JP2006077644A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】排気浄化触媒劣化時の排気性状の悪化を抑制することのできる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関11は、各々異なる排気浄化触媒19A,19Bに接続された複数の気筒群G1,G2を有する。電子制御装置は、排気浄化触媒19A,19Bのいずれかに劣化が確認されたとき、劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の出力を、それ以外の気筒群の各気筒の出力よりも低減させる出力低減制御を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】内燃機関11は、各々異なる排気浄化触媒19A,19Bに接続された複数の気筒群G1,G2を有する。電子制御装置は、排気浄化触媒19A,19Bのいずれかに劣化が確認されたとき、劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の出力を、それ以外の気筒群の各気筒の出力よりも低減させる出力低減制御を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、各々異なる排気浄化触媒に接続された複数の気筒群を有する内燃機関の制御装置、特に排気浄化触媒劣化時の排気性状悪化の抑制に係る制御態様の改良に関する。
周知のように、多気筒内燃機関には、各々異なる排気浄化触媒に接続された複数の気筒群を有するものがある。例えば特許文献1には、気筒を各々交互に角度を付けて並列に配列したV型内燃機関において、左右バンクの気筒群がそれぞれ個別の排気浄化触媒に接続された構成の多気筒内燃機関が開示されている。
更に同文献には、車両がスリップしたときのトルクダウンを目的として、左右バンクのいずれか一方の気筒を、機関運転中に休止させることが記載されている。こうした気筒休止は、トルクダウン以外に、燃費向上を目的として行われることもある。気筒休止は、該当気筒の燃料噴射や点火を停止したり、可変リフト機構(可変バルブ機構)により該当気筒の吸気バルブを閉弁保持したり(特許文献2参照)することで行われている。
特開平6−221202号公報
特開平7−310514号公報
ところで、各々異なる排気浄化触媒に接続された複数の気筒群を有する上記のような内燃機関において排気浄化触媒の1つにでも劣化が生じてしまうと、その劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群からは、十分に浄化されないまま排ガスが大気放出されてしまう。従来、そうした状況での排気性状の悪化については、十分な対策がなされていないのが実状である。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、排気浄化触媒劣化時の排気性状の悪化を抑制することのできる内燃機関の制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果を記載する。
先ず、請求項1に係る発明は、各々異なる排気浄化触媒に接続された複数の気筒群を有する内燃機関の制御装置であって、前記排気浄化触媒のいずれかに劣化が確認されたとき、劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の出力を、それ以外の気筒群の各気筒の出力よりも低減させる出力低減制御を行うことをその要旨とする。
先ず、請求項1に係る発明は、各々異なる排気浄化触媒に接続された複数の気筒群を有する内燃機関の制御装置であって、前記排気浄化触媒のいずれかに劣化が確認されたとき、劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の出力を、それ以外の気筒群の各気筒の出力よりも低減させる出力低減制御を行うことをその要旨とする。
同構成によれば、出力低減制御を通じて出力の低減を図ることで、対象気筒における排ガスの発生量を減らすことができるようになる。従って、劣化した排気浄化触媒の浄化対象となる排ガスの量を減らすことができ、その結果、排気浄化触媒劣化時において内燃機関全体としての排気性状の悪化を抑制することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記出力低減制御を、機関始動時或いは部分負荷運転時であることを条件に行うことをその要旨とする。
同構成によれば、全負荷運転時である場合には出力低減制御が行われないようにすることができるため、内燃機関において最大出力を得ることができるようになる。
同構成によれば、全負荷運転時である場合には出力低減制御が行われないようにすることができるため、内燃機関において最大出力を得ることができるようになる。
また、こうした出力低減制御を行うための構成としては、例えば請求項3に記載の発明によるように、請求項1又は2に記載の発明において、当該内燃機関は、各気筒の吸気バルブの最大リフト量を可変とする可変バルブ機構を備え、前記出力低減制御は、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の吸気バルブの最大リフト量を、それ以外の気筒群の各気筒に比して低減するように前記可変バルブ機構を制御することで行われる、といった態様を採用することができる。これによれば、上記出力低減制御をより容易且つ的確に行うことができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記排気浄化触媒のいずれかに劣化が確認されたとき、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の出力を増大させる出力増大制御を併せ行うことをその要旨とする。
同構成によれば、出力低減制御に起因する内燃機関全体としての出力(機関出力)の落ち込みを抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記出力増大制御は、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の出力の増大を通じて、前記出力低減制御による機関出力の低下分、同機関出力が増大されるように行われることをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記出力増大制御は、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の出力の増大を通じて、前記出力低減制御による機関出力の低下分、同機関出力が増大されるように行われることをその要旨とする。
同構成によれば、出力低減制御に起因して機関出力に変動が生じるのを防止することができるようになる。
また、こうした出力低減制御を行うための構成としては、例えば請求項6に記載の発明によるように、請求項4又は5に記載の発明において、当該内燃機関は、各気筒の吸気バルブの最大リフト量を可変とする可変バルブ機構を備え、前記出力増大制御は、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の吸気バルブの最大リフト量を増大するように前記可変バルブ機構を制御することで行われる、といった態様を採用することができる。これによれば、上記出力増大制御をより容易且つ的確に行うことができるようになる。
また、こうした出力低減制御を行うための構成としては、例えば請求項6に記載の発明によるように、請求項4又は5に記載の発明において、当該内燃機関は、各気筒の吸気バルブの最大リフト量を可変とする可変バルブ機構を備え、前記出力増大制御は、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の吸気バルブの最大リフト量を増大するように前記可変バルブ機構を制御することで行われる、といった態様を採用することができる。これによれば、上記出力増大制御をより容易且つ的確に行うことができるようになる。
以下、本発明を自動車に搭載されるV型6気筒のガソリン内燃機関の制御装置に具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。図1は内燃機関の概略構成図であり、図2は同内燃機関の気筒を一つのみ示して本制御装置における制御系統等を表した図である。
本実施形態の内燃機関11は、第1〜第6の各気筒#1〜#6を備えている。これら各気筒#1〜#6のうち気筒#1,#3,#5からなる第1気筒群G1は内燃機関11の第1バンクB1に、残りの3つの気筒#2,#4,#6からなる第2気筒群G2は第2バンクB2に設けられている。
これら各気筒#1〜#6の各燃焼室12には、吸気通路13を通じて空気が吸入されるとともに燃料噴射弁14から燃料が噴射供給される。この空気と燃料とからなる混合気に対し点火プラグ15による点火が行われると、同混合気が燃焼してピストン16が往復移動し、機関出力軸であるクランクシャフト17が回転する。
そして、燃焼後の混合気は排ガスとして各燃焼室12から排気通路18に送り出される。排気通路18は、各気筒群G1,G2に各対応するように個別に形成された第1分岐部18a及び第2分岐部18bをその上流側に有しており、第1気筒群G1の各燃焼室12から排出される排ガスは第1分岐部18aに、そして第2気筒群G2の各燃焼室12から排出される排ガスは第2分岐部18bに送り出されるようになっている。
また、排気通路18の第1分岐部18aには第1排気浄化触媒19Aが、そして第2分岐部18bには第2排気浄化触媒19Bが設けられている。これら各排気浄化触媒19A,19Bはそれぞれ三元触媒からなり、第1排気浄化触媒19Aは第1気筒群G1の各燃焼室12から排出された排ガスを、そして第2排気浄化触媒19Bは第2気筒群G2の各燃焼室12から排出された排ガスをそれぞれ浄化する。こうして浄化された排ガスは排気通路18の下流側を介して大気放出される。即ち、各気筒群G1,G2は、排気通路18を介して各々異なる排気浄化触媒19A,19Bに接続されている。
内燃機関11において、各燃焼室12と吸気通路13との間は吸気バルブ21の開閉動作によって連通・遮断され、燃焼室12と排気通路18との間は排気バルブ22の開閉動作によって連通・遮断される。これら吸気バルブ21及び排気バルブ22は、クランクシャフト17の回転が伝達される吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24の回転に伴い開閉動作する。
吸気カムシャフト23と吸気バルブ21との間には、同バルブ21の最大リフト量、及び作動角(即ち吸気バルブ21を開閉させる吸気カム23aの作用角)を可変とする可変バルブ機構31が各気筒#1〜#6に各対応して個別に設けられている。これら各可変バルブ機構31を駆動するための電動モータからなるアクチェータ32は各バンクB1,B2即ち各気筒群G1,G2に各対応して個別に設けられており、各可変バルブ機構31はそれぞれ共通の駆動シャフト33を介して各気筒群G1,G2毎に駆動されるようになっている。本実施形態では、こうした構成によって、上記最大リフト量及び作動角の変更が、各アクチェータ32による各可変バルブ機構31の駆動を通じて、各気筒群G1,G2毎に個別に行われ得るようになっている。
こうした可変バルブ機構31の駆動による上記最大リフト量及び作動角の変更態様を図3に示す。同図に示す特性曲線から分かるように、上記最大リフト量と作動角とは互いに同期して変化するものであって、例えば作動角が小さくなるほど最大リフト量も小さくなってゆく。この作動角が小さくなるということは、吸気バルブ21の開弁時期と閉弁時期とが互いに近寄るということであり、吸気バルブ21の開弁期間が短くなるということを意味する。なお本実施形態では、可変バルブ機構31の駆動を通じて上記最大リフト量及び作動角が同図の各特性曲線の間で連続的に変更され得るようになっている。
こうした可変バルブ機構31を通じて本実施形態では、燃焼室12に吸入される空気量の調節(吸入空気量調節)が、内燃機関11の負荷等、機関運転状態に応じた上記最大リフト量及び作動角の可変制御に基づいて行われるようになっている。即ち、例えば、上記可変制御を通じて上記最大リフト量及び作動角を小さくすることで、燃焼室12内に吸入される空気量を低減するようにしている。
また、図1及び図2に示すように本実施形態の内燃機関11においては吸気通路13の途中にスロットルバルブ41が設けられており、同バルブ41の開度調整を通じた吸入空気量調節を行うことも可能となっている。
こうした構成を有する内燃機関11は、電子制御装置51によって制御される。
電子制御装置51には、自動車の運転者によって操作されるイグニッションスイッチ52から、内燃機関11の停止要求操作、及び始動要求操作に対応した信号が入力される。また電子制御装置51は、吸気通路13に設けられたエアフローメータ53からの信号に基づき吸気通路13内の吸入空気の流量(全吸入空気量)を算出する。更に、排気通路18の各分岐部18a,18bに個別に設けられた酸素濃度センサ54A,54Bからの信号に基づき各排気浄化触媒19A,19Bの下流側における排ガスの酸素濃度を算出する。電子制御装置51には、上記した各信号の他、クランクシャフト17の回転速度や内燃機関11の冷却水の温度、運転者によって操作されるアクセルペダルの踏み込み量等に関する検出信号が入力される。
電子制御装置51には、自動車の運転者によって操作されるイグニッションスイッチ52から、内燃機関11の停止要求操作、及び始動要求操作に対応した信号が入力される。また電子制御装置51は、吸気通路13に設けられたエアフローメータ53からの信号に基づき吸気通路13内の吸入空気の流量(全吸入空気量)を算出する。更に、排気通路18の各分岐部18a,18bに個別に設けられた酸素濃度センサ54A,54Bからの信号に基づき各排気浄化触媒19A,19Bの下流側における排ガスの酸素濃度を算出する。電子制御装置51には、上記した各信号の他、クランクシャフト17の回転速度や内燃機関11の冷却水の温度、運転者によって操作されるアクセルペダルの踏み込み量等に関する検出信号が入力される。
そして電子制御装置51は、こうした信号から得られる情報に基づき、燃料噴射弁14の燃料噴射制御、点火プラグ15の点火時期制御、アクチェータ32を通じた上記最大リフト量及び作動角の可変制御、スロットルバルブ41の開度制御等を行う。
また本実施形態では、電子制御装置51を通じて機関運転中における各排気浄化触媒19A,19Bの劣化判定を行うようにしている。具体的には、各排気浄化触媒19A,19Bの排気浄化度合に相関する上記排ガスの酸素濃度に基づいて上記劣化判定を行うようにしている。
そしてこの劣化判定に基づき各排気浄化触媒19A,19Bのいずれかに劣化が確認されたとき、これら排気浄化触媒19A,19Bのうち劣化した方に接続された気筒群の各気筒の出力を、もう一方の気筒群の各気筒の出力よりも低減させる出力低減制御を行うようにしている。こうすることで、各気筒群G1,G2の気筒#1〜#6のうち上記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒における排ガスの発生量を減らし、当該排気浄化触媒の浄化対象となる排ガスの量を低減するようにしている。本実施形態では、こうした出力低減制御に基づく排ガス低減を通じて、排気浄化触媒劣化時における内燃機関11全体としての排気性状の悪化を抑制するようにしている。
以下、こうした排気性状の悪化を抑制すべく行われる制御の手順について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。この制御ルーチンは電子制御装置51を通じて例えば所定時間毎の時間割り込みにて実行される。
この制御ルーチンにおいては先ず、内燃機関11の始動が行われている(機関始動時である)か、或いは同内燃機関11が部分負荷で運転されている(部分負荷運転時である)かの判定がなされる(ステップS100)。上記機関始動時であるか否かについては、イグニッションスイッチ52から発せられる上記始動要求操作に対応した信号に基づいて判定される。また、上記部分負荷運転時であるか否かについては、機関負荷を反映する内燃機関11の全吸入空気量に関する信号即ちエアフローメータ53からの検出信号や、上記アクセルペダルの踏み込み量に関する信号等に基づいて判定される。
そして、上記機関始動時、或いは部分負荷運転時である旨の判定がなされると(ステップS100:YES)、処理がステップS110に移行され、両排気浄化触媒19A,19Bの一方にのみ劣化が確認されるか否かが判定される。この劣化の確認は、各酸素濃度センサ54A,54Bを通じた上記劣化判定によって行われ、同劣化判定の結果、両排気浄化触媒19A,19Bの一方にのみ劣化が確認された場合(ステップS110:YES)には処理がステップS120に移行されて上記出力低減制御が実行される。
即ち、ステップS100において上記機関始動時でも部分負荷運転時でもないと判定された(ステップS100:NO)ときや、両排気浄化触媒19A,19Bの双方に劣化が確認されたとき或いはこれらのどちらにも劣化が確認されないとき(ステップS110:NO)には、本制御ルーチンの処理が終了される。
従って上記ステップS100処理によれば、上記機関始動時或いは部分負荷運転時であることを条件に上記出力低減制御が実行されることとなり、これにより、内燃機関11が全負荷で運転されている(全負荷運転時である)場合に上記出力低減制御が行われなくなる。従って、上記全負荷運転時には内燃機関11において最大出力を得ることができるようになる。
上記出力低減制御は、上記劣化した(劣化が確認された)排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の吸入空気量をもう一方の気筒群の各気筒に比して低減することにより行われる。この吸入空気量の低減は、可変バルブ機構31の駆動制御に基づく吸気バルブ21の最大リフト量及び作動角の可変制御を通じて行われる。
即ち、電子制御装置51は、例えば第1排気浄化触媒19Aのみが劣化していると判定したときに第1気筒群G1側のアクチェータ32を通じて各気筒#1,#3,#5の各可変バルブ機構31を駆動し、これら気筒#1,#3,#5における上記最大リフト量及び作動角を第2気筒群G2の各気筒#2,#4,#6に比して低減させる。逆に、例えば第2排気浄化触媒19Bのみが劣化していると判定したとき電子制御装置51は、第2気筒群G2側のアクチェータ32を通じて各気筒#2,#4,#6の各可変バルブ機構31を駆動し、これら気筒#2,#4,#6における上記最大リフト量及び作動角を第1気筒群G1の各気筒#1,#3,#5に比して低減させる。
ところで、上記したように両気筒群G1,G2の一方において各気筒の出力が低減されて内燃機関11全体としての出力(機関出力)がその分落ち込むと、運転者に違和感を与える等の不都合が生じ兼ねない。そこで本実施形態では、こうした機関出力の落ち込みを抑制すべく、上記出力低減制御が行われる際に、同制御の行われる気筒群の他方の気筒群において各気筒の出力を増大させる出力増大制御を併せ行うようにしている。即ち、上記ステップS120においては、上記出力低減制御と併せてこの出力増大制御が実行される。
この出力増大制御は、上記他方の気筒群(上記出力低減制御の対象とされていない方の気筒群)の各気筒の出力の増大を通じて、上記出力低減制御による機関出力の低下分、同機関出力が増大されるように行われる。上記出力増大制御は、上記他方の気筒群の各気筒の吸入空気量を増大することにより行われる。この吸入空気量の増大は、可変バルブ機構31の駆動制御に基づく吸気バルブ21の最大リフト量及び作動角の可変制御を通じて行われる。
即ち、電子制御装置51は、例えば第1排気浄化触媒19Aのみが劣化していると判定したときに第2気筒群G2側のアクチェータ32を通じて各気筒#2,#4,#6の各可変バルブ機構31を駆動し、これら気筒#2,#4,#6における吸気バルブ21の最大リフト量及び作動角を増大させる。このとき、上記最大リフト量及び作動角の増大は、上記出力低減制御による内燃機関11の全吸入空気量の低下分、同全吸入空気量が増大されるように行われる。
逆に、例えば第2排気浄化触媒19Bのみが劣化していると判定したとき電子制御装置51は、第1気筒群G1側のアクチェータ32を通じて各気筒#1,#3,#5の各可変バルブ機構31を駆動し、これら気筒#1,#3,#5における上記最大リフト量及び作動角を増大させる。このとき、上記最大リフト量及び作動角の増大は、前述同様、上記出力低減制御による内燃機関11の全吸入空気量の低下分、同全吸入空気量が増大されるように行われる。
即ち、上記出力増大制御と上記出力低減制御とを併せ行うことによって、同出力低減制御の開始前とその開始後とで、内燃機関11の全吸入空気量ひいては機関出力に差が生じないようにしている。
図5は、上記アクセルペダルの操作等により決定される要求吸入空気量gnと、上記制御ルーチンに基づく制御処理等によって算出される目標吸入空気量gtとの関係を例示した図である。可変バルブ機構31を通じた上記最大リフト量及び作動角の可変制御は上記目標吸入空気量gtに基づいて行われる。即ち同可変制御においては、実吸入空気量がこの目標吸入空気量gtとなるように各気筒群G1,G2のアクチェータ32が個別に制御される。
同図において実線にて示す線図101は上記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群全体についての上記関係を示すものであり、破線にて示す線図102はもう一方の気筒群全体についてのものである。
また、一点鎖線にて示す線図110は、例えば両排気浄化触媒19A,19Bのどちらも劣化していない正常な場合におけるそれぞれ個々の気筒群G1,G2についてのものである。同図の例では、こうした正常な場合における上記関係が要求吸入空気量gnの全域に亘り両気筒群G1,G2相互で一致する。即ち、上記正常な場合には、両気筒群G1,G2の出力が等しくなるように上記最大リフト量及び作動角の可変制御が行われる。
そして二点鎖線にて示す線図120は、内燃機関11全体としてのものである。即ちこの線図120においては、同じ要求吸入空気量gnについての目標吸入空気量gtが各気筒群G1,G2のそれの合計(即ち各気筒群G1,G2のそれの2倍)と等しくなっている。
図5(a)の例では、要求吸入空気量gnがアイドル運転時の値gniから第1値gn1までの大きさであるとき、線図101に対応する気筒群の目標吸入空気量gtがアイドル運転時の大きさ(値gtih)に保持されるようになっている。なおこの値gtihは一つ(片方)の気筒群についてのものであり、内燃機関11全体としてはこの値gtihの2倍の値がアイドル運転時の目標吸入空気量gtの大きさに一致する。
従って、線図101に対応する気筒群、即ち劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の出力は、線図110に対応する気筒群の出力よりも減少したものとなる。即ち、本実施形態では各気筒群G1,G2における気筒の数が等しいことから、劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の出力が線図110に対応する気筒群の各気筒の出力よりも減少したものとなる。この線図110に対応する気筒群の各気筒の出力と線図101に対応する気筒群の各気筒の出力との差が上記出力低減制御による各気筒の出力の低下分に相当する。
そしてこの例では、線図102に関して、要求吸入空気量gnがアイドル運転時の値gniから第1値gn1までの大きさであるとき、目標吸入空気量gtに関して、上記出力低減制御による機関出力の低下分、即ち目標吸入空気量gtの低下分、これが増大されるようになっている。このとき、線図102に対応する気筒群の目標吸入空気量gtは、線図110に対応する気筒群のそれよりも増大したものとなる。そしてその差は、同じ要求吸入空気量gnについて、線図110に対応する気筒群の目標吸入空気量gtから線図101に対応する気筒群のそれを差し引いたときの差と等しい。即ち、この差に相当する分の出力の大きさが、上記出力増大制御による気筒群の出力の増大分に相当する。また、この線図102に対応する気筒群の各気筒の出力と線図110に対応する気筒群の各気筒の出力との差が上記出力増大制御による各気筒の出力の低下分に相当する。
なお、本実施形態では、要求吸入空気量gnの全域(「0」から最大値gnmaxまで)に亘って、同じ要求吸入空気量gnにおける線図101の目標吸入空気量gtと線図102のそれとの合計が線図120のそれと等しくなるようになっている。
従って、上記出力増大制御の対象となっている気筒群の目標吸入空気量gtが、1つの気筒群についての最大値gt1に達した状態で更に要求吸入空気量gnが増大した場合には、上記出力低減制御の対象となっている(線図101に対応する)気筒群の目標吸入空気量gtが上記要求吸入空気量gnの増大に応じて増大する。即ち、要求吸入空気量gnが第1値gn1(線図102に対応する気筒群の目標吸入空気量gtが上記値gt1に達するときの値)から最大値(内燃機関11全体としての最大値)gnmaxまでの大きさであるときには、線図102に対応する気筒群の目標吸入空気量gtは値gt1に保持される。そして、この気筒群の目標吸入空気量gtが値gt1に保持される分、要求吸入空気量gnの増大に応じて、線図101に対応する気筒群の目標吸入空気量gtが増大する。
なお、本実施形態では、1つの気筒群についての目標吸入空気量gtの最大値gt1が、内燃機関11全体としての目標吸入空気量gtの最大値gtmaxの半分に設定されている。
次に、上記とは別の例について図5(b)を参照して説明する。上記図5(a)の例では、要求吸入空気量gnがアイドル運転時の値gniから第1値gn1までの範囲内にあるとき、上記出力低減制御の対象となる気筒群(線図101に対応する気筒群)の目標吸入空気量gtが値gtihに保持された。これに対して図5(b)の例は、上記出力低減制御の対象となる気筒群の要求吸入空気量gnの値が上記範囲内において一定値に保持されない点のみ異なっている。即ち、要求吸入空気量gnが上記範囲内にあるとき、上記出力低減制御の対象となる気筒群の目標吸入空気量gtが、要求吸入空気量gnの増大に伴い増大されるようになっている。
従ってこの例では、要求吸入空気量gnの増大に伴い上記範囲において上記出力低減制御の対象となる気筒群の要求吸入空気量gnが図5(a)の例よりも増大する分、上記出力増大制御の対象となる気筒群(線図102に対応する気筒群)の増大傾向が緩やかになっている(線図102の傾斜が緩やかになっている)。
そして要求吸入空気量gnが上記第1値gn1から最大値gnmaxまでの範囲内にあるときには、上記出力増大制御の対象となる気筒群の目標吸入空気量gtが上記値gt1に保持されるとともに、上記出力低減制御の対象となる気筒群の目標吸入空気量gtが、要求吸入空気量gnの増大に伴い上記最大値gt1に向けて増大される。
こうして図5(a)及び図5(b)に例示されるように、要求吸入空気量gnが上記値gniより大きく最大値gnmaxよりも小さい範囲においては、上記出力低減制御の対象となる気筒群の目標吸入空気量gtが、両排気浄化触媒19A,19Bが共に正常な場合の各気筒群G1,G2のそれよりも小さくなる。従って、上記範囲においては、上記出力低減制御によってその制御対象となる気筒群の出力がその分、低減されることとなる。
また、上記範囲においては、上記出力増大制御の対象となる気筒群の目標吸入空気量gtが、両排気浄化触媒19A,19Bが共に正常な場合の各気筒群G1,G2のそれよりも大きくなる。従って、上記範囲においては、上記出力増大制御によってその制御対象となる気筒群の出力がその分、増大されることとなる。
なお、上記出力低減制御においては、その制御対象となる気筒群の気筒を休止させるようにしてもよいが、本実施形態のように各気筒群G1,G2にそれぞれ個別の排気浄化触媒19A,19Bが接続される場合、気筒の休止される気筒群に接続された排気浄化触媒には同休止中に排ガスが全く供給されなくなってしまう。そのため、こうした気筒の休止が長期に継続されると、気筒の休止される気筒群に接続された排気浄化触媒の温度が低下して排気浄化性能が著しく低下する懸念が生じる。従って、この状態で仮に気筒の休止が解除されると、即ち同気筒から排ガスが送り出されると、これが充分に浄化されず、排気性状が著しく悪化するといった懸念が生じることとなる。
その点、本実施形態では、上記出力低減制御の対象となる気筒群において、出力の低減がなされるものの、その気筒が同制御によって休止されることはないため、同気筒に接続された排気浄化触媒の温度低下を抑制することができる。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(1)電子制御装置51は、両排気浄化触媒19A,19Bのいずれか1つに劣化が確認されたとき、劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の出力を、それ以外の気筒群の各気筒の出力よりも低減させる出力低減制御を行う。これによれば、出力低減制御を通じて出力の低減を図ることで、対象気筒における排ガスの発生量を減らすことができるようになる。従って、劣化した排気浄化触媒の浄化対象となる排ガスの量を減らすことができ、その結果、排気浄化触媒劣化時において内燃機関11全体としての排気性状の悪化を抑制することが可能となる。
(1)電子制御装置51は、両排気浄化触媒19A,19Bのいずれか1つに劣化が確認されたとき、劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の出力を、それ以外の気筒群の各気筒の出力よりも低減させる出力低減制御を行う。これによれば、出力低減制御を通じて出力の低減を図ることで、対象気筒における排ガスの発生量を減らすことができるようになる。従って、劣化した排気浄化触媒の浄化対象となる排ガスの量を減らすことができ、その結果、排気浄化触媒劣化時において内燃機関11全体としての排気性状の悪化を抑制することが可能となる。
(2)電子制御装置51は、上記出力低減制御を、機関始動時或いは部分負荷運転時であることを条件に行う。これによれば、全負荷運転時である場合には出力低減制御が行われないようにすることができるため、内燃機関11において最大出力を得ることができるようになる。
(3)電子制御装置51は、両排気浄化触媒19A,19Bのいずれか1つに劣化が確認されたとき、上記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の出力を増大させる出力増大制御を併せ行う。これによれば、出力低減制御に起因する内燃機関11全体としての出力(機関出力)の落ち込みを抑制することができる。
(4)上記出力増大制御は、上記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の出力の増大を通じて、上記出力低減制御による機関出力の低下分、同機関出力が増大されるように行われる。これによれば、出力低減制御に起因して機関出力に変動が生じるのを防止することができるようになる。
なお、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば、以下の様態としてもよい。
・上記実施形態では、上記出力低減制御や出力増大制御における吸入空気量の調節を、可変バルブ機構31による上記最大リフト量や作動角の可変制御を通じて行ったが、これに限らず例えば、各気筒群G1,G2にぞれぞれ別個の吸気通路を接続し各吸気通路にスロットルバルブを個別に独立して設け、その開度制御を通じて行うようにしてもよい。
・上記実施形態では、上記出力低減制御や出力増大制御における吸入空気量の調節を、可変バルブ機構31による上記最大リフト量や作動角の可変制御を通じて行ったが、これに限らず例えば、各気筒群G1,G2にぞれぞれ別個の吸気通路を接続し各吸気通路にスロットルバルブを個別に独立して設け、その開度制御を通じて行うようにしてもよい。
・上記出力低減制御の対象となる気筒群の目標吸入空気量gtが上記値gtih未満の大きさとなるように設定されてもよい。
・上記出力低減制御による目標吸入空気量gtの低減(即ち出力の低減)を、要求吸入空気量gnがアイドル運転時の値gni以下であるときに行うようにしてもよい。
・上記出力低減制御による目標吸入空気量gtの低減(即ち出力の低減)を、要求吸入空気量gnがアイドル運転時の値gni以下であるときに行うようにしてもよい。
・上記実施形態では、上記出力増大制御において、同制御の対象となる気筒群の出力の増大を通じて、上記出力低減制御による機関出力の低下分、同機関出力が増大されるように設定されたが、これに限らず、例えば、上記出力増大制御による気筒群の出力増大の大きさが上記出力低減制御による気筒群の出力低下分と異なっていてもよい。
・ディーゼル式の内燃機関に本発明を適用してもよい。この場合、燃料噴射量の調節を通じて上記出力低減制御や出力増大制御を行う。
・上記出力増大制御は必ずしも実行される必要はない。
・上記出力増大制御は必ずしも実行される必要はない。
・上記実施形態では、上記出力低減制御を、機関始動時或いは部分負荷運転時であることを条件に行ったが、これに限らず、例えばこうした条件を排除した状態で上記出力低減制御を行うようにしてもよい。
・上記実施形態では、2つの気筒群G1,G2を有する内燃機関11において本発明を適用したが、これに限らず、3つ以上の気筒群を有するものに適用してもよい。また、気筒群の配置態様に関しては、上記実施形態のような、各気筒群がV型の内燃機関11における各バンクB1,B2毎に設けられるといった態様に限らず、例えば、直列配置された複数の気筒が複数の気筒群に分けられるといった態様が採用されてもよい。なお、気筒の数は各気筒群同士で異なっていてもよい。
11…内燃機関、19A…第1排気浄化触媒、19B…第2排気浄化触媒、21…吸気バルブ、31…可変バルブ機構、51…制御装置を構成する電子制御装置、G1…第1気筒群、G2…第2気筒群、#1,#2,#3,#4,#5,#6…気筒。
Claims (6)
- 各々異なる排気浄化触媒に接続された複数の気筒群を有する内燃機関の制御装置であって、
前記排気浄化触媒のいずれかに劣化が確認されたとき、劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の出力を、それ以外の気筒群の各気筒の出力よりも低減させる出力低減制御を行う
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記出力低減制御を、機関始動時或いは部分負荷運転時であることを条件に行う
請求項1に記載の内燃機関の制御装置。 - 請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置において、
当該内燃機関は、各気筒の吸気バルブの最大リフト量を可変とする可変バルブ機構を備え、
前記出力低減制御は、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群の各気筒の吸気バルブの最大リフト量を、それ以外の気筒群の各気筒に比して低減するように前記可変バルブ機構を制御することで行われる
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記排気浄化触媒のいずれかに劣化が確認されたとき、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の出力を増大させる出力増大制御を併せ行う
請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記出力増大制御は、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の出力の増大を通じて、前記出力低減制御による機関出力の低下分、同機関出力が増大されるように行われる
請求項4に記載の内燃機関の制御装置。 - 請求項4又は5に記載の内燃機関の制御装置において、
当該内燃機関は、各気筒の吸気バルブの最大リフト量を可変とする可変バルブ機構を備え、
前記出力増大制御は、前記劣化した排気浄化触媒に接続された気筒群以外の気筒群の各気筒の吸気バルブの最大リフト量を増大するように前記可変バルブ機構を制御することで行われる
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004261270A JP2006077644A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 内燃機関の制御装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008223499A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Hitachi Ltd | エンジンの始動制御装置 |
WO2012176308A1 (ja) * | 2011-06-23 | 2012-12-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両、ならびに、車両の制御方法および制御装置 |
-
2004
- 2004-09-08 JP JP2004261270A patent/JP2006077644A/ja active Pending
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