JP2006076711A - シート原稿搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置の小型化およびコストダウンを実現したシート原稿搬送装置を提供すること。
【解決手段】 複数枚のシート原稿を積載可能な原稿積載トレイから、原稿束を1枚ずつ順次に分離搬送し、プラテンガラス上に読取原稿を静止させ、読取原稿を読取装置で読み取り、その後排紙する静止読み方式のシート原稿搬送装置であって、シート原稿を搬送するための、搬送ベルトとシート原稿を分離するための分離ローラおよび、分離ローラに対向して押圧された分離パッドを有するシート原稿搬送装置において、分離ローラを搬送ベルト間に設け、分離ローラの回転中心を搬送ベルトと同一にしたことを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 複数枚のシート原稿を積載可能な原稿積載トレイから、原稿束を1枚ずつ順次に分離搬送し、プラテンガラス上に読取原稿を静止させ、読取原稿を読取装置で読み取り、その後排紙する静止読み方式のシート原稿搬送装置であって、シート原稿を搬送するための、搬送ベルトとシート原稿を分離するための分離ローラおよび、分離ローラに対向して押圧された分離パッドを有するシート原稿搬送装置において、分離ローラを搬送ベルト間に設け、分離ローラの回転中心を搬送ベルトと同一にしたことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像読取装置、詳細には、複写機、ファクシミリなど画像形成装置の自動給紙構成に関する。
従来、搬送ベルトの同一円周上に分離ローラはなく、搬送ベルトの上部に分離ローラを持つものがあった。また、搬送ベルト自体が分離ローラの役割を果たすものがあった(例えば、特許文献1及び2参照)。図4は、特許文献1を表す図である。
特開平4−49138号公報
特開平4−148735号公報
従来の技術において前者の方式では、搬送ベルトの上部に分離ローラを持つことから、高さ方向に大きくなる欠点があった。
また、後者の方式では高さは抑えられるものの、搬送ベルトが分離ローラを兼ねるため搬送ベルト全体を原稿束の分離に必要十分な摩擦係数を高くする必要があった。搬送ベルト全体の摩擦係数が高いために、搬送ベルトをプラテンガラスに圧接させてしまうと、搬送ベルトとプラテンガラス間の摩擦により搬送ベルトを駆動できなくなってしまう。
よって、搬送ベルトを圧接させることは難しく、原稿の浮き、画像不良の原因となる。さらに、原稿と原稿の間の紙間を取るために、複雑な機構を必要としていた。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、静止読取方式の自動給紙装置において、分離搬送機構の単純化により、装置の小型化、低コスト化を図ることができるシート原稿搬送装置を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するため、本出願に係わる第一の発明は、シート原稿を搬送するための、搬送ベルトとシート原稿を分離するための分離ローラおよび、分離ローラに対向して押圧された分離パッドを有するシート原稿搬送装置において、分離ローラを搬送ベルト間に設け、分離ローラの回転中心を搬送ベルトと同一にしたことを特徴とする。
上記構成において、分離ローラを搬送ベルト間に設けることにより、ベルト全面の摩擦係数を従来以上に高くすることなく、搬送機構の高さを小さくすることができる。また、搬送ベルトをプラテンガラスに圧接させることができるので、原稿の浮き、画像不良を最小限にすることができる。
(2)上記目的を達成するため、本出願に係わる第二の発明は、シート原稿を搬送するための、搬送ベルトとシート原稿を分離するための分離ローラおよび、分離ローラに対向して押圧された分離パッドを有するシート原稿搬送装置において、分離ローラの速度よりも、搬送ベルトの速度を大きくしたことを特徴とする。
上記構成において、分離ローラの速度よりも、搬送ベルトの速度を大きくしたことにより、搬送される原稿間に隙間を設けることができ、紙端センサによって紙端を検知することにより、正確な紙搬送を行うことができる。
(3)上記目的を達成するため、本出願に係わる第三の発明は、シート原稿を搬送するための、搬送ベルトとシート原稿を分離するための分離ローラおよび、分離ローラに対向して押圧された分離パッドを有するシート原稿搬送装置において、2本の搬送ベルトの間にできる隙間を白色部材で覆うことを特徴とする。
上記構成において、2本の搬送ベルトの間にできる隙間を白色部材で覆うことにより、搬送ベルト部との色の違い、段差によって生まれる画像の影や原稿の浮きを防ぐことができる。
(4)上記目的を達成するため、本出願に係わる第四の発明は、シート原稿を搬送するための、搬送ベルトとシート原稿を分離するための分離ローラおよび、分離ローラに対向して押圧された分離パッドを有するシート原稿搬送装置において、分離ローラの外径を搬送ローラの外径よりも大きくしたことを特徴とする。
上記構成において、分離ローラの外径を搬送ベルトの外径よりも大きくしたことにより、最下位の原稿の分離時に原稿裏面が搬送ベルトにより擦れ汚れることを防ぐ。
本発明によれば、静止読取方式の自動給紙装置において、分離搬送機構の単純化により、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は、本発明の自動給紙読取装置を示す概略正面断面図であり、図2は本発明の自動給紙読取装置を示す斜視図である。この図1と図2を参照して、まず読取搬送部の構成および動作を説明する。
本自動給紙読取装置は複数枚の原稿9を順次1枚ずつ分離搬送する自動原稿給紙手段10と、自動原稿給紙手段10によって給送された原稿9を保持するプラテンガラス5と、プラテンガラス5上に給送された原稿9を読み取るためのイメージセンサ6を有する。センサユニット6にて原稿9を読み取った後、自動原稿給紙手段10により速やかに順次排紙される。
上記の動作を繰り返すことにより、複数枚の原稿の自動読取を実現する。
ここで、自動原稿給紙手段10とプラテンガラス5を介して配置されたイメージセンサ6は、光源としてのLEDアレイから原稿9の画像情報面に光を照射し、画像情報面で反射した反射光をセルフォックレンズ(登録商標)でセンサ素子に結像して画像情報を読み取るものである。
自動原稿給紙手段10は、複数枚の原稿9を積載することが可能な原稿積載トレイ1と、原稿9の先端位置に分離ローラ3と分離ローラ3に対向して圧接された分離パッド2が配置される。また原稿有無センサ11により原稿9の有無が検知される。操作者が不図示の操作部から読み取り開始を指示すると、複数の原稿9のうち最下位の原稿が分離される。分離後、原稿9は分離ローラ3と搬送ローラ4の間を搬送される。また第1搬送ベルト8aと第2搬送ベルト8bは第1ベルトローラ7aと第2ベルトローラ7bにより張架され、プラテンガラス5に接するように配置されており、搬送ベルトと原稿間の摩擦力のほうがプラテンガラスと原稿間の摩擦力より大きいことにより原稿9はプラテンガラス上を搬送することができる。
原稿エッジセンサ12で原稿9の先端が検出され、その位置から所定量搬送されたところで、原稿9はプラテンガラス5上の読取所定位置に停止する。その後、イメージセンサ6が原稿9を読み取り、終了したのち搬送ベルトにより原稿9は自動原稿給紙手段10の外部へ排紙される。
次に、本発明の分離、搬送部について詳しく説明する。先述した通り、分離ローラ3は第1搬送ベルト8aと第2搬送ベルト8bとの間に配置されるのだが、分離ローラ3の外径は搬送ベルトの外径より僅かに大きくなっている。このことにより、最下位の原稿9を分離中に原稿裏面が搬送ベルトに擦れ、汚れることを防ぐことができる。この構成によっても、第1、第2搬送ベルト8a,8bのプラテンガラス5からの浮きは分離ローラ3がプラテンガラス5に対向する箇所においてのみであり、従来に比べ原稿の浮きは飛躍的に向上している。
2本の搬送ベルトの間を図には不記載の白色部材が覆うことによって、2本の搬送ベルトの隙間によって生じる、搬送ベルト部との色の違いや、原稿の浮きを防ぐことができる。
図3は原稿搬送途中の正面断面図である。原稿エッジセンサ12で原稿9の紙端を検出するには、原稿同士の間に隙間が必要となるが、この方法を図3を参照して説明する。ここで第1搬送途中原稿13と第2搬送途中原稿14に注目する。第1搬送途中原稿13が分離ローラ3と分離パッド2を通り過ぎると、第1搬送途中原稿13は分離ローラ3と搬送ローラ4とで保持される。このときの第1搬送途中原稿13の速度をV1とする。
また、第1搬送途中原稿13が分離ローラ3と分離パッド2を通り過ぎると、即座に次の原稿第2搬送途中原稿14が分離ローラ3と分離パッド4に保持される。このときの第2搬送途中原稿14の速度をV2とする。V1は分離ローラの回転速度に対してゴムの性質にもよるが僅かに減少するだけだが、V2は分離パッド2との摩擦力が大きいため、分離ローラ3の回転速度に対して大きく減少するように構成されている。このことによりV1とV2の間に、
V1>V2
の関係が生じ、第1搬送途中原稿13と第2搬送途中原稿14との間に隙間を発生させることができる。また、上記の方法によらなくても、分離ローラの速度よりも搬送ベルトの速度を大きくすることによって、紙間を生み出すことができる。
V1>V2
の関係が生じ、第1搬送途中原稿13と第2搬送途中原稿14との間に隙間を発生させることができる。また、上記の方法によらなくても、分離ローラの速度よりも搬送ベルトの速度を大きくすることによって、紙間を生み出すことができる。
1 原稿積載トレイ
2 分離パッド
3 分離ローラ
4 搬送ローラ
5 プラテンガラス
6 イメージセンサ
7a 第1ベルトローラ
7b 第2ベルトローラ
8a 第1搬送ベルト
8b 第2搬送ベルト
9 原稿
10 自動原稿給紙手段
11 原稿有無センサ
12 原稿エッジセンサ
13 第1搬送途中原稿
14 第2搬送途中原稿
15 読取装置
16 原稿排紙トレイ
2 分離パッド
3 分離ローラ
4 搬送ローラ
5 プラテンガラス
6 イメージセンサ
7a 第1ベルトローラ
7b 第2ベルトローラ
8a 第1搬送ベルト
8b 第2搬送ベルト
9 原稿
10 自動原稿給紙手段
11 原稿有無センサ
12 原稿エッジセンサ
13 第1搬送途中原稿
14 第2搬送途中原稿
15 読取装置
16 原稿排紙トレイ
Claims (4)
- 複数枚のシート原稿を積載可能な原稿積載トレイから、原稿束を1枚ずつ順次に分離搬送し、プラテンガラス上に読取原稿を静止させ、読取原稿を読取装置で読み取り、その後排紙する静止読み方式のシート原稿搬送装置であって、
シート原稿を搬送するための、搬送ベルトとシート原稿を分離するための分離ローラおよび、分離ローラに対向して押圧された分離パッドを有するシート原稿搬送装置において、分離ローラを搬送ベルト間に設け、分離ローラの回転中心を搬送ベルトと同一にしたことを特徴とするシート原稿搬送装置。 - 分離ローラの速度よりも、搬送ベルトの速度を大きくしたことを特徴とする、請求項1に記載のシート原稿搬送装置。
- 2本の搬送ベルトの間にできる隙間を、白色部材で覆うことを特徴とする、請求項1に記載のシート原稿搬送装置。
- 分離ローラの外径が搬送ベルトの外径よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載のシート原稿搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004262317A JP2006076711A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | シート原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004262317A JP2006076711A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | シート原稿搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006076711A true JP2006076711A (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=36156492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004262317A Withdrawn JP2006076711A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | シート原稿搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006076711A (ja) |
-
2004
- 2004-09-09 JP JP2004262317A patent/JP2006076711A/ja not_active Withdrawn
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