JP2011090619A - 情報検索装置およびナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所望の情報の検索を迅速かつ的確に行ない、目的地の検索により目的地の設定を迅速かつ的確に行なう。
【解決手段】情報検索装置1は、入力装置11から出力される信号に応じて文字列を形成し、該文字列に基づき地図データ記憶装置14を検索し、該検索の結果から選択候補を抽出する選択候補検索部24と、選択候補検索部24により抽出された選択候補の表示を制御する表示制御部25とを備え、表示制御部25は、選択候補検索部24によって複数種別の選択候補が抽出された場合には、1つの画面に各複数種別毎の選択候補を混在させて表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報検索装置およびナビゲーション装置に関する。
従来、例えば車両のナビゲーション装置などにおいて操作者の入力に応じて目的地を設定する際に、予め設定された複数の検索ジャンル(例えば、住所、施設名称など)のうちから何れか1つの検索ジャンルの選択を要求し、操作者により選択された検索ジャンルにおいて操作者の入力文字列を先頭とする選択候補(例えば、施設名称の検索ジャンルにおいて入力文字列を先頭とする施設名称など)を選択候補のデータベースから検索し、検索により得られた選択候補を選択可能に表示する情報検索装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記従来技術に係る情報検索装置においては、複数の検索ジャンル毎にメニュー項目が階層化されると、目的地の確定までに煩雑な手間がかかる虞がある。例えば住所の検索ジャンルにおいて複数の階層区分(例えば、都道府県、市、町、番地など)毎にメニュー項目が設定されていると、これらのメニュー項目の選択に煩雑な手間がかかるという問題が生じる。
また、選択候補のデータベースにおいて選択候補の完全な名称のみを格納している場合には、操作者の入力文字列に応じて完全な名称の選択候補が表示されるだけである。このため、例えば操作者の入力文字列に対して多数の選択候補が検索されたとしても、所定の大きさの表示画面に一度に表示可能な選択候補の数が選択候補の名称の長さによって規制されてしまい、選択候補の確定までに複数回の画面のスクロールなどの煩雑な手間が必要になる虞がある。例えば施設名称の検索ジャンルにおいては、特定の先頭文字列を含む多数の施設名称が存在し、かつ各施設名称の長さが長くなる場合が有り、表示画面に一度に表示可能な施設名称の数が少なくなることで所望の施設名称が選択されるまでに煩雑な手間と過剰な時間がかかるという問題が生じる。
また、選択候補のデータベースにおいて選択候補の完全な名称のみを格納している場合には、操作者の入力文字列に応じて完全な名称の選択候補が表示されるだけである。このため、例えば操作者の入力文字列に対して多数の選択候補が検索されたとしても、所定の大きさの表示画面に一度に表示可能な選択候補の数が選択候補の名称の長さによって規制されてしまい、選択候補の確定までに複数回の画面のスクロールなどの煩雑な手間が必要になる虞がある。例えば施設名称の検索ジャンルにおいては、特定の先頭文字列を含む多数の施設名称が存在し、かつ各施設名称の長さが長くなる場合が有り、表示画面に一度に表示可能な施設名称の数が少なくなることで所望の施設名称が選択されるまでに煩雑な手間と過剰な時間がかかるという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、所望の情報の検索を迅速かつ的確に行なうことが可能な情報検索装置および該情報検索装置による目的地の検索により目的地の設定を迅速かつ的確に行なうことが可能なナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1態様に係る情報検索装置は、形態素または単語から構成される名称のデータである名称データ、または、少なくとも前記形態素または前記単語のデータである形態素単語データを、複数種別に分類して記憶する記憶手段(例えば、実施の形態での地図データ記憶装置14)と、操作者による入力操作に応じた信号を出力する入力手段(例えば、実施の形態での入力装置11)と、前記入力手段から出力される前記信号に応じて文字列を形成し、該文字列に基づき前記記憶手段を検索し、該検索の結果から選択候補を抽出する検索手段(例えば、実施の形態での選択候補検索部24)と、前記検索手段により抽出された前記選択候補の表示を制御する制御手段(例えば、実施の形態での表示制御部25)とを備え、前記制御手段は、前記検索手段によって複数種別の前記選択候補が抽出された場合には、1つの画面に各前記複数種別毎の前記選択候補を混在させて表示する。
さらに、本発明の第2態様に係る情報検索装置では、前記複数種別は、住所の名称の種別と、検索ジャンルの名称の種別と、施設の名称の種別とのうち、少なくとも何れか2つの種別である。
さらに、本発明の第3態様に係る情報検索装置では、前記制御手段は、前記検索手段によって複数種別の前記選択候補が抽出された場合には、1つの画面での表示毎に各前記複数種別毎の前記選択候補を所定数ずつ混在させて表示する。
さらに、本発明の第4態様に係る情報検索装置では、前記制御手段は、前記検索手段によって抽出された前記複数種別の前記選択候補に重複が生じた場合には、該重複を解消して、1つの画面上に各前記複数種別毎の前記選択候補を混在させて表示する。
さらに、本発明の第5態様に係る情報検索装置では、前記制御手段は、前記画面に表示されている前記選択候補の何れかを前記入力手段から出力される前記信号に応じて選択すると共に、該選択の履歴を前記選択候補の種別毎に記憶し、該履歴に応じて前記選択候補の種別の前記画面での表示順を設定する。
さらに、本発明の第6態様に係る情報検索装置では、前記検索手段は、前記文字列を先頭とする前記名称または前記形態素または前記単語、または、前記文字列の後に続く前記名称または前記形態素または前記単語を検索し、該検索の結果から前記名称を前記選択候補として抽出する場合には、前記名称を構成する全ての文字列、または、前記名称を構成する全ての文字列のうち一部のみを、前記選択候補として抽出する。
また、本発明の第7態様に係るナビゲーション装置は、第1態様から第6態様の何れか1つに記載の情報検索装置と、前記検索手段により抽出された前記選択候補に基づき、目的地を設定する目的地設定手段(例えば、実施の形態での目的地設定部22)とを備える。
本発明の第1態様に係る情報検索装置によれば、1つの画面に各複数種別毎の選択候補を混在させて表示することにより、選択候補の表示が特定の種別に偏ってしまうことを防止することができる。これにより、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、本発明の第2態様に係る情報検索装置によれば、住所の名称の種別と、検索ジャンルの名称の種別と、施設の名称の種別とのうちから、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、本発明の第3態様に係る情報検索装置によれば、各複数種別毎で表示される選択候補の数に偏りが生じてしまうことを防止することができ、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、本発明の第4態様に係る情報検索装置によれば、1つの画面に重複する選択候補が不必要に表示されてしまうことを防止することができ、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、本発明の第5態様に係る情報検索装置によれば、操作者による選択の履歴に応じて選択候補の種別の表示順が設定されることで、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、本発明の第6態様に係る情報検索装置によれば、操作者による文字入力に煩雑な手間がかかることを防止し、利便性を向上させることができる。
また、本発明の第7態様に係るナビゲーション装置によれば、所望の目的地を迅速かつ的確に操作者に設定させることができる。
以下、本発明の情報検索装置および該情報検索装置を備えるナビゲーション装置の一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態による情報検索装置1は、例えば車両に搭載されたナビゲーション装置10に備えられている。このナビゲーション装置10は、例えば図1に示すように、入力装置11と、測位信号受信機12と、車両状態センサ13と、地図データ記憶装置14と、処理装置15と、処理装置15により制御されるスピーカ17およびモニタ18とを備えて構成されている。
本実施の形態による情報検索装置1は、例えば車両に搭載されたナビゲーション装置10に備えられている。このナビゲーション装置10は、例えば図1に示すように、入力装置11と、測位信号受信機12と、車両状態センサ13と、地図データ記憶装置14と、処理装置15と、処理装置15により制御されるスピーカ17およびモニタ18とを備えて構成されている。
また、処理装置15は、例えば、現在位置算出部21と、目的地設定部22と、ナビゲーション処理部23と、選択候補検索部24と、表示制御部25とを備えて構成されている。
そして、本実施の形態による情報検索装置1は、例えば、入力装置11と、処理装置15の選択候補検索部24および表示制御部25と、地図データ記憶装置14と、モニタ18とを備えて構成されている。
そして、本実施の形態による情報検索装置1は、例えば、入力装置11と、処理装置15の選択候補検索部24および表示制御部25と、地図データ記憶装置14と、モニタ18とを備えて構成されている。
入力装置11は、例えば操作者による回転操作およびスライド操作および押下操作などの各種の操作が可能であって、各操作に応じた信号を処理装置15に出力する操作部材(図示略)を備え、操作者の入力操作に応じてモニタ18の画面に文字入力が可能とされている。
測位信号受信機12は、例えば、人工衛星を利用して測位信号受信機12の位置を測定するためのGPS(Global Positioning System)信号などの測位信号を受信する。
車両状態センサ13は、例えば、車両の速度(車速)を検出する車速センサと、車体の姿勢や進行方向を検知するジャイロセンサと、ヨーレート(車両重心の上下方向軸回りの回転角速度)を検知するヨーレートセンサとなどを備えて構成され、車両の各種の車両情報(つまり、車速、姿勢、ヨーレートなど)の検出結果の信号を処理装置15に出力する。
地図データ記憶装置14は、例えば図2に示すように、地図データ記憶部14aと、道路データ記憶部14bと、地域名称データ記憶部31aおよび地域名称形態素・単語データ記憶部31bと、ジャンル名称データ記憶部32aおよびジャンル名称形態素・単語データ記憶部32bと、POI名称データ記憶部33aおよびPOI名称形態素・単語データ記憶部33bとを備えて構成されている。
地図データ記憶部14aは、モニタ18の画面に地図画像を表示するための地図データを記憶している。
地図データは、例えば地形図のデータと、例えば各種の施設および街区および湖沼等に対応したポリゴンのデータと、例えば各ポリゴンに対応付けられた施設名および地名などの文字のデータと、各種の記号のデータと、入力装置11に対する操作者の入力操作などに応じてモニタ18の画面の地図画像上で移動可能な所定の指示画像(例えば、マウスポインターなど)などを備えて構成されている。
地図データは、例えば地形図のデータと、例えば各種の施設および街区および湖沼等に対応したポリゴンのデータと、例えば各ポリゴンに対応付けられた施設名および地名などの文字のデータと、各種の記号のデータと、入力装置11に対する操作者の入力操作などに応じてモニタ18の画面の地図画像上で移動可能な所定の指示画像(例えば、マウスポインターなど)などを備えて構成されている。
道路データ記憶部14bは、道路の接続状態および形状などの情報からなる道路データを格納している。
道路データは、例えばノード(つまり、道路形状を把握するための座標点)および各ノード間を結ぶ線であるリンクと、各リンクの距離と、道路の種別および幅員および交差角度および形状などのデータを備えて構成されている。
道路データは、例えばノード(つまり、道路形状を把握するための座標点)および各ノード間を結ぶ線であるリンクと、各リンクの距離と、道路の種別および幅員および交差角度および形状などのデータを備えて構成されている。
地域名称データ記憶部31aは、例えば図3(A)に示すように、住所および地域の名称および略称からなる地域名称データを記憶している。
地域名称形態素・単語データ記憶部31bは、例えば図3(B)に示すように、地域名称データ記憶部31aに記憶された住所および地域の名称および略称を、形態素または単語に分割した地域名称形態素・単語データを、例えば先頭文字別毎および地域別毎などに分類して記憶している。
なお、形態素は、単語の一種であって、意味を持つ最小の音素である。
地域名称形態素・単語データ記憶部31bは、例えば図3(B)に示すように、地域名称データ記憶部31aに記憶された住所および地域の名称および略称を、形態素または単語に分割した地域名称形態素・単語データを、例えば先頭文字別毎および地域別毎などに分類して記憶している。
なお、形態素は、単語の一種であって、意味を持つ最小の音素である。
ジャンル名称データ記憶部32aは、例えば図3(C)に示すように、目的地のジャンル(検索ジャンル)およびチェーンストアなどの名称および略称からなるジャンル名称データを記憶している。
ジャンル名称形態素・単語データ記憶部32bは、例えば図3(D)に示すように、ジャンル名称データ記憶部32aに記憶された目的地のジャンルおよびチェーンストアなどの名称および略称を、形態素または単語に分割したジャンル名称形態素・単語データを、例えば先頭文字別毎などに分類して記憶している。
ジャンル名称形態素・単語データ記憶部32bは、例えば図3(D)に示すように、ジャンル名称データ記憶部32aに記憶された目的地のジャンルおよびチェーンストアなどの名称および略称を、形態素または単語に分割したジャンル名称形態素・単語データを、例えば先頭文字別毎などに分類して記憶している。
POI名称データ記憶部33aは、POI(Point Of Interest)の名称および略称および類字名称と、各名称および略称および類字名称に対応付けられた施設位置および電話番号などとからなるPOI名称データを記憶している。
POI名称形態素・単語データ記憶部33bは、POI名称データ記憶部33aに記憶されたPOIの名称および略称および類字名称または所定の名称(例えば、インターネットのワールドワイドウェブなどの適宜の情報提供システムでの不特定多数の操作者による入力頻度が高い名称など)を形態素または単語に分割したデータと、POIの名称および略称および類字名称として使用される可能性がある一般名称の形態素のデータとなどからなるPOI名称形態素・単語データを、例えば先頭文字別毎、および所定順位に分類して記憶している。なお、所定順位は、例えば複数の調査対象による統計調査などにより得られる使用頻度順および有名度や人気度に応じた順位、あるいは操作者による入力履歴により逐次更新される入力頻度順、あるいは正式な名称に対する略称や類字名称の一致度に応じた順位、あるいはこれらの複数の順位の何れかの組み合わせにより算出される複合的な順位などである。
POI名称形態素・単語データ記憶部33bは、POI名称データ記憶部33aに記憶されたPOIの名称および略称および類字名称または所定の名称(例えば、インターネットのワールドワイドウェブなどの適宜の情報提供システムでの不特定多数の操作者による入力頻度が高い名称など)を形態素または単語に分割したデータと、POIの名称および略称および類字名称として使用される可能性がある一般名称の形態素のデータとなどからなるPOI名称形態素・単語データを、例えば先頭文字別毎、および所定順位に分類して記憶している。なお、所定順位は、例えば複数の調査対象による統計調査などにより得られる使用頻度順および有名度や人気度に応じた順位、あるいは操作者による入力履歴により逐次更新される入力頻度順、あるいは正式な名称に対する略称や類字名称の一致度に応じた順位、あるいはこれらの複数の順位の何れかの組み合わせにより算出される複合的な順位などである。
POI名称データ記憶部33aに記憶されているPOI名称データは、例えば図3(F)に示すように、地図データの各ポリゴンに対応付けられたPOIの名称および略称および類似名称からなるPOI名称(ナビ)データなどから構成されている。
POI名称形態素・単語データ記憶部33bに記憶されているPOI名称形態素・単語データは、例えば、POI用一般名称形態素データと、POI名称(ナビ)形態素・単語データと、POI名称(入力頻度順)形態素・単語データとから構成されている。
POI用一般名称形態素データは、例えば図3(E)に示すように、POIの名称および略称および類字名称として使用される可能性がある一般名称の形態素が、例えば先頭文字別毎などに分類されて形成されている。
POI名称(ナビ)形態素・単語データは、例えば図3(G)に示すように、POI名称データ記憶部33aに記憶されたPOIの名称および略称および類似名称が形態素または単語に分割され、かつ分割により得られた形態素または単語が操作者による入力履歴により逐次更新される入力頻度順に順位付けされて形成されている。
POI名称(入力頻度順)形態素・単語データは、例えば図3(H)に示すようにインターネットのワールドワイドウェブなどの適宜の情報提供システムでの不特定多数の操作者による入力頻度が高いPOI名称が入力頻度順に順位付けして得られるPOI名称(入力頻度順)データが、例えば図3(I)に示すように形態素または単語に分割され、かつ分割により得られた形態素または単語が入力頻度順に順位付けされ、例えば先頭文字別毎などに分類されて形成されている。
POI用一般名称形態素データは、例えば図3(E)に示すように、POIの名称および略称および類字名称として使用される可能性がある一般名称の形態素が、例えば先頭文字別毎などに分類されて形成されている。
POI名称(ナビ)形態素・単語データは、例えば図3(G)に示すように、POI名称データ記憶部33aに記憶されたPOIの名称および略称および類似名称が形態素または単語に分割され、かつ分割により得られた形態素または単語が操作者による入力履歴により逐次更新される入力頻度順に順位付けされて形成されている。
POI名称(入力頻度順)形態素・単語データは、例えば図3(H)に示すようにインターネットのワールドワイドウェブなどの適宜の情報提供システムでの不特定多数の操作者による入力頻度が高いPOI名称が入力頻度順に順位付けして得られるPOI名称(入力頻度順)データが、例えば図3(I)に示すように形態素または単語に分割され、かつ分割により得られた形態素または単語が入力頻度順に順位付けされ、例えば先頭文字別毎などに分類されて形成されている。
なお、POI名称形態素・単語データ記憶部33bは、記憶される各データが重複しないように設定されている。
処理装置15は、例えば地図データ記憶装置14から取得する道路データに対して車両の現在位置に基づいてマップマッチングの処理を行なうと共に、操作者により設定された目的地に対する経路探索や経路誘導などの処理を行ない、さらに、スピーカ17およびモニタ18の動作を制御する。
現在位置算出部21は、測位信号受信機12により受信された測位信号によって、あるいは、車両状態センサ13により検出された車速やヨーレートなどの検出信号に基づく自律航法の算出処理によって、車両の現在位置を算出する。
目的地設定部22は、例えば入力装置11に対する操作者の入力操作と、後述する選択候補検索部24から出力される選択候補となどに基づき、目的地を設定する。
ナビゲーション処理部23は、現在位置算出部21から出力される車両の現在位置と、目的地設定部22から出力される目的地と、地図データ記憶装置14から取得する地図データおよび道路データとに基づき、例えば入力装置11に対する操作者の入力操作などに応じて、例えばマップマッチングの処理と、経路探索や経路誘導などの処理となどを行なう。そして、各種の処理の結果を出力する。
選択候補検索部24は、入力装置11に対する操作者の入力操作に応じて地図データ記憶装置14から選択候補を検索し、この検索結果に基づき操作者に提示する選択候補を抽出し、この抽出結果を出力する。なお、選択候補検索部24の動作の詳細については後述する。
表示制御部25は、モニタ18の画面での各種の表示を制御し、例えば、ナビゲーション処理部23から出力される各種の処理の結果に応じた地図データおよび道路データ上での車両の現在位置や目的地や経路や施設位置などの表示と、入力装置11から出力される信号に応じた文字入力の表示と、選択候補検索部24から出力される選択候補の表示となどを制御する。
そして、選択候補検索部24による選択候補の検索の動作は、例えば、ナビゲーション処理部23による目的地の検索の動作の一部として実行される。
ナビゲーション処理部23は、例えば図4(A)に示す画面表示Aのように、モニタ18の画面に目的地および経路の設定のための所定のメニュー項目を表示することを指示している状態で、入力装置11に対する操作者の入力操作によって目的地検索のメニュー項目が選択されたときに、目的地の検索の動作を開始する。
ナビゲーション処理部23は、例えば図4(A)に示す画面表示Aのように、モニタ18の画面に目的地および経路の設定のための所定のメニュー項目を表示することを指示している状態で、入力装置11に対する操作者の入力操作によって目的地検索のメニュー項目が選択されたときに、目的地の検索の動作を開始する。
そして、ナビゲーション処理部23によって目的地の検索の動作が開始されると、表示制御部25は、例えば図4(B)に示す画面表示Bのように、入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択可能な文字と、操作者によって順次選択された文字からなる文字列(例えば図4(B)では、この時点までに選択された全文字である単一の文字「よ」による文字列)とを、モニタ18の画面に表示する。さらに、これらと共に、操作者により入力された入力文字列に応じて選択候補検索部24により検索および抽出された選択候補(例えば、図4(B)での選択候補「余市江」,「ヨウロウカメラ」,…)を、入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択可能に、モニタ18の画面に表示する。
そして、モニタ18の画面に表示された複数の選択候補のうち何れか1つが入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択されると、表示制御部25は、例えば図4(C)に示す画面表示Cのように、入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択可能な文字と、操作者によって選択された選択候補(例えば、図4(C)での選択候補「横浜」)とをモニタ18の画面に表示する。さらに、これらと共に、操作者により選択された選択候補に応じて選択候補検索部24により検索および抽出された選択候補(例えば、操作者により選択された選択候補の後に続く選択候補であって、図4(C)での選択候補「市」,「町」,…)を、入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択可能に、モニタ18の画面に表示する。
選択候補検索部24は、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の文字のうちから何れか1つの文字が入力装置11に対する操作者の入力操作によって順次選択される毎に、および、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の選択候補のうちから何れか1つの選択候補が入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択される毎に、各時点までに順次実行された一連の選択(つまり文字の選択および選択候補の選択)に応じて文字列(入力文字列)を形成する。そして、この入力文字列(つまり、この時点までに選択された全文字および全選択候補が選択順に順次結合された文字列)に応じて、例えば入力文字列を先頭に有する選択候補、あるいは、例えば操作者による入力文字列の確定の指示などに応じて、入力文字列の後に続く選択候補などを、地図データ記憶装置14から検索する。そして、この検索結果から操作者に提示する選択候補を抽出する。なお、検索結果に基づき各選択候補を抽出する際には、選択候補を構成する全ての文字列(つまり、検索により得られる選択候補自体)を抽出してもよいし、検索により得られる選択候補を構成する全ての文字列のうち一部のみ(例えば、検索により得られる選択候補から操作者により確定された入力文字列を除いた部分など)を新たに選択候補として抽出してもよい。
選択候補検索部24は、入力文字列に応じて選択候補を検索する際に、先ず、各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bから選択候補を検索する。そして、この検索結果として検索により得られた形態素および単語のデータの数(形態素・単語データ数)が所定数(例えば、モニタ18の画面での表示領域の大きさやモニタ18の画面において一度に表示可能な選択候補の総数などに応じた所定数)未満であるか否かを判定する。
そして、この判定結果において、形態素・単語データ数が所定数以上であれば、検索により得られた各形態素・単語データのみを選択候補として出力する。
一方、この判定結果において、形態素・単語データ数が所定数未満であれば、各データ記憶部31a,32a,33aから選択候補を検索する。そして、この検索結果として検索により得られた各名称データを、各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bでの検索により得られた各形態素・単語データと共に、選択候補として出力する。
そして、この判定結果において、形態素・単語データ数が所定数以上であれば、検索により得られた各形態素・単語データのみを選択候補として出力する。
一方、この判定結果において、形態素・単語データ数が所定数未満であれば、各データ記憶部31a,32a,33aから選択候補を検索する。そして、この検索結果として検索により得られた各名称データを、各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bでの検索により得られた各形態素・単語データと共に、選択候補として出力する。
なお、表示制御部25は、選択候補検索部24から出力された選択候補をモニタ18の画面に表示する場合に、選択候補に入力頻度順などにより算出される複合的な順位などの所定順位による順位付けが設定されている場合には、この順位付けに応じた表示順で表示を行なってもよい。
また、表示制御部25は、選択候補検索部24から出力された選択候補に複数種別(つまり、地域名称とジャンル名称とPOI名称とによる3つの種別のうち、少なくとも2つ以上の種別)の選択候補が存在する場合には、モニタ18の1つの画面での表示毎に複数種別の選択候補を混在させて表示を行なってもよい。なお、混在された複数種別の選択候補に重複が生じた場合には、この重複を解消するようにして、例えば何れかの種別において重複する選択候補を除いて表示を行なう。
また、複数種別の選択候補を混在させる際には、各種別毎の選択候補の数を、例えば同数にしてもよいし、例えば各種別の入力履歴などにより算出される複合的な頻度などの所定頻度などに応じて配分された数にしてもよい。
また、混在された複数種別の表示順を、例えば各種別の入力履歴などにより算出される複合的な頻度などの所定頻度に応じて指定してもよい。
また、複数種別の選択候補を混在させる際には、各種別毎の選択候補の数を、例えば同数にしてもよいし、例えば各種別の入力履歴などにより算出される複合的な頻度などの所定頻度などに応じて配分された数にしてもよい。
また、混在された複数種別の表示順を、例えば各種別の入力履歴などにより算出される複合的な頻度などの所定頻度に応じて指定してもよい。
また、表示制御部25は、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の選択候補のうちから何れか1つの選択候補が入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択される毎に、選択された選択候補に対応するデータ(つまり地図データ記憶装置14に記憶されている各名称データおよび各形態素・単語データ)の入力頻度と、選択された選択候補に対応する各名称データおよび各形態素・単語データの種別の入力頻度とからなる入力履歴を更新する。
また、選択候補検索部24は、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の文字のうちから何れか1つの文字が入力装置11に対する操作者の入力操作によって順次選択される動作が繰り返されることで、この時点までに選択された全文字により適宜の文字列(入力文字列)が形成された場合に、この入力文字列の誤り訂正が必要か否か、および、入力文字列に略語や類字語が存在するか否かを判定してもよい。そして、これらの判定結果の少なくとも何れか1つが「YES」の場合には、実際に入力された入力文字列に、例えば実際に入力された入力文字列を所定の訂正処理で訂正して得られる訂正文字列と、例えば実際に入力された入力文字列から所定の予測処理で予測して得られる予測文字列となどを追加して、これらの各文字列の全てを新たに入力文字列として設定してもよい。
例えば図5(A)に示すように、ナビゲーション処理部23によって目的地の検索の動作が開始され、先ず、入力装置11に対する操作者の入力操作によって適宜の文字(例えば図5(A)での文字「と」)が選択されると、選択候補検索部24は、この文字を先頭とする選択候補を地図データ記憶装置14の各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bから検索する。この検索結果として、検索された形態素・単語データ数が所定数以上であって、かつ複数種別の各形態素・単語データが存在する場合には、選択候補検索部24は、複数種別毎の各形態素・単語データから、入力頻度順などにより算出される複合的な順位などの所定順位に応じた順序で、所定配分(例えば、複数種別毎に同数など)に応じた数の選択候補を、選択候補の総数が所定最大数以下となるようにして、抽出する。そして、複数種別の選択候補を混在させて出力する。これにより、例えば文字「と」を先頭とする選択候補として、地域名称とジャンル名称とPOI名称とによる3つの種別毎に同数の2つの選択候補(例えば図5(A)での地域名称データ「東京」,「栃木」とジャンル名称データ「図書館」,「とんかつ」とPOI名称データ「東走」,「東花」)が、入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択可能に、モニタ18の画面に表示される。
そして、例えば図5(B)に示すように、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の文字のうちから何れか1つの文字が入力装置11に対する操作者の入力操作によって順次選択される動作が繰り返されることで、この時点までに選択された全文字により適宜の文字列(例えば図5(B)での文字列「とうきょうゆうえ」)が形成されると、選択候補検索部24は、この文字列を先頭とする選択候補を、先ず、地図データ記憶装置14の各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bから検索する。この検索結果として検索された形態素・単語データ数が所定数未満(例えば、ゼロ)であれば、選択候補検索部24は、各データ記憶部31a,32a,33aから選択候補を検索する。そして、この検索結果として検索により得られた各名称データの総数と、各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bでの検索により得られた形態素・単語データ数との和が所定最大数以下であれば、各検索により得られた各データの全て(例えば図5(B)でのPOI名称データ「東京遊園地」,「東京遊園リゾート」)を選択候補として抽出する。そして、抽出した選択候補を、例えば各選択候補のモニタ18の画面での表示順を入力頻度順などにより算出される複合的な順位などの所定順位に応じて指定しつつ、出力する。
また、例えば図5(C)に示すように、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の文字のうちから何れか1つの文字が入力装置11に対する操作者の入力操作によって順次選択される動作が繰り返されることで、この時点までに選択された全文字により適宜の文字列(例えば図5(C)での文字列「ぺんぎ」)が形成されると、選択候補検索部24は、この文字列を先頭とする選択候補を、先ず、地図データ記憶装置14の各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bから検索する。この検索結果として検索された形態素・単語データ数が所定数未満(例えば、1)であれば、選択候補検索部24は、各データ記憶部31a,32a,33aから選択候補を検索する。そして、この検索結果として検索により得られた各名称データの総数と、各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bでの検索により得られた形態素・単語データ数との和が所定最大数以下であれば、各検索により得られた各データの全て(例えば図5(C)でのPOI名称データ「ペンギン遊園地」,「ペンギン動物園」)を選択候補として抽出する。そして、抽出した選択候補を、例えば各選択候補のモニタ18の画面での表示順を入力頻度順などにより算出される複合的な順位などの所定順位に応じて指定しつつ、出力する。
また、例えば図5(D)に示すように、ナビゲーション処理部23によって目的地の検索の動作が開始され、先ず、入力装置11に対する操作者の入力操作によって適宜の文字(例えば図5(D)での文字「B」)が選択されると、選択候補検索部24は、この文字を先頭とする選択候補を地図データ記憶装置14の各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bから検索する。この検索結果として、検索された形態素・単語データ数が所定数以上であって、かつ複数種別の各形態素・単語データが存在する場合には、選択候補検索部24は、複数種別毎の各形態素・単語データから、入力頻度順などにより算出される複合的な順位などの所定順位で、所定配分に応じた数の選択候補を、選択候補の総数が所定最大数以下となるようにして、抽出する。そして、複数種別の選択候補を混在させて出力する。これにより、例えば文字「B」を先頭とする選択候補として、ジャンル名称とPOI名称とによる2つの種別での選択候補(例えば図5(D)でのPOI名称データ「Best」,「Bed」とジャンル名称データ「Bank」)が、入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択可能に、モニタ18の画面に表示される。
また、例えば図5(E)に示すように、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の文字のうちから何れか1つの文字が入力装置11に対する操作者の入力操作によって順次選択される動作が繰り返されることで、この時点までに選択された全文字により適宜の文字列(例えば図5(E)での文字列「BEST S」)が形成されると、選択候補検索部24は、この文字列を先頭とする選択候補を、先ず、地図データ記憶装置14の各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bから検索する。この検索結果として検索された形態素・単語データ数が所定数未満(例えば、ゼロ)であれば、選択候補検索部24は、各データ記憶部31a,32a,33aから選択候補を検索する。そして、この検索結果として検索により得られた各名称データの総数と、各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bでの検索により得られた形態素・単語データ数との和が所定最大数以下であれば、各検索により得られた各データの全て(例えば図5(E)での複数の単語の組み合わせによるPOI名称データ「Best Shop」)を選択候補として抽出する。そして、抽出した選択候補を、例えば各選択候補のモニタ18の画面での表示順を入力頻度順などにより算出される複合的な順位などの所定順位に応じて指定しつつ、出力する。
この実施の形態による情報検索装置1および情報検索装置1を備えるナビゲーション装置10は上記構成を備えており、次に、このナビゲーション装置10の動作、特に、情報検索装置1の選択候補を出力する動作について説明する。
なお、以下に示すステップS01〜ステップS09の処理は、例えばモニタ18の画面に選択可能に表示された複数の文字のうちから何れか1つの文字が入力装置11に対する操作者の入力操作によって順次選択される毎に、および、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の選択候補のうちから何れか1つの選択候補が入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択される毎に実行される。
なお、以下に示すステップS01〜ステップS09の処理は、例えばモニタ18の画面に選択可能に表示された複数の文字のうちから何れか1つの文字が入力装置11に対する操作者の入力操作によって順次選択される毎に、および、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の選択候補のうちから何れか1つの選択候補が入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択される毎に実行される。
先ず、例えば図6に示すステップS01においては、この時点までに実行された一連の選択(文字の選択および選択候補の選択)により形成された入力文字列の誤り訂正が必要か否かを判定すると共に、入力文字列に略語や類字語が存在するか否かを判定する。
これらの判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS03に進む。
一方、これらの判定結果の少なくとも何れか1つが「YES」の場合には、ステップS02に進む。
これらの判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS03に進む。
一方、これらの判定結果の少なくとも何れか1つが「YES」の場合には、ステップS02に進む。
そして、ステップS02においては、実際に入力された入力文字列に、例えば実際に入力された入力文字列を所定の訂正処理で訂正して得られる訂正文字列と、例えば実際に入力された入力文字列から所定の予測処理で予測して得られる予測文字列となどを追加して、これらの各文字列の全てを新たに入力文字列として設定する。
そして、ステップS03においては、入力文字列を先頭とする(あるいは操作者による入力文字列の確定の指示に応じて、入力文字列の後に続く)選択候補を地域名称形態素・単語データ記憶部31bから検索し、この検索により得られる地域名称形態素・単語データを、例えば現在位置からの距離が近い順に順位付けして、保持する。
そして、ステップS04においては、入力文字列を先頭とする(あるいは操作者による入力文字列の確定の指示に応じて、入力文字列の後に続く)選択候補をジャンル名称形態素・単語データ記憶部32bから検索し、この検索により得られるジャンル名称形態素・単語データを保持する。
そして、ステップS05においては、入力文字列を先頭とする(あるいは操作者による入力文字列の確定の指示に応じて、入力文字列の後に続く)選択候補をPOI名称形態素・単語データ記憶部33bから検索し、この検索により得られるPOI名称形態素・単語データを保持する。
そして、ステップS06においては、各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bに対する検索により得られた各形態素・単語データが複数種別で存在するかを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS07に進み、このステップS07においては、検索により得られた単一種別の各形態素・単語データのみを選択候補として出力し、エンドに進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS08に進む。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS07に進み、このステップS07においては、検索により得られた単一種別の各形態素・単語データのみを選択候補として出力し、エンドに進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS08に進む。
そして、ステップS08においては、検索により得られた複数種別の各形態素・単語データを混在させ、モニタ18の画面での各種別の表示順を操作者による入力履歴(つまり、各種別の選択頻度)に応じて指定しつつ、各形態素・単語データを選択候補として出力する。
そして、ステップS09においては、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の選択候補のうちから何れか1つの選択候補が入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択される毎に、選択された選択候補に対応する各形態素・単語データ(つまり地図データ記憶装置14に記憶されている各形態素・単語データ)の入力頻度および各形態素・単語データの種別の入力頻度からなる入力履歴を更新する。
を更新し、エンドに進む。
そして、ステップS09においては、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の選択候補のうちから何れか1つの選択候補が入力装置11に対する操作者の入力操作によって選択される毎に、選択された選択候補に対応する各形態素・単語データ(つまり地図データ記憶装置14に記憶されている各形態素・単語データ)の入力頻度および各形態素・単語データの種別の入力頻度からなる入力履歴を更新する。
を更新し、エンドに進む。
上述したように、本実施の形態による情報検索装置1によれば、1つの画面に各複数種別毎の選択候補を混在させて表示することにより、選択候補の表示が特定の種別に偏ってしまうことを防止することができる。これにより、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、各複数種別毎で同数の選択候補を混在させて表示する場合には、各複数種別毎で表示される選択候補の数に偏りが生じてしまうことを防止することができ、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、混在された複数種別の選択候補に重複が生じた場合には、この重複が解消されることから、1つの画面に重複する選択候補が不必要に表示されてしまうことを防止することができ、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、操作者による選択の履歴に応じて選択候補毎の表示順および選択候補の種別の表示順が設定されることで、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、操作者による選択の履歴に応じて選択候補毎の表示順および選択候補の種別の表示順が設定されることで、所望の選択候補を迅速かつ的確に操作者に選択させることができる。
さらに、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の文字のうちから何れか1つの文字が選択される毎に、および、モニタ18の画面に選択可能に表示された複数の選択候補のうちから何れか1つの選択候補選択される毎に、各時点までに順次実行された一連の選択に応じて形成された入力文字列に基づく検索が行なわれることから、所望の選択候補が選択されるまでの間に、操作者による入力操作に煩雑な手間がかかることを防止し、利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態によるナビゲーション装置10によれば、所望の目的地を迅速かつ的確に操作者に設定させることができる。
なお、上述した実施の形態において、地図データ記憶装置14の各データ記憶部31a,32a,33aの少なくとも何れか1つ、または、地図データ記憶装置14の各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bの少なくとも何れか1つが、省略されてもよい。
なお、上述した実施の形態においては、ステップS09において、各形態素・単語データ記憶部31b,32b,33bに対する検索により得られた各形態素・単語データと、各データ記憶部31a,32a,33aに対する検索により得られた各名称データとを、選択候補として出力するとしたが、これに限定されず、各データ記憶部31a,32a,33aに対する検索により得られた各名称データのみを出力してもよい。
1 情報検索装置
10 ナビゲーション装置
11 入力装置(入力手段)
14 地図データ記憶装置(記憶手段)
22 目的地設定部(目的地設定手段)
24 選択候補検索部(検索手段)
25 表示制御部(制御手段)
10 ナビゲーション装置
11 入力装置(入力手段)
14 地図データ記憶装置(記憶手段)
22 目的地設定部(目的地設定手段)
24 選択候補検索部(検索手段)
25 表示制御部(制御手段)
Claims (7)
- 形態素または単語から構成される名称のデータである名称データ、または、少なくとも前記形態素または前記単語のデータである形態素単語データを、複数種別に分類して記憶する記憶手段と、
操作者による入力操作に応じた信号を出力する入力手段と、
前記入力手段から出力される前記信号に応じて文字列を形成し、該文字列に基づき前記記憶手段を検索し、該検索の結果から選択候補を抽出する検索手段と、
前記検索手段により抽出された前記選択候補の表示を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記検索手段によって複数種別の前記選択候補が抽出された場合には、1つの画面に各前記複数種別毎の前記選択候補を混在させて表示することを特徴とする情報検索装置。 - 前記複数種別は、住所の名称の種別と、検索ジャンルの名称の種別と、施設の名称の種別とのうち、少なくとも何れか2つの種別であることを特徴とする請求項1に記載の情報検索装置。
- 前記制御手段は、前記検索手段によって複数種別の前記選択候補が抽出された場合には、1つの画面での表示毎に各前記複数種別毎の前記選択候補を所定数ずつ混在させて表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報検索装置。
- 前記制御手段は、前記検索手段によって抽出された前記複数種別の前記選択候補に重複が生じた場合には、該重複を解消して、1つの画面上に各前記複数種別毎の前記選択候補を混在させて表示することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載の情報検索装置。
- 前記制御手段は、前記画面に表示されている前記選択候補の何れかを前記入力手段から出力される前記信号に応じて選択すると共に、該選択の履歴を前記選択候補の種別毎に記憶し、該履歴に応じて前記選択候補の種別の前記画面での表示順を設定することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1つに記載の情報検索装置。
- 前記検索手段は、前記文字列を先頭とする前記名称または前記形態素または前記単語、または、前記文字列の後に続く前記名称または前記形態素または前記単語を検索し、
該検索の結果から前記名称を前記選択候補として抽出する場合には、前記名称を構成する全ての文字列、または、前記名称を構成する全ての文字列のうち一部のみを、前記選択候補として抽出することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1つに記載の情報検索装置。 - 請求項1から請求項6の何れか1つに記載の情報検索装置と、
前記検索手段により抽出された前記選択候補に基づき、目的地を設定する目的地設定手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
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- 2009-10-26 JP JP2009245457A patent/JP2011090619A/ja active Pending
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