JP2006083906A - 流体の漏れ止め方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性よく流体(気体又は液体)の漏出を完全に止めることができる漏れ止め方法を提供する。
【解決手段】リーク発生箇所3に、接着剤4により閉止可能部材5を開状態で接着し、接着剤4が硬化するまでの間、該閉止可能部材5からの流体の放出を許容し、接着剤4の硬化後に、閉止可能部材5を閉止状態とする。その閉止可能部材5は、例えば、ハンドル付きのバルブが好ましい。また、接着剤4としては、硬化後、金属に似た硬化物となるエポキシ系金属補修用充填接着剤等が好ましく、例えば、スリーボンド2082B(商品名)等を用いることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体の漏れ止め方法に係り、例えば、変電所等に設けられる絶縁開閉装置に封入されている流体(ガス)や、その他の工場設備や化学プラント等の配管やタンク内に収納されている各種流体(気体、液体)の漏れ止め方法に関する。
例えば、変電所の高電圧回路に設けられる遮断器や断路器等は、高い絶縁性が求められるため、通常、絶縁性の高い流体(SF6 )が封入された絶縁開閉装置内に収納される。このような絶縁開閉装置(又はその配管等)にピンホールや亀裂等が発生した場合には、絶縁性能が低下するため、従来では、リークが発生した箇所を、一定時間後に固形化する漏れ防止用の接着剤で塞ぐようにしていた。
ちなみに、圧縮空気等の保守用ガスが充填されている通信ケーブルの心線工事を実施する際に、ケーブルから流出するガスを止めるために、一定時間後に固形化する液状混和物等で作成した密閉栓をケーブル心線に取り付けた後、ガス止め用テープをケーブル外被に巻き付けることで、ガス止めを行うようにしたガス止め方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、このようなガス止め方法は、絶縁開閉装置や一般の配管やタンク等からのガス漏れには適用できない。
実開平9−90号公報
上述のように、絶縁開閉装置に発生したピンホールを接着剤で直接塞ぐ方法では、接着剤が固化するまでに時間がかかる難点があった。しかも、早く漏れ止めしようとして、接着剤が固化していない状態で施工すると、ガス圧によって接着剤の柔らかい部分に漏れたガスが移動して接着剤に漏れ孔が形成されてしまい充分な閉止ができないこともあり、作業性がよくなかった。また、このようなガス止め方法は、配管やタンク等からの液体の漏れ止めには適用できない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、作業性よく流体(気体又は液体)の漏出を完全に止めることができる漏れ止め方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の流体の漏れ止め方法は、リーク発生箇所3に、接着剤4により閉止可能部材5を開状態で接着し、接着剤4が硬化するまでの間、該閉止可能部材5からの流体の放出を許容し、接着剤4の硬化後に、前記閉止可能部材5を閉止状態とすることを特徴とする。
このような方法によれば、接着剤4が硬化するまでの間、閉止可能部材5からの流体の放出が許容されるため、流体圧の影響を受けることなく作業性よく閉止可能部材5の接着作業を行うことができ、接着剤4の硬化後に、閉止可能部材5を閉止状態とすることで、流体漏れを完全に止めることができる。その接着剤(又は、コーキング剤)4としては、硬化後、金属に似た硬化物となるエポキシ系金属補修用充填接着剤等が好ましく、例えば、スリーボンド2082B(商品名)等がある。
(2)前記閉止可能部材5は、ハンドル付きのバルブであってもよい。このようにすれば、接着剤4の硬化後に、ハンドルを操作することによって、バルブを容易かつ確実に閉止状態とすることができる。なお、この方法は流体圧が比較的に高い場合に好適である。
(3)前記閉止可能部材5は、柔軟性のあるチューブであってもよい。このようにすれば、接着剤4の硬化後に、チューブをクリップ等で挟み付けることで、チューブを容易かつ確実に閉止状態とすることができる。なお、この方法は流体圧が比較的に低い場合に好適である。
本発明の流体の漏れ止め方法は、リーク発生箇所に、接着剤により閉止可能部材を開状態で接着し、接着剤の硬化後に閉止可能部材を閉止するので、作業性よく流体の漏出を完全に止めることができる。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係る流体の漏れ止め方法について図面を参照しつつ詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は、流体の漏れ止め方法を実施するための説明図で、符号1はガス又は水や油等の流体が封入されている機器(例えば、ガス封入機器)、2は配管、3は配管2に発生したリーク発生箇所(ピンホール又は小孔等)、4は接着剤で、例えば、エポキシ系金属補修用充填接着剤等が好ましく、例えば、スリーボンド2082B(二液混合タイプ、商品名)等を用いることができる。5はバルブ(本発明の閉止可能部材)で、接着剤4によって固定されるバルブ本体6と、そのバルブ本体6に取り付けられたハンドル7とからなる。
本実施の形態では、配管2にリークが発生した場合について説明する。この場合、まず、接着剤4は、本剤と硬化剤とを混合して練り、ある程度粘度が高くなったときに、図示のように、リーク発生箇所3の周囲に接着剤4を塗り付けてバルブ5を開状態として接着剤4に埋設する。このとき、バルブ本体6の入口をリーク発生箇所3に対応させる。また、接着剤4が充分に硬化するまで、バルブ5を安定に保持できるように、針金等(図示省略)でバルブ本体6を配管2に縛りつけて固定するのが好ましい。
接着剤4が硬化するまでの間は、機器1の内圧によって、リーク発生箇所3から漏出した流体が開状態のバルブ5を経由して外部に放出されるため、流体の内圧の影響で接着剤4が変形したりリーク発生箇所3が拡大するような不具合は発生しなくなる。そして、所定時間が経過した後に、接着剤4が充分に硬化した時点で、ハンドル7を操作してバルブ5を閉止状態(閉栓状態)にすることによって、流体の漏出を完全に止めることができる。このように、本実施の形態では、作業性よく、流体を完全に封止することができる。
漏れ止めの対象となる流体は、絶縁開閉装置に使用されるSF6 ガスの他、空気や酸素ガス、炭酸ガス、その他、燃料ガス等の気体、や水、油等の液体であってもよい。また、毒性のある流体や引火性のある流体については、例えば、バルブ5の吐出口にビニール袋や適当な容器等を接続して、接着剤4が硬化するまでの間、該閉止可能部材5から放出させる流体を、外部に放出させることなく容器等に収納すればよい。
〔実施の形態2〕
図2は、流体の漏れ止め方法を実施するための説明図で、この場合、本発明の閉止可能部材5として、柔軟性のあるチューブを用いている。なお、前実施の形態と同一又は同等部材については、同一符号を付し、その説明を省略する。この例では、リーク発生箇所3の周囲に接着剤4を塗り付けて、チューブ5の一端開口をリーク発生箇所3に対応させて他端側が接着剤4から所定長さ(例えば、10cm程度)だけ突出するようにして、そのチューブ5を接着剤4に埋設する。
この場合においても、接着剤4が未硬化の状態では、機器1の内圧によって、リーク発生箇所3から漏出した流体が開状態のチューブ5を経由して外部に放出されるため、流体の内圧の影響で接着剤4が変形したり接着剤4に漏れ孔が形成されるような不具合は発生しない。そして、所定時間が経過した後に、接着剤4が充分に硬化した時点で、突出しているチューブ5をクリップ(図示省略)で挟み付けて閉止状態(閉栓状態)にすることにより、流体の漏出を完全に止めることができる。このように、本実施の形態においても、作業性よく、流体を完全に封止することができる。
本発明の実施の形態1に係る流体の漏れ止め方法の説明図である。 同実施の形態2に係る流体の漏れ止め方法の説明図である。
符号の説明
3…リーク発生箇所、4…接着剤、5…閉止可能部材

Claims (3)

  1. リーク発生箇所(3)に、接着剤(4)により閉止可能部材(5)を開状態で接着し、接着剤(4)が硬化するまでの間、該閉止可能部材(5)からの流体の放出を許容し、接着剤(4)の硬化後に、前記閉止可能部材(5)を閉止状態とすることを特徴とする流体の漏れ止め方法。
  2. 前記閉止可能部材(5)は、ハンドル付きのバルブであることを特徴とする請求項1に記載の流体の漏れ止め方法。
  3. 前記閉止可能部材(5)は、柔軟性のあるチューブであることを特徴とする請求項1に記載の流体の漏れ止め方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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