JP2006076839A - 水素精製装置およびそれを用いた燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】水素精製装置運転停止時において、パージする炭化水素系の原料がCO低減触媒上で炭素蓄積し、変成触媒またはCO除去触媒の特性低下を防止すること。
【解決手段】炭化水素系の原料と水とを反応させ改質ガスを生成する改質触媒を有する改質部101と、改質ガス中のCOを水性ガスシフト反応によって低減する変成触媒を有する変成部111と、前記改質ガス中のCOを選択酸化反応またはメタン化反応の少なくとも一方によって低減させるCO除去触媒を有するCO除去部121と、前記CO変成部に酸化ガスを供給する酸化ガス供給部124と、前記CO除去部に酸化ガスを供給する酸化ガス供給部122と、運転停止時に水素精製装置内を前記炭化水素系の原料によってパージした後に、前記CO除去部121内を前記酸化ガス供給部122によって酸化ガスを供給する制御部200とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池に供給する水素を生成する水素精製装置に関する。
エネルギーを有効に利用する分散型発電装置として、発電効率および総合効率の高い燃料電池コージェネレーションシステムが注目されている。
燃料電池の多く、例えば実用化されているリン酸型燃料電池や、開発が進められている固体高分子型燃料電池(PEFC)は、水素を燃料として発電する。しかし、水素はインフラとして整備されていないため、システムの設置場所で生成させる必要がある。
水素生成方法の一つとして、水蒸気改質法がある。天然ガス、LPG、ナフサ、ガソリン、灯油等の炭化水素系、メタノール等のアルコール系に例示される少なくとも炭素及び水素から構成される有機化合物を含む原料と水とを混合して、改質触媒を設けた改質部で水蒸気改質反応させ、水素を発生させる方法である。
この水蒸気改質反応では一酸化炭素(CO)が副成分として生成し、改質部後の改質ガス中にはCOが約10〜15%含まれる。改質ガス中に含まれるCOは、固体高分子型燃料電池の電極触媒を被毒して発電能力を低下させるため、CO低減部を設けて、水素精製装置出口において改質ガス中のCO濃度を100ppm以下、好ましくは10ppm以下に除去する必要がある。
通常、水素精製装置のCO低減部は、COと水蒸気が反応して水素と二酸化炭素を生成する水性ガスシフト反応を進行させる変成触媒を有する変成部と、空気を供給して空気中の酸素とCOを選択酸化反応させる選択酸化触媒またはCOをメタン化させることによって除去するメタン化触媒のどちらか少なくとも一方を有するCO除去部とを連結させることにより、改質ガス中のCO濃度を100ppm以下に除去する。
ところでPEFCは電力の需要に応じて起動させ、停止させることがエネルギー利用効率向上のために必要である。これに対応して水素精製装置も起動、停止を行う必要がある。
水素精製装置の停止時には安全性および改質触媒の耐久性を考慮して、水素精製装置内に原料を用いてパージする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−288930号公報
通常、CO除去部には微量のCOを除去するためRuまたはNi系の触媒を使用する。RuまたはNiはCOの炭素原子を吸着する能力が高いため、微量の空気を加えることにより空気中の酸素とCOとを選択的に反応させる選択酸化反応や、COと水素とのメタン化反応によって、水素リッチな改質ガス中のCOを除去する能力が高い。しかし、これらの触媒は炭化水素系やアルコール系の原料雰囲気にさらすと原料を分解するため、触媒自身に炭素が蓄積されやすくなる。よって停止時に原料パージすると、RuまたはNi表面上に炭素が蓄積し、反応の進行を阻害してしまうという課題があった。また高温雰囲気下ではいっそう分解反応が促進され、触媒自身にさらに炭素が蓄積されやすくなるという課題があった。
上記従来の課題を考慮し、本発明の目的は、停止時に装置内を原料ガスパージする際にCO除去触媒上に炭素を蓄積させない水素精製装置、およびそれを用いた燃料電池システムを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の水素精製装置は、水素及びCOを含む改質ガス中のCOを低減するCO低減部と、前記CO低減部に少なくとも炭素及び水素から構成される有機化合物を含む原料を供給する原料供給部と、前記CO除去部に酸化ガスを供給する酸化ガス供給部と、制御部とを備える水素精製装置であって、
前記制御部は、運転停止時に水素精製装置内に前記原料をパージする際に、前記CO除去部内に酸化ガスを供給するように制御することを特徴とする。
本発明により、停止時に水素精製装置内を原料ガスパージする際に変成触媒及びCO除去触媒上に炭素が蓄積してCO除去触媒の特性が低下しない。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における水素精製装置の構成図である。
図1に示す様に、本実施の形態の水素精製装置は、原料と水から水素リッチガスを生成する改質触媒(図示せず)を有する改質部101と、改質部101に原料を供給する原料供給部102と、改質部101に水を供給する水供給部103とを備えている。
この改質部101には、改質部101を加熱する加熱部104と、改質触媒の温度を検出する温度検出部105が設置されている。供給された原料と水が改質部101にて、加熱部104で加熱されることによって水蒸気改質反応を起こし、水素を含む改質ガスが生成される。また、加熱部104による加熱量は、温度検出部105で検出される改質触媒の温度によって決定される。
なお、温度検出部105は改質触媒通過後の改質ガスの温度を検出できるような構成にしてもよい。また、上記原料供給部102から供給する原料は、少なくとも炭素及び水素から構成される有機化合物を含んでおればよく、一例として、天然ガス、LPG、ナフサ、ガソリン、灯油等の炭化水素系原料、メタノール等のアルコール原料が挙げられる。
また、上記では、改質部101で改質ガスを生成するのに水蒸気改質反応を用いたが、これに限定されるものではない。
次に、原料の供給方向を基準として改質部101の下流側に、改質部101から供給される改質ガス中のCOを水性ガスシフト反応によって低減するためのシフト反応触媒(図示せず)を有しているシフト反応部111が設置されている。
なお、改質部101とシフト反応部111との間には、空気を供給するための空気供給部124が設置されている。装置起動時に、空気供給部124から供給する空気中の酸素と改質ガス中の水素またはCOを酸化することによってシフト反応部111の昇温を促進する。
さらに、シフト反応部111の下流側に、シフト反応部111通過後の改質ガス中のCOをさらに低減するためのCO除去触媒(図示せず)を有するCO除去部121が設置されている。また、このCO除去部121とシフト反応部111の間には、空気を供給するための空気供給部122が設置されている。CO除去部121では、空気供給部122から供給する空気中の酸素と改質ガス中のCOを選択酸化反応によって低減する。
なお、上記シフト反応部111またはCO除去部121は、本発明のCO低減部126の一つであり、このうちCO除去部121に用いられるCO除去触媒はメタン化反応によって改質ガス中のCOを低減する触媒であってもよい。また選択酸化反応を進行させる触媒およびメタン化反応を進行させる触媒を併用して収めてもよい。
また、制御部200は、原料供給部102、空気供給部122、および空気供給部124による供給作動および停止を制御する。
ここで、本実施の形態における水素精製装置により、COを低減された水素を含む改質ガスは、PEFC(図示せず)に供給され、前記PEFCに供給された酸素を含む酸化剤と反応して発電する。
上記構成における本実施の形態の水素精製装置の運転動作を、一例をもとに説明する。
水素精製装置運転時は原料供給部102から原料と、水供給部103から水を改質部101内に収めた改質触媒へ供給し、温度検出部105で検出する温度が650℃となるように加熱部104で加熱を行い、水蒸気改質反応を進行させる。改質部101通過後の改質ガス中のCO濃度は約10%である。
改質部101通過後の改質ガスは、改質ガス中のCOを低減するために、本発明のCO低減部126の一つであるシフト反応部111へ供給する。改質ガス中のCOはシフト反応部111に収めたシフト反応触媒によって水性ガスシフト反応が進行することにより低減される。本実施の形態では、シフト触媒としてセリアジルコニア複合酸化物を含む担体にPtを担持して調整した触媒を使用した。シフト反応部111通過後の改質ガス中のCO濃度は約0.3%である。
さらに、改質ガス中のCOを低減するために、シフト反応部111通過後の改質ガス中に空気供給部122から空気を供給し混合させて、CO除去部121へ供給する。改質ガス中のCOは、CO除去部121内に収めたCO除去触媒による選択酸化反応によって、100ppm以下にまで低減される。このCO濃度が低減された改質ガスがPEFCへ供給され発電が行われる。
なお、本実施の形態ではCO除去触媒として、アルミナにRuを担持することによって調製したRu/アルミナ触媒を使用した。
次に水素精製装置の運転停止方法の一例について説明する。
運転停止の際には、加熱部104からの加熱を停止するとともに、原料供給部102からの原料供給を停止し、水供給部103から水を改質部101へ供給する。供給した水は改質部101内で水蒸気となり、さらに変成部111、CO除去部121を通過して、水素精製装置内に残存する主に水素からなる可燃性ガスをパージしながら排出される。
水蒸気によるパージだけでは水素精製装置内で水が凝縮し、改質触媒またはシフト反応触媒、CO除去触媒が劣化してしまうおそれもあるため、水供給部103を停止させた後
、原料供給部102を作動させて、原料によって水素精製装置内をパージする。このときは温度検出部105で検出される温度が、改質触媒上に炭素が析出しない温度になった後に水供給部103からの水供給を停止し、原料供給部102からの原料供給を開始する。改質触媒上に炭素が析出しない温度は、例えば原料としてメタンを用いた場合では、300℃程度であるが、平均原料ガス組成の一分子あたりの炭素原子数が多い場合ではさらに低い温度を基準とすることが望ましい。なお、上記設定温度は装置構成、触媒等により、本実施の形態に記載した温度に限らない。
このときに併せて、空気供給部122を作動させ、CO除去部121への空気供給を行う。
改質部101およびシフト反応部111が原料によって、またCO除去部121が原料および空気によって完全にパージした後に、原料供給部102および空気供給部122の運転を停止し、水素精製装置停止動作を終了する。
以上のような動作を行うことによって、仮に、CO除去触媒上が原料の炭素を分解してCO除去触媒上で炭素が蓄積しても、空気供給によって酸素を共存させることによって蓄積した炭素を酸化し、CO2に変換させて排出することができるため、CO除去触媒上での炭素蓄積を抑制し、CO除去触媒特性の低下を防止することができる。なお、上記空気供給部122からの空気供給は、水素精製装置内を原料パージするための原料供給部102の作動開始と同時でなくとも、その後であっても上記本実施の形態の効果が得られる範囲内であれば構わない。また、本実施の形態の水素精製装置では、運転停止時に、原料供給部102から、改質部101を介して原料をCO除去部121に供給するよう構成されているが、CO除去部121に直接、原料を供給するよう構成されていても構わない。
次に本実施の形態における運転停止方法を実施した際のCO除去触媒特性の一例を示す。
本実施の形態のように運転停止時に原料で水素精製装置内をパージする際に、空気供給部122を作動させた場合と、空気供給部122を作動させなかった場合とで、それぞれ運転を再開した場合のCO除去触媒の温度とCO除去触媒通過後の改質ガス中のCO濃度との関係を図2に示す。このとき、CO除去触媒の温度は、CO除去部内に設けれらたCO除去触媒またはCO除去部内雰囲気の温度を検出するCO除去温度検知器123で検出する。
図2に示すように空気供給部122を作動させなかったときにはCO除去触媒特性が低下する。
また、これら2種類のCO除去触媒を水素精製装置から取り出してTGによって分析してみたところ、特性が低下したCO除去触媒にはCO2発生のピークが見られた。このことより、CO除去触媒特性が低下した原因は炭素の蓄積によるものと考察できる。
なお、本実施の形態の水素精製装置では、運転停止時に原料で装置内をパージする際に空気供給部122のみを作動させたが、空気供給部122の代わりに、あるいは空気供給部122とともに空気供給部124を作動させて、CO除去部のCO除去触媒だけでなくシフト反応部111の変成触媒の炭素析出を防止すると更に好ましい。また、これらの変成触媒及びCO除去触媒に用いられる触媒は、耐酸化性を有し、COの酸化反応を起こすことが可能な触媒であることが好ましく、例えば、変成触媒は、Pt、Pd、Rh、Ru等の貴金属を含む触媒が好ましく、CO除去触媒は、Ru、Ni等を含む触媒が好ましい。
(実施の形態2)
図1は本実施の形態2における水素精製装置の構成図である。以下に水素精製装置の運転停止方法の一例について説明する。
運転停止の際には、実施の形態1と同様に、加熱部104からの加熱を停止するとともに、原料供給部102から原料供給を停止し、水供給部103からの水だけを改質部101へ供給する。供給した水は改質部101内で水蒸気となり、さらに変成部111、CO除去部121を通過して、水素精製装置内に残存する主に水素からなる可燃性ガスをパージしながら排出される。この後、温度検出部105で検出される温度が、改質触媒上に炭素が析出しない温度になった後に水供給部103からの水供給を停止し、原料供給部102からの原料供給を開始する。
このときに、CO除去触媒は温度によって原料の炭素を分解する能力が変化するため、CO除去温度検出部123で検出される温度を基に空気供給部122を作動させ、CO除去部121への空気供給を行う。
具体的には、CO除去温度検出部123で検出される温度が所定の閾値以上となった場合に、空気供給部122を動作させる。
例えば、Ru/アルミナ触媒をCO除去触媒として用い、200℃以上のときにメタン雰囲気にさらすとメタンの分解量が多くなり、炭素が触媒表面に蓄積され触媒特性が低下する。しかし、200℃未満のときはメタンの分解量が少なくなるため、触媒表面上への炭素の蓄積量が大幅に少なくなり、触媒特性が維持される。
従って、原料としてメタンを用いた場合では、CO除去温度検出部123で検出する温度が200℃以上のときは、空気供給部122からCO除去部121への空気供給を行い、200℃未満では空気供給部122を作動させなくてもよい。
上記のような動作を行うことによって、CO除去部121への空気が必要ないときには空気供給部122の動作を停止することができるため、余分な電力を消費しなくて済む。
なお、水素精製装置内を原料でパージする際に、空気供給部122を動作させると判定される閾値温度は、原料の炭素数に応じて設定される。
例えば、一分子あたりの炭素原子数が3であるプロパンを原料として使用するときは、本実施の形態で用いたRu/アルミナが150℃以上であるときにプロパンの分解量が多くなり炭素が触媒表面に蓄積するため、閾値温度を150℃にする必要がある。このように一分子あたりの炭素原子数が大きい原料を使用するときには、低温においても炭化水素が分解されやすく、CO除去触媒上で炭素が蓄積しやすくなるため、空気供給部122を作動させる温度を低く設定する必要がある。なお、上記閾値温度は、装置構成、触媒等により本実施の形態に記載した温度に限らない。
なお、シフト反応部111に収めるシフト反応触媒として酸化されると劣化するCu−Zn系触媒を使用するときは、シフト反応部111とCO除去部121との間に遮断弁を設けて、空気供給部122を作動させる前に遮断弁を作動させることによってシフト反応部111とCO除去部121との間の流路を遮断した後に、CO除去部121に空気を供給してもよい。これは、CO除去部121に供給した空気が拡散して、シフト反応触媒が劣化してしまうことを防止できるためである。
また、本実施の形態では、運転停止時に原料で装置内をパージする際に空気供給部122のみを作動させたが、空気供給部122の代わりに、あるいは空気供給部122とともに空気供給部124を作動させて、CO除去部のCO除去触媒だけでなくシフト反応部の変成触媒の炭素析出を防止すると更に好ましい。また、この空気供給部124を動作させる際に、シフト反応部111内に設けられ、変成触媒またはシフト反応部111内雰囲気の温度を検出するシフト温度検出器125で検出される温度に基づいて空気供給部124を動作させることが上述と同様に好ましい。
本発明にかかる水素精製装置は、触媒の劣化をより防止する効果を有し、生成した水素を利用し発電を行う、燃料電池等への利用には有用である。また、純度の高い水素を合成するという効果が必要な化学プラント等にも適用できる。
本発明にかかる実施の形態1における水素精製装置の構成図 本初発明の実施の形態1における運転方法を実施した場合としなかった場合のCO除去触媒の温度とCO除去触媒通過後の改質ガス中のCO濃度との相関図
符号の説明
101 改質部
102 原料供給部
103 水供給部
104 加熱部
105 温度検出部
111 シフト反応部
121 CO除去部
122 空気供給部
123 CO除去温度検出部
200 制御部

Claims (8)

  1. 水素及びCOを含む改質ガス中のCOを低減するCO低減部と、前記CO低減部に少なくとも炭素及び水素から構成される有機化合物を含む原料を供給する原料供給部と、前記CO除去部に酸化ガスを供給する酸化ガス供給部と、制御部とを備える水素精製装置であって、
    前記制御部が、運転停止時に水素精製装置内を原料でパージする際に、前記CO低減部内に酸化ガスを供給するように制御することを特徴とする水素精製装置。
  2. CO低減部は、改質ガス中のCOを水性ガスシフト反応によって低減する変成触媒を有する変成部と、前記改質ガス中のCOを選択酸化反応またはメタン化反応の少なくとも一方によって低減させるCO除去触媒を有するCO除去部との少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1記載の水素生成装置。
  3. CO低減部に温度検出部を備え、
    制御部は、運転停止時に水素精製装置内に原料を供給され、かつ前記温度検出部によって検出された温度が所定温度以下になったときに、酸化ガス供給部によって酸化ガスを供給することを特徴とする請求項1または2に記載の水素精製装置。
  4. 平均原料ガス組成の一分子あたりの炭素原子数に応じて所定温度を設定することを特徴とする請求項3記載の水素精製装置。
  5. CO除去触媒はRuまたはNiを含有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の水素精製装置。
  6. 変成触媒は、Pt、Pd、Rh及びRuの少なくともいずれか一つを含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の水素精製装置。
  7. 原料から改質反応により改質ガスを生成する改質部を備え、前記原料供給部は改質部を介してCO低減部に原料を供給するよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の水素精製装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の水素精製装置と、前記水素精製装置から供給される水素を用いて発電を行う燃料電池とを備えた燃料電池システム。
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