JP2006082655A - 車輌用空調装置 - Google Patents

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法之 近川
Kenichi Terauchi
健一 寺内
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Abstract

【課題】圧力損失の低減と、ウインドシールドの曇りの除去性能や解氷性能の維持と、を両立することのできる車輌用空調装置を提供すること。
【解決手段】インストルメントパネル上面41に形成されるダクト吹出口11から吹き出す空気を、ウインドシールド50に衝突させることのできる角度でデフロスタダクト10を形成している。このように、ウインドシールド50に空気を衝突させることのできる角度でデフロスタダクト10を形成することにより、デフロスタダクト10を直線状の形状で形成することができ、圧力損失を低減できる。また、ウインドシールド50に衝突した空気は上方と下方とに分流するので、ウインドシールド50が曇った際に曇りを除去したり、氷結した際に解氷したりすることができる。この結果、圧力損失の低減と、ウインドシールド50の曇りの除去性能や解氷性能の維持と、を両立することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車輌用空調装置に関するものである。特に、この発明は、圧力損失を低減させることのできる車輌用空調装置に関するものである。
従来の車輌用空調装置は、車輌室内に形成されるインストルメントパネル内に空調装置本体部を設け、当該インストルメントパネルの上面にデフロスタダクトの開口部であるダクト吹出口を設けている。例えば、特許文献1では、ダクト吹出口を車輌室内の前方に位置するウインドシールドの下端部付近に位置させ、前記デフロスタダクトを前記ウインドシールドの傾斜角度に近い角度で形成している。このような位置及び形状でダクト吹出口とデフロスタダクトとを設けることにより、ウインドシールドが曇った際の曇りの除去や、ウインドシールドが氷結した際の解氷を可能にしている。
例えば、この車輌用空調装置が搭載される車輌の運転時にウインドシールドの車内側が曇った場合に、前記ダクト吹出口から空気を吹き出すと、デフロスタダクトがウインドシールドの傾斜角度に近い角度で形成されているので、ダクト吹出口から吹き出される空気はウインドシールドに沿って吹き出される。これにより、この空気がウインドシールドの車内側の面全体に広がり、曇りが除去される。また、ウインドシールドの外側の面が氷結した場合でも、温風をダクト吹出口から吹き出すことにより、温風はウインドシールドの全面に広がる。これにより、ウインドシールド全体が温められ、解氷することができる。
特開2003−276431号公報
しかしながら、従来の車輌用空調装置では、デフロスタダクトが上述したようにウインドシールドの傾斜角度に近い角度で形成されているので、デフロスタダクトを曲げて形成する必要がある。このように、デフロスタダクトを曲げると、ダクト吹出口から空気を吹き出す際に、曲げた部分での圧力損失が生じる虞があった。特に、近年の車輌のウインドシールドは大きく傾斜しているものも多く、デフロスタダクトもその分大きく曲げる必要がある。このように、デフロスタダクトを大きく曲げると、その部分での圧力損失がさらに大きくなる虞があった。また、ウインドシールドへの良好な風速分布を得る為に、吹出口の面積を絞り、吹出風速を増加させていたので、この吹出口面積を小さくすることにより圧力損失が増加する虞があった。このように、圧力損失が大きくなると、騒音が大きくなり、また、風量が低下する要因になっていた。また、圧力損失が生じないようにデフロスタダクトの形成方向に当該デフロスタダクトに空気を送る空調装置本体部を設けるには、車輌室内の前方に位置するエンジン等により設置スペースが少ないため、空調装置本体部を小さくする必要がある。この場合、ダクト吹出口から吹き出す空気の風量が減少するので、曇りの除去や解氷の性能が低下する虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、圧力損失の低減と、ウインドシールドの曇りの除去性能や解氷性能の維持と、を両立することのできる車輌用空調装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明に係る車輌用空調装置は、車輌室内の前方に設けられたウインドシールドの下方に位置するインストルメントパネル内に、前記ウインドシールドに空気を衝突させることのできる角度で形成されるデフロスタダクトと、前記インストルメントパネルの前記ウインドシールド側の面に前記デフロスタダクトの開口部として形成されて前記ウインドシールドに衝突させる空気を吹き出すダクト吹出口と、を備えることを特徴とする。
この発明では、デフロスタダクトを、ウインドシールドに空気を衝突させることのできる角度で形成しているため、当該デフロスタダクトは直線に近い形状で形成することができる。これにより、圧力損失を低減することができる。また、ウインドシールドに空気を衝突させると、空気はウインドシールドに沿って流れるため、この空気はウインドシールドの、衝突した側の面の全面に行き渡る。このため、曇りの除去や氷結時の氷解性能を確保することができる。この結果、圧力損失の低減と、ウインドシールドの曇りの除去性能や解氷性能の維持と、を両立することができる。
また、この発明に係る車輌用空調装置は、前記デフロスタダクトは、ダクト吹出口面積とダクト入口面積とが等しいことを特徴とする。
この発明では、デフロスタダクトの、ダクト吹出口面積とダクト入口面積とが等しく形成されているので、空気がデフロスタダクトを通過する際に、ダクトの面積の変化に起因する圧力損失を低減できる。この結果、より確実に圧力損失の低減を図ることができる。
また、この発明に係る車輌用空調装置は、前記デフロスタダクトは、前記ウインドシールドに空気を衝突させた際にその空気を前記ウインドシールドの上方と下方とに分流させることのできる角度で形成されていることを特徴とする。
この発明では、ダクト吹付部から吹き出した空気がウインドシールドに衝突した際に、その空気がウインドシールドの上方と下方とに分流する角度でデフロスタダクトは形成されている。これにより、より確実に空気が衝突した側のウインドシールドの全面に、衝突した空気を流すことができる。この結果、ウインドシールドの曇りの除去性能や解氷性能を向上させることができる。
また、この発明に係る車輌用空調装置は、前記デフロスタダクトは、前記ウインドシールドに40〜60°の衝突角度で空気を衝突させることのできる角度で形成されていることを特徴とする。
この発明では、デフロスタダクトの角度を、適切な衝突角度で空気がウインドシールドに衝突するように形成しているので、より確実に空気が衝突した側のウインドシールドの全面に、この空気を流すことができる。即ち、この衝突角度が適切でない場合には、衝突後の空気がウインドシールドの当該空気が衝突した側の面を流れる際に、偏って流れる虞がある。そこで、ウインドシールドに対する空気の衝突角度が適切な角度になるようにデフロスタダクトを形成することにより、この空気をウインドシールドの全面に流すことができる。この結果、ウインドシールドの曇りの除去性能や解氷性能を向上させることができる。
また、この発明に係る車輌用空調装置は、前記デフロスタダクトは、前記デフロスタダクトに空気を送り込む空調装置本体部に接続されおり、前記ダクト吹出口は、前記空調装置本体部の上方に位置していることを特徴とする。
この発明では、ダクト吹出口を空調装置本体部の上方に位置させているので、デフロスタダクトを曲げずに、直線に近い形状で形成することができる。この結果、より確実に圧力損失の低減を図ることができる。
また、この発明に係る車輌用空調装置は、前記ダクト吹出口は、ダクト吹出口中央部と、前記ダクト吹出口が設けられている車輌の幅方向において前記ダクト吹出口中央部の両端部に位置するダクト吹出口端部と、から形成されており、前記ダクト吹出口中央部は、前記車輌の前後方向における幅が前記ダクト吹出口端部よりも狭く形成されていることを特徴とする。
この発明では、ダクト吹出口中央部の前後方向の幅を、ダクト吹出口端部の前後方向の幅よりも狭くすることにより、ダクト吹出口端部から多く空気を吹き出すことができる。つまり、当該車輌用空調装置が搭載される車輌の左右方向に向けて、多くの空気を吹き出すことができる。上下方向には、上述したように適切な衝突角度で空気が衝突するようにデフロスタダクトを形成することにより、空気が上下方向に分流するのでウインドシールドの上下方向に空気を流すことができる。さらに、上記のようにダクト吹出口中央部の幅とダクト吹出口端部との幅を変えることにより、左右方向にも空気を流すことができる。これにより、より確実にウインドシールドの全面に空気を流すことができる。この結果、ウインドシールドの曇りの除去性能や解氷性能を向上させることができる。
また、この発明に係る車輌用空調装置は、前記デフロスタダクトが前記ウインドシールドに対して空気を衝突させる位置は、前記ウインドシールドの上端部と前記ウインドシールドの下端部との中間に位置する中間部であることを特徴とする。
この発明では、ダクト吹出口からの空気をウインドシールドの中間部付近に衝突させることにより、より効果的に曇りの除去や解氷を行うことができる。即ち、車輌の運転時にウインドスクリーン越しに外部を視認する際には、ウインドシールドの中間部付近越しに視認する。このため、この中間部に空気を衝突させることにより、中間部から曇りが除去されたり解氷されたりするので、車輌走行時に必要な部分から視界を確保できる。この結果、より効果的にウインドシールドの曇りの除去や解氷を行うことができ、また、車輌走行時の安全性の向上を図ることができる。
本発明にかかる車輌用空調装置は、圧力損失の低減と、ウインドシールドの曇りの除去性能や解氷性能の維持と、を両立することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる車輌用空調装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明では、本発明の車輌用空調装置が搭載される車輌の上方、下方、前方、後方、左右方向を、当該車輌用空調装置の上方、下方、前方、後方、左右方向として説明する。
図1は、本発明の実施例に係る車輌用空調装置と、ウインドシールド及びインストルメントパネルの要部断面図である。同図に示す車輌用空調装置1は、車輌室内に設けられるインストルメントパネル40内に空調装置本体部5が形成されている。また、インストルメントパネル40の上方には、ウインドシールド50が形成されている。このウインドシールド50は、車輌室内の前方に設けられており、ガラスなど透明な部材で形成されている。また、このウインドシールド50は、車輌前方に向かうに従って下方に位置するように傾斜して形成されている。このため、ウインドシールド50とインストルメントパネル40とは、ウインドシールド下端部51で接続、または最接近している。前記インストルメントパネル40は、このように傾斜しているウインドシールド50の下方に位置している。
インストルメントパネル40内に設けられる空調装置本体部5からは複数のダクトが車輌室内に向けて形成されている。具体的には、インストルメントパネル上面41の方向にはデフロスタダクト10が形成されており、車輌室内の乗員の上半身の方向にはフェイスダクト30が形成されており、乗員の足元の方向にはフットダクト(図示省略)が形成されている。このうち、デフロスタダクト10がインストルメントパネル上面41に開口している部分はダクト吹出口11として形成されている。このダクト吹出口11は、デフロスタダクト10の開口部として形成されている。また、このダクト吹出口11の縁部であるダクト吹出口縁部15は、曲面で形成されており、これにより、デフロスタダクト10とインストルメントパネル上面41とは、ダクト吹出口縁部15を形成する曲面によって接続されている。また、デフロスタダクト10の、前記空調装置本体部5に接続されて当該空調装置本体部5に対して開口している部分は、ダクト入口部12として形成されている。前記ダクト吹出口11は、ダクト入口部12よりも若干前方に位置しつつ前記空調装置本体部5の上方に位置している。
前記デフロスタダクト10は、ダクト吹出口11がダクト入口部12よりも前方に位置しているため、ダクト入口部12からダクト吹出口11の方向に向かうに従って後方から前方に位置するように傾いて形成されており、ダクト入口部12からダクト吹出口11にかけてほぼ直線状に形成されている。このため、ダクト吹出口11から空気を吹き出す際には、このデフロスタダクト10の傾斜方向に吹き出す。また、このデフロスタダクト10からの空気の吹き出し方向である吹出方向仮想線13の、前記ウインドシールド50に対する角度のうち、ウインドシールド50の下側と吹出方向仮想線13の前側とでなす角度、或いはウインドシールド50の上側と吹出方向仮想線13の後ろ側とでなす角度は、衝突角度θとして形成されており、デフロスタダクト10は、この衝突角度θが、40〜60°の範囲内となるように形成されるのが好ましい。また、吹出方向仮想線13の、前記ダクト吹出口11に位置する部分は吹出中心14となっており、デフロスタダクト10は、前記ウインドシールド下端部51から吹出中心14までの距離Lが100〜300mm程度となる位置に形成されているのが好ましい。
図2は、図1のデフロスタダクト斜視図である。図3は、図1のA−A矢視図である。
図4は、図1のB−B矢視図である。前記デフロスタダクト10は、ダクト入口部12よりも、ダクト吹出口11の方が、当該車輌用空調装置1が搭載されている車輌の左右方向における幅が広く形成されている。また、前記ダクト入口部12は前後方向よりも左右方向の方が幅広く形成された略長方形の形状で形成されているのに対し、ダクト吹出口11は、ダクト吹出口中央部16と、ダクト吹出口端部17とにより形成されている。ダクト吹出口中央部16はダクト吹出口11の左右方向における中央部付近に位置し、ダクト吹出口端部17はダクト吹出口11の左右方向における両端部に位置している。ダクト吹出口中央部16は、このようにダクト吹出口端部17の間に形成されており、前後方向の幅がダクト吹出口端部17の前後方向幅よりも狭くなっている。このため、ダクト吹出口11は、左右方向における中央部のみ前後方向の幅が狭くなった形状となっている。なお、このダクト吹出口中央部16の前後方向の幅は、5〜10mm程度が好ましい。また、ダクト吹出口11とダクト入口部12との面積比は、(ダクト入口の面積/ダクト吹出部の面積)が1.0であることが好ましい。すなわち、ダクト入口の面積とダクト吹出部の面積が等しいことが好ましい。ただし、これに限られるものではなく、面積比が0.7〜1.3程度であってもよい。
また、ダクト吹出口11の左右方向の幅は、ダクト入口部12の左右方向の幅よりも広く形成されているため、デフロスタダクト10は、ダクト入口部12からダクト吹出口11に向かうに従って左右方向に広くなるように形成されている。また、デフロスタダクト10の左右方向の側面であるダクト側面18は、当該デフロスタダクト10の内側方向、或いは、反対側のダクト側面18の方向に凸となる曲面の形状で形成されており、この形状でダクト入口部12とダクト吹出口11との左右方向における端部を接続している。なお、このダクト側面18の形状である内側方向に凸となる曲面の半径Rは、100〜400mm程度となるのが好ましい。
この実施例に係る車輌用空調装置1は以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。当該車輌用空調装置1を作動させると、設定された温度に空気を空調装置本体部5で温度調節する。そして、その温度調節された空気が当該車輌用空調装置1の運転モードに応じて各ダクトを通じて車輌室内に吹き出される。また、当該車輌用空調装置1が搭載されている車輌の運転時に外部の気温が低い場合などには、ウインドシールド50の車輌室内側が曇る場合があるが、このような場合には、車輌用空調装置1を、デフロスタモードなど空調装置本体部5で温度調整した空気をダクト吹出口11から吹き出すことのできる運転モードにすることにより、曇りを除去する。
例えば、車輌用空調装置1の運転モードをデフロスタモードにした場合には、空調装置本体部5で温度調節された空気はダクト入口部12からデフロスタダクト10内に入る。さらに、デフロスタダクト10内の空気は、インストルメントパネル上面41に開口されたダクト吹出口11から吹き出す。このダクト吹出口11は上方に向けて開口しており、当該ダクト吹出口11が形成されているインストルメントパネル上面41の上方には前記ウインドシールド50が形成されているため、ダクト吹出口11から吹き出された空気は、ウインドシールド50の方向に吹き出される。このようにダクト吹出口11から吹き出される空気は、デフロスタダクト10を左右方向に沿った方向に見た場合の形状(図1の方向から見た形状)がダクト入口部12からダクト吹出口11までほぼ直線状の形状で形成されているので、ほとんど圧力損失を生じずにダクト吹出口11から吹き出される。
また、デフロスタダクト10は、ダクト入口部12よりもダクト吹出口11の方が前方に位置するように傾いて形成され、吹出方向仮想線13がウインドシールド50に対して衝突角度θとなるように形成されているので、ダクト吹出口11から吹き出された空気は、ウインドシールド50に対して衝突角度θの角度で衝突する。このようにウインドシールド50に対して衝突角度θで衝突した空気は、衝突した際に分流して上方に流れる空気と下方に流れる空気とに分かれ、ウインドシールド50に沿って上方と下方とに分かれて流れる。
図5は、図1のC−C矢視図である。また、前記デフロスタダクト10は、ダクト入口部12よりもダクト吹出口11の方が左右方向の幅が広くなるように形成されている。このため、ダクト入口部12からダクト吹出口11に向かってデフロスタダクト10内を流れる空気は、左右方向に広がりながら流れる。これにより、ダクト吹出口11から吹き出た空気は、左右方向に広がりながら流れる。さらに、ダクト吹出口11は、ダクト吹出口中央部16よりもダクト吹出口端部17の方が、前後方向の幅が広く形成されている。このため、デフロスタダクト10内を流れる空気は、ダクト吹出口中央部16よりもダクト吹出口端部17に多く流れ、ダクト吹出口端部17から多くウインドシールド50に対して吹き出される。これらのため、ウインドシールド50に衝突した空気は、上方と下方とに分流するのみでなく左右方向にも分流し、これにより、上下方向や左右方向を含むあらゆる方向に分流するので、ウインドシールド50に沿って広がりながら流れる。
また、デフロスタダクト10は、ダクト吹出口11がウインドシールド下端部51から所定の距離Lで離れた位置に吹出中心14が位置するように形成されている。このため、ダクト吹出口11から吹き出された空気がウインドシールド50に対して衝突する位置は、ウインドシールド上端部52とウインドシールド下端部51とのほぼ中間部分である中間部53付近に衝突する。ウインドシールド50に衝突した空気は、上記のようにあらゆる方向に広がりながらウインドシールド50に沿って流れるので、中間部53付近に衝突した空気は中間部53からあらゆる方向に広がる。このように空気がウインドシールド50に沿って流れることにより、ウインドシールド50の車輌室内側の曇りは空気の流れに沿って除去され、曇りが除去された明瞭範囲54は、中間部53付近から外側方向に広がりながら面積が大きくなっていく。このように、曇りが除去されて明瞭範囲54が広くなることにより、車輌室内から外部を視認する際の視界は確保される。
また、上記のようにウインドシールド50の車輌室内側が曇った場合のみでなく、外気温が低くなることによりウインドシールド50の外側が氷結した場合でも、当該車輌用空調装置1の運転モードをデフロスタモードにすることにより、氷結した部分を解氷することができる。具体的には、ウインドシールド50の外側が氷結した場合に、車輌用空調装置1の運転モードをデフロスタモードにして前記ダクト吹出口11から温風を吹き出し、ウインドシールド50の車輌室内側の面に対して、温風を衝突させる。これにより、この温風は上記のようにウインドシールド50の中間部53付近衝突し、上方や下方を含むあらゆる方向に分流し、温風が分流した方向にウインドシールド50に沿って流れる。
このように、温風がウインドシールド50に沿って流れることにより、ウインドシールド50は温風によって加熱され、ウインドシールド50自体の温度が上昇する。これにより、ウインドシールド50の外側の氷結している部分が解氷される。この解氷は、ウインドシールド50の温度が上昇した部分から解氷されるので、ウインドシールド50の内側の曇りが除去される場合と同様に、中間部53付近から周囲に向けて氷結が順次解氷される。これにより、中間部53付近から上方や下方を含むあらゆる方向に明瞭範囲54が広がり、車輌室内から外部を視認する際の視界は確保される。
図6は、吹出中心の位置に対する理想衝突角度を示す図である。ウインドシールド50に対してデフロスタダクト10からの空気を衝突させる際に、衝突した空気を上方と下方とに分流させてウインドシールド50全体にきれいに流すには、ウインドシールド下端部51から吹出中心14までの距離Lと衝突角度θとが、所定の関係となっているのが好ましい。具体的には、ウインドシールド下端部51から吹出中心14までの距離Lが大きくなるに従って衝突角度θも大きくなるのが好ましく、もっとも理想的な関係を示す線である理想衝突角度線70は比例した状態を示す直線となる。また、ウインドシールド下端部51から吹出中心14までの距離Lと衝突角度θとが好ましい関係となる衝突角度θの上限を示す線は理想衝突角度上限線71となり、衝突角度θの下限を示す線は理想衝突角度下限線72となる。また、この理想衝突角度上限線71と理想衝突角度下限線72との間の範囲は衝突角度理想範囲73となり、デフロスタダクト10は、ウインドシールド下端部51から吹出中心14までの距離Lと衝突角度θとの関係が、この範囲内となるように形成されるのが好ましい。
図7は、風量に対する圧力損失比を示す図である。この図7は、横軸はデフロスタダクト10内を流れる風量を示しており、縦軸は圧力損失比、つまり、ダクト入口部12とダクト吹出口11との圧力損失量のうち、従来のデフロスタダクト10内を流れる風量が200m/hのときの圧力損失量を100%とした時の比を示している。従来のデフロスタダクト10は、ウインドシールド50に沿うように空気を吹き出すため、ダクト入口部12とダクト吹出口11との間で大きく曲げられている。このため圧力損失が大きく、特に、風量が多い場合には、曲げた部分が大きな抵抗となるので圧力損失はさらに大きくなり、従来デフロスタダクト圧力損失比線81は風量が多くなるに従って100%に近付く。これに対し、本発明の車輌用空調装置1が有するデフロスタダクト10は、ダクト入口部12からダクト吹出口11までほぼ直線状に形成されているため、圧力損失は極めて少ない。このため、デフロスタダクト圧力損失比線80は、全体的に従来デフロスタダクト圧力損失比線81よりも小さくなっており、特に、風量が多くなるに従って、その差は大きくなる。
図8は、ダクト高さHとダクト側面Rとの関係を示す図である。デフロスタダクト10のダクト入口部12からダクト吹出口11までの高さH(図3参照)と、デフロスタダクト10の内側方向に凸となるダクト側面18を形成する曲面の半径Rであるダクト側面Rとは、所定の関係を有することによりダクト入口部12とダクト吹出口11との面積を変えた場合でも圧力損失を低減させることができる。図8は、その一例を示している。ダクト高さHとダクト側面Rとの関係は所定の範囲内にあれば圧力損失を低減することができ、双方の関係はダクト側面R限界線90よりもダクト側面Rが大きくなる範囲となっているのが好ましい。なお、この関係は、デフロスタダクト10の形状やデフロスタダクト10内を通過する風量によって異なる。
図9は、ダクト吹出部とダクト入口部との面積比に対する損失係数ζを示す図である。ダクト入口部12とダクト吹出口11との大きさを変えた場合には、デフロスタダクト10を通過する空気の断面積の大きさが変化するので、圧力損失が生じる。図9は、そのダクト入口部12とダクト吹出口11との面積比と、損失係数ζとの関係の一例を示している。図9に示すように、損失係数曲線95はダクト入口部12とダクト吹出口11との面積比が1の場合は、損失係数ζは0になり、この面積比が小さくなる場合、つまり、ダクト吹出口11の方がダクト入口部12よりも小さくなる場合や、面積比が大きくなる場合、つまり、ダクト吹出口11の方がダクト入口部12よりも大きくなる場合のいずれの場合でも、損失係数ζは大きくなる。このため、面積比は(ダクト入口部12/ダクト吹出部11)=1.0が好ましい。ただし、これに限られるものではなく、0.7〜1.3程度であっても良い。
以上の車輌用空調装置1は、インストルメントパネル上面41に形成されるダクト吹出口11から吹き出す空気を、ウインドシールド50に衝突させることのできる角度でデフロスタダクト10を形成している。これにより、デフロスタダクト10を簡単な形状で形成することができ、デフロスタダクト10内に空気を流す際に、圧力損失を低減することができる。
また、デフロスタダクト10をこのように形成することにより、車輌用空調装置1をデフロスタモードなどデフロスタダクト10のダクト吹出口11から空気を吹き出すことのできる運転モードで運転した際に、ウインドシールド50に空気を衝突させることができる。このように空気をウインドシールド50に衝突させると、その空気はウインドシールド50に沿って流れるため、衝突した空気はウインドシールド50の衝突した側の面全体に行き渡る。これにより、ウインドシールド50の車両室内側が曇った際に曇りを除去したり、ウインドシールド50の外側が氷結した場合に車輌室内側から温風を衝突させてウインドシールド50を温めて氷結を解氷したりすることができる。これらの結果、圧力損失の低減と、ウインドシールド50の曇りの除去性能や解氷性能の維持と、を両立することができる。また、このように圧力損失を低減することにより、車輌用空調装置1の運転時の騒音を低減させることができる。また、圧力損失を低減することにより、ダクト吹出口11から吹き出す風量を増加させることができので、ウインドシールド50の曇りの除去性能や解氷性能を向上させることができる。
また、前記デフロスタダクト10は、当該デフロスタダクト10から吹き出した空気がウインドシールド50に衝突した際に、その空気を上方と下方とに分流させることのできる角度で形成されている。これにより、ウインドシールド50に衝突した空気を、より確実に衝突した側の面の全体に流すことができる。この結果、ウインドシールド50の曇りの除去性能や解氷性能を向上させることができる。
また、前記デフロスタダクト10から吹き出した空気をウインドシールド50に対して適切な衝突角度θで衝突させることのできるように、当該デフロスタダクト10は形成されており、具体的には、衝突角度θが40〜60°の範囲内となるように形成されている。この衝突角度θが適切でない場合には、ウインドシールド50に衝突した空気は偏って流れる虞があるが、衝突角度θを上記のように適切な角度にすることにより、ウインドシールド50に衝突した空気を、より確実に分流させてウインドシールド50の広い範囲に流すことができる。この結果、ウインドシールド50の曇りの除去性能や解氷性能を向上させることができる。
また、ダクト吹出口11を空調装置本体部5の上方に位置させているので、デフロスタダクト10を曲げずに、簡単な形状で形成することができる。また、ダクト吹出口11を空調装置本体部5の上方に位置させることにより、ダクト入口部12からダクト吹出口11までの距離が短くなり、デフロスタダクト10の全長を短くすることができる。これらの結果、より確実に圧力損失の低減を図ることができる。
また、ダクト吹出口11を、ダクト吹出口中央部16とダクト吹出口端部17とにより形成している。ダクト吹出口端部17は、左右方向においてダクト吹出口中央部16の両端部に位置しており、前後方向におけるこれらの幅は、ダクト吹出口端部17よりもダクト吹出口中央部16の方が狭く形成されている。これにより、ダクト吹出口11から空気を吹き出す際に、ダクト吹出口中央部16よりもダクト吹出口端部17から多く吹き出すことができ、つまり、左右方向におけるダクト吹出口11の中央部付近よりも両端部付近から多くの空気を吹き出すことができる。このため、ウインドシールド50に衝突した空気を上述したように上方と下方とに分流する際に、上下方向のみでなく、左右方向にも流すことができる。これにより、より確実にウインドシールド50の広い範囲に、衝突した空気を流すことができる。この結果、ウインドシールド50の曇りの除去性能や解氷性能を向上させることができる。
また、ダクト吹出口11からの空気は、ウインドシールド50の、ウインドシールド上端部52とウインドシールド下端部51との中間部分となる中間部53付近に衝突させている。このように、空気を中間部53に衝突させることにより、衝突した空気は中間部53から周囲に広がる。このため、ウインドシールド50が曇った場合や氷結した場合には、曇りの除去や氷結が解氷された範囲である明瞭範囲54は、中間部53付近から広がっていく。ここで、車輌の運転時には、ウインドシールド50越しに前方を視認する場合には、ウインドシールド50の中間部53付近越しに視認する。このため、上記のようにこの中間部53付近から曇りの除去や氷結が解氷されて明瞭範囲54が広がることにより、車輌の運転時に、より早く視界の確保が必要な部分から明瞭範囲54が広がることになる。この結果、より効果的にウインドシールド50の曇りの除去や解氷を行うことができ、また、車輌走行時の安全性の向上を図ることができる。
また、前記ダクト側面18をデフロスタダクト10の内側方向に凸となる曲面の形状で形成し、さらに、前記曲面の半径Rは、200〜400mm程度となるようにしているので、ダクト入口部12からダクト吹出口11にかけて、緩やかに左右方向に広がっている。このため、左右方向に広がったデフロスタダクト10内に空気を流す場合でも、緩やかに広がっているので、圧力損失が少ない。この結果、より確実に圧力損失の低減を図ることができる。
また、ダクト吹出口縁部15を曲面で形成されているため、ダクト吹出口11から吹き出た空気は広がりながらウインドシールド50に衝突するので、衝突した空気をより確実に分流させることができる。これにより、衝突した空気を、より確実にウインドシールド50に沿わせて流すことができ、容易に明瞭範囲54を広げることができる。この結果、ウインドシールド50の曇りの除去性能や解氷性能を、より確実に向上させることができる。
なお、ダクト入口部12の面積とダクト吹出口11の面積との関係や、デフロスタダクト10内を流れる風量・風速等により、ダクト入口部12からダクト吹出口11にかけて直線的に形状が変化しても圧力損失があまり生じない場合には、前記ダクト側面18は直線で形成してもよい。また、ダクト吹出口縁部15を曲面で形成しなくてもよく、ダクト吹出口11からの空気がウインドシールド50に衝突した部分から、当該ウインドシールド50に沿って周囲に広がる空気の広がり方が良好である場合には、ダクト吹出口縁部15は曲面で形成せず、デフロスタダクト10とインストルメントパネル上面41との接続部分は角部を有していてもよい。
以上のように、本発明にかかる車輌用空調装置は、圧力損失の低減に有用であり、特に、ウインドシールドが大きく傾斜している車輌に搭載する場合に適している。
本発明の実施例に係る車輌用空調装置と、ウインドシールド及びインストルメントパネルの要部断面図である。 図1のデフロスタダクト斜視図である。 図1のA−A矢視図である。 図1のB−B矢視図である。 図1のC−C矢視図である。 吹出中心の位置に対する理想衝突角度を示す図である。 風量に対する圧力損失比を示す図である。 ダクト高さHとダクト側面Rとの関係を示す図である。 ダクト吹出部とダクト入口部との面積比に対する損失係数ζを示す図である。
符号の説明
1 車輌用空調装置
5 空調装置本体部
10 デフロスタダクト
11 ダクト吹出口
12 ダクト入口部
13 吹出方向仮想線
14 吹出中心
15 ダクト吹出口縁部
16 ダクト吹出口中央部
17 ダクト吹出口端部
18 ダクト側面
30 フェイスダクト
40 インストルメントパネル
41 インストルメントパネル上面
50 ウインドシールド
51 ウインドシールド下端部
52 ウインドシールド上端部
53 中間部
54 明瞭範囲
70 理想衝突角度線
71 理想衝突角度上限線
72 理想衝突角度下限線
73 衝突角度理想範囲
80 デフロスタダクト圧力損失比線
81 従来デフロスタダクト圧力損失比線
90 ダクト側面R限界線
95 損失係数曲線

Claims (7)

  1. 車輌室内の前方に設けられたウインドシールドの下方に位置するインストルメントパネル内に、前記ウインドシールドに空気を衝突させることのできる角度で形成されるデフロスタダクトと、
    前記インストルメントパネルの前記ウインドシールド側の面に前記デフロスタダクトの開口部として形成されて前記ウインドシールドに衝突させる空気を吹き出すダクト吹出口と、
    を備えることを特徴とする車輌用空調装置。
  2. 前記デフロスタダクトは、ダクト吹出口面積とダクト入口面積とが等しいことを特徴とする請求項1に記載の車輌用空調装置。
  3. 前記デフロスタダクトは、前記ウインドシールドに空気を衝突させた際にその空気を前記ウインドシールドの上方と下方とに分流させることのできる角度で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車輌用空調装置。
  4. 前記デフロスタダクトは、前記ウインドシールドに40〜60°の衝突角度で空気を衝突させることのできる角度で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車輌用空調装置。
  5. 前記デフロスタダクトは、前記デフロスタダクトに空気を送り込む空調装置本体部に接続されおり、
    前記ダクト吹出口は、前記空調装置本体部の上方に位置していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車輌用空調装置。
  6. 前記ダクト吹出口は、ダクト吹出口中央部と、前記ダクト吹出口が設けられている車輌の幅方向において前記ダクト吹出口中央部の両端部に位置するダクト吹出口端部と、から形成されており、
    前記ダクト吹出口中央部は、前記車輌の前後方向における幅が前記ダクト吹出口端部よりも狭く形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車輌用空調装置。
  7. 前記デフロスタダクトが前記ウインドシールドに対して空気を衝突させる位置は、前記ウインドシールドの上端部と前記ウインドシールドの下端部との中間に位置する中間部であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車輌用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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