JP2006080916A - 動画像処理装置及び動画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

動画像処理装置及び動画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】動画像データに対する拡大設定操作をユーザに分かりやすく且つ使いやすいようにする。
【解決手段】動画像データを動画像として表示可能な第1の画像表示部8−Aと、動画像の拡大率を設定する拡大率設定部8−Eと、動画像の拡大位置を指定する拡大位置指定部8−Fと、拡大率の設定と拡大位置の指定とを可能とするために、第1の画像表示部に表示している動画像を一時停止させる一時停止部と、一時停止部により一時停止させた位置のフレーム画像の全領域を全領域画像として表示する第2の画像表示部8−Fと、第2の画像表示部に表示されている全領域画像を使用して設定された拡大率と拡大位置とに基づいて、第2の画像表示部に表示されている全領域画像上に拡大部分の大きさと位置を表示し、第1の画像表示部に拡大した結果である拡大画像を表示する制御部と、を具備する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、動画像データの一部を拡大する技術に関するものである。
近年のデジタルカメラ、デジタルビデオカメラの普及に伴い、デジタルの静止画像データや動画像データを閲覧したり印刷したりする機会が増えてきている。これらの画像データを閲覧する場合は、表示画面内に収まるよう縮小または拡大して表示するか、等倍で表示画面内の一定の範囲に表示する方法が一般的である。
このような状況の中で、静止画像データの一部の領域を選択して拡大表示したり、その領域を切り出して保存したりすることが一般的に行われるようになってきている。静止画像データの一部の領域を選択する方法としては、全体表示された静止画像データから任意の2点を指定する方法や、拡大率と拡大場所とを指定する方法などがある。
例えば、従来の静止画像データ拡大のための技術としては、拡大操作手段と、位置指定手段を備えているものがある(特許文献1参照)。
図11は、特許文献1における電子スチルカメラの背面の構成を示す図である。
電子スチルカメラ11は、プラスボタン30、および、マイナスボタン31を操作することで、任意のサイズに拡大設定を行うことができる。また、十字キー35を操作することで、任意の位置を選択することができる。また、シャッターボタンSBを押すことで、拡大した画像を別画像としてメモリーカードに取り込むことが可能となっている。このような構成により、操作者が簡単で便利に操作できる操作性を提供することができる。
一方、静止画像データではなく動画像データに関しては、動画像データの一部の領域を選択して拡大表示したり、その領域を切り出して保存したりするというのはそれほど一般的ではない。この場合は、動画像データの先頭画像を使って、静止画データの場合と同様の手順で領域指定する方法などが考えられている。
特開2000−217024号公報
しかしながら、動画像データは静止画像データの場合と違って一枚の画像データではないため、先頭画像を見ただけでは、その先頭画像で指定した領域が、その後に続く動画像全体に対して適切であるかどうかが把握できないという問題があった。
また先頭画像を元に領域を決めた場合、実際に設定した結果で良いのかどうかを確かめるために、設定の結果を再生して確認する手間がかかるという問題があった。
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、動画像データに対する拡大設定操作をユーザに分かりやすく且つ使いやすいようにすることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる動画像処理装置は、動画像データの一部を拡大するための拡大設定機能を有する動画像処理装置であって、前記動画像データを動画像として表示可能な第1の画像表示手段と、前記動画像の拡大率を設定する拡大率設定手段と、前記動画像の拡大位置を指定する拡大位置指定手段と、前記拡大率設定手段による拡大率の設定と、前記拡大位置指定手段による拡大位置の指定とを可能とするために、前記第1の画像表示手段に表示している動画像を一時停止させる一時停止手段と、該一時停止手段により一時停止させた位置のフレーム画像の全領域を全領域画像として表示する第2の画像表示手段と、該第2の画像表示手段に表示されている全領域画像を使用して前記拡大率設定手段と前記拡大位置指定手段により設定された拡大率と拡大位置とに基づいて、前記第2の画像表示手段に表示されている全領域画像上に拡大部分の大きさと位置を表示し、前記第1の画像表示手段に拡大した結果である拡大画像を表示する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理装置において、前記拡大率設定手段が操作された場合に、前記一時停止手段は、前記第1の画像表示手段に表示している動画像を一時停止させることを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理装置において、前記拡大位置指定手段が操作された場合に、前記一時停止手段は、前記第1の画像表示手段に表示している動画像を一時停止させることを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理装置において、前記第1の画像表示手段に表示する画像の再生状態をコントロールするコントロール手段をさらに具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理装置において、前記コントロール手段により前記第1の画像表示手段に表示している動画像を一時停止させる指示がなされた場合に、前記一時停止手段は、前記動画像を一時停止させることを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理装置において、前記コントロール手段は、前記第1の画像表示手段に表示している動画像の時間的な再生位置を指定する再生スライダーを有し、該再生スライダーによる前記動画像の時間的な再生位置の指定が終了した時点で、前記一時停止手段は、前記動画像を一時停止させることを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理装置において、前記コントロール手段により前記第1の画像表示手段に動画像を再生する指示がなされている場合に、該動画像の毎フレームの全領域画像を前記第2の画像表示手段に表示することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理装置において、前記拡大率設定手段と前記拡大位置指定手段とにより設定された拡大領域に応じて、音声の左右のバランスを変更する音声バランス変更手段をさらに具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理装置において、前記音声バランス変更手段は、前記拡大領域が全領域画像の中央より右側にある場合には右側の音声を左側の音声より大きく設定し、拡大領域が全領域画像の中央より左側にある場合には左側の音声を右側の音声より大きく設定することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理装置において、前記第1の画像表示手段と前記第2の画像表示手段を重ねて表示することを特徴とする。
また、本発明に係わる動画像処理方法は、動画像データの一部を拡大するための動画像処理方法であって、前記動画像データを動画像として第1の画像表示部に表示する第1の画像表示工程と、前記動画像の拡大率を設定する拡大率設定手段を表示する拡大率設定手段表示工程と、前記動画像の拡大位置を指定する拡大位置指定手段を表示する拡大位置指定手段表示工程と、前記拡大率設定手段による拡大率の設定と、前記拡大位置指定手段による拡大位置の指定とを可能とするために、前記第1の画像表示部に表示している動画像を一時停止させる一時停止工程と、該一時停止工程において一時停止させた位置のフレーム画像の全領域を全領域画像として第2の表示部に表示する第2の画像表示工程と、前記第2の画像表示部に表示されている全領域画像を使用して前記拡大率設定手段と前記拡大位置指定手段により設定された拡大率と拡大位置とに基づいて、前記第2の画像表示部に表示されている全領域画像上に拡大部分の大きさと位置を表示し、前記第1の画像表示部に拡大した結果である拡大画像を表示する表示工程と、を具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理方法において、前記拡大率設定手段が操作された場合に、前記第1の画像表示部に表示している動画像を一時停止させることを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理方法において、前記拡大位置指定手段が操作された場合に、前記第1の画像表示部に表示している動画像を一時停止させることを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理方法において、前記第1の画像表示部に表示する画像の再生状態をコントロールするコントロール手段を表示するコントロール手段表示工程をさらに具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理方法において、前記コントロール手段により前記第1の画像表示部に表示している動画像を一時停止させる指示がなされた場合に、前記動画像を一時停止させることを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理方法において、前記コントロール手段は、前記第1の画像表示部に表示している動画像の時間的な再生位置を指定する再生スライダーを有し、該再生スライダーによる前記動画像の時間的な再生位置の指定が終了した時点で、前記動画像を一時停止させることを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理方法において、前記コントロール手段により前記第1の画像表示部に動画像を再生する指示がなされている場合に、該動画像の毎フレームの全領域画像を前記第2の画像表示部に表示することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理方法において、前記拡大率設定手段と前記拡大位置指定手段とにより設定された拡大領域に応じて、音声の左右のバランスを変更する音声バランス変更工程をさらに具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理方法において、前記音声バランス変更工程では、前記拡大領域が全領域画像の中央より右側にある場合には右側の音声を左側の音声より大きく設定し、拡大領域が全領域画像の中央より左側にある場合には左側の音声を右側の音声より大きく設定することを特徴とする。
また、この発明に係わる動画像処理方法において、前記第1の画像表示部と前記第2の画像表示部を重ねて表示することを特徴とする。
また、本発明に係わるプログラムは、上記の動画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係わる記憶媒体は、上記のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、動画像データに対する拡大設定操作をユーザに分かりやすく且つ使いやすいようにすることが可能となる。
以下、本発明の好適な一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態は、複数の動画ファイルを指定して再生順序を設定し、その編集結果を動画ファイルとして保存する動画編集装置に関するものである。本実施形態の動画編集装置では、各動画に対して、拡大設定と再生時間設定が可能となっている。
図2は本発明の動画編集装置の一実施形態の構成を示すブロック図であり、図1は図2の動画編集装置における拡大処理および拡大表示処理を示すフローチャートである。
図2において、210は動画編集装置の動作を制御する演算処理装置(CPU)である。220は、プログラムや動画像データなどのデジタルデータを記録するハードディスクである。ハードディスク220は、後述する動画編集プログラムがCPU210に読み取り可能なプログラムコードとして記録されており、このプログラムコードをCPU210が実行する構成となっている。
ハードディスク220の動画編集プログラムは、動画像データから任意のフレーム画像を取り出すフレーム画像取得手段と、取得したフレーム画像を拡大前の動画像データの1フレームの全領域を示す全領域画像として表示する全領域画像表示手段と、動画像データの拡大率を設定する拡大率設定手段と、動画像データの拡大場所を指定する拡大場所指定手段と、拡大場所指定手段と拡大率設定手段によって指定された動画像データの拡大領域を表示する拡大領域表示手段と、拡大場所指定手段と拡大率設定手段の設定を反映した拡大動画を再生表示する拡大動画プレビュー手段と、拡大動画をユーザが再生コントロールするための拡大動画コントロール手段と、拡大動画プレビュー手段または拡大動画コントロール手段の状態に応じて全領域画像表示手段で表示する全領域画像を変更する全領域画像変更手段と、を備えて構成されている。
230は、内部メモリである。240は、CRTディスプレイや液晶パネルなどの表示部(ディスプレイ)である。245は、オーディオ出力用のスピーカーである。250は、キーボードやマウスなどからなる操作部である。
260は、外部記録媒体を読み込むためのドライブである。270は、CD−ROMやDVD−ROMなどの外部記録媒体である。280は、PCIバスなどのコンピュータ310内部の各処理部を相互に接続するための内部バスである。なお、本実施形態は、動画像編集装置をアプリケーションプログラムによりパーソナルコンピュータ310上で実現する例を示すものである。
本実施形態ではハードディスク220にプログラムが記録されている例を示すが、プログラムがCD−ROMなどの外部記録媒体270に記録されており、記録媒体ドライブ260を介してCPU210に実行させる形態でも良い。また同様に、ネットワーク上にプログラムがある場合にも、本発明は適用可能である。
ここで、本実施形態の動画編集装置における動画編集プログラムの動作概要について、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず動画編集プログラムは、図2のディスプレイ240に、図4の画面を表示する。ユーザは、操作部250を用いてこのプログラムを操作することができる。ユーザ操作部は、マウスやタッチパネルなど一般的に使用されているものを使用する。動画編集プログラム実行の直後は、図4の4−Aに並んでいるボタンの中で [追加]ボタンが使用できるようになっており、それ以外のボタンやコントロールは使用できない状態となっている。
図3のフローチャートのステップS500は、動画編集プログラムに編集対象となる動画像ファイルを追加するステップである。ユーザが図2の操作部250を使用して図4に示される[追加]ボタンを押すと、動画編集プログラムはファイル選択ダイアログを表示して、動画像ファイルをユーザに選択させる処理を行う。ユーザは図2のハードディスク220にある動画像ファイルを選択することで、動画像編集プログラムに編集対象となる動画像ファイルを追加することができる。本実施形態のファイル選択ダイアログは、OSに標準で用意されているファイルオープンダイアログを使用する構成とする。また本実施形態では、一度に複数のファイルを選択することができる構成となっている。
動画編集プログラムは、動画像ファイルが追加されると、図4の4−Bの領域に動画像ファイルのサムネイル画像を表示する。サムネイル画像は、動画像データの先頭画像を縮小して作成する。本実施形態ではサムネイル画像は動画像データの先頭画像を使用する構成とするが、もちろん先頭画像以外の画像を使用しても良い。
動画像ファイルのサムネイル画像表示の例を、図5に示す。この例では、図5の5−Bの領域にサムネイル画像を5個表示している。再生順序はサムネイル画像の左から右の順番になっており、再生順序が分かりやすいようにサムネイル画像の下に番号を表示する。また、サムネイル画像に対応する動画像データの再生時間が分かるように、サムネイル画像の上に各動画像データの再生時間を表示する。
追加した動画像ファイルが多くてサムネイル画像が画面内に収まらない場合は図5の5−Cに示すように、下にスクロールバーを表示することで、画面に収まらなかったサムネイル画像も表示可能な構成となっている。また動画像ファイルを追加したことで、図5の5−Aに示したように、図4の4−Aでは使用不可の状態であった[プレビュー]ボタンと[保存]ボタンが新たに使用できるようになる。
図3のステップS510は、再生順序の設定を行うステップである。図5のように複数の動画像ファイルが追加された状態で、ユーザが図2の操作部250を使用してサムネイル画像をクリックすると、クリックされたサムネイル画像は選択状態となる。サムネイル画像が選択された状態を図6に示す。図6は、2番目のサムネイルが選択状態となっている例である。サムネイル画像の選択状態の表示については、図6の6−Bに示すように、サムネイル画像の回りの色を変えて表示したり枠を太く表示したりすることで、選択状態を示す。この選択状態のサムネイル画像を、ユーザが図2の操作部250を使用してドラッグアンドドロップ操作することで、サムネイル画像の順番を入れ替えることができ、それによって再生順序の設定が行える構成となっている。またサムネイル画像を選択すると、6−Aにある全てのボタンが使用可能な状態となる。
図3のステップS520は、再生時間の設定を行うステップである。図6のようにサムネイル画像が選択状態の場合に[再生時間]ボタンをクリックすると、再生時間設定ダイアログを表示して、選択した動画像ファイルに対する再生時間の設定が可能となる。
再生時間設定ダイアログについて、図7を用いて説明する。
図7において、7−Aは再生時間設定を行う動画像ファイルのプレビュー画面である。この動画像ファイルは、選択状態のサムネイル画像に対応する動画像ファイルである。
7−Bは、対象となる動画像ファイルの先頭からの時間的な再生位置を時間表示する部分である。動画が再生状態の時には、再生位置に応じて時間の表示を更新する。
7−Cは、再生コントロールボタンである。本実施形態では左から、[再生]、[一時停止]、[停止]、[コマ戻し]、[コマ送り]、の5つの再生コントロールボタンがある。ユーザはこれらのボタンを使用することで、プレビュー画面を再生コントロールすることができる。
7−Dは、再生スライダーである。再生スライダーのつまみは、動画像ファイルの再生位置を相対的に表示する。また、ユーザは再生スライダーのつまみを動かすことで、再生位置を自由に移動できる。
7−Eは、時間設定コントローラである。InとOutの2つのつまみがあり、左側のつまみがイン点の設定、右側のつまみがアウト点の設定となる。ユーザはこれらを動かして設定することで、動画像ファイルのイン点(再生開始点)とアウト点(再生終了点)を設定できる。
7−Fには、[OK]ボタンと[キャンセル]ボタンがある。再生時間設定を確定する場合は[OK]ボタンを押してダイアログを閉じる。再生時間設定をキャンセルする場合は[キャンセル]ボタンを押してダイアログを閉じる。このように、再生時間設定ダイアログによって、再生時間設定を行うことができる。
図3のステップS530は、拡大設定を行うステップである。図6のようにサムネイル画像を選択状態にしてから[拡大]ボタンをクリックすると、拡大設定ダイアログを表示して、選択した動画像ファイルに対する拡大設定が可能となる。
拡大設定ダイアログについて、図8を用いて説明する。
図8において、8−Aは拡大設定のプレビュー画面である。8−E、8−Fの設定を反映したプレビュー(通常は動画像)を表示する。これは、拡大動画プレビュー手段に対応する。
8−B、8−C、8−Dは、それぞれ7−B、7−C、7−Dと同じであるため、説明を省略する。
8−Eは、拡大率設定コントローラである。これは、拡大率設定手段に対応する。本実施形態では、[拡大なし]、[120%拡大]、[150%拡大]、[200%拡大]、[300%拡大]ボタンのいずれかを押すことで、拡大率の設定が可能となる。もちろん、それ以外の拡大率を指定できるような構成でも良い。拡大率設定コントローラは、現在の設定されている拡大率ボタン色を変えて表示したり、枠を太く表示したりすることで、ユーザに現在の設定状態が分かるようにする。図8の例では、[200%拡大]が設定された状態であることが分かる。なお、拡大率のデフォルトの設定は[拡大なし]とする。
8−Fは、拡大場所指定と拡大領域表示のためのコントローラである。これは、拡大場所指定手段と拡大領域表示手段に対応する。8−Fには、動画像データの1フレーム画像の全領域を示す全領域画像表示部と、拡大場所指定のための上下左右ボタンを配置する。また全領域画像表示部には、拡大領域を表示する。本実施形態では8−Fに示すように、拡大領域を枠で表示する例を示すが、それ以外の手段で拡大領域を示しても良い。拡大領域枠は、200%拡大のときは縦横それぞれ1/2倍、300%拡大のときは縦横それぞれ1/3倍、つまり、n%拡大の時は縦横それぞれ100/n倍の大きさで表示する。
ユーザは図2の操作部250を使用して上下左右ボタンを押すことで、拡大領域を上下左右に移動することができる。また、拡大領域枠をドラッグアンドドロップすることで、拡大領域を移動することも可能となっている。
拡大領域として指定された領域を、設定された拡大率で拡大してプレビュー画面8−Aに表示するので、すぐに現在の設定を確認することが可能となっている。
8−Gには、[OK]ボタンと[キャンセル]ボタンがある。拡大設定を確定する場合は[OK]ボタンを押してダイアログを閉じる。拡大設定をキャンセルする場合は[キャンセル]ボタンを押してダイアログを閉じる。このように、拡大設定ダイアログによって、拡大設定を行うことができる。拡大設定動作の詳細は、後にフローチャートを用いて詳細に説明する。
図3のステップS540は、プレビューを行うステップである。図6の [プレビュー]ボタンをクリックするとプレビューダイアログを表示し、追加した動画像ファイルを順番に再生して全ての設定を確認することができる。これは、保存イメージを確認するために使用する。
プレビューダイアログについて、図9を用いて説明する。
図9において、9−Aはプレビュー画面である。追加した動画像ファイルの全ての設定を反映したものを順番に再生表示する。
9−B、9−C、9−Dは、基本的にはそれぞれ7−B、7−C、7−Dと同じであるが、プレビューダイアログでは動画像ファイルひとつについての再生ではなく、追加した複数の動画像ファイルをひとつの塊として扱って再生する。
9−Eはプレビューダイアログを閉じるためのクローズボタンである。
9−Fは、プレビューダイアログのウィンドウサイズを変更するためのコントローラである。このコントローラを使用することで、プレビュー画面の表示画像サイズを変更して再生表示することが可能となる。
ステップS500からステップS540を繰り返して、動画像ファイルの再生順序や、再生時間、拡大設定を行い、編集作業を行う。
図3のステップS550は、編集結果を保存するステップである。図6の [保存]ボタンをクリックすると保存ダイアログを表示し、動画像ファイルの保存処理を行う。これは、ステップS500からステップS540の間で設定した編集結果をひとつの動画像ファイルとして保存する処理である。保存ダイアログは図示しないが、保存ファイル名、保存場所、保存動画像ファイルのフォーマット、画像サイズ、フレームレートを設定することができる。もちろんそれ以外の設定を行うことができても良い。
本実施形態の動画編集プログラムでは、以上のようなフローによって、動画編集を行うことができるようになっている。
次に、本実施形態のポイントとなる拡大設定処理について、さらに詳細に説明する。図3で示した動画編集プログラムにおけるステップS530の拡大設定ダイアログの処理について、図1のフローチャート、および図8の拡大設定ダイアログ図を用いて説明する。
ステップS100は、ユーザが拡大率を指定したかどうかの判断である。これは、図8において、ユーザが8−Eのどれかの拡大率を指定したかどうかを判断する処理である。もし拡大率が指定された場合には、処理をステップS110に移す。もし拡大率の指定がされていない場合には、処理をステップS160に移す。
ステップS110は、拡大率が指定された場合に移ってくる処理である。ここでは、図8の8−Eの中で、指定された拡大率に対応する拡大率ボタンの色を変え、また、拡大率ボタンの枠を太く表示する処理を行う。
ステップS120は、拡大動画プレビュー8−Aを一時停止状態にする処理である。これにより拡大動画プレビュー8−Aは、その時の状態にかかわらず一時停止状態となる。例えば、再生時に拡大率を変更した場合にも、一時停止状態となる。
ステップS130は、全領域画像表示部を更新表示する処理である。動画像データから、一時停止位置のフレーム画像を取得し、そのフレーム画像を全領域画像として8−Fに表示する処理を行う。
ステップS140は、拡大領域を更新表示する処理である。ステップS100で拡大率が新たに設定されたので、設定された拡大率に応じて、ステップS130で更新された全領域画像表示部に拡大領域を表示しなおす処理を行う。
ステップS150は、拡大動画プレビュー8−Aを更新する処理である。ステップS100で拡大率が新たに設定されたので、設定された拡大率に応じて、拡大動画のプレビューを更新する処理を行う。
ステップS160は、ユーザが拡大場所を指定したかどうかの判断である。これは、図8において、ユーザが8−Fで拡大場所を指定したかどうかを判断する処理である。もし拡大場所が指定された場合には、処理をステップS170に移す。もし拡大場所の指定がされていない場合には、処理をステップS210に移す。
ステップS170は、拡大場所が指定された場合に移ってくる処理である。ここでは、拡大動画プレビュー8−Aを一時停止状態にする処理を行う。これにより拡大動画プレビュー8−Aは、その時の状態にかかわらず一時停止状態となる。例えば、再生時に拡大場所を変更した場合にも、一時停止状態となる。
ステップS180は、全領域画像表示部を更新表示する処理である。動画像データから、一時停止位置のフレーム画像を取得し、そのフレーム画像を全領域画像として8−Fに表示する処理を行う。
ステップS190は、拡大領域を更新表示する処理である。ステップS160で拡大場所が新たに設定されたので、設定された拡大場所に応じて、ステップS180で更新された全領域画像表示部に拡大領域を表示しなおす処理を行う。
ステップS200は、拡大動画プレビュー8−Aを更新する処理である。ステップS160で拡大場所が新たに設定されたので、設定された拡大場所に応じて、拡大動画のプレビューを更新する処理を行う。
ステップS210は、ユーザがコントロールボタンを操作したかどうかの判断である。これは、図8において、ユーザが8−Cのコントロールボタンのどれかを操作したかどうかを判断する処理である。もしコントロールボタンが操作された場合には、処理をステップS220に移す。もしコントロールボタンが操作されていない場合には、処理をステップS260に移す。
ステップS220は、コントロールボタンが操作された場合に移ってくる処理である。操作されたコントロールに応じて、拡大動画プレビュー8−Aの状態を変更する処理を行う。例えば、再生ボタンが押された場合は、拡大動画プレビューを再生状態にする。また、一時停止ボタンが押された場合は、拡大動画プレビューを一時停止状態にする。
ステップS230は、コントロールボタン操作の結果、再生の状態が一時停止になっているかどうかを判断する処理である。もし一時停止状態にならば処理をステップS240に移す。もし一時停止以外の状態ならば、処理をステップS260に移す。
ステップS240は、一時停止状態の場合に移ってくる処理である。ステップS240は、全領域画像表示部を更新表示する処理である。動画像データから、一時停止位置のフレーム画像を取得し、そのフレーム画像を全領域画像として8−Fに表示する処理を行う。
ステップS250は、拡大領域を更新表示する処理である。ステップS240で全領域画像が新たに更新されたので、その更新された全領域画像に拡大領域を表示しなおす処理を行う。
ステップS260は、ユーザが再生スライダーを操作したかどうかの判断である。これは、図8において、ユーザが8−Dの再生スライダーを操作したかどうかを判断する処理である。もし再生スライダーが操作された場合には、処理をステップS270に移す。もし再生スライダーが操作されていない場合には、処理をステップS310に移す。
ステップS270は、再生スライダーが操作された場合に移ってくる処理である。ここでは、再生スライダーのつまみの位置に応じて、拡大動画像プレビューの再生位置を更新する処理を行う。
ステップS280は、再生スライダーの操作が終了したかどうかの判断を行う。ユーザは再生スライダーのつまみを動かすことで自由に再生位置を決定できるが、つまみを動かすのをやめたかどうかをここで判断する。もし再生スライダー操作が終了した場合は、処理をステップS290に移す。まだ再生スライダーの操作中である場合は、処理をステップS270に戻して、繰り返しスライダー操作に関する処理を行う。
ステップS290は、スライダー操作が終了した時に移ってくる処理である。ステップS290は、全領域画像表示部を更新表示する処理である。動画像データから、再生スライダー操作後の再生位置のフレーム画像を取得し、そのフレーム画像を全領域画像として8−Fに表示する処理を行う。
ステップS300は、拡大領域を更新表示する処理である。ステップS290で全領域画像が新たに更新されたので、その更新された全領域画像に拡大領域を表示しなおす処理を行う。
ステップS310は、再生状態に応じて、拡大動画像プレビューの表示を更新する処理である。
ステップS320は、拡大領域の中心と拡大前の画像の中心との距離に応じて、オーディオ出力の左右のバランスを変更して出力する処理を行う。拡大領域が拡大前画像の中心より左よりであればあるほど、左側の音を大きくし、右側の音を小さくするように設定する。逆に拡大領域が拡大前画像の中心より右よりであればあるほど、右側の音を大きくし、左側の音を小さくするように設定する。
ステップS330は、拡大設定を終了するかどうかの判断である。図8の8−Gに配置されている[OK]ボタン、または、[キャンセル]ボタンが押された場合は、拡大設定処理を終了する。もしボタンが押されなければ、処理をステップS100に戻して拡大設定処理を続ける。
上記構成とすることで、元となる動画像データの1フレームの全領域画像を表示しながら拡大領域を設定することが可能となる。また、動画像データが一時停止状態の時や、再生スライダーを操作した時に、拡大前の動画像データの1フレームの全領域を示す全領域画像を変更するため、動画像データの内容を把握しながら拡大設定ができるようになる。
これらの動作により、動画像データに対して分かりやすく使いやすい拡大設定手段を提供することが可能となるのである。
なお本実施形態では、動画像データが一時停止状態の時や再生スライダーを操作した時にだけ全領域画像を変更する構成としたが、処理能力の高いCPUを使用するなどして高速な画像表示が可能な場合には、拡大動画プレビュー手段の表示に合わせて動画像データから再生位置に対応するフレーム画像を毎フレーム取得し、その取得したフレーム画像を全領域画像として毎フレーム表示更新する構成でも良い。
また、本実施形態ではPCで動作するアプリケーションソフトの例を説明したが、カメラ本体で動作する場合にも本発明は適用可能である。またカメラ本体で動作する場合は、操作部はカメラ本体に備え付けられている複数のボタンを使用してもよい。例えば、拡大率の設定はズームイン/ズームアウトボタン、拡大場所設定は上下左右ボタン、を使用する。
また、カメラに内蔵されているモニタは一般的には表示領域が狭いため、図10のように、全領域画像表示を拡大動画プレビューに重ねて表示する方法でもよい。
以上説明したように、本実施形態では、動画像データの一部を拡大するための拡大設定を行うことが可能な動画像処理装置において、動画像データから任意のフレーム画像を取り出すフレーム画像取得手段と、前記フレーム画像取得手段により取得したフレーム画像を、拡大前の動画像データの1フレームの全領域を示す全領域画像として表示する全領域画像表示手段と、動画像データの拡大率を設定する拡大率設定手段と、前記全領域画像に対して、動画像データの拡大場所を指定する拡大場所指定手段と、前記全領域画像に、拡大場所指定手段と拡大率設定手段によって指定された動画像データの拡大領域を表示する拡大領域表示手段と、拡大場所指定手段と拡大率設定手段の設定を反映した拡大動画を再生表示する拡大動画プレビュー手段と、拡大動画プレビュー手段で再生表示する拡大動画をユーザが再生コントロールするための拡大動画コントロール手段と、拡大動画プレビュー手段、または拡大動画コントロール手段の状態に応じて、全領域画像表示手段で表示する全領域画像を変更する全領域画像変更手段と、を備える構成とした。
上記のような構成とすることによって、元となる動画像データの1フレームの全領域画像を表示しながら拡大領域を設定することが可能となる。また、動画像データが一時停止状態の時や、再生スライダーを操作した時に、拡大前の動画像データの1フレームの全領域を示す全領域画像を変更するため、動画像データの内容を把握しながら拡大設定ができるようになる。
これらの動作により、動画像データに対して分かりやすく使いやすい拡大設定手段を提供することが可能となる。
(他の実施形態)
また、各実施形態の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した手順に対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の一実施形態における拡大設定処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における動画編集装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における動画編集処理手順の概略を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における動画編集装置の表示の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における動画編集装置の画像表示の説明図である。 本発明の一実施形態における動画編集装置の画像選択の説明図である。 本発明の一実施形態における再生時間設定の表示の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における拡大設定の表示の一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるプレビュー画面の表示の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における拡大設定の表示の一例を示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
210 CPU
220 HD
230 メモリ
240 ディスプレイ
245 スピーカー
250 操作部
260 記録媒体ドライブ
270 外部記録媒体
280 内部バス

Claims (22)

  1. 動画像データの一部を拡大するための拡大設定機能を有する動画像処理装置であって、
    前記動画像データを動画像として表示可能な第1の画像表示手段と、
    前記動画像の拡大率を設定する拡大率設定手段と、
    前記動画像の拡大位置を指定する拡大位置指定手段と、
    前記拡大率設定手段による拡大率の設定と、前記拡大位置指定手段による拡大位置の指定とを可能とするために、前記第1の画像表示手段に表示している動画像を一時停止させる一時停止手段と、
    該一時停止手段により一時停止させた位置のフレーム画像の全領域を全領域画像として表示する第2の画像表示手段と、
    該第2の画像表示手段に表示されている全領域画像を使用して前記拡大率設定手段と前記拡大位置指定手段により設定された拡大率と拡大位置とに基づいて、前記第2の画像表示手段に表示されている全領域画像上に拡大部分の大きさと位置を表示し、前記第1の画像表示手段に拡大した結果である拡大画像を表示する制御手段と、
    を具備することを特徴とする動画像処理装置。
  2. 前記拡大率設定手段が操作された場合に、前記一時停止手段は、前記第1の画像表示手段に表示している動画像を一時停止させることを特徴とする請求項1に記載の動画像処理装置。
  3. 前記拡大位置指定手段が操作された場合に、前記一時停止手段は、前記第1の画像表示手段に表示している動画像を一時停止させることを特徴とする請求項1に記載の動画像処理装置。
  4. 前記第1の画像表示手段に表示する画像の再生状態をコントロールするコントロール手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の動画像処理装置。
  5. 前記コントロール手段により前記第1の画像表示手段に表示している動画像を一時停止させる指示がなされた場合に、前記一時停止手段は、前記動画像を一時停止させることを特徴とする請求項4に記載の動画像処理装置。
  6. 前記コントロール手段は、前記第1の画像表示手段に表示している動画像の時間的な再生位置を指定する再生スライダーを有し、該再生スライダーによる前記動画像の時間的な再生位置の指定が終了した時点で、前記一時停止手段は、前記動画像を一時停止させることを特徴とする請求項4に記載の動画像処理装置。
  7. 前記コントロール手段により前記第1の画像表示手段に動画像を再生する指示がなされている場合に、該動画像の毎フレームの全領域画像を前記第2の画像表示手段に表示することを特徴とする請求項4に記載の動画像処理装置。
  8. 前記拡大率設定手段と前記拡大位置指定手段とにより設定された拡大領域に応じて、音声の左右のバランスを変更する音声バランス変更手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の動画像処理装置。
  9. 前記音声バランス変更手段は、前記拡大領域が全領域画像の中央より右側にある場合には右側の音声を左側の音声より大きく設定し、拡大領域が全領域画像の中央より左側にある場合には左側の音声を右側の音声より大きく設定することを特徴とする請求項8に記載の動画像処理装置。
  10. 前記第1の画像表示手段と前記第2の画像表示手段を重ねて表示することを特徴とする請求項1に記載の動画像処理装置。
  11. 動画像データの一部を拡大するための動画像処理方法であって、
    前記動画像データを動画像として第1の画像表示部に表示する第1の画像表示工程と、
    前記動画像の拡大率を設定する拡大率設定手段を表示する拡大率設定手段表示工程と、
    前記動画像の拡大位置を指定する拡大位置指定手段を表示する拡大位置指定手段表示工程と、
    前記拡大率設定手段による拡大率の設定と、前記拡大位置指定手段による拡大位置の指定とを可能とするために、前記第1の画像表示部に表示している動画像を一時停止させる一時停止工程と、
    該一時停止工程において一時停止させた位置のフレーム画像の全領域を全領域画像として第2の表示部に表示する第2の画像表示工程と、
    前記第2の画像表示部に表示されている全領域画像を使用して前記拡大率設定手段と前記拡大位置指定手段により設定された拡大率と拡大位置とに基づいて、前記第2の画像表示部に表示されている全領域画像上に拡大部分の大きさと位置を表示し、前記第1の画像表示部に拡大した結果である拡大画像を表示する表示工程と、
    を具備することを特徴とする動画像処理方法。
  12. 前記拡大率設定手段が操作された場合に、前記第1の画像表示部に表示している動画像を一時停止させることを特徴とする請求項11に記載の動画像処理方法。
  13. 前記拡大位置指定手段が操作された場合に、前記第1の画像表示部に表示している動画像を一時停止させることを特徴とする請求項11に記載の動画像処理方法。
  14. 前記第1の画像表示部に表示する画像の再生状態をコントロールするコントロール手段を表示するコントロール手段表示工程をさらに具備することを特徴とする請求項11に記載の動画像処理方法。
  15. 前記コントロール手段により前記第1の画像表示部に表示している動画像を一時停止させる指示がなされた場合に、前記動画像を一時停止させることを特徴とする請求項14に記載の動画像処理方法。
  16. 前記コントロール手段は、前記第1の画像表示部に表示している動画像の時間的な再生位置を指定する再生スライダーを有し、該再生スライダーによる前記動画像の時間的な再生位置の指定が終了した時点で、前記動画像を一時停止させることを特徴とする請求項14に記載の動画像処理方法。
  17. 前記コントロール手段により前記第1の画像表示部に動画像を再生する指示がなされている場合に、該動画像の毎フレームの全領域画像を前記第2の画像表示部に表示することを特徴とする請求項14に記載の動画像処理方法。
  18. 前記拡大率設定手段と前記拡大位置指定手段とにより設定された拡大領域に応じて、音声の左右のバランスを変更する音声バランス変更工程をさらに具備することを特徴とする請求項11に記載の動画像処理方法。
  19. 前記音声バランス変更工程では、前記拡大領域が全領域画像の中央より右側にある場合には右側の音声を左側の音声より大きく設定し、拡大領域が全領域画像の中央より左側にある場合には左側の音声を右側の音声より大きく設定することを特徴とする請求項18に記載の動画像処理方法。
  20. 前記第1の画像表示部と前記第2の画像表示部を重ねて表示することを特徴とする請求項11に記載の動画像処理方法。
  21. 請求項11乃至20のいずれか1項に記載の動画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  22. 請求項21に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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