JP2006083588A - 通穴部材 - Google Patents

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Takao Takekoshi
孝雄 竹越
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Abstract

【課題】通穴体と周鍔体とのスポット溶接による固着が外れ易いという不都合を解決する通穴部材の提供。
【解決手段】
周鍔体3は周鍔部3a及び側壁部3bからなり、通穴体2の側壁部2aを周鍔体の側壁部に嵌合すると共に通穴体の側壁部と周鍔体の側壁部とを同時湾曲圧着成形により固着する。
【効果】製作が容易となり、量産が容易となって製作コストを低減することができ、耐久性を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は例えば、一般家庭で用いられる流し排水口用ゴミ受け、笊、茶漉し、蒸し器等の通穴体及び周鍔体からなる通穴部材に関するものである。
従来、この種の通穴部材として、複数個の通穴をもつ穴開板や複数個の通穴をもつ網状体からなる通穴体の上部周縁部に周鍔体を取り付けてなる構造のものが知られている。
特開平5−222752号公報 特開平10−33398号公報 特開2002−306351
しかしながら上記従来構造の場合、通穴体と周鍔体とをスポット溶接により固着した構造であり、このため、外れ易いことがあるという不都合を有している。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、流し排水口用ゴミ受け、笊、茶漉し等の通穴体及び周鍔体からなる通穴部材であって、上記周鍔体は周鍔部及び側壁部からなり、該通穴体の側壁部を上記周鍔体の側壁部に嵌合すると共に該通穴体の側壁部と該周鍔体の側壁部とを同時湾曲圧着成形により固着してなることを特徴とする通穴部材にある。
又、請求項2記載の発明は、上記湾曲部は断面略S字状にして環状に形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3記載の発明は、上記通穴体の側壁部を上記周鍔体の側壁部に外嵌合し、該通穴体の側壁部の外周面にリング板を外嵌合し、該リング板と該通穴体の側壁部と該周鍔体の側壁部とを同時湾曲圧着成形により固着してなることを特徴とするものである。
又、請求項4記載の発明は、上記同時湾曲圧着成形は、周側面に環状凸部をもつ成形凸ロール及び周側面に環状凹部をもつ成形凹ロールによる回転ロール成形であることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の発明は、上記通穴体は複数個の通穴をもつ穴開板からなることを特徴とするものであり、又、請求項6記載の発明は、上記通穴体は複数個の通穴をもつ網状体からなることを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、上記周鍔体は周鍔部及び側壁部からなり、通穴体の側壁部を上記周鍔体の側壁部に嵌合すると共に通穴体の側壁部と周鍔体の側壁部とを固着してなるから、上記通穴体と周鍔体との接合部位が周鍔体の側部位置となり、このため、例えば、流し排水口に配置されるゴミ受けに適用した場合にあっては、排水及び汚物が周鍔体の周鍔部から側壁部を介して通穴体へと円滑に流れることになり、又、茶漉しに適用した場合にあっては、お湯が周鍔体の周鍔部から側壁部を介して通穴体へと円滑に流れることになり、更に、通穴体の側壁部を上記周鍔体の側壁部に嵌合すると共に通穴体の側壁部と周鍔体の側壁部とを同時湾曲圧着成形により固着してなるから、製作が容易となり、量産が容易となって製作コストを低減することができ、しかも、同時湾曲圧着成形による環状の湾曲部の存在により通穴体と周鍔体との離脱を良好に防止することができ、耐久性を高めることができる。
又、請求項2記載の発明は、上記湾曲部は断面略S字状にして環状に形成されているから、通穴体と周鍔体との離脱を確実に防止することができ、耐久性を高めることができる。
又、請求項3記載の発明にあっては、上記周鍔体は周鍔部及び側壁部からなり、通穴体の側壁部を上記周鍔体の側壁部に嵌合すると共に通穴体の側壁部と周鍔体の側壁部とを固着してなるから、上記通穴体と周鍔体との接合部位が周鍔体の側部位置となり、このため、例えば、流し排水口に配置されるゴミ受けに適用した場合にあっては、排水及び汚物が周鍔体の周鍔部から側壁部を介して通穴体へと円滑に流れることになり、又、茶漉しに適用した場合にあっては、お湯が周鍔体の周鍔部から側壁部を介して通穴体へと円滑に流れることになり、更に、通穴体の側壁部を上記周鍔体の側壁部に嵌合すると共に通穴体の側壁部と周鍔体の側壁部とを同時湾曲圧着成形により固着してなるから、製作が容易となり、量産が容易となって製作コストを低減することができ、しかも、同時湾曲圧着成形による環状の湾曲部の存在により通穴体と周鍔体との離脱を良好に防止することができ、耐久性を高めることができる。上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができ、更に、リング板の存在により通穴体と周鍔体とを強固に固着することができる。
又、請求項4記載の発明にあっては、上記同時湾曲圧着成形は、周側面に環状凸部をもつ成形凸ロール及び周側面に環状凹部をもつ成形凹ロールによる回転ロール成形であるから、通穴体と周鍔体との固着を一層容易に行うことができ、又、請求項5記載の発明にあっては、上記通穴体は複数個の通穴をもつ穴開板からなるので、流し排水口用ゴミ受け、蒸し器等に適用することができ、又、請求項6記載の発明にあっては、上記通穴体は複数個の通穴をもつ網状体からなるので、茶漉し、笊等に適用することができる。
図1乃至図8は本発明の実施の形態例を示し、図1乃至図4は本発明の実施の第一形態例、図5は本発明の実施の第二形態例、図6は本発明の実施の第三形態例、図7、図8は本発明の実施の第四形態例である。
図1乃至図4の本発明の実施の第一形態例において、1は通穴部材であって、この場合、流し排水口に配置されるゴミ受けであって、複数個の通穴F1をもつ穴開板Fからなるステンレス製の容器状の通穴体2及びステンレス製の周鍔体3からなり、この周鍔体3は周鍔部3a及び側壁部3bからなり、側壁部3bに成型後に取手杆Hが取り外し自在に挿通架設され、この通穴体2の側壁部2aを上記周鍔体3の側壁部3bに内嵌合すると共に通穴体2の側壁部2aと周鍔体3の側壁部3bとを同時湾曲圧着成形4により固着して構成している。
この場合、図4の如く、上記同時湾曲圧着成形4は、周側面に環状凸部5aをもつ成形凸ロール5及び周側面に環状凹部6aをもつ成形凹ロール6を相互に異方向に回転させると共に通穴部材1を回転させて通穴体2の側壁部2a及び周鍔体3の側壁部3bを挟圧して断面略S字状にして環状の湾曲部Mを形成する回転ロール成形が用いられている。
この実施の第一形態例においては、上記周鍔体3は周鍔部3a及び側壁部3bからなり、通穴体2の側壁部2aを上記周鍔体3の側壁部3bに嵌合すると共に通穴体2の側壁部2aと周鍔体3の側壁部3bとを固着してなるから、上記通穴体2と周鍔体3との接合部位が周鍔体3の側部位置となり、このため、例えば、流し排水口に配置されるゴミ受けに適用した場合にあっては、排水及び汚物が周鍔体3の周鍔部3aから側壁部3bを介して通穴体2へと円滑に流れることになり、又、茶漉しに適用した場合にあっては、お湯が周鍔体3の周鍔部3aから側壁部3bを介して通穴体2へと円滑に流れることになり、更に、通穴体2の側壁部2aを上記周鍔体3の側壁部3bに嵌合すると共に通穴体2の側壁部2aと周鍔体3の側壁部3bとを同時湾曲圧着成形4により固着してなるから、製作が容易となり、量産が容易となって製作コストを低減することができ、しかも、同時湾曲圧着成形4による環状の湾曲部Mの存在により通穴体2と周鍔体3との離脱を良好に防止することができ、耐久性を高めることができる。
この場合、上記湾曲部Mは断面略S字状にして環状に形成されているから、通穴体2と周鍔体3との離脱を確実に防止することができ、耐久性を高めることができる。
又、この場合、上記同時湾曲圧着成形4は、周側面に環状凸部5aをもつ成形凸ロール5及び周側面に環状凹部6aをもつ成形凹ロール6による回転ロール成形であるから、通穴体2と周鍔体3との固着を一層容易に行うことができ、又、この場合、上記通穴体2は複数個の通穴F1をもつ穴開板Fからなるので、流し排水口用ゴミ受けに適用することができる。
図5の第二形態例は別例構造を示し、この場合、通穴体2の側壁部2aを上記周鍔体3の側壁部3bに外嵌合すると共に通穴体2の側壁部2aと周鍔体3の側壁部3bとを同時湾曲圧着成形4により固着して構成している。
図6の第三形態例は別例構造を示し、この場合、通穴体2の側壁部2aを高さの低い周鍔体3の側壁部3bに外嵌合すると共に通穴体2の側壁部2aと周鍔体3の側壁部3bとを同時湾曲圧着成形4により固着して構成している。
この第二、第三形態例にあっては、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができる。
図7、図8の第四形態例は別例構造を示し、この場合、複数個の通穴B1をもつ網状体Bからなる通穴体2の側壁部2aを上記周鍔体3の側壁部3bに外嵌合し、通穴体2の側壁部2aの外周面にリング板Nを外嵌合し、リング板Nと通穴体2の側壁部2aと周鍔体3の側壁部3bとを同時湾曲圧着成形4により固着して構成している。
この第四形態例にあっては、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができると共にリング板Nにより通穴体2と周鍔体3とを強固に固着することができる。
又、この場合、上記通穴体2は複数個の通穴B1をもつ網状体Bからなるので、茶漉し、笊等に適用することができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、通穴体2、周鍔体3の構造、形態、材質等は適宜変更して設計されるものである。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
本発明の実施の第一形態例の全体側面図である。 本発明の実施の第一形態例の全体平面図である。 本発明の実施の第一形態例の部分拡大断面図である。 本発明の実施の第一形態例の製造工程説明図 本発明の実施の第二形態例の部分拡大断面図である。 本発明の実施の第三形態例の部分拡大断面図である。 本発明の実施の第四形態例の全体側面図である。 本発明の実施の第四形態例の部分拡大断面図である。
符号の説明
F 穴開板
M 湾曲部
B 網状体
1 通穴部材
2 通穴体
2a 側壁部
3 周鍔体
3a 周鍔部
3b 側壁部
4 同時湾曲圧着成形

Claims (6)

  1. 流し排水口用ゴミ受け、笊、茶漉し等の通穴体及び周鍔体からなる通穴部材であって、上記周鍔体は周鍔部及び側壁部からなり、該通穴体の側壁部を上記周鍔体の側壁部に嵌合すると共に該通穴体の側壁部と該周鍔体の側壁部とを同時湾曲圧着成形により固着してなることを特徴とする通穴部材。
  2. 上記湾曲部は断面略S字状にして環状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の通穴部材。
  3. 上記通穴体の側壁部を上記周鍔体の側壁部に外嵌合し、該通穴体の側壁部の外周面にリング板を外嵌合し、該リング板と該通穴体の側壁部と該周鍔体の側壁部とを同時湾曲圧着成形により固着してなることを特徴とする請求項1又は2記載の通穴部材。
  4. 上記同時湾曲圧着成形は、周側面に環状凸部をもつ成形凸ロール及び周側面に環状凹部をもつ成形凹ロールによる回転ロール成形であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通穴部材。
  5. 上記通穴体は複数個の通穴をもつ穴開板からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通穴部材。
  6. 上記通穴体は複数個の通穴をもつ網状体からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通穴部材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101671253B1 (ko) * 2015-07-16 2016-11-18 주식회사 뉴텍정공 싱크대 배수망과 그 제조방법 및 제조장치
KR102383960B1 (ko) * 2021-03-16 2022-04-08 주식회사 뉴텍정공 배수망 자동제조시스템
CN115041927A (zh) * 2022-07-02 2022-09-13 深圳市裕盛兴五金制品有限公司 一种锷铁一体结构冲压生产工艺

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