JP2006079132A - 画像変換方法および画像変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラー画像をあらかじめ色が定められたカラーパレットを用いることによって限定色表示する画像表示装置において、カラー画像を高速に限定色表示することができなかった。
【解決手段】パレットの色情報の取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの色情報の代表値を対応付け、前記色情報の範囲の代表値を所定の規則によって配列し、各々の代表値に対応するインデックス情報を割り当てた変換テーブルを用いて、前記取り込んだ画像の色情報が前記インデックス情報のいずれに相当するかを調べるステップと、ステップにより算出した前記インデックス情報に対応する色情報の代表値を前記第1の画素に対応する画素値として出力するステップとを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】パレットの色情報の取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの色情報の代表値を対応付け、前記色情報の範囲の代表値を所定の規則によって配列し、各々の代表値に対応するインデックス情報を割り当てた変換テーブルを用いて、前記取り込んだ画像の色情報が前記インデックス情報のいずれに相当するかを調べるステップと、ステップにより算出した前記インデックス情報に対応する色情報の代表値を前記第1の画素に対応する画素値として出力するステップとを有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、取り込んだ画像をパレットを用いて限定色表示する画像変換方法、画像変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
取り込んだカラー画像をカラーパレットを用いて限定色表示する色変換は、通常、画像表示装置に表示する画像を元のカラー画像に近づけるために、最適な近似を得るカラーパレットを生成する。
【0003】
従来、このような最適なカラーパレットの生成方法、あるいは、高速でカラーパレットを生成する方法に関する発明が多数見られるが、本発明ではカラーパレットを構成する色があらかじめ定められているケースであり、そのようなケースの発明はあまり見られない。
【0004】
あらかじめ定められた色をもつカラーパレットによるカラー画像の色変換は、元のカラー画像を構成する画素に対するカラーパレットの近似色のインデックスを求める手段において、すべてのパレットの要素に対して、逐次近似色を求める必要があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−112053号公報
【特許文献2】
特開平11−25266号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
あらかじめ定められた色をもつカラーパレットを用いて限定色表示する画像変換方法において、高速で変換することが要求されている。一般的にある色(A、R、G、B)から前記カラーパレットの近似色のインデックスを求めるには、前記カラーパレットにある色(A[i]、R[i]、G[i]、B[i])との距離Dを以下に示す式
D[i]×D[i]=(A−A[i])×(A−A[i])+(R−R[i])×(R−R[i])+(G−G[i])×(G−G[i])+(B−B[i])×(B−B[i])(数1)
により算出し、これを最小にするiを求める必要がある。前記カラーパレットが256色の限定色表示の場合、256回の逐次比較計算をして近似色を求める必要がある。
【0007】
本発明は、カラー画像をあらかじめ定められた色をもつカラーパレットを表現する変換テーブルの限定色に高速で変換することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像変換方法は、取り込んだ画像をあらかじめ定められた色情報をもつパレットに含まれる所定の色情報に変換し、限定色表示する方法であって、前記取り込んだ画像に含まれる第1の画素を選択し、前記第1の画素の色情報を得る第1のステップと、前記パレットの色情報の取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの色情報の代表値を対応付け、前記色情報の範囲の代表値を所定の規則によって配列し、各々の代表値に対応するインデックス情報を割り当てた変換テーブルを用いて、前記取り込んだ画像の色情報が前記インデックス情報のいずれに相当するかを調べる第2のステップと、
前記第2のステップにより算出した前記インデックス情報に対応する色情報の代表値を前記第1の画素に対応する画素値として出力する第3のステップと、前記第1のステップから前記第3のステップを前記取り込んだカラー画像の各画素について行う第4のステップとを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、前記色情報は複数の原色情報の濃淡値情報を有し、各原色情報の濃淡値は、その取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの原色情報の濃淡値の代表値を対応付けたことを特徴とする。
【0010】
また、前記色情報は3つの原色情報を有することを特徴とする。
【0011】
また、各原色情報の濃淡値が0からM−1までの異なるM個の整数値をとりうる場合、第1の原色情報について、代表値がN1個ある場合、変換前の前記0からM−1の各階調値が前記N1個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように前記0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ前記N1個ある代表値の1つが含まれるようにN1個に分割し、前記分割したN1個の範囲の最小値が0に近いものから順に1、2、...、N1の番号を与えたときの、h番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をXhとし、第2の原色情報について、代表値がN2個ある場合、変換前の前記0からM−1の各階調値が前記N2個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように前記0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ前記N2個ある代表値の1つが含まれるようにN2個に分割し、前記分割したN2個の範囲の最小値が0に近いものから順に1、2、...、N2の番号を与えたときの、i番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をYiとし、第3の原色情報について、代表値がN3個ある場合、変換前の前記0からM−1の各階調値が前記N3個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように前記0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ前記N3個ある代表値の1つが含まれるようにN3個に分割し、前記N3個の範囲の最小値が0に近いものから順に1、2、...、N3の番号を与えたときの、j番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をZjとし、前記Xk、前記Yk、前記Zkを(Xk、Yk、Zk)と行列情報で表現したとき、前記(Xh、Yi、Zj)を昇順に並べて、前記並べた順序に従って1から順に整数値のインデックス情報を割り当てたものを変換テーブルとし、前記取り込んだカラー画像の第1の原色情報の濃淡値がXp、第2の原色情報の濃淡値がYp、前記第3の原色情報の濃淡値がZpのとき、
Tp=T(Xp)×N1×N2+T(Yp)×N1+T(Zp)
f(Zp)=(Zp+M/((N1−1)×2))/(N1/M)
f(Yp)=(Yp+M/((N2−1)×2))/(N2/M)
f(Xp)=(Xp+M/((N3−1)×2))/(N3/M)
T(Zp):U≦f(Zp)<U+1.0を満足するU(U:整数)
T(Yp):V≦f(Yp)<V+1.0を満足するV(V:整数)
T(Xp):W≦f(Xp)<W+1.0を満足するW(W:整数)
によって算出されるTpに相当するインデックス番号に対応する第1の原色情報の代表値、第2の原色情報の代表値、第3の原色情報の代表値へ変換して出力することを特徴とする。
【0012】
本発明の画像変換装置は、取り込んだ画像をあらかじめ定められた色情報をもつパレットに含まれる所定の色情報に変換し、限定色表示する装置であって、前記画像を取り込む入力手段と、前記パレットの色情報の取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの色情報の代表値を対応付け、前記色情報の範囲の代表値を所定の規則によって配列し、各々の代表値に対応するインデックス情報を割り当てた変換テーブルを用いて、前記入力手段により取り込んだ画像の色情報が前記インデックス情報のいずれに相当するかを調べる変換手段と、前記変換手段により算出した前記インデックス情報に対応する色情報の代表値を前記第1の画素に対応する画素値として出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いてそれぞれ説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は、本発明の画像変換装置の構成を説明するためのブロック図である。
【0015】
図1において101は、元の(本発明の方法により変換する前の)画像を入力する入力手段、102は入力手段101で入力した画像の変換の対象となる領域を選定する領域選定手段、103は領域選定手段で選定した領域に含まれる各画素を所定の手順で限定色へ変換する変換手段、104は変換手段103が参照するテーブルであって、元の画像を構成する画素の値をパレット内の所定の色情報に変換するための変換テーブル(インデックステーブル)である。
【0016】
まず、変換する対象の画像が白黒の画像であって、画素の階調値(または濃淡値とも言う)は0から255までの256個の異なる値(整数)をとる場合を例に説明をする。
【0017】
ここで、得られる画像を例えば5つの異なる階調値に変換する一例について説明を行う。まず、変換後の階調値(代表値)を小さいものから順に並べたとき、夫々の隣り合う階調値の差が等しくなるような階調値を選択するとともに、各階調値に変換されるべき数値の範囲を互いに重複しないように設定し、これを変換テーブル104に格納する。
【0018】
変換テーブル104には画素の階調値が0から31までのものにはインデックス値として0を割り当て、このとき階調値0を代表値である変換値に対応付ける。
【0019】
画素の階調値が32から95までのものにはインデックス値として1を割り当て、このとき階調値63を代表値である変換値に対応付ける。
【0020】
画素の階調値が96から159までのものにはインデックス値として2を割り当て、このとき階調値127を代表値である変換値に対応付ける。
【0021】
画素の階調値が160から223までのものにはインデックス値として3を割り当て、このとき階調値191を代表値である変換値に対応付ける。
【0022】
画素値の階調値が224から255までのものにはインデックス値として4を割り当て、このときの階調値255を代表値である変換値に対応付ける。
【0023】
このように対応付けた変換テーブル104は図2に示す通りとなり、変換前の0からM−1の各階調値が5個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ5個ある代表値の1つが含まれるように分割することができる。
【0024】
さて入力されたp番目の画像の画素値がMpのとき変換手段は以下に示す計算を行う。
【0025】
T=(Mp+256/(2×4))×4/256
=(Mp+256/8)×4/256 ・・・(数2)
次に変換手段103は、(数2)により求められるTについて、
O≦T<O+1.0を満足する整数値Oへ変換する。
【0026】
このOに等しいインデックス値に対応付けた代表値をMpの変換値となる。
【0027】
これは、Gpが0から31までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値0に対応する代表値、Gpが32から95までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値1に対応する代表値、Gpが96から159までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値2に対応する代表値、Gpが160から223までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値3に対応する代表値、Gpが224から255までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値4に対応する代表値に変換されることになる。
【0028】
変換手段103は算出したインデックス番号Tpに対応する代表値(変換値)を記憶するとともに、入力した画像の全て(または変換を必要とする部分)についてこの動作を繰り返し行う。
【0029】
変換手段103により入力した画像の全て(または変換を必要とする部分)について変換動作が終了すると、出力手段(図示せず)へ各画素に対応する変換値を送り、出力手段は受け取った各画素の変換値に相当する階調値を表示する。
【0030】
このように構成することにより、取り込んだ画像に対して、各画素の画素値を近い値へ高速に変換することができる。
【0031】
また、変換する代表値をそれぞれの範囲の中央値に、または中央値に近い値にすることにより入力した画像の画素値からの偏りを抑えることができる。また、入力する画像の取り得る階調値が一番小さな値を含む範囲については、その代表値を階調値がとりえる値の最小値(この例では0)とし、入力する画像の取り得る階調値が一番大きな値を含む範囲については、その代表値を階調値がとりえる値の最大値(この例では255)とすれば、よりコントラストが明瞭な変換画像を得ることができる。
【0032】
またこの例では5つの異なる階調値に変換するものを例に説明をしたが一般にN1(>1)個の値に変換するときには(数2)は以下のとおりになる。
【0033】
T=(Mp+(256/(2×(N1−1))))×(N1−1)/256
・・・(数3)
従って5つの異なる階調値以外にも本実施の形態が適用できる。
【0034】
またここでは、取り込んだ画像の階調値が0〜255までの256種の異なる値を取り得るものについて説明をしたがこれに限定されるものではなく、変換後の階調値(代表値)が夫々の隣り合う階調値の差が等しくなるような階調値であれば、上述の形態を適用することができる。
【0035】
(実施の形態2)
次に、取り込む画像がカラー画像であり、カラーパレットの色情報が第1の原色情報、第2の原色情報、第3の原色情報を有するものとし、ここではその一例として、3つの原色情報(赤(R)、青(B)、緑(G))を有するもの例について説明を行う。
【0036】
取り込んだカラー画像は3つの原色情報の階調値でそれぞれ0〜M−1のM個の異なる値(整数)を取るものとし、ここではM=256の場合を説明する。
【0037】
本実施の形態では第1の原色情報として緑色の階調値、第2の原色情報として青色の階調値、第3の原色情報として赤色の階調値を割り当てたものについて説明を行う。
【0038】
また本実施の形態では入力した画像の緑色の階調値をN1個の異なる階調値に変換し、青色の階調値をN2個の異なる階調値に変換し、赤色の階調値をN3個の異なる階調値に変換するものとする。
【0039】
また、変換後のN1個の緑色の階調値について、値の小さいものから順に並べたとき隣り合う階調値の差が等しくなるような関係を有するものとし、このときi番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をGiとする。さらに代表値Giに変換されるべき階調値の数値の範囲を互いに重複しないように設定する。
【0040】
また、変換後のN2個の青色の階調値について、値の小さいものから順に並べたとき隣り合う階調値の差が等しくなるような関係を有するものとし、このときj番目の第2の原色情報の代表値をBjとする。さらに代表値Bjに変換されるべき階調値の数値の範囲を互いに重複しないように設定する。
【0041】
また、変換後のN3個の赤色の階調値について、値の小さいものから順に並べたとき隣り合う階調値の差が等しくなるような関係を有するものとし、このときk番目の属する第3の原色情報の代表値をRkとする。さらに代表値Rjに変換されるべき階調値の数値の範囲を互いに重複しないように設定する。
【0042】
これらの代表値が取り得る組み合わせを(Rj、Bi、Gk)と行列情報で表現し、これを(R1、B1、G1)、(R1、B1、G2)、...、(R1、B1、GN1)、(R1、B2、G1)、...、(R1、B2、GN1)、...、(RN3、BN2、GN1)と並べたとき、(R1、B1、G1)から順にインデックス番号を割り当てる。
【0043】
このとき(Rk、Bj、Gi)のインデックス番号は、(R1、B1、G1)に割り当てたインデックス番号から数えてk×N2×N1+j×N1+i番目となる。
【0044】
変換テーブル102には図3に示すように上述の代表値の行列情報とインデックス情報とを1対1に対応づけて格納されている。
【0045】
変換手段は入力された画素の色情報が(Rp、Bp、Gp)であるとする。
【0046】
このとき以下に示す式を用いてTpを算出する。
【0047】
Tp=T(Rp)×N1×N2+T(Bp)×N1+T(Gp)
・・・(数4)
f(Gp)=(Gp+(256/(2×(N1−1))))×(N1−1)/256
f(Bp)=(Bp+(256/(2×(N2−1))))×(N2−1)/256
f(Rp)=(Rp+(256/(2×(N3−1))))×(N3−1)/256
T(Gp):U≦f(Gp)<U+1.0を満足するU(U:整数)
T(Bp):V≦f(Bp)<V+1.0を満足するV(V:整数)
T(Rp):W≦f(Rp)<W+1.0を満足するW(W:整数)
変換手段103は、算出したインデックス番号Tpに相当する色情報の代表値の組み合わせを変換値としこれを記憶するとともに、入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についてこの動作を行う。
【0048】
変換手段103は入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についての変換が終了すると、出力手段(図示せず)へ変換した値をおくり、出力手段はこの変換値を出力する。
【0049】
このように構成することにより、最小自乗法といった複雑な計算を行うことなく取り込んだ画像を高速に限定色にすることが可能となる。
【0050】
なお、(数4)ではインデックス値の最小値が0である場合を説明したが、これに限定される必要は無くインデックス値の最小値は0以外の値であっても良い。この場合、(数4)にインデックスの最小値が所望する値となるように必要な整数値を加える演算を行えばよい。
【0051】
また、本実施の形態では第1の原色情報として緑色の階調値、第2の原色情報として青色の階調値、第3の原色情報として赤色の階調値を割り当てたものについて説明を行ったが、これ以外にも例えば第1の原色情報として青色の階調値、第2の原色情報として赤色の階調値、第3の原色情報として緑色の階調値を割り当ててもそれに応じて変換テーブル102内の情報の配列と(数4)を適宜変更すればよい。
【0052】
(実施の形態3)
本実施の形態では入力される画像が3つの原色情報(R、B、G)に加え透明色の度合いに関する情報(透明度情報)を有するものについてこれらの情報をカラーパレット内の限定色に変換するものである。
【0053】
本実施の形態の画像変換装置の構成は図1に示したものと同じであるが入力手段101は取り込んだから画像の3つの原色情報(R、B、G)に加え透明度情報を取り込むものである。
【0054】
この実施の形態では、3つの原色情報(R、B、G)および透明度情報はそれぞれ0から255の256個の異なる値(整数)をとるものを例に説明を行う。
【0055】
3つの原色情報については実施の形態2と同じく、第1の原色情報として緑色の階調値、第2の原色情報として青色の階調値、第3の原色情報として赤色の階調値を割り当て、入力した画像の緑色の階調値をN1個の異なる値のいずれかに変換し、青色の階調値をN2個の異なる値のいずれかに変換し、赤色の階調値をN3個の異なる値のいずれかに変換するものとする。
【0056】
入力した画像の透明色の階調値の変換後の階調値(代表値)についてN4個の異なる値を設定し、変換されるべき階調値の数値の範囲を互いに重複しないように設定する。このときb番目の第4の原色情報の代表値をAbとする。
【0057】
この例ではN4=2の場合、Aの値をあるAlの値(0≦Al<255)に対して、0からAl、Al+1から255の領域に分ける。Aが前者の場合、Aの値はA1、後者の場合はA2に変換されるものを例に説明をする。
【0058】
この場合、変換テーブル102には図4に示すような情報が格納される。次に変換手段103による動作を説明する。変換手段103はまず、領域選定手段102により取り込んだp番目の画素の透明色の階調値を読み込む。透明色の階調値が0からAlの場合、透明色の階調値をA1に変換し、Al+1から255の場合、透明色の階調値をA2に変換する。
【0059】
次に変換手段103は取り込んだP番目の画素の3つの色情報の階調値(Rp、Bp、Gp)を読み込み、実施の形態2で説明をしたやり方に従って、(Rp、Bp、Gp)に対応するインデックス番号を算出する。
【0060】
変換手段103は、算出したインデックス番号Tpに相当する色情報、透明度情報の代表値の組み合わせを変換値とし、これを記憶するとともに、入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についてこの動作を行う。
【0061】
変換手段103は入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についての変換が終了すると、出力手段(図示せず)へ変換した値をおくり、出力手段はこの変換値を出力する。
【0062】
このように構成することにより、最小自乗法といった複雑な計算を行うことなく取り込んだカラー画像を高速に限定色にすることが可能となる。
【0063】
また、本実施の形態では変換後の透明色の階調値の間隔(この例ではAbとAb−1との差)が必ずしも全て等しくないものについて説明をしたが必ずしもそうである必要は無く、変換後の透明色の階調値、3つの色情報の階調値のうちのいずれか階調値の間隔が等しくないような場合であっても適用できる。
【0064】
(実施の形態4)
実施の形態3では変換後の色の階調値のうち、一部の色の階調値(実施の形態3では透明色の階調値)については、隣り合う階調値の間隔が必ずしも等間隔でなくても良い場合について説明をした。
【0065】
この実施の形態では上述の範囲を等間隔とした場合について説明をする。この場合実施の形態2において、色情報を3つの原色情報と透明色を含む4つの色情報として考えればよい。
【0066】
図6は本実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【0067】
まず、入力手段101により画像の入力を行う(ST1)。
【0068】
次に領域選定手段102により変換の対象となる画像に含まれる画素の選択を行う(ST2)。
【0069】
次に、変換手段103によりTpを算出する(ST3)。このとき以下に示す式を用いてTpを算出する。
【0070】
Tp=T(Ap)×N1×N2×N3+T(Rp)×N1×N2+T(Bp)×N1+T(Gp) (5)
f(Gp)=(Gp+(256/(2×(N1−1))))×(N1−1)/256
f(Bp)=(Bp+(256/(2×(N2−1))))×(N2−1)/256
f(Rp)=(Rp+(256/(2×(N3−1))))×(N3−1)/256
f(Ap)=(Ap+(256/(2×(N4−1))))×(N4−1)/256
T(Gp):U≦f(Gp)<U+1.0を満足するU(U:整数)
T(Bp): V≦f(Bp)<V+1.0を満足するV(V:整数)
T(Rp):W≦f(Rp)<W+1.0を満足するW(W:整数)
T(Ap):S≦f(Ap)<S+1.0を満足するS(S:整数)
次に変換手段103によりTpに対応する変換テーブル104のインデックス番号を調べこれに対応する代表値を選択する(ST4)。
【0071】
また変換テーブル104に格納される情報の内容は図5に示すようなものとなる。
【0072】
次にこの代表値を記憶手段により記憶する(ST5)。
【0073】
次に入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についての変換が終了したかどうかを調べる(ST6)。
【0074】
まだ変換すべき画素がある場合にはST2へ戻る。
【0075】
入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についての変換が終了した場合、出力手段105へ変換した値をおくり、出力手段105はこの変換値を出力する(ST6)。
【0076】
このようにすることにより、入力した透明度情報を含むカラー画像を高速に限定色へ変更することができる。
【0077】
(実施の形態5)
本実施の形態では入力する画像において、画素の透明色の階調値が全て同じ場合とそうでない場合とにおいて、変換手段が参照する変換テーブルを切り替えるように構成したことを特徴とする。
【0078】
図7は、本実施の形態の画像変換装置の構成を説明するためのブロック図である。図7において、図1と同一の符号を付したものは同一またはこれに相当するものであるので、ここではその説明を省略する。
【0079】
104aは変換テーブルでありその内容は図5に示したものに同じである。104bは変換テーブルでありその内容は図8に示すように、透明色の階調値の変換情報は全て一定の値(この例ではAC)としたものである。
【0080】
変換手段103は変換の対象となる画像の各画素の透明色の階調値が全て同一かどうかを調べ、全て同一の場合には変換手段103は変換テーブル104bを参照し、そうでない場合には変換手段103は変換手段104aを参照するようにする。
【0081】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、パレットを表現する変換テーブルを用いて、限定色に色変換する場合おいて、最小自乗法といった複雑な計算を行うことなく簡単かつ高速に入力した画像を限定色へ変換することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像変換装置の構成を示すブロック図
【図2】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【図3】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【図4】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【図5】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【図6】画像変換装置の動作を説明するフローチャート
【図7】画像変換装置の構成を示すブロック図
【図8】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【符号の説明】
101 入力手段
102 領域選定手段
103 変換手段
104,104a,104b 変換テーブル
105 出力手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、取り込んだ画像をパレットを用いて限定色表示する画像変換方法、画像変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
取り込んだカラー画像をカラーパレットを用いて限定色表示する色変換は、通常、画像表示装置に表示する画像を元のカラー画像に近づけるために、最適な近似を得るカラーパレットを生成する。
【0003】
従来、このような最適なカラーパレットの生成方法、あるいは、高速でカラーパレットを生成する方法に関する発明が多数見られるが、本発明ではカラーパレットを構成する色があらかじめ定められているケースであり、そのようなケースの発明はあまり見られない。
【0004】
あらかじめ定められた色をもつカラーパレットによるカラー画像の色変換は、元のカラー画像を構成する画素に対するカラーパレットの近似色のインデックスを求める手段において、すべてのパレットの要素に対して、逐次近似色を求める必要があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−112053号公報
【特許文献2】
特開平11−25266号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
あらかじめ定められた色をもつカラーパレットを用いて限定色表示する画像変換方法において、高速で変換することが要求されている。一般的にある色(A、R、G、B)から前記カラーパレットの近似色のインデックスを求めるには、前記カラーパレットにある色(A[i]、R[i]、G[i]、B[i])との距離Dを以下に示す式
D[i]×D[i]=(A−A[i])×(A−A[i])+(R−R[i])×(R−R[i])+(G−G[i])×(G−G[i])+(B−B[i])×(B−B[i])(数1)
により算出し、これを最小にするiを求める必要がある。前記カラーパレットが256色の限定色表示の場合、256回の逐次比較計算をして近似色を求める必要がある。
【0007】
本発明は、カラー画像をあらかじめ定められた色をもつカラーパレットを表現する変換テーブルの限定色に高速で変換することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像変換方法は、取り込んだ画像をあらかじめ定められた色情報をもつパレットに含まれる所定の色情報に変換し、限定色表示する方法であって、前記取り込んだ画像に含まれる第1の画素を選択し、前記第1の画素の色情報を得る第1のステップと、前記パレットの色情報の取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの色情報の代表値を対応付け、前記色情報の範囲の代表値を所定の規則によって配列し、各々の代表値に対応するインデックス情報を割り当てた変換テーブルを用いて、前記取り込んだ画像の色情報が前記インデックス情報のいずれに相当するかを調べる第2のステップと、
前記第2のステップにより算出した前記インデックス情報に対応する色情報の代表値を前記第1の画素に対応する画素値として出力する第3のステップと、前記第1のステップから前記第3のステップを前記取り込んだカラー画像の各画素について行う第4のステップとを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、前記色情報は複数の原色情報の濃淡値情報を有し、各原色情報の濃淡値は、その取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの原色情報の濃淡値の代表値を対応付けたことを特徴とする。
【0010】
また、前記色情報は3つの原色情報を有することを特徴とする。
【0011】
また、各原色情報の濃淡値が0からM−1までの異なるM個の整数値をとりうる場合、第1の原色情報について、代表値がN1個ある場合、変換前の前記0からM−1の各階調値が前記N1個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように前記0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ前記N1個ある代表値の1つが含まれるようにN1個に分割し、前記分割したN1個の範囲の最小値が0に近いものから順に1、2、...、N1の番号を与えたときの、h番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をXhとし、第2の原色情報について、代表値がN2個ある場合、変換前の前記0からM−1の各階調値が前記N2個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように前記0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ前記N2個ある代表値の1つが含まれるようにN2個に分割し、前記分割したN2個の範囲の最小値が0に近いものから順に1、2、...、N2の番号を与えたときの、i番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をYiとし、第3の原色情報について、代表値がN3個ある場合、変換前の前記0からM−1の各階調値が前記N3個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように前記0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ前記N3個ある代表値の1つが含まれるようにN3個に分割し、前記N3個の範囲の最小値が0に近いものから順に1、2、...、N3の番号を与えたときの、j番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をZjとし、前記Xk、前記Yk、前記Zkを(Xk、Yk、Zk)と行列情報で表現したとき、前記(Xh、Yi、Zj)を昇順に並べて、前記並べた順序に従って1から順に整数値のインデックス情報を割り当てたものを変換テーブルとし、前記取り込んだカラー画像の第1の原色情報の濃淡値がXp、第2の原色情報の濃淡値がYp、前記第3の原色情報の濃淡値がZpのとき、
Tp=T(Xp)×N1×N2+T(Yp)×N1+T(Zp)
f(Zp)=(Zp+M/((N1−1)×2))/(N1/M)
f(Yp)=(Yp+M/((N2−1)×2))/(N2/M)
f(Xp)=(Xp+M/((N3−1)×2))/(N3/M)
T(Zp):U≦f(Zp)<U+1.0を満足するU(U:整数)
T(Yp):V≦f(Yp)<V+1.0を満足するV(V:整数)
T(Xp):W≦f(Xp)<W+1.0を満足するW(W:整数)
によって算出されるTpに相当するインデックス番号に対応する第1の原色情報の代表値、第2の原色情報の代表値、第3の原色情報の代表値へ変換して出力することを特徴とする。
【0012】
本発明の画像変換装置は、取り込んだ画像をあらかじめ定められた色情報をもつパレットに含まれる所定の色情報に変換し、限定色表示する装置であって、前記画像を取り込む入力手段と、前記パレットの色情報の取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの色情報の代表値を対応付け、前記色情報の範囲の代表値を所定の規則によって配列し、各々の代表値に対応するインデックス情報を割り当てた変換テーブルを用いて、前記入力手段により取り込んだ画像の色情報が前記インデックス情報のいずれに相当するかを調べる変換手段と、前記変換手段により算出した前記インデックス情報に対応する色情報の代表値を前記第1の画素に対応する画素値として出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いてそれぞれ説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は、本発明の画像変換装置の構成を説明するためのブロック図である。
【0015】
図1において101は、元の(本発明の方法により変換する前の)画像を入力する入力手段、102は入力手段101で入力した画像の変換の対象となる領域を選定する領域選定手段、103は領域選定手段で選定した領域に含まれる各画素を所定の手順で限定色へ変換する変換手段、104は変換手段103が参照するテーブルであって、元の画像を構成する画素の値をパレット内の所定の色情報に変換するための変換テーブル(インデックステーブル)である。
【0016】
まず、変換する対象の画像が白黒の画像であって、画素の階調値(または濃淡値とも言う)は0から255までの256個の異なる値(整数)をとる場合を例に説明をする。
【0017】
ここで、得られる画像を例えば5つの異なる階調値に変換する一例について説明を行う。まず、変換後の階調値(代表値)を小さいものから順に並べたとき、夫々の隣り合う階調値の差が等しくなるような階調値を選択するとともに、各階調値に変換されるべき数値の範囲を互いに重複しないように設定し、これを変換テーブル104に格納する。
【0018】
変換テーブル104には画素の階調値が0から31までのものにはインデックス値として0を割り当て、このとき階調値0を代表値である変換値に対応付ける。
【0019】
画素の階調値が32から95までのものにはインデックス値として1を割り当て、このとき階調値63を代表値である変換値に対応付ける。
【0020】
画素の階調値が96から159までのものにはインデックス値として2を割り当て、このとき階調値127を代表値である変換値に対応付ける。
【0021】
画素の階調値が160から223までのものにはインデックス値として3を割り当て、このとき階調値191を代表値である変換値に対応付ける。
【0022】
画素値の階調値が224から255までのものにはインデックス値として4を割り当て、このときの階調値255を代表値である変換値に対応付ける。
【0023】
このように対応付けた変換テーブル104は図2に示す通りとなり、変換前の0からM−1の各階調値が5個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ5個ある代表値の1つが含まれるように分割することができる。
【0024】
さて入力されたp番目の画像の画素値がMpのとき変換手段は以下に示す計算を行う。
【0025】
T=(Mp+256/(2×4))×4/256
=(Mp+256/8)×4/256 ・・・(数2)
次に変換手段103は、(数2)により求められるTについて、
O≦T<O+1.0を満足する整数値Oへ変換する。
【0026】
このOに等しいインデックス値に対応付けた代表値をMpの変換値となる。
【0027】
これは、Gpが0から31までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値0に対応する代表値、Gpが32から95までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値1に対応する代表値、Gpが96から159までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値2に対応する代表値、Gpが160から223までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値3に対応する代表値、Gpが224から255までの値の時には変換手段103より出力される値はインデックス値4に対応する代表値に変換されることになる。
【0028】
変換手段103は算出したインデックス番号Tpに対応する代表値(変換値)を記憶するとともに、入力した画像の全て(または変換を必要とする部分)についてこの動作を繰り返し行う。
【0029】
変換手段103により入力した画像の全て(または変換を必要とする部分)について変換動作が終了すると、出力手段(図示せず)へ各画素に対応する変換値を送り、出力手段は受け取った各画素の変換値に相当する階調値を表示する。
【0030】
このように構成することにより、取り込んだ画像に対して、各画素の画素値を近い値へ高速に変換することができる。
【0031】
また、変換する代表値をそれぞれの範囲の中央値に、または中央値に近い値にすることにより入力した画像の画素値からの偏りを抑えることができる。また、入力する画像の取り得る階調値が一番小さな値を含む範囲については、その代表値を階調値がとりえる値の最小値(この例では0)とし、入力する画像の取り得る階調値が一番大きな値を含む範囲については、その代表値を階調値がとりえる値の最大値(この例では255)とすれば、よりコントラストが明瞭な変換画像を得ることができる。
【0032】
またこの例では5つの異なる階調値に変換するものを例に説明をしたが一般にN1(>1)個の値に変換するときには(数2)は以下のとおりになる。
【0033】
T=(Mp+(256/(2×(N1−1))))×(N1−1)/256
・・・(数3)
従って5つの異なる階調値以外にも本実施の形態が適用できる。
【0034】
またここでは、取り込んだ画像の階調値が0〜255までの256種の異なる値を取り得るものについて説明をしたがこれに限定されるものではなく、変換後の階調値(代表値)が夫々の隣り合う階調値の差が等しくなるような階調値であれば、上述の形態を適用することができる。
【0035】
(実施の形態2)
次に、取り込む画像がカラー画像であり、カラーパレットの色情報が第1の原色情報、第2の原色情報、第3の原色情報を有するものとし、ここではその一例として、3つの原色情報(赤(R)、青(B)、緑(G))を有するもの例について説明を行う。
【0036】
取り込んだカラー画像は3つの原色情報の階調値でそれぞれ0〜M−1のM個の異なる値(整数)を取るものとし、ここではM=256の場合を説明する。
【0037】
本実施の形態では第1の原色情報として緑色の階調値、第2の原色情報として青色の階調値、第3の原色情報として赤色の階調値を割り当てたものについて説明を行う。
【0038】
また本実施の形態では入力した画像の緑色の階調値をN1個の異なる階調値に変換し、青色の階調値をN2個の異なる階調値に変換し、赤色の階調値をN3個の異なる階調値に変換するものとする。
【0039】
また、変換後のN1個の緑色の階調値について、値の小さいものから順に並べたとき隣り合う階調値の差が等しくなるような関係を有するものとし、このときi番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をGiとする。さらに代表値Giに変換されるべき階調値の数値の範囲を互いに重複しないように設定する。
【0040】
また、変換後のN2個の青色の階調値について、値の小さいものから順に並べたとき隣り合う階調値の差が等しくなるような関係を有するものとし、このときj番目の第2の原色情報の代表値をBjとする。さらに代表値Bjに変換されるべき階調値の数値の範囲を互いに重複しないように設定する。
【0041】
また、変換後のN3個の赤色の階調値について、値の小さいものから順に並べたとき隣り合う階調値の差が等しくなるような関係を有するものとし、このときk番目の属する第3の原色情報の代表値をRkとする。さらに代表値Rjに変換されるべき階調値の数値の範囲を互いに重複しないように設定する。
【0042】
これらの代表値が取り得る組み合わせを(Rj、Bi、Gk)と行列情報で表現し、これを(R1、B1、G1)、(R1、B1、G2)、...、(R1、B1、GN1)、(R1、B2、G1)、...、(R1、B2、GN1)、...、(RN3、BN2、GN1)と並べたとき、(R1、B1、G1)から順にインデックス番号を割り当てる。
【0043】
このとき(Rk、Bj、Gi)のインデックス番号は、(R1、B1、G1)に割り当てたインデックス番号から数えてk×N2×N1+j×N1+i番目となる。
【0044】
変換テーブル102には図3に示すように上述の代表値の行列情報とインデックス情報とを1対1に対応づけて格納されている。
【0045】
変換手段は入力された画素の色情報が(Rp、Bp、Gp)であるとする。
【0046】
このとき以下に示す式を用いてTpを算出する。
【0047】
Tp=T(Rp)×N1×N2+T(Bp)×N1+T(Gp)
・・・(数4)
f(Gp)=(Gp+(256/(2×(N1−1))))×(N1−1)/256
f(Bp)=(Bp+(256/(2×(N2−1))))×(N2−1)/256
f(Rp)=(Rp+(256/(2×(N3−1))))×(N3−1)/256
T(Gp):U≦f(Gp)<U+1.0を満足するU(U:整数)
T(Bp):V≦f(Bp)<V+1.0を満足するV(V:整数)
T(Rp):W≦f(Rp)<W+1.0を満足するW(W:整数)
変換手段103は、算出したインデックス番号Tpに相当する色情報の代表値の組み合わせを変換値としこれを記憶するとともに、入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についてこの動作を行う。
【0048】
変換手段103は入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についての変換が終了すると、出力手段(図示せず)へ変換した値をおくり、出力手段はこの変換値を出力する。
【0049】
このように構成することにより、最小自乗法といった複雑な計算を行うことなく取り込んだ画像を高速に限定色にすることが可能となる。
【0050】
なお、(数4)ではインデックス値の最小値が0である場合を説明したが、これに限定される必要は無くインデックス値の最小値は0以外の値であっても良い。この場合、(数4)にインデックスの最小値が所望する値となるように必要な整数値を加える演算を行えばよい。
【0051】
また、本実施の形態では第1の原色情報として緑色の階調値、第2の原色情報として青色の階調値、第3の原色情報として赤色の階調値を割り当てたものについて説明を行ったが、これ以外にも例えば第1の原色情報として青色の階調値、第2の原色情報として赤色の階調値、第3の原色情報として緑色の階調値を割り当ててもそれに応じて変換テーブル102内の情報の配列と(数4)を適宜変更すればよい。
【0052】
(実施の形態3)
本実施の形態では入力される画像が3つの原色情報(R、B、G)に加え透明色の度合いに関する情報(透明度情報)を有するものについてこれらの情報をカラーパレット内の限定色に変換するものである。
【0053】
本実施の形態の画像変換装置の構成は図1に示したものと同じであるが入力手段101は取り込んだから画像の3つの原色情報(R、B、G)に加え透明度情報を取り込むものである。
【0054】
この実施の形態では、3つの原色情報(R、B、G)および透明度情報はそれぞれ0から255の256個の異なる値(整数)をとるものを例に説明を行う。
【0055】
3つの原色情報については実施の形態2と同じく、第1の原色情報として緑色の階調値、第2の原色情報として青色の階調値、第3の原色情報として赤色の階調値を割り当て、入力した画像の緑色の階調値をN1個の異なる値のいずれかに変換し、青色の階調値をN2個の異なる値のいずれかに変換し、赤色の階調値をN3個の異なる値のいずれかに変換するものとする。
【0056】
入力した画像の透明色の階調値の変換後の階調値(代表値)についてN4個の異なる値を設定し、変換されるべき階調値の数値の範囲を互いに重複しないように設定する。このときb番目の第4の原色情報の代表値をAbとする。
【0057】
この例ではN4=2の場合、Aの値をあるAlの値(0≦Al<255)に対して、0からAl、Al+1から255の領域に分ける。Aが前者の場合、Aの値はA1、後者の場合はA2に変換されるものを例に説明をする。
【0058】
この場合、変換テーブル102には図4に示すような情報が格納される。次に変換手段103による動作を説明する。変換手段103はまず、領域選定手段102により取り込んだp番目の画素の透明色の階調値を読み込む。透明色の階調値が0からAlの場合、透明色の階調値をA1に変換し、Al+1から255の場合、透明色の階調値をA2に変換する。
【0059】
次に変換手段103は取り込んだP番目の画素の3つの色情報の階調値(Rp、Bp、Gp)を読み込み、実施の形態2で説明をしたやり方に従って、(Rp、Bp、Gp)に対応するインデックス番号を算出する。
【0060】
変換手段103は、算出したインデックス番号Tpに相当する色情報、透明度情報の代表値の組み合わせを変換値とし、これを記憶するとともに、入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についてこの動作を行う。
【0061】
変換手段103は入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についての変換が終了すると、出力手段(図示せず)へ変換した値をおくり、出力手段はこの変換値を出力する。
【0062】
このように構成することにより、最小自乗法といった複雑な計算を行うことなく取り込んだカラー画像を高速に限定色にすることが可能となる。
【0063】
また、本実施の形態では変換後の透明色の階調値の間隔(この例ではAbとAb−1との差)が必ずしも全て等しくないものについて説明をしたが必ずしもそうである必要は無く、変換後の透明色の階調値、3つの色情報の階調値のうちのいずれか階調値の間隔が等しくないような場合であっても適用できる。
【0064】
(実施の形態4)
実施の形態3では変換後の色の階調値のうち、一部の色の階調値(実施の形態3では透明色の階調値)については、隣り合う階調値の間隔が必ずしも等間隔でなくても良い場合について説明をした。
【0065】
この実施の形態では上述の範囲を等間隔とした場合について説明をする。この場合実施の形態2において、色情報を3つの原色情報と透明色を含む4つの色情報として考えればよい。
【0066】
図6は本実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【0067】
まず、入力手段101により画像の入力を行う(ST1)。
【0068】
次に領域選定手段102により変換の対象となる画像に含まれる画素の選択を行う(ST2)。
【0069】
次に、変換手段103によりTpを算出する(ST3)。このとき以下に示す式を用いてTpを算出する。
【0070】
Tp=T(Ap)×N1×N2×N3+T(Rp)×N1×N2+T(Bp)×N1+T(Gp) (5)
f(Gp)=(Gp+(256/(2×(N1−1))))×(N1−1)/256
f(Bp)=(Bp+(256/(2×(N2−1))))×(N2−1)/256
f(Rp)=(Rp+(256/(2×(N3−1))))×(N3−1)/256
f(Ap)=(Ap+(256/(2×(N4−1))))×(N4−1)/256
T(Gp):U≦f(Gp)<U+1.0を満足するU(U:整数)
T(Bp): V≦f(Bp)<V+1.0を満足するV(V:整数)
T(Rp):W≦f(Rp)<W+1.0を満足するW(W:整数)
T(Ap):S≦f(Ap)<S+1.0を満足するS(S:整数)
次に変換手段103によりTpに対応する変換テーブル104のインデックス番号を調べこれに対応する代表値を選択する(ST4)。
【0071】
また変換テーブル104に格納される情報の内容は図5に示すようなものとなる。
【0072】
次にこの代表値を記憶手段により記憶する(ST5)。
【0073】
次に入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についての変換が終了したかどうかを調べる(ST6)。
【0074】
まだ変換すべき画素がある場合にはST2へ戻る。
【0075】
入力したカラー画像の全て(または変換を必要とする部分)についての変換が終了した場合、出力手段105へ変換した値をおくり、出力手段105はこの変換値を出力する(ST6)。
【0076】
このようにすることにより、入力した透明度情報を含むカラー画像を高速に限定色へ変更することができる。
【0077】
(実施の形態5)
本実施の形態では入力する画像において、画素の透明色の階調値が全て同じ場合とそうでない場合とにおいて、変換手段が参照する変換テーブルを切り替えるように構成したことを特徴とする。
【0078】
図7は、本実施の形態の画像変換装置の構成を説明するためのブロック図である。図7において、図1と同一の符号を付したものは同一またはこれに相当するものであるので、ここではその説明を省略する。
【0079】
104aは変換テーブルでありその内容は図5に示したものに同じである。104bは変換テーブルでありその内容は図8に示すように、透明色の階調値の変換情報は全て一定の値(この例ではAC)としたものである。
【0080】
変換手段103は変換の対象となる画像の各画素の透明色の階調値が全て同一かどうかを調べ、全て同一の場合には変換手段103は変換テーブル104bを参照し、そうでない場合には変換手段103は変換手段104aを参照するようにする。
【0081】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、パレットを表現する変換テーブルを用いて、限定色に色変換する場合おいて、最小自乗法といった複雑な計算を行うことなく簡単かつ高速に入力した画像を限定色へ変換することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像変換装置の構成を示すブロック図
【図2】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【図3】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【図4】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【図5】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【図6】画像変換装置の動作を説明するフローチャート
【図7】画像変換装置の構成を示すブロック図
【図8】変換テーブルに格納される情報の一例を示す図
【符号の説明】
101 入力手段
102 領域選定手段
103 変換手段
104,104a,104b 変換テーブル
105 出力手段
Claims (5)
- 取り込んだ画像をあらかじめ定められた色情報をもつパレットに含まれる所定の色情報に変換し、限定色表示する方法であって、
前記取り込んだ画像に含まれる第1の画素を選択し、前記第1の画素の色情報を得る第1のステップと、
前記パレットの色情報の取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの色情報の代表値を対応付け、前記色情報の範囲の代表値を所定の規則によって配列し、各々の代表値に対応するインデックス情報を割り当てた変換テーブルを用いて、前記取り込んだ画像の色情報が前記インデックス情報のいずれに相当するかを調べる第2のステップと、
前記第2のステップにより算出した前記インデックス情報に対応する色情報の代表値を前記第1の画素に対応する画素値として出力する第3のステップと、
前記第1のステップから前記第3のステップを前記取り込んだカラー画像の各画素について行う第4のステップとを備えた画像変換方法。 - 前記色情報は複数の原色情報の濃淡値情報を有し、各原色情報の濃淡値は、その取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの原色情報の濃淡値の代表値を対応付けた請求項1に記載の画像変換方法。
- 前記色情報は3つの原色情報を有することを特徴とする請求項2に記載の画像変換方法。
- 各原色情報の濃淡値が0からM−1までの異なるM個の整数値をとりうる場合、
第1の原色情報について、代表値がN1個ある場合、変換前の前記0からM−1の各階調値が前記N1個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように前記0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ前記N1個ある代表値の1つが含まれるようにN1個に分割し、前記分割したN1個の範囲の最小値が0に近いものから順に1、2、...、N1の番号を与えたときの、h番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をXhとし、
第2の原色情報について、代表値がN2個ある場合、変換前の前記0からM−1の各階調値が前記N2個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように前記0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ前記N2個ある代表値の1つが含まれるようにN2個に分割し、前記分割したN2個の範囲の最小値が0に近いものから順に1、2、...、N2の番号を与えたときの、i番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をYiとし、
第3の原色情報について、代表値がN3個ある場合、変換前の前記0からM−1の各階調値が前記N3個ある代表値のいずれか1つに対応付けられるように前記0からM−1の範囲を互いに重複しないで、かつ前記N3個ある代表値の1つが含まれるようにN3個に分割し、前記N3個の範囲の最小値が0に近いものから順に1、2、...、N3の番号を与えたときの、j番目の範囲に属する第1の原色情報の代表値をZjとし、
前記Xk、前記Yk、前記Zkを(Xk、Yk、Zk)と行列情報で表現したとき、前記(Xh、Yi、Zj)を昇順に並べて、前記並べた順序に従って0から順に整数値のインデックス情報を割り当てたものを変換テーブルとし、
前記取り込んだカラー画像の第1の原色情報の濃淡値がXp、第2の原色情報の濃淡値がYp、前記第3の原色情報の濃淡値がZpのとき、
Tp=T(Xp)×N1×N2+T(Yp)×N1+T(Zp)
f(Zp)=(Zp+M/((N1−1)×2))/(N1/M)
f(Yp)=(Yp+M/((N2−1)×2))/(N2/M)
f(Xp)=(Xp+M/((N3−1)×2))/(N3/M)
T(Zp):U≦f(Zp)<U+1.0を満足するU(U:整数)
T(Yp):V≦f(Yp)<V+1.0を満足するV(V:整数)
T(Xp):W≦f(Xp)<W+1.0を満足するW(W:整数)
によって算出されるTpに相当するインデックス番号に対応する第1の原色情報の代表値、第2の原色情報の代表値、第3の原色情報の代表値へ変換して出力する請求項3に記載の画像変換方法。 - 取り込んだ画像をあらかじめ定められた色情報をもつパレットに含まれる所定の色情報に変換し、限定色表示する装置であって、
前記画像を取り込む入力手段と、
前記パレットの色情報の取り得る値の範囲を互いに重複しない複数の範囲に分割し、各範囲に対応する1つの色情報の代表値を対応付け、前記色情報の範囲の代表値を所定の規則によって配列し、各々の代表値に対応するインデックス情報を割り当てた変換テーブルを用いて、前記入力手段により取り込んだ画像の色情報が前記インデックス情報のいずれに相当するかを調べる変換手段と、
前記変換手段により算出した前記インデックス情報に対応する色情報の代表値を前記第1の画素に対応する画素値として出力する出力手段とを備えた画像変換装置。
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