JP4781958B2 - 押下ヘッド - Google Patents
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Description
この発明では、押下蓋の押下板を下方に押圧すると、まず、押下板の押下部がシート部材を下方に弾性状態で撓ませ、押下板および押下部が押し下げられるとともに、連結板が蓋板とともに上方に移動させられて、ノズルの先端開口部が開口する。そして、さらに継続して押下板を押し下げると、押下ヘッドの全体がステムとともに押し下げられ、シリンダ内の内容物が加圧されてノズルの先端開口部から吐出される。その後、この押下板の押圧を解除すると、シート部材が復元変形することによって、押下板、押下部、連結板、蓋板およびステムがもとの位置に戻り、内容物の吐出が終了するとともに、蓋板がノズルの先端開口部を閉塞する。
以上より、押下蓋の押下板を押し下げる動作だけで、ノズルの先端開口部を開口させた後に、この開口部から内容物を吐出することが可能になり、また、この押し下げを解除するだけで、内容物の吐出を終了し、かつノズルの先端開口部を閉塞することが可能になり、内容物の吐出の前後で容易にノズルの先端開口部を開閉することができる。
また、前記押下ヘッド本体は、装着筒部の外周面に径方向外方に向けて突設されて前記囲繞筒部の下端開口部を閉塞するフランジ状部と、前記囲繞筒部内に挿入されて前記フランジ状部の上面に載置される筒状のインサート部材とを備え、前記シート部材はこのインサート部材の上端開口部に張設されてもよい。
この場合、前述のように押下部でシート部材を下方に弾性状態で撓ませたときに、連結板を蓋板とともに、この連結板の前記基端部回りに上方に向けて回動させることが可能になり、前述の作用効果が確実に奏功されることになる。
この場合、押下板の上面において押下部が設けられている直上を押し下げることによって、前述した作用効果が確実に奏功されることになる。
この場合、シート部材が帯状に形成されているので、前述した押下部によるシート部材の撓み変形を容易かつ確実に実現することが可能になり、この押下ヘッドの操作性をより一層向上させることができる。
ここで、図示の例では、シリンダ2は、容器体1の口部に螺着されたねじ筒部4に嵌合されている。また、ステム3は、シリンダ2内に上下摺動可能に設けられた図示されない筒状ピストンの上部に嵌合されて、ねじ筒部4の上方へ起立している。さらに、前記筒状ピストンの下端と、シリンダ2内の下部との間には図示されないコイルスプリングが設けられており、このコイルスプリングにより前記筒状ピストンを介してステム3が上方付勢されている。また、シリンダ2内の下端に図示されない吸い上げ弁が設けられるとともに、ステム3内の上端に吐出弁8が設けられている。さらに、シリンダ2の下端には容器体1の底部へ向けて延びるパイプ9が設けられている。
以上の装着筒部11、囲繞筒部12、ノズル13および架橋部12aの全体、つまり押下ヘッド本体14の全体が合成樹脂材料で一体に形成されている。
そして、前述のように押下蓋19を押下ヘッド本体14に取り付けた状態で、押下部20の下端は、シート部材21の上面において架橋部12a同士の間に位置する部分に支持されている。
そして、さらに継続して押下板16を押し下げると、押下ヘッド10の全体がステム3とともに押し下げられ、シリンダ2内の内容物が加圧されてノズル13の先端開口部13aから吐出される。
その後、この押下板16の押圧を解除すると、シート部材21が復元変形することによって、押下板16、押下部20、連結板17、蓋板18およびステム3がもとの位置に戻り、内容物の吐出が終了するとともに、蓋板18がノズル13の先端開口部13aを閉塞する。
以上より、押下蓋19の押下板16を押し下げる動作だけで、ノズル13の先端開口部13aを開口させた後に、この開口部13aから内容物を吐出することが可能になり、また、この押し下げを解除するだけで、内容物の吐出を終了し、かつ前記先端開口部13aを閉塞することが可能になり、内容物の吐出の前後で容易にノズル13の先端開口部13aを開閉することができる。
例えば、前記実施形態では、蓋板18がノズル13の先端開口部13aを閉塞した状態から、押下板16を下方に押圧すると、図1の二点鎖線で示されるように、押下部20がシート部材21を下方に弾性状態で撓ませ、押下板16および押下部20が押し下げられるとともに、連結板17が蓋板18とともに上方に移動させられるように、押下蓋19の全体が軸部24回りに回動して、ノズル13の先端開口部13aが開口する構成を示したが、これに代えて、押下板16および押下部20を鉛直方向下方に移動させて、ノズル13の先端開口部13aを開口させるような押下蓋を採用してもよい。
例えば、図3に示されるように、押下ヘッド本体14に、装着筒部11の外周面に径方向外方に向けて突設されて、囲繞筒部12の下端開口部を閉塞するフランジ状部26と、囲繞筒部12内に挿入されてフランジ状部26の上面に載置される筒状のインサート部材27とを備えさせ、シート部材21をこのインサート部材27の上端開口部に張設した構成を採用してもよい。
また、前記実施形態では、蓋板18によりノズル13の先端開口部13aを閉塞した状態で、押下部20の下端をシート部材21の上面で支持させたが、これに代えて、例えば押下部20の下端とシート部材21の上面とを対向させて、これらの間に隙間を設けるようにしてもよい。
このようにシート部材が帯状に形成されると、前述した押下部20によるシート部材の撓み変形を容易かつ確実に実現することが可能になり、この押下ヘッド10の操作性をより一層向上させることができる。
2 シリンダ
3 ステム
10 押下ヘッド
11 装着筒部
12 囲繞筒部
13 ノズル
13a 先端開口部
14 押下ヘッド本体
16 押下板
17 連結板
18 蓋板
19 押下蓋
20 押下部
21、29 シート部材
26 フランジ状部
27 インサート部材
Claims (6)
- 容器体内へ垂設されたシリンダ内から容器体の上方へ上方付勢状態で起立したステムの上端に装着される押下ヘッドであって、
下端開口部がステムの上端に装着される有頂筒状の装着筒部と、
この装着筒部を径方向外方から囲繞する囲繞筒部と、
内部が前記ステム内と連通されるとともに、前記装着筒部の外周面に径方向外方に向けて突設され、その先端開口部が前記囲繞筒部の径方向外方に位置されたノズルと、を備える押下ヘッド本体が設けられるとともに、
前記囲繞筒部の上端開口面に対向して設けられた押下板と、
この押下板側から前記ノズルの上方を前記先端開口部に向けて延びる連結板と、
この連結板の先端から下方に向けて延設され、ノズルの先端開口部を閉塞する蓋板と、を備える押下蓋が設けられ、
前記押下板の下面に押下部が垂設されるとともに、この押下部は、その下端が前記囲繞筒部の上端開口面に沿って張設されたゴム状弾性体からなるシート部材の上面と対向するように設けられ、
前記押下板を下方に押圧したときに、押下部がシート部材を下方に弾性状態で撓ませることにより、これらの押下板および押下部が押し下げられるとともに、前記連結板が蓋板とともに上方に移動させられて、ノズルの先端開口部を開口する構成とされたことを特徴とする押下ヘッド。 - 請求項1記載の押下ヘッドであって、
前記押下ヘッド本体は、合成樹脂材料で一体に形成されるとともに、前記シート部材は前記囲繞筒部の上端開口部に張設されていることを特徴とする押下ヘッド。 - 請求項1記載の押下ヘッドであって、
前記押下ヘッド本体は、装着筒部の外周面に径方向外方に向けて突設されて前記囲繞筒部の下端開口部を閉塞するフランジ状部と、前記囲繞筒部内に挿入されて前記フランジ状部の上面に載置される筒状のインサート部材とを備え、前記シート部材はこのインサート部材の上端開口部に張設されていることを特徴とする押下ヘッド。 - 請求項1から3のいずれかに記載の押下ヘッドであって、
前記連結板において前記押下板側の基端部は、前記ノズルの上面に枢着されていることを特徴とする押下ヘッド。 - 請求項1から4のいずれかに記載の押下ヘッドであって、
前記押下部は、前記押下板の上面視において、前記連結板および蓋板が設けられた周方向位置に対してこの押下板の径方向中央部を挟んだ反対側に設けられていることを特徴とする押下ヘッド。 - 請求項1から5のいずれかに記載の押下ヘッドであって、
前記シート部材は帯状に形成されて、前記押下部の下端と対向する部分に張設されていることを特徴とする押下ヘッド。
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