、図5に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、印象語対登録テーブル400に登録されている印象語対のなかからいずれかを入力装置60で選択して入力し、ステップS102に移行して、現在の表示モードが第1表示モードであるか否かを判定し、第1表示モードであると判定したとき(Yes)は、ステップS104に移行して、第1テンプレート表示処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS102で、現在の表示モードが第1表示モードでないと判定したとき(No)は、ステップS106に移行して、現在の表示モードが第2表示モードであるか否かを判定し、第2表示モードであると判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行して、第2テンプレート表示処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS106で、現在の表示モードが第2表示モードでないと判定したとき(No)は、ステップS110に移行して、現在の表示モードが第3表示モードであるか否かを判定し、第3表示モードであると判定したとき(Yes)は、ステップS112に移行して、第3テンプレート表示処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS110で、現在の表示モードが第3表示モードでないと判定したとき(No)は、ステップS102に移行する。
次に、ステップS104の第1テンプレート表示処理を図6を参照しながら詳細に説明する。
図6は、第1テンプレート表示処理を示すフローチャートである。
第1テンプレート表示処理は、評価値の分布の信頼区間を分布情報として表示する処理であって、ステップS104において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS200では、信頼度を入力装置60から入力し、ステップS202に移行して、ステップS100で入力した印象語対に対応するレイアウトテンプレートを記憶装置62のなかから検索し、ステップS204に移行する。
ステップS204では、該当のレイアウトテンプレートを索出したか否かを判定し、該当のレイアウトテンプレートを索出したと判定したとき(Yes)は、ステップS206に移行して、ステップS100で入力した印象語対および索出したレイアウトテンプレートに対応する統計情報をテンプレート管理テーブル440から読み出し、ステップS208に移行する。
ステップS208では、読み出した統計情報および入力した信頼度に基づいて評価値の分布の信頼区間を算出し、ステップS210に移行して、索出したレイアウトテンプレートを表示装置64に表示するとともに、算出した信頼区間をレイアウトテンプレートと対応付けて表示装置64に表示し、ステップS202に移行する。
一方、ステップS204で、該当のレイアウトテンプレートを索出しないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、ステップS108の第2テンプレート表示処理を図7を参照しながら詳細に説明する。
図7は、第2テンプレート表示処理を示すフローチャートである。
第2テンプレート表示処理は、正負2つの区間の頻度をそれぞれ分布情報として表示する処理であって、ステップS108において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、ステップS100で入力した印象語対に対応するレイアウトテンプレートを記憶装置62のなかから検索し、ステップS302に移行する。
ステップS302では、該当のレイアウトテンプレートを索出したか否かを判定し、該当のレイアウトテンプレートを索出したと判定したとき(Yes)は、ステップS304に移行して、ステップS100で入力した印象語対および索出したレイアウトテンプレートに対応する統計情報をテンプレート管理テーブル440から読み出し、ステップS306に移行する。
ステップS306では、読み出した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち評価値が正となる区間の頻度を算出し、ステップS308に移行して、読み出した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち評価値が負となる区間の頻度を算出し、ステップS310に移行して、索出したレイアウトテンプレートを表示装置64に表示するとともに、算出した正負2つの区間の頻度をそれぞれレイアウトテンプレートと対応付けて表示装置64に表示し、ステップS300に移行する。
一方、ステップS302で、該当のレイアウトテンプレートを索出しないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、ステップS112の第3テンプレート表示処理を図8を参照しながら詳細に説明する。
図8は、第3テンプレート表示処理を示すフローチャートである。
第3テンプレート表示処理は、評価値の分布のうち指定区間の頻度が許容頻度以上となるレイアウトテンプレートおよび分布情報だけを表示する処理であって、ステップS112において実行されると、図8に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
ステップS400では、ステップS100で入力した印象語対のうちいずれか一方を入力装置60で選択して入力し、ステップS402に移行して、許容頻度を入力装置60から入力し、ステップS404に移行して、ステップS100で入力した印象語対に対応するレイアウトテンプレートを記憶装置62のなかから検索し、ステップS406に移行する。
ステップS406では、該当のレイアウトテンプレートを索出したか否かを判定し、該当のレイアウトテンプレートを索出したと判定したとき(Yes)は、ステップS408に移行して、ステップS100で入力した印象語対および索出したレイアウトテンプレートに対応する統計情報をテンプレート管理テーブル440から読み出し、ステップS410に移行する。
ステップS410では、読み出した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち入力した印象語の評価値が属する区間(=指定区間)の頻度を算出し、ステップS412に移行する。
ステップS412では、算出した指定区間の頻度が、入力した許容頻度以上であるか否かを判定し、指定区間の頻度が許容頻度以上であると判定したとき(Yes)は、ステップS414に移行して、索出したレイアウトテンプレートを表示装置64に表示するとともに、算出した指定区間の頻度をレイアウトテンプレートと対応付けて表示装置64に表示し、ステップS404に移行する。
一方、ステップS412で、算出した指定区間の頻度が、入力した許容頻度未満であると判定したとき(No)は、ステップS404に移行する。
一方、ステップS406で、該当のレイアウトテンプレートを索出しないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を図面を参照しながら説明する。
図9は、レイアウト装置100のメイン画面を示す図である。
図9の表示画面には、レイアウトテンプレートの入力を指示するボタン600と、印象語対を入力するためのボタン602と、信頼度の入力を指示するボタン604と、許容頻度の入力を指示するボタン606と、表示モードを切り換えるためのボタン608とが設けられている。
初めに、レイアウトテンプレートを第1表示モードで表示する場合を説明する。
ユーザは、まず、入力装置60を操作してボタン608をクリックし、表示モードを第1表示モードに切り換える。
図10は、印象語対を入力するための選択リストを示す図である。
次に、ユーザは、入力装置60を操作してボタン602をクリックすると、図10に示すように、印象語対登録テーブル400に登録されている印象語対の一覧が選択リストとして表示装置64に表示されるので、レイアウトのイメージに適合すると思われる印象語対を選択リストのなかから選択することにより印象語対を入力する。ここで、ユーザは、印象語対として例えば「軽薄な−重厚な」を入力したとする。
図11は、信頼度を入力するためのテキストボックスを示す図である。
次に、ユーザは、入力装置60を操作してボタン604をクリックすると、図11に示すように、数値を入力するテキストボックスが表示装置64に表示されるので、信頼度を0〜100%の範囲で入力する。
レイアウト装置100では、第1表示モードに切り換えられ、印象語対および信頼度が入力されると、ステップS202を経て、入力された印象語対「軽薄な−重厚な」に対応するレイアウトテンプレートが検索される。その結果、図4のレイアウトテンプレート0が該当するので、レイアウトテンプレート0が索出され、ステップS206を経て、入力された印象語対および索出されたレイアウトテンプレートに対応する統計情報が読み出される。
図12は、評価値の正規分布を示すグラフである。
レイアウトテンプレート0には、印象語対「軽薄な−重厚な」について統計情報として平均値「0.084」および標準偏差「0.552」が対応付けられている。そこで、その統計情報を利用すれば、図12に示すような正規分布を求めることができる。さらに、入力された信頼度を利用すれば、図12の正規分布における信頼区間を求めることができる。
図13は、レイアウトテンプレート0に対応付けて表示する分布情報を示す図である。
レイアウト装置100では、統計情報が読み出されると、ステップS208,S210を経て、読み出された統計情報および入力された信頼度に基づいて評価値の分布の信頼区間が算出され、索出されたレイアウトテンプレート0が表示されるとともに、図13に示すように、算出された信頼区間がレイアウトテンプレート0と対応付けられて表示される。図13の例では、「−2」〜「+2」の範囲が評価値の取り得る範囲を示し、斜線の領域が信頼区間を示している。
図14は、第1表示モードにより、レイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。
同様に、ステップS202〜S210を繰り返し経て、入力された印象語対「軽薄な−重厚な」に対応する他のレイアウトテンプレートが検索され、図14に示すように、索出されたレイアウトテンプレートが分布情報と対応付けられて表示される。
図14の表示画面では、索出されたレイアウトテンプレートのうち2つが表示されており、各レイアウトテンプレートごとに、分布情報およびチェックボックス610が対応付けられて表示されている。また、索出された他のレイアウトテンプレートを表示するためのボタン612,614が表示されている。ここで、ユーザは、表示された分布情報を参照し、複数の読み手が受ける印象を検討した上で、レイアウトのイメージに適合したレイアウトテンプレートを、対応のチェックボックス610をチェックすることにより選択することができる。
レイアウト装置100では、レイアウトテンプレートが選択されると、レイアウト要素選択部30により、レイアウト要素登録DB28のなかからレイアウト要素が選択され、レイアウト部32により、選択されたレイアウトテンプレートに従って、選択されたレイアウト要素が情報格納枠に格納することによりレイアウトが行われる。
次に、レイアウトテンプレートを第2表示モードで表示する場合を説明する。
ユーザは、まず、ボタン608,602をクリックし、表示モードを第2表示モードに切り換え、レイアウトのイメージに適合すると思われる印象語対を入力する。
レイアウト装置100では、第2表示モードに切り換えられ、印象語対が入力されると、ステップS300を経て、入力された印象語対に対応するレイアウトテンプレートが検索される。その結果、該当のレイアウトテンプレートが索出されると、ステップS304〜S308を経て、入力された印象語対および索出されたレイアウトテンプレートに対応する統計情報が読み出され、読み出された統計情報に基づいて、評価値の分布のうち評価値が正となる区間および負となる区間の頻度がそれぞれ算出される。
図15は、第2表示モードにより、レイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。
レイアウト装置100では、正負2つの区間の頻度が算出されると、ステップS310を経て、索出されたレイアウトテンプレートが表示されるとともに、図15に示すように、算出された正負2つの区間の頻度がレイアウトテンプレートと対応付けられて表示される。
図15の表示画面では、索出されたレイアウトテンプレートのうち2つが表示されており、各レイアウトテンプレートごとに、分布情報およびチェックボックス610が対応付けられて表示されている。第1番目のレイアウトテンプレートについては、軽薄という印象を受けた評価者の評価値の頻度が「44%」で、重厚という印象を受けた評価者の評価値の頻度が「56%」であることを示している。また、第2番目のレイアウトテンプレートについては、軽薄という印象を受けた評価者の評価値の頻度が「60%」で、重厚という印象を受けた評価者の評価値の頻度が「40%」であることを示している。ここで、ユーザは、表示された分布情報を参照し、複数の読み手が受ける印象を検討した上で、レイアウトのイメージに適合したレイアウトテンプレートを、対応のチェックボックス610をチェックすることにより選択することができる。
次に、レイアウトテンプレートを第3表示モードで表示する場合を説明する。
ユーザは、まず、ボタン608,602をクリックし、表示モードを第3表示モードに切り換え、レイアウトのイメージに適合すると思われる印象語対を入力する。さらに、印象語対のうちいずれか一方を入力する。ここで、ユーザは、例えば、「軽薄な−重厚な」のうち「重厚な」を入力したとする。
次に、ユーザは、入力装置60を操作してボタン606をクリックし、許容頻度を入力する。
レイアウト装置100では、第3表示モードに切り換えられ、印象語対、印象語および許容頻度が入力されると、ステップS404を経て、入力された印象語対に対応するレイアウトテンプレートが検索される。その結果、該当のレイアウトテンプレートが索出されると、ステップS408,S410を経て、入力された印象語対および索出されたレイアウトテンプレートに対応する統計情報が読み出され、読み出された統計情報に基づいて、評価値の分布のうち入力された印象語「重厚な」の評価値が属する区間の頻度が算出される。
図16は、第3表示モードにより、印象語として「重厚な」を入力した場合にレイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。
レイアウト装置100では、指定区間の頻度が算出されると、ステップS412を経て、算出された指定区間の頻度が許容頻度以上であるか否かが判定される。その結果、許容頻度以上であると判定されると、ステップS414を経て、索出されたレイアウトテンプレートが表示されるとともに、図16に示すように、算出された指定区間の頻度がレイアウトテンプレートと対応付けられて表示される。
図16の表示画面では、索出されたレイアウトテンプレートのうち1つが表示されており、各レイアウトテンプレートごとに、分布情報およびチェックボックス610が対応付けられて表示されている。表示されたレイアウトテンプレートについては、重厚という印象を受けた評価者の評価値の頻度が許容頻度以上となっている。ここで、ユーザは、表示された分布情報を参照し、複数の読み手が受ける印象を検討した上で、レイアウトのイメージに適合したレイアウトテンプレートを、対応のチェックボックス610をチェックすることにより選択することができる。
図17は、第3表示モードにより、印象語として「軽薄な」を入力した場合にレイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。
一方、ユーザが印象語として「軽薄な」を入力したとすると、ステップS410,S412を経て、読み出された統計情報に基づいて、評価値の分布のうち入力された印象語「軽薄な」の評価値が属する区間の頻度が算出され、算出された指定区間の頻度が許容頻度以上であるか否かが判定される。その結果、許容頻度以上であると判定されると、索出されたレイアウトテンプレートが表示されるとともに、図17に示すように、算出された指定区間の頻度がレイアウトテンプレートと対応付けられて表示される。
図17の表示画面では、索出されたレイアウトテンプレートのうち1つが表示されており、各レイアウトテンプレートごとに、分布情報およびチェックボックス610が対応付けられて表示されている。表示されたレイアウトテンプレートについては、軽薄という印象を受けた評価者の評価値の頻度が許容頻度以上となっている。
このようにして、本実施の形態では、印象語対を入力し、入力した印象語対に対応するレイアウトテンプレートおよび統計情報を検索し、索出したレイアウトテンプレートを表示するとともに、統計情報に基づいて評価値の分布を示す分布情報を表示するようになっている。
これにより、ユーザは、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受け、何人がそれとは異なる印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握することができるので、従来に比して、複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことができる。
さらに、本実施の形態では、統計情報は、評価値の平均値および標準偏差である。
これにより、評価値の分布がより具体的に表示されるので、ユーザは、複数の読み手が受ける印象をさらに詳細に把握することができる。
さらに、本実施の形態では、信頼度を入力し、統計情報および信頼度に基づいて、評価値の分布の信頼区間を算出し、算出した信頼区間を分布情報として表示するようになっている。
これにより、ユーザは、入力した信頼度に対応する信頼区間が表示されるので、評価値の分布のうち判断に必要な部分を抜粋することができる。
さらに、本実施の形態では、統計情報に基づいて、評価値の分布のうち評価値が正となる区間および負となる区間の頻度をそれぞれ算出し、算出した正負2つの区間の頻度を分布情報として表示するようになっている。
これにより、ユーザは、評価値が正となる区間の頻度を参照することで、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受けるかを把握しやすくなり、評価値が負となる区間の頻度を参照することで、何人がそれとは異なる印象を受けるかを把握しやすくなる。
さらに、本実施の形態では、許容頻度を入力し、統計情報に基づいて、評価値の分布のうち指定区間の頻度を算出し、算出した指定区間の頻度が許容頻度以上であると判定したときは、その統計情報に係るレイアウトテンプレートおよび分布情報を表示するようになっている。
これにより、ユーザは、指定区間の頻度が許容頻度以上となるレイアウトテンプレートおよび分布情報だけが表示されるので、レイアウトテンプレートを決定しやすくなる。
上記第1の実施の形態において、テンプレート登録DB12および記憶装置62は、発明2、14または26のレイアウト評価対象記憶手段に対応し、印象語対入力部14、入力装置60およびステップS100は、発明2の評価項目入力手段に対応し、テンプレート検索部16およびステップS202,S300,S404は、発明2のレイアウト評価対象検索手段に対応している。また、テンプレート表示部24およびステップS210,S310,S414は、発明2のレイアウト評価対象提示手段に対応し、ステップS100は、発明14または26の評価項目入力ステップに対応し、ステップS202,S300,S404は、発明14または26のレイアウト評価対象検索ステップに対応している。
また、上記第1の実施の形態において、ステップS210,S310,S414は、発明14または26のレイアウト評価対象提示ステップに対応している。
上記第1の実施の形態において、テンプレート検索部16およびステップS202は、発明6のレイアウト評価対象検索手段に対応し、信頼度入力部20、入力装置60およびステップS200は、発明6の信頼度入力手段に対応し、テンプレート表示部24およびステップS210は、発明6のレイアウト評価対象提示手段に対応している。また、ステップS200は、発明18または30の信頼度入力ステップに対応し、ステップS202は、発明18または30のレイアウト評価対象検索ステップに対応し、ステップS210は、発明18または30のレイアウト評価対象提示ステップに対応している。
上記第1の実施の形態において、テンプレート検索部16およびステップS300は、発明7のレイアウト評価対象検索手段に対応し、テンプレート表示部24およびステップS310は、発明7または8のレイアウト評価対象提示手段に対応し、ステップS300は、発明19または31のレイアウト評価対象検索ステップに対応している。また、ステップS310は、発明19、20、31または32のレイアウト評価対象提示ステップに対応している。
上記第1の実施の形態において、テンプレート検索部16およびステップS404は、発明9のレイアウト評価対象検索手段に対応し、許容頻度入力部22、入力装置60およびステップS402は、発明9の分布度入力手段に対応し、テンプレート表示部24およびステップS414は、発明9または10のレイアウト評価対象提示手段に対応している。また、ステップS402は、発明21または33の分布度入力ステップに対応し、ステップS404は、発明21または33のレイアウト評価対象検索ステップに対応し、ステップS414は、発明21、22、33または34のレイアウト評価対象提示ステップに対応している。
次に、本発明の実施の第2の形態を図面を参照しながら説明する。図18ないし図23は、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法を、複数のレイアウトテンプレートのなかからいずれかをユーザに選択させ、選択されたレイアウトテンプレートに従って自動レイアウトを行う場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、ユーザが入力したレイアウトテンプレートを解析して分布情報を表示する点にある。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、本発明を適用するレイアウト装置100の機能概要を図18を参照しながら詳細に説明する。
図18は、レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。
レイアウト装置100は、図18に示すように、統計情報を生成するための回帰式の係数と対応付けて印象語対を登録した印象語対登録DB34と、印象語対登録DB34のなかから印象語対をユーザに選択させて入力する印象語対入力部36と、印象語対入力部36で入力した印象語対に対応する回帰式の係数を印象語対登録DB34のなかから検索する係数検索部38とを有して構成されている。
レイアウト装置100は、さらに、レイアウトテンプレートを入力するテンプレート入力部40と、テンプレート入力部40で入力したレイアウトテンプレートを解析してレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出部42と、レイアウト特徴量算出部42で算出したレイアウト特徴量に基づいて統計情報を生成する統計情報生成部44とを有して構成されている。
統計情報生成部44は、レイアウト特徴量算出部42で算出したレイアウト特徴量および係数検索部38で索出した回帰式の係数に基づいて回帰式により統計情報を生成する。
レイアウト装置100は、さらに、表示モード切換部18、信頼度入力部20、許容頻度入力部22、テンプレート表示部24、テンプレート選択部26、レイアウト要素登録DB28、レイアウト要素選択部30およびレイアウト部32を有して構成されている。
テンプレート表示部24は、テンプレート入力部40で入力したレイアウトテンプレートを分布情報と対応付けて表示する。具体的には、表示モード切換部18により第1表示モードに切り換えられた場合は、統計情報生成部44で生成した統計情報および信頼度入力部20で入力した信頼度に基づいて評価値の分布の信頼区間を算出し、算出した信頼区間を分布情報として表示する。また、表示モード切換部18により第2表示モードに切り換えられた場合は、統計情報生成部44で生成した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち「0」を基準としてその両側の区間の頻度をそれぞれ算出し、算出した頻度を分布情報として表示する。また、表示モード切換部18により第3表示モードに切り換えられた場合は、統計情報生成部44で生成した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち指定区間の頻度を算出し、算出した頻度が、許容頻度入力部22で入力した許容頻度以上であると判定したときは、その統計情報に係るレイアウトテンプレートおよび分布情報を表示する。
次に、印象語対登録テーブル400のデータ構造を図19を参照しながら詳細に説明する。
図19は、印象語対登録テーブル400のデータ構造を示す図である。
印象語対登録テーブル400は、図19に示すように、各印象語対ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、印象語対に対して一意に割り当てられるシリアル番号を登録するフィールド402と、印象語対のうち一方の印象語を登録するフィールド404と、印象語対のうち他方の印象語を登録するフィールド406と、回帰式の係数を登録するフィールド408〜422とを含んで構成されている。フィールド408〜414は、評価値の平均値を算出するための回帰式の係数(レイアウトテンプレートの版面率、ジャンプ率および写真数に対応するもの並びに定数)を登録する。また、フィールド416〜422は、評価値の標準偏差を算出するための回帰式の係数(レイアウトテンプレートの版面率、ジャンプ率および写真数に対応するもの並びに定数)を登録する。
図19の例では、第1段目のレコードには、シリアル番号として「0」が、一方の印象語として「軽薄な」が、他方の印象語として「重厚な」が、評価値の平均値を算出するための回帰式の係数として「2.16」、「-0.01」、「-0.04」および「-0.56」が、評価値の標準偏差を算出するための回帰式の係数として「0.63」、「0.06」、「-0.07」および「0.53」がそれぞれ登録されている。これは、「軽薄な」という印象語と、「重厚な」という印象語を印象語対として定義し、その印象語対がシリアル番号「0」により特定することができることを示している。さらに、印象語対「軽薄な−重厚な」を用いて行った感性評価の評価値の平均値および標準偏差を算出するための回帰式が上記係数により決定されることを示している。
CPU50は、図5のフローチャートに示すテンプレート選択支援処理に代えて、図20のフローチャートに示すテンプレート選択支援処理を実行するようになっている。
図20は、テンプレート選択支援処理を示すフローチャートである。
テンプレート選択支援処理は、CPU50において実行されると、図20に示すように、まず、ステップS500に移行するようになっている。
ステップS500では、印象語対登録テーブル400に登録されている印象語対のなかからいずれかを入力装置60で選択して入力し、ステップS502に移行して、1または複数のレイアウトテンプレートを入力装置60から入力し、ステップS504に移行する。
ステップS504では、現在の表示モードが第1表示モードであるか否かを判定し、第1表示モードであると判定したとき(Yes)は、ステップS506に移行して、第1テンプレート表示処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS504で、現在の表示モードが第1表示モードでないと判定したとき(No)は、ステップS508に移行して、現在の表示モードが第2表示モードであるか否かを判定し、第2表示モードであると判定したとき(Yes)は、ステップS510に移行して、第2テンプレート表示処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS508で、現在の表示モードが第2表示モードでないと判定したとき(No)は、ステップS512に移行して、現在の表示モードが第3表示モードであるか否かを判定し、第3表示モードであると判定したとき(Yes)は、ステップS514に移行して、第3テンプレート表示処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS512で、現在の表示モードが第3表示モードでないと判定したとき(No)は、ステップS504に移行する。
次に、ステップS506の第1テンプレート表示処理を図21を参照しながら詳細に説明する。
図21は、第1テンプレート表示処理を示すフローチャートである。
第1テンプレート表示処理は、評価値の分布の信頼区間を分布情報として表示する処理であって、ステップS506において実行されると、図21に示すように、まず、ステップS600に移行するようになっている。
ステップS600では、信頼度を入力装置60から入力し、ステップS602に移行して、ステップS500で入力した印象語対に対応する回帰式の係数を印象語対登録テーブル400のなかから検索し、ステップS606に移行して、ステップS502で入力したレイアウトテンプレートを解析し、版面率、ジャンプ率および写真数をレイアウト特徴量として算出し、ステップS608に移行する。
ステップS608では、算出したレイアウト特徴量および索出した回帰式の係数に基づいて回帰式により統計情報を生成する。算出した版面率、ジャンプ率および写真数をそれぞれx1,x2,x3とし、索出した回帰式の係数のうち評価値の平均値を算出するための回帰式の係数をそれぞれka1,ka2,ka3,ka4としたとき、評価値の平均値Vaは、下式(1)の回帰式により算出することができる。

Va = ka1×x1+ka2×x2+ka3×x3+ka4 …(1)

また、索出した回帰式の係数のうち評価値の標準偏差を算出するための回帰式の係数をそれぞれkd1,kd2,kd3,kd4としたとき、評価値の標準偏差Vdは、下式(2)の回帰式により算出することができる。

Vd = kd1×x1+kd2×x2+kd3×x3+kd4 …(2)

次いで、ステップS610に移行して、生成した統計情報および入力した信頼度に基づいて評価値の分布の信頼区間を算出し、ステップS612に移行して、ステップS502で入力したレイアウトテンプレートを表示装置64に表示するとともに、算出した信頼区間をレイアウトテンプレートと対応付けて表示装置64に表示し、ステップS614に移行する。
ステップS614では、ステップS502で入力したすべてのレイアウトテンプレートについてステップS606〜S612の処理が終了したか否かを判定し、すべてのレイアウトテンプレートについて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS614で、すべてのレイアウトテンプレートについて処理が終了しないと判定したとき(No)は、次のレイアウトテンプレートを処理対象としてステップS606に移行する。
次に、ステップS510の第2テンプレート表示処理を図22を参照しながら詳細に説明する。
図22は、第2テンプレート表示処理を示すフローチャートである。
第2テンプレート表示処理は、正負2つの区間の頻度をそれぞれ分布情報として表示する処理であって、ステップS510において実行されると、図22に示すように、まず、ステップS700に移行するようになっている。
ステップS700では、ステップS500で入力した印象語対に対応する回帰式の係数を印象語対登録テーブル400のなかから検索し、ステップS704に移行して、ステップS502で入力したレイアウトテンプレートを解析し、版面率、ジャンプ率および写真数をレイアウト特徴量として算出し、ステップS706に移行する。
ステップS706では、ステップS608の処理と同様に、算出したレイアウト特徴量および索出した回帰式の係数に基づいて、上式(1),(2)により統計情報を生成し、ステップS708に移行する。
ステップS708では、生成した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち評価値が正となる区間の頻度を算出し、ステップS710に移行して、生成した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち評価値が負となる区間の頻度を算出し、ステップS712に移行して、ステップS502で入力したレイアウトテンプレートを表示装置64に表示するとともに、算出した正負2つの区間の頻度をそれぞれレイアウトテンプレートと対応付けて表示装置64に表示し、ステップS714に移行する。
ステップS714では、ステップS502で入力したすべてのレイアウトテンプレートについてステップS704〜S712の処理が終了したか否かを判定し、すべてのレイアウトテンプレートについて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS714で、すべてのレイアウトテンプレートについて処理が終了しないと判定したとき(No)は、次のレイアウトテンプレートを処理対象としてステップS704に移行する。
次に、ステップS514の第3テンプレート表示処理を図23を参照しながら詳細に説明する。
図23は、第3テンプレート表示処理を示すフローチャートである。
第3テンプレート表示処理は、評価値の分布のうち指定区間の頻度が許容頻度以上となるレイアウトテンプレートおよび分布情報だけを表示する処理であって、ステップS514において実行されると、図23に示すように、まず、ステップS800に移行するようになっている。
ステップS800では、ステップS500で入力した印象語対のうちいずれか一方を入力装置60で選択して入力し、ステップS802に移行して、許容頻度を入力装置60から入力し、ステップS804に移行して、ステップS500で入力した印象語対に対応する回帰式の係数を印象語対登録テーブル400のなかから検索し、ステップS808に移行する。
ステップS808では、ステップS502で入力したレイアウトテンプレートを解析し、版面率、ジャンプ率および写真数をレイアウト特徴量として算出し、ステップS810に移行して、ステップS608の処理と同様に、算出したレイアウト特徴量および索出した回帰式の係数に基づいて、上式(1),(2)により統計情報を生成し、ステップS812に移行する。
ステップS812では、生成した統計情報に基づいて、評価値の分布のうち入力した印象語の評価値が属する区間(=指定区間)の頻度を算出し、ステップS814に移行する。
ステップS814では、算出した指定区間の頻度が、入力した許容頻度以上であるか否かを判定し、指定区間の頻度が許容頻度以上であると判定したとき(Yes)は、ステップS816に移行して、ステップS502で入力したレイアウトテンプレートを表示装置64に表示するとともに、算出した指定区間の頻度をレイアウトテンプレートと対応付けて表示装置64に表示し、ステップS818に移行する。
ステップS818では、ステップS502で入力したすべてのレイアウトテンプレートについてステップS808〜S816の処理が終了したか否かを判定し、すべてのレイアウトテンプレートについて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS818で、すべてのレイアウトテンプレートについて処理が終了しないと判定したとき(No)は、次のレイアウトテンプレートを処理対象としてステップS808に移行する。
一方、ステップS814で、算出した指定区間の頻度が、入力した許容頻度未満であると判定したとき(No)は、ステップS818に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
初めに、レイアウトテンプレートを第1表示モードで表示する場合を説明する。
ユーザは、まず、ボタン608をクリックし、表示モードを第1表示モードに切り換える。続いて、ボタン600,602をクリックし、1または複数のレイアウトテンプレートを入力し、レイアウトのイメージに適合すると思われる印象語対を入力する。さらに、ボタン604をクリックし、信頼度を0〜100%の範囲で入力する。
レイアウト装置100では、第1表示モードに切り換えられ、レイアウトテンプレート、印象語対および信頼度が入力されると、ステップS602を経て、入力された印象語対に対応する回帰式の係数が検索される。次いで、ステップS606,S608を経て、入力されたレイアウトテンプレートが解析されてレイアウト特徴量が算出され、算出されたレイアウト特徴量および索出された回帰式の係数に基づいて、上式(1),(2)により統計情報が生成される。そして、ステップS610,S612を経て、生成された統計情報および入力された信頼度に基づいて評価値の分布の信頼区間が算出され、入力されたレイアウトテンプレートが表示されるとともに、算出された信頼区間がレイアウトテンプレートと対応付けられて表示される。
同様に、ステップS606〜S612を繰り返し経て、入力された他のレイアウトテンプレートについて同様に処理が行われ、入力されたすべてのレイアウトテンプレートが分布情報と対応付けられて表示される。
次に、レイアウトテンプレートを第2表示モードで表示する場合を説明する。
ユーザは、まず、ボタン608をクリックし、表示モードを第2表示モードに切り換える。続いて、ボタン600,602をクリックし、1または複数のレイアウトテンプレートを入力し、レイアウトのイメージに適合すると思われる印象語対を入力する。
レイアウト装置100では、第2表示モードに切り換えられ、レイアウトテンプレートおよび印象語対が入力されると、ステップS700を経て、入力された印象語対に対応する回帰式の係数が検索される。次いで、ステップS704,S706を経て、入力されたレイアウトテンプレートが解析されてレイアウト特徴量が算出され、算出されたレイアウト特徴量および索出された回帰式の係数に基づいて、上式(1),(2)により統計情報が生成される。そして、ステップS708〜S712を経て、生成された統計情報に基づいて、評価値の分布のうち評価値が正となる区間および負となる区間の頻度がそれぞれ算出され、入力されたレイアウトテンプレートが表示されるとともに、算出された正負2つの区間の頻度がレイアウトテンプレートと対応付けられて表示される。
次に、レイアウトテンプレートを第3表示モードで表示する場合を説明する。
ユーザは、まず、ボタン608をクリックし、表示モードを第3表示モードに切り換える。続いて、ボタン600,602をクリックし、1または複数のレイアウトテンプレートを入力し、レイアウトのイメージに適合すると思われる印象語対を入力する。さらに、印象語対のうちいずれか一方を入力する。
次に、ユーザは、ボタン606をクリックし、許容頻度を入力する。
レイアウト装置100では、第3表示モードに切り換えられ、レイアウトテンプレート、印象語対、印象語および許容頻度が入力されると、ステップS804を経て、入力された印象語対に対応する回帰式の係数が検索される。次いで、ステップS808,S810を経て、入力されたレイアウトテンプレートが解析されてレイアウト特徴量が算出され、算出されたレイアウト特徴量および索出された回帰式の係数に基づいて、上式(1),(2)により統計情報が生成される。そして、ステップS812を経て、生成された統計情報に基づいて、評価値の分布のうち入力された印象語の評価値が属する区間の頻度が算出される。
レイアウト装置100では、指定区間の頻度が算出されると、ステップS814を経て、算出された指定区間の頻度が許容頻度以上であるか否かが判定される。その結果、許容頻度以上であると判定されると、ステップS816を経て、入力されたレイアウトテンプレートが表示されるとともに、算出された指定区間の頻度がレイアウトテンプレートと対応付けられて表示される。
このようにして、本実施の形態では、レイアウトテンプレートおよび印象語対を入力し、入力した印象語対に対応する回帰式の係数を検索し、入力したレイアウトテンプレートを解析してレイアウト特徴量を算出し、算出したレイアウト特徴量および索出した回帰式の係数に基づいて回帰式により統計情報を生成し、入力したレイアウトテンプレートを表示するとともに、統計情報に基づいて評価値の分布を示す分布情報を表示するようになっている。
これにより、ユーザは、読み手のうち何人が想定した通りの印象を受け、何人がそれとは異なる印象を受けるかをレイアウト作業の段階で把握することができるので、従来に比して、複数の読み手が受ける印象を考慮してレイアウトを行うことができる。さらに、統計情報があらかじめ用意されていなくても動的に生成されるので、評価値の分布をある程度把握することができる。
上記第2の実施の形態において、印象語対登録DB34および記憶装置62は、発明12、24または36の係数記憶手段に対応し、印象語対入力部36、入力装置60およびステップS500は、発明12の評価項目入力手段に対応し、テンプレート入力部40、入力装置60およびステップS502は、発明11のレイアウト評価対象入力手段に対応している。また、係数検索部38およびステップS602,S700,S804は、発明12の係数検索手段に対応し、レイアウト特徴算出部42およびステップS606,S704,S808は、発明11または12のレイアウト特徴量算出手段に対応している。
また、上記第2の実施の形態において、統計情報生成部44およびステップS608,S706,S810は、発明11または12の統計情報生成手段に対応し、テンプレート表示部24およびステップS612,S712,S816は、発明11のレイアウト評価対象提示手段に対応している。また、ステップS500は、発明24または36の評価項目入力ステップに対応し、ステップS502は、発明23または35のレイアウト評価対象入力ステップに対応し、ステップS602,S700,S804は、発明24または36の係数検索ステップに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、ステップS606,S704,S808は、発明23、24、35または36のレイアウト特徴量算出ステップに対応し、ステップS608,S706,S810は、発明23、24、35または36の統計情報生成ステップに対応している。また、ステップS210,S310,S414は、発明23または35のレイアウト評価対象提示ステップに対応している。
なお、上記第1および第2の実施の形態においては、評価値の平均値および標準偏差を統計情報として用いたが、これに限らず、評価値の最大値および最小値、または評価値が取り得る範囲に複数の代表値を設定したときの各代表値の度数を統計情報として用いることもできる。さらに、統計情報としては、偏差、分散、範囲(X−R管理図で表される最大値と最小値の差を分布させたもの)、または度数分布図(ヒストグラム)を用いることができる。このような構成であっても、上記第1および第2の実施の形態と同じ要領で処理を構成することができる。
また、上記第1の実施の形態においては、テンプレート管理テーブル440の統計情報を用いるため、入力した印象語対に対応する統計情報が対応付けられているレイアウトテンプレートを検索して表示するように構成したが、これに限らず、入力した印象語対に対応する統計情報が対応付けられているか否かにかかわらず、記憶装置62のすべてのレイアウトテンプレートを表示するように構成することもできる。具体的には、印象語対登録テーブル400を上記第2の実施の形態と同様に構成し、例えば、第1表示モードについては、図6のフローチャートに示す第1テンプレート表示処理に代えて、図24のフローチャートに示す第1テンプレート表示処理を実行する。
図24は、第1テンプレート表示処理を示すフローチャートである。
第1テンプレート表示処理は、ステップS104において実行されると、図24に示すように、まず、ステップS900に移行するようになっている。
ステップS900では、信頼度を入力装置60から入力し、ステップS902に移行して、先頭のレイアウトテンプレートを記憶装置62から読み出し、ステップS904に移行する。
ステップS904では、読み出したレイアウトテンプレートに、ステップS100で入力した印象語対に対応する統計情報が対応付けられているか否かを判定し、該当の統計情報が対応付けられていると判定したとき(Yes)は、ステップS906に移行して、ステップS100で入力した印象語対および読み出したレイアウトテンプレートに対応する統計情報をテンプレート管理テーブル440から読み出し、ステップS908に移行する。
ステップS908では、読み出した統計情報および入力した信頼度に基づいて評価値の分布の信頼区間を算出し、ステップS910に移行して、読み出したレイアウトテンプレートを表示装置64に表示するとともに、算出した信頼区間をレイアウトテンプレートと対応付けて表示装置64に表示し、ステップS912に移行する。
ステップS912では、記憶装置62のすべてのレイアウトテンプレートについてステップS904〜S910,S916〜S926の処理が終了したか否かを判定し、すべてのレイアウトテンプレートについて処理が終了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS912で、すべてのレイアウトテンプレートについて処理が終了していないと判定したとき(No)は、ステップS914に移行して、次のレイアウトテンプレートを記憶装置62から読み出し、ステップS904に移行する。
一方、ステップS904で、該当の統計情報が対応付けられていないと判定したとき(No)は、ステップS916に移行して、ステップS100で入力した印象語対に対応する回帰式の係数を印象語対登録テーブル400のなかから検索し、ステップS920に移行する。
ステップS920では、読み出したレイアウトテンプレートを解析してレイアウト特徴量を算出し、ステップS922に移行して、ステップS608の処理と同様に、算出したレイアウト特徴量および索出した回帰式の係数に基づいて、上式(1),(2)により統計情報を生成し、ステップS924に移行する。
ステップS924では、生成した統計情報および入力した信頼度に基づいて評価値の分布の信頼区間を算出し、ステップS926に移行して、読み出したレイアウトテンプレートを表示装置64に表示するとともに、算出した信頼区間をレイアウトテンプレートと対応付けて表示装置64に表示し、ステップS912に移行する。
なお、第2テンプレート表示処理および第3テンプレート表示処理についても同様に構成することができる。
また、上記第1の実施の形態においては、信頼度を0〜100%の範囲で入力するように構成したが、これに限らず、図25に示すような入力インターフェースにより信頼度を入力するように構成することもできる。
図25は、信頼度を入力するためのチェックボックスおよびスライドバーを示す図である。
図25(a)の例では、「小数」、「半数」および「多数」の項目に対応するチェックボックス616をチェックすることにより信頼度を入力する。例えば、「少数」が選択された場合は30%、「半数」が選択された場合は50%、「多数」が選択された場合は95%として信頼度を入力する。
図26(b)の例では、スライドバー618の位置を調整することにより信頼度を入力する。
また、上記第1の実施の形態においては、評価値の取り得る範囲において斜線の領域で信頼区間を表示するように構成したが、これに限らず、図26および図27に示すような表示方法により分布情報を表示するように構成することもできる。
図26および図27は、第1表示モードにより、レイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。
図26の表示画面では、評価値の分布が棒グラフとして表示されている。
図27の表示画面では、評価値の分布がヒストグラムとして表示されている。
また、上記第1の実施の形態においては、信頼区間をすべての表示するように構成したが、これに限らず、図28に示すように、信頼区間のうち評価値が正となる区間または負となる区間のいずれか一方を表示するように構成することもできる。
図28は、信頼区間の半分を表示した場合を示す図である。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、レイアウトテンプレートを表示するように構成したが、これに限らず、レイアウト済みのレイアウト結果を表示するように構成することもできる。この場合、記憶装置62には、レイアウトテンプレートに代えてレイアウト結果を記憶しておけば、上記第1および第2の実施の形態と同じ要領で処理を構成することができる。レイアウト結果としては、例えば、広告やカタログ等の文書をスキャナで読み取って電子化した電子文書、レイアウトテンプレートにレイアウト要素を格納した電子文書、ワープロその他の文書編集アプリケーションにより編集された電子文書を利用することができる。
また、上記第1および第2の実施の形態において、図5ないし図8、および図20ないし図23のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM52にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM54に読み込んで実行するようにしてもよい。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係るレイアウト支援システムおよびレイアウト支援プログラム、並びにレイアウト支援方法を、複数のレイアウトテンプレートのなかからいずれかをユーザに選択させ、選択されたレイアウトテンプレートに従って自動レイアウトを行う場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。 レイアウト装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。 印象語対登録テーブル400のデータ構造を示す図である。 テンプレート管理テーブル440のデータ構造を示す図である。 テンプレート選択支援処理を示すフローチャートである。 第1テンプレート表示処理を示すフローチャートである。 第2テンプレート表示処理を示すフローチャートである。 第3テンプレート表示処理を示すフローチャートである。 レイアウト装置100のメイン画面を示す図である。 印象語対を入力するための選択リストを示す図である。 信頼度を入力するためのテキストボックスを示す図である。 評価値の正規分布を示すグラフである。 レイアウトテンプレート0に対応付けて表示する分布情報を示す図である。 第1表示モードにより、レイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。 第2表示モードにより、レイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。 第3表示モードにより、印象語として「重厚な」を入力した場合にレイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。 第3表示モードにより、印象語として「軽薄な」を入力した場合にレイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。 レイアウト装置100の機能概要を示す機能ブロック図である。 印象語対登録テーブル400のデータ構造を示す図である。 テンプレート選択支援処理を示すフローチャートである。 第1テンプレート表示処理を示すフローチャートである。 第2テンプレート表示処理を示すフローチャートである。 第3テンプレート表示処理を示すフローチャートである。 第1テンプレート表示処理を示すフローチャートである。 信頼度を入力するためのチェックボックスおよびスライドバーを示す図である。 第1表示モードにより、レイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。 第1表示モードにより、レイアウトテンプレートおよび分布情報を対応付けて表示した画面を示す図である。 信頼区間の半分を表示した場合を示す図である。 異なる16個のレイアウトテンプレートに対して写真をレイアウトしたレイアウト結果0〜15に対して感性評価を行った結果を示す図である。 異なる2つのレイアウトテンプレートA,Bに対して感性評価を行った結果を示す図である。
符号の説明
100…レイアウト装置, 10,34…印象語対登録DB, 12…テンプレート登録DB, 14,36…印象語対入力部, 16…テンプレート検索部, 18…表示モード切換部, 20…信頼度入力部, 22…許容頻度入力部, 24…テンプレート表示部, 26…テンプレート選択部, 28…レイアウト要素登録DB, 30…レイアウト要素選択部, 32…レイアウト部, 38…係数検索部, 42…レイアウト特徴量算出部, 44…統計情報生成部, 50…CPU, 52…ROM, 54…RAM, 58…I/F, 60…入力装置, 62…記憶装置, 64…表示装置, 400…印象語対登録テーブル, 440…テンプレート管理テーブル, 600〜608,612,614…ボタン, 610,616…チェックボックス, 618…スライドバー

Claims (15)

  1. レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果の分布を示す分布情報と対応付けて提示するようになっていることを特徴とするレイアウト支援システム。
  2. レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
    前記レイアウト評価対象を、前記感性評価の評価項目および前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報と対応付けて記憶するレイアウト評価対象記憶手段と、
    前記評価項目を入力する評価項目入力手段と、
    前記評価項目入力手段で入力した評価項目に対応するレイアウト評価対象および統計情報を前記レイアウト評価対象記憶手段のなかから検索するレイアウト評価対象検索手段と、
    前記レイアウト評価対象検索手段で索出したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記レイアウト評価対象検索手段で索出した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示手段とを備えることを特徴とするレイアウト支援システム。
  3. 請求項2において、
    さらに、信頼度を入力する信頼度入力手段を備え、
    前記レイアウト評価対象提示手段は、前記レイアウト評価対象検索手段で索出した統計情報および前記信頼度入力手段で入力した信頼度に基づいて、前記評価結果の分布の信頼区間を算出し、算出した信頼区間を前記分布情報として提示するようになっていることを特徴とするレイアウト支援システム。
  4. 請求項2において、
    前記レイアウト評価対象提示手段は、前記レイアウト評価対象検索手段で索出した統計情報に基づいて、前記評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いを算出し、算出した分布度合いを前記分布情報として提示するようになっていることを特徴とするレイアウト支援システム。
  5. 請求項4において、
    前記レイアウト評価対象提示手段は、前記評価結果の分布のうち所定値を基準としてその両側の区間の分布度合いをそれぞれ算出するようになっていることを特徴とするレイアウト支援システム。
  6. 請求項2において、
    さらに、分布度合いを入力する分布度入力手段を備え、
    前記レイアウト評価対象提示手段は、前記レイアウト評価対象検索手段で索出した統計情報に基づいて、前記評価結果の分布のうち所定区間の分布度合いを算出し、算出した分布度合いが、前記分布度入力手段で入力した分布度合い以上であると判定したときは、当該統計情報に係るレイアウト評価対象および分布情報を提示するようになっていることを特徴とするレイアウト支援システム。
  7. 請求項6において、
    前記レイアウト評価対象提示手段は、前記評価結果の分布のうち所定値を基準としてその片側の区間の分布度合いを算出するようになっていることを特徴とするレイアウト支援システム。
  8. レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援システムであって、
    前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力手段と、
    前記レイアウト評価対象入力手段で入力したレイアウト評価対象を解析してレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出手段と、
    前記レイアウト特徴量算出手段で算出したレイアウト特徴量に基づいて前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報を生成する統計情報生成手段と、
    前記レイアウト評価対象入力手段で入力したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記統計情報生成手段で生成した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示手段とを備えることを特徴とするレイアウト支援システム。
  9. 請求項8において、
    さらに、前記統計情報を生成するための回帰式の係数を前記感性評価の評価項目と対応付けて記憶する係数記憶手段と、
    前記評価項目を入力する評価項目入力手段と、
    前記評価項目入力手段で入力した評価項目に対応する回帰式の係数を前記係数記憶手段のなかから検索する係数検索手段とを備え、
    前記統計情報生成手段は、前記レイアウト特徴量算出手段で算出したレイアウト特徴量および前記係数検索手段で索出した回帰式の係数に基づいて前記回帰式により前記統計情報を生成するようになっていることを特徴とするレイアウト支援システム。
  10. レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果の分布を示す分布情報と対応付けて提示する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とするレイアウト支援プログラム。
  11. レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
    前記感性評価の評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
    前記レイアウト評価対象を、前記評価項目および前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報と対応付けて記憶したレイアウト評価対象記憶手段のなかから、前記評価項目入力ステップで入力した評価項目に対応するレイアウト評価対象および統計情報を検索するレイアウト評価対象検索ステップと、
    前記レイアウト評価対象検索ステップで索出したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とするレイアウト支援プログラム。
  12. レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援プログラムであって、
    前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力ステップと、
    前記レイアウト評価対象入力ステップで入力したレイアウト評価対象を解析してレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出ステップと、
    前記レイアウト特徴量算出ステップで算出したレイアウト特徴量に基づいて前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報を生成する統計情報生成ステップと、
    前記レイアウト評価対象入力ステップで入力したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記統計情報生成ステップで生成した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とするレイアウト支援プログラム。
  13. レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果の分布を示す分布情報と対応付けて提示することを特徴とするレイアウト支援方法。
  14. レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
    前記感性評価の評価項目を入力する評価項目入力ステップと、
    前記レイアウト評価対象を、前記評価項目および前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報と対応付けて記憶したレイアウト評価対象記憶手段のなかから、前記評価項目入力ステップで入力した評価項目に対応するレイアウト評価対象および統計情報を検索するレイアウト評価対象検索ステップと、
    前記レイアウト評価対象検索ステップで索出したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記レイアウト評価対象検索ステップで索出した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示ステップとを含むことを特徴とするレイアウト支援方法。
  15. レイアウトテンプレートまたはレイアウト結果からなるレイアウト評価対象を、当該レイアウト評価対象のレイアウトを複数の評価者が感性評価した結果と対応付けて提示するレイアウト支援方法であって、
    前記レイアウト評価対象を入力するレイアウト評価対象入力ステップと、
    前記レイアウト評価対象入力ステップで入力したレイアウト評価対象を解析してレイアウト特徴量を算出するレイアウト特徴量算出ステップと、
    前記レイアウト特徴量算出ステップで算出したレイアウト特徴量に基づいて前記感性評価の評価結果の分布を示す統計情報を生成する統計情報生成ステップと、
    前記レイアウト評価対象入力ステップで入力したレイアウト評価対象を提示するとともに、前記統計情報生成ステップで生成した統計情報に基づいて前記評価結果の分布を示す分布情報を提示するレイアウト評価対象提示ステップとを含むことを特徴とするレイアウト支援方法。
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