JP3485899B2 - 排水漏れ防止装置 - Google Patents

排水漏れ防止装置

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JP3485899B2 JP2001030732A JP2001030732A JP3485899B2 JP 3485899 B2 JP3485899 B2 JP 3485899B2 JP 2001030732 A JP2001030732 A JP 2001030732A JP 2001030732 A JP2001030732 A JP 2001030732A JP 3485899 B2 JP3485899 B2 JP 3485899B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は下水管と排水管とを
接続するアダプターを形成する排水漏れ防止装置、より
詳しくは下水管がつまった場合等で排水が逆流してきた
ときに、排水が下水管と排水管とを接続するアダプター
から漏出することを可及的に防止するための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、排水が逆流してきた場合排水が下
水管と排水管の接続部分から漏れることを防止するため
に、下水管と排水管とを接続するアダプターの内周面に
略半周にわたりに複数列の凸部を設けると共に、該凸部
と凸部の間に複数列の凹部を内周面の略半周にわたり設
けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図9は従来例の実施状
態を示す縦断面図である。
【0004】従来例に係るアダプター17は、下水管1
8と内接する口径の大きい円筒部19と、排水管20と
内接する口径の小さい円筒部21が一体成形されてい
る。そして、排水管18と接する円筒部21の内周面に
は略半周にわたり凸部22が複数列設けられており、且
つ該凸部22と凸部22との間には複数列の凹部23が
内周面の略半周にわたり設けられている。
【0005】従来例に係るアダプター17では、蛇腹状
の排水管20の凸条20aが該アダプター17の凹部2
3にはまり込み、また排水管20の凹部20bにアダプ
ター17の凸部22がはまり込むことで排水が排水管2
0の蛇腹部分の外周を伝って外部に漏れてくるのを防止
していた。
【0006】ところが、従来例では排水管20の口径が
小さい場合にはアダプター17に設けた凸部22と凹部
23が排水管20の蛇腹部分の凹部20bと凸条20a
に隙間なくはまり込むことができず、よって排水が排水
管の蛇腹部分を伝って逆流してくることを効果的に防止
することができなかった。
【0007】そこで、本発明は排水管の口径が小さい場
合であっても排水の逆流を効果的に防止できる排水漏れ
防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の排水漏れ防止装置は、内周面にネジ溝
1が設けてある円筒形部材Aと、円筒形部材Aに設けた
ネジ溝1と噛み合うネジ溝2を上部外周面に設けると共
に、下部内周面に鍔部3を、中央部外周面に鍔部4を有
する円筒形部材Bと、円筒体の下半部内周を下方で拡開
するテーパー面に形成し円筒形部材Bの上部開口に摺動
可能に嵌合する押圧部材Cと、蛇腹状排水管5の凸条5
aに嵌合する螺旋状の凹部6aまたは6bを内周面に、
上端から中央部にかけては正面視した状態で右上りに中
央部から下端にかけては正面視した状態で左上りに、あ
るいは上端から中央部にかけては正面視した状態で左上
りに中央部から下端にかけては正面視した状態で右上り
に設けると共に、上半部外周面がその上端から中央部に
向かって膨出するテーパー形状を有し、且つ、その下端
が円筒形部材Bの鍔部3に当接する形態で使用される円
筒形の弾性部材Dで構成した。
【0009】尚、円筒形部材Aと押圧部材Cとを上記の
ように分離せず一体に成形することもできる。
【0010】また、請求項2記載の排水漏れ防止装置
は、弾性部材Dに代え、その外周面が下方に向かって拡
径するテーパー形状を有すると共に、その内周面に螺旋
状の凹部7を、正面視した状態で右上りあるいは左上り
の一方向に設けた弾性部材Eを用いるものであり、該弾
性部材Eを請求項1記載の排水漏れ防止装置に使用す
る。
【0011】また、請求項3記載の排水漏れ防止装置
は、内壁8及び外壁9の二重構造を有する円筒体であつ
て、外壁9の内周面にネジ溝10が設けてある円筒形部
材Fと、円筒形部材Fに設けたネジ溝10と噛み合うネ
ジ溝11を上部外周面に設けると共に、中央部内周面が
下部に向かって縮径するテーパー形状を有し、また中央
部外周面に鍔部12を有する円筒形部材Gと、円筒形部
材Gと、螺旋状ではなく各々が独立したリング状を呈す
る凸条5cを有する排水管5との間に介在させ、下部外
周面を下方で縮径するテーパー面に形成した円筒体の内
周面が平滑な、又は排水管5の凸条5cに嵌合する凹部
13を有する弾性部材Hとから成り、円筒形部材Fに設
けた内壁8の下端面でワッシャWを介して弾性部材Hを
押し下げ、弾性部材Hを円筒形部材Gの中央部テーパー
面に圧接することにより弾性部材Hを排水管5に水密に
圧着させる。
【0012】更に、請求項4記載の排水漏れ防止装置
は、円筒形部材Fに設けたネジ溝10と噛み合うネジ溝
14を上部外周面に有すると共に中央部内周面に弾性部
材Hの下端面と圧着する形態で使用する鍔部15を、中
央部外周面に鍔部16を有する円筒形部材Iを、円筒形
部材Gに代えて使用する。
【0013】以下、かように構成される排水漏れ防止装
置が如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しな
がら述べる。
【0014】図1は請求項1記載の排水漏れ防止装置の
使用状態を示す一部縦断面図であり、図2は弾性部材D
の正面視した状態での縦断面図であり、図3は弾性部材
Eの正面視した状態での縦断面図であり、図4は他の弾
性部材Eの正面視した状態での縦断面図であり、図5は
請求項1記載の他の排水漏れ防止装置の使用状態を示す
一部縦断面図であり、図6は請求項3記載の排水漏れ防
止装置の使用状態を示す一部縦断面図であり、図7は他
の弾性部材Hの縦断面図であり、図8は請求項4記載の
排水漏れ防止装置の使用状態を示す一部縦断面図であ
る。
【0015】図1及び図2に示すように請求項1記載の
排水漏れ防止装置では、弾性部材Dの凹部6に排水管5
の凸条5aが嵌まり込む形で装備されている。つまり弾
性部材Dには螺旋状の凹部6aまたは6bが設けられて
いることから、弾性部材Dを排水管5へ回転させ、ある
いは排水管5を弾性部材Dへ回転させることで、凹部6
aまたは6bに凸条5aが嵌まり込む形で弾性部材Dを
装備することが可能となるのである。そして、円筒形部
材Bの鍔部4が下水管18で支持され、円筒形部材Bの
鍔部3に弾性部材Dの下端面が水密に圧着し、且つ弾性
部材D及び排水管6を支持することになる。
【0016】かような状態で、円筒形部材Bの上部外周
面に設けたネジ溝2と円筒形部材Aの内周面に設けたネ
ジ溝1を噛み合わせ、円筒形部材Aを回転させると円筒
形部材Aが降下し押圧部材Cを押し下げていく。そして
押圧部材Cの下方拡開状のテーパー面が弾性部材Dの外
周面のテーパー面に圧接することから、押圧部材Cの降
下に伴い弾性部材Dは徐々に排水管5側に押し付けられ
ていくことになる。
【0017】これにより排水管5の凸条5aは弾性部材
Dの凹部6aまたは6bに強固に嵌まり込むことにな
り、同時に弾性部材Dの内周面が排水管5の外周面5b
に強固に嵌まり込むことになる。
【0018】かようにして本発明では弾性部材Dと排水
管5との間の隙間が可及的に塞がれるため、排水が排水
管5の蛇腹外周部を伝って逆流してくることを効果的に
防止することが可能となるのである。
【0019】尚、請求項1記載の排水漏れ防止装置にお
ける弾性部材Dは、図2に示すように上端から中央部に
かけては凹部6aが右上りに、中央部から下端にかけて
は凹部6bが左上りに設けてある。
【0020】これは、排水管5に設けられた凸条5aが
右上りの螺旋状である場合にでも、左上りの螺旋状であ
る場合にでも対応できるようにするためである。
【0021】すなわち、弾性部材Dを天地逆に装着する
と、その内周面に設けられた凹部がその中央部を境に左
右逆に設けられていることから、その上端から中央部に
向けて右上りの螺旋状にも左上りの螺旋状にもなる。こ
れにより排水管5に設けられた凸条5aが右上りの螺旋
状である場合にでも、左上りの螺旋状である場合にでも
対応することが可能となるのである。
【0022】請求項2記載の排水漏れ防止装置における
弾性部材Eは、図3及び図4に示すように外周面が上端
から下端に向かって下方へ拡開するテーパー形状を有
し、且つ、内周面に螺旋状の凹部7を右上り(図3)あ
るいは左上り(図4)の一方向に設けてある。
【0023】請求項2記載の排水漏れ防止装置の使用方
法及び奏する作用は請求項1記載の排水漏れ防止装置の
場合とほぼ同様であるが、弾性部材Eの凹部7が右上り
あるいは左上り一方向にのみ設けられていることから、
排水管5の凸条5aが右上りあるいは左上り一方向の場
合のみにしか対応できない点で請求項1記載の排水漏れ
防止装置の場合と異なる。
【0024】図5は、請求項1記載の排水漏れ防止装置
に、請求項2記載の図4に係る弾性部材Eを使用してい
る状態を示している。
【0025】図6に示すように請求項3記載の排水漏れ
防止装置では、円筒形部材Fの外壁9の内周面に設けら
れたネジ溝10と円筒形部材Gの上部外周面に設けられ
たネジ溝11を噛み合わせた状態で円筒形部材Fを回転
させ、円筒形部材Fを降下させる。すると、内壁8の下
端面が円筒状のゴム製の弾性部材Hを押し下げる。
【0026】この際、円筒形部材Gの下部内周面は下方
へ向かって縮径するテーパー形状を有するため、弾性部
材Hは各々独立したリング状の凸条5cを有する排水管
5の方向に向かって押し付けられることになる。又、弾
性部材Hの他の実施例として図6に示すように、排水管
5の凸条5cと嵌合する、独立した凹部13を内周面に
設けているため排水管5の凸条5cに凹部13が水密に
圧着し漏水をより確実に防止する。
【0027】かようにして本発明では弾性部材と排水管
との間の隙間が可及的に塞がれるため、排水が排水管の
蛇腹部分を伝わって逆流してくることを効果的に防止す
ることが可能となるのである。
【0028】尚、円筒形部材Gは鍔部12が下水管18
の上端面に圧着することで、下水管18により水密に支
持される。
【0029】図7は弾性部材Hの内壁に独立した凹部1
3を設けたものであり、排水管5の凸条5cに嵌合して
より水密に圧着するのである。図8に示すように請求項
4記載の排水漏れ防止装置では、円筒形部材Fの外壁9
の内周面に設けられたネジ溝10と、円筒形部材Iの上
部外周面に設けられたネジ溝14を噛み合わせた状態で
円筒形部材Fを回転させ、円筒形部材Fを降下させる。
すると、円筒形部材Fの内壁8の下端面が弾性部材Hを
押し下げる。
【0030】この際、弾性部材Hの下端面は円筒形部材
Iの中央部内周面に設けられた鍔部15に圧着して支持
されており、且つ、弾性部材Hの外周面は円筒形部材I
の上部と当接しているため、弾性部材Hは排水管5の方
向へ膨張し、排水管5の各々独立したリング状の凸条5
aに押し付けられることになる。
【0031】かようにして、本発明では弾性部材Hと排
水管5との間の隙間が可及的に塞がれるため、排水が排
水管の蛇腹部分を伝って逆流してくることを効果的に防
止することが可能となるのである。
【0032】尚、円筒形部材Iは鍔部16が下水管18
に係止されることで、下水管18により支持されるもの
である。
【0033】
【発明の実施の形態】一、 以下好ましい発明の一実施
形態につき述べる。
【0034】二、 図1は請求項1記載の排水漏れ防止
装置の使用状態を示す一部縦断面図である。
【0035】請求項1記載の発明における円筒形部材A
は略円筒形状を有し、その内周面にはネジ溝1が設けて
ある。
【0036】円筒形部材Aの材質は硬性の合成ゴム等で
形成することが好ましい。
【0037】請求項1記載の発明における円筒形部材B
は、略円筒形状を有する。
【0038】そして、その上部外周面にはネジ溝1と噛
み合うネジ溝2が設けてある。
【0039】円筒形部材Bの下部内周面には鍔部3が設
けてある。この鍔部3は、弾性部材Dを支持するための
ものである。
【0040】円筒体の下半部内周を下方で拡開するテー
パー面に形成し 円筒形部材Bの上部開口に摺動可能に
嵌合する押圧部材Cを形成する。
【0041】また、円筒形部材Bの中央部外周面には鍔
部4が設けてある。この鍔部4は、下水管18により円
筒形部材Bを支持するためのものである。
【0042】円筒形部材Bの材質は硬性の合成ゴム等で
形成することが好ましい。尚、円筒形部材Aと押圧部材
Cに分離せず一体に成形することもできる。
【0043】三、 図2は弾性部材Dの正面視した状態
での縦断面図である。
【0044】弾性部材Dはは略円筒形状を有し、その外
周面が上端及び下端から中央部に向かって膨出するテー
パー形状を有し、また、内周面には上端から中央部にか
けて右上りの螺旋状の凹部6aが、中央部から下端にか
けて左上りの螺旋状の凹部6bが設けてある。弾性部材
Dの材質は弾力性を有する合成ゴム等で形成することが
好ましい。
【0045】四、 図3は他の弾性部材Eを正面視した
状態で示す縦断面図、図4は他の弾性部材Fを正面視し
た状態で示す縦断面図である。弾性部材E及び弾性部材
Fは略円筒形状を有し、その外周面は上端から下端に向
かって拡径するテーパー形状を有する。そしてその内周
面には右上りあるいは左上りの螺旋状の凹部7が設けて
ある。
【0046】弾性部材E及び弾性部材Fの材質は弾力性
を有する合成ゴム等で形成することが好ましい。
【0047】五、 図5は請求項1記載の排水漏れ防止
装置に、弾性部材Eを用いた使用状態を示す一部縦断面
図である。
【0048】六、 図6は請求項3記載の排水漏れ防止
装置の使用状態を示す一部縦断面図である。
【0049】請求項3記載の発明における円筒形部材F
は略円筒形状を有し、略円筒形状をなす内壁8及び略円
筒形状をなす外壁9より成る二重構造を有する。
【0050】外壁9の内周面にはネジ溝10が設けてあ
る。
【0051】円筒形部材Fの材質は硬性の合成ゴム等で
形成することが好ましい。
【0052】請求項3記載の発明における円筒形部材G
は、略円筒形状を有する。そして、その上部外周面には
ネジ溝11が設けてある。
【0053】円筒形部材Gの中央部内周面は下方へ向か
って縮径するテーパー形状を有する。これは弾性部材H
を効果的に押圧するためである。
【0054】円筒形部材Gの中央部外周面には鍔部12
が設けてある。この鍔部12は下水管18により円筒形
部材Gを支持するためのものである。
【0055】円筒形部材Gの材質は硬性の合成ゴム等で
形成することが好ましい。
【0056】弾性部材Hは略円筒形状を有し、その下半
部外周面は下方へ向かって縮径するテーパー形状を有す
る。
【0057】弾性部材Hの材質は弾力性を有する合成ゴ
ム等で形成することが好ましい。図7は弾性部材Hの他
の実施例を示し、その内周面に独立した凹部13が形成
され、排水管5の独立した凸条5cと嵌合する。
【0058】尚、円筒形部材Fと弾性部材Hとの間には
ワッシャWが介在させてある。
【0059】七、 図8は請求項4記載の排水漏れ防止
装置の使用状態を示す一部縦断面図である。
【0060】請求項4記載の発明における円筒形部材I
は、略円筒形状を有し、その上部外周面にはネジ溝14
が設けてある。また、中央部内周面には弾性部材Hを支
持するための鍔部15が設けてある。
【0061】更に、円筒形部材Iの中央部外周面には鍔
部16が設けてある。この鍔部16は、下水管18によ
り円筒形部材Iを支持するためのものである。
【0062】円筒形部材Fの材質は硬性の合成ゴム等で
形成することが好ましい。
【0063】弾性部材Hは円筒形状を有するものであ
り、その材質は弾力性を有する合成ゴム等で形成するこ
とが好ましい。
【0064】尚、円筒形部材Fと弾性部材Hとの間には
ワッシャWが介在させてある。
【0065】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているこ
とから、排水管の口径が小さい場合であっても排水の逆
流を効果的に防止できる排水漏れ防止装置を提供するこ
とが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載の排水漏れ防止装置の使用状態
を示す一部縦断面図。
【図2】 弾性部材Dの正面視した状態での縦断面図。
【図3】 弾性部材Eの正面視した状態での縦断面図。
【図4】 他の弾性部材Eの正面視した状態での縦断面
図。
【図5】 請求項1記載の他の排水漏れ防止装置の使用
状態を示す一部縦断面図。
【図6】 請求項3記載の排水漏れ防止装置の使用状態
を示す一部縦断面図。
【図7】 他の弾性部材Hの縦断面図。
【図8】 請求項4記載の排水漏れ防止装置の使用状態
を示す一部縦断面図。
【図9】 従来例の実施状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
A、B、F、G、I・・ 円筒形部材 C・・ 押圧部
材 D、E、H・・ 弾性部材 1、2、10、11、14・・ネジ溝 8・・内壁 9
・・外壁 3、4、12、15、16・・鍔部 6a 6b、
7、13・・凹部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面にネジ溝1が設けてある円筒形部材
    Aと、 円筒形部材Aに設けたネジ溝1と噛み合うネジ溝2を上
    部外周面に設けると共に、下部内周面に鍔部3を、中央
    部外周面に鍔部4を有する円筒形部材Bと、 円筒体の下半部内周を下方で拡開するテーパー面に形成
    し円筒形部材Bの上部開口に摺動可能に嵌合する押圧部
    材Cと、 蛇腹状排水管5の凸条5aに嵌合する螺旋状の凹部6a
    または6bを内周面に、上端から中央部にかけては正面
    視した状態で右上りに中央部から下端にかけては正面視
    した状態で左上りに、あるいは上端から中央部にかけて
    は正面視した状態で左上りに中央部から下端にかけては
    正面視した状態で右上りに設けると共に、上半部外周面
    がその上端から中央部に向かって拡径するテーパー形状
    を有し、且つ、その下端が円筒形部材Bの鍔部3に当接
    する形態で使用される円筒形の弾性部材Dとから成り、 押圧部材Cの上端面を円筒形部材Aの内底面で押圧する
    ことで押圧部材Cを円筒形部材Bの上部内周面に沿って
    押し下げ、下半部内周のテーパー面で弾性部材Dの上部
    外周のテーパー面を押圧し、弾性部材Dを排水管5の凸
    条5aと外周面5b及び鍔部3に水密に圧着させること
    を特徴とする排水漏れ防止装置。
  2. 【請求項2】弾性部材Dに代え、その外周面が中央部に
    向かって膨出するテーパー形状を有すると共に、その内
    周面に螺旋状の凹部7を、正面視した状態で右上りある
    いは左上りの一方向に設けた弾性部材Eを使用する請求
    項1記載の排水漏れ防止装置。
  3. 【請求項3】周壁が内壁8及び外壁9の二重構造を有す
    る円筒体であつて、外壁9の内周面にネジ溝10が設け
    てある円筒形部材Fと、 円筒形部材Fに設けたネジ溝10と噛み合うネジ溝11
    を上部外周面に設けると共に、中央部内周面が下部に向
    かって縮径するテーパー形状を有し、また中央部外周面
    に鍔部12を有する円筒形部材Gと、 円筒形部材Gと、連続した螺旋状ではなく独立したリン
    グ状の凸条5cを有する排水管5との間に介在させ、下
    部外周面を下方で縮径するテーパー面に形成した円筒体
    であつて、その内周面が平滑な、又は排水管5の凸条5
    cに嵌合する凹部13を有する弾性部材Hとから成り、 円筒形部材Fに設けた内壁8の下端面で弾性部材Hを押
    し下げ、弾性部材Hを円筒形部材Gの下部内周のテーパ
    ー面に圧接することにより弾性部材Hを排水管5に水密
    に圧着させることを特徴とする排水漏れ防止装置。
  4. 【請求項4】円筒形部材Fの外壁9に設けたネジ溝10
    と噛み合うネジ溝14を上部外周面に設けると共に、中
    央部内周面に弾性部材Hの下端面と圧着する形態で使用
    する鍔部15を、中央部外周面に鍔部16を有する円筒
    形部材Iを、円筒形部材Gに代えて使用することを特徴
    とする請求項3記載の排水漏れ防止装置。
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