JP2006081491A - 細胞配列装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストで装置設計の自由度が高い細胞配列装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 円盤状の基板10には、細胞固定のためのチャンバー12が同心円状に配列されている。チャンバー12は、基板10に形成された開口部16と、基板10に貼り付けられた薄膜18により構成されている。薄膜18には、細胞14を吸引して固定するための小孔20が形成されている。以上の構成により、基板10をその中心軸まわりに回転させ、半径方向に可動なセンサーで観察・計測を行うことにより、基板10上の任意のアドレスにある細胞を、任意の時間に渡って観察・計測を行うことが可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、細胞のハイスループットスクリーニング、細胞の選別等に使用される細胞配列装置及びその製造方法に関する。
多種類の薬剤に対する細胞応答を一括して測定するいわゆる細胞のハイスループットスクリーニングにおいては、多数の細胞を基板上のあらかじめ定められた位置に固定しておくことが必要となる。また、多種類の細胞を基板上のあらかじめ定められた位置に固定しておけば、その各々の形状・光学的性質・物理的性質・薬剤応答・抗体の結合などを計測して、望みの細胞のみを取り出すセルソーティングが可能になる。これらの目的のためには、細胞を基板上に整然と配列する技術が必要となる。
このため、例えば下記特許文献1には、シリコン基板の異方性エッチングにより形成したマイクロチャンバに細胞を固定する技術が開示されている。
特開平4−152885号公報
しかし、上記従来の技術においては、高価なシリコンのエッチングに依存しているため、生産コストが高くなるという問題があった。また、異方性エッチングは結晶面に依存するため、細胞を固定するマイクロチャンバの位置の設計の自由度が限られており、且つ結晶面の角度も限定されているため、マイクロチャンバの形状も限定される。このため、装置設計の自由度が低いという問題もあった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、低コストで装置設計の自由度が高い細胞配列装置及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、細胞配列装置であって、周期的な開口部を有する平板状の基板と、前記基板の表面に貼り付けられ、前記開口部に対応する位置に小孔が形成された薄膜と、を備えることを特徴とする。
ここで、上記薄膜は液状ポリマーを原料とする有機薄膜であるのが好適である。また、上記液状ポリマーは光硬化性を有するのが好適である。
また、上記薄膜の厚さは、1マイクロメートル以上50マイクロメートル以下であるのが好適であり、上記薄膜に形成された小孔は、直径が1マイクロメートル以上50マイクロメートル以下であるのが好適である。
また、上記薄膜の表面には細胞接着性材料がコーティングされているのが好適である。
また、上記基板は円盤状であり、前記開口部が同心円状またはスパイラル状に形成されているのが好適である。
さらに、本発明の細胞配列装置は、前記薄膜上に固定された細胞を解放する手段を有することが好適である。
また、本発明は、上記細胞配列装置を使用した細胞分析装置であることを特徴とする。
また、本発明は、細胞配列装置の製造方法であって、剥離層上に薄膜を形成し、前記薄膜上に、周期的な開口部を有する平板状の基板を載せ、前記薄膜を前記基板面に接着し、前記剥離層を前記薄膜から剥離し、前記薄膜の前記開口部に対応する位置に小孔を形成することを特徴とする。
また、本発明は、細胞配列装置の製造方法であって、剥離層上に薄膜を形成し、前記薄膜に小孔を形成し、前記薄膜上に、周期的な開口部を有する平板状の基板を前記小孔が前記開口部に対応する位置に配置されるように載せ、前記薄膜を前記基板面に接着し、前記剥離層を前記薄膜から剥離することを特徴とする。
ここで、上記小孔はパルスレーザまたはフォトリソグラフィ法により形成するのが好適である。また、上記薄膜は、液状ポリマーをスピンコートまたはスプレーコートすることにより形成するのが好適である。
本発明によれば、周期的な開口部を有する平板状の基板と開口部に対応する位置に小孔が形成された薄膜とをそれぞれ別の材料で形成できるので、基板材料として安価で開口部の位置及び形状の設計が容易な材料を選ぶことができ、また異方性エッチングも不要とできるので、低コストで装置設計の自由度が高い細胞配列装置及びその製造方法を実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1(a)、(b)、(c)、(d)には、本発明に係る細胞配列装置の構成例が示される。
図1(a)は平面図であり、平板状の基板10には、細胞固定のためのチャンバー12が配列されている。本実施形態においては、基板10は円盤状であり、チャンバー12が同心円状に形成されている。このような構成により、基板10をその中心軸まわりに回転させ、半径方向に可動なセンサーで観察・計測を行うことにより、基板10上の任意のアドレスにある細胞を、任意の時間に亘って観察・計測を行うことが可能になる。計測としては、蛍光や光散乱などの光学的計測のみならず、薬剤応答の時間変化を見る・画像認識による判断を行うなどの複雑で時間のかかる計測も可能である。本実施形態では、チャンバー12を同心円状に配列したが、スパイラル状に配列しても上記同様の計測の実施が可能である。
なお、このような円盤状の基板10上に同心円状またはスパイラル状のチャンバー12を配列することは、結晶面に依存する異方性エッチングでは実現が困難である。
図1(b)には、チャンバー12の一つの拡大図が示され、図1(c)には、図1(b)のA−A’断面図が示される。
図1(b)において、基板10に形成されたチャンバー12には、複数の細胞14が吸引固定されている。この吸引固定される細胞14の数は適宜決定でき、1つのチャンバー12につき1個または複数個とすることができる。
図1(c)において、チャンバー12は、基板10に形成された開口部16と、基板10に貼り付けられた薄膜18により構成されている。薄膜18には、細胞14を吸引して固定するための小孔20が形成されている。小孔20が形成される位置は、上記開口部16に対応する位置すなわち基板10に薄膜18が貼り付けられた際に開口部16が形成された領域の範囲内となる位置である。また、1つのチャンバー12における小孔20の数は、チャンバー12内に吸引固定する細胞14の数により決定される。このように、1つのチャンバー12につき固定される細胞14の数、すなわちチャンバー1個あたりの小孔の数は、1個であっても多数であってもよいが、1つのチャンバーあたり多数個の細胞14を固定すれば、基板10の単位面積あたりより多くの細胞14を固定することが可能になる。
図1(d)には、チャンバー12の他の実施形態が示される。図1(d)において、薄膜18には、1つのチャンバー12につき1個の小孔20が形成されており、細胞は1つのチャンバー12につき1個吸引固定される。
以上に述べた細胞配列装置では、細胞懸濁液を基板10の上側に供給し、下側から小孔20を介して吸引することにより、小孔1個あたり細胞1個を吸着することができる。その後、基板10の上側に残った細胞懸濁液を洗い流せば全ての小孔20に1個づつ配列された細胞14が得られる。このとき、小孔20の周囲の薄膜18の表面に細胞接着性材料をコーティングしておけば、吸着した細胞14を固定でき、吸引圧力を取り去った後でも細胞14の配列を維持することができる。細胞接着性材料としては、たとえば細胞膜修飾剤BAM(Biocompatible Anchor for Membrane;日本油脂株式会社製)が例示される。
基板10は、細胞配列装置に機械的強度を持たせる機能と、細胞を入れるためのチャンバー12を形成する機能の2つの機能を持ち、その厚さとしてはたとえば300マイクロメートルから1ミリメートルが好適に例示される。
基板10の材料としては、例えば任意の熱可塑性樹脂を使用できるが、必ずしもこれに限定されず、簡易且つ低コストで基板10を作製できるように材料を選択すればよい。
また、薄膜18は、液状ポリマーを原料とするのが薄膜化の容易性の点から好適である。特に、基板10への接着工程の容易性の点から、硬化のタイミングを制御しやすい光硬化性樹脂が好適であり、例えばメタクリレート系樹脂、エポキシ系樹脂等を使用できる。
薄膜18の厚さは、1マイクロメートル以上50マイクロメートル以下とするのが好適である。これは、薄膜18に小孔20を形成する場合に、小孔20の直径とほぼ同じ厚さとすれば小孔20の形成が容易となるが、薄膜18に形成される小孔20は、吸引固定する細胞14の大きさに応じて直径を1マイクロメートル以上50マイクロメートル以下とする必要があるからである。
図2(a)、(b)、(c)、(d)には、本発明に係る細胞配列装置の製作手順の一例が示される。図2(a)において、ガラス等で形成された薄膜製作用基板22の上に剥離層24を形成し、剥離層24の上に感光性(光硬化性)ポリマーからなる薄膜18を形成する。薄膜18は、原料である液状の光硬化性ポリマーを、例えばスピンコートまたはスプレーコートすることにより形成できる。
次に、図2(b)において、上記薄膜18の上に、別途製作した、開口部16が形成された基板10を貼り合わせる。薄膜18は、薄膜製作用基板22の上に剥離層24を介して形成されているので、皺等が生じにくく、基板10に容易に皺なく貼り付けることができる。この貼り付けは、例えば薄膜18に硬化用の光を照射し、薄膜18を構成する光硬化性ポリマーを硬化することにより行う。
次に、図2(c)において、基板10に貼り付けた薄膜18を剥離層24から剥離して薄膜製作用基板22を取り去る。この際、薄膜18は剥離層24の上に形成されているので、薄膜製作用基板22からの剥離を容易に行うことができる。
その後、図2(d)において、パルスレーザ等により薄膜18に小孔20の穿孔を行うことにより本発明に係る細胞配列装置を得ることができる。上記小孔20は、基板10の開口部16に対応する位置に穿孔する。
図3には、薄膜18に小孔20を穿孔するための穿孔装置の例が示される。図3において、穿孔装置26は、レーザ光源28、ミラー30、集光レンズ32、位置移動部34を含んでいる。
レーザ光源28から出射されたレーザ光は、ミラー30により薄膜18の方向に向けられ、集光レンズ32により集光されて薄膜18に小孔20を穿孔する。小孔20を穿孔する位置は、位置移動部34により集光レンズ32から出射する光を図の左右方向及び紙面に垂直な方向に移動させて調整する。
図4(a)、(b)、(c)、(d)には、本発明に係る細胞配列装置の製作手順の他の例が示される。本例では、小孔20の穿孔が、フォトリソグラフィ法により行われる。
図4(a)において、ガラス等で形成された薄膜製作用基板22の上に剥離層24を形成し、剥離層24の上に感光性(光硬化性)ポリマーからなる薄膜18を形成する。上記薄膜製作用基板22には、薄膜18に形成する小孔20に対応する位置に遮光パターン36を予め形成しておく。
次に、図4(b)において、薄膜製作用基板22側から薄膜18に光を照射し、薄膜18を構成する光硬化性ポリマーを硬化させる。このとき、上記遮光パターン36が形成された位置では、薄膜18に光が照射されず光硬化性ポリマーが硬化しない。そこで、硬化していない光硬化性ポリマーを洗浄等により除去し、小孔20を形成する。
次に、図4(c)において、上記薄膜18の上に、別途製作した、開口部16が形成された基板10を貼り合わせる。この際、上記小孔20が開口部16に対応する位置に配置されるように基板10を薄膜18に貼り合わせる。薄膜18は、薄膜製作用基板22の上に剥離層24を介して形成されているので、皺等が生じにくく、基板10に容易に皺なく貼り付けることができる。基板10を薄膜18に貼り合わせるには、例えば接着剤等を使用してもよい。
次に、図4(d)において、基板10に貼り付けた薄膜18を剥離層24から剥離して薄膜製作用基板22を取り去る。この際、薄膜18は剥離層24の上に形成されているので、薄膜製作用基板22からの剥離を容易に行うことができる。
上記図2または図4のいずれのプロセスにおいても、微細な加工を要求される薄膜18上への1マイクロメートル〜数十マイクロメートルの大きさの細胞吸着用の小孔20の加工と、さほど微細な加工を要求さない基板10の製作が分離されている。最小寸法が数十〜数百マイクロメートルである開口部16が形成された基板10は、プラスチックのインジェクションモールド等により、任意の形状のものを安価に大量生産可能である。また、薄膜18に対する膜厚と同程度の径の小孔20の穿孔も、レーザあるいはフォトリソグラフィ法のいずれを用いても容易に行える。
図5には、薄膜上に固定された細胞を解放する手段の説明図が示される。図5において、図3に示された装置と同様な装置によりレーザ光を集光レンズ32から薄膜18に照射する。レーザ光を照射する位置は、薄膜18に穿孔された小孔20の近傍の周囲とする。これにより、薄膜18を破壊し、基板10に形成された任意のチャンバー12の中の細胞14の取り出しが容易になる。
図6には、本発明に係る細胞配列装置を使用した細胞分析装置の構成例が示される。図6において、細胞分析装置は、レーザ光源38、ハーフミラー40、集光レンズ32、受光部42、位置移動部34を含んでいる。
LED等で構成されたレーザ光源38から出射された光は、ハーフミラー40によりチャンバー12が形成された基板10の方向に向けられ、集光レンズ32により集光されてチャンバー12中に固定されている細胞に照射される。光が照射された細胞からは蛍光が発生し、この蛍光が集光レンズ32及びハーフミラー40を介して受光部42に受光される。このようにして受光部42で受光した蛍光に基づき、所定の分析を行うことができる。
図1(a)に示されるように、基盤10を円盤状とし、チャンバー12が同心円状に形成されている場合、その回転軸44のまわりに基板10を回転させ、位置移動部34により集光レンズ32から出射する光を半径方向に移動させて観察を行う。このような構成により、基板10上の任意のアドレスにある細胞の観察・計測を容易に行うことができる。
本発明に係る細胞配列装置の構成例を示す図である。 本発明に係る細胞配列装置の製作手順の一例を示す図である。 薄膜に小孔を穿孔するための穿孔装置の例を示す図である。 本発明に係る細胞配列装置の製作手順の他の例を示す図である。 薄膜上に固定された細胞を解放する手段の説明図である。 本発明に係る細胞配列装置を使用した細胞分析装置の構成例を示す図である。
符号の説明
10 基板、12 チャンバー、14 細胞、16 開口部、18 薄膜、20 小孔、22 薄膜製作用基板、24 剥離層、26 穿孔装置、28,38 レーザ光源、30 ミラー、32 集光レンズ、34 位置移動部、36 遮光パターン、40 ハーフミラー、42 受光部、44 回転軸。

Claims (14)

  1. 周期的な開口部を有する平板状の基板と、
    前記基板の表面に貼り付けられ、前記開口部に対応する位置に小孔が形成された薄膜と、
    を備えることを特徴とする細胞配列装置。
  2. 請求項1記載の細胞配列装置において、前記薄膜は液状ポリマーを原料とする有機薄膜であることを特徴とする細胞配列装置。
  3. 請求項2記載の細胞配列装置において、前記液状ポリマーは光硬化性を有することを特徴とする細胞配列装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項記載の細胞配列装置において、前記薄膜の厚さは、1マイクロメートル以上50マイクロメートル以下であることを特徴とする細胞配列装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項記載の細胞配列装置において、前記薄膜に形成された小孔は、直径が1マイクロメートル以上50マイクロメートル以下であることを特徴とする細胞配列装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項記載の細胞配列装置において、前記薄膜の表面には細胞接着性材料がコーティングされていることを特徴とする細胞配列装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項記載の細胞配列装置において、前記基板は円盤状であり、前記開口部が同心円状またはスパイラル状に形成されていることを特徴とする細胞配列装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項記載の細胞配列装置が、前記薄膜上に固定された細胞を解放する手段を有することを特徴とする細胞配列装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項記載の細胞配列装置を使用した細胞分析装置。
  10. 剥離層上に薄膜を形成し、
    前記薄膜上に、周期的な開口部を有する平板状の基板を載せ、前記薄膜を前記基板面に接着し、
    前記剥離層を前記薄膜から剥離し、
    前記薄膜の前記開口部に対応する位置に小孔を形成することを特徴とする細胞配列装置の製造方法。
  11. 剥離層上に薄膜を形成し、
    前記薄膜に小孔を形成し、
    前記薄膜上に、周期的な開口部を有する平板状の基板を前記小孔が前記開口部に対応する位置に配置されるように載せ、前記薄膜を前記基板面に接着し、
    前記剥離層を前記薄膜から剥離することを特徴とする細胞配列装置の製造方法。
  12. 請求項10記載の細胞配列装置の製造方法において、前記小孔はパルスレーザにより形成することを特徴とする細胞配列装置の製造方法。
  13. 請求項11記載の細胞配列装置の製造方法において、前記小孔はフォトリソグラフィ法により形成することを特徴とする細胞配列装置の製造方法。
  14. 請求項10から請求項13のいずれか一項記載の細胞配列装置の製造方法において、前記薄膜は、液状ポリマーをスピンコートまたはスプレーコートすることにより形成することを特徴とする細胞配列装置の製造方法。
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