JP2020102998A - クロージャ及びクロージャの作製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス漏洩および浸水が発生しにくいクロージャを提供する。【解決手段】クロージャを構成する部品間の接合面の少なくとも一部に塗布された気密部材または水密部材17を備え、気密部材または水密部材17は、クロージャに接する第1層と大気に接する第2層を有し、第1層を形成する際に塗布する第1の気密性材料または水密性材料は、第2層を形成する際に塗布する第2の気密性材料または水密性材料よりも硬化前の粘性が低く、第2層を形成する際に塗布する第2の気密性材料または水密性材料は、硬化後に弾性を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、メタルケーブルの接続部を収納するクロージャの技術に関する。
地下設備内に配設される通信用の地下メタルケーブルの接続部は高気密構造のクロージャで囲って保護される。さらに、通信ビルから地下メタルケーブルおよびクロージャにガス(乾燥空気)を供給して内圧を高めることで、マンホールや管路の水没時にもクロージャ内への水の侵入を防いでいる。
地下メタルケーブルの保守では、クロージャ内に圧力発信機を設置し、ガスの圧力を監視する。ガス漏洩が検知されると、ガス漏洩が疑われる場所へ出向き、ガス漏洩箇所を補修する。
特開平7−107652号公報
地下メタルケーブルネットワークの経年劣化や施工不良により、クロージャからガスが漏洩する事象が頻発している。ガス漏洩により地下メタルケーブルおよびクロージャの内圧が低下すると、漏洩点から水が浸入し、絶縁不良が生じて通信断につながる。ガス漏洩を検知すると、現地に赴いてクロージャを修理しなければならないため、作業員の緊急稼動が生じてしまう。今後、保守稼動の平準化を進めるためには、ガス漏洩リスクの高いクロージャを中心に、予防保全的な手段を講じていくことが望ましい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ガス漏洩が発生しにくいクロージャおよびクロージャ内圧が低下した場合にも浸水しにくいクロージャを提供することを目的とする。
本発明に係るクロージャは、メタルケーブルの接続部を収納するクロージャであって、当該クロージャを構成する部品間の接合面に塗布された気密部材または水密部材を備え、前記気密部材または水密部材は、当該クロージャに接する第1層と大気に接する第2層を有し、前記第1層に用いる第1材料は前記第2層に用いる第2材料よりも硬化前の粘性が低く、前記第2材料は硬化後に硬化後の前記第1材料よりも弾性を有することを特徴とする。
本発明に係るクロージャの作製方法は、メタルケーブルの接続部を収納するクロージャの作製方法であって、当該クロージャを構成する部品を組み立てて前記メタルケーブルの接続部を収納した後に、前記部品間の接合面に対して気密部材または水密部材を塗布する工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、ガス漏洩が発生しにくいクロージャおよびクロージャ内圧が低下した場合にも浸水しにくいクロージャを提供することができる。
本実施形態のクロージャの構成を示す斜視図である。 端面板の構成を示す平面図である。 クロージャに気密部材または水密部材を塗布する工程を示すフローチャートである。 端面板に第1の気密性材料または水密性材料を塗布する様子を示す図である。 端面板に第2の気密性材料または水密性材料を塗布する様子を示す図である。 気密部材または水密部材塗布後の端面板の様子を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態のクロージャの構成を示す斜視図であり、図2は、ケーブルが接続された端面板の構成を示す平面図である。
クロージャは、通信用のケーブルC1とケーブルC2の接続部を収納するものであり、例えば、地下設備内に配置される。通信ビルからケーブルC1内にガスが供給されて、クロージャ内はガスで充満する。クロージャは、ガスが外部に漏洩しないように、完全に密封される。クロージャからケーブルC2を介して下流側にもガスが供給される。
図1,2に示すクロージャは、円筒形状のスリーブ本体11、クロージャの両端でケーブルC1,C2のそれぞれを把持する端面板12、クロージャを側面方向から押圧して固定する複数のステンレスバンド14、およびクロージャを構成する部品間の接合面に塗布された気密部材または水密部材17を備える。
スリーブ本体11は、上下2つの半円筒形状のスリーブ本体11A,11Bを組み合わせて構成される。スリーブ本体11A,11Bの合わせ目には、スリーブガスケット(図示せず)が配置される。図示していないが、スリーブ本体11に、クロージャ内のガス圧を測定する圧力測定器を取り付けるためのバルブを備えてもよい。
端面板12は、ケーブルC1,C2を通すための開口部12Cを備え、上下2つの半円状の端面板12A,12Bを組み合わせて構成される。端面板12は、通すケーブルC1,C2の数やサイズに応じたものを任意に選択して用いる。例えば、接続部においてケーブルを2つに分岐する場合、分岐側には、2つの開口部を備える端面板を用いる。
ケーブルC1,C2は、エアタイトテープ(図示せず)が巻き付けられて、開口部12Cにおいて把持される。端面板12A,12Bは、ケーブルC1,C2を把持した状態でネジ13で固定される。端面板12の開口部12Cは、ズレを防止するピン15を挿入するための複数の貫通孔12Dを備える。開口部12Cには、様々な径のケーブルC1,C2に対応できるように、複数の位置でピン15を挿入するための複数の貫通孔12Dが形成されている。本実施形態のクロージャでは、ピン15は、頭部が開口部12Cの外周から飛び出した状態で固定される。
ステンレスバンド14は、スリーブ本体11の外周に巻きつけられ、ネジ(図示せず)で締め付けられる。ステンレスバンド14は、スリーブ本体11の外周を押圧して固定する。
気密部材または水密部材17は、開口部12C内のケーブルC1,C2を把持する部分、スリーブ本体11A,11Bの合わせ目、端面板12A,12Bの合わせ目、およびスリーブ本体11と端面板12との合わせ目に塗布されている。ケーブルC1,C2の把持部においては、ケーブルC1,C2に保護ビニルテープを巻いた上で、ピン15を含めた開口部12C内の空間全体に気密部材または水密部材17が注入されている。スリーブ本体11A,11Bの合わせ目においては、合わせ目の両側に枠16を取り付け、気密部材または水密部材17が垂れ落ちることを防止している。枠16は、ステンレスバンド14間に取り付けられる。なお、図1,2では端面板12A,12Bの合わせ目およびスリーブ本体11と端面板12の合わせ目に塗布した気密部材または水密部材は図示していない。
気密部材または水密部材17は、クロージャに接する薄膜形成層(第1層)および第2層は大気に接する強化層(第2層)からなる。第1層を形成する際に塗布する材料は、第2層を形成する際に塗布する材料よりも硬化前の粘性が低い。第2層を形成する際に塗布する材料は、硬化後に、硬化後の薄膜形成層よりも弾性を有する材料を用いる。気密部材または水密部材17の第1層に粘性が低い材料を用いることで、微細な空隙にも気密部材または水密部材17が入り込み、気密性を高めることができる。気密部材または水密部材17の第2層に硬化後に弾性を有する材料を用いることで、気密部材または水密部材17の機械的振動への耐性を確保できる。気密性の材料としては、例えば、エポキシ樹脂系、ホットメルト、コーキング剤等を用いることができる。第1層および第2層からなる気密部材または水密部材17は、クロージャの63.7kPaの内圧に耐えるに十分な接着性を有していればよい。
クロージャを構成する部品間の接合面の全てに気密部材または水密部材17が塗布されることが望ましいが、接合面の少なくとも一部に気密部材または水密部材17が塗布されてもよい。地下設備に配設されたケーブルC1,C2は、温度変化により伸縮したり、地上の道路の車両通行により振動したりするため、主にケーブルC1,C2を把持する部分(特にエアタイトテープ)が劣化し、把持部からガスが漏洩することが多い。そのため、少なくともケーブルC1,C2の把持部に気密部材または水密部材17を塗布することが望ましい。
次に、クロージャの組み立ておよび気密部材または水密部材の塗布について説明する。
ケーブルC1,C2それぞれの端面板12を取り付ける箇所にエアタイトテープを巻き付ける。エアタイトテープを巻き付けた箇所が開口部12Cで把持されるように端面板12A,12Bを接合し、ネジ13を締めてケーブルC1,C2それぞれに端面板12を取り付ける。端面板12A,12Bを接合した後、端面板12それぞれの外周に端面板ガスケットを取り付ける。
端面板12の下側にスリーブ本体11Bをあてがい、ケーブルC1,C2の接続部をスリーブ本体11Bに収納し、スリーブ本体11A,11Bの合わせ目にスリーブガスケットを取り付けて、スリーブ本体11Aをスリーブ本体11Bにかぶせる。
ステンレスバンド14をスリーブ本体11の外周に巻き付け、ステンレスバンド14のネジを締める。
以上の工程でケーブルC1,C2の接続部を収納したクロージャを組み立てることができる。クロージャを組み立てた後、ガスが漏洩しやすい箇所に気密部材または水密部材を塗布する。
図3は、クロージャに気密部材または水密部材を塗布する工程を示すフローチャートである。新たに組み立てたクロージャだけでなく、既に使用されていたクロージャにも同様に気密部材または水密部材を塗布することができる。気密部材または水密部材を塗布する前には、クロージャにガスを封入した後、石けん液を用いてガス漏洩の有無を確認する。ガス漏洩があったときは、ガス漏洩箇所を補修する。
洗浄剤で気密部材または水密部材を塗布する箇所の汚れを落とし、クロージャを洗浄する(ステップS1)。ピン15およびケーブルC1,C2の汚れも拭き取る。石けん液および水分も十分に除去する。
ケーブルC1,C2およびピン15を保護ビニルテープあるいはシリコンテープなどの養生テープを用いて養生する(ステップS2)。ケーブルC1,C2は、ケーブルC1,C2とエアタイトテープとの境目から養生テープを半重ねで巻いて約5cm程度養生する。ピン15は、上部に養生テープを一周巻いて養生する。ピン15は、養生テープを巻いた部分が貫通孔12D内に入らず、頭部が露出した状態となる。または、ピン15の上部を切断しても良い。ネジ13の穴に気密部材または水密部材が侵入しないようにネジ13を養生してもよい。
続いて、気密部材または水密部材を塗布する箇所に、プライマーやシーラーなどの表面改質剤を塗布する(ステップS3)。クロージャの材料であるポリエチレンは気密部材または水密部材が着きにくいため、表面改質剤を塗布し、接着性を良くする。あるいは、ヤスリ等でクロージャの表面の粗化してもよいし、表面を粗化後に表面改質剤を塗布してもよい。また、スリーブ本体11A,11Bの合わせ目の両側に枠16を取り付けてもよい。枠16は、ステンレスバンド14に重ならないように、ステンレスバンド14間の長さに整形する。表面改質剤を塗布後、約10分程度乾燥させる。
続いて、第1層を形成する第1の気密性材料または水密性材料をクロージャを構成する部品間の接合面に塗布する(ステップS4)。具体的には、2液を混合して第1の気密性材料または水密性材料を調合し、刷毛を用いて、エアタイトテープT、ピン15、端面板12、スリーブ本体11、およびケーブルC1,C2に第1の気密性材料または水密性材料を塗布する。混合する2液は予め別々の着色顔料で着色しておくことで、混合した際に十分に混合されたことを確認しやすくしてもよい。図4では、刷毛を用い、エアタイトテープT、ケーブルC1を養生した保護ビニルテープ、および開口部12C内のピン15に第1の気密性材料または水密性材料を塗布している。第1層を形成する第1の気密性材料または水密性材料は硬化前の粘性が低いので刷毛を用いて第1の気密性材料または水密性材料を塗布する。図4に示したケーブルC1,C2の把持部だけでなく、端面板12A,12Bの合わせ目、スリーブ本体11A,11Bの合わせ目、および端面板12とスリーブ本体11との合わせ目にも第1の気密性材料または水密性材料を塗布する。
最後に、第2層を形成する第2の気密性材料または水密性材料をクロージャを構成する部品間の接合面に塗布する(ステップS5)。具体的には、袋内で2液を混合してよく揉み第2の気密性材料または水密性材料を調合する。混合する2液は予め別々の着色顔料で着色しておくことで、混合した際に十分に混合されたことを確認しやすくしてもよい。コーンノズルを袋に取り付け、図5に示すように、開口部12C内のエアタイトテープTの直近で第2の気密性材料または水密性材料を注入する。開口部12C内の空間全体を埋め尽くすように第2の気密性材料または水密性材料を充填する。硬化前の第2の気密性材料または水密性材料の粘性は第1の気密性材料または水密性材料の粘性よりも高く、例えばマヨネーズ程度の粘性がある。気泡が残る等、第2の気密性材料または水密性材料の充填が不十分な場合にはガス漏洩の予防効果が低減するので、第2の気密性材料または水密性材料の充填状態を、ピン15を挿入していない貫通孔12Dから確認する。貫通孔12Dから第2の気密性材料または水密性材料が流れ出ることが確認できれは、第2の気密性材料または水密性材料は十分に充填されている。第2の気密性材料または水密性材料はヘラを用いて整形する。図5に示したケーブルC1,C2の把持部だけでなく、端面板12A,12Bの合わせ目、スリーブ本体11A,11Bの合わせ目の枠16内、および端面板12とスリーブ本体11との合わせ目にも第2の気密性材料または水密性材料を塗布する。
図6に気密部材または水密部材塗布後の端面板の様子を示す。ケーブルC1に保護ビニルテープを巻き、ピン15は上部を飛び出させた状態で、気密部材または水密部材17を塗布している。気密部材または水密部材17をケーブルC1に保護ビニルテープを巻いた上に塗布することで、気密部材または水密部材17のケーブルC1への接着面積を制御でき、解体性が担保される。ピン15の頭部を飛び出させることで、クロージャを解体する際、ピン15の頭部と端面板12とが干渉せず、ピン15の頭部を容易に切断可能となる。解体時には、ネジ13を外し、ピン15の頭部を切断した上で、端面板12A,12Bをジャッキで分割する。ケーブルC1に塗布された気密部材または水密部材17は、ケーブルC1に巻いた保護ビニルテープを剥ぎ取ることで除去できる。
以上の工程により、部品間の接合面を補強したクロージャを作製することができる。
次に、補強したクロージャの解体について説明する。
枠16を外してスリーブ本体11A,11Bの合わせ目の気密部材または水密部材17を除去し、端面板12とスリーブ本体11との合わせ目の気密部材または水密部材を除去する。そして、ステンレスバンド14を緩めてスリーブ本体11から外し、スリーブ本体11A,11Bを分割する。これで、端面板12をスリーブ本体11から外すことができる。
端面板12A,12Bの合わせ目の気密部材または水密部材を除去する。ピン15に巻いた保護ビニルテープを外し、ピン15の頭部を切断する。ネジ13を緩めて端面板12A,12Bを分割する。これで、ケーブルC1,C2を端面板12から外すことができる。
ケーブルC1,C2に巻いた保護ビニルテープを外し、ケーブルC1,C2の把持部の気密部材または水密部材を除去する。
以上の工程により、補強したクロージャを解体できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、クロージャを構成する部品間の接合面の少なくとも一部に塗布された気密部材または水密部材17を備え、気密部材または水密部材17は、クロージャに接する第1層と大気に接する第2層を有し、第1層を形成する際に塗布する第1の気密性材料または水密性材料は、第2層を形成する際に塗布する第2の気密性材料または水密性材料よりも硬化前の粘性が低く、第2層を形成する際に塗布する第2の気密性材料または水密性材料は、硬化後に弾性を有することにより、接合面の微細な空隙にも気密部材または水密部材17が入り込み、気密性または水密性を高めることができるとともに、気密部材または水密部材17の機械的振動への耐性を確保できる。
本実施形態によれば、気密部材または水密部材17を塗布する前に表面改質剤を塗布することにより、気密部材または水密部材17のクロージャへの接着性を良くできる。
本実施形態によれば、ケーブルC1,C2とエアタイトテープとの境目から養生テープを巻いた上に、気密部材または水密部材17を塗布することで、ケーブルC1,C2への気密部材または水密部材17の接着面積を制御し、解体性を担保できる。ピン15の頭部を飛び出させることで、クロージャを解体する際、ピン15の頭部を容易に切断可能となる。
11,11A,11B…スリーブ本体
12,12A,12B…端面板
12C…開口部
12D…貫通孔
13…ネジ
14…ステンレスバンド
15…ピン
16…枠
17…気密部材または水密部材
C1,C2…ケーブル
T…エアタイトテープ

Claims (5)

  1. メタルケーブルの接続部を収納するクロージャであって、
    当該クロージャを構成する部品間の接合面に塗布された気密部材または水密部材を備え、
    前記気密部材または水密部材は、当該クロージャに接する第1層と大気に接する第2層を有し、
    前記第1層に用いる第1材料は前記第2層に用いる第2材料よりも硬化前の粘性が低く、
    前記第2材料は硬化後に硬化後の前記第1材料よりも弾性を有する
    ことを特徴とするクロージャ。
  2. メタルケーブルの接続部を収納するクロージャの作製方法であって、
    当該クロージャを構成する部品を組み立てて前記メタルケーブルの接続部を収納した後に、前記部品間の接合面に対して気密部材または水密部材を塗布する工程を有する
    ことを特徴とするクロージャの作製方法。
  3. 前記気密部材または水密部材を塗布する工程は、第1材料を塗布する工程と、前記第1材料を塗布後に第2材料を塗布する工程を有し、
    前記第1材料は前記第2材料よりも硬化前の粘性が低く、
    前記第2材料は硬化後に硬化後の前記第2材料よりも弾性を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のクロージャの作製方法。
  4. 前記気密部材または水密部材を塗布する工程の前に、前記気密部材または水密部材を塗布する面を粗化する工程と前記気密部材または水密部材を塗布する面に表面改質剤を塗布する工程の少なくともいずれかを有する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のクロージャの作製方法。
  5. 前記気密部材または水密部材を塗布する工程の前に、前記メタルケーブルの前記気密部材または水密部材を塗布する部分に養生テープを巻く工程を有する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のクロージャの作製方法。
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