JP2006085054A - 照明光学系及びそれを有する投射型画像表示装置 - Google Patents

照明光学系及びそれを有する投射型画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 被投射画面において均一な明るさを維持した状態で色むらやコントラストの改善など更なる高画質化を図ることができる照明光学系及びそれを有する投射型画像表示装置を提供する。
【解決手段】 光源部からの光を受光し、光軸と略直交する第1方向に配列された複数の第1レンズ素子を有する第1インテグレータと、前記第1方向と平行な方向に、前記第1レンズ素子に対応して配列され、前記第1インテグレータによって分割集光された個々の光束を取り込む複数の第2レンズ素子を有する第2インテグレータと、前記第2インテグレータを通過した光を集光する集光手段とを有し、被照明面を照明する照明光学系であって、前記集光手段によって集光された光束の一部を遮光する遮光板が配置されていることを特徴とする照明光学系を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般には、画像表示素子を用いた液晶プロジェクタ等の投射型画像表示装置に係り、特に、画像表示素子を照明する照明光学系及びそれを有する投射型画像表示装置に関する。
近年の液晶プロジェクタなどの投射型画像表示装置の普及により、投射型画像表示装置は高画質が益々要請されている。最近の偏光型の液晶プロジェクタは、照明光学系からの照明光を反射型液晶表示素子(又は反射型液晶パネル)で画像変調し、変調後の光を偏光ビームスプリッター(Polarizing Beam Splitter(以下、「PBS」と呼ぶ。))で検光して投射光学系に導光している(例えば、特許文献1を参照のこと)。かかる投射型画像表示装置はスクリーンに投射された画像が全体に渡って均一に近い明るさを有していることが重要である。
そこで、特許文献1は、照明光学系に2次元的(又はマトリックス状)にレンズ素子が配置された一対のハエの目レンズをランプの後段に配置した、いわゆるダブルインテグレータ構成を採用している。かかるダブルインテグレータ構成により、光源からの照明光の照度分布を2次元的に略均一にし、均一な照度分布で後段の反射型液晶表示素子を照明することができる。
その他の従来技術としては、特許文献2がある。
特開2004−12864号公報 特開平6−75200号公報
近年の高画質化の要請から色むらやコントラストを更に改善するために、本発明者は、特許文献2のように、2次元インテグレータではなく1次元インテグレータを使用することを検討した。かかる構成により、光線束の一断面方向の角度分布を押さえるために薄膜部品に起因する色むらを低減することができると共にコントラストを改善することができる。
しかしながら、特許文献2は、1次元インテグレータが屈折力を持たない断面はレンズセルの重畳的照明によって照度分布を均一化していないので、画像表示素子上での照度分布がランプの発光分布の劣化や異常に大きく影響される。
例えば、図11(a)に示すように、光源2がリフレクタ4の焦点位置にあるランプ1がある場合、図11(a)のA方向から見た発光分布は異常がなければ図11(b)のようになり、X軸に沿った光量分布は図11(c)のように略対称な2つの山形状となる。2つの山形状になるのは、光源2自身がリフレクタ4からの光の影となるからである。また、画像表示素子上のX軸に沿った面照度分布は図11(d)のようになる。
しかし、製造誤差又は経時的変化によって光源2がリフレクタ4の焦点位置からずれたり、光源2が劣化したりすると、図11(b)乃至(d)に示す状態から図12(a)乃至(c)に示す状態に変化することになる。ここで、図12(a)は、光源2がリフレクタ4の焦点位置から光軸に垂直な面マイナス側にずれた場合の発光分布であり、図12(b)はその場合のX軸に沿った光量分布であり、図12(c)は画像表示素子上のX軸に沿った面照度分布である。この結果、図12(c)に示すように、画像表示素子上及び被投射画面には照度ムラが発生してしまう。
そこで、本発明は、被投射画面において均一な明るさを維持した状態で色むらやコントラストの改善など更なる高画質化を図ることができる照明光学系及びそれを有する投射型画像表示装置を提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての照明光学系は、光源部からの光を受光し、光軸と略直交する第1方向に配列された複数の第1レンズ素子を有する第1インテグレータと、前記第1方向と平行な方向に、前記第1レンズ素子に対応して配列され、前記第1インテグレータによって分割集光された個々の光束を取り込む複数の第2レンズ素子を有する第2インテグレータと、前記第2インテグレータを通過した光を集光する集光手段とを有し、被照明面を照明する照明光学系であって、前記集光手段によって集光された光束の一部を遮光する遮光板が配置されていることを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、被投射画面において均一な明るさを維持した状態で更なる高画質化を図ることができる照明光学系及びそれを有する投射型画像表示装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例である照明光学系10について説明する。ここで、図1は、照明光学系10の単純化された光路図である。より詳細には、図1(a)は後述するインテグレータ12及び14がパワーを有するyz断面を示しており、図1(b)は、インテグレータ12及び14がパワーを有しないxz断面を示している。x軸は左右、y軸は上下、z軸は光軸方向を表し、xyの原点は光軸である。
照明光学系10は、図1に示すように、ランプ1(光源2及びリフレクタ4)からの光を受光して被照明面としての画像表示素子40を照明する光学系であり、第1インテグレータ12、第2インテグレータ14、第1の光束圧縮レンズ16、遮光板(又は絞り)20、コンデンサーレンズ30、第2の光束圧縮レンズ32を有する。ランプ1自体は照明光学系10の一部であってもよいし、一部でなくてもよい。
yz断面では光源2から射出された白色光は、リフレクタ4で反射し、第1インテグレータ12、第2インテグレータ14を通過する。その後、遮光板20、コンデンサーレンズ30を介して、画像表示素子40に入射する。yz断面では、第1の光束圧縮レンズ16と第2の光束圧縮レンズ32は屈折力は持っておらず、単なるガラスブロックと扱うことができる。第1インテグレータ12は光源2からの光束に基づいて第2インテグレータ14の近傍に複数の光源像を形成する。一方、第1インテグレータ12の各レンズセルは、第2インテグレータ14とコンデンサーレンズ30の作用で、被照明面である画像表示素子40と共役であり、各レンズセルはコンデンサーレンズ30によって重畳的に被照明面に結像される。
xz断面では、光源2から射出された白色光は、リフレクタ4で反射し、第1インテグレータ12に向かう。xz断面では第1インテグレータ12、第2インテグレータ14は屈折力は持っておらず、単なるガラスブロックとして扱うことができる。その後、第1の光束圧縮レンズ16、遮光板20、コンデンサーレンズ30、第2の光束圧縮レンズ32を介して、画像表示素子40に照明光が入射する。第1の光束圧縮レンズ16、コンデンサーレンズ30、第2の光束圧縮レンズ32は平行光を一定の瞳倍率で圧縮して射出する略アフォーカル系を構成するように配置されている。
遮光板20はインテグレータ11及び12のレンズセルの配列方向(Y方向)と直交する方向の光の集光位置近傍である第1の光束圧縮レンズ16の焦点位置近傍に配置されている。第1の光束圧縮レンズ16の焦点距離をfとした時、遮光板20は、第1の光束圧縮レンズ16の焦点位置(第1の光束圧縮レンズ16の主平面から第1の光束圧縮レンズ16の焦点距離だけ離れた位置、又は第1の光束圧縮レンズ16の光出射面から第1の光束圧縮レンズ16の焦点距離だけ離れた位置)か、その焦点位置からの光軸方向に沿った距離が0.3f以内(好ましくは0.15f以内)の位置に配置することが望ましい。図2に、遮光板20の拡大平面図を示す。遮光板20は、同図に示すように、開口部22と遮光部24とを有する。開口部22の開口形状は、後述するように、図2に示す形状に限定されるものではない。
遮光板20の作用を図3乃至図5を参照して詳細に説明する。遮光板20が配置されていない系では、図12に示すように光源2がリフレクタ4の焦点位置に対してずれると画像表示素子40上で左右の光量差が発生するが、遮光板20を設置することによって、図3に点線で示す状態から実線で示す状態に左右の光量差を緩和して均一化することができる。
このメカニズムを図4及び図5を参照して説明する。本実施例では、x方向に重畳的な照明をしていないため、x方向の照度分布はランプ1の発光分布に大きく影響される。ここで、図4(a)は光源2がリフレクタ4の焦点位置にある時の光路図であり、図4(b)はx方向マイナス側にずれた時の光路図である。図4(a)に示す状態では、光路はx方向のプラス側とマイナス側が対称である。これに対して、図4(b)に示す状態では、光源2がx方向にマイナス側にずれて光軸に対して垂直方向に放射される光Lを中心にして、プラス側は集光、マイナス側は発散というように非対称になる。このため、図12(a)及び(b)に示すような光量分布となり、画像表示素子40上の照度分布は図12(c)に示すようになる。
図5に光源2から画像表示素子40までの光路図を示す。図5(a)に示す実線は、光源2がリフレクタ4の焦点位置にある場合、点線は光源2がx方向マイナス側にずれた場合の光路を示している。x方向に関して、光源2と第1の光束圧縮レンズ16の焦点位置が略共役な関係にあるため、第1の光束圧縮レンズ16の焦点位置近傍の光路が光源2の位置ずれに合わせ片寄りができ、その大きく片寄った光が画像表示素子40マイナス側の光量アップに寄与している。そのため、図5(b)に示すように、x方向で光路を遮光する遮光板20を設置すると、画像表示素子40上で光量の高い側の光を遮断することができ、左右の光量を均一化することができる。
本実施例は、遮光部24を光軸から離れた位置に配置し、y方向にのみ重畳的な照明を行っている。即ち、図6(a)に示すように、ランプ1の発光分布を上下方向に並ぶ複数個の領域に分割し、それぞれを画像表示素子40上に重ね合わせることにより、略均一な照明を行えるようにしている。ランプ1の発光領域を約40mm×40mm、第2インテグレータ14が上下方向に4.5mmピッチで配列された9個のレンズで構成されているとすると、図6(b)に示すように、遮光部24は光軸から約9mmの距離bだけ離れた位置を中心に4.5mmの幅aの遮光とすることが好ましい。これは、図6(a)に示す部分6が画像表示素子40上で図6(c)に示す位置42近辺の画面上で明るさの極大値となる位置近傍の照明に大きく寄与しており、その部分の光を遮光することにより照度の大きな変化を無くしているからである。ここで、部分6は、光軸からY方向に±約9mmの位置近傍である。また、位置42は、投射される画像の横幅の約1/6の長さ分だけ端から中央に寄った位置、逆に言うと、投射される画像の中心から画像の横方向の幅の約1/3だけ左右方向にずれた位置である。画面中心から端に向かって光量が単調に増加するものは人間の目にとってはあまり違和感を感じないが、図3に示すように途中に光量の変曲点(又は極大値又は極小値)があるようなものは変曲点付近の傾きが大きいほど違和感となり、画質の劣化として認識する。そのため、図6(c)に示す位置42近傍の光量の変化を抑えることが好ましい。
遮光部24の高さや幅はこれに限られたものではない。第2インテグレータ14の上下の分割数、ピッチ、第1の光束圧縮レンズ16から第2の光束圧縮レンズ32の瞳の圧縮率等によって最適な遮光を設ければよい。例えば第2インテグレータ14のピッチが細かい時には、それに合わせ遮光部の幅を小さくするなどの手段が考えられる。また、遮光部24は第2インテグレータ14の上下各1個ずつに対応するものではなく、図7に示す遮光板20Aの遮光部24Aように各2個ずつに対応し、左右の光量差を緩和するエリアを増やしても構わない。ここで、図7は、遮光板20の変形例としての遮光板20Aの概略平面図である。遮光板20Aは、遮光板20と同様に、開口部22Aと遮光部24Aとを有する。
ここで、図6(b)又は図7に示したように、本実施例においては互いに異なる複数種の開口領域(開口部)を有する遮光板を用いることが可能である。その複数の遮光板の開口領域に関する共通点について以下に述べる。
インテグレートする方向(図中のY方向)を第1方向、第1方向及び光軸(照明光学系の光軸、及び/又はリフレクターの光軸)の両者に対して垂直な方向(図中にX方向)を第2方向とするとき、開口領域の前記第2方向の幅は、光軸位置から第1方向にそって遠ざかるに従って(図の+Y方向に進むに従って、又は−Y方向に進むに従って)、減少及び増加している。より詳細には、光軸位置から±Y方向に9mm移動した位置における第2方向の幅は、光軸位置における第2方向の幅に比べて減少しており、その後増加している構成とする。
さらに、この開口領域は、開口領域の、光軸位置における第2方向の幅をWaxis、光軸から第1方向に沿って所定距離L離れた位置における第2方向の幅をW1L、光軸から第1方向に沿って所定距離2×L(3/2×L)離れた位置における第2方向の幅をW2Lとするとき、Waxis>W1L<W2Lという関係を満たすL1が存在するような構成とすることが望ましい。ここで、L1は、図6(b)、図7において9mmとしている。勿論9mm以外の値であっても構わない。また、図6(b)、図7においては、+Y方向、−Y方向の両方向において、上記の式が成り立っているが、+Y方向、−Y方向のいずれかの方向にしか成り立たないような構成であっても構わない。
また、開口領域の、光軸位置における第1方向の幅をW1、光軸位置における第2方向の幅をW2とするとき、W1>W2であることが望ましい。
また、本実施例では、図6(b)や図7のように、ほぼ複数の直線のみで開口領域を囲っているが、勿論曲線のみで囲っても構わないし、直線と曲線を織り交ぜて囲っても構わない。
また、照明光学系10は、図8に示すように投射レンズ50を組み合わせて、投射型表示装置の一部として使用することができる。ここで、図8(a)は、投射型表示装置のYZ断面を示す単純化された光路図であり、図8(b)は、投射型表示装置のXZ断面を示す単純化された光路図である。図8においては、画像表示素子は1枚であるがこの限りではなく、色分解・合成素子を配置して、図10を参照して後述されるように、複数枚の画像表示素子を使用してもよい。
図8に示す実施例では、投射型表示装置は、制御部60、検出部62、駆動部64、アラーム66を有し、遮光板20を光路に対して着脱可能に構成している。検出部62は、画像表示素子40上の照度分布を検出するが、ランプ1の発光状態又は光量分布を検出してもよい。図11に示す状態ではランプ1は正常に動作しているので必ずしも遮光板20を挿入する必要がないため、本実施例では、ランプ1の異常を検出部62が検出した場合にのみ制御部60が、検出部62による検出結果に基づいて、遮光板20の光路に装着するように駆動部64を駆動制御する構成としている。
検出部62は、図12(b)又は(c)においてどちらの山が異常又は劣化しているのかを検出することができる。このため、別の実施例では、複数の種類の遮光板20を図示しないターレットなどに用意しておき、制御部60は、検出部62による検出結果に基づいて複数の種類の遮光板20のいずれかを光路に装着するように駆動部64を制御することができる。このような複数の種類の遮光板20の例を、図9(a)乃至図9(d)に示す。
図9(d)は、図12(b)に示すように、左側の山部が異常又は劣化した状態を補正するのに必要な開口部22Eと遮光部24Eとを有する遮光板20Eを示している。図9(c)は、右側の山部が異常又は劣化した状態を補正するのに必要な開口部22Dと遮光部24Dとを有する遮光板20Dを示している。図9(c)、(d)のように遮光部24は、レンズセルの配列方向に直交する方向に対称に配置されていなくてもよい。また、図3に示す点線から実線に補正する効果は減少するが、上下方向どちらかのみ遮光部がある形状でも構わない例えば、図9(a)や(b)に示す形状である。この場合、図3に示す点線から実線に補正する効果は半分となり、補正後の線は点線と実線の間になる。
制御部60は、ランプ1の劣化又は異常が大きければ遮光板20による補正を行わずにオペレータにランプ1を交換すべき旨の通知をアラーム66を介して行ってもよい。この場合、制御部60には図示しないメモリが接続され、メモリは交換すべき条件を格納し、制御部60は検出部62による検出結果とメモリ内の情報から遮光板20による補正を行うか、アラーム66を利用するかを決定することになる。
検出部62は、画像表示素子40上の照度分布の検出に限らず、投射レンズ50を通過した全面白色の投影画像(非図示)を検出しても構わない。
照明光学系10によれば、非対称な光源2の偏芯等で発生する照度ムラを緩和することが可能である。
以下、図10を参照して、本発明の一実施例の投射型画像表示装置としての液晶プロジェクタ100について説明する。ここで、図10は、液晶プロジェクタ100の概略ブロック図である。液晶プロジェクタ100は、図10に示すように、偏光光源部102と、ダイクロイックミラー104と、光生成部110と、光生成部130と、光合成プリズム150と、投射光学系160とを有する。
偏光光源部102は、図1等に記載した照明光学系が入るが、図10では省略した。ここで、偏光光源部102は、所定の偏光状態の照明光をダイクロイックミラー104に導光する機能を有し、光源側から投射光学系160に向かって光路に沿って、連続スペクトルで白色光を発光する光源と光を所定の方向に反射するリフレクタを含むランプと、光軸と垂直な所定の方向に複数の第1レンズ(好ましくはシリンドリカルレンズ)を配置した第1レンズアレイと、複数の第1レンズに対応して、所定方向に複数の第2レンズを配置した第2レンズアレイと、無偏光光を所定の偏光光に揃える偏光変換素子(偏光変換素子を所定方向に沿って複数配置した偏光変換素子アレイ)と、コンデンサーレンズと、折り曲げミラーと、フィールドレンズとを有する。
ダイクロイックミラー104は、可視光の特定波長域のみを反射し、他は透過する色分解用ミラーであり、本実施例では、赤色(R)及び青色(B)の波長領域の光を反射し、緑色(G)の波長領域の光を透過する。
光生成部110は、所定の偏光状態のRB光を光合成プリズム150に導光し、色選択性位相差板112a及び112bと、反射型液晶表示素子114a及び114bと、1/4波長板116a及び116bと、偏光ビームスプリッター(PBS)120とを有する。
色選択性位相差板112及び112baは、B光の偏光方向を90度変換し、R光の偏光方向は変換しない。反射型液晶表示素子114aは、入射するR光を画像変調してR用画像を反射する。反射型液晶表示素子114bは、入射するB光を画像変調してB用画像を反射する。1/4波長板116a及び116bは、直線偏光を楕円偏光(円偏光も含む)に、楕円偏光を直線偏光に変化させ、1/4波長板116aはR光用に設けられ、1/4波長板116bはB光用に設けられる。
PBS120は、P偏光を透過し、S偏光を反射する。PBS120は、RBの照明光が透過する端面121、反射型液晶表示素子114bに対してB光が透過する端面122、反射型液晶表示素子114aに対してR光が透過する端面123、RBの投射光が透過する端面124を有する。各端面(光通過面)121乃至124には、Rの波長領域及びBの波長領域(波長領域)それぞれに反射率の極小値がある分光反射特性を有する反射防止膜125が形成されている。
光生成部130は、所定の偏光状態のG光を光合成プリズム150に導光し、反射型液晶表示素子132と、1/4波長板134と、PBS140とを有する。
反射型液晶表示素子132は、入射光を画像変調してG用画像を反射する。1/4波長板134は、直線偏光を楕円偏光(円偏光も含む)に、楕円偏光を直線偏光に変化させ、G光用に設けられる。
PBS140は、P偏光を透過し、S偏光を反射する。PBS140は、Gの照明光が透過する端面141、反射型液晶表示素子134に対してG光が透過する端面142、Gの投射光が透過する端面143を有する。各端面(光通過面)141乃至143には、Gの波長領域に反射率の極小値がある分光反射特性を有する反射防止膜145が形成されている。
光源部102から投射光学系160に至る光束は反射型液晶表示素子114a、114b及び132において一番細くなるので、反射型液晶表示素子の近傍に配置したPBS120、140を色合成プリズム150よりも小さく構成している。
投射光学系(投射レンズ)160は、図示しないスクリーンにカラー画像を投射する。投射光学系160のFnoは、反射型液晶表示素子における回折や取り付け誤差による投射レンズの光軸と集光光学系の光軸のずれを考慮して照明系のFnoよりも明るく設定している。
本実施例の照明光学系10は、偏光光源部102から反射型液晶表示素子114aまでの光路、偏光光源部102から反射型液晶表示素子114bまでの光路、偏光光源部102から反射型液晶表示素子132までの光路にそれぞれ適用可能である。この場合、画像表示素子40は、反射型液晶表示素子114a、114b又は132となる。
以下、液晶プロジェクタ100の動作について説明する。
所定の方向に偏光状態が揃えられた白色光を放射する偏光光源202からの光はダイクロイックミラー104でBとRの光は反射し、Gの光は透過する。
ダイクロイックミラー104を反射したRとBの光は、色選択性位相差板112aに入射し、これにより、B光はP偏光として、Rの光はS偏光としてPBS120に入射する。PBS120においてR光は偏光分離面を反射して反射型液晶表示素子114aに至り、B光は偏光分離面を透過して反射型液晶表示素子114bに至る。この結果、2つの色光(RB)に分離される。
PBS120は、反射光に含まれるP偏光の純度と、透過光に含まれるS偏光の純度がほぼ等しくなるように調節されており、これにより、RとBのバランスが保たれ色再現性が確保される。
反射型液晶表示素子114aは、R光を画像変調して反射する。反射されたR光のS偏光成分は再び偏光分離面で反射され、光源側に戻され、投射光から除去される。一方、Rの反射光のP偏光成分はPBS120の偏光分離面を透過、検光され、投射光となる。
反射型液晶表示素子114bは、B光を画像変調して反射する。反射されたB光のP偏光成分は再び偏光分離面で透過され、光源側に戻され、投射光から除去される。一方、Bの反射光のS偏光成分はPBS120の偏光分離面を反射、検光され、投射光となる。
この結果、BとRの投射光は一つの光束に合成される。合成されたRとBの投射光は色選択性位相差板112bに入射する。色選択性位相差板112bはRの偏光方向のみを90度回転し、R、BともにS偏光としたのち、色合成プリズム150に入射し、偏光分離面で反射することでGの投射光と合成される。
Gの光路において、ダイクロイックミラー104を透過したG光はPBS140にS偏光として入射し、PBS140の偏光分離面で反射され、反射型液晶表示素子132に至る。反射型液晶表示素子132は、G光を画像変調して反射する。反射されたG光のS偏光成分は再び偏光分離面で反射され、光源側に戻され投射光から除去される。一方、Gの反射光のP偏光成分はPBS140の偏光分離面を透過、検光され、投射光となる。
PBS140は反射光のS偏光の純度が特に高い特性を有する反面、透過光に関しては偏光の純度が通常のPBSより若干劣る特性を有している。このような特性のPBSを用いる事によって、反射型液晶表示素子132によって反射され、PBS140を出射する光の少なくともP成分は、映像を表示するためのP成分となる。
PBS140を透過した光は、色合成プリズム150に対してはP偏光として入射し、不要な成分は除去され、投射光学系160へと至る。PBS120を射出するRBの光とPBS140を射出するG光は色合成プリズム150で合成されて投射光学系160へと至り、スクリーンなどに投影される。反射防止膜125及び145により、スクリーンには高画質(高コントラスト)の画像が投射される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本実施例では、色合成プリズム150は、RB光の反射光とG光の透過光を投射光学系160に導光しているが、RB光の透過光とG光の反射光を投射光学系160に導光してもよい。また、Bを単独光路にしてRGを共通光路にする構成でもいいし、クロスプリズムを用いた方式であってもよい。
本発明の一実施例の照明光学系の単純化された光路図である。 図1に示す照明光学系に使用される遮光板の概略平面図である。 図2に示す遮光板の効果を説明するためのグラフである。 図1に示す照明光学系の光源がリフレクタの焦点位置にある状態と焦点位置からからずれた状態における発光分布の変化を説明するための光路図である。 図1に示す照明光学系における遮光板の効果を説明するための光路図である。 図2に示す遮光板の形状を決定するための図である。 図2に示す遮光板の変形例の概略平面図である。 本発明の一実施例の投射型画像表示装置の単純化された光路図である。 図8に示す投射型画像表示装置に使用可能な遮光板の様々な形状を示す概略平面図である。 本発明の別の実施例の投射型画像表示装置の概略ブロック図である。 図1に示す照明光学系のランプが正常な場合の光量分布を示す図である。 図1に示す照明光学系のランプが異常な場合の光量分布を示す図である。
符号の説明
10 照明光学系
12 第1インテグレータ
14 第2インテグレータ
16 第1の光束圧縮レンズ
20、20A〜20E 遮光板
40 画像表示素子
50 投射レンズ
100 液晶プロジェクタ(投射型画像表示装置)
114a、114b、132 反射型液晶表示素子

Claims (16)

  1. 光源部からの光を受光し、光軸と略直交する第1方向に配列された複数の第1レンズ素子を有する第1インテグレータと、前記第1方向と平行な方向に、前記第1レンズ素子に対応して配列され、前記第1インテグレータによって分割集光された個々の光束を取り込む複数の第2レンズ素子を有する第2インテグレータと、前記第2インテグレータを通過した光を集光する集光手段とを有し、被照明面を照明する照明光学系であって、
    前記集光手段によって集光された光束の一部を遮光する遮光板が配置されていることを特徴とする照明光学系。
  2. 前記集光手段が、前記光軸と平行で前記第1方向と直交する第1平面において、前記第2インテグレータを通過した光を集光しており、
    前記遮光板が、前記集光手段による前記第1平面における集光位置近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載の照明光学系。
  3. 前記集光手段の前記第1平面における焦点距離をfとするとき、前記遮光板は、前記第2インテグレータを通過した光の前記第1平面における集光位置か、該集光位置からの前記光軸方向に沿った距離が0.3f以内の位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の照明光学系。
  4. 前記遮光板は、前記光軸上を含む開口領域を有しており、
    前記第1方向及び前記光軸と垂直な方向を第2方向とするとき、
    前記開口領域の前記第2方向の幅は、前記光軸位置から前記第1方向にそって遠ざかるに従って、減少及び増加することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の照明光学系。
  5. 前記遮光板は、前記光軸上を含む開口領域を有しており、
    前記第1方向及び前記光軸と垂直な方向を第2方向とするとき、
    前記開口領域の前記第2方向の幅は、前記光軸位置から前記第1方向にそって遠ざかるに従って、減少し、その後増加することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の照明光学系。
  6. 前記遮光板は、前記光軸上を含む開口領域を有しており、
    前記第1方向及び前記光軸と垂直な方向を第2方向、
    前記開口領域の、前記光軸位置における前記第2方向の幅をW11、
    前記開口領域の、前記光軸から前記第1方向に沿って所定距離L1離れた位置における前記第2方向の幅をW12、
    前記開口領域の、前記光軸から前記第1方向に沿って所定距離3/2×L1離れた位置における前記第2方向の幅をW13とするとき、
    W11>W12<W13
    という関係を満たすL1が存在することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の照明光学系。
  7. 前記遮光板は、前記光軸上を含む開口領域を有しており、
    前記第1方向及び前記光軸と垂直な方向を第2方向、
    前記開口領域の、前記光軸位置における前記第2方向の幅をW21、
    前記開口領域の、前記光軸から前記第1方向に沿って所定距離L2離れた位置における前記第2方向の幅をW22、
    前記開口領域の、前記光軸から前記第1方向に沿って所定距離2×L2離れた位置における前記第2方向の幅をW23とするとき、
    W21>W22<W23
    という関係を満たすL2が存在することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の照明光学系。
  8. 前記遮光板は、前記光軸上を含む開口領域を有しており、
    前記開口領域の、前記光軸位置における前記第1方向の幅をW1、
    前記開口領域の、前記光軸位置における前記第2方向の幅をW2とするとき、
    W1>W2
    であることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の照明光学系。
  9. 前記光源と前記遮光板が配置されている位置とは実質的に共役な関係であることを特徴とする請求項1記載の照明光学系。
  10. 前記遮光板が遮光する部分は、光軸方向と前記第1方向と直交する方向によって規定される座標系の前記光軸方向及び/又は前記第1方向と直交する前記方向に関して対称に配置されていることを特徴とする請求項1記載の照明光学系。
  11. 前記遮光板は、前記第1方向と直交する方向において前記レンズ素子のピッチで決定される開口形状を有することを特徴とする請求項1記載の照明光学系。
  12. 前記遮光板は、以下のような形状を有することを特徴とする請求項1記載の照明光学系

    又は、
  13. 請求項1乃至12のうちいずれか一項記載の照明光学系と、
    前記照明光学系によって照明され、前記光を画像変調する画像表示素子と、
    当該画像表示素子が画像変調した光を被投射面に投射する投射光学系とを有することを特徴とする投射型画像表示装置。
  14. 前記投射型画像表示装置は、前記光源部の発光状態又は前記画像表示素子上の照度分布を検出する検出部を更に有し、
    前記遮光板は前記光の光路に対して着脱可能に構成され、
    当該検出部による検出結果に基づいて前記遮光板の前記光路に対する着脱を制御する制御部とを有することを特徴とする請求項13記載の投射型画像表示装置。
  15. 前記遮光板は、光軸方向と前記第1方向と直交する方向によって規定される座標系において、前記第1方向に関して開口形状が反対方向に形成されている少なくとも2種類の遮光板を含み、
    前記制御部は、前記検出部による検出結果に基づいて前記2種類の遮光板のうちのいずれか一方を前記光路に対して着脱することを特徴とする請求項14記載の投射型画像表示装置。
  16. 前記制御部は、前記検出部の結果に基づいて、前記光源部を交換すべき旨の通知を行うことを特徴とする請求項13記載の投射型画像表示装置。
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