JP4923578B2 - 交通情報提供装置および交通情報提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、交通情報をユーザに提供する交通情報提供装置および交通情報提供方法に関する。
従来、事故、渋滞、工事などの交通事象の発生場所と、自車位置との距離を算出し、自車位置から近い交通事象を優先的に、ユーザに知らせる技術が知られている(特許文献1参照)。
特開平9−212797号公報
しかしながら、従来の技術では、全ての交通事象の発生場所と自車位置との距離を算出する必要があるため、処理負荷が高くなるという問題がある。
(1)本発明による交通情報提供装置および交通情報提供方法は、複数の交通事象を含む交通情報を取得し、取得した交通情報に含まれる複数の交通事象のうち、メッシュ単位で区切られた地図データに基づいて、自車位置を含むメッシュ内に含まれる交通事象を初めに抽出し、その後は、自車位置を含むメッシュに隣接するメッシュから順に、メッシュ内に含まれる交通事象を抽出し、抽出した順に交通事象をリストアップした交通情報リストを作成して、表示することを特徴とする。
(2)本発明による交通情報提供装置は、複数の交通事象を含む交通情報を取得し、取得した交通情報に含まれる複数の交通事象のうち、推奨経路を含む複数のメッシュを対象として、自車位置を含むメッシュから順に、メッシュ内に含まれる交通事象を抽出し、抽出した順に交通事象をリストアップした交通情報リストを作成して表示することを特徴とする。
(3)本発明による交通情報提供装置は、複数の交通事象を含む交通情報を取得し、取得した交通情報に含まれる複数の交通事象のうち、地図上に表示されているカーソルが移動すると、カーソルが通過したメッシュ内に含まれる交通事象を順次抽出して、抽出した順に交通事象をリストアップした交通情報リストを作成して表示することを特徴とする。
本発明による交通情報提供装置および交通情報提供方法によれば、自車位置を含むメッシュを中心として、自車位置を含むメッシュに隣接するメッシュから順に、メッシュ単位でメッシュ内の交通事象を抽出して交通情報リストを作成するので、少ない処理負荷で、自車位置に近い交通事象を優先的にリストアップした交通情報リストを作成することができる。
−第1の実施の形態−
図1は、第1の実施の形態における交通情報提供装置の構成を示す図である。第1の実施の形態における交通情報提供装置は、ナビゲーション装置としての機能を備えており、車速センサ1と、GPSユニット2と、ジャイロセンサ3と、交通情報取得装置4と、入力スイッチ5と、地図データベース6と、モニタ7と、スピーカ8と、コントローラ10とを備える。
車速センサ1は、車両の速度を検出する。GPSユニット2は、図示しないGPS衛星から発信されるGPS電波を受信して、車両の現在位置を検出する。ジャイロセンサ3は、車両の進行方向を検出する。
交通情報取得装置4は、例えば、通信装置であり、無線通信を介して、情報センター20から交通情報を取得する。入力スイッチ5は、ユーザによって操作されるスイッチであり、例えば、ユーザが後述する交通情報リストの作成を要求する際に操作される。地図データベース6には、複数のスケール(縮尺)の地図データが格納されている。この地図データは、メッシュと呼ばれる所定の大きさの範囲に区切られており、メッシュを1単位として管理されている。各メッシュには、後述するメッシュ番号が付与されている。
地図データベース6に格納されている地図データには、道路地図をノードおよびリンクで表現した道路データが含まれている。道路データでは、交差点にノードが対応し、各ノード間を結ぶ線分、すなわち道路区間がリンクに対応する。各ノードには、識別番号としてのノード番号が付与されており、各リンクには、識別番号としてのリンク番号が付与されている。
モニタ7には、後述するコントローラ10からの指示に基づいて、車両の現在地周辺の地図や目的地までの推奨経路、および、後述する交通情報リスト等が表示される。スピーカ8は、経路案内を行う際の音声等を出力する。
コントローラ10は、CPU10aおよびメモリ10bを備え、目的地までの推奨経路の演算処理や、自車位置周辺の地図をモニタ7に表示させる処理等、カーナビゲーション装置としての一般的な処理を行うとともに、ユーザからの指示に基づいて、交通情報リストを作成する。交通情報リストは、車両事故、渋滞、道路工事などの交通事象をリストアップしたものである。メモリ10bには、交通情報取得装置4によって取得された交通情報のデータ、および、作成された交通情報リストが記憶される。
図2は、第1の実施の形態における交通情報提供装置により行われる処理内容を示すフローチャートである。コントローラ10は、車両が起動すると、ステップS10の処理を開始する。ステップS10では、ユーザから交通情報リストの作成指示が出されたか否かを判定する。ユーザが入力スイッチ5の操作によって、交通情報リストの作成指示を出したと判定するとステップS20に進み、交通情報リストの作成指示が出されていないと判定すると、ステップS10で待機する。
ステップS20では、交通情報取得装置4から、情報センター20に交通情報の取得要求を出して、交通情報を取得する。この交通情報には、車両事故、渋滞、道路工事などの交通事象の情報が含まれる。図3は、交通情報取得装置4によって取得された交通情報データの一例を示す図である。この交通情報データには、各交通事象ごとに、交通事象の発生したメッシュの番号、交通事象の発生している区間を表すスタートノード番号およびエンドノード番号、交通事象の番号、交通事象の種類、重要度、交通事象の発生している区間の距離のデータが含まれている。これらのデータは、情報センター20が作成する。交通情報取得装置4によって取得された交通情報データは、メモリ10bに記憶される。交通情報データを取得すると、ステップS30に進む。
ステップS30では、既に作成してある交通情報リストを活用できるか否かを判定する。ここでは、既に作成されている交通情報リストがメモリ10bに格納されていて、ステップS20で取得した交通情報が既に作成した交通情報リストに記載されており、かつ、GPSユニット2によって検出される車両位置が属するメッシュが、前回、交通情報リストを作成した時に自車位置が存在していたメッシュと一致する場合に、既に作成してある交通情報リストを活用できると判定する。既に作成してある交通情報リストを活用できると判定すると、ステップS70に進む。
一方、ステップS30において、既に作成してある交通情報リストを活用できないと判定すると、ステップS40に進む。ステップS40では、メモリ10bに格納している交通情報データの中から、交通情報リストを作成するために必要な交通事象を検索する。
まず、メモリ10bに格納されている交通情報に含まれる交通事象を、地図データベース6に格納されている地図データのメッシュに対応させる。図4は、地図データが100個(10×10)のメッシュで区切られている場合に、メッシュごとに割り当てられているメッシュ番号の一例を示す図である。メッシュ番号は4桁で表されており、前2桁は、X軸方向(東西方向)の位置を表しており、後ろ2桁はY軸方向(南北方向)の位置を表している。前2桁の数値は、X軸の正方向(右)にいくほど大きくなり、後ろ2桁の数値は、Y軸の正方向(上)にいくほど大きくなっている。
例えば、車両事故の発生場所のノード番号が1であり、ノード番号1のノードがメッシュ番号1112のメッシュに含まれている場合には、車両事故はメッシュ1112で発生したと判断する。また、渋滞が発生しているリンク(道路)のスタートノードがメッシュ1012に含まれている場合には、渋滞が発生している道路がメッシュ1012に属していると判断する。
コントローラ10は、GPSユニット2によって検出される車両位置、および、ジャイロセンサ3によって検出される車両の進行方向を把握する。ここでは、車両がメッシュ1111に存在し、車両の進行方向がY軸正方向、すなわち、メッシュ1111からメッシュ1112に進む方向であるとする。
交通事象の検索は、自車両が存在するメッシュ1111から開始する。メモリ10bに格納されている交通情報データに含まれる複数の交通事象のうち、メッシュ1111内に存在する交通事象を検索すると、ステップS50に進む。ステップS50では、ステップS40で検索した交通事象を交通情報リストに追加する。ステップS40において、1つのメッシュ内に複数の交通事象が検索された場合には、交通事象の重要度が高いものから順に、交通情報リストに追加する。なお、交通事象ごとの重要度は、例えば、道路が閉鎖されているという交通事象の重要度は高く、道路が渋滞しているという交通事象の重要度は低いというように定められている。
また、検索された複数の交通事象の重要度が同じ場合には、交通事象の発生している区間の距離が長いものを優先して、交通情報リストに追加する。ステップS40で検索した交通事象を交通情報リストに追加すると、ステップS60に進む。
ステップS60では、予め定めた数の全てのメッシュを対象として、交通事象を検索する処理を行ったか否かを判定する。交通事象を検索するメッシュの数は、CPU10aの処理能力等に応じて、予め定めておく。予め定めた数の全てのメッシュを対象として、交通事象を検索する処理を行ったと判定すると、ステップS70に進む。ステップS70では、作成した交通情報リストをモニタ7に表示する。
一方、ステップS60において、予め定めた数の全てのメッシュを対象として、交通事象を検索する処理を行っていないと判定すると、ステップS40に戻る。ステップS40では、前回処理を行ったメッシュとは別のメッシュを対象として、交通事象を検索する処理を行う。前回、自車位置が存在するメッシュ内で検索処理を行った場合には、自車位置が存在するメッシュに隣接し、かつ、自車両の進行方向に存在するメッシュを対象として、検索処理を行う。車両の進行方向がメッシュ1111からメッシュ1112に進む方向の場合には、次に検索処理を行うメッシュは、メッシュ1112となる。
以後、処理を行ったメッシュと隣接するメッシュを対象として、交通事象を検索する処理を行う。第1の実施の形態における交通情報提供装置では、自車位置が属するメッシュを中心として、渦巻き状(螺旋状)に処理対象メッシュを変更する。図5は、交通事象を検索する対象メッシュの順番を示す図である。上述したように、自車位置の存在するメッシュ1111を1番目、自車位置の存在するメッシュ1111に隣接し、かつ、自車両の進行方向に存在するメッシュ1112を2番目とする。
図5に示す例では、処理対象メッシュの移動方向を右方向の渦巻き状としている。すなわち、メッシュ1212が3番目、メッシュ1211が4番目、メッシュ1210が5番目、メッシュ1110が6番目、メッシュ1010が7番目、メッシュ1011が8番目、メッシュ1012が9番目となる。交通事象を検索するメッシュの数が9個の場合には、メッシュ1012内の交通事象を検索して終了するが、検索メッシュの数が10個以上の場合には、交通事象を検索するメッシュの数に応じて、メッシュ1013、メッシュ1113、メッシュ1213と検索していく。
図6(a)は、自車位置周辺で発生している交通事象の一例を示す図であり、図6(b)は、コントローラ10によって作成された交通情報リストの一例を示す図である。図6(b)に示す交通情報リストでは、交通事象の種類および場所(道路種別および区間)を掲載している。上述したように、自車位置が存在するメッシュを中心として、交通事象を抽出する対象メッシュを渦巻き状に選択していき、抽出した順に交通事象をリストアップして、交通情報リストを作成する。図6(a)では、交通事象m6およびm7が同一のメッシュ内に存在しているが、重要度の高い交通事象m6を優先的にリストアップしている。なお、m1〜m7は、交通事象を識別するための番号であり、実際の交通情報リストには掲載しない。
第1の実施の形態における交通情報提供装置によれば、交通情報取得装置4によって、複数の交通事象を含む交通情報を取得し、取得した交通情報に含まれる複数の交通事象のうち、自車位置を含むメッシュ内に含まれる交通事象を初めに抽出し、その後は、自車位置を含むメッシュに隣接するメッシュから順に、メッシュ内に含まれる交通事象を抽出して、交通情報リストを作成する。メッシュ単位で、交通事象を抽出して交通情報リストを作成するので、容易に交通情報リストを作成することができ、交通情報リストを作成する際の処理負荷および処理時間を低減することができる。また、自車位置を含むメッシュ内に含まれる交通事象を初めに抽出し、その後は、自車位置を含むメッシュに隣接するメッシュから順に、メッシュ内に含まれる交通事象を抽出するので、自車両と交通事象との距離を算出することなく、自車両に近い交通事象から優先的に交通情報リストに追加することができる。
また、第1の実施の形態における交通情報提供装置によれば、自車位置を含むメッシュ内に含まれる交通事象を抽出すると、自車位置を含むメッシュを基準として、車両の進行方向に存在するメッシュ内に含まれる交通事象を次に抽出するので、車両の進行方向に存在する交通事象を優先的にドライバに提示することができる。
特に、第1の実施の形態における交通情報提供装置によれば、交通事象を抽出する対象メッシュを、自車位置を含むメッシュを中心として、渦巻き状の順番に選択していくので、自車位置から近いメッシュ内に存在する交通事象を優先的に抽出して、ドライバに提示することができる。
また、第1の実施の形態における交通情報提供装置によれば、1つのメッシュ内で複数の交通事象が抽出された場合には、交通事象ごとに決められている重要度が高い順に、交通情報リストに追加するので、重要な交通事象を優先的にドライバに提示することができる。
−第2の実施の形態−
第1の実施の形態における交通情報提供装置では、自車位置を含むメッシュ内に含まれる交通事象を初めに抽出するとともに、車両の進行方向に存在するメッシュ内に含まれる交通事象を次に抽出し、その後は、交通事象を抽出する対象メッシュを、自車位置を含むメッシュを中心として、渦巻き状の順番に選択した。第2の実施の形態における交通情報提供装置では、コントローラによって目的地までの推奨経路が演算されている場合に、推奨経路を含むメッシュ内に存在する交通事象を、自車位置を含むメッシュから順に抽出する。なお、第1の実施の形態におけるコントローラと区別するために、第2の実施の形態におけるコントローラをコントローラ10Aと記載する。
第2の実施の形態における交通情報提供装置が備えるコントローラ10Aは、目的地までの推奨経路の演算処理、自車位置周辺の地図表示処理など、カーナビゲーション装置としての一般的な処理も行う。
図7は、車両の現在地から目的地までの推奨経路の一例を示す図である。車両の現在地は、メッシュ1010内にあり、目的地はメッシュ1313に存在する。交通情報リストを作成するために交通事象を抽出する対象となるメッシュは、推奨経路を含むメッシュであるから、図7に示す例では、メッシュ1010、メッシュ1011、メッシュ1012、メッシュ1112、メッシュ1212、メッシュ1213、メッシュ1313となる。
コントローラ10Aは、自車位置を含むメッシュから順に、交通事象を抽出する処理を行う。従って、初めに、メッシュ1010内の交通事象を抽出する処理を行う。以後、目的地が存在するメッシュまで、推奨経路沿いに、メッシュ1011、メッシュ1012、メッシュ1112、メッシュ1212、メッシュ1213、メッシュ1313の順に、交通事象を抽出して、抽出した順に、交通情報リストに追加する。
第2の実施の形態における交通情報提供装置によれば、目的地までの推奨経路を含む複数のメッシュのうち、自車位置を含むメッシュから目的地を含むメッシュまで順に、メッシュ内に含まれる交通事象を抽出し、抽出した順に交通事象をリストアップした交通情報リストを作成するので、推奨経路周辺の交通事象を優先的にドライバに提示することができる。すなわち、第1の実施の形態における交通情報提供装置と比べて、処理負荷が軽減され、また、ドライバにとって必要と考えられる交通事象の情報を効果的に提示することができる。この場合も、メッシュ単位で交通事象を抽出して、交通情報リストを作成するので、交通事象の発生場所と自車位置との距離を算出することなく、容易に交通情報リストを作成することができる。
−第3の実施の形態−
第2の実施の形態における交通情報提供装置は、目的地までの推奨経路が演算されている場合に、目的地までの推奨経路が含まれているメッシュを対象として、交通事象を抽出して、交通情報リストを作成した。第3の実施の形態における交通情報提供装置は、目的地までの推奨経路が演算されていない状態で、地図上に表示されているカーソルをユーザが移動させると、移動したカーソルの位置を含むメッシュを対象として、交通事象を抽出して、交通情報リストを作成する。
ユーザは、自車両の進む方向の道路地図を確認するために、モニタ7に、地図とともに表示されているカーソルを入力スイッチ5(例えば、十字キー)を用いて移動させて、地図をスクロール表示させることがある。図8は、ユーザによって移動されたカーソル30の軌跡の一例を示す図である。図8に示す例では、自車両の現在地を示すカーソル30がメッシュ1010にある状態から、メッシュ1011、メッシュ1012、メッシュ1013と移動されている。
コントローラ10Bは、ユーザによって動かされる前にカーソルが置かれていた地点を含むメッシュ、すなわち、自車両の現在地が属するメッシュ1010内の交通事象を初めに抽出する処理を行う。以後、カーソルが移動された軌跡に沿って、メッシュ1011、メッシュ1012、メッシュ1013の順に、メッシュ内の交通事象を抽出する処理を行い、抽出した順に、交通情報リストに追加する。
第3の実施の形態における交通情報提供装置によれば、モニタ3に地図とともに表示されているカーソルをユーザが移動させると、カーソルが通過したメッシュ内に含まれる交通事象を抽出し、抽出した順に交通事象をリストアップした交通情報リストを作成するので、目的地までの推奨経路が設定されていない場合でも、車両が進むと想定される方向のメッシュ内の交通事象をユーザに提示することができる。また、メッシュ単位で交通事象を抽出して、交通情報リストを作成するので、交通事象の発生場所と自車位置との距離を算出することなく、容易に交通情報リストを作成することができる。
本発明は、上述した各実施の形態に限定されることはない。例えば、交通情報リストは、ユーザからの指示に基づいて作成するものとしたが、ユーザからの指示が無くても、所定の時間ごとに作成することもできるし、交通情報取得装置4が新たな交通情報を取得する度に作成するようにしてもよい。
交通情報取得装置4によって、情報センター20から取得した交通情報に、重要度のデータが含まれていない場合には、交通事象の種類ごとに予め定めた重要度を利用することもできる。上述したように、道路が閉鎖されているという交通事象の重要度は高く、道路が渋滞しているという交通事象の重要度は低いというように定めておけばよい。
第1の実施の形態では、交通事象を抽出する処理対象メッシュの順番を、自車両が存在するメッシュを中心として、右方向の渦巻き状としたが、左方向の渦巻き状としてもよい。
交通情報取得装置4は、無線通信を介して、情報センター20から交通情報を取得したが、FM多重放送、光ビーコン、電波ビーコン等を介して、交通情報を取得することもできる。また、交通情報に含まれる交通事象も上述した車両事故、渋滞、道路工事に限定されることはない。
第3の実施の形態において、入力スイッチ5の一例として、十字キーを挙げたが、地図上のカーソルを操作できるものであれば、ジョイスティックなど、他の操作スイッチであってもよい。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、GPSユニット2が車両位置検出手段を、交通情報取得装置4が交通情報取得手段を、地図データベース6が地図データ格納手段を、コントローラ10が交通事象抽出手段および交通情報リスト作成手段を、モニタ7が表示手段を、ジャイロセンサ3が進行方向検出手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
一実施の形態における交通情報提供装置の構成を示す図 一実施の形態における交通情報提供装置により行われる処理内容を示すフローチャート 交通情報取得装置によって取得された交通情報データの一例を示す図 メッシュごとに割り当てられているメッシュ番号の一例を示す図 交通事象を検索する対象メッシュの順番を示す図 図6(a)は、自車位置周辺で発生している交通事象の一例を示す図であり、図6(b)は、コントローラによって作成された交通情報リストの一例を示す図 車両の現在地から目的地までの推奨経路の一例を示す図 ユーザによって移動されたカーソルの軌跡の一例を示す図
符号の説明
1…車速センサ、2…GPSユニット、3…ジャイロセンサ、4…交通情報取得装置、5…入力スイッチ、6…地図データベース、7…モニタ、8…スピーカ、10…コントローラ、10a…CPU、10b…メモリ

Claims (3)

  1. 自車両の位置を検出する車両位置検出手段と、
    複数の交通事象を含む交通情報を取得する交通情報取得手段と、
    メッシュ単位で区切られた地図データを格納する地図データ格納手段と、
    前記交通情報取得手段によって取得された交通情報に含まれる複数の交通事象のうち、1つのメッシュ内に含まれる交通事象を抽出する交通事象抽出手段と、
    前記交通事象抽出手段によって抽出された順に、交通事象をリストアップした交通情報リストを作成する交通情報リスト作成手段と、
    前記交通情報リスト作成手段によって作成された交通情報リストを表示する表示手段と
    車両の進行方向を検出する進行方向検出手段と、を備え
    前記交通事象抽出手段は、前記車両位置検出手段によって検出された自車位置を含むメッシュ内に含まれる交通事象を初めに抽出し、その後は、自車位置を含むメッシュに隣接するメッシュから順に、メッシュ内に含まれる交通事象を抽出し、
    前記交通事象抽出手段は、交通事象を抽出する対象メッシュを、自車位置を含むメッシュを中心として、渦巻き状の順番に選択し、
    前記渦巻き状の順番は、直前に選択したメッシュと隣接するメッシュを選択し、且つ、自車位置を含むメッシュの周囲に位置するメッシュにおいて、自車位置を含むメッシュに近いメッシュを優先的に選択する順番であり、
    前記交通事象抽出手段は、前記渦巻き状の順番において、自車位置を含むメッシュ内に含まれる交通事象を抽出した後、その次に、自車位置を含むメッシュを基準として、前記進行方向検出手段によって検出された進行方向に向かって隣接するメッシュを選択することを特徴とする交通情報提供装置。
  2. 請求項1に記載の交通情報提供装置において、
    前記交通情報リスト作成手段は、前記交通事象抽出手段によって、1つのメッシュ内で複数の交通事象が抽出された場合には、交通事象ごとに決められている重要度が高い順に、同一のメッシュ内における当該複数の交通事象をリストアップし、
    交通事象において、道路の閉鎖の重要度は、渋滞の重要度よりも高いことを特徴とする交通情報提供装置。
  3. 複数の交通事象を含む交通情報を取得する取得ステップと
    取得した交通情報に含まれる複数の交通事象のうち、メッシュ単位で区切られた地図データに基づいて、自車位置を含むメッシュ内に含まれる交通事象を初めに抽出し、その後は、自車位置を含むメッシュに隣接するメッシュから順に、メッシュ内に含まれる交通事象を抽出する抽出ステップと
    抽出した順に交通事象をリストアップした交通情報リストを作成するリスト作成ステップと
    作成した交通情報リストを表示する表示ステップと、を備え、
    前記抽出ステップでは、交通事象を抽出する対象メッシュを、自車位置を含むメッシュを中心として、渦巻き状の順番に選択し、
    前記渦巻き状の順番は、直前に選択したメッシュと隣接するメッシュを選択し、且つ、自車位置を含むメッシュの周囲に位置するメッシュにおいて、自車位置を含むメッシュに近いメッシュを優先的に選択する順番であり、
    前記抽出ステップでは、前記渦巻き状の順番において、自車位置を含むメッシュ内に含まれる交通事象を抽出した後、その次に、自車位置を含むメッシュを基準として、進行方向に向かって隣接するメッシュを選択することを特徴とする交通情報提供方法。
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