JP2006085048A - 画像形成装置 - Google Patents

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一之 塚本
Kenichi Kobayashi
健一 小林
Ryuichiro Maeyama
龍一郎 前山
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朋士 原
Koji Morofuji
康治 諸藤
Shinichi Tai
慎一 田井
Tsutomu Uko
勉 宇高
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Abstract

【課題】画像形成装置の異常に関する情報をユーザに提供する。
【解決手段】シート表面に画像を形成する画像形成部12と、画像形成部12へシートを供給するとともに、画像形成部12で画像が形成されたシートを排出する搬送手段と、シートの搬送時および画像形成部12による画像形成時の異常を検知する状態監視部20と、状態監視部20により検知された異常に関する情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段で取得した情報をシート付されたICタグに書き込むタグリーダ/ライタ30とを有する画像形成装置を提供する。この画像形成装置によれば、シートの搬送時および画像形成時に異常が発生した場合に、異常に関する情報を取得し、この情報がシートに埋め込まれる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置内で発生した異常の内容を記録する技術に関する。
紙詰まりをユーザに報知する機能を備えた画像形成装置が知られている。この画像形成装置においては、紙詰まりが発生した場合、画像形成装置がその発生箇所を特定し、警報音を発するとともに紙詰まりの発生箇所を表す情報を表示パネルに表示する。この機能によれば、ユーザが即座に紙詰まりの発生箇所を知ることができ、用紙の除去と画像形成装置の機能の回復を迅速に行うことができる。
しかしながら、画像形成装置で発生するトラブルは紙詰まり以外にも様々なものがある。例えば、異音、搬送遅れ、シートの折れ、カール、印字不良などである。このようなトラブルが発生した場合、再発を防止する手段を講じることが望まれるが、この種のトラブルは再現性が低いため、その原因を突き止める手段が乏しい。
ところで、特許文献1には、巻取り紙等のウェブに印刷を行った際に、印刷の不良箇所を検知して、その箇所にICタグを取り付け、ICタグに不良内容や不良範囲の長さなどの情報を記録する技術について記載されている。
特開2001−261191号公報
しかしながら、上記の従来技術を画像形成装置に適用したとしても、シートへの画像形成の不良に関する情報を記録することはできるが、異音や搬送遅れなどに関する情報を得ることはできず、課題を解決するには至らない。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、画像形成装置の異常に関する情報をユーザに提供することのできる技術の提供を目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、シート表面に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段へ前記シートを供給するとともに、前記画像形成手段で画像が形成されたシートを排出する搬送手段と、前記搬送手段による搬送時および前記画像形成手段による画像形成時の異常を検知する検知手段と、前記検知手段により検知された異常に関する情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得した情報を前記シートに埋め込む埋込手段とを有する画像形成装置を提供する。
上記の画像形成装置によれば、シートの搬送時および画像形成時に異常が発生した場合に、異常に関する情報を取得し、この情報がシートに埋め込まれる。
上記の画像形成装置において、前記埋込手段は、シートに付されたICタグに前記情報を書き込むことが好ましい。また、前記埋込手段は、不可視の記録材を用いて前記情報を前記シートに書き込むものでもよい。
上記の画像形成装置において、前記埋込手段は、前記シートの搬送路上の複数箇所に設けられていることが好ましい。さらに、前記埋込手段は、画像形成に用いる最小サイズのシートの短辺の長さ以下の間隔で前記搬送路上に設けられていることが好ましい。あるいは、前記埋込手段は、前記ICタグに非接触で前記情報を書き込むためのタグライタであり、該タグライタは、前記ICタグに前記情報を書き込むことの可能な最大の離間距離以下の間隔で前記搬送路上に設けられていてもよい。この構成によれば、シートが画像形成装置のいかなる場所で停止してもシートに情報を埋め込むことができる。
また、前記埋込手段の近傍に設けられ、前記シートが通過したことを検知するセンサと、前記センサにより前記シートの通過が検知された際に、該シートが所定の時刻に通過したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記シートが所定の時刻よりも送れて通過したと判定された場合に、搬送不良の発生を示すデータを生成して出力する搬送不良報知手段とを有する構成とすることも好ましい。これによって、シートの搬送遅れの発生が報知される。
また、前記シートに前記情報が埋め込まれているか否かを判定し、埋め込まれている場合にはそのシートを排出する異常シート排出部を有する構成とすることも好ましい。
また、前記画像形成手段による画像形成以前に前記検知手段により異常が検知された場合には、前記画像形成手段による画像形成を行わない構成とすることも好ましい。
また、前記搬送手段で搬送されてきたシートの種類を判別する判別手段と、前記情報取得手段で取得された情報、および前記判別手段で判別された当該シートの種類を対応付けて記憶する記憶手段と、前記判別手段により判別されたシートの種類が前記記憶手段に記憶されているのと同一種類であると判定された場合には、該シートの搬送を停止し、搬送の停止を示すデータを生成して出力する停止報知手段とを有する構成とすることも好ましい。
本発明によれば、画像形成装置の異常に関する情報をユーザに提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
<構成>
図1は、本発明の第1実施形態における画像形成装置10の構成を示す図である。画像形成装置10は、スキャナにより光学的に読み取った画像に基づいてシート表面に画像を形成する複写機、あるいは、外部から供給されたデータに基づいてシート表面に画像を形成するプリンタ、あるいはその両方の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置10は、大別して、給紙部11、画像形成部12、排紙部13、状態監視部20からなる。給紙部11は、図示せぬ給紙トレイを備え、画像形成に用いるシートを画像形成部12に供給する。画像形成部12は、例えば電子写真方式によりシート表面に画像を形成する機能を有する。排紙部13は、画像形成部12により画像が形成されたシートを排紙トレイに排出する。状態監視部20は、画像形成装置10各部の動作を監視し、トラブル(異常)が発生した場合にはそのトラブルに関する情報を収集する。この情報は、後述する各種の方法によりシートに埋め込まれる。
図2は、画像形成装置10の電気的構成を示す図である。ROM(Read Only Memory)102には、画像形成装置10の動作を制御するためのプログラムが記憶されている。CPU(Central Processing Unit)101は、このプログラムをROM102から読み出して実行することにより画像形成装置10の動作を制御する。RAM(Random Access Memory)103はCPU101がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
タグ取付部14は、画像形成部12によって画像形成がなされたシートにICタグを取り付ける機能を有している。図6は、タグ取付部の構成を示す図である。タグ取付部は、接着剤を収容するタンク141、接着剤を吐出するノズル142、複数個のICタグを格納するホルダ143、ICタグを取り付ける取付装置144から構成されている。シートがタグ取付部14の位置に搬送されてくると、シートの所定の位置にノズル142により接着剤が吐出され、シートに接着剤が塗布される。次に、接着剤が塗布された部分が取付装置144の直下に位置するようにシートが移動される。そして、取付装置144によってホルダ143から1個のICタグが取り出され、接着剤が塗布された部分にICタグが圧着される。
このICタグは、外部装置との間で非接触式でデータの授受を行う、いわゆる無線ICタグである。ICタグは、書き込まれたデータを保持する不揮発性の半導体メモリ、コイル状のアンテナ等からなり、外部の機器との間でマイクロ波、誘導電磁界等を用いて通信を行うことができる。
タグリーダ/ライタ30は、画像形成装置10内部のシートの搬送路上に設けられている。タグリーダ/ライタ30は、搬送路上に一定間隔にて複数設けられている。タグリーダ/ライタ30の設置間隔は、画像形成に用いられる最小サイズのシートの短辺の長さに基づいて定められている。例えば、最小サイズがJIS(日本工業規格)B5版であるとすると、当該サイズのシートの短辺の長さである182mm間隔でタグリーダ/ライタ30が設けられている。
次に、状態監視部20について説明する。図1には状態監視部20の構成が示されている。搬送状態監視装置21は、シートの搬送が正常なタイミングで行われているか否かを監視する。図4は搬送状態監視装置21の構成の一例を示す図である。この例においては、給紙部11からのシートの送り出しの監視を行っている。給紙トレイ111には複数枚のシートが積み重ねられて収容されており、最上位のシートに圧接された給紙ローラ112が回転駆動されることによって、シートが1枚ずつ給紙トレイから送り出される。
給紙ローラ112によって送り出されたシートは、搬送ローラ113と分離ローラ114とが形成するニップ部に進入していく。搬送ローラ113はシートを給紙トレイ111から送り出す方向に、分離ローラ114はシートを押し戻す方向に回転駆動されている。分離ローラ114には図示せぬトルクリミッタが設けられており、駆動モータによる回転方向と逆方向のトルクが所定値を越えた場合、逆回転するようになっている。この所定値は、シートがニップ部に1枚だけ進入した場合にシートから分離ローラ114に働く摩擦力によるトルクを下回る値に設定されている。これによって、分離ローラ114は、シートの送り出しに従動して逆回転する。また、この所定値は、シートがニップ部に2枚以上進入した場合に、シート間の摩擦力によるトルクを上回る値に設定されている。これによって、分離ローラ114は、シート間の摩擦力に打ち勝って、下層のシートを給紙トレイ111に押し戻すことができる。
搬送ローラ113の下流側には、重送センサ116が設けられている。重送センサ116は、重送、すなわち、複数枚のシートが重なったまま送られてきたことを検知する。シートセンサ117は、例えば光学的なセンサであり、シートが所定の位置を通過したことを検知する。マイク118は、シートの搬送中に発生する異音を検知するためのものである。
上記の例では、給紙部11付近の搬送状態を監視するための構成を示したが、給紙部11付近以外の搬送路上に同様の装置を設けることにより搬送路各部における搬送状態を監視するようにしてもよい。
マシン状態監視装置22は、画像形成装置10の各部にマイク、温度センサ、電圧計、電流計などを設け、画像形成装置10各部における異音の発生、温度の異常、電圧・電流の異常などを検知する。
図5に、画像品質監視装置23の構成を示す。画像品質監視装置23は、画像形成が正常に行われているか否かを監視する装置である。画像品質監視装置23は、画像形成部12の下流側に設けられており、シート表面に形成された画像を読み取るスキャナ231を備えている。画像形成部12からシートが画像品質監視装置23に送られてくると、スキャナ231がシート上の画像を読み取って画像データを生成し、この画像データを画像処理部232へ供給する。画像品質判定装置233は、この画像データと画像形成に用いられた書込み画像データとを比較し、画像の品質を判定する。これによって、例えば、画像が形成されていない、画像の濃度が所定の濃度と異なる、などのトラブルが検知される。
図3(a)に媒体品質監視装置24の構成を示す。シートの搬送路上に複数のセンサからなるセンサアレイが設けられている。各センサは、例えば、一対の光源と受光部とからなり、光源と受光部との間隙をシートが通過する際、シートが光路を遮ることによって光が遮断され、この光の遮断によってシートの通過を検知する。また、同図に示されているように、複数のセンサがシートの搬送方向に直交する向きに一列に配列されており、これらのセンサの出力に基づいてシートの形状を検知することが可能となっている。図3(b)は、シートの形状に応じたセンサ出力の例を示す図である。シートの通過していない時間帯においては、センサの出力はL(ロー)レベルとなり、シートがセンサの位置を通過している時間帯には、センサの出力はH(ハイ)レベルとなる。CP101は、各センサの出力を検知することによってシートの形状を検知する。また、同図にはシートの前端部の一角が欠けている例を示しているが、この場合、センサAの出力がセンサB、Cよりも遅れて立ち上がることになる。CPU101は、この遅れを検知することによって、シートに欠け、折れ、カール等の破損があることを検知する。
<動作>
次に、上述の画像形成装置10の動作について説明する。図7は、画像形成装置10の動作のフローを示す図である。まず、画像形成装置10には電源が投入されており、CPU101がプログラムを実行している。
ステップA01では、シートの搬送が開始される。具体的には、給紙ローラ112により1枚のシートが給紙トレイから搬送路上に送り出される。
ステップA02では、シートの搬送が終了したか否かをCPU101が判定する。搬送の終了とは、給紙部11からシートが送り出されて、画像形成部12を経て排紙トレイに排出されたことを意味する。搬送が終了した場合には処理を終了する。搬送が終了していない場合には、ステップA03に進む。
ステップA03では、CPU101は、シートの搬送及び画像形成の過程においてトラブルが発生したか否かを一定時間間隔で判定する。トラブルが発生していない場合には、ステップA02にもとる。トラブルが発生した場合には、ステップA04に進む。
ステップA04では、タグリーダ/ライタ30によりマイクロ波または誘導電磁界を放射する。ICタグからの応答がある場合には、シートにICタグが付されていることになるからICタグの取り付けを行わず、ステップA06に進む。ICタグからの応答がない場合には、シートにICタグが付されていないことになるから、ステップA05に進み、タグ取付部14によりICタグの取り付けを行う。
ステップA06では、シートに付されたICタグにタグリーダ/ライタ30により、トラブルに関する情報を書き込む。ここで、トラブルに関する情報とは、トラブルの種類、発生時刻、発生場所、給紙トレイから発生場所までの通過経路、画像形成の有無、画像形成された面の方向などである。また、ネットワークを介して画像データを受信した場合には、その画像データの送信元の通信アドレスも記録する。また、機内温度、定着温度、シート破損の有無、当該画像形成装置10のプリント枚数、搬送パラメータなども記録することが好ましい。
ステップA07では、当該シートが搬送可能か否かをCPU101が判定する。搬送可能か否かの判定は以下のとおりである。搬送遅れ以外のトラブルが発生した場合には、搬送可能と判断し(ステップA07:YES)、そのまま搬送を続行し、排紙トレイに排出する(ステップA08)。搬送遅れの場合にのみ、搬送不能と判断し(ステップA07:NO)、搬送を停止する。この場合には、ジャムが発生したことを示すメッセージを生成し、画像形成装置10が備える表示パネルにこのメッセージを表示することにより、ユーザにジャムを報知する(ステップA10)。
ステップA09では、画像形成装置10に備えられている表示パネルなどにより、トラブルが発生したことを示すメッセージを生成し、このメッセージを表示パネルに表示する。
上記のようにして、トラブルに関する情報がシートに付されたICタグに書き込まれる。ユーザあるいはサービスマンがタグリーダを用いてICタグから情報を読み取って解析することにより、トラブルの原因の究明に用いることができる。
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置のトラブルに関する情報がシートに埋め込まれるから、この情報を確実に記録することができる。また、画像形成装置の保守を行うサービスマンがこの情報を解析することによって、トラブルの原因を究明することができる。また、シートに情報を埋め込む埋込手段が搬送路上に複数設けられているから、ジャムによってシートの搬送が停止された場合であっても、シートに情報を埋め込むことができる。シートに埋め込まれた情報を取り出して解析することによって、画像形成装置のトラブルの原因の究明に用いることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態においては、画像形成装置10にトラブルが発生した場合に、画像形成の中止が可能か否かを判断し、中止可能である場合には、画像形成を行わないことを特徴とする。
図8は、本実施形態における画像形成装置10の動作のフローを示す図である。ここでは、第1実施形態と異なる部分について説明する。
ステップB01からB03は第1実施形態のステップA01からA03と共通である。ステップB04では、画像形成の中止が可能か否かをCPU101が判定する。画像形成の中止が可能な場合とは、トラブルが発生した時点において画像形成部12によるシートへの画像の転写が行われる以前の段階であることを意味する。画像形成の中止が可能である場合(ステップB04:YES)には、画像形成装置10は画像形成部12の画像形成機能を停止する。あるいは、迂回路が設けられている場合はシートを迂回路に誘導するなどして、シートに画像形成を行わないようにする(ステップB05)。画像形成の中止が可能でない場合(ステップB04:NO)には、ステップB06に進む。
ステップB06からB12の処理は、第1実施形態におけるステップA04からA10の処理と共通である。
以上説明したように本実施形態においては、トラブル発生時に画像形成の中止が可能な場合には画像形成を行わない。このことの利点は以下のとおりである。画像形成装置がトラブルを起こした場合、画像形成装置の製造者あるいはサービス会社のサービスマンに保守・点検を依頼することが多い。この場合、トラブルに関する情報が埋め込まれたシートからサービスマンが情報を取り出して解析するが、この際、シートに画像形成がなされていると、この画像を見られてしまう。機密性の高い情報が書き込まれている場合には、機密事項の漏洩につながるおそれがあり、好ましくない。トラブルが発生した場合にシートに画像形成を行わないことにより、このような機密事項の漏洩を防止するこができる。また、画像の形成されていない白紙のシートが排出されれば、ユーザに対して、トラブルの発生を認識させる効果があり、これによって、ユーザがそのシートを廃棄せずに保管することを促すことができるようになる。
<変形例>
以上説明した形態に限らず、本発明は種々の形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形した形態でも実施可能である。
上記の実施形態では、シートにICタグを取り付け、取り付けられたICタグに情報を書き込む例を示したが、先にICタグに情報を書き込み、情報の書き込まれたICタグをシートに取り付けるようにしてもよい。
上記の実施形態では、ICタグに情報を書き込むことによってシートに情報を埋め込む例を示したが、不可視の記録材を用いてシートに情報を書き込むようにしてもよい。不可視の記録材は、可視光を透過し、赤外線、紫外線など特定波長の光を吸収する特性を有するインク、トナー等である。このような不可視の記録材を用いて不可視マークを形成すると、可視光を照射した場合には可視光を透過するため、不可視マークが形成されている部分と形成されていない部分とが同様に光を反射し、その結果、不可視マークは視認されない。赤外線や紫外線を照射した場合には、不可視マークが形成されている部分で赤外線や紫外線が吸収されるから、不可視マークが視認される。トラブルに関する情報をバーコードに変換し、このバーコードを不可視の記録材を用いてシートに書き込むことによって、専用の読取装置で読み取り可能となる。また、ユーザにとって余計な情報を視認させることなく情報を埋め込むことができる。
上記の実施形態においては、最小サイズのシートの短辺の長さ以下の間隔でタグリーダ/ライタを設ける例を示したが、ICタグに情報を書き込むことの可能な最大の離間距離以下の間隔でタグリーダ/ライタを設けるようにしてもよい。この場合も、シートが搬送路上のどの位置で停止したとしても、トラブルに関する情報をICタグに書き込むことが可能となる。
埋込手段(タグリーダ/ライタまたは不可視の記録材による記録装置)の近傍にシートの通過を検知するセンサを設け、このセンサをシートの搬送不良の検知に用いてもよい。この場合、各センサ位置におけるシートの通過予定時刻が予めわかっているから、この時刻よりもシートの通過が遅れた場合は、搬送遅れが生じたと判定することができる。このようにして搬送不良を検知した後、搬送不良を表すメッセージを表示パネルに表示することにより、ユーザに搬送不良を報知することができる。
トラブルが発生した場合に、トラブルに関係したシートを特定の場所に排出するようにしてもよい。この場合、通常の排紙トレイとは別の排紙トレイを設ける、あるいは、画像形成装置内部に専用の排紙部を設けるなどして、トラブルに関する情報の埋め込まれたシートを区別して排出する。このようにすれば、通常の画像形成がなされたシートとトラブルに関する情報の埋め込まれたシートとを分別する必要がなく、また、トラブルに関する情報を確実にユーザに提供することができるようになる。
シートの種類を判別する判別手段を設け、トラブルが発生した場合に、トラブルに関する情報とシートの種類とを画像形成装置内の記憶装置に記憶させておき、その後、記憶されているのと同一の種類のシートが搬送されてきた場合にそのシートの搬送を停止し、搬送の停止を表すメッセージを表示パネルに表示させるようにしてもよい。このようにすれば、前回と同様のトラブルを未然に回避することができる。
画像形成装置10の構成を示す図である。 画像形成装置10の電気的構成を示す図である。 媒体品質監視装置24の構成を示す図である。 搬送状態監視装置21の構成を示す図である。 画像品質監視装置23の構成を示す図である。 タグ取付部14の構成を示す図である。 画像形成装置10の動作のフローを示す図である。 画像形成装置10の動作のフローを示す図である。
符号の説明
10…画像形成装置、11…給紙部、12…画像形成部、13…排紙部、20…状態監視部、102…ROM、101…CPU、103…RAM、14…タグ取付部、30…タグリーダ/ライタ、20…状態監視部、21…搬送状態監視装置、22…マシン状態監視装置、23…画像品質監視装置、24…媒体品質監視装置。

Claims (10)

  1. シート表面に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段へ前記シートを供給するとともに、前記画像形成手段で画像が形成されたシートを排出する搬送手段と、
    前記搬送手段による搬送時および前記画像形成手段による画像形成時の異常を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された異常に関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段で取得した情報を前記シートに埋め込む埋込手段と
    を有する画像形成装置。
  2. 前記埋込手段は、シートに付されたICタグに前記情報を書き込むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記埋込手段は、不可視の記録材を用いて前記情報を前記シートに書き込むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記埋込手段は、前記シートの搬送路上の複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記埋込手段は、画像形成に用いる最小サイズのシートの短辺の長さ以下の間隔で前記搬送路上に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記埋込手段は、前記ICタグに非接触で前記情報を書き込むためのタグライタであり、該タグライタは、前記ICタグに前記情報を書き込むことの可能な最大の離間距離以下の間隔で前記搬送路上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記埋込手段の近傍に設けられ、前記シートが通過したことを検知するセンサと、
    前記センサにより前記シートの通過が検知された際に、該シートが所定の時刻に通過したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記シートが所定の時刻よりも送れて通過したと判定された場合に、搬送不良の発生を示すデータを生成して出力する搬送不良報知手段と
    を有する請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記シートに前記情報が埋め込まれているか否かを判定し、埋め込まれている場合にはそのシートを排出する異常シート排出部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段による画像形成以前に前記検知手段により異常が検知された場合には、前記画像形成手段による画像形成を行わないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記搬送手段で搬送されてきたシートの種類を判別する判別手段と、
    前記情報取得手段で取得された情報、および前記判別手段で判別された当該シートの種類を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記判別手段により判別されたシートの種類が前記記憶手段に記憶されているのと同一種類であると判定された場合には、該シートの搬送を停止し、搬送の停止を示すデータを生成して出力する停止報知手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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