JP2006079513A - 生産履歴管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラベル貼りや宛名シート封入を行ったパッケージが存在するか否かを確実に確認することができる生産履歴管理システムを提供する。
【解決手段】 生産した製品1に記載され、該製品を一意に特定することができる管理番号の文字を含む画像を撮像する手段7と、撮像した画像を格納する画像メモリ9と、文字認識対象文字毎に、複数の回転角を持たせた文字パターンデータが予め記憶されたデータベース10と、生産されるべき製品を一意に特定することができる管理番号が記憶されたデータベース16と、データベースに記憶されている文字パターンデータを参照して、画像メモリに格納されている画像から切り出した文字の画像データの文字認識処理を実行することにより管理番号を認識する手段と、文字認識により得られた管理番号とデータベースに記憶されている管理番号とを照合することにより、製品が生産されたことを確認する手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カタログ等を封入し、ラベル貼りや宛名シート封入を行ったパッケージが存在するか否かを確実に確認することにより、生産された製品の生産履歴を管理する生産履歴管理システムに関する。
従来から顧客からの指示に基づいて1乃至複数枚のカタログ類、冊子類、その他印刷紙葉類などの商業印刷物を1組として包装し、指定された顧客先に発送出荷するために、顧客から指定された1組の印刷物を組シートとして丁合し、それを一まとめにして包装した後に、顧客先に間違いなく発送するシート選択丁合及びフィルムラッピング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−171904号公報
ところで、カタログ等の印刷物を封入したパッケージの上に宛名ラベルを貼ったり、パッケージの中に宛名シートを封入した製品を生産する場合、正しい数だけ生産したか否かを確認するとともに、各個人に配送するパッケージが確実に存在するかを確認する必要がある。例えば、このような製品を自動化ラインで生産する場合、1つのパッケージにラベルを重複して貼ってしまったり、2枚の宛名シートを1つのパッケージに封入してしまったり、さらには、ラベルや宛名シートが抜けてしまうことが発生する。
このようなことが発生した場合、他人の宛名ラベルや宛名シートが配送されてしまい、個人情報が漏洩することになってしまうという問題がある。また、ラベルや宛名シートが抜けていると、本来配送されるべき者へ製品は配送されないという問題が発生する。
このような問題を解決するために、ラベル等の画像を撮像し、この画像を解析することで検査の自動化を図ろうとする場合、ラベルが曲がって貼られていたり、宛名シートが曲がった状態で封入されていたりすると、ラベルや宛名シートに記載されている内容を正しく読みとれないという問題がある。また、フィルムラッピングを使用した包装内に封入された宛名シートを読み取る場合、フィルムの表面に対して光源の光を直接照明すると光の反射やフィルムのしわによる濃い陰影により、宛名シートに記載されている内容を正しく読みとれないという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ラベル貼りや宛名シート封入を行ったパッケージが存在するか否かを確実に確認することにより、生産された製品の生産履歴を管理する生産履歴管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、生産した製品に記載され、該製品を一意に特定することができる管理番号の文字を含む画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像した画像を格納する画像メモリと、文字認識対象文字毎に、複数の回転角を持たせた文字パターンデータが予め記憶されたパターン辞書データベースと、生産されるべき製品を一意に特定することができる管理番号が記憶された生産管理データベースと、前記パターン辞書データベースに記憶されている文字パターンデータを参照して、前記画像メモリに格納されている画像から切り出した文字の画像データの文字認識処理を実行することにより管理番号を認識する文字認識手段と、前記文字認識手段により得られた管理番号と前記生産管理データベースに記憶されている管理番号とを照合することにより、前記生産管理データベースに記憶されている製品が生産されたことを確認する照合手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、前記製品に記載される文字列の仕様データを記憶する予め記憶しておく仕様データベースをさらに備え、前記文字認識手段は、前記仕様データベースに記憶されている読み取り対象の文字列の仕様データを読み出して、この仕様データを参照して、文字認識処理を実行することを特徴とする。
本発明は、製品を一意に特定することができる管理番号の文字を含むサンプル画像に基づいて、前記仕様データを定義する仕様定義手段をさらに備えたことを特徴とする。
本発明は、前記撮像手段は、光源の光を拡散反射または拡散透過させた光によって製品に記載された管理番号の文字を照明(間接照明)することを特徴とする。
本発明によれば、文字認識対象文字毎に、複数の回転角を持たせた文字パターンデータを参照して、文字認識を行うようにしたため、読み取り対象の文字が傾いた文字列であっても、読み取った画像データの回転処理を無くすことができ、文字認識の計算負荷を低減できるという効果が得られる。また、読み取り対象の文字の照明を間接照明にしたため、パッケージに用いるフィルムにおける反射の影響やフィルムのしわによる影響を低減することができ、文字認識率を向上させることができるという効果が得られる。
<実施の形態1>
以下、本発明の一実施形態による生産履歴管理システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、生産履歴管理の対象である製品であり、カタログ等の印刷物を封入したパッケージの状態の製品である。符号2は、製品1の表面に貼付されたラベルであり、宛先の住所や氏名、識別番号等が表面に印刷されている。製品1は、宛先の住所や氏名、識別番号等が印刷された宛名シートが透明の窓を有するパッケージ内に封入されている場合もある。符号3は生産した製品1を順に搬送する搬送部である。符号4は、搬送部3上における製品1の位置検出を行う位置センサである。符号5は、製品1を照明する光源である。符号6は、拡散反射特性を有する反射板であり、光源5が発する光を反射して製品1を照明する。符号7は、製品1に貼付されたラベル、または製品1内に封入された宛名シートに印刷された識別番号等の文字列を読み取るために、ラベルまたは宛名シートの画像を撮像するCCDカメラである。符号8は、位置センサ4の出力を読み取り、製品1がカメラ7の撮像視野内の位置に到達した時点で、2つの光源5及びカメラ7に対して動作開始のタイミング信号を出力するタイミング信号出力部である。符号9は、タイミング信号出力部8から出力されるタイミング信号を入力し、カメラ7から出力される画像信号を量子化した画像データを記憶する画像メモリである。
符号10は、パターン認識を行うことにより文字認識を行うためのパターン辞書データが予め記憶されたパターンデータ辞書データベースである。符号11は、パターン辞書データベース10を参照して、画像メモリ9に記憶されている画像データ中の文字の認識を行う文字認識処理部である。符号12は、製品1の生産管理データが記憶される生産管理データベースである。符号13は、文字認識処理部11において認識された製品1の識別情報と生産管理データベース12に記憶されている識別情報とを照合して、生産された製品1の検査を行い、各製品1毎の照合結果を生産管理データベース12へ書き込む照合処理部である。符号14は、照合処理部13における照合結果を表示装置等に出力する照合結果出力部である。符号15は、照合処理部13において、エラーが発生した製品1について、人手で検査した結果を生産管理データベース12へ書き込むオフライン検査入力部である。符号16は、製品1に貼付されているラベル、または封入されている宛名シートに印刷されている文字の仕様データが記憶されるラベルデータベースである。文字認識処理部11は、この仕様データを参照して、文字認識処理を行う。符号17は、照合処理を行う前に、ラベルまたは宛名シートの仕様データを定義しておくラベル仕様定義部である。符号18は、生産管理データを生成して、生産管理データベース12内に記憶する生産管理システムである。
次に、図2を参照して、図1に示すパターン辞書データベース10内に記憶されるパターンデータについて説明する。図2は、図1に示すパターン辞書データベース10内に記憶されるパターンデータを示す図である。パターン辞書データは、図2に示すように、読み取り対象の数字、英字(記号等を含む)毎に、予め回転角を持たせたパターンデータ(画像データ)が予め記憶されている。ラベルは、製品1に対して、傾いて貼付されていたり、宛名シートが傾いた状態で封入されている場合がある。通常の文字認識では、読み取った文字候補の画像データを回転して、辞書データを比較するのが一般的であるが、画像の回転処理は、計算負荷が高いため、傾いたパターンデータを予め用意しておき、この傾いたパターンデータと傾いた状態で読み取られた画像とを比較することで処理の負荷を軽減している。図2に示す例では、1文字に対して、5つのパターンデータが記憶されており、回転角度が、0°のものと、時計回り、反時計回りに回転角を持たせたものパターンデータが2つずつ登録されている。この回転角の最大値は約7°であり、この最大値は読み取り対象の文字の大きさと文字間隔から決まる値である。すなわち、傾いた状態で読み込まれた文字画像の1文字分の領域を画像処理によって切り出した場合に、隣の文字の画像が含まれないようにしたときに決まる傾きの許容範囲の角度である。
また、製品1の高さの変化等によりカメラ7と文字読み取り対象(ラベルや宛名シート)との距離が変化する場合や記載されている文字サイズが異なる場合が発生するときは、パターン辞書データベース10内に文字サイズの異なるパターンデータを予め登録しておくようにしてもよい。例えば、各文字に対して、10%拡大したデータ、5%拡大したデータ、5%縮小したデータ、10%縮小したデータを、図2に示す回転データと同様に予め登録しておけば、パターンマッチング処理において、画像の拡大/縮小処理を行う必要がなくなり、処理を高速化することが可能となる。
次に、図3を参照して、図1に示す生産管理データベース12に記憶されるデータについて説明する。図3は、図1に示す生産管理データベース12のテーブル構造を示す図である。生産管理データは、生産管理システム18によって生成されて生産管理データベース12へ書き込まれる管理番号データ(第1〜第4)と、照合結果データとからなる。この管理番号のうち、少なくとも1つの管理番号は、製品1を一意に特定することが可能な番号となっている。ここでは、第1管理番号が製品1を一意に特定することが可能な番号である。検査結果は、照合処理部13が照合した結果を書き込むものであり、「OK」、「NG」の2つの状態を示す情報である。「OK」は、生産管理データベース12内に記憶されている番号とカメラ7によって読み取られた番号とが一致したことを意味するものである。「NG」は、カメラ7によって読み取った画像から文字を認識することができなかった場合やデータベース内の管理番号を読み取らなかったことを意味する。
次に、図4を参照して、図1に示すラベルデータベース16に記憶される仕様データについて説明する。図4は、図1に示すラベルデータベース16のテーブル構造を示す図である。ここでは、ラベルの仕様データについて説明するが、宛名シートの場合でも同様である。仕様データは、ラベル上の位置と内容が不変である基準マークデータのイメージデータと、4つの文字認識領域毎に、基準マークデータとの「位置関係」、「文字数」、「有効文字数」、「読取種類」、「チェック・デジット方式」、「文字列の向き」が記憶される。「位置関係」は、各文字認識領域(矩形領域)と基準マークデータとの相対位置関係を示す相対座標値である。「文字数」は、文字認識領域内にあるべき文字の数である。「有効文字数」は、「文字数」で表される文字列のうち、文字認識に有効となる文字数である。「読取種類」は、文字認識領域内の文字列の種類を意味し、数字のみ、英字と数字の混在、英字のみ、バーコードのいずれかである。「チェック・デジット方式」は、認識対象の文字列をチェックするためのチェック・デジットの方式であり、チェック・デジットを使用しない文字列の場合は、「なし」が書き込まれる。「文字列の向き」は、各認識領域内の文字列の向きである。
次に、図5〜図7を参照して、図1に示す生産履歴管理システムの動作を説明する。
初めに、図5、図6を参照して、ラベルまたは宛名シートの仕様データを定義して、ラベルデータベース16へ記憶する動作を説明する。まず管理者は、図示しない入力部を操作して、仕様データの定義を行う指示をする。これを受けて、ラベル仕様定義部17は、図示しない表示装置へラベルをカメラ7の撮像視野内に置くように指示するメッセージを表示する。これに対して、管理者は、ラベルのサンプルをカメラ7の視野内に配置し、入力部より、ラベルを配置したこと意味するコマンドを入力する。
次に、ラベル仕様定義部17は、タイミング信号出力部8に対して、画像を撮像する指示を出す。これを受けて、タイミング信号出力部8は、光源5、カメラ7、画像メモリ9に対して、タイミング信号を出力する。このタイミング信号を受けて、光源5が発光し、この発光したタイミングでカメラ7がラベルの画像を取りこみ、取り込んだ画像を画像メモリ9へ格納する(ステップS1)。
次に、ラベル仕様定義部17は、画像メモリ9に格納された画像を読み出し、この画像を表示装置へ表示するとともに、表示装置にデータ入力フィールドを表示する。図6は、表示装置に表示される画面の表示例を示す図である。図6に示すように、画面には、データ入力フィールドF1と取り込み画像表示フィールドF2が表示される。そして、ラベル仕様定義部17は、基準マークデータの領域を指定するように指示するメッセージを表示する。これに対して、管理者はマウス等のポインティングデバイスを操作して、基準マークとなる矩形領域(図6の符号21で示す領域)を取り込み画像表示フィールドF2内で指定する(ステップS2)。ここでは、「お客様番号」を基準マークとしたものとする。そして、ラベル仕様定義部17は、基準マークの矩形領域21の画像データを切り出して、ラベルデータベース16の基準マークデータフィールドへ記憶する。
次に、ラベル仕様定義部17は、文字読み取り対象の領域を指定するように指示するメッセージを表示する。これに対して、管理者は、基準マークデータを指定した時と同様に、文字読み取り対象の領域を指定する(ステップS3)。ここでは、図6の符号22で示す領域を指定したものとする。続いて、ラベル仕様定義部17は、文字列の仕様データを入力するように指示するメッセージを表示する。これに対して、管理者は第1の領域に対応するデータ入力フィールドF11及び文字列の向きを入力するフィールドF14にデータをキーボード等から入力する。
次に、ラベル仕様定義部17は、基準マークデータの領域21の4隅の座標値と文字読み取り対象の領域22の4隅の座標値を読み取り、これらの座標値から文字読み取り対象の領域22の4隅の座標値の相対位置値を求める。そして、ラベル仕様定義部17は、この相対位置座標値と、データ入力フィールドF11、F14に入力されたデータとをラベルデータベース16の第1認識領域のフィールドへ記憶する(ステップS5)。
次に、ラベル仕様定義部17は、さらに文字読み取り対象の領域を指定を終了するか否かを問い合わせるメッセージを表示装置へ表示する。これに対して、管理者は、第2以降の文字読み取り対象の領域を指定するのであれば、「YES」を入力し、指定しないのであれば「NO」を入力する。ラベル仕様定義部17は、この回答に基づいて、指定を続行するのであればステップS3へ戻り、ステップS3〜S5の処理を繰り返し、領域23、領域24、領域25の仕様データを定義して、ラベルデータベース16へ仕様データの登録を行う。
この動作によって、図4に示すラベルデータベース16内にラベルの仕様データが登録されることになる。
なお、図4に示す例では、最大で4つの認識領域を定義する例を示したが、5つ以上の認識領域を定義するようにしてもよく、定義する認識領域(文字読み取り対象の領域)の数は、1以上であれば、管理者が任意に決定すればよい。
次に、図7を参照して、生産履歴を管理する動作を説明する。
まず、文字認識処理部11は、事前にラベルデータベース16からラベルの仕様データを読み込んでおく(ステップS11)。これは、搬送部3によって搬送される製品1に対応する仕様データを管理者が指定し、管理者によって指定された仕様データを読み込むことにより行う。
次に、搬送部3によって製品1が搬送され、位置センサ4により製品1の位置が検出されると、タイミング信号出力部8は、光源5、カメラ7及び画像メモリ9へタイミング信号を出力する。これにより、製品1に貼付されたラベル2の画像が画像メモリ9へ格納される(ステップS12)。
これを受けて、文字認識処理部11は、画像メモリ9に格納されている画像データ中から基準マークデータを探索し、基準マークの座標値を求める(ステップS13)。続いて、文字認識処理部11は、求めた基準マークの座標値に各認識領域の相対座標値を加算し、読み込んだ画像上の各認識領域(読み取り対象の文字列領域)を定義する(ステップS14)。このとき、認識領域が複数あれば、それぞれの読み取り対象の文字列領域を定義する。
次に、文字認識処理部11は、定義した文字列領域内の文字認識処理を行う(ステップS15)。このとき、文字認識処理部11は、事前に読み込んだラベル仕様データと、パターン辞書データベース10に記憶されているパターンデータを参照して文字認識処理を実行する。そして、文字認識処理部11は、文字認識の結果得られたテキストデータを照合処理部13へ出力する。この出力は、第1〜第4の認識領域全てについて行う。このとき、文字認識処理部11は、各認識領域内の桁位置毎の認識結果を照合処理部13へ出力する。例えば、8桁の数字列の場合、「12345678」というテキストデータを出力する。これは、8桁の数字列を認識できたことを意味し、認識ができなかった場合は、「????????」を出力する。
次に、照合処理部13は、文字認識処理部11から出力されたテキストデータと、生産管理データベース12に記憶されている管理番号とを照合する(ステップS16)。そして、照合結果を生産管理データベース12に記憶する(ステップS17)。このとき、照合処理部13は、チェックデジットが含まれる管理番号を優先して照合し、一致した場合は、検査結果のフィールドに「OK」を記憶する。4つの管理番号のうち認識できなかった管理番号があった場合でもチェックデジットを含む管理番号を読みとれた場合は、この管理番号を照合を優先する。また、同時に4つの管理番号の読取りを行い、一つでも一致する管理番号があれば、検査結果のフィールドに「OK」を記憶する。チェックデジットがなく、不一致が発生した場合は、読み取りエラーとして検査結果のフィールドに「NG」を記憶する。
次に、照合処理部13は、照合処理が終了した時点で、照合処理が終了したことをタイミング信号出力部8へ通知する。そして、全ての製品1の搬送が終了した時点(ステップS18)で、照合処理部13は、照合結果出力部14に対して、処理が終了したことを通知する。
次に、照合結果出力部14は、生産管理データベース12の検査結果フィールドの内容を読み出し、「NG」が存在したか否かに基づいてエラーがあったか否かを判定する(ステップS19)。この結果、エラーがなければ照合結果出力部14は、表示装置に照合が正常に終了したことを表示する。一方、エラーがあった場合、照合結果出力部14は、生産管理データベース12に記憶されているデータ全てを読み出して、これをエラー情報として表示装置へ表示する(ステップS20)。
このように、文字認識対象文字毎に、複数の回転角を持たせた文字パターンデータを参照して、文字認識を行うようにしたため、読み取り対象の文字が傾いた文字列であっても、読み取った画像データの回転処理を無くすことができ、文字認識の計算負荷を低減できる。また、読み取り対象の文字の照明を間接照明にしたため、パッケージに用いるフィルムにおける反射の影響やフィルムのしわによる影響を低減することができ、文字認識率を向上させることができる。
なお、製品1を照明するには間接照明が望ましいが、ラベル2を製品1の表面に貼り付ける場合で、かつラベル2の表面が拡散反射特性を有している場合は、直接照明であってもよい。
<実施の形態2>
次に、図8、図9を参照して、製品1を照明する方法について説明する。ここで説明する照明方法は、フィルムラッピングを使用した包装内に封入された宛名シートを読み取る場合に好適な照明方法である。
図8は、フィルムラッピングを使用したパッケージ内に宛名シートが封入されている場合において、リングライトの光源5から発する光を拡散透過する白色ガラス61を透過させて、透明のフィルム63で覆われた宛名シート2を照明するようにした間接照明の構成を示す図である。
図9は、内面が拡散反射特性を有している円筒型の反射板62を備え、この円筒の一部に光源5の発する光を円筒内部に入射するための窓を設けて、この窓から入射した光によって円筒内面を照明し、この内面からの拡散反射光により透明のフィルム63で覆われた宛名シート2を照明するようにした間接照明の構成を示す図である。
なお、図9に示す円筒は、製品1の上方を覆うドーム型をした反射板であってもよい。このとき、ドームの頂点に窓を設け、この窓にカメラ7を挿入し、製品1を撮像するようにすれば製品1に対して、入射する外乱光を遮断することができ、光源5から発した光の拡散反射光のみによって製品1を照明することができるため、照明環境を最適化することが可能となる。
図8、図9に示す間接照明の構成は、図1に示す光源5、反射板6に換えて用いるものであり、その他の構成は図1に示す構成と同一の構成を用いて、前述した動作により文字認識処理を行えば、同様にラベルや宛名シートの文字認識を行うことが可能である。
このような間接照明によれば、フィルムの表面で反射する光を弱めることができるとともに、フィルムのしわによる濃い陰影を低減することができるため、宛名シートに記載されている内容を正しく読みとることが可能となる。
なお、図1における各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより生産履歴管理処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示すパターン辞書データベース10内に記憶されるパターンデータの一例を示す説明図である。 図1に示す生産管理データベース12のテーブル構造を示す説明図である。 図1に示すラベルデータベース16のテーブル構造を示す説明図である。 図1に示す生産履歴管理システムの動作を示すフローチャートである。 図1に示すラベル仕様定義部17が表示する操作画面の一例を示す説明図である。 図1に示す生産履歴管理システムの動作を示すフローチャートである。 間接照明の構成を示す説明図である。 間接照明の構成を示す説明図である。
符号の説明
1・・・製品、2・・・ラベル(宛名シート)、3・・・搬送部、4・・・位置センサ、5・・・光源、6・・・反射板、7・・・カメラ、8・・・タイミング信号出力部、9・・・画像メモリ、10・・・パターン辞書データベース、11・・・文字認識処理部、12・・・生産管理データベース、13・・・照合処理部、14・・・照合結果出力部、15・・・オフライン検査入力部、16・・・ラベルデータベース、17・・・ラベル仕様定義部、18・・・生産管理システム、61・・・白色ガラス、62・・・円筒型反射板、63・・・フィルム

Claims (4)

  1. 生産した製品に記載され、該製品を一意に特定することができる管理番号の文字を含む画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像した画像を格納する画像メモリと、
    文字認識対象文字毎に、複数の回転角を持たせた文字パターンデータが予め記憶されたパターン辞書データベースと、
    生産されるべき製品を一意に特定することができる管理番号が記憶された生産管理データベースと、
    前記パターン辞書データベースに記憶されている文字パターンデータを参照して、前記画像メモリに格納されている画像から切り出した文字の画像データの文字認識処理を実行することにより管理番号を認識する文字認識手段と、
    前記文字認識手段により得られた管理番号と前記生産管理データベースに記憶されている管理番号とを照合することにより、前記生産管理データベースに記憶されている製品が生産されたことを確認する照合手段と
    を備えたことを特徴とする生産履歴管理システム。
  2. 前記製品に記載される文字列の仕様データを記憶する予め記憶しておく仕様データベースをさらに備え、
    前記文字認識手段は、前記仕様データベースに記憶されている読み取り対象の文字列の仕様データを読み出して、この仕様データを参照して、文字認識処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の生産履歴管理システム。
  3. 製品を一意に特定することができる管理番号の文字を含むサンプル画像に基づいて、前記仕様データを定義する仕様定義手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の生産履歴管理システム。
  4. 前記撮像手段は、光源の光を拡散反射または拡散透過させた光によって製品に記載された管理番号の文字を照明することを特徴とする請求項1に記載の生産履歴管理システム。
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