JP2006078788A - 表示装置及び情報表示方法 - Google Patents

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剛 田中
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健二郎 井土
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Abstract

【課題】少ないスペースで表示領域の拡大を図ること。
【解決手段】情報の表示が可能な第1の表示面を有する第1の表示部2と、前記第1の表示面と重り合う状態を取り得るとともに情報の表示が可能な第2の表示面を有する第2の表示部3と、前記第1の表示面と前記第2の表示面との重なり状態に基づいて、前記第1の表示面および前記第2の表示面の少なくともいずれかに情報を表示出力する表示制御部6と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報を表示する表示装置及び情報表示方法に関する。ただし本発明の利用は前述の表示装置及び情報表示方法には限らない。
従来、車内に設置されるカーステレオなどの車載用電子機器には表示装置が設けられている。この車載用電子機器は、運転席周辺の限られたスペースに設置されるため、表示部領域および操作部領域を確保するための各種技術が提案されている。たとえば、本体部に格納可能であり、操作部や表示部を備えたパネルを複数設け、このパネルを選択的または同時に引き出して使用する構成のものが開示されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
また、操作パネル上のキーを使用頻度によって分類して配置し、操作パネル上に移動可能な表示部を設け、表示部をスライドさせることにより、キーを分類別に使用可能にした構成のものが開示されている(たとえば、下記特許文献2参照。)。
特開2000−222866号公報 特開平08−72624号公報
しかしながら、上記特許文献1によれば、本体部に格納されている複数のパネルは、前面に引き出して使用し、このパネルの引き出しによって操作用あるいは表示用の領域を形成するものであるため、引き出したパネルにあらかじめ設けられている操作部や表示部の機能だけしか用いることができない。たとえ、パネル全体を引き出してスペースを増大させても、この全体のスペースのなかで操作部と表示部の領域を変更させることはできないという問題が一例として挙げられる。
また、上記特許文献2によれば、表示部は単にキー上をスライドするだけであり、表示領域の大きさ自体を変更することはできず、表示する情報量を増やすことができないという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる表示装置は、情報の表示が可能な第1の表示面を有する第1の表示手段と、前記第1の表示面と重り合う状態を取り得るとともに情報の表示が可能な第2の表示面を有する第2の表示手段と、前記第1の表示面と前記第2の表示面との重なり状態に基づいて、前記第1の表示面および前記第2の表示面の少なくともいずれかに情報を表示出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項18の発明にかかる情報表示方法は、互いに重なり合う状態を取り得る第1の表示面と第2の表示面の少なくともいずれかに情報を表示する情報表示方法であって、前記第1の表示面と前記第2表示面との重なり状態を検出する検出工程と、前記重なり状態に基づいて表示する情報の内容を決定する決定工程と、前記決定された内容の情報を前記第1の表示面と前記第2の表示面の少なくともいずれかに表示出力する表示工程と、を有することを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる表示装置及び情報表示方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態にかかる表示装置の構成を示すブロック図である。表示装置1は、第1の表示部2と、第2の表示部3と、位置検出部4と、決定部5と、表示制御部6と、移動部7と、移動操作部8と、から構成される。
第1の表示部2の表示面と、第2の表示部3の表示面とは平行に設けられる。移動操作部8は、移動部7による第2の表示部3の移動を操作する。移動部7は、移動操作部8の操作によって第2の表示部3を第1の表示部2の表示面と平行な方向に移動させる。第2の表示部3は、第1の表示部2の表示面に対して平行な方向に移動自在である。
位置検出部4は、第2の移動部3が移動した位置を検出することにより、第1の表示部2と第2の表示部3との重なり状態を検出する。決定部5は、位置検出部4によって検出された位置に基づいて、第1の表示部2および第2の表示部3の少なくともいずれかに対して表示する内容を決定する。表示制御部6は、決定部5によって決定された内容の表示情報を、決定された第1の表示部2と、第2の表示部3の少なくともいずれかに表示出力する。
第2の表示部3は、光を透過し、第1の表示部2を視認可能な表示体を用いることができる。その場合、第2の表示部3が移動したときに、第1の表示部2と重ならない領域の当該第2の表示部3の表示体の背面を覆う背面シートを備えてもよい。また、移動操作部8は、第2の表示部3が移動した場合でも、第2の表示部3によって覆われない領域に設けてもよい。
また、決定部5による表示内容の決定は、位置検出部4によって検出された第1の表示面および第2の表示面の重なり状態に基づいておこなうことができる。第1の表示部2および前記第2の表示部3が一部または完全に重なり合う場合に、当該重なり合う領域に、第1の表示部2の表示と第2の表示部3の表示とを組み合わせて1つの表示となる内容、たとえば立体的な表示となる内容としてもよい。
図2は、本実施の形態にかかる表示装置がおこなう処理のフローチャートである。なお、以下本フローチャートにおいて、決定部5が決定する、第1の表示面および第2の表示面に表示する内容の組み合わせを「パターン」という。
まず、第2の表示部3が移動されたか待機し(ステップS11:Noのループ)、移動の検出を継続する。第2の表示部3が移動されると(ステップS11:Yes)、位置検出部4は第2の表示部3が移動された位置を検出する。決定部5は、第2の表示部3が移動された位置が、第1の表示面と第2の表示面とが完全に重なる位置にあるかを判断する(ステップS12)。第2の表示部3が移動された位置が、第1の表示面と第2の表示面とが完全に重なる位置にある場合(ステップS12:Yes)、決定部5は、第1の表示面および第2の表示面に、あらかじめ定めたパターンIの表示内容を表示することを決定する(ステップS13)。
また、第1の表示面と第2の表示面とが完全に重なる位置にない場合(ステップS12:No)、第1の表示面と第2の表示面とが一部重なる位置にあるかを判断する(ステップS14)。一部重なる位置にある場合(ステップS14:Yes)、第1の表示面および第2の表示面に、決定部5は、パターンIIの表示内容を表示することを決定する(ステップS15)。
また、一部重なる位置にない場合(ステップS14:No)、すなわち全く重なっていない場合、決定部5は、第1の表示面および第2の表示面に、パターンIIIの表示内容を表示することを決定する(ステップS16)。そして、表示制御部6が、決定したパターンの表示内容の情報を第1の表示部2および第2の表示部3にそれぞれ出力し(ステップS17)、ステップS11に戻る。
上記構成によれば、第2の表示部3を移動させることによって、表示領域の変更を図ることができる。表示領域の変更によって、表示装置1の装置スペースを有効に利用しつつ、表示領域を増して表示する情報量を増やすことができる。また、移動位置に応じて表示パターンを切りかえることができるため、表示領域に応じた情報表示をおこなうことができ、多彩な画面表示をおこなうことができる。
以下に、本実施の形態にかかる実施例について詳細に説明する。ここでは、本実施の形態にかかる表示装置を、カーステレオなどの車載用電子機器に適用した場合を例示して説明する。
図3−1は、本実施例にかかる車載用電子機器の斜視図である。図3−2は、車載用電子機器の表示パネルをスライドさせた状態を示す斜視図である。図3−3は、車載用電子機器の表示パネルの斜視図である。本実施例にかかる車載用電子機器50の構成について図3−1〜図3−3を参照して説明する。車載用電子機器50は、自動車など車内に設置され、CD・MDなどのディスク再生やラジオ放送受信などをおこなう。車載用電子機器50は、車に搭載された際、車内に表出する表示パネル51と、車体内に格納される格納部52(筐体)とによって構成される。
格納部52は、対面配置された天板と底板およびこれらの外周に連続して配置された左右の側板および背板によって構成された四角い箱形形状を有している。格納部52の正面部52aにはディスク挿入口55が設けられ(図3−2参照)、その前面に表示パネル51が設置されている。表示パネル51は、図3−1に示すように天面と垂直となるよう位置する他、図3−2に示すように、図示しないスライド機構によって底面側を前方にスライドさせることができる。これによって、ディスク挿入口55を表出させてディスクを挿入することができる。
図3−3に示すように、表示パネル51は、固定部61と、固定部61上を移動可能な可動部62とによって構成される。固定部61は、横長の直方形状に形成され、一方の端側に段差71を有し、低面側の第1固定部61aおよび高面側の第2固定部61bが形成されている。以下、固定部61の直方形状のうち横に長い方向を横方向(図中X方向)、横方向に対して垂直方向を縦方向(図中Y方向)という。第1固定部61aには、段差71に隣接して固定表示部72が設けられ、段差71と反対の端側には操作キー73が設けられている。また、第2固定部61bには、開閉ボタン75が設けられている。
固定表示部72(第1表示部)は、横長の長方形に形成されたLCD(液晶ディスプレイ)であり、バックライトが設けられ、所定の情報を表示する。なお、固定表示部72はLCDとしてTFTディスプレイや、ELディスプレイなどでもよい。操作キー73は、主に表示操作以外の機能を操作するための、複数の操作ボタンを備え、この操作ボタンをユーザが押下することによって、ディスクの再生指示、音量調整、ラジオの受信周波数の調整などの車載用電子機器50に対する操作をおこなう。
また、開閉ボタン75は、開ボタン75a、閉ボタン75bからなり、表示パネル51の可動部62の開閉の調整をおこなうために設けられる。開閉ボタン75は、第2固定部61bに設けられており、後述する可動部62の移動範囲外にあるため、可動部62が移動領域のどの位置にあっても、ユーザは開閉ボタン75を押下することができる。
可動部62は、第1固定部61aを覆うように略コの字型に形成されている。可動部62は表面部62aと、表面部62aの両端部を両端部62bとからなる。両端部62bは、固定部61の横方向(X)に向かって形成されており、この横方向(X)に移動自在である。
以下、可動部62が、第2固定部61b側の端62cが段差71に接する位置にあり、固定表示部72と可動表示部77が重なっている状態を「閉状態」という。また、可動部62が操作キー73を覆い、固定表示部72と可動表示部77との重なる部分がなくなる状態を「全開状態」という。可動部62は、閉状態から全開状態の間(第1固定部61aの範囲内)でX方向に移動する。閉状態から全開状態の中間位置にある状態を、以下「半開状態」という。この移動は、開閉ボタン75の操作による他、手動によって動かすこともできる。なお、図3−1および図3−2の可動部62は閉状態であり、図3−3の可動部62は半開状態である。
表面部62aのX方向の長さは、第1固定部61aの長さの約半分である。表面部62aには、固定表示部72と長さおよび幅がほぼ同型の横長の長方形に形成された可動表示部77が設けられている。可動部62が図3−1に示す閉状態のとき、固定表示部72と可動表示部77は表示面が完全に重なり合う状態になる。
可動表示部77(第2表示部)は、LCDが用いられており、所定の情報を表示する。可動表示部77のバックライトの有無は問わないが、可動表示部77は透明なLCDが用いられているため、固定表示部72と重なり合う部分は、固定表示部72の発光によって視認することができる。なお、可動表示部77は、LCDに限らず他の透明な表示素子を用いてもよい。
図4は、表示パネルの移動機構を示す正断面図である。第1固定部61a内部には、モータ81、ギア群82、位置検出スイッチ84が設けられている。ギア群82は、モータ81の回転を減速させ、後述するガイド部83にモータ81の回転を伝える。ギア群82の一部は、可動部62内側に設けられたガイド部83と係合している。ガイド部83は、可動部62の両端部62bのうち、一方(図4の下方側)に設けられている。ガイド部83は、ギア群82のホイールと嵌合する形状の歯を有するラックであり、ギア群82のホイールの一部(ピニオン)と嵌合している。
モータ81を一方向に回転させると、回転がギア群82によって減速されてガイド部83に伝えられる。これによって、ガイド部83に嵌合した可動部62を図中A方向に移動させることができる。また、モータ81を逆方向に回転させると、可動部62を図中B方向に移動させることができる。モータ81は、たとえばパルス入力により駆動されるパルスモータを用いることができる。
位置検出スイッチ84は、可動部62の位置を検出し、位置検出信号を出力する。位置検出スイッチ84は、光センサや接触式スイッチを用いることができる。光センサの場合には、可動部62に光の反射部材等を設けて可動部62の移動位置を検出する。接触スイッチの場合には、可動部62に接触スイッチに接触する突起を設けて可動部62の移動位置を検出する。
この位置検出スイッチ84は、可動部62が閉状態の位置まで移動すると、閉位置検出信号を出力する。また、可動部62が全開状態の位置まで移動すると、開位置検出信号を出力する。なお、位置検出スイッチ84に代えて、モータ81の回転数に基づいて可動部62の位置を検出する構成にもできる。この場合、モータ81の回転軸に設けたエンコーダと、エンコーダから出力されるパルスをカウントして可動部62の位置を検出するカウント部とを用いて構成できる。
また、可動部62の移動はモータ81の回転によるものには限らず、たとえばユーザによって手動で移動させることもできる。この場合であっても、位置検出スイッチ84は可動部62の位置を検出し、位置検出信号を出力する。
図5は、表示パネルの内部構成を示す平断面図である。また、図6は可動部62が移動した状態の表示パネルの内部構成を示す平断面図である。
シート材85は、可動表示部77の縦幅以上の幅を有し、第1固定部61aの略中央部に設けられたロール軸86に巻回されている。シート材85の色は、たとえば、可動表示部77にバックライトが設けられている場合には黒色を用い、可動表示部77にバックライトが設けられていない場合には白色を用いることができる。シート材85は、可動部62内側で、操作キー73側に設けられたフック87に係止されている。これによって、図6に示すように、可動部62が操作キー73側に移動すると、この移動によってロール軸86が回転し、シート材85が可動表示部77の背面に繰り出され、シート材85の表出面積は広くなる。
また、ロール軸86は、不図示のバネなどによって繰り出し方向と逆方向に所定の付勢力が加えられているため、シート材85は常に緊張状態を保つことができる。これにより、可動部62が段差71側に移動する(閉状態に近づく)と、一旦表出したシート材85はロール軸86に巻き付けられるようになっている。
図6に示すように、可動部62が移動し、可動表示部77が操作キー73と重なると、操作キー73によって可動表示部77の表示の視認性が悪くなるが、シート材85を設けることによって、可動表示部77が操作キー73上に位置したときに操作キー73がシート材85によって隠されることになるため、可動表示部77の表示の視認性を向上させることができる。
図7は、表示パネル51の機能的構成を示す図である。表示パネル51の機能的構成について、図7を参照して説明する。CPU101は、表示制御部101aと、移動制御部101bと、入力部101cとによって構成される。表示制御部101aは、表示パネル51の表示制御をおこない、移動制御部101bは、表示パネル51の可動部62の移動制御をおこなう。また、入力部101cは、開閉ボタン75と、リモコン受光部103と、位置検出スイッチ84が出力する入力を受ける。表示制御部101aは、記憶部102に蓄積されている表示用データを、固定表示部72および可動表示部77に出力する。
記憶部102は、固定表示部72および可動表示部77に表示させる表示用データを蓄積している。表示用データは、たとえば、背景画(BGV:BackGround Video)、トラック表示、曲名表示、時計表示、グラフィックイコライザ表示、音量表示、FM文字放送表示などである。
CPU101の移動制御部101bは、入力部101cへの入力を受けて、モータ81の回転を制御する。これによって、可動表示部77が設置された可動部62の移動を制御する。ユーザが開ボタン75a、もしくは閉ボタン75bを押下すると、この押下に対応した移動指示信号が移動制御部101bに出力される。リモコン受光部103は、ユーザが図示しないリモコンを操作することによって可動表示部77の移動をおこなう場合、リモコンから送信される移動指示信号を受信する。これらの移動指示信号は、CPU101に出力される。
モータ81は、移動制御部101bの制御を受けて回転し、前述したギア群82、ガイド部83を介して可動部62を移動させる。位置検出スイッチ84は、可動部62の位置を検出し、移動制御部101bに出力する。移動制御部101bは、開閉ボタン75またはリモコン受光部103から出力された移動指示信号を受けると、モータ81を駆動させ、可動部62を移動させる。また、位置検出スイッチ84から出力された位置検出信号を受け、可動部62が所定の位置まで移動すると、モータ81の駆動を中止し、可動部62を停止させる。
可動部62を開方向に移動させると、閉状態で重なっていた固定表示部72および可動表示部77のうち、可動表示部77が移動して固定表示部72が表出する。同時に、これら固定表示部72および可動表示部77をいずれも視認できる領域(以下、「表示領域」という)が増えるよう変化させることができる。このため、CPU101は、表示制御部101aによって、固定表示部72および可動表示部77の表示内容を、可動部62の移動位置に応じて決定する。たとえば、閉状態、半開状態、全開状態のそれぞれに合せた表示内容の3つのパターンを用意しておき、これらを切りかえる、または表示領域に応じて、1つの表示の大きさを変倍するなどである。
そして、表示制御部101aは、決定したそれぞれの表示内容の情報を、固定表示部72および可動表示部77に対して出力する。なお、表示内容の決定および表示情報の出力は、固定表示部72または可動表示部77のどちらかのみにおこなってもよい。この場合、固定表示部72または可動表示部77の一方の表示をおこなわない構成にもできる。例えば、全開状態及び半開状態であっても固定表示部と可動表示部の重なっている領域が少なければ、可動表示部または固定表示部のみの表示を行わせる構成にもできる。
図8は、車載用電子機器のハードウェア構成を示すブロック図である。図8において、車載用電子機器50は、CPU101と、ROM112と、RAM113と、CD/MDドライブ114と、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD/MD115と、ラジオ受信部116と、映像/音声I/F117と、表示部118と、スピーカ119と、入力I/F120と、リモコン121と、操作部122と、を備える。また、各構成部101,112〜122は、バス125によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU101は、車載用電子機器50の全体の制御を司る。ROM112は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM113は、CPU101のワークエリアとして使用される。CD/MDドライブ114は、CPU101の制御にしたがってCD/MD115に対するデータのリード/ライトを制御する。CD/MD115は、CD/MDドライブ114の制御に従って記録されたデータの読み出される着脱可能な記録媒体である。CD/MD115として、書込可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、CD/MD115のほか、DVD、カセットテープ、メモリカードなどであってもよい。
ラジオ受信部116は、放送局から配信されるラジオ放送電波を受信し、音声データへと変換する。また、映像/音声I/F(インターフェイス)117は、表示部118と音声出力用のスピーカ119とに接続される。表示部118は、再生中の楽曲名や音量などの各種情報が表示される。スピーカ119からは音声が出力される。
入力I/F120は、リモコン121や、操作部122から入力されてくるデータを入力する。リモコン121および操作部122は、音量調整などの各種指示入力のための複数のキーを備え、ユーザによる車載用電子機器50の操作を可能とする。
なお、図7を参照して説明した表示パネル51の機能的構成において、記憶部102はROM112やRAM113が実現している。また、開閉ボタン75は操作部122が、リモコン受光部103は入力I/F120がそれぞれその機能を実現している。また、固定表示部72、可動表示部77、モータ81、位置検出スイッチ84は、表示部118がその機能を実現している。
図9は、表示パネルの閉状態を示す斜視図である。また、図10は、表示パネルの全開状態を示す斜視図である。表示パネル51の開閉動作について、図9,図10および図3−3を参照して説明する。
可動部62が図9に示すように閉状態にある場合、開ボタン75aを押下することによって図3−3に示す半開状態となる。また、長押しすることによって図10に示す全開状態になる。ここで、「長押しする」とは一定時間以上ボタンを押し続けることである。また、可動部62が図3−3に示すように半開状態にある場合、開ボタン75aを押下することによって図10に示す全開状態に移行する。また、閉ボタン75bを押下することによって図9に示す閉状態に移行する。また、可動部62が図10に示すように全開状態にある場合、閉ボタン75bを押下することによって図3−3に示す半開状態に移行する。また、長押しすることによって図9に示す閉状態に移行する。
このように、可動部62が移動することによって表示パネル51に設けられた固定表示部72と可動表示部77による表示領域を変化させることができる。この際、表示内容の制御がおこなわれ、可動表示部77の位置に応じて画面表示が切りかえられる。つぎに、可動表示部77の位置に応じて画面表示を切りかえる際の処理について説明する。
図11は、閉状態時のCPUの処理を示すフローチャートである。図12は、半開状態時のCPUの処理を示すフローチャートである。図13は、全開状態時のCPUの処理を示すフローチャートである。
ここでは、表示制御部101aは、可動部62の移動状態、すなわち、閉状態、半開状態、全開状態のそれぞれにおいて表示する情報のパターンを有しており、可動部62の移動位置に応じて表示する情報のパターンを切りかえるものとする。以下に、各パターン毎に表示する情報の例を説明する。閉状態時には、パターンIとして可動表示部77にトラック表示および音量表示を、固定表示部72にBGVをそれぞれ表示する。また、半開状態時には、パターンIIとして可動表示部77にトラック表示、時計表示、イコライザ表示を、固定表示部72に曲名表示、FM文字放送、イコライザ表示をそれぞれ表示する。なお、イコライザ表示は、可動表示部77および固定表示部72の重なる部分に表示する。また、全開状態時には、パターンIIIとして可動表示部77にトラック表示、時計表示、音量表示を、固定表示部72にBGV、曲名表示、イコライザ表示をそれぞれ表示する。なお、これらの情報は一例であって、画面表示設定などによって変更することができる。
はじめに、図11を参照して表示パネル51が閉状態時の処理について説明する。ユーザによって閉ボタン75bが押下されたとき、あるいは、車載用電子機器50の電源をオンした直後には、図11に示す閉状態時の処理が開始されることとなる。まず、CPU101は、モータ81を逆転させ(ステップS202)、固定表示部72上に可動表示部77が位置する方向(可動部62を段差71側)へ移動させる。
その間、CPU101は、位置検出スイッチ84の出力を監視し、閉位置検出信号が検出されない間(ステップS203:No)は、ステップS202に戻り、さらにモータ81を逆転させる。そして、閉位置検出信号が検出されると(ステップS203:Yes)、可動部62は閉状態の位置に達したと判断して、モータ81の回転を中止させる。そして、トラックおよび音量のデータを記憶部102から取り出し、可動表示部77に出力する(ステップS204)。また、BGVを記憶部102から取り出し、固定表示部72に出力する(ステップS205)。
図14および図15は、閉状態時の画面表示の一例を示す図である。なお、図14〜図21は固定表示部72および可動表示部77の表示面のみを模式的に表してある。
固定表示部72と可動表示部77とには、それぞれ異なった画像を表示させることができる。図14に示すように、可動表示部77にはトラック表示301および音量表示302が表示され、固定表示部72にはBGV303がそれぞれ表示されている。ユーザが表示画面を見る際には、図中矢印Cに示す方向から、固定表示部72と可動表示部77とが重なった画面を見ることになる。このときの画面表示を図15に示す。
可動表示部77は透明な表示素子で形成されているため、可動表示部77を透過して固定表示部72の表示を視認することができる。これによって、図15に示すように、トラック表示301と音量表示302およびBGV303が1つに重ね合わせられた表示をおこなうことができる。この例に限らず、2つの画面を重ね合わせることによって立体的表示などの多様な表示をおこなうこともできる。
ここで、開ボタン75aが長押しされた場合(ステップS206:Yes)、図13に示す全開状態時の処理へ移行し(ステップS207)、本フローチャートによる処理を終了する。また、開ボタン75aが長押しではなく、単に押下された場合(ステップS206:No、ステップS208:Yes)、モータ81を10パルス正転させ(ステップS209)、可動部62を操作キー73側に移動させる。ここで、10パルスとは、可動部62が半開状態(第1固定部61aの略中央部の位置)に移動させる際のモータ81に供給するパルス数の一例である。そして、半開状態時の処理へ移行し(ステップS210)、本フローチャートによる処理を終了する。なお、開ボタン75aが長押しされず、また、押下もされなかった場合には(ステップS206:No、ステップS208:No)、ステップS204に戻り、可動表示部77および固定表示部72への情報出力を継続する。
つぎに、図12のフローチャートを参照して半開状態時の処理について説明する。ユーザによって閉状態時に開ボタン75a、もしくは全開状態時に閉ボタン75bが押下され、可動部62が移動して可動部62が半開状態になると、図12に示す半開状態時の処理が開始される。
まず、トラック、時計、イコライザのデータを記憶部102から取り出し、可動表示部77に出力する(ステップS221)。また、曲名、FM文字放送、イコライザのデータを記憶部102から取り出し、固定表示部72に出力する(ステップS222)。
図16は、半開状態時の画面表示の一例を示す図である。図16に示すように、可動表示部77にはトラック表示304、時計表示305、イコライザ表示306が表示される。また、固定表示部72には曲名表示307、FM文字放送308、イコライザ表示309が表示される。イコライザ表示306,309は、可動表示部77と固定表示部72との重複部分に表示され、両表示が重ね合わされることによって立体的な視覚効果をもたらすこともできる。この場合、可動表示部77の表示面の位置と、固定表示部72の表示面の位置が所定距離離れていることにより、イコライザ表示306,309を立体的に見ることができるようになる。
これに限らず、可動表示部77の表示面に表示するイコライザ表示306の座標位置と、固定表示部72に表示するイコライザ表示309の座標位置をずらすことによって立体的な視覚効果を得ることもできる。また、可動表示部77の表示面に表示するイコライザ表示306の大きさと、固定表示部72に表示するイコライザ表示309の大きさとを変えることによって立体的な視覚効果を得ることもできる。なお、イコライザに対する実際の調節操作は、操作キー73などによっておこなったり、後述するタッチパネルを用いて可動表示部77の表示面上でおこなったりすることもできる。
ここで、開ボタン75aが押下された場合(ステップS223:Yes)、全開状態時の処理へ移行し(ステップS226)、本フローチャートによる処理を終了する。また、開ボタン75aが押下されず、閉ボタン75bが押下された場合(ステップS223:No、ステップS224:Yes)、閉状態時の処理へ移行し(ステップS225)、本フローチャートによる処理を終了する。一方、また、開ボタン75a、あるいは閉ボタン75bのいずれも押下されなかった場合(ステップS223:No、ステップS224:No)、ステップS221に戻り、可動表示部77などへ情報出力を継続する。
つぎに、図13のフローチャートを参照して、全開状態時の処理について説明する。ユーザによって開ボタン75aが押下されるなどして全開状態に移行する場合、図13に示す全開状態時の処理が開始されることとなる。まず、CPU101は、モータ81を正転させ(ステップS241)、可動部62を移動させる。
その間、位置検出スイッチ84を監視し、開位置検出信号が検出されない間(ステップS242:No)は、ステップS241に戻り、さらにモータ81を正転させる。そして、開位置検出信号が検出されると(ステップS242:Yes)、可動部62は全開状態の位置にあると判断して、モータ81の回転を中止する。そして、トラック、時計、音量のデータを記憶部102から取り出し、可動表示部77に出力する(ステップS244)。また、BGV、曲名、イコライザのデータを記憶部102から取り出し、固定表示部72に出力する(ステップS245)。
図17は、全開状態時の画面表示の一例を示す図である。図17に示すように、可動表示部77にはトラック表示311、時計表示312、音量表示313が表示される。また、固定表示部72にはBGV314、曲名表示315、イコライザ表示316が表示される。全開状態時の表示領域は、図15に示した閉状態時の表示領域に比べ、約2倍に増やすことができる。
ここで、閉ボタン75bが長押しされた場合(ステップS246:Yes)、閉状態時の処理へ移行し(ステップS249)、本フローチャートによる処理を終了する。また、閉ボタン75bが長押しではなく、単に押下された場合(ステップS246:No、ステップS250:Yes)、モータ81を10パルス逆転させ(ステップS251)、半開状態時の処理に移行し(ステップS252)、本フローチャートによる処理を終了する。一方、閉ボタン75bが長押しもされず、押下もされなかった場合(ステップS246:No、ステップS250:No)、ステップS244に戻り、可動表示部77などへの情報出力を継続する。
このように、可動部62の移動に伴って、表示パネル51の表示領域は、固定表示部72と可動表示部77が重なった閉状態から、重複箇所のなくなる全開状態まで約2倍の幅をもって確保することができる。これによって、表示する情報量を増やすことができる。また、表示領域は、固定表示部72、可動表示部77、およびこれらの重複部、からなる複数の領域(図示の例では3つの領域)設けることができる。これによって、領域別に表示情報を整理した状態で表示させることができるようになる。
図18〜図21は、固定表示部および可動表示部の表示画面の他の例を示す図である。図15〜図17を用いて説明した表示は、表示パネル51の開閉状態によって画面の表示内容を変化させる例であった。一方、図18〜図21は、表示領域を横方向に変化させる例である。図18は表示パネル51が閉状態であり、固定表示部72と可動表示部77とが重なっているときの表示例である。画面上には受信したFM文字放送の文字列320が表示されている。
可動部62を移動させ、表示パネル51を半開状態にした場合、図19に示すように、表示領域は図18に示す閉状態の約1.5倍となる。たとえば、このとき、文字列320の各文字の横幅を約1.5倍に拡大して表示することができる。さらに、可動部62を移動させ、表示パネル51を全開状態にした場合、図20に示すように、表示領域は図18に示す閉状態の約2倍となる。このとき、文字列320は各文字の横幅を約2倍に拡大して表示することができる。拡大表示させることによって文字列320の視認性を向上できるようになる。
この他、図21に示すように、可動部62の移動にかかわらず、文字列320の大きさ自体は変更させない構成が考えられる。図21の場合、可動部62を全開位置まで移動させて表示領域を拡大した状態であり、拡大した表示領域分だけより多くの文字列320を表示できることが示されている。
このように、可動部62が移動して表示領域を変化させたとき、固定表示部72および可動表示部77を1つの画面として用いることもできる。これによって、表示領域の拡大を図ることができ、多彩な画面表示が可能となる。この際、可動部62が移動して表示領域が増大させるにつれて、操作キー73の操作領域は減少するため、操作領域が不要であれば可動部62を全開状態の位置まで移動させて表示領域を最大にすることができる。このように、可動部62の移動位置を移動させることにより、所望する表示領域と、操作領域の割合を変更できるようになる。
ところで、可動表示部77の表示面上には、図示しない透明なタッチパネルを設けてもよい。可動部62が操作キー73上にある場合、可動部62に隠れた操作キー73を可動表示部77にタッチパネル用の表示をおこなうよう表示を切りかえることもできる。さらに、操作キー73に設けられていない操作指示を、タッチパネルに表示させたり、可動部62に操作キー73の一部をタッチパネルとして表示させたりする構成にもできる。これによって、表示パネル51に設ける全体のキーの数を増やし、操作性を向上させることもできる。この構成は、可動部62の移動位置にかかわらずにおこなえる。
以上説明したように、本実施例によれば、固定表示部の他に、移動自在な可動表示部を備えることによって、表示領域を変更させることができ、表示する情報量を増やすことができるようになる。また、これら固定表示部と可動表示部とを重ねて表示をおこなうことによって、立体的表示などの多様な表現をおこなうことができる。これによって、表示装置の表現性や情報性を高め、車内におけるエンターテイメント性を向上させることができる。
また、表示部に操作指示のタッチパネル表示をおこなうことによって、表示装置に設けられる操作キーを増やすことができる。可動部によって隠れてしまった操作キーであっても、タッチパネルによって表示することによって操作を可能にすることができる。これによって、車載用電子機器の操作性を向上させることができる。
なお、上記の実施例においては、本発明を車載用電子機器に適用した場合を例示したが、本発明はこれ以外の電子機器にも適用可能である。
また、本発明にかかる表示装置は、上記の実施例の構成に限定されるものではなく、これ以外の構成であってもよい。例えば、固定表示部を可動表示部として、2つの可動表示部の相対位置を検出することにより、立体的表示などの多様な表現を行わせるようにしてもよい。
本実施の形態にかかる表示装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる表示装置がおこなう処理のフローチャートである。 本実施例にかかる車載用電子機器の斜視図である。 車載用電子機器の表示パネルをスライドさせた状態を示す斜視図である。 車載用電子機器の表示パネルの斜視図である。 表示パネルの移動機構を示す正断面図である。 表示パネルの内部構成を示す平断面図である。 可動部62が移動した状態の表示パネルの内部構成を示す平断面図である。 表示パネル51の機能的構成を示す図である。 車載用電子機器のハードウェア構成を示すブロック図である。 表示パネルの閉状態を示す斜視図である。 表示パネルの全開状態を示す斜視図である。 閉状態時のCPUの処理を示すフローチャートである。 半開状態時のCPUの処理を示すフローチャートである。 全開状態時のCPUの処理を示すフローチャートである。 閉状態時の画面表示の一例を示す図である。 閉状態時の画面表示の一例を示す図である。 半開状態時の画面表示の一例を示す図である。 全開状態時の画面表示の一例を示す図である。 固定表示部および可動表示部の表示画面の他の例を示す図である。 固定表示部および可動表示部の表示画面の他の例を示す図である。 固定表示部および可動表示部の表示画面の他の例を示す図である。 固定表示部および可動表示部の表示画面の他の例を示す図である。
符号の説明
1 表示装置
2 第1の表示部
3 第2の表示部
4 位置検出部
5 決定部
6 表示制御部
7 移動部
8 移動操作部
50 車載用電子機器
51 表示パネル
52 格納部
52a 正面部
55 ディスク挿入口
61 固定部
61a 第1固定部
61b 第2固定部
62 可動部
62a 表面部
62b 両端部
71 段差
72 固定表示部
73 操作キー
75 開閉ボタン
75a 開ボタン
75b 閉ボタン
77 可動表示部
81 モータ
82 ギア群
83 ガイド部
84 位置検出スイッチ
85 シート材
86 ロール軸
87 フック

Claims (18)

  1. 情報の表示が可能な第1の表示面を有する第1の表示手段と、
    前記第1の表示面と重り合う状態を取り得るとともに情報の表示が可能な第2の表示面を有する第2の表示手段と、
    前記第1の表示面と前記第2の表示面との重なり状態に基づいて、前記第1の表示面および前記第2の表示面の少なくともいずれかに情報を表示出力する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記第2の表示面は、前記第1の表示面と重ならない状態を取り得ることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2の表示面は、前記重り合う状態において複数の異なる位置を取り得ることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記複数の異なる位置を検出する位置検出手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記位置検出手段は、前記第2の表示面が第1の表示面と重ならない位置を検出することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記第1の表示面および前記第2の表示面の少なくともいずれかに対して表示する情報の内容を決定する決定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記決定手段によって決定された内容の情報を表示出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の表示装置。
  7. 前記決定手段は、前記重なり状態に基づいて、表示する情報の内容を決定することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記決定手段は、前記第1の表示面と前記第2の表示面とを組み合わせて一つの表示となる情報の内容を決定することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第2の表示面として、光を透過し、前記第1の表示面を含む第1の表示手段を視認可能な表示体を用いたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の表示装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記第1の表示面と前記第2の表示面とが重なり合う領域に表示される情報の前記第1の表示面における表示位置と前記第2の表示面における表示位置とを異ならせて立体的な表示とすることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記第2の表示手段は、前記第1の表示面と重ならない領域における前記第2の表示面の背面を覆う背面シートを備えたことを特徴とする請求項9または10に記載の表示装置。
  12. 前記第2の表示手段は、前記第1の表示手段上を移動可能であり、
    前記位置検出手段は、前記第2の表示手段の移動位置を検出することにより前記重なり状態を検出することを特徴とする請求項4〜11のいずれか一つに記載の表示装置。
  13. 前記第2の表示手段を前記第1の表示手段上で移動させる移動手段と、
    前記移動手段による第2の表示手段の移動を操作する移動操作手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記第2の表示手段が移動して覆う前記第1の表示手段の領域に、前記移動操作手段以外の所定の機能を操作するための操作手段を備えたことを特徴とする請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記移動操作手段は、前記第2の表示手段が移動した場合でも、当該第2の表示手段によって覆われない領域に設けられていることを特徴とする請求項13または14に記載の表示装置。
  16. 前記第2の表示面に、透明なタッチパネルを重ねて設け、当該タッチパネルを、前記移動操作手段、あるいは前記操作手段として用いることを特徴とする請求項13〜15のいずれか一つに記載の表示装置。
  17. 前記操作手段は複数の操作キーを有し、
    前記第2の表示手段によって前記操作手段が覆われたときに、前記複数の操作キーを前記タッチパネル上に表示することを特徴とする請求項16に記載の表示装置。
  18. 互いに重なり合う状態を取り得る第1の表示面と第2の表示面の少なくともいずれかに情報を表示する情報表示方法であって、
    前記第1の表示面と前記第2表示面との重なり状態を検出する検出工程と、
    前記重なり状態に基づいて表示する情報の内容を決定する決定工程と、
    前記決定された内容の情報を前記第1の表示面と前記第2の表示面の少なくともいずれかに表示出力する表示工程と、
    を有することを特徴とする情報表示方法。

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