JP2009087002A - 市場分析支援方法 - Google Patents

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JP2009087002A JP2007255623A JP2007255623A JP2009087002A JP 2009087002 A JP2009087002 A JP 2009087002A JP 2007255623 A JP2007255623 A JP 2007255623A JP 2007255623 A JP2007255623 A JP 2007255623A JP 2009087002 A JP2009087002 A JP 2009087002A
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和久 山本
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秀昭 田中
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Abstract

【課題】市場分析のための質問の内容の自由度を高めると共に商品消費の動向を積極的に予測することのできるのに好都合な且つ従来の標準コーホート表に代わる市場分析支援方法を提供する。
【解決手段】
将来の顧客の価値観を推測し、各種のデータベース5〜10のデータを使って新商品が備えるべき新付加価値aを分析する。商品データベース9には、過去の商品の付加価値とこれを購入した世代の価値観との関係を分析したデータが記憶されている。例えば将来の顧客が成長期の世代が成長した時をターゲットする時には、親の価値観や、仮説としての将来の事象に近似した過去の事象のデータを参照して子の世代の基本価値観を推測する。そして、商品データベース9から抽出した商品のデータを参照してターゲットとする世代の基本価値観によって消費行動に結び付く可能性のある付加価値を分析する。
【選択図】図9

Description

本発明は、市場分析に関し、より詳しくはコンピュータを使った市場分析支援方法に関する。
市場分析では様々な視点から需要の変化が分析される。代表的には次の3つの視点を挙げることができる。第一は、需要の変化が時代の変化に由来している、という視点からの分析であり、時代の変化による需要の変化は「時代効果」と呼ばれる。第二は、需要の変化が年齢の変化に由来している、という視点からの分析であり、この年齢の変化による需要の変化は「加齢効果」と呼ばれる。第三は、需要変化が出生年代の違いに由来している、という視点からの分析である。この第三の視点よる市場分析はコーホート分析と呼ばれ、そして、出生年代の違いに由来する需要の変化は「コーホート効果」と呼ばれる。
コーホート分析は、世代に従って分類して各世代の特有の生活行動、意識、消費動向などを探求するものである。コーホート分析では、例えば5年毎に同じ質問を全ての世代にし続けて回答を得るという、長期間に亘る同じ質問に対する回答のデータを蓄積することが必要となる。つまり、同じ周期で全ての世代に今までと同じ質問をし続けてデータベース化する必要がある。このことから、単年度に別の質問を行うことができないため、これがコーホート分析の一つの欠点として挙げられている。つまり、コーホート分析では時代の変化に応じた新しい質問を追加できない。
年齢別且つ時系列データを、調査時点の間隔と年齢区分の幅が一致するように配置した標準コーホー表が知られている。この標準コーホート表は、縦軸に年齢をとり、横軸に出生年をとった表であり、コーホートベルトが右下に傾斜して表示される。この標準コーホート表は、分析者が市場分析を行う際に、標準コーホート表を見ながら種々の仮説を立てて分析を進めていくのに好都合であるが、コーホート効果、加齢効果、時代効果を分離したなかで分析できない、という問題がある。コーホート効果から、時代効果や加齢効果を除外する一つの手法として、回顧的方法が採用されている。回顧的方法は、各自の生活行動、意識などが数年前に比べてどのように変化したかを回答者に質問するのであるが、数多くの回答者に質問するのは事実上困難である(量的な回答を入手できない)。
本発明の目的は、固定化した質問及びこれに対応する限定的な情報に基づく従来のコーホート分析では限定した市場分析しかできないという認識の下で、市場分析のための質問の内容の自由度を高めると共に商品消費の動向を積極的に予測することのできるのに好都合な且つ従来の標準コーホート表に代わる市場分析支援方法を提供することにある。
本願発明者らは、人間は成長期(例えば、経済的に自立する前)に基本価値観が形成され、その後、価値観に影響を及ぼす経済動向や出来事の他に、結婚などによって基本価値観が変化すると考え(以下、基本価値観が変化した価値観を「変動価値観」という)、商品を購入するときの商品の持つ付加価値に対する評価は、その時点の価値観によって左右されると考え、そして基本価値観は、その後の結婚などのライフステージの変化や経済動向、出来事などによって変化するものの消失するものではなく、基本価値観の一部又は全てが潜在化又は変化しているだけであると考える。
このような考え方に立脚したとき、基本価値観や変動価値観及び人間の価値観に影響を及ぼすファクタ、例えばライフステージの変化、様々な出来事、社会や教育制度の変化などを夫々データベース化し、これらの要素の関係を体系化することで、例えば商品企画の段階でターゲットとする顧客が商品を購入する時点つまり顧客の将来の価値観を客観的に推測することが容易となる。また、過去の商品データとして商品の付加価値と消費者の価値観との関係を分析してこれをデータベース化しておくことで、顧客の将来の価値観が消費行動に結び付く付加価値を推測することも可能になる。また、各要素を個々にデータベース化することで、各データベースに含まれるデータに対して検証を繰り返すことにより精度の高いデータに基づく市場分析を可能となる。
上述の観点に基づき、本発明の第1の観点は、某世代の将来の変動価値観を推測して、推測した変動価値観に基づいて消費行動に結び付く付加価値を推測する一つの手法を提案するものである。
具体的には、第1の観点の発明は、
モニタを備えたコンピュータとデータベースとを含む市場分析支援システムを使って市場分析を支援するための市場分析支援方法であって、
該データベースが、成長期に形成された各世代の基本価値観を記憶した基本価値観データベースと、ライフステージ毎の一般的な価値観を記憶したライフステージデータベースと、人間の価値観に影響を及ぼした事象及びこれによる価値観の変化を記憶した事象データベースと、前記ライフステージの価値観及び種々の事象の影響を受けて前記基本価値観が変化した変動価値観を記憶した変動価値観データベースと、過去の事例として商品の付加価値と顧客の価値観との関係を分析して商品毎にデータ化した商品データベースとを含み、
前記モニタには、縦軸に年齢、横軸に時代をとった価値観ベルト表が表示され、
前記価値観ベルト表が、斜め右下に延び且つ各世代の価値観の変遷を示す各世代の価値観ベルトを有し、
ターゲットとする顧客の世代の基本価値観を前記基本価値観データベースから読み込んでモニタに表示し、
前記ターゲットとする顧客の世代が将来ライフステージの変化があるときには、前記ライフステージデータベースから、変化後のライフステージの価値観を読み込んでモニタに表示し、
分析者が仮説の下で設定した将来の事象に似た過去の事象を前記事象データベースから抽出してモニタに表示し、
分析者が、前記ターゲットとする顧客の世代の前記基本価値観、前記ライフステージの価値観、前記事象データベースから抽出した事象による影響を見て、前記ターゲットとする顧客の将来の変動価値観を推測して定義を与えた将来の変動価値観に基づいて前記商品データベースから関連する過去の商品のデータを抽出してモニタに表示することにより、前記ターゲットとする顧客の世代の将来の変動価値観によって消費行動に結び付く可能性のある商品の付加価値を分析することを特徴とする市場分析支援方法を提案するものである。
本発明の第2の観点は、未だに基本価値観を形成していない世代、例えば幼少期や未だ誕生していない世代の基本価値観を推測して、当該世代が成長した時をターゲットとする商品企画を立案するときの市場分析に貢献することのできる市場分析支援方法を提案するものである。
具体的には、第2の観点の発明は、
モニタを備えたコンピュータとデータベースとを含む市場分析支援システムを使って市場分析を支援するための市場分析支援方法であって、
該データベースが、成長期に形成された各世代の基本価値観を記憶した基本価値観データベースと、ライフステージ毎の一般的な価値観を記憶したライフステージデータベースと、人間の価値観に影響を及ぼした事象及びこれによる価値観の変化を記憶した事象データベースと、前記ライフステージの価値観及び種々の事象の影響を受けて前記基本価値観が変化した変動価値観を記憶した変動価値観データベースと、過去の事例として商品の付加価値と顧客の価値観との関係を分析して商品毎にデータ化した商品データベースとを含み、
前記モニタには、縦軸に年齢、横軸に時代をとった価値観ベルト表が表示され、
前記価値観ベルト表が、斜め右下に延び且つ各世代の価値観の変遷を示す各世代の価値観ベルトを有し、
基本価値観が形成されていない世代の基本価値観を推測するときに、先ず該世代の親の世代における子の世代の基本価値観形成期の変動価値観を推測するに際して、該親の世代の基本価値観を前記基本価値観データベースから読み込んでモニタに表示し、更に、分析者が設定した仮説に基づく将来の事象に近似した過去の事象を前記事象データベースから抽出してモニタに表示し、分析者が推測して定義を与えた前記親の世代の変動価値観を前記変動価値観データベースに記憶させると共にモニタに表示し、
次いで、分析者の仮説に基づく前記将来の事象と、前記親の世代における前記子の基本価値観形成期の前記変動価値観とにより分析者が定義を与えた前記子の世代の基本価値観に基づいて前記商品データベースから関連する過去の商品のデータをモニタに表示させることにより、前記子の世代の将来の基本価値観によって消費行動に結び付く可能性のある商品の付加価値を分析することを特徴とする市場分析支援方法を提案するものである。
本発明の第3の観点は、未だに基本価値観を形成していない世代、例えば幼少期や未だ誕生していない世代が基本価値観を形成した後の、新商品を市場に投入する時期の変動価値観を推測して、当該世代の変動価値観に基づいて消費行動に結び付く付加価値を推測する一つの手法を提案するものである。
具体的には、第3の観点の発明は、
モニタを備えたコンピュータとデータベースとを含む市場分析支援システムを使って市場分析を支援するための市場分析支援方法であって、
該データベースが、成長期に形成された各世代の基本価値観を記憶した基本価値観データベースと、ライフステージ毎の一般的な価値観を記憶したライフステージデータベースと、人間の価値観に影響を及ぼした事象及びこれによる価値観の変化を記憶した事象データベースと、前記ライフステージの価値観及び種々の事象の影響を受けて前記基本価値観が変化した変動価値観を記憶した変動価値観データベースと、過去の事例として商品の付加価値と顧客の価値観との関係を分析して商品毎にデータ化した商品データベースとを含み、
前記モニタには、縦軸に年齢、横軸に時代をとった価値観ベルト表が表示され、
前記価値観ベルト表が、斜め右下に延び且つ各世代の価値観の変遷を示す各世代の価値観ベルトを有し、
基本価値観が形成されていない世代の基本価値観を推測するときに、先ず該世代の親の世代における子の世代の基本価値観形成期の変動価値観を推測するに際して、該親の世代の基本価値観を前記基本価値観データベースから読み込んでモニタに表示し、更に、分析者の仮説に基づいて設定した前記子の世代の基本価値観形成期における将来の事象に近似した過去の事象を前記事象データベースから抽出してモニタに表示して、分析者が定義を与えた前記親の世代の変動価値観を前記変動価値観データベースに記憶させると共にモニタに表示し、
次いで、分析者の仮説に基づいて設定した前記基本価値観形成期の将来の事象と、前記親の世代における前記子の基本価値観形成期の前記変動価値観とにより分析者が定義を与えた前記子の世代の基本価値観を前記基本価値観データベースに記憶させると共にモニタに表示し、
次いで、分析者の仮説として設定した更なる将来の事象に近似した過去の事象を前記事象データベースから抽出してモニタに表示して、分析者が定義を与えた前記子の世代の変動価値観を前記変動価値観データベースに記憶させると共にモニタに表示し、
前記子の世代の変動価値観に基づいて前記商品データベースから抽出した関連する過去の商品のデータをモニタに表示させることにより、前記子の世代の将来の変動価値観によって消費行動に結び付く可能性のある商品の付加価値を分析することを特徴とする市場分析支援方法を提案するものである。
本発明の上記の目的及び別の目的並びにその作用効果は、以下の発明の実施の形態の詳しい説明から明らかになるであろう。
本発明の基礎となる市場分析の基本的な考え方を以下に説明する。商品が多種多様化し、同種の商品が数多く存在する時代になっているが、同種の商品の中からどの商品の付加価値を評価して当該商品を選択するか、また、どの商品群に対して付加価値を認めて消費行動を起こすかは、その時点での消費者の価値観によって左右され、この価値観を世代毎に掌握するのが市場分析では重要なことである。
消費者の価値観に関し、本願発明者らは、前述したように成長期(例えば経済的に親から自立する前)に形成される基本価値観というものが存在していると考え、そして、この基本価値観は世代間で異なると共に、その後の例えば大型倒産や景気の良し悪しなどの事象によって変化し、同じ事象であっても価値観の変化に与える影響は各世代によって異なると考える。以下の説明において、基本価値観が形成される時期を「基本価値観形成期」といい、その後の時期つまり価値観が変化する時期を「基本価値観変化期」という。
基本価値観変化期において、社会の安全性を脅かすような例えばテロが起こった場合、基本価値観形成期にそのような経験をしていない世代は、「世の中は安全である」という基本価値観が形成されていると考えることができるから、基本価値観変化期においてテロの脅威を実感した時には「世の中は安全ではない」という価値観に変化するであろう。このことから、例えば、A、B、C、Dの同種の商品が存在し、商品Dが安全に配慮した商品であったとすると、テロが起こる前であれば選択していないと思われる商品Dがテロ後には購入対象になるであろう。つまり、価値観が変化するような出来事が発生したときには、商品の持つ付加価値に対する評価も変化すると考えることができる。これに対して、例えば基本価値観形成期に戦争を経験した世代にあっては、「世の中は安全ではない」という基本価値観を有していることから、基本価値観変化期においてテロが発生したとしても、この世代が有している安全に対する価値観はそれほど影響を受けないと考えられ、テロが起こる前であっても後であっても、安全に配慮した商品Dが購入対象になる、と考えることができる。
図1を参照して、本願発明者らは、人間は成長期(例えば、経済的に自立する前)に基本価値観が形成され、その後、価値観に影響を及ぼす経済動向や出来事の他に、結婚などによって基本価値観が変化すると考え、商品を購入するときの商品の持つ付加価値に対する評価は、その時点の価値観によって左右されると考える。そして、成長期に形成された基本価値観は、その後の結婚などのライフステージの変化や経済動向、出来事などによって変化するものの消失するものではなく、基本価値観の一部又は全てが潜在化又は変化しているだけであり、例えば子供が独立した後や定年退職した後には、成長期に形成された本来の基本価値観が顕在化して、この基本価値観によって商品の付加価値を評価する場合も考えられる。
すなわち、本願発明者らは、人間の価値観は、成長期に基本価値観が形成され、そして、この基本価値観がその後もベースとして存在し続けると考える。そして、このベースになる基本価値観は、結婚や育児、子供の成長期、子供の自立、大型倒産や年金制度の崩壊、景気の動向などの影響によって変化するものの消失するものではない、と考える。
如上のとおり、基本価値観形成期に作られた価値観を「基本価値観」と呼び、その後の様々なファクタの影響によって変化した価値観を「変動価値観」と呼ぶと、価値観変化期においては、ある事象やライフステージの変化によって基本価値観が変化した変動価値観が生成されて顕在化し、この変動価値観によって商品の付加価値を評価して商品を購入している、というのが本願発明者らの基本的な考え方である。なお、例えば同じ出来事でも、これによる影響の度合いや受け方が各世代によって異なる。
各世代の基本価値観は、基本価値観形成期における次のファクタの影響を受けて形成されると考えられ、その代表例を列挙すれば以下のとおりである。
(1)親の価値観の影響;
(2)教育制度(過度な受験競争、ゆとり教育、優劣を付けない評価など);
(3)経済(景気の動向、バブル、恐慌、大型倒産)や社会の出来事(犯罪、テロ、戦争など);
(4)技術(TVの普及、携帯電話の普及、自動車の普及、セダンからワンボックスカーなど):
例えば同じ出来事であっても、これが発生した年齢は世代によって異なるし、また、影響の受け方も各世代によって異なる。例えば、親の価値観の影響は、成長期が戦中の世代であれば、親の価値観を否定する価値観が形成されるかも知れない。親子関係は兄弟の延長線であると捉えている親の世代であれば、子供は親の価値観を肯定的に受け止めて親の価値観を受け入れながら基本価値観を形成するかも知れない。したがって、親の価値観や成長期の出来事や教育制度による影響を受けながら各世代の基本価値観が形成されるものの、この各世代の基本価値観は、影響の度合いや受け方が各世代によって異なることを前提に検証される。
前述したように、各世代の基本価値観は、その後の基本価値観変化期において変化する。人間の価値観が変化するようなファクタの代表例を列挙すれば次のとおりである。
(1)経済(景気の動向、バブル、恐慌、大型倒産)や社会の出来事(犯罪、テロ、戦争、年金制度の崩壊、環境破壊など);
(2)技術(TVの普及、携帯電話の普及、);
(3)社会構造(年功序列から実力主義)の変化;
(4)独身、結婚、育児、子供の自立、シニアなどのライフステージの変化:
以下の説明において、価値観に影響を及ぼす出来事や大型倒産などを総括して「事象」と呼ぶことにするが、この事象という用語にはライフステージは含まれない。つまり、「事象」という用語は、価値観に影響を及ぼすファクタのうちライフステージを除く全てのファクタを含むと理解されたい。また、成長期に形成された基本価値観が、その後の基本価値観変化期における事象やライフステージの変化によって変化して変動価値観が形成されるが、例えば同じ事象であっても、その影響の受け方は各世代によって異なると考えられることから、事象やライフステージの変化による影響の受け方や影響の度合いは各世代によって異なることを前提に変動価値観を検証すればよい。この検証を行うに当たってアンケート調査を行うのがよい。
各世代の基本価値観は、基本価値観形成期の事象や親の価値観(子供の成長期の時の変動価値観)、事象及び親の価値観による影響の度合いや影響の受け方と共にデータベースされる(「基本価値観データベース」という)。基本価値観データベースに含まれる各世代の基本価値観データの一例を図2に示す。また、その後、人間の価値観に影響を及ぼしたであろう事象及び当該事象が各世代に及ぼした影響の度合いや影響の受け方が事象毎に単数又は複数のキーワードでタグ付けされてデータベース化される(「事象データベース」)。事象による影響の度合いやどのような影響を受けたかは、各世代にアンケート調査することにより検証することができる。
また、各世代の基本価値観が事象によって変化した変動価値観がデータベース化される(「変動価値観データベース」)。この変動価値観の検証のために各世代にアンケート調査するのがよい。変動価値観データベースに含まれる各世代の各変動価値観データの一例を図3に示す。
また、人間の価値観は、独身、結婚、育児、子供の自立、シニアなどのライフステージの変化によって変化するが、この変化の方向は世代間によって大きく異なることはない。例えば、結婚して子供ができればファミリーを大事にするという価値観が発生する。しかし、この価値観がどの程度基本価値観に影響を及ぼすかは世代によって異なる。したがって、ライフステージに関するデータベース(「ライフステージデータベース」)には、独身、結婚、育児などライフステージの変化に伴う一般的な価値観の変化と共に、ライフステージの変化による基本価値観に影響の受け方や影響の度合いは各世代事に検証してデータが作成される。この検証のために紙やWebによるアンケート調査や面接調査するのがよい。
好ましくは、過去のヒットした商品や注目すべき商品の付加価値と、これを購入した各世代の価値観との関連性を分析して、その関連性を含めて商品データとしてデータベース化される(「商品データベース」)。この商品データベースを集積及びその分析精度を高めることにより、人間の価値観と商品の付加価値との因果関係の分析精度を高めることできる。
図4は、本発明に関連する価値観ベルト表について説明するための図である。この図4は、縦軸に年齢(加齢)、横軸に時代をとり、斜め右下に延びるベルトは各世代の価値観の変遷を示す。以下の説明では、この斜め右下に延びるベルトを「価値観ベルト」と呼び、図4の表を「価値観ベルト表」と呼ぶことにする。図4では、世代A〜世代Eの価値観ベルトを示してある。世代の区分は、基本価値観を共通するのであれば、例えば10年毎というように一定の範囲で世代を区分する必要はない。すなわち、価値観ベルトの幅はたとえば10年間というように一定の幅で規定してもよいが、基本価値観が共通するのであれば、ある世代は5年間の出生年度で規定し、別の世代は8年間の出生年度で規定し、また、さらに別の世代は12年間の出生年度で規定してもよく、この場合には、価値観ベルトの幅は世代によって異なる状態で価値観ベルト表が作成されることになる。
基本価値観形成期に作られた基本価値観が、その後ライフステージが変わることによって変化する。上述した基本価値観との差別化するために、変化した価値観を「変動価値観」と呼ぶと、価値観ベルト表の各世代の価値観ベルトは、事象によって変化した変動価値観の変遷つまり変動価値観の群を視覚的に表示するものであると言うことができる。つまり、価値観ベルトは、基本価値観と、その後の各世代の変動価値観の群によって構成され、したがって価値観ベルトは基本価値観の変化の履歴であると言うことができると共に、後の説明から分かるように、推測される将来の変動価値観を含めることができる。なお、図4では、年齢によって独身、ファミリー、シニアを区分してあるが、これは一般的な例を説明しているに過ぎない。
図5は、価値観ベルト表の生成、表示を含む市場分析支援システム1を例示するものである。参照符号2はサーバであり、このサーバ2には、単数又は複数のパーソナルコンピュータ3が接続され、また、プリンタ4が接続されている。また、サーバ2には複数のデータベースが構築されており、データベースとしては、基本価値観に関するデータベース(基本価値観DB)5、変動価値観に関するデータベース(変動価値観DB)6を含む。変動価値観データベース6には、各世代の変動価値観の履歴及びこれに関連した各種のデータ及び情報、現在の変動価値観及びこれに関連した各種のデータ及び情報、将来の変動価値観及びこれを予測する基になった各種のデータ及び情報が記憶されている。
また、データベースとして、過去の事象に関するデータベース(事象DB)7を含む。この事象データベース7には、人間の価値観に影響を及ぼした事象及び関連したデータや情報がタグ付けされて記憶されていると共に、各世代に関して、その影響度合いや影響の受け方を分析した結果が例えば重み付けという形でデータベース化されている。
また、データベースとして、ライフステージに関するデータベース(ライフステージDB)8を含む。ライフステージデータベース8には、例えば独身に関しては、「自分が大事」、「異性に好かれたい」、「仲間が欲しい」というような独身であれば一般的に持つであろう価値観、「ファミリー」であれば、「子供が大事(子供の将来を心配)」、「家族円満でありたい」というような子持ちの家庭であれば一般的に持つであろう価値観が記憶されていると共に、各世代A〜Eに関して、その影響度合いや影響の受け方を分析した結果が例えば重み付けという形でデータベース化されている。また「シニア」であれば、「健康が大事」、「生き甲斐が欲しい」、「仲間が欲しい」というような定年退職後の年齢の方達が一般的に持つであろう価値観と共に、各世代A〜Eに関して、その影響度合いや影響の受け方を分析した結果が例えば重み付けという形でデータベース化されている。
なお、例えば図4に示す世代C〜世代Eについては、今現在はシニアではないが、将来予測で「シニア」になったとき、価値観に対する影響度合いや影響の受け方を考慮に入れてライフステージの変化による変動価値観を想定することができる。このために、各世代のライフステージの変化による価値観の変化に関して、ライフステージの変化の影響度合いや影響の受け方を分析した結果をデータベース化しておくのがよい。また、ライフステージの分類としては、図4では、独身(ヤング)、ファミリー、シニアを例示的に示してあるが、これを細分化して、独身、結婚、育児、子供の進学期などで分類してもよいし、各ライフステージに関して、男性、女性、男女共通、年収、子供の数などに細分化したなかで価値観及びライフステージの変化による影響度合いや影響の受け方を分析した結果を例えば重み付けという形でデータベース化し、階層化したメニューから各ライフステージに関する様々な情報をモニタに表示するようにしてもよい。これにより、分析者は、様々な角度から且つ興味のある深度でモニタ3a(図5)を通じて各世代A〜Eに関する各ライフステージの情報を入手することができる。
更なるデータベースとして、過去にヒットした商品や注目すべき商品に関するデータベース(商品DB)9を含んでいる。商品データベース9には、過去の注目すべき商品の顧客の価値観を分析したデータ及び情報や、過去のヒット品と顧客の価値観とを分析してヒット品のどの付加価値がどのような価値観によって受け入れられたのかを分析したデータ及び情報が記憶されている。また、この商品データベース9に含まれる各商品のデータ及び情報に、当該商品の販売時期、その当時の経済指標(例えば有効求人倍率、GDP)、その当時の時代性(例えば旺盛な消費欲求、女性の社会進出度合い、これらを裏付ける指標など)を含めておき、階層化したメニューから商品に関する様々な情報をパーソナルコンピュータ3のモニタ3a(図5)に表示するようにしてもよい。他のデータベースとして、これ以外にも人間の価値観に影響を及ぼすファクタ(男女の性別を含む)や消費に関連した情報に関して個々にデータベース化したデータベース群10を含んでいてもよい。すなわち、データベース群10の一つとして、例えばライフステージのファミリー層にあっては「子供への投資は年収に依存する」というような消費に繋がる環境因子を消費関連因子データベースとして用意してもよい。更に、データベース群10の一つとして、価値観と消費との関連性(例えば、子供への投資は将来子供の役に立つ)を消費関連裏付けデータベースとして用意してもよい。
図6は、市場分析支援システム1(図5)の活用例として価値観ベルト表の利用の仕方の一例を示す説明図である。例えば1997年頃に大型倒産があり、この大型倒産がその当時の経済のシンボル的な出来事であったとすると、この大型倒産の出来事によって各世代の価値観が影響を受けて価値観が変化する。例えば、ヤング層の価値観の変化を見たときに、1993年当時のヤングの価値観は、ステイタス志向であり、ヤングエグゼクティブ・キャリアを演出する傾向にあり、背伸びした消費を行っており、自分や彼女彼氏を大事すると定義されたとする。これに対して、大型倒産があった後の2000年のヤングの価値観は、等身大志向であり、自分らしさを演出し、無理しないバランス感覚の消費を行っており、自分や仲間や家族を大事にすると定義されたとすると、このヤングの価値観の変化は、世代及び大型倒産による変化をみることができる。
また、1993年当時のヤングだった世代が時間の経過によってライフステージがファミリーに変化して、2000年ごろには、こだわりやうんちく志向であり、幸せ家族を演出し、不安不便を解消するための消費を行っており、子供や奥さんや自分、親を大事にすると定義されたとすると、この価値観の変化は、ライフステージの変化と大型倒産の影響による変化とみることができる。したがって、価値観ベルト表をパーソナルコンピュータ3のモニタ3aに表示すると共に、例えばポインタを所望の世代の所望の時代に置くと、その当時の価値観が例えばポップアップ形式で文字表示されるようにするのがよく、ポインタを移動させて次の所望の世代の所望の時代に置いて当該時代を指定すると、当該世代のその当時の価値観が文字表示されるようにするのがよい。勿論、指定した所望の世代の所望の時代が単数又は複数ある時に、これらの価値観をモニタの例えば右スペースに上下に並んで文字表示してもよい。
また、これに加えて、表示する価値観が生成されるきっかけとなった事象、例えば大型倒産などのキーワードを列挙してもよいし、所望の世代の所望の時代を指定したときに、この時の価値観がどのような事象によって形成されたのか、その分析データを簡単な操作で表示するようにしてもよい。また、その当時、ヒットした商品に関する分析データを簡単な操作によって表示するようにしてもよい。これらは、事象データベース7、商品データベース9の各データと価値観ベルトの変動価値観とを事前に関連付けて体系化しておくことで実現することができる。
図7〜図9は、市場分析支援システム1(図5)の活用例として商品企画に関する価値観ベルト表の活用例を説明するための図である。図7、図8を参照して、過去の事例として、某ヒット品(特にヒット品に限定するものではない)と、これを購入した世代との関係において、当該世代の当時の価値観とヒット品の付加価値との関係を分析してこれをデータベース化して、種々の商品のデータを蓄積しておくことにより(商品データベース9)、商品企画の段階で、新商品を市場投入するときの仮説としての事象に基づいて将来の顧客(ターゲットとする顧客)の価値観Aを予測し、そして、想定した価値観Aによって消費行動に結び付く可能性の付加価値を分析することにより、新商品に付加すべき新付加価値を推定することができる。例えば、商品データベース9に含まれる各商品のデータに価値観に関するキーワードを含めておき、予測した価値観Aのキーワードを手がかりに関連する商品データを商品データベース9から抽出してモニタ3aに表示するのがよい。
商品企画の段階又は商品開発している最中に、種々様々な将来の仮説に基づいて将来の顧客の価値観Aを予測し、各種のデータベース5〜10のデータをパーソナルコンピュータ3のモニタ3aに表示しながら市場に投入する新商品が備えるべき新付加価値aを予測するのに価値観ベルト表を使うと都合が良く、また、各種のデータベース5〜10のデータや情報をモニタ3aに表示しながら、将来の仮説を設定して、将来の顧客の価値観Aと、消費行動に結び付く可能性のある新付加価値aとの関係を分析することができる。
より具体的に図9を参照して説明すると、過去の数多くの商品に関して個々の商品の付加価値と当該商品を購入した世代の価値観との関係を分析したデータが商品データベース9に蓄積される。そして、新商品を市場に投入する将来の時点における価値観に影響を与えそうな事象を仮想的に設定し、当該事象に関連する過去の事象のデータ及び情報を、キーワードを使って事象データベース7から抽出し、抽出した過去の単数又は複数のデータを、価値観ベルト表を表示しているモニタ3aに表示し、また、過去の事象データに含まれる、当該事象によって各世代がどのような影響を受けるかの情報を、価値観ベルト表を表示しているモニタ3aに表示する。また、新商品を市場に投入する時点で各世代にライフステージの変化があるのであれば、ライフステージデータベース8から必要な情報を、価値観ベルト表を表示しているモニタ3aに表示する。
将来の価値観やこれに結び付く付加価値の予測において、必要であれば、テキストマイニングの手法を利用し、サーバ1またはパーソナルコンピュータ3にテキストマイニングを実行するプログラムをインストールしておくのがよい。テキストマイニングを利用することにより、例えばアンケート調査で収集した膨大な文章群から数学的、統計学的な手法を使って有益なキーワードを導き出すことができ、このキーワードを手がかりに各種のデータベース7〜10から必要な情報をモニタ3aに表示するようにしてもよく、特に、仮説を設定するときに将来の事象のキーワードを探索するときに、テキストマイニングを使うのが都合が良い。
分析者は、パーソナルコンピュータ3のモニタ3aに表示されるこれらの情報やデータから、各世代毎に又はターゲットとする世代に関して、新商品を市場に投入する時点での価値観を推測し、推測した価値観によって過去どのような付加価値が求められたかを、当該推測した価値観又はこれに近い価値観を手がかりに商品データベース9から参考になりそうな商品データを抽出してモニタ3aに表示し、これらを参照して、推測した価値観の世代に消費行動を促すことのできる付加価値を推測する。もし、全ての世代に対して分析するのであれば、各世代毎に将来の想定できる価値観を推測して、推測した価値観に結び付く付加価値を分析すればよい。また、将来の事象が複数存在するのであれば、事象毎に且つ世代毎に将来の想定できる価値観を推測して、推測した価値観に結び付く付加価値を分析すればよい。
上述した将来の市場分析において、また、過去の市場分析において、各世代の過去の履歴を知ることは重要である。図10は、価値観ベルト表を使って様々な情報を表示する例を説明するための図である。なお、図10は特定の世代の価値観ベルトだけを抽出して描いてあるが、これは説明のためであり、価値観ベルト表には各世代の価値観ベルトが同様に表示されていると理解されたい。各価値観ベルトは、基本価値観、その後変化した現在に至る各変動価値観(1)〜(5)の領域を色分けや模様分けにより識別可能であるのがよい。
分析者がモニタ3aに表示の所望の価値観ベルトにおいて例えば基本価値観をポインタで指定したときには、ポップアップや価値観ベルト表の例えば右脇に、男性、女性、男女共通を選択する表示がモニタ3aに出現し、いずれかを指定すると、次に、親の価値観、価値観、影響を受けた事象などを選択する表示に切り替わる。例えば親の価値観を選択すると、当該世代の親の価値観が文字表示され、また、価値観を選択すると当該基本価値観が文字表示される。また、影響を受けた事象を選択すると当該基本価値観を形成する上で当該世代が影響を受けた事象(教育制度を含む)の一覧が表示され、リストされた事象群の中から所望の事象を選択すると、当該事象の詳細が文字やグラフや画像などによって表示される。
また、分析者が、例えば変動価値観(4)を指定したときには、価値観ベルト表の例えば右脇に、独身、ファミリーというようにライフステージを選択する表示に切り替わり、そのいずれかを指定すると、男性、女性、男女共通を選択する表示がモニタ3aに出現する。そして、そのいずれか、例えば男性を指定すると、次に、影響を受けた事象、当該変動価値観、過去の事例などを選択する表示に切り替わる。例えば影響を受けた事象を指定すると、当該世代の男性の場合に、当該世代の男性が変動価値観(4)に変化するのに影響を及ぼした事象のリストが表示され、リストされた事象群の中から所望の事象を選択すると、当該事象の詳細が文字やグラフや画像などによって表示される。また、当該変動価値観を指定すると、当該世代の男性の変動価値観(4)の詳細が表示される。また、過去の事例を指定すると、当該世代の男性が消費行動を起こした商品のリストが表示され、所望の商品を指定すると、当該商品の付加価値や世代の男性が消費行動に至った価値観や当該価値観と商品の付加価値との関係が表示される。
また、当該世代の将来の変動価値観が推測済みであれば、これを変動価値観データベース6に記憶させておくことで、推測変動価値観を指定したときに、推測の根拠となった各種の情報をパーソナルコンピュータ3のモニタ3a(図5)に表示できるようにするのが良い。
各世代の基本価値観のデータは、既にマスコミなどを通じて広く認識されている基本価値観を流用してもよいが、この一般的に知られている各世代の基本価値観の精度を高めるために検証を行うのがよい。図11を参照して、その具体的な手法を説明すると、先ず、当該世代の基本価値観形成期において影響を受けたと思われる事象を事象データベース7から読み込んでモニタ3aに表示する(S100、S101)。また、親のその当時の価値観を変動価値観データベース6から読み込んでモニタ3aに表示する(S102、S103)。更に、抽出した各事象及び親の影響の度合いや影響の受け方を事象データベース7及び変動価値観データベース6から読み込んでモニタ3aに表示する(S104、S105)。分析者は、これらの表示を見て、場合によっては一般的に言われている当該世代の基本価値観の情報をモニタ3aに表示またはこれを記載した文献などを参照して、当該世代の基本価値観に定義を与え(S105)、これを基本価値観データベース5に格納する。この作業を各世代に対して行うことにより、一連の世代の基本価値観に定義を与えることができ、また、既に定義が与えられている基本価値観の定義を検証することができる。
各世代の変動価値観のデータは、既にマスコミなどを通じて広く認識されている価値観の定義を流用してもよいが、その定義の精度を高めるために検証を行うのがよい。図12を参照して、その具体的な手法を説明すると、先ず、当該世代の基本価値観を基本価値観データベース5から読み込んでモニタ3aに表示する(S200、S201)。また、価値観に影響を及ぼしたと思われる事象を事象データベース7から読み込んでモニタ3aに表示する(S202、S203)。更に、ライフステージ、独身(ヤング)、ファミリーなどの一般的な価値観や性別による一般的な価値観をライフステージデータベース8及びデータベース10から読み込んでモニタ3aに表示する(S204、S205)。更に、抽出した各事象及びライフステージなどの影響の度合いや影響の受け方を事象データベース7及びライフステージデータベース8などから読み込んでモニタ3aに表示する(S206、S207)。分析者は、これらの表示を見て、場合によっては一般的に言われている当該世代のその当時の価値観の情報をモニタ3aに表示またはこれを記載した文献などを参照して、当該世代の変動価値観に定義を与え(S208)、これを変動価値観データベース6に格納する。各世代の価値観が変化したと思われる時点で行う、また、既に定義を与えている各世代のその当時の価値観を検証することができる。
図5の市場分析支援システム1は、また、各世代の将来の価値観の予測や未成年の世代又はこれから誕生する世代の基本価値観やその後の価値観の変化を予測し、想定した価値観に基づいて商品企画のための市場分析(想定した価値観と商品の新付加価値との関係の分析や商品に付加すべき付加価値は何かの探求)するのに用いることができる。図13は、未成年の子供の世代の基本価値観の予測及び当該子供の世代の変動価値観の予測を説明するための図である。前述したように、子供の基本価値観は親の価値観の影響を受けるというのが本願発明者らの考え方である。これから誕生する世代がどのような基本価値観を持つかを予測するには、先ず、これから誕生する子供の仮想としての基本価値観形成期における親の価値観を想定する必要がある。
図14は、市場分析支援システム1によって親の世代の将来の変動価値観を推測する方法の一例を説明するためのフローチャートである。先ず、親の世代の基本価値観を基本価値観データベース5から読み込んでこれをモニタ3aに表示する。モニタ3aに表示されている価値観ベルト表において、親の世代の価値観ベルトの基本価値観のエリアにポインタを置いてクリックすることで、当該基本価値観を基本価値観データベース5から読み込んでモニタ3aに表示させることができる(S300)。
次に、子供が基本価値観形成期を迎える頃にどのような時代になっているか仮説を立てる。この仮説から導き出されるキーワードを探求するのにテキストマイニングソフトを使ってもよい。子供の基本価値観形成期のキーワードを見つけることができたら、当該キーワードを入力して事象データベース7から関連する過去の事象を抽出する(S301、S302)。事象データベース7から読み込んだ過去の事象は、そのリスト及び各事象の概要がモニタ3aに表示される(S303)。分析者は、モニタ3aに表示されたリストから自分が思い描く将来の事象に適合しそうな過去の事象を選択することで、その詳細をモニタ3aに表示させることができる(S304)。これにより子の基本価値観形成期に発生するであろう事象及びこれによる親の世代の影響の受け方、影響度合いなどのイメージを作り上げることができる。また、子供が基本価値観形成期に親の世代にライフステージの変化が有るか否かを想定し、ライフステージに変化があると想定できるときには「YES」ということでステップS306に進んで、ライフステージデータベース8から、変化後の該当するライフステージでの一般的な価値観及びこれによる親の世代の影響度合いなどの情報を取り出してモニタ3aに表示させる。そして、分析者は、モニタ3aに表示された種々の情報を参照して、上記の仮説に基づく親の世代の将来の変動価値観のイメージを作り上げ、このイメージを定義できる幾つかのキーワードをパーソナルコンピュータ3に入力する(S307)。そして、この定義は変動価値観データベース6に記録される(S308)。
次に、将来の子供の基本価値観を推測する。図15は、将来の子供の基本価値観を想定する方法の一例を説明するためのフローチャートである。図15のステップS400〜S403は子供の基本価値観形成期の時代にどのような事象が発生し、また、教育制度や社会構造などがどのようになっているかの仮説に基づいて、関連する過去の事象を事象データベース7に保存されている情報や基本価値観データベース5に保存されている各世代の基本価値観などの情報をモニタ3aに表示させて分析者の参考にする工程であり、その概要は上述した図14のステップS301〜304と実質的に同じである。
次に、図14のステップS307で想定した親の変動価値観を変動価値観データベース7から読み込んでモニタ3aに表示させる(S404)。また、基本価値観データベース5などの関連しそうな情報をモニタ3aに表示させて(S405)、子供が親の価値観の影響をどのように受けるか又は影響度合いを想定して、子の世代の基本価値観上記の仮説に基づく親の世代の将来の変動価値観のイメージを作り上げ、このイメージを定義できる幾つかのキーワードをパーソナルコンピュータ3に入力する(S406)。そして、この定義は基本価値観データベース5に保存される(S407)。
如上のようにして、様々な仮説に基づいて、各仮説に沿った将来の世代の基本価値観の想定が容易になるだけでなく且つデータベース5〜10に含まれるデータ及び情報の検証を繰り返してその精度を高めることで将来の世代の基本価値観を精度良く予測することができる。また、子の将来のライフステーの変化による価値観の変化も予測することが可能となる。
子の将来のライフステージの変化による変動価値観を予測する方法の一例を図16のフローチャートに基づいて説明する。先ず、ステップS500で、基本価値観データベース5から子の世代の基本価値観を読み込んでモニタ3aに表示する。次に、将来の求めたい時点でどのような事象が発生しているかの仮説を立て、この事象に類似する過去の事象の情報を事象データベース7から抽出して子の世代がどのような影響を受けるか等の想定を行う(S501〜S504)。この作業の概要は前述した図14のステップS301〜S304、図15のステップS400〜S403と実質的に同じである。
次にステップS505においてライフステージデータベース8から該当するライフステージの情報を取り込んでこれをモニタ3aに表示し、分析者は、モニタ3aに表示されている過去の事象の情報やライフステージによる価値観などを参照して変動価値観を想定して、これを定義するキーワードなどを入力し(S406)、そしてこの変動価値観の定義は、想定した事象など共に変動価値観データベース6に保存される(S407)。
このようにして各種のデータベース5〜10のデータを蓄積し且つデータの精度を高めることにより、将来の世代の基本価値観や将来の変動価値観の推測精度を高めることができ、また、様々な仮説の下で推測した変動価値観は、商品データベース9に記憶されている過去の事例を参照することで、推測した変動価値観が反応する新商品の付加価値を分析することができる。
勿論、変動価値観データベース6、事象データベース7、商品データベース9などのデータは、種々なアンケート調査などを行うことで検証することができる。そして、モニタ3aに表示した価値観ベルト表を見ながら精緻化したデータを蓄積した種々のデータベース5〜10に含まれる互いに体系化されたデータ群をモニタ3aに表示させながら、ターゲットとする顧客の価値観を推測し、そして、これに関連する付加価値を推測して、商品開発に活用することができる。
人間の価値観の変遷を説明するための図である。 各世代の成長期に形成される基本価値観のデータに含まれる事項を説明するための図である。 各世代の基本価値観がその後に変化した変動価値観のデータに含まれる事項を説明するための図である。 価値観ベルト表を説明するための図である。 市場分析支援システムの全体構成の概要を示す図である。 市場分析支援システムのモニタに表示の価値観ベルト表の一つの活用例を説明するための図である。 種々の将来の仮説を設定して将来の顧客の価値観及び新商品が備えるべき新付加価値を推測する商品企画での市場分析を説明するための図である。 図7に示す市場分析の手法においてデータベースの活用を説明するための図である。 過去の事例として商品の付加価値と顧客の価値観との関係を分析してデータベース化し、商品企画の段階でこのデータベースの活用を説明するための図である。 モニタに表示の価値観ベルト表の各世代の価値観ベルトの所望の時代を指定することで階層化して必要な情報をモニタに表示する例を説明するための図である。 子の世代が将来形成するであろう基本価値観を推測する方法の一例を説明するためのフローチャートである。 各世代の価値観が将来変化して形成するであろう変動価値観を推測する方法の一例を説明するためのフローチャートである。 市場分析支援システムのモニタに種々の情報を表示させながら、ターゲットすると子の基本価値観を推測するために、先ず、親の将来の価値観を推測し、次に子の基本価値観を推測し、次に子の変動価値観を推測する一連の作業を説明するための図である。 図13の一連の作業のうち、親の将来の価値観を推測する方法の一例を説明するためのフローチャートである。 図13の一連の作業のうち、子が将来形成するであろう基本価値観を推測する方法の一例を説明するためのフローチャートである。 図13の一連の作業のうち、子の変動価値観を推測する方法の一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 市場分析支援システム
2 サーバ
3 パーソナルコンピュータ
3a モニタ
5 基本価値観データベース
6 変動価値観データベース
7 事象データベース
8 ライフステージデータベース
9 商品データベース
10 各種のデータベース群

Claims (4)

  1. モニタを備えたコンピュータとデータベースとを含む市場分析支援システムを使って市場分析を支援するための市場分析支援方法であって、
    該データベースが、成長期に形成された各世代の基本価値観を記憶した基本価値観データベースと、ライフステージ毎の一般的な価値観を記憶したライフステージデータベースと、人間の価値観に影響を及ぼした事象及びこれによる価値観の変化を記憶した事象データベースと、前記ライフステージの価値観及び種々の事象の影響を受けて前記基本価値観が変化した変動価値観を記憶した変動価値観データベースと、過去の事例として商品の付加価値と顧客の価値観との関係を分析して商品毎にデータ化した商品データベースとを含み、
    ターゲットとする顧客の世代の基本価値観を前記基本価値観データベースから読み込んでモニタに表示し、
    前記ターゲットとする顧客の世代が将来ライフステージの変化があるときには、前記ライフステージデータベースから、変化後のライフステージの価値観を読み込んでモニタに表示し、
    分析者が仮説の下で設定した将来の事象に似た過去の事象を前記事象データベースから抽出してモニタに表示し、
    分析者が、前記ターゲットとする顧客の世代の前記基本価値観、前記ライフステージの価値観、前記事象データベースから抽出した事象による影響を見て、前記ターゲットとする顧客の将来の変動価値観を推測して定義を与えた将来の変動価値観に基づいて前記商品データベースから関連する過去の商品のデータを抽出してモニタに表示することにより、前記ターゲットとする顧客の世代の将来の変動価値観によって消費行動に結び付く可能性のある商品の付加価値を分析することを特徴とする市場分析支援方法。
  2. モニタを備えたコンピュータとデータベースとを含む市場分析支援システムを使って市場分析を支援するための市場分析支援方法であって、
    該データベースが、成長期に形成された各世代の基本価値観を記憶した基本価値観データベースと、ライフステージ毎の一般的な価値観を記憶したライフステージデータベースと、人間の価値観に影響を及ぼした事象及びこれによる価値観の変化を記憶した事象データベースと、前記ライフステージの価値観及び種々の事象の影響を受けて前記基本価値観が変化した変動価値観を記憶した変動価値観データベースと、過去の事例として商品の付加価値と顧客の価値観との関係を分析して商品毎にデータ化した商品データベースとを含み、
    基本価値観が形成されていない世代の基本価値観を推測するときに、先ず該世代の親の世代における子の世代の基本価値観形成期の変動価値観を推測するに際して、該親の世代の基本価値観を前記基本価値観データベースから読み込んでモニタに表示し、更に、分析者が設定した仮説に基づく将来の事象に近似した過去の事象を前記事象データベースから抽出してモニタに表示し、分析者が推測して定義を与えた前記親の世代の変動価値観を前記変動価値観データベースに記憶させると共にモニタに表示し、
    次いで、分析者の仮説に基づく前記将来の事象と、前記親の世代における前記子の基本価値観形成期の前記変動価値観とにより分析者が定義を与えた前記子の世代の基本価値観に基づいて前記商品データベースから関連する過去の商品のデータをモニタに表示させることにより、前記子の世代の将来の基本価値観によって消費行動に結び付く可能性のある商品の付加価値を分析することを特徴とする市場分析支援方法。
  3. モニタを備えたコンピュータとデータベースとを含む市場分析支援システムを使って市場分析を支援するための市場分析支援方法であって、
    該データベースが、成長期に形成された各世代の基本価値観を記憶した基本価値観データベースと、ライフステージ毎の一般的な価値観を記憶したライフステージデータベースと、人間の価値観に影響を及ぼした事象及びこれによる価値観の変化を記憶した事象データベースと、前記ライフステージの価値観及び種々の事象の影響を受けて前記基本価値観が変化した変動価値観を記憶した変動価値観データベースと、過去の事例として商品の付加価値と顧客の価値観との関係を分析して商品毎にデータ化した商品データベースとを含み、
    基本価値観が形成されていない世代の基本価値観を推測するときに、先ず該世代の親の世代における子の世代の基本価値観形成期の変動価値観を推測するに際して、該親の世代の基本価値観を前記基本価値観データベースから読み込んでモニタに表示し、更に、分析者の仮説に基づいて設定した前記子の世代の基本価値観形成期における将来の事象に近似した過去の事象を前記事象データベースから抽出してモニタに表示して、分析者が定義を与えた前記親の世代の変動価値観を前記変動価値観データベースに記憶させると共にモニタに表示し、
    次いで、分析者の仮説に基づいて設定した前記基本価値観形成期の将来の事象と、前記親の世代における前記子の基本価値観形成期の前記変動価値観とにより分析者が定義を与えた前記子の世代の基本価値観を前記基本価値観データベースに記憶させると共にモニタに表示し、
    次いで、分析者の仮説として設定した更なる将来の事象に近似した過去の事象を前記事象データベースから抽出してモニタに表示して、分析者が定義を与えた前記子の世代の変動価値観を前記変動価値観データベースに記憶させると共にモニタに表示し、
    前記子の世代の変動価値観に基づいて前記商品データベースから抽出した関連する過去の商品のデータをモニタに表示させることにより、前記子の世代の将来の変動価値観によって消費行動に結び付く可能性のある商品の付加価値を分析することを特徴とする市場分析支援方法。
  4. 前記モニタには、縦軸に年齢、横軸に時代をとった価値観ベルト表が表示され、
    前記価値観ベルト表が、斜め右下に延び且つ各世代の価値観の変遷を示す各世代の価値観ベルトを有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の市場分析支援方法。
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