JP2006085222A - テキスト検索装置及びテキスト検索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの検索キーとなるテキストの入力を容易化する「テキスト検索装置及びテキスト検索方法」を提供する。
【解決手段】テキスト検索の検索対象となるテキスト群中の先頭文字列が「あさひじ」であるテキストが「あさひじどうしゃ」「あさひじどうしゃこうじょう」「あさひじどうしゃはんばい」のみである場合、ユーザが入力ボックス311に「あさひじ」と入力した時点で(f)、「じ」の次の4文字として続く可能性のある文字列は「どうしゃ」のみと特定できるので、ユーザ入力文字「じ」の後に「どうしゃ」を入力ボックス311に自動的に入力する(g)。また、入力文字列中の、この「どうしゃ」、その前のユーザ入力文字「じ」よりなる「自動車」の部分をグループ化しておき、「あさひじどうしゃ」の最後の文字「ゃ」の削除がユーザから指示された場合には、この「ゃ」が属するグループ「じどうしゃ」を入力文字列から一括消去する(d)。
【選択図】図8

Description

本発明は、テキスト検索の技術に関し、特に、検索キーとなるテキストのユーザの入力を支援する技術に関するものである。
テキスト検索の技術は、たとえば、自動車に搭載されるナビゲーション装置において、目的地の設定を受け付けるためなどに用いられている。すなわち、ナビゲーション装置に、予め選定した各地点の名称と座標とを登録した地点情報を用意しておくと共に、ユーザから目的地として設定したい地点の名称の文字列の入力を受け付け、入力された文字列を検索のキーとして、入力された名称を持つ地点を前記地点情報中から検索し、検索した地点情報によって示される座標を目的地として設定する技術など技術が知られている。
また、検索のキーとなる地点の名称の文字列の入力を受け付ける際に、文字が一つ入力される度に、それまで入力された文字よりなる文字列を検索のキーとして前方一致検索を行って、それまで入力された文字列を先頭文字列とする名称を持つ地点を前記地点情報中から検索して、検索した地点数や検索した地点のリストを表示すると共に、表示した地点のリスト上で目的地とする地点の選択を受け付ける技術なども知られている(たとえば、特許文献1)。
特開平9−61186号公報
前記従来の前記ナビゲーション装置における地点の名称を検索キーとして行うテキスト検索の技術によれば、先頭文字列がaaaである名称を持つ地点として、aaabbbc…、aaabbbd…、aaabbbe…という3つの地点のみが地点情報として登録されている場合において、aaabbbd…を検索しようとする場合、ユーザは検索キーとしてaaabbbdまでの7つの文字よりなる文字列を入力する必要がある。
しかしながら、この場合、先頭の3文字aaaが特定されれば次の3文字は必ずbbbとなるので、このbbbの文字列の特定は、aaabbbd…の検索のために必須ではない。したがって、aaabbbd…の検索のために、検索キーとしてaaabbbdまでのbbbの3文字を含む7つの文字の入力を必要とすることには冗長性があり、不要にユーザに煩雑な作業を強いていることになる。
そこで、本発明は、検索キーとなるテキストのユーザの入力作業を容易化することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、ユーザから検索のキーとする文字列の入力を受付けて、検索キーにマッチするテキストを所定の検索対象項目に含むデータを、検索対象となるデータの群である検索対象データ群のうちより検索するテキスト検索装置に、ユーザから、文字の入力を順次受け付け入力文字列に追加する文字入力受付手段と、前記文字入力受付手段が文字の入力を受け付けた際に、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中において、当該テキスト中の前記入力文字列とマッチした文字列に続く文字列として等しく用いられている文字列を探索し、探索した文字列を前記入力文字列の後尾に追加する自動入力手段と、前記入力文字列を前記検索のキーとして、検索キーにマッチするテキストを前記検索対象項目に含むデータを、前記検索対象データ群のうちより検索する検索手段とを備えたものである。なお、前記文字列の探索の際には、前記検索した各テキスト中において、当該テキスト中の前記入力文字列とマッチした文字列に続く文字列として等しく用いられている文字列のうちの、最長の文字列長の文字列を探索するようにするのがよい。なお、文字列とは1文字からなる文字列を含むものである。
このようなテキスト検索装置は、検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、ユーザが入力した文字列である入力文字列、すなわち、ユーザによって途中まで入力された検索キーにマッチする全てのテキスト中に、当該入力文字列に引き続く文字列として同じ文字列が存在する場合には、この文字列を入力文字列に自動入力する。そして、この追加した文字列は、その文字列長と同じ長さの文字列のうちで、有効にデータを検索できる検索キーを入力するために、文字列追加前の入力文字列に引き続く文字列として、ユーザが入力することのできるただ一つの文字列であり、ユーザが入力することを意図している文字列であると推定することができる。
よって、本テキスト検索装置によれば、検索キーとなる文字列の入力作業を支援して、当該作業の省力化を測ることができる。
ここで、このようなテキスト検索装置は、前記文字入力受け付け手段を、ひらがなもしくはカタカナの入力を受け付けると共に、濁音の文字の入力を当該濁音に濁音化される清音の文字と濁音記号との入力により、半濁音の文字の入力を当該半濁音に半濁音化される清音の文字と半濁音記号との入力により受け付けるものとする場合には、前記自動入力手段を、文字入力受付手段が文字の入力を受け付けた際に、入力を受け付けた文字が対応する濁音を持ち半濁音を持たない清音の文字である場合には、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキスト及び前記入力文字列の最後尾の文字を当該文字が表す清音を濁音化した文字に置き換えた文字列である推定入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中において、当該テキスト中の前記入力文字列または推定入力文字列とマッチした文字列の最後尾の文字と当該文字に続く1または複数の文字よりなる文字列として等しく用いられている文字列を探索し、前記入力文字列を、入力文字列の最後尾の文字を探索した文字列に置き換えた入力文字列に変換し、入力を受け付けた文字が対応する濁音及び半濁音を持つ清音の文字である場合には、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキスト及び前記入力文字列の最後尾の文字を当該文字が表す清音を濁音化した文字に置き換えた文字列である第1推定入力文字列とマッチするテキスト及び前記入力文字列の最後尾の文字を当該文字が表す清音を半濁音化した文字に置き換えた文字列である第2推定入力文字列をとマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中において、当該テキスト中の前記入力文字列または第1推定入力文字列または第2推定入力文字列とマッチした文字列の最後尾の文字と当該文字に続く1または複数の文字よりなる文字列として等しく用いられている文字列を探索し、前記入力文字列を、入力文字列の最後尾の文字を探索した文字列に置き換えた入力文字列に変換するように構成してもよい。
このようにすることにより、有効にデータを検索できる検索キーを入力するために、最後が濁音または半濁音の文字である入力文字列に引き続くある文字列長の文字列として、ユーザが入力することのできるただ一つの文字列が存在する場合には、この入力文字列の最後の濁音または半濁音のである文字を入力するための濁音記号や半濁音記号のユーザの入力操作を不要とすることができる。
また、以上のテキスト検索装置には、さらに、前記入力文字列を構成する文字のうちの、前記自動入力手段が入力文字列の後尾に追加した文字列と、前記入力文字列の直前の文字とを前記入力文字列中から一括して消去する消去手段を備えることが好ましい。
このようにすることにより、ユーザが間違った文字を入力したときに、以上のように当該文字に引き続く文字列が自動入力されてしまった場合に、ユーザは、この自動入力された文字列と間違って入力した文字とを、一括して消去することができるようになる。したがって、以上のような自動入力を行った場合でも、ユーザの文字の誤入力に伴う削除作業の負担を増加することはない。
また、前記課題達成のために、本発明は、ユーザから検索のキーとする文字列の入力を受付けて、検索キーにマッチするテキストを所定の検索対象項目に含むデータを、検索対象となるデータの群である検索対象データ群のうちより検索するテキスト検索装置に、ユーザから、文字の入力を順次受け付け入力文字列に追加する文字入力受付手段と、前記文字入力受付手段が文字の入力を受け付けた際に、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中から、当該テキスト中の、前記入力文字列とマッチした文字列の最後の文字から始まる単語を抽出し、抽出した単語が複数存在する場合に、抽出した複数の単語をユーザに提示して提示した単語のいずれかの選択を受付け、選択を受け付けた単語に、前記入力文字列の最後尾の文字を置き換える自動入力手段と、前記入力文字列を前記検索のキーとして、検索キーにマッチするテキストを前記検索対象項目に含むデータを、前記検索対象データ群のうちより検索する検索手段とを備えたものである。
このようなテキスト検索装置によれば、検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、ユーザが入力した文字列である入力文字列、すなわち、ユーザによって途中まで入力された検索キーにマッチするテキスト中に存在する、当該入力文字列の最後の文字を先頭とする単語をユーザに提示して、提示した単語のうちから選択を受け付けた単語を入力文字列に自動入力する。ここで、このようにして提示される単語のリストは、有効にデータを検索できる検索キーを入力するために、文字列追加前の入力文字列の最後の文字を先頭とする単語として、ユーザが入力することのできる単語のリストであり、ユーザが入力することを意図している文字列がこのリスト中に必ず含まれていると推定することができる。したがって、このようにすることにより、ユーザの検索キーとする文字列の入力作業を省力化することができる。
また、前記課題達成のために、本発明は、ユーザから検索のキーとする文字列の入力を受付けて、検索キーにマッチするテキストを所定の検索対象項目に含むデータを、検索対象となるデータの群である検索対象データ群のうちより検索するテキスト検索装置に、ユーザから、文字の入力を順次受け付け入力文字列に追加する文字入力受付手段と、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中から、当該テキスト中の、前記入力文字列とマッチした文字列に続く単語を抽出し、抽出した単語が複数存在する場合に、抽出した複数の単語をユーザに提示して提示した単語のいずれかの選択を受付け、選択を受け付けた単語を、前記入力文字列の後尾に追加する自動入力手段と、前記入力文字列を前記検索のキーとして、検索キーにマッチするテキストを前記検索対象項目に含むデータを、前記検索対象データ群のうちより検索する検索手段とを備えたものである。
このようなテキスト検索装置によれば、検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、既に入力された入力文字列、すなわち、途中まで入力された検索キーにマッチするテキスト中に存在する、当該入力文字列に引き続く単語をユーザに提示して、提示した単語のうちから選択を受け付けた単語を入力文字列に自動入力する。ここで、このようにして提示される単語のリストは、有効にデータを検索できる検索キーを入力するために、文字列追加前の入力文字列に引き続く単語として、ユーザが入力することのできる文字列のリストであり、ユーザが入力することを意図している文字列がこのリスト中に必ず含まれていると推定することができる。したがって、このようにすることにより、ユーザの検索キーとする文字列の入力作業を省力化することができる。
ここで、以上の単語を入力文字列に自動入力する各テキスト検索装置は、前記自動入力手段は、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列の後尾に入力した単語を、当該入力文字列中の当該単語の位置に対応する位置に含まないテキストを、以降の前記入力文字列とマッチするテキストの検索から除外することにより、以降、ユーザが検索しようとするテキストでないことがユーザの単語の選択により判明しているテキストを除外したテキストのみを対象として以上の処理を効率的に行うことができるようになる。
また、以上の単語を入力文字列に自動入力する各テキスト検索装置には、さらに、前記入力文字列の後尾に追加する自動入力手段前記入力文字列を構成する文字のうちの、前記自動入力手段が選択を受け付けた単語毎に、当該単語を構成する各文字を前記入力文字列中から一括して消去する消去手段を設けることが好ましい。
このようにすることにより、以上のように、ユーザが間違った文字を入力したときに、以上のように単語を自動入力されてしまった場合に、ユーザは、この自動入力された単語を、一括して消去することができるようになる。したがって、以上のような自動入力を行った場合でも、ユーザの文字の誤入力に伴う削除作業の負担を増加することはない。
なお、以上の各テキスト検索装置は、たとえば、ナビゲーション装置における地点検索などに適用することができる。すなわち、この場合には、たとえば、ナビゲーション装置を、以上のテキスト検索装置と、地図を表す地図情報を記憶した地図情報記憶手段と、複数の地点についての、地点の名称と地点の座標とを含む地点データが登録された地点データ群を記憶した地点情報記憶手段と、目的地を設定する目的地設定手段と、前記目的地までのルートを前記地図情報に基づいて探索するルート探索手段と、前記地図情報が表す地図上で前記ルート探索手段が探索したルートを案内するルート案内手段とより構成し、前記テキスト検索装置において、前記地点データ群を前記検索対象データ群とし、前記地点データを前記データとし、前記検索項目を前記地点の名称として処理を行い、前記目的地設定手段において、前記テキスト検索装置の検索手段が検索した地点データが示す座標を目的地として設定するようにする。
以上のように、本発明によれば、検索キーとなるテキストのユーザの入力作業を容易化することができる。
以下、本発明の実施形態について、ナビゲーション装置への適用を例にとり説明する。
まず、第1の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るナビゲーションシステムの構成を示す。
図示するように、ナビゲーションシステムは、ナビゲーション装置1と、操作部2と、表示装置3と、車両状態センサ4と、GPS受信機5とを備えて構成される。ここで、車両状態センサ4は、角加速度センサや地磁気センサなどである方位センサや車速パルスセンサなどである車速センサなどの車両状態を検出するセンサ群である。
そして、ナビゲーション装置1は、地図を表す地図データを記憶したDVDドライブやHDDなどの記憶装置である地図データ記憶部11、現在状態算出部12、操作部2や表示装置3を用いたGUIをユーザに提供するGUI制御部13、ルート探索部14、メモリ15、制御部16、案内画像生成部17を有する。
但し、以上のナビゲーション装置1は、ハードウエア的には、マイクロプロセッサや、メモリや、その他のグラフィックプロセッサやジオメトリックプロセッサ等の周辺デバイスを有する一般的な構成を備えたCPU回路であって良く、この場合、以上に示したナビゲーション装置1の各部は、マイクロプロセッサが予め用意されたプログラムを実行することにより具現化するプロセスとして実現されるものであって良い。また、この場合、このようなプログラムは、記録媒体や適当な通信路を介して、ナビゲーション装置1に提供されるものであって良い。
次に、図2に地図データ記憶部11に記憶される地図データの内容を示す。
ここで、地図データは、所定の地理的区域毎に図葉と呼ばれる単位で管理されており、図葉の地理的区域またはこれを分割した区域毎に対応して設けられたユニットを含む。そして、各ユニットは、対応する地理的区域またはこれを分割した区域の地図を表現するものである。
そして、図2に示すように、地図データは、各ユニットと図葉や対応区域との関係や、地図データの製作日時などを記述した管理データ、地図を表す基本地図データ、路線データ、サービスデータ、各種地図構成要素の描画に共用される描画データをまとめた描画リソースデータとを含んで構成される。
そして、基本地図データは、前述したユニット毎のユニットデータと、各ユニットデータと図葉や対応区域との関係を記述したユニット管理データを含む。そして、各ユニットデータはユニット内の道路ネットワークを表す道路ユニットと、ユニット内の表示地図を規定する描画ユニットとを有する。
ここで、道路ユニットでは、道路を直線であるリンクの集合として表現しており、この各リンクの端点がノードである。そして、道路ユニットは、これらリンクやノードの座標、ノードに対応する交差点などの識別やリンクの属する路線などの、ノードやリンクの各種属性を規定するものである。
次に、描画ユニットは、地形図形や道路図形や建物図形などの地図の表示要素や、建物名称や道路名称や交差点名称などの地図上に表示する各文字列や、施設の存在を地図上で表すために表示するマークであるアイコンなどを規定するものである。
次に、地図データに含まれる路線データは、各道路の高速道路、国道、県道などの路線種別や、各道路の道路名称などを示すデータである。
そして、地図データのサービスデータは、地図データ制作者が地図データにプリセットした各地点についての情報を示すものであり、地点毎に設けられた地点レコードを有する。そして、各地点レコードには、地点の名称を漢字/ひらがな/カタカナ/アルファベットなどの本来の文字種の文字を用いて表した地点名称、地点の名称の読みをひらがなで表した地点名称読み、地点のガソリンスタンド/ストア/レストラン/ホテルといった種類を表す種別と、その地点の住所と、その地点の電話番号と、その地点の経緯度座標などが登録されている。
さて、このような構成において、ナビゲーション装置1の現在状態算出部12は、以下の処理を繰り返し行う。
すなわち、現在状態算出部12は、車両状態センサ4やGPS受信機5の出力から推定される現在位置に対して、地図データ記憶部11から読み出した地図データの基本地図の道路ユニットが示す前回決定した現在位置の周辺の地図とのマップマッチング処理などを施して、現在位置として最も確からしい座標と、現在の進行方向として最も確からしい方向とを、それぞれ現在位置、現在進行方位として決定し、メモリ15に設定する。
また、制御部16は、ユーザの目的地設定要求に応じて、ユーザから操作部2、GUI制御部13を介して目的地の設定を受付け、これをメモリ15にセットする。この目的地の設定の受付の動作については後に詳述する。
そして、制御部16は、目的地の設定を受け付けたならば、目的地までの推奨ルートをルート探索部14に探索させる。ルート探索部14は、必要地理的範囲の道路ユニットのデータを地図データ記憶部11から読み出し、メモリ15に設定されている現在位置から目的地までの最小コストの経路を、距離最小などの所定のコストモデルに基づいて推奨ルートとして算出し、算出した推奨ルートの経路データを、メモリ15にセットする。
また、制御部16は、メモリ15にセットされた現在位置が目的地近傍となったならば、目的地到着と判定し、メモリ15にセットされている目的地と推奨ルートをクリアする処理も行う。
そして、案内画像生成部17は、メモリ15にセットされた現在位置もしくはユーザがカーソルで指定したポイントと、その時点で設定されている地図の表示縮尺に従って制御部16が算定した地図表示範囲の地図画像を、地図データ記録部に記憶された地図データの描画ユニットに基づいて描画する。また、描画した地図画像上に、メモリ15にセットされている現在位置や推奨ルートや目的地を表す図形を描画した案内画像を生成しGUI制御部13を介して表示装置3に表示する。
図3aは、このようにして表示装置3に表示される案内画像300の例を示すものであり、図示した例では、現在位置を基準に地図の表示範囲が定められている。また、案内画像300は、現在位置周辺の地図画像301上に、現在位置を表す現在位置マーク302などが表されたものとなっている。なお、推奨ルートが設定されている場合には、案内画像300において、地図表示範囲内の推奨ルートを表すルート図形が地図画像301の上に表され、さらに、表示範囲内に目的地が含まれる場合には、目的地を表す目的地マークも地図画像301の上に表されることになる。
また、制御部16は、このような案内画像300の下部に、GUI制御部13を介して、ユーザの各種指示を受け付けるコマンドボタンを表示し、操作部2を介したユーザのコマンドボタンの操作に応じた処理を行う。たとえば、図3aでは、このコマンドボタンのセット305として、地図縮尺変更用の広域ボタン及び詳細ボタン3051と、各種メニュー呼出用のメニューボタン3052と、目的地設定用の目的地ボタン3053とのセット305を設けている。
以下、前述したように、このようなナビゲーション装置1における目的地の設定受付の詳細について説明する。
すなわち、制御部16は、目的地ボタン3053が操作されると、図4に示す地点検索処理を実行する。
図示するように、この地点検索処理では、まず、図3bに示すようにテキスト検索ウインドウ310を、GUI制御部13を介して表示装置3に表示する(ステップ402)。
ここで、図5aに示すように、このテキスト検索ウインドウ310には、目的地のテキスト検索のキーとする文字列、すなわち、ユーザが目的地としたい地点の名称の読みの入力を受け付ける入力ボックス311、入力ボックス311へ入力する文字の選択を受け付けるための五十音表形式の文字キー群312、小文字ボタン313、入力ボックス311に入力済みの最後尾の1文字の消去を受け付けるための1文字削除ボタン314、入力ボックス311に入力済みの文字列全ての消去を受け付けるための全文字削除ボタン315、入力文字種をカタカナや英数字に切り替えるための文字種ボタン316、キャンセルボタン317、検索ボタン318とが設けられている。
ここで、このテキスト検索ウインドウ310では、小文字(たとえば「ゃ」)の入力ボックス311の受付けは、小文字とする文字(たとえば「や」)の入力の後に小文字ボタン313の操作を受け付けることにより行う。また、このテキスト検索ウインドウ310では、濁音(たとえば「が」)の入力ボックス311の受付けは、濁音となる清音の文字(たとえば「か」)の入力の後に濁音記号「゛」の入力を受け付けることにより行う。また、同様に、半濁音(たとえば「ぱ」)の入力ボックス311の受付けは、半濁音となる清音の文字(たとえば「は」)の入力の後に半濁音記号「゜」の入力を受け付けることにより行う。
図4に戻り、テキスト検索ウインドウ310を表示したならば(ステップ402)、文字キー群312と小文字ボタン313を用いた文字の入力(ステップ404)と、一文字削除ボタンの操作(ステップ406)と、全文字削除ボタン315の操作(ステップ408)と、検索ボタン318の操作(ステップ410)と、キャンセルボタン317の操作(ステップ412)の発生を監視する。以下このステップ404-412の監視を行っている状態を、イベント監視状態と呼ぶ。
ここで、この文字の入力には、濁音記号または半濁音記号の入力による濁音または半濁音の文字の入力と、小文字ボタン313による小文字の入力を含む。また、この文字の入力には、濁音記号や半濁音記号や小文字ボタン入力前に、ユーザによって入力されることになる濁音とされる清音の文字や半濁音とされる清音の文字や小文字とされる文字の入力も含む。たとえば、ユーザが「か」、「゛」の順に入力したのであれば、「か」の入力時点では入力文字は「か」となり、「゛」の入力時点では入力文字は「が」となる。同様に、ユーザが「や」、小文字ボタン313の順に入力したのであれば、「や」の入力時点では入力文字は「や」となり、小文字ボタン313の入力時点では入力文字は「ゃ」となる。
さて、ステップ404-412のイベント監視状態において、このような文字キー群312と小文字ボタン313を用いた文字の入力が発生したならば(ステップ404)、入力された入力文字を入力文字列の最後尾に追加し、入力文字列を入力ボックス311に表示する(ステップ414)。ただし、入力文字が濁音、半濁音、小文字である場合には、入力文字列の最後尾の一文字を入力文字列に置き換えることにより、入力された入力文字を入力文字列の最後尾に追加する。
そして、入力文字列を検索のキーとして、入力文字列と一致する文字列を地点名称読みの先頭文字列として持つ地点レコードを、地図データのサービスデータから前方一致検索する(ステップ416)。ただし、このとき、入力文字列の最後尾の文字がユーザによって入力された入力文字であって濁音や半濁音や小文字を持つ文字である場合には、この文字を濁音や半濁音や小文字に置き換えた文字列も検索のキーとして用い、この検索キーと一致する文字列を地点名称読みの先頭文字列として持つ地点レコードも、地図データのサービスデータから前方一致検索する。
すなわち、たとえば、入力文字列が「あいは」であれば、「あいは」、「あいば」、「あいぱ」のいずれかを、地点名称読みの先頭文字列として持つ地点レコードを検索する。また、たとえば、入力文字列が「いえすたでい」であれば、「いえすたでい」、「いえすたでぃ」のいずれかを、地点名称読みの先頭文字列として持つ地点レコードを検索する。
さて、次にこのようにして検索した各地点レコードから地点名称読みを抽出し、各地点名称読みの検索キーと一致した先頭文字列の次の文字を次入力候補文字と抽出し(ステップ420)、抽出した次入力候補文字が全て同じ文字であるかどうかを調べる(ステップ422)。そして、抽出した次入力候補文字が全て同じではない場合、すなわち、抽出した次入力候補文字中に一つでも違うものが含まれている場合にはステップ424に進む。なお、抽出した地点名称読みのうちに、地点名称読みの検索キーと一致した先頭文字列の次の文字が存在しない地点名称読みが含まれる場合には、抽出した次入力候補文字が全て同じではないと判定する。一方、抽出した次入力候補文字が全て同じであれば、同じであった1文字を入力文字列の後尾に追加し、入力ボックス311の入力文字列の表示を後進する(ステップ428)。そして、ステップ416からの処理を再度行う。ただし、以降のステップ416では、入力文字列の最後尾の文字がユーザによって入力された入力文字でなくステップ428で入力した文字であれば、力文字列の最後尾の文字が濁音や半濁音や小文字を持つ文字であっても、検索キーとして入力文字列のみを用いる。
また、複数の検索キーを用いて地点レコードを検索した場合には、ステップ420、422では、地点名称読みの検索キーと一致した先頭文字列の最後の文字と、地点名称読みの検索キーと一致した先頭文字列の次の文字との2文字の双方が全て同じであるかどうかを調べるようにする。そして、一つでも違うものがあれば、ステップ424に進む。一方、全て同じであれば、ステップ428において、入力文字列最後尾のユーザが入力した入力文字を、同じであった2文字のうちの前の1文字に置き換えると共に、同じであった2文字のうちの後の1文字を入力文字列の後尾に追加するようにする。
さて、ステップ424では、入力文字列中の、最後にステップ404でユーザから入力を受け付けた文字以降の文字列をグループ化する。なお、入力文字列最後尾のユーザが入力した入力文字が濁音や半濁音や小文字を有する文字であって、この文字を前述のように濁音や半濁音や小文字などの他の文字に置き換えた場合には、入力文字列中の、この置き換えた文字以降の文字列をグループ化する。
そして、最後にステップ416で検索した地点レコード数が所定のしきい値Th(たとえば、5)未満であるかどうかを調べ(ステップ426)、しきい値Th未満でなければ、ステップ404-412のイベント監視状態に戻る。
一方、最後にステップ416で検索した地点レコード数が所定のしきい値Th未満であれば(ステップ426)、候補地点提示処理を行い、候補地点提示処理から処理が戻されたならばステップ404-412のイベント監視状態に戻る。なお、ステップ426から、ステップ404-412のイベント監視状態に戻る際には、図5aの319に示すように、最後にステップ416で検索した地点レコード数を地点検索ウインドウ310中に表示するようにしてもよい。
ここで、図6に、この候補地点提示処理の手順を示す。
図示するようにこの処理では、入力文字列を検索キーとして、入力文字列と一致する文字列を地点名称読みの先頭文字列として持つ地点レコードを、地図データのサービスデータから前方一致検索する(ステップ602)。そして、図7aに示すように、検索した地点レコードの地点名称のリストを含めた地点選択ウインドウ700をGUI制御部13を介して表示装置3に表示する(ステップ604)。ここで、地点選択ウインドウ700には、図5bに示すように、地点名称のリスト701と、戻るボタン702と、目的地にするボタン703が設けられている。
さて、このような地点選択ウインドウ700を表示したならば、地点名称のリスト601上での地点名称の選択操作(ステップ606)と、戻るボタン702によるキャンセル操作(ステップ608)と、目的地にするボタン703による目的地設定操作を受け付ける(ステップ610)。
そして、地点名称のリスト601上での地点名称の選択操作(ステップ606)があったならば、ユーザによって最後に選択された地点名称を持つ地点レコードに登録されている座標を選択地点として設定する(ステップ616)。また、キャンセル操作があった場合には(ステップ608)、処理を終了し地点検索処理に処理を戻す。なお、候補地点提示処理の終了に伴い地点選択ウインドウ700は閉じられる。
そして、目的地設定操作があった場合には、その時点で選択地点として設定されている座標を目的地としてメモリ15に設定し、テキスト検索処理を終了させ処理を終了する。なお、なお、候補地点提示処理の終了に伴い地点選択ウインドウ700は閉じられ、テキスト検索処理の終了に伴いテキスト検索ウインドウ310は閉じられる。
さて、このようにして目的地が設定されると、制御部16は前述のように目的地までの推奨ルートを設定し、表示装置3に表示される案内画像300は、図7bに示すように地図画像301上に推奨ルートを表す図形303や目的地を表す図形304が表示されたものとなる。
さて、図4に戻り、ステップ404-412のイベント監視状態において一文字削除ボタンの操作が発生した場合には(ステップ406)、ステップ424で設定した入力文字列の最後尾の文字が属するグループ内の全ての文字を、入力文字列から削除し(ステップ432)、ステップ404-412のイベント監視状態に戻る。
次に、ステップ404-412のイベント監視状態において、全文字削除ボタン315の操作が発生した場合には(ステップ408)、入力文字列の文字の全てを、入力文字列から削除し(ステップ434)、ステップ404-412のイベント監視状態に戻る。
また、ステップ404-412のイベント監視状態において、検索ボタン318の操作が発生したならば(ステップ410)、前述した候補地点実行処理を行い(ステップ436)、候補地点実行処理から処理が戻されたならばステップ404-412のイベント監視状態に戻る。
そして、ステップ404-412のイベント監視状態において、キャンセルボタン317の操作が発生したなならば(ステップ412)、そのまま処理を終了する。
以上、制御部16が目的地設定のために行う地点検索処理について説明した。
以下、以上のような地点検索処理の入力文字列の処理例を示す。
いま、理解の容易化のために、地図データのサービスデータの地図レコードとして、「あ」から始まる地点名称読みを持つ地点レコードとして、以下の地点名称読み/地点名称を持つ地点レコードのみが存在する場合を例にとる。
「あいはらいいん/相原医院」
「あさはらそばてん/浅原そば店」
「あさひなこうむてん/朝比奈工務店」
「あさひしんようきんこ/朝日信用金庫」
「あさひじどうしゃ/あさひ自動車」
「あさひじどうしゃこうじょう/朝日自動車工場」
「あさひじどうしゃはんばい/あさひ自動車販売」。
そして、ユーザが、これらの地点レコードのうちの、「あさひじどうしゃはんばい」を検索して目的地に設定するものとする。
この場合、初期状態において図8aに示すように一つの文字も入力されていないテキスト検索ウインドウ310の入力ボックス311に、図8bに示すように「あ」を入力する。この時点において「あ」の次に続く可能性のある文字は「い」と「さ」となる。すなわち、この場合には、今回の「あ」次にユーザが入力しようとしている文字が、「い」か「さ」かを特定できない。次に、ユーザは、入力ボックス311に図8cに示すように「さ」を入力する。この時点で、「さ」の次に続く可能性のある文字は「は」と「ひ」となる。そして、次に、ユーザが入力ボックス311に図8dに示すように「ひ」を入力する。すると、この時点で「ひ」の次に続く可能性のある文字は「し」と「じ」と「な」となる。次に、ユーザが入力ボックス311に図8eに示すように「し」を入力する。すると、この時点で「し」の次に続く可能性のある文字は「ん」のみとなるが、この「し」は、次に濁音記号が入力されて「じ」とされる可能性があり、この場合にはこの「じ」の次に続く可能性のある文字として「ど」も存在することなる。すなわち、この場合には、ユーザが「し」の入力から始まる操作によって入力しようとしている二文字が、「しん」か「じど」かを特定できない。
そして、次に、ユーザが入力ボックス311に図8fに示すように濁音記号を入力することにより「し」の入力を「じ」を入力に置き換えると、この「じ」の次に続く可能性のある文字は「ど」のみとなり、この「ど」の次に続く可能性のある文字は「う」のみとなり、この「う」の次に続く可能性のある文字は「し」のみとなり、「し」の次に続く可能性のある文字は「ゃ」となる。そして、この「ゃ」の次に続く可能性のある文字は「は」と「こ」となる。また、この「ゃ」で入力が終了である可能性もある。
したがって、「じ」の次にユーザが入力しようとしてる文字を「ど」、「う」、「し」、「ゃ」の順に順次特定することができる。そこで、地点検索処理では、図8gのように「じ」がユーザによって入力されたならば、その次に「ど」、「う」、「し」、「ゃ」を順次入力ボックス311に自動的に入力する。結果、「じ」がユーザによって入力されると、入力文字列「あさひじ」続く文字列として等しく用いられている単一の文字列として「どうしゃ」が探索され、この探索した文字列「どうしゃ」が前記入力文字列の後尾に追加されることになる。また、地点検索処理によって、入力文字列中の、この「どうしゃ」と、その前のユーザ入力文字「じ」よりなる「じどうしゃ」の部分をグループ化されることになる。
そして、次に、図hのようにユーザが入力ボックス311に「は」を入力すると、同様に「は」の次にユーザが入力しようとしてる文字を「ん」、「ば」、「い」の文字まで順次特定することができる。また。「い」で入力が終わりであることを特定できる。そこで、地点検索処理では、図8iのように「は」がユーザによって入力されたならば、その次に「ん」、「ば」、「い」を順次入力ボックス311に自動的に入力する。結果、「は」がユーザによって入力されると、入力文字列「あさひじどうしゃは」続く文字列として等しく用いられている単一の文字列として「んばい」が探索され、この探索した文字列「んばい」が前記入力文字列の後尾に追加されることになる。また、地点検索処理によって、入力文字列中の、この「んばいと」、その前のユーザ入力文字「は」よりなる「はんばい」の部分がグループ化されることになる。
さて、もし図8iのように入力ボックス311に「あさひじどうしゃはんばい」と入力されている状態において、ユーザによって1文字削除ボタン314が操作されると、入力文字列の最後の文字「い」が属するグループ「はんばい」が削除され、図8gの入力ボックス311に「あさひじどうしゃ」のみが入力された状態に戻る。同様に、図8gの入力ボックス311に「あさひじどうしゃ」と入力された状態において、ユーザによって1文字削除ボタン314が操作されると、入力文字列の最後の文字「ゃ」が属するグループ「じどうしゃ」が削除され、図8dの入力ボックス311に「あさひ」のみが入力された状態に戻る。
一方、その他の入力ボックス311に「あさひし」や「あさひ」や「あさ」や「あ」と入力されている状態において、ユーザによって1文字削除ボタン314が操作された場合にも、入力文字列の最後の文字が属するグループが削除されるが、これら場合には、以上の地点検索処理によって入力文字列の最後の文字一文字のみのグループが形成されていることになるので、この入力文字列の最後の文字のみが入力文字列から削除されることになる。
以上のように、この場合には、ユーザは、「あさひじどうしゃはんばい」と入力するために、「あさひ」と「じ」と「は」のみを、当該順に入力すれば足りる。よって、本第1実施形態によれば、ユーザの検索キーとなる文字列の入力作業を支援して、当該作業の省力化を測ることができる。また、本第1実施形態によれば、ユーザが間違った文字を入力したときに、以上のように当該文字に引き続く文字列(1文字の文字列を含む)が自動入力されてしまった場合でも、ユーザは、この自動入力された文字列と間違って入力した文字とを、1文字削除の操作により、一括して消去することができる。したがって、以上のような自動入力を行った場合でも、ユーザの文字の誤入力に伴う削除作業の負担を増加することはない。
ところで、以上の例において、「あさひしんようきんこ/朝日信用金庫」の地点レコードと「あさひなこうむてん/朝比奈工務店」の地点レコードが存在しない場合には、図8eに示すようにユーザっが「し」を入力した時点で、ユーザが「し」の入力から始まる操作によって入力しようとしている二文字が「じど」であることを特定でき、また、この「じど」の次にユーザが入力しようとしてる文字を「う」、「し」、「ゃ」の文字まで特定することができる。そこで、このような場合には、地点検索処理では、「し」がユーザによって入力されたならば、この「し」を「じ」に置き換え、その次に「どうしゃ」を入力ボックス311に自動的に入力することになる。
したがって、このような場合には、ユーザの、濁音記号の入力操作を省略することができる。また、単語に地名を含めることにより「ぐないおんせん/宮内温泉」を「くないおんせん」とユーザが御認識している場合でも、この御認識を正して「ぐないおんせん」を入力させることができるようになる。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
本第2実施形態は、図4に示した地点検索処理に代えて、図9に示す地点検索処理を行うようにしたものである。
以下、本第2実施形態に係る地点検索処理について説明する。
図9に示すように、この地点検索処理でも、まず、図3bに示したテキスト検索ウインドウ310を、GUI制御部13を介して表示装置3に表示する(ステップ902)。そして、文字キー群312と小文字ボタン313を用いた文字の入力(ステップ904)と、一文字削除ボタンの操作(ステップ906)と、全文字削除ボタン315の操作(ステップ908)と、検索ボタン318の操作(ステップ910)と、キャンセルボタン317の操作(ステップ912)の発生を監視する。以下このステップ904-912の監視を行っている状態を、イベント監視状態と呼ぶ。
そして、このイベント監視状態中に、文字の入力が発生したならば(ステップ904)、入力された入力文字を入力文字列の最後尾に追加し、入力文字列を入力ボックス311に表示し(ステップ914)、フラグを設定する(ステップ916)。そして、入力文字列を検索のキーとして、入力文字列と一致する文字列を地点名称読みの先頭文字列として持つ地点レコードを、検索対象地点レコード集合から前方一致検索する(ステップ918)。ここで、検索対象地点レコード集合の初期値は地図データのサービスデータかに含まれる全ての地点レコードである。
次に、フラグが設定中であるかどうかを調べ(ステップ920)、設定中であれば、次に、このようにして検索した各地点レコードから地点名称を抽出し、地点名称中の、地点名称読みの検索キーと一致した先頭文字列の最後の文字、すなわち、ユーザが最後に入力した文字に対応する文字から始まる単語(地点名称中に含まれる、それだけで単語としても認識できる文字列部分)を次入力候補単語して検索する(ステップ922)。たとえば、入力文字列が「あさひじ」である場合に、ステップ918で検索された地点レコードの地点名称が「あさひ自動車販売」と「アサヒ自動機械」である場合には、「自動車」と「自動機械」を次入力候補単語して検索する。なお、入力文字列が「あさひじど」である場合に、ステップ918で検索された地点レコードの地点名称が「あさひ自動車販売」と「アサヒ自動機械」である場合には、各地点名称中にユーザが最後に入力した文字「ど」に対応する「動」の文字から始まる単語は含まれないので、これらの地点名称中に次入力候補単語は存在しないものとする。
ここで、各地点名称中の単語の識別は、単語辞書を地図データ中に備えて、この単語辞書に基づいて行うようにしてもよいし、地点レコードに地点名称と共に、地点名称中の単語の区切りの情報を含めておき、この情報に基づいて各地点名称中の単語の識別を行うようにしてもよい。
そして、次に、検索した次入力候補単語が一つだけであるかどうかを調べる(ステップ924)。なお、次入力候補単語が一つも検索できなかった場合には、検索した次入力候補単語は一つではないと判定する。また、「電気」と「電機」などの読みが同じ単語であっても、文字が異なる単語は異なる単語であるとする。そして、検索した次入力候補単語が全同じであれば、この入力候補単語を入力単語とし(ステップ926)、フラグが設定されているかどうかを調べる(ステップ928)、そしてフラグが設定されている場合には、フラグを解除し(ステップ930)、入力単語の読みの先頭文字すなわちユーザが入力した文字を除く文字を入力文字列の後尾に自動入力し、入力ボックス311の入力文字列の表示を更新する(ステップ932)。
そして、入力文字列中の後尾にある入力単語の読み部分をグループ化し(ステップ934)、検索対象地点レコード集合を、ステップ918で検索された地点レコードのうちの、ステップ926で設定した入力単語を、地点名称中の入力文字列に読みが対応する部分の後尾にもつ地点レコードのみに限定し(ステップ936)、ステップ918からの処理に戻る。
一方、先のステップ924で、次入力候補単語が一つだけではないと判定された場合には、次入力候補単語となった単語の数が所定のしきい値ThW未満であるかどうかを調べ(ステップ942)、ThW未満でなければステップ946に進む。また、次入力候補単語が一つも検索できなかった場合にも、ステップ946に進む。
一方、次入力候補単語となった単語の数がThW未満であれば、図5cに示す次入力単語選択ウインドウ710を、GUI制御部13を介して表示装置3に表示し、次入力候補単語となった単語のリスト711を表示し、リスト中からの単語の選択を選択ボタン712によって受け付けて、受け付けた単語を入力単語として(ステップ944)ステップ928以降の処理に進む。なお、もし、入力単語選択ウインドウ710のキャンセルボタン713が操作された場合には、そのままステップ946に進むようにする。
ただし、ステップ942の処理は、次入力候補単語が一つだけでなく、かつ、次入力候補単語の読みが全て同じである場合にのみ、ステップ944に進み、他の場合にはステップ946に進む処理としてもよい。
さて、以上のようにしてステップ936から初めてステップ918に戻った時点においてフラグの設定は解除されている。そして、この場合には、以上の処理は、ステップ920の分岐によってステップ922の代わりにステップ940が行われ、ステップ928の分岐によってステップ930、932の代わりにステップ938が行われるものとなる。
そして、ステップ940では、ステップ918で検索した各地点レコードから地点名称を抽出し、地点名称中の、地点名称読みの検索キーと読みが一致する先頭文字列の次の単語を次入力候補単語して検索する。たとえば、入力文字列が「あさひじどうしゃ」である場合に、ステップ918で検索された地点レコードの地点名称が「あさひ自動車販売」と「アサヒ自動機械」である場合には、「販売」と「機械」を次入力候補単語して検索する。また、ステップ938では、入力単語の読みを入力文字列の後尾に自動入力し、入力ボックス311の入力文字列の表示を更新する。
さて、次入力候補単語が存在しない場合と次入力候補単語がThW以上である場合に行われるステップ946では、最後にステップ918で検索した地点レコード数が所定のしきい値Th未満であるかどうかを調べ、Th未満であれば、図6に示した候補地点提示処理を行い、候補地点提示処理から処理が戻されたならばステップ902-912のイベント監視状態に戻る。一方、しきい値Th未満でなければ、そのまま、ステップ904-912のイベント監視状態に戻る。
次に、次に、ステップ904-912のイベント監視状態において一文字削除ボタンの操作が発生した場合には(ステップ906)、入力文字列の最後尾の文字が属するグループが存在するかどうかを調べ(ステップ950)、存在する場合には、そのグループ内の全ての文字を、入力文字列から削除し(ステップ954)、存在しない場合には入力文字列の最後尾の文字のみを削除する(ステップ952)。そして、ステップ904-912のイベント監視状態に戻る。
次に、ステップ904-912のイベント監視状態において、全文字削除ボタン315の操作が発生した場合には(ステップ908)、入力文字列の文字の全てを、入力文字列から削除し(ステップ956)、ステップ404-412のイベント監視状態に戻る。また、ステップ904-912のイベント監視状態において、検索ボタン318の操作が発生したならば(ステップ910)、前述した候補地点実行処理を行い(ステップ958)、候補地点実行処理から処理が戻されたならばステップ904-912のイベント監視状態に戻る。そして、ステップ904-912のイベント監視状態において、キャンセルボタン317の操作が発生したなならば(ステップ912)、そのまま処理を終了する。
以上、制御部16が目的地設定のために行う地点検索処理について説明した。
以下、以上のような本第2実施形態に係る地点検索処理の入力文字列の処理例を示す。
いま、理解の容易化のために、地図データのサービスデータの地図レコードとして、「あさひ」から始まる地点名称読みを持つ地点レコードとして、以下の地点名称読み/地点名称を持つ地点レコードのみが存在する場合を例にとる。
「あさひいいん/あさひ医院」
「あさひじどうきかい/アサヒ自動機械」
「あさひじどうしゃ/あさひ児童舎」
「あさひじどうしゃはんぷせんたー/あさひ児童舎頒布センター」
「あさひじどうしゃはんばい/あさひ自動車販売」。
そして、ユーザが、これらの地点レコードのうちの、「あさひじどうしゃはんばい」を検索して目的地に設定するものとする。
この場合、図10aのように入力ボックス311に「あさひ」が入力された後に、図10bのようじ「じ」が入力されると、入力候補単語として、「自動機械」、「児童舎」、「自動車」が抽出され、次入力単語選択ウインドウ710によってユーザに対して提示される。そして、ユーザがこのなかから「自動車」を選択すると「自動車」が入力単語に決定され、図10cのようにその読み「じどうしゃ」が入力ボックス311の入力文字列に自動入力される。そして、入力文字列中の入力単語に対応する「じどうしゃ」の部分がグループ化される。
また、検索対象地点レコード群は、「あさひじどうしゃはんばい/あさひ自動車販売」のみに限定され、次の入力候補単語として「販売」が抽出されることになる。そして、入力候補単語として一つの単語のみが抽出されたことにより、この単語が入力単語として決定され、図10dのように、その読み「はんばい」が入力ボックス311の入力文字列に自動入力される。そして、入力文字列中の入力単語に対応する「はんばい」の部分がグループ化される。
また、図10dの「あさひじどうしゃはんばい」が入力されている状態において、ユーザによって1文字削除ボタン314が操作された場合には「はんばい」がグループ化されているので、入力文字列中から「はんばい」の文字列が一括削除される。また、同様に、図10cの「あさひじどうしゃ」が入力されている状態において、ユーザによって1文字削除ボタン314が操作された場合には「じどうしゃ」がグループ化されているので、入力文字列中から「じどうしゃ」の文字列が一括削除される。
以上のように、この場合には、ユーザは、「あさひじどうしゃはんばい」と入力するために、「あさひ」が入力された後は、「じ」のみを入力し、これにより提示される入力候補単語中から「自動車」を選定すれば足りる。よって、本第2実施形態によれば、ユーザの検索キーとなる文字列の入力作業を支援して、当該作業の省力化を測ることができる。
また、ユーザによって入力候補単語中から「自動車」が入力単語として選定された時点で、この入力単語を対応位置に含まない「あさひじどうしゃはんぷせんたー/あさひ児童舎頒布センター」は以降の検索の対象から除外される。したがって、「あさひじどうしゃはん」までの読みが同じであったとしても「あさひじどうしゃはんばい/あさひじどうしゃはんばい」と「あさひじどうしゃはんぷせんたー/あさひ児童舎頒布センター」のいずれをユーザが入力しようとしているのかを識別するために、これ以上のユーザの入力が必要なくなる。
したがって、この点においても、本第2実施形態によれば、ユーザの検索キーとなる文字列の入力作業の省力化を測ることができる。
なお、以上の各実施形態は、ナビゲーション装置1への適用を例にとり説明したが、以上のテキスト検索の技術は任意のテキスト検索を行う場合に適用可能である。また、以上では、検索キーとなる入力文字列としてひらがなを受け付ける場合について説明した以上のテキスト検索の技術は、検索キーとなる入力文字列としてカタカナやアルファベットや漢字やかな漢字混じり文など任意の文字種の文字列を受け付ける場合にも同様に適用可能である。
本発明の第1実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る地図データの内容を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るナビゲーション装置の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る地点検索処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態においてに係る地点検索処理に用いるウインドウを示す図である。 本発明の第1実施形態に係る候補地点提示処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るナビゲーション装置の表示例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る候補地点提示処理の入力文字列の処理例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る地点検索処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る候補地点提示処理の入力文字列の処理例を示す図である。
符号の説明
1…ナビゲーション装置、2…操作部、3…表示装置、4…車両状態センサ、5…GPS受信機、11…地図データ記憶部、12…現在状態算出部、13…GUI制御部、14…ルート探索部、15…メモリ、16…制御部、17…案内画像生成部。

Claims (10)

  1. ユーザから検索のキーとする文字列の入力を受付けて、検索キーにマッチするテキストを所定の検索対象項目に含むデータを、検索対象となるデータの群である検索対象データ群のうちより検索するテキスト検索装置であって、
    ユーザから、文字の入力を順次受け付け入力文字列に追加する文字入力受付手段と、
    前記文字入力受付手段が文字の入力を受け付けた際に、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中において、当該テキスト中の前記入力文字列とマッチした文字列に続く文字列として等しく用いられている文字列を探索し、探索した文字列を前記入力文字列の後尾に追加する自動入力手段と、
    前記入力文字列を前記検索のキーとして、検索キーにマッチするテキストを前記検索対象項目に含むデータを、前記検索対象データ群のうちより検索する検索手段とを有することを特徴とするテキスト検索装置。
  2. 請求項1記載のテキスト検索装置であって、
    前記文字入力受け付け手段は、ひらがなもしくはカタカナの入力を受け付けると共に、濁音の文字の入力を、当該濁音に濁音化される清音の文字と濁音記号との入力により、半濁音の文字の入力を当該半濁音に半濁音化される清音の文字と半濁音記号との入力により受け付け、
    前記自動入力手段は、文字入力受付手段が文字の入力を受け付けた際に、
    入力を受け付けた文字が対応する濁音を持ち半濁音を持たない清音の文字である場合には、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキスト及び前記入力文字列の最後尾の文字を当該文字が表す清音を濁音化した文字に置き換えた文字列である推定入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中において、当該テキスト中の前記入力文字列または推定入力文字列とマッチした文字列の最後尾の文字と当該文字に続く1または複数の文字とよりなる文字列として等しく用いられている文字列を探索し、前記入力文字列を、入力文字列の最後尾の文字を探索した文字列に置き換えた入力文字列に変換し、
    入力を受け付けた文字が対応する濁音及び半濁音を持つ清音の文字である場合には、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキスト及び前記入力文字列の最後尾の文字を当該文字が表す清音を濁音化した文字に置き換えた文字列である第1推定入力文字列とマッチするテキスト及び前記入力文字列の最後尾の文字を当該文字が表す清音を半濁音化した文字に置き換えた文字列である第2推定入力文字列をとマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中において、当該テキスト中の前記入力文字列または第1推定入力文字列または第2推定入力文字列とマッチした文字列の最後尾の文字と当該文字に続く1または複数の文字とよりなる文字列として等しく用いられている文字列を探索し、前記入力文字列を、入力文字列の最後尾の文字を探索した文字列に置き換えた入力文字列に変換することを特徴とするテキスト検索装置。
  3. 請求項1または2記載のテキスト検索装置であって、
    前記入力文字列を構成する文字のうちの、前記自動入力手段が入力文字列の後尾に追加した文字列と、前記入力文字列の直前の文字とを前記入力文字列中から一括して消去する消去手段を有することを特徴とするテキスト検索装置。
  4. ユーザから検索のキーとする文字列の入力を受付けて、検索キーにマッチするテキストを所定の検索対象項目に含むデータを、検索対象となるデータの群である検索対象データ群のうちより検索するテキスト検索装置であって、
    ユーザから、文字の入力を順次受け付け入力文字列に追加する文字入力受付手段と、
    前記文字入力受付手段が文字の入力を受け付けた際に、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中から、当該テキスト中の、前記入力文字列とマッチした文字列の最後の文字から始まる単語を抽出し、抽出した単語が複数存在する場合に、抽出した複数の単語をユーザに提示して提示した単語のいずれかの選択を受付け、選択を受け付けた単語に、前記入力文字列の最後尾の文字を置き換えることにより当該単語を前記入力文字列の後尾に入力する自動入力手段と、
    前記入力文字列を前記検索のキーとして、検索キーにマッチするテキストを前記検索対象項目に含むデータを、前記検索対象データ群のうちより検索する検索手段とを有することを特徴とするテキスト検索装置。
  5. ユーザから検索のキーとする文字列の入力を受付けて、検索キーにマッチするテキストを所定の検索対象項目に含むデータを、検索対象となるデータの群である検索対象データ群のうちより検索するテキスト検索装置であって、
    ユーザから、文字の入力を順次受け付け入力文字列に追加する文字入力受付手段と、
    前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中から、当該テキスト中の、前記入力文字列とマッチした文字列に続く単語を抽出し、抽出した単語が複数存在する場合に、抽出した複数の単語をユーザに提示して、提示した単語のいずれかの選択を受付け、選択を受け付けた単語を、前記入力文字列の後尾に追加することにより当該単語を前記入力文字列の後尾に入力する自動入力手段と、
    前記入力文字列を前記検索のキーとして、検索キーにマッチするテキストを前記検索対象項目に含むデータを、前記検索対象データ群のうちより検索する検索手段とを有することを特徴とするテキスト検索装置。
  6. 請求項4または5記載のテキスト検索装置であって、
    前記自動入力手段は、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列の後尾に入力した単語を、当該入力文字列中の当該単語の位置に対応する位置に含まないテキストを、以降の前記入力文字列とマッチするテキストの検索から除外することを特徴とするテキスト検索装置。
  7. 請求項4、5または6記載のテキスト検索装置であって、
    前記入力文字列を構成する文字のうちの、前記自動入力手段が選択を受け付けた単語毎に、当該単語を構成する各文字を前記入力文字列中から一括して消去する消去手段を有することを特徴とするテキスト検索装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7記載のテキスト検索装置と、
    地図を表す地図情報を記憶した地図情報記憶手段と、
    複数の地点についての、地点の名称と地点の座標とを含む地点データが登録された地点データ群を記憶した地点情報記憶手段と、
    目的地を設定する目的地設定手段と、
    前記目的地までのルートを前記地図情報に基づいて探索するルート探索手段と、
    前記地図情報が表す地図上で前記ルート探索手段が探索したルートを案内するルート案内手段とを備え、
    前記テキスト検索装置は、前記地点データ群を前記検索対象データ群とし、前記地点データを前記データとし、前記検索項目を前記地点の名称として処理を行い、
    前記目的地設定手段は、前記テキスト検索装置の検索手段が検索した地点データが示す座標を目的地として設定することを特徴とするナビゲーション装置。
  9. ユーザから検索のキーとする文字列の入力を受付けて、検索キーにマッチするテキストを所定の検索対象項目に含むデータを、検索対象となるデータの群である検索対象データ群のうちより検索するテキスト検索方法あって、
    ユーザから、文字の入力を順次受け付け入力文字列に追加するステップと、
    ユーザから文字の入力を受け付けた際に、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中において、当該テキスト中の前記入力文字列とマッチした文字列に続く文字列として等しく用いられている文字列を探索し、探索した文字列を前記入力文字列の後尾に追加するステップと、
    前記入力文字列を前記検索のキーとして、検索キーにマッチするテキストを前記検索対象項目に含むデータを、前記検索対象データ群のうちより検索するステップとを有することを特徴とするテキスト検索方法。
  10. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、ユーザから検索のキーとする文字列の入力を受付けて、検索キーにマッチするテキストを所定の検索対象項目に含むデータを、検索対象となるデータの群である検索対象データ群のうちより検索するテキスト検索装置として機能させ、
    前記テキスト検索装置は、
    ユーザから、文字の入力を順次受け付け入力文字列に追加する文字入力受付手段と、
    前記文字入力受付手段が文字の入力を受け付けた際に、前記検索対象データ群のデータの検索対象項目に含まれるテキストのうちの、前記入力文字列とマッチするテキストを検索し、検索した各テキスト中において、当該テキスト中の前記入力文字列とマッチした文字列に続く文字列として等しく用いられている文字列を探索し、探索した文字列を前記入力文字列の後尾に追加する自動入力手段と、
    前記入力文字列を前記検索のキーとして、検索キーにマッチするテキストを前記検索対象項目に含むデータを、前記検索対象データ群のうちより検索する検索手段とを有することを特徴とするコンピュータプログラム。
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