JP2006079765A - ディスクドライブ装置、スキューセンサ異常判定方法 - Google Patents

ディスクドライブ装置、スキューセンサ異常判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ピックアップの傾き調整機構を備えないような機器でも採用でき、また簡易に、かつ記録再生中なども含めて実行できるスキューセンサの異常判定手法の提供。
【解決手段】
ディスクに対しての記録又は再生のためにレーザ出力を行うピックアップと、発光部と該発光部から出力されディスク記録媒体に反射された光を受光する2分割受光部を有し、該2分割受光部の出力としてディスクに対するピックアップのレーザ光軸の傾きを示す信号を出力するスキューセンサとを有するディスクドライブ装置において、2分割受光部の和信号を所定値と比較し、和信号が或る所定値より低い場合に、スキューセンサが異常であると判定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、光ディスクに対して記録又は再生を行うディスクドライブ装置、及びディスクドライブ装置におけるスキューセンサの異常判定方法に関するものである。
実公平6−14257号公報 特開平7−272300号公報 特開平10−312564号公報
光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどとして、ユーザーサイドでデータを記録可能なディスクが各種開発され普及している。例えばデータを1回書込可能なライトワンスディスクや、データの書換可能なリライタブルディスクが知られている。
これらディスクメディアは、映像や音声の記録に好適であり、例えばビデオカメラ等の撮像装置やオーディオレコーダ等の録音装置など各種記録再生システムにおいて用いられている。
また、ディスクメディアでは、高密度記録による大容量化が促進され、近年ではDVD(Digital Versatile Disc)方式のディスクや、ブルーレイディスク(Blu-Ray Disc)など、高精細な映像記録に対応できる大容量メディアが開発されている。
またディスクドライブ装置における光学ヘッドによるレーザ光軸とディスクの間は、ディスクのソリや、或いはディスクの高速回転中に装置が移動される(例えばディスクドライブ装置を内蔵した撮像装置が急激にパンニングされる場合など)ことで生じるコリオリ力などの影響で、スキュー(傾き)を生じる。
レーザ光軸に対して光ディスクがラジアル方向に傾いているとレーザスポットにコマ収差が発生し、適切な記録再生動作ができない。
そこでレーザ光軸とディスクの傾きを検出するスキューセンサが搭載され、スキューセンサの出力に応じて傾きを是正するスキューサーボをかけるようにしたり、或いはスキューセンサによって大きなスキューが検出された場合に記録を一時的に休止させることなどが行われている。
上記特許文献1,2,3には、それぞれスキューセンサ及びスキューサーボに関する技術が記載されている。
ところで、スキューサーボを実行するため、或いはスキュー状況に応じて記録を休止するなどの処理を行うためなどに、スキューセンサを搭載する場合、当然ながらそのスキューセンサの信頼性が重要になる。
このため、スキューセンサが正常に機能しているか、異常な状態であるかを判定する手法が求められる。
なおスキューセンサの異常とは、スキューセンサの経時変化による性能劣化や、半田付け不良などの接触不良のためにスキューセンサの信号が信頼できない状況となっていることなどがある。
このスキューセンサ異常判定のためには、例えばスキューサーボ機構(例えばピックアップのチルト機構)を駆動してピックアップを傾けていきながらスキューセンサの出力を監視し、ある時点で適正なスキューエラー信号が得られるか否かを確認するなどの手法がある。
スキューサーボ機構は、スキューセンサの出力からスキューエラー信号を生成し、そのスキューエラー信号に基づいてスキューサーボ機構を駆動するものであるが、逆にスキューサーボ機構を駆動してピックアップの傾きを変化させながらスキューエラー信号を観測すると、ある範囲で適正なスキューエラー信号が得られるはずである。ところが、ピックアップの傾きをその可動範囲で可変していっても適正なスキューエラー信号が得られなければ、スキューセンサに不具合が生じていると推定することができる。
ところが、このような手法は、当然ながらスキューサーボ機構を備えた機器でなければ採用できない。例えばスキューサーボ機構(ピックアップの傾き調整機構)を備えない機器であって、スキューセンサにより大きなスキューが検出された際には記録動作を一時休止させるような機器では、上記異常判定手法は採用できないことになる。
また、スキューサーボ機構を備えた機器であったとしても、スキューサーボ機構の駆動を伴うスキューセンサの異常判定が実行できるタイミングは限定的であるとともに時間を要し、例えば通常の記録再生を行っているときに異常判定を行うことは困難である。
そこで、ピックアップの傾き調整機構を備えないような機器でも採用でき、また、簡易かつ記録再生中なども含めて実行できるスキューセンサの異常判定の手法が求められる。
そこで本発明はこのような要望に応じたスキューセンサの異常判定の手法を提供することを目的とする。
本発明のディスクドライブ装置は、上記ディスク記録媒体に対しての記録又は再生のためにレーザ出力を行うピックアップ手段と、発光部と該発光部から出力されディスク記録媒体に反射された光を受光する2分割受光部を有し該2分割受光部の出力として上記ディスク記録媒体に対する上記ピックアップ手段のレーザ光軸の傾きを示す信号を出力するスキューセンサ手段と、上記2分割受光部の和信号が所定値より低い場合に上記スキューセンサ手段が異常と判定する異常判定手段とを備える。
またさらにユーザーに対する告知を行う告知手段と、上記異常判定手段により、上記スキューセンサ手段が異常と判定されることに応じて、上記告知手段によりスキューセンサ異常の告知を実行させる警告制御手段とを備える。
本発明のスキューセンサ異常判定方法は、ディスク記録媒体に対しての記録又は再生のためにレーザ出力を行うピックアップ手段と、発光部と該発光部から出力されディスク記録媒体に反射された光を受光する2分割受光部を有し該2分割受光部の出力として上記ディスク記録媒体に対する上記ピックアップ手段のレーザ光軸の傾きを示す信号を出力するスキューセンサ手段とを有するディスクドライブ装置において、上記2分割受光部の和信号を所定値と比較し、上記和信号が上記所定値より低い場合に、上記スキューセンサ手段が異常であると判定する。
スキューセンサは、2分割された受光部(フォトディテクタ)で検出される光量の差が、対象物のスキューに比例するという仕組みになっている。つまり2分割受光部の差信号がスキューの情報を表す。一方、2分割受光部の和信号は、反射光量情報となり、直接的にスキューの情報を表すものではないが、この和信号は、対象物(例えばディスク)の反射率に依らずスキューに応じた値が出力されるようにするため差信号を正規化するのに用いることができる。
本発明では、この和信号としての出力レベルを利用し、和信号が閾値より低い場合、スキューセンサが異常と見なす。
ディスクドライブ装置においてスキューセンサが正常であるときは、ディスクがマウントされ(つまり対象物が存在し)、スキューセンサがオン状態であるなら、反射光の光量情報である上記和信号としてはある程度のレベルの信号が得られるはずである。従って、このような条件下で和信号出力レベルが所定の閾値より低ければ、スキューセンサが適切に機能しておらず、例えば経時劣化やハンダ付け不良などによる異常が生じていると判断できる。
本発明によれば、ディスク記録媒体がマウントされ、スキューセンサ手段がオン状態であれば、いつでも、かつ容易にスキューセンサ手段が正常か異常かの判定ができることになる。もちろんスキューサーボ機構の有無に関わらないで判定ができる。従ってディスクドライブ装置の機種によらず採用でき、しかも、動作中はいつでも判別できることで、ディスクドライブ装置に有効な異常判定手法となる。
また、スキューセンサ手段の異常は、直接的にディスクドライブ装置の記録再生動作の異常には結びつかない。即ちスキューセンサ手段の異常は、レーザ光軸とディスク記録媒体のスキュー状態を適正に判断できなくなることを意味するが、そのときにスキュー状態が悪化しているとは限らない。一方、スキュー状態の悪化に応じて一時的に記録動作を休止させる装置であるとすると、スキューセンサ手段が異常と判定された場合は、スキュー状態の悪化に応じた休止処理が適切に実行できない。
そこで本発明は、スキューセンサ手段が異常と判定された場合は、告知手段によりスキューセンサ異常を示す警告のメッセージや音声などで、ユーザーに対して告知する。すると、ユーザーはスキューセンサ異常を理解して、それに応じた取り扱いを行うことができる。
例えば業務用の撮像装置に内蔵されるディスクドライブ装置の場合、その撮像装置のユーザーは通常、機器に精通したプロのカメラマンであり、スキューセンサ異常がどのようなものか理解できることが期待できる。また、特に業務用であると、単にスキューセンサ異常によって記録ができなくなるようにすることは不適切である。重要な撮像タイミングを逃してしまうような事態も考えられるためである。
このようなことを考慮すれば、スキューセンサ異常をユーザーに告知することが有用となる。なぜならユーザーは、スキューセンサ異常に応じて、急激なパンニングやローリングなどスキュー状態を悪化させる動作を避けた撮像を行えば、適切な映像記録ができるためである。つまり、スキューセンサ異常を告知することは、ユーザーに取り扱いの注意を促しながら適切な記録動作を続行可能とすることになり、業務用の機器として信頼性や使用性が向上され、非常に好適なものとなる。
以下、本発明のディスクドライブ装置の実施の形態として撮像装置(ビデオカメラ)に内蔵されるディスクドライブ装置を挙げる。またディスクドライブ装置は、ブルーレイディスクに対して撮像映像データの記録再生を行うものとする。
本例のディスクドライブ装置18を内蔵した撮像装置1の構成を図1に示す。
システムコントローラ11は、マイクロコンピュータにより構成され、撮像装置1の全体を制御する。即ち以下説明する各部の動作制御を行う。
カメラ部12は、映像撮像のための部位であり、撮像部13、撮像信号処理部14、カメラコントローラ15を備える。
撮像部13は、撮像レンズや絞りなどを備えて構成されるレンズ系、レンズ系に対してフォーカス動作やズーム動作を行わせるための駆動系、レンズ系で得られる撮像光を検出し、光電変換を行うことで撮像信号を生成する固体撮像素子アレイなどが設けられる。固体撮像素子アレイは、例えばCCDセンサアレイや、CMOSセンサアレイとされる。
撮像信号処理部14は、撮像部13の固体撮像素子によって得られる信号に対するゲイン調整や波形整形を行うサンプルホールド/AGC(Automatic Gain Control)回路や、ビデオA/Dコンバータを備え、撮像によるデジタル映像データを生成する。
カメラコントローラ15は、システムコントローラ11からの指示に基づいて、撮像部13及び撮像信号処理部14の動作を制御する。例えばカメラコントローラ15は、撮像部13に対しては、オートフォーカス、自動露出調整、絞り調整、ズームなどの動作を実行させるための制御(モータ制御)を行うものとされる。
またカメラコントローラ15はタイミングジェネレータを備え、固体撮像素子及び撮像信号処理部14のサンプルホールド/AGC回路、ビデオA/Dコンバータに対しては、タイミングジェネレータにて生成されるタイミング信号により信号処理動作を制御する。
カメラ部12では以上の構成により、撮像映像データを生成する。
また、マイクロホン33で得られた音声信号は音声信号処理部34でA/D変換され、撮像映像データに同期した音声データが生成される。
記録再生部16は、カメラ部12で得られた撮像映像データ(及びマイクロホン33で得られた音声データ)を記録媒体(ディスク90)に記録し、また再生できる部位である。
記録再生部16には圧縮エンコード/デコード部17、ディスクドライブ装置18、ローディング機構40が設けられる。
ディスクドライブ装置18には、ディスクドライブ装置18内の動作を制御する記録再生コントローラ19が設けられるが、この記録再生コントローラ19はシステムコントローラ11からの指示に応じて記録動作、再生動作等を行う。
また、ユーザーが挿入したディスク90(例えばカートリッジに収納されたディスク)は、ローディング機構40により、移送され、またカートリッジのシャッタが開かれて、ディスクドライブ装置18によって記録再生可能な状態とされる。
ローディング機構40は、記録再生コントローラ19からのコマンドにより、ローディング及びアンローディング(イジェクト)動作を行う。
圧縮エンコード/デコード部17は、撮像時にはカメラ部12で得られる撮像映像データ及び音声信号処理部34からの音声データについて圧縮エンコード処理を行い、またディスクドライブ装置18によって再生された圧縮データのデコード処理を行う。
エンコード/デコード部17で処理された撮像映像データ(及び音声データ)は、ディスクドライブ18に供給され、装填されているディスク90に記録される。
ディスク90に記録されたデータの再生時には、ディスクドライブ18によって再生された映像データ(及び音声データ)がエンコード/デコード部17でデコード処理される。
圧縮方式としては、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)方式或いは他の圧縮方式が用いられる。
なお、ディスクドライブ装置18において記録再生するデータとして、このような圧縮データ形態をとらないことも考えられる。
ディスクドライブ装置18の構成については後述するが、記録再生コントローラ19は、システムコントローラ11の指示に基づいて、ディスクドライブ装置18での記録及び再生動作、及びデータの入出力に関する制御を行う。
撮像時にカメラ部12で得られた撮像映像データや、ディスク90から再生された映像データは、ビューファインダ31に表示可能とされる。
撮像実行時、及び撮像スタンバイ時などにおいてカメラ部12が撮像映像データを出力している際は、その撮像映像データはビューファインダドライバ30に供給される。
ビューファインダドライバ30は、システムコントローラ11からの指示に応じて、それぞれ撮像映像データによる映像をビューファインダ31に表示させる動作を行う。またシステムコントローラ11の指示に応じたキャラクタ画像、或いはメッセージ等を重畳表示させる。
また、ディスク90からの映像データ再生時においては、ディスクドライブ装置18で再生出力され、エンコード/デコード部17でデコードされた映像データがビューファインダドライバ30に供給される。ビューファインダドライバ30は、システムコントローラ11からの指示に応じて、それぞれ供給された映像データ及び重畳するキャラクタ画像等による映像をビューファインダ31に表示させる動作を行う。
従って撮像者(カメラマン)は、ビューファインダ31を見ながら撮像のスタンバイ(被写体の確認時)及び撮像の際のモニタリングや、ディスク90に記録された映像内容のチェック、或いは簡単な編集操作などを行うことができる。
また撮像者は、ビューファインダ31に表示された文字によるメッセージ、或いはキャラクタ画像としての所定のシンボルなどにより、機器の動作モードや、機器内で生じている異常状態などを知ることができる。
なお、この撮像装置1に液晶表示部等の表示部を備え、ビューファインダ31と同様に撮像している映像や再生している映像、さらにはメッセージやアイコン等を表示できるようにしてもよい。
またディスク90から再生されたオーディオデータは、オーディオドライバ35でD/A変換され、またフィルタリングや増幅などの信号処理がされてスピーカ部36から出力される。
外部インターフェース20は、外部装置としてのオーディオ・ビジュアル機器、情報機器、ストレージ機器などとの間で映像データ等を入出力する部位である。
ROM22,RAM23、フラッシュメモリ24は、それぞれシステムコントローラ11が必要なデータやプログラムの記憶や演算領域として用いる。
例えばROM22には、システムコントローラ11の処理プログラム、固定データ等が記憶される。RAM23は一時的な情報の格納やワーク領域として用いられる。フラッシュメモリ24は各種の制御係数などが記憶される。
操作部27には、当該撮像装置1に対する操作のための各種操作子が用意されている。即ち電源オン/オフ操作、撮像操作(記録操作)、再生操作、記録や再生の停止操作、ズーム操作、各種モード操作、編集操作、イジェクト操作などのための操作子が形成される。
システムコントローラ11は、これらの操作子によるユーザの操作を検出することに応じて、各部に対して必要な動作が実行されるように制御する。
電源部32は例えばDC/DCコンバータにより、内蔵のバッテリにより得られる直流電源あるいは、電源アダプタを介して商用交流電源から生成された直流電源を利用して、各回路部に対して所要のレベルの電源電圧を供給する。電源部32による電源オン/オフは、上述した操作部27からの電源操作に応じてシステムコントローラ11が制御する。
次に、ディスクドライブ装置18の構成を図2で説明する。
ユーザーによって挿入されたディスク90は、上述したローディング機構40によって搬送され、ディスクドライブ装置18に装着される。
装着されたディスク90は、記録/再生動作時においてスピンドルモータ52によって一定線速度(CLV)で回転駆動される。
データ記録時には光学ピックアップ51によってトラックにユーザーデータがフェイズチェンジマークとして記録され、再生時には光学ピックアップによって記録されたマークの読出が行われる。
また、光学ピックアップ51によってディスク90上のグルーブトラックのウォブリングとして埋め込まれたADIP情報の読み出しがおこなわれる。
なお、ディスク90上の管理情報領域には、再生専用の管理情報として例えばディスクの物理情報等がエンボスピット又はウォブリンググルーブによって記録されるが、これらの情報の読出もピックアップ51により行われる。
ピックアップ51内には、レーザ光源となるレーザダイオードや、反射光を検出するためのフォトディテクタ、レーザ光の出力端となる対物レンズ、レーザ光を対物レンズを介してディスク記録面に照射し、またその反射光をフォトディテクタに導くための光学系(図示せず)が形成される。レーザダイオードは、例えば波長405nmのいわゆる青色レーザを出力する。また光学系によるNAは0.85である。
ピックアップ51内において対物レンズは二軸機構(二軸アクチュエータ)によってトラッキング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持されている。
またピックアップ51全体はスレッド機構53によりディスク半径方向に移動可能とされている。
またピックアップ51におけるレーザダイオードはレーザドライバ63からのドライブ信号(ドライブ電流)によってレーザ発光駆動される。
ディスク90からの反射光情報はフォトディテクタによって検出され、受光光量に応じた電気信号とされてマトリクス回路54に供給される。
マトリクス回路54には、フォトディテクタとしての複数の受光素子からの出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリクス演算/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により必要な信号を生成する。
例えば再生データに相当する高周波信号(RF信号)、サーボ制御のためのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEなどを生成する。
さらに、グルーブのウォブリングに係る信号、即ちウォブリングを検出する信号としてプッシュプル信号P/Pを生成する。
マトリクス回路54から出力されるRF信号(再生データ信号)はデータ信号処理回路55へ、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEは光学ブロックサーボ回路61へ、プッシュプル信号P/Pはウォブル信号処理回路65へ、それぞれ供給される。
データ信号処理回路55は、RF信号に対して2値化処理、PLLによる再生クロック生成処理等を行い、例えばフェイズチェンジマークとして読み出されたデータを再生して、データ復調回路56に供給する。
データ復調回路56は、再生時におけるデコード処理として、再生クロックに基づいてランレングスリミテッドコードの復調処理を行う。復調処理されたデータはECCエンコーダ/デコーダ57に供給される。
ECCエンコーダ/デコーダ57は、記録時にエラー訂正コードを付加するECCエンコード処理と、再生時にエラー訂正を行うECCデコード処理を行う。
再生時には、データ復調回路56で復調されたデータを内部メモリに取り込んで、エラー検出/訂正処理及びデインターリーブ等の処理を行い、再生データを得る。
ECCエンコーダ/デコーダ57で再生データにまでデコードされたデータは、記録再生コントローラ19の指示に基づいて読み出され、図1の圧縮エンコード/デコード部17に出力される。
グルーブのウォブリングに係る信号としてマトリクス回路54から出力されるプッシュプル信号P/Pは、ウォブル信号処理回路65においてデジタル化されたウォブルデータとされる。またPLL処理によりプッシュプル信号に同期したクロックが生成される。
ウォブルデータはADIP復調回路66でMSK復調、STW復調され、ADIPアドレスを構成するデータストリームに復調されてアドレスデコーダ59に供給される。
アドレスデコーダ59は、供給されるデータについてのデコードを行い、アドレス値を得て、記録再生コントローラ19に供給する。
記録時において圧縮エンコード/デコード部17からディスクドライブ装置18に供給されてくる記録データは、ECCエンコーダ/デコーダ57におけるメモリに送られてバッファリングされる。
この場合ECCエンコーダ/デコーダ57は、バファリングされた記録データのエンコード処理として、エラー訂正コード付加やインターリーブ、サブコード等の付加を行う。
またECCエンコードされたデータは、記録パルス変換回路64においてRLL(1−7)PP方式(RLL;Run Length Limited、PP:Parity preserve/Prohibit rmtr(repeated minimum transition runlength))の変調が施される。なお、記録時においてこれらのエンコード処理のための基準クロックとなるエンコードクロックはウォブル信号から生成したクロックを用いる。
記録パルス変換回路64でのエンコード処理により生成された記録データは、レーザドライバ63で、記録補償処理として、記録層の特性、レーザー光のスポット形状、記録線速度等に対する最適記録パワーの微調整やレーザドライブパルス波形の調整などが行われる。そしてレーザドライバ63は、記録補償処理したレーザドライブパルスをピックアップ51内のレーザダイオードに与えてレーザ発光駆動を実行させる。これによりディスク90に記録データに応じたピット(フェイズチェンジマーク)が形成されることになる。
なお、レーザドライバ63は、いわゆるAPC回路(Auto Power Control)を備え、ピックアップ51内に設けられたレーザパワーのモニタ用ディテクタの出力によりレーザ出力パワーをモニターしながらレーザーの出力が温度などによらず一定になるように制御する。記録時及び再生時のレーザー出力の目標値は記録再生コントローラ19から与えられ、記録時及び再生時にはそれぞれレーザ出力レベルが、その目標値になるように制御する。
光学ブロックサーボ回路61は、マトリクス回路54からのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEから、フォーカス、トラッキング、スレッドの各種サーボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。
即ちフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEに応じてフォーカスドライブ信号、トラッキングドライブ信号を生成し、二軸ドライバ68によりピックアップ51内の二軸機構のフォーカスコイル、トラッキングコイルを駆動することになる。これによってピックアップ51、マトリクス回路54、光学ブロックサーボ回路61、二軸ドライバ68、二軸機構によるトラッキングサーボループ及びフォーカスサーボループが形成される。
また光学ブロックサーボ回路61は、記録再生コントローラ19からのフォーカスサーチ指令やフォーカスジャンプ指令に応じて、フォーカス引き込みのためのサーチ駆動信号や、複数層ディスクに対する記録層の移動のためのジャンプ駆動信号を出力することで、フォーカスサーチ動作やフォーカスジャンプ動作を実行させる。
また光学ブロックサーボ回路61は、記録再生コントローラ19からのトラックジャンプ指令やシーク指令に応じて、トラッキングサーボループをオフとし、ジャンプ/シークのためのトラッキング駆動信号を出力することで、トラックジャンプ動作やシーク動作を実行させる。
また光学ブロックサーボ回路61は、トラッキングエラー信号TEの低域成分として得られるスレッドエラー信号や、記録再生コントローラ19からのアクセス実行制御などに基づいてスレッド駆動信号を生成し、スレッドドライバ69によりスレッド機構53を駆動する。スレッド機構53には、図示しないが、ピックアップ51を保持するメインシャフト、スレッドモータ、伝達ギア等による機構を有し、スレッドドライブ信号に応じてスレッドモータを駆動することで、ピックアップ51の所要のスライド移動が行なわれる。
スピンドルサーボ回路62はスピンドルモータ52をCLV回転させる制御を行う。
スピンドルサーボ回路62は、ウォブル信号に対するPLL処理で生成されるクロックを、現在のスピンドルモータ52の回転速度情報として得、これを所定のCLV基準速度情報と比較することで、スピンドルエラー信号を生成する。
またデータ再生時においては、データ信号処理回路55内のPLLによって生成される再生クロック(デコード処理の基準となるクロック)が、現在のスピンドルモータ52の回転速度情報となるため、これを所定のCLV基準速度情報と比較することでスピンドルエラー信号を生成することもできる。
そしてスピンドルサーボ回路62は、スピンドルエラー信号に応じて生成したスピンドルドライブ信号を出力し、スピンドルドライバ67によりスピンドルモータ52のCLV回転を実行させる。
またスピンドルサーボ回路62は、記録再生コントローラ19からのスピンドルキック/ブレーキ制御信号に応じてスピンドルドライブ信号を発生させ、スピンドルモータ52の起動、停止、加速、減速などの動作も実行させる。
以上のようなサーボ系及び記録再生系の各種動作はマイクロコンピュータによって形成された記録再生コントローラ19により制御される。
記録再生コントローラ19はシステムコントローラ60からのコマンドに応じて各種処理を実行する。
例えば書込命令(ライトコマンド)が供給されると、記録再生コントローラ19は、まず書き込むべきアドレスにピックアップ51を移動させる。そしてECCエンコーダ/デコーダ57、記録パルス変換回路64により、供給されてきたデータ(例えばMPEG方式のビデオデータや、オーディオデータ等)について上述したようにエンコード処理を実行させる。そして上記のようにエンコードされたデータに応じてレーザドライバ63がレーザ発光駆動することで記録が実行される。
また、ディスク90に記録されている或るデータ(MPEG方式のビデオデータ等)の転送を求めるリードコマンドが供給された場合は、記録再生コントローラ19は、まず指示されたアドレスを目的としてシーク動作制御を行う。即ち光学ブロックサーボ回路61に指令を出し、シークコマンドにより指定されたアドレスをターゲットとするピックアップ51のアクセス動作を実行させる。
その後、その指示されたデータ区間のデータを転送出力するために必要な動作制御を行う。即ちディスク90からのデータ読出を行い、データ信号処理回路55、データ復調回路56、ECCエンコーダ/デコーダ57におけるデコード/バファリング等を実行させ、要求されたデータを転送する。
なお、これらのフェイズチェンジマークによるデータの記録再生時には、記録再生コントローラ19は、ウォブル信号処理回路65,ADIP復調回路66、及びアドレスデコーダ59によって検出されるADIPアドレスを用いてアクセスや記録再生動作の制御を行う。
例えばピックアップ51上(ピックアップ機構をマウントしたベース上など)にはスキューセンサ70が設けられる。
スキューセンサ70の出力信号SA,SBはスキューアンプによって差信号S1,和信号S2とされて記録再生コントローラ19に供給される。
スキューセンサ70及び信号SA,SB,S1,S2について図3,図4で説明する。
図3(a)に示すように、スキューセンサ70は、LED等の発光素子70aと受光素子70b(フォトディテクタ)を備えたものとされ、発光素子70aから出力されディスク90で反射された光を受光素子70bで受光する構造とされる。
受光素子70bは受光部A,Bが分割された2分割受光素子とされている。
そして図3(a)に破線で示すようにディスク90のディスク面が水平である場合、即ちピックアップ51からのレーザ光軸がディスク面に対して垂直(スキューがゼロ)である場合は、2分割の受光素子70bに入射する反射光は、図3(c)のようになる。つまり反射光は受光部A,Bに対して等分に受光される。
一方、図3(a)に一点鎖線で示すようにピックアップ51に対してディスク面が−方向に傾いてときは、2分割の受光素子70bに入射する反射光は、図3(b)のように、反射光は受光部A側に変位して受光される。
また、図3(a)に実線で示すようにピックアップ51に対してディスク面が+方向に傾いてときは、2分割の受光素子70bに入射する反射光は、図3(d)のように、反射光は受光部B側に変位して受光される。
受光部Aにおける受光光量に応じた出力を信号SA、受光部Bにおける受光光量に応じた出力を信号SBとする。
スキュー角度に応じて、2分割受光部上の反射光のスポットが上記のように変化するため、ピックアップ51の光軸とディスク面のスキュー角度を変化させていったとすると、信号SA,SBは、それぞれ図4(a)(b)のようにあらわれることになる。
そして、この信号SA,SBの差信号S1は(S1=SA−SB)、図4(c)のようになる。また信号SA,SBの和信号S2は(S1=SA+SB)、図4(d)のようになる。
ここで、差信号S1は、そのS字型の波形のリニアな領域において、その信号値がスキュー角度に応じたものとなり、図4(c)の破線で示す範囲内がスキュー検出の有効範囲となる。
例えばスキューサーボ機構が備えられたディスクドライブ装置では、この有効範囲内において、差信号S1が0となるようにサーボをかければよいことになる。また本例のディスクドライブ装置のように、スキューサーボ機構が設けられていないディスクドライブ装置では、例えば有効範囲内で値0を中心とする所定範囲内を外れたら、スキュー角度が悪化したとして、記録動作を一時的に中断させるようにすればよい。
なお、このようなスキュー角度検出のためには、単に差信号S1の値をみるよりも、差信号S1を和信号S2で正規化した信号(S1/S2)の値をみることが好適である。この正規化信号は、差信号S1を和信号S2で割ることで、反射率の違いなどにより反射光量値が変動しても、差信号成分、つまりスキュー角度を安定して表すものとなるためである。
図2の本例のディスクドライブ装置においては、スキューセンサ70の2分割の受光素子70bの受光部A,Bから出力される信号SA,SBは、スキューアンプ71において差信号S1、和信号S2に演算され、記録再生コントローラ19に供給される。記録再生コントローラ19は差信号S1、和信号S2から正規化信号値S1/S2を求め、その値に応じてスキュー角度を判別する。そして正規化信号値S1/S2の値が所定範囲内に無ければ、スキュー角度がかなり悪化しているとして、その際には記録動作を一時的に中断させる処理を行う。
さらに記録再生コントローラ19は、ディスク90が装着され、かつスキューセンサがオンとされている期間においては、入力される和信号S2から図5に示すようなスキューセンサの異常判定処理を行っている。
図5の処理としては、まずステップF101でディスク90がマウントされているか否かを判別し、ディスク90がチャッキングされている状態であるとき、即ちスキューセンサ70からスキュー角度を示す信号が得られる状況にあるときに、ステップF102以降の処理を行う。
ステップF102では、記録再生コントローラ19は入力される和信号S2の値を所定の閾値と比較し、和信号S2のレベルが閾値以下になっているか否かを判別する。
和信号S2のレベルが閾値より大きければ、スキューセンサ70は正常に機能しているとしてステップF101に戻る。つまり、ディスク90が装着されており、スキューセンサ70がオンとされているときは、常に和信号S2を閾値と比較し、正常と判断されれば、ステップF101,F102を繰り返している。
ステップF102で和信号S2のレベルが閾値以下であるとされたときは、ステップF103に進み、スキューセンサ70において何らかの不具合が生じ、異常な状態であると判断する。
そしてその場合は、記録再生コントローラ19は、スキューセンサ70の異常をシステムコントローラ11に伝え、これに応じてシステムコントローラ11はビューファインダ31に警告メッセージを表示させる。即ちスキューセンサ70が異常であることにより、記録条件によっては適切な記録動作が保証できないことを意味するメッセージを表示し、ユーザーに伝える。
ユーザーは、この表示をみることで、スキューセンサ70の異常に対応した撮像動作を行うことができる。即ち急激なパンニングやローリングを控えるなど、なるべくスキュー角度を悪化させないように考慮して撮像を行えばよい。
スキューセンサ70が異常であると判定し、警告メッセージを出力させた後は、ステップF104,F105の処理を行う。即ちステップF104としてディスク90の装着が確認されている期間において、ステップF105で和信号S2と閾値の比較を行う処理を繰り返す。スキューセンサ70の異常の原因によっては、その後に異常状態から回復することもある。
そこで、記録再生コントローラ19は、ステップF105で和信号S2のレベルが閾値より大きい値に回復したら、ステップF106に進んでスキューセンサ70が異常状態から回復したと判断する。そしてその旨をシステムコントローラ11に伝え、ビューファインダ31に表示させていた警告メッセージを解除させる。そしてステップF101に戻る。
以上のように本例では、スキューセンサ70の和信号S2が閾値より低い場合、スキューセンサ70が異常な状態とみなす。
つまりスキューセンサ70が正常であるときは、ディスク90がマウントされて反射光を得るための対象物が存在し、スキューセンサがオン状態であるなら、反射光の光量情報である和信号S2としてはある程度のレベルの信号が得られるはずである。従って、和信号S2のレベルが所定の閾値より低ければ、スキューセンサが適切に機能しておらず、例えば経時劣化やハンダ付け不良などによる異常が生じていると判断できる。
そしてこのような異常判定は、ディスク90が装着された以降、可能であり、例えばディスク1がローディングされたら即座に判断できるものとなる。もちろん、記録再生中などにスキューセンサ70に異常が生じても、その時点で即座に異常判定できることになる。
また、和信号S2は、スキュー角度検出のための正規化に用いる信号として存在しているため、異常検出のために特別な信号を生成する回路構成を加える必要はない。
またディスク90の装着時点や記録再生動作中に迅速に異常を検出し、その場合にはユーザーにスキューセンサ異常を告知することで、結果的に装置の信頼性、有用性を高めることができる。例えば図1の撮像装置1を業務用の撮像装置とした場合、撮像装置1のユーザーは、通常、機器に精通したプロのカメラマンである。プロのカメラマンであれば、スキューセンサ異常がどのようなことであるかとともに、スキューセンサ異常が直接的に記録再生動作に影響を与えないことを理解し、スキュー角度が悪化しないような撮像を行うことができる。つまり、スキューセンサ異常があったら、それに対応して適切な撮像を行うことができ、これによっては、重要な撮像タイミングを逃さずに適切にディスク90に録画したり、或いは遠隔地での取材撮影などの際であって、装置の修理ができないような状況であっても、必要な取材映像の撮像を行うことができる。このような点は業務用撮像装置としては非常に有用なものとなり、結果的に機器の信頼性を向上させることができる。
以上、実施の形態を説明してきたが本発明としては各種の変形例が考えられる。
上記例では警告メッセージをビューファインダ31に表示するものとしたが、ビューファインダ31以外に液晶表示パネルなどを搭載した撮像装置であれば、その液晶表示パネルに警告メッセージを表示してもよい。
また、スキューセンサ異常の告知はメッセージ表示ではなく、電子音や音声メッセージとしてユーザーに伝えるようにしてもよいし、これらの複合でもよい。
また、和信号S2と閾値を比較して異常/正常を判定する処理は、ディスク90がマウントされている間、記録再生時も含めて常に実行していてもよいが、或る特定のタイミング、例えばディスクチャッキング時、記録又は再生の開始時などに実行しても良いし、或る一定時間間隔で実行しても良い。実行タイミングは各種多様に考えられる。
また上記例はディスクドライブ装置18として映像記録を行う撮像装置に内蔵されるディスクドライブ装置の例を挙げたが、AVシステムとしてのホスト機器やパーソナルコンピュータ等に内蔵又は接続されるディスクドライブ装置、或いは単体で記録再生動作を行うディスクドライブ装置など、多様な形態が想定される。もちろん本発明のディスクドライブ装置はオーディオ記録再生装置であってもよいし、有線又は無線伝送での受信した情報の記録再生装置などでも適用できる。
また記録再生装置だけでなく、再生専用装置、記録専用装置でもよい。
また記録又は再生装置に使用されるディスク記録媒体の種別によらず本発明が適用でき、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク等のメディアに対応する各種のディスクドライブ装置として本発明を実現できる。
本発明の実施の形態の撮像装置のブロック図である。 実施の形態のディスクドライブ装置のブロック図である。 実施の形態のスキューセンサの説明図である。 実施の形態のスキューセンサの出力信号の説明図である。 実施の形態のスキューセンサ異常検出処理のフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置、11 システムコントローラ、12 カメラ部、13 撮像部、14 撮像信号処理部、15 カメラコントローラ、16 記録再生部、17 圧縮エンコード/デコード部、18 ディスクドライブ装置、19 記録再生コントローラ、40 ローディング機構、51 ピックアップ、52 スピンドルモータ、61 光学ブロックサーボ回路、62 スピンドルサーボ回路、70 スキューセンサ、71 スキューアンプ、90 ディスク

Claims (3)

  1. ディスク記録媒体に対しての記録又は再生を行うディスクドライブ装置において、
    上記ディスク記録媒体に対しての記録又は再生のためにレーザ出力を行うピックアップ手段と、
    発光部と、該発光部から出力されディスク記録媒体に反射された光を受光する2分割受光部を有し、該2分割受光部の出力として、上記ディスク記録媒体に対する上記ピックアップ手段のレーザ光軸の傾きを示す信号を出力するスキューセンサ手段と、
    上記2分割受光部の和信号が所定値より低い場合に、上記スキューセンサ手段が異常と判定する異常判定手段と、
    を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. ユーザーに対する告知を行う告知手段と、
    上記異常判定手段により、上記スキューセンサ手段が異常と判定されることに応じて、上記告知手段によりスキューセンサ異常の告知を実行させる警告制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ装置。
  3. ディスク記録媒体に対しての記録又は再生のためにレーザ出力を行うピックアップ手段と、
    発光部と、該発光部から出力されディスク記録媒体に反射された光を受光する2分割受光部を有し、該2分割受光部の出力として、上記ディスク記録媒体に対する上記ピックアップ手段のレーザ光軸の傾きを示す信号を出力するスキューセンサ手段と、
    を有するディスクドライブ装置における、上記スキューセンサ手段の異常を判定するスキューセンサ異常判定方法として、
    上記2分割受光部の和信号を所定値と比較し、上記和信号が上記所定値より低い場合に、上記スキューセンサ手段が異常であると判定することを特徴とするスキューセンサ異常判定方法。
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