JP2006075779A - 汚泥減容装置とその方法と有機性排水処理システム - Google Patents

汚泥減容装置とその方法と有機性排水処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 余剰汚泥の効率的な脱リン化及び減容化が可能な汚泥減容装置及び汚泥減容方法と、有機性排水処理システムを提供することである。
【解決手段】 有機性排水処理装置3から余剰汚泥を取出する引抜ライン11に設けられる汚泥減容装置2であって、前記余剰汚泥を可溶化する可溶化装置25と、この可溶化装置25の下流側に設けられる嫌気槽27と、この嫌気槽27の下流側に設けられる好気槽28と、この好気槽28から排出される処理液を前記有機性排水処理装置3に戻すライン15と、前記好気槽28から排出される消化汚泥を脱水処理する脱水機4を有するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機性排水処理を行う際に発生する汚泥を効率的に脱リン化及び減容化することが可能な汚泥減容装置及び汚泥減容方法と、有機性排水処理システムに関する。
下水処理やし尿処理あるいは有機性産業排水処理においては、有機性排水に含まれる有機物、栄養塩、窒素、リン等を除去するために微生物を利用する方法が広く実施されている。このような微生物を利用する有機性排水処理では、処理に供される原水を嫌気性あるいは好気性の条件下、微生物による分解処理を実施し、その処理液を固液分離して分離された分離液は処理水として排水され、分解処理によって発生する余剰汚泥は、その一部を再度分解処理に供すべく返戻した後、最終的には脱水後に乾燥・固化してリサイクルされたり、廃棄されることになる。
このような微生物を利用する有機性排水処理では、微生物による分解処理に伴う活性汚泥が大量発生するため、最終的に処理される余剰汚泥も増加し、その処理設備の建設・維持にかかるコストや、処分そのものにかかるコストも増加するばかりで、下水道やし尿処理を請け負う自治体の財政や住民の経済的な負担も大きくなっていた。
そこで、これまでにも数多くの活性汚泥の減容化や効率的な窒素やリンの除去についても技術が開発されてきた。
例えば、特許文献1には、「有機性汚泥の減量化方法」として、有機性汚泥を膜分離型嫌気性消化工程で処理して、嫌気性消化と膜分離を行い、消化汚泥を固液分離し、膜分離液は排水し、固形消化汚泥の大部分は嫌気性消化工程に還流し、残部は可溶化槽に移送し、アルカリ加熱処理して可溶化した後、好気性消化工程に移送して好気性消化する有機性汚泥の減量化方法が開示されている。
このような減量化方法によれば、最初に嫌気性消化を行い、膜分離によって固形消化汚泥とした後に、その大部分を嫌気性消化へ還流させた後、残りの部分を可溶化して好気性消化工程を施すので、嫌気性消化による減量のみならず、好気性消化による減量も行なうことができる。しかも、好気性消化の前の可溶化処理を行う際には、予め嫌気性消化を行った後の固形消化汚泥を再度嫌気性消化に還流させ、その残りについて行なうため必要十分な汚泥にのみが可溶化され、合理的に消化処理を行うことができる。
また、特許文献2には、汚泥を減容すると共にリン除去を安定して行なうことができる「生物脱リン装置」が開示されている。この生物脱リン装置は、嫌気槽と好気槽を備えて原水を処理し、沈殿槽から抽出される沈降汚泥の一部を嫌気槽へ返送し、残部を嫌気性のリン放出槽へ送り、このリン放出槽で処理された汚泥を固液分離手段で分離して液分は脱リン処理し、固形分は可溶化処理及び発酵処理して嫌気槽へ戻すものである。
このような生物脱リン装置においては、沈降汚泥からリンを除去した後、可溶化汚泥として発酵処理して嫌気性細菌を培養して嫌気槽に戻すため、リンを効率的に除去すると共に、発酵処理による嫌気性細菌の培養で嫌気槽内の嫌気度合いを強めることができる。
さらに、特許文献3には、有機性排水の生物学的処理で発生する汚泥を効果的に減容化することができる「生物学的処理方法及び生物学的処理装置」が開示されている。
この生物学的処理方法は、生物学的排水処理工程から排出される汚泥を可溶化処理し、可溶化汚泥を生物学的排水処理工程に返送する工程を有する生物学的処理方法において、可溶化処理に先立ち、生物学的排水処理工程からの汚泥を消化処理し、消化汚泥を可溶化処理するというものである。
この特許文献3に開示された技術によれば、オゾン処理槽による汚泥の可溶化処理に先立って、消化を行なうことで減容化し、その後でオゾン処理槽で易生物分解性に改質して可溶化するものである。可溶化された汚泥は、生物学的排水処理工程に返送され、汚泥を効果的に分解して生物学的排水処理工程におけるMLSS(Mixed Liquor Suspended Solids:活性汚泥浮遊物質)を低く維持して効率的な処理を行うことができる。
特開平9−85298号公報 特開2002−192185号公報 特開2003−275784号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の技術では、嫌気性消化工程後に、膜分離手段を設けて、汚泥を分離水と固形消化汚泥に分離するため、嫌気性消化工程中に脱リン菌が放出したリンが、膜分離手段で分離された分離水中に溶解したままであり、固形消化汚泥を可溶化槽に導いてその後好気性消化工程を施しても、汚泥中にリンが除去されることがなく、また固形消化汚泥の大部分が嫌気性消化工程に還流されるため、固形消化汚泥に含まれるリンはそのまま再び嫌気性消化工程に流入してしまい、リンを効率的に除去することができないという課題があった。
また、特許文献2に記載された従来の技術では、嫌気槽の後段に好気槽を設けて沈殿槽の出口から嫌気環境下にあるリン放出槽を設けているため、余剰の沈降汚泥に含まれるリンを効率的に除去することができるが、リンを除去した後の固形の汚泥を可溶化して発酵させた後に再び嫌気槽へ導くため、可能なのは嫌気槽さらに好気槽における汚泥の減容化であって、沈殿槽に沈降した汚泥そのものの減容は考慮されておらず、したがって余剰汚泥の減容化という観点からはその効果が薄いのが課題であった。
そして、特許文献3に記載された従来の技術では、確かに、分離汚泥を消化槽に導くことによって、減容化することが可能であり、その後、オゾン処理槽で改質汚泥として生物処理槽に返送することで、生物処理槽における反応の促進には効果があると考えられるが、分離汚泥自体の消化を促進させてより効率的な脱リン化及び減容化という思想はなく、脱リン化や減容化の効率が改善されないという課題を有していた。
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、余剰汚泥の効率的な脱リン化及び減容化が可能な汚泥減容装置及び汚泥減容方法と、有機性排水処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明である汚泥減容装置は、有機性排水処理装置から余剰汚泥を取出する引抜ラインに設けられる汚泥減容装置であって、余剰汚泥を可溶化する可溶化装置と、この可溶化装置の下流側に設けられる嫌気槽と、この嫌気槽の下流側に設けられる好気槽と、この好気槽から排出される処理液を有機性排水処理装置に戻すラインとを有するものである。
上記構成の汚泥減容装置では、余剰汚泥をまず可溶化して余剰汚泥中の微生物細胞の堅固な膜を破壊して低分子糖や有機酸などの細胞質を溶出させるという作用を有する。また、このように可溶化処理を施した後に、嫌気槽へ導くことで、嫌気槽中の脱リン菌などの微生物のエサとなる。嫌気槽から好気槽へと接続することで脱リン菌によるリンの吸着を促進する作用を有すると共に、嫌気槽と好気槽の2槽における微生物の消化による減容も効率的に行なうという作用を有する。
また、請求項2記載の発明である汚泥減容装置は、有機性排水処理装置から余剰汚泥を取出する引抜ラインに設けられる汚泥減容装置であって、余剰汚泥を可溶化する可溶化装置と、この可溶化装置の下流側に設けられる嫌気槽と、この嫌気槽の下流側に設けられる好気槽と、この好気槽から排出される処理液を有機性排水処理装置に戻すラインと、好気槽から排出される消化汚泥を脱水処理する脱水機とを有するものである。
上記構成の汚泥減容装置では、請求項1記載の発明の作用に加えて脱水機によって高いリン濃度を含む消化汚泥を脱水処理してリンを取り除くという作用を有する。
また、請求項3に記載の発明である汚泥減容装置は、請求項1又は請求項2に記載の汚泥減容装置において、可溶化装置内又はその上流側の引抜ライン上に設けられ余剰汚泥を加熱する加熱装置を有するものである。
このような構成に係る汚泥減容装置においては、余剰汚泥が加熱されることによって可溶化装置による可溶化処理が促進されるという作用を有する。
そして、請求項4に記載の発明である汚泥減容装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の汚泥減容装置において、可溶化装置にアルカリ剤を注入するアルカリ剤供給装置を有するものである。
このような構成の汚泥減容装置においては、余剰汚泥をアルカリ性に調整することで可溶化処理が促進されるという作用を有する。
さらに、請求項4に記載の発明である汚泥減容方法は、有機性排水処理装置から余剰汚泥を引き抜く工程と、この引き抜かれた余剰汚泥を可溶化する工程と、可溶化された余剰汚泥を嫌気処理する工程と、嫌気処理された余剰汚泥を好気処理する工程と、この好気処理された余剰汚泥から分離される処理水を有機性排水処理装置へ返戻する工程と、好気処理された余剰汚泥から分離される消化汚泥を脱水処理する工程とを有するものである。
上記構成にかかる汚泥減容方法においては、請求項1に記載された発明を方法発明として捉えたものであるため、請求項1に記載された発明と同様の作用を有する。
さらに、請求項5に記載の発明である有機性排水処理システムは、有機性排水処理装置と、この有機性排水処理装置に接続され余剰汚泥を引き抜く引抜ラインと、この引抜ラインに接続され余剰汚泥の一部を有機性排水処理装置に返戻する返送汚泥ラインと、この返送汚泥ラインの分岐点より下流側の引抜ラインに設けられる請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の汚泥減容装置とを有するものである。
上記構成にかかる有機性排水処理システムにおいては、請求項1乃至請求項4に記載された汚泥減容装置を含む有機性排水処理システムであり、請求項1乃至請求項3に記載された発明と同様の作用を有する。さらに、汚泥減容装置から有機性排水処理装置に返戻されるのは処理水のみであり、有機性排水処理装置に返戻されるべき返戻汚泥量は返送汚泥ラインから供給されるため、返送汚泥ラインの流量制御が単純化されるという作用を有する。
本発明の請求項1及び請求項2に記載の汚泥減容装置では、余剰汚泥をまず可溶化するためその後段に設けられる嫌気槽と好気槽に含まれる微生物のエサとすることができると共に、MLSSを低減し、もって汚泥の減容化を効率的に行なうことができる。
さらに、可溶化した後の嫌気槽と好気槽の組合せによってより効率的な脱リン化を促進することができる。
また、本発明の請求項3に記載の汚泥減容装置では、特に温度を上げることで可溶化の促進を図り、減容化及び脱リン化を強化することができる。
そして、本発明の請求項4に記載の汚泥減容装置では、特にアルカリ化することで可溶化の促進を図り、減容化及び脱リン化を強化することができる。
さらに、本発明の請求項5に記載の汚泥減容方法では、請求項1と同様の効果を有する。また、本発明の請求項6に記載の有機性排水処理システムでは、汚泥の減容化や効率的な脱リン化を促進させつつ、しかも返送汚泥量の制御を容易に実行可能である。
以下に、本発明に係る汚泥減容装置、汚泥減容方法及び有機性排水処理システムの実施の形態を図1乃至図4に基づき説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る汚泥減容装置及び有機性排水処理システムの構成図である。
図1において、有機性排水の原水は流入配管9から排水処理装置3に供給される。排水処理装置3は、例えば前処理装置20、オキシデーションディッチ21及び沈殿槽22から構成されるオキシデーションディッチ法による排水処理装置3であるが、このような方式の排水処理装置に限定されるものではなく、広くいずれのような排水処理装置でもよい。
排水処理装置3の前処理装置20は、例えば原水を貯留、沈殿させる沈殿槽やオキシデーションディッチ21に送出するための流量を調整するための流量調整槽などから構成され、オキシデーションディッチ21において処理される原水を調整するために設けられている。
オキシデーションディッチ21は、標準的な活性汚泥処理方式とは異なり最初沈殿池を設けることなく、曝気装置を搭載して無終端水路を反応タンクとして、低負荷で活性汚泥処理を行うシステムであり、生物学的硝化・脱窒反応により窒素を除去することができる。沈殿槽22は、オキシデーションディッチ21から排出される余剰汚泥を沈殿させ、固液分離を図るものである。
このように構成される排水処理装置3において、分離された液体分は放水配管10を介して放流水5として外部に放出される。もちろん、放出される際には消毒剤などが添加され環境に対する影響を十分小さくするなどの処置が施される。
一方、沈殿槽22で発生する固体分である余剰汚泥は、返送汚泥として引抜配管11及び返送汚泥配管12を介して再び流入配管9に送出されるが、残部は引抜配管11を介して汚泥減容装置2へ供給される。汚泥減容装置2は、引抜配管11と返送汚泥配管12の分岐点よりも下流側の引抜配管11に設けられている。
汚泥減容装置2は、主として可溶化装置25及び反応槽26から構成されている。また、反応槽26は嫌気槽27及び好気槽28から構成されている。
可溶化装置25の上流側には、濃縮装置23が設けられており余剰汚泥に含まれる水分を遠心分離や蒸発などによって除去して濃縮する。濃縮装置は濃縮が可能であればその方式や原理は特に問わない。
濃縮された余剰汚泥は、引抜配管29から熱交換器24に導かれ加熱された後に可溶化装置25に導入される。熱交換器24には熱源7が接続されており可溶化装置25に導入される余剰汚泥を加熱することができる。本実施の形態においては、熱交換器24と熱源7の組合せによる加熱装置を用いたが、余剰汚泥を加熱可能であれば、熱交換器24を設置する代わりに電熱器による加熱でもよいし、電磁波を用いて加熱してもよい。また、これらの設置場所は可溶化装置25の上流側の引抜配管29上に設けてもよいし、可溶化装置25の内部あるいはその周囲に設けてもよい。なお、加熱された余剰汚泥の温度は、後述するように60℃から80℃程度が望ましい。
また、本実施の形態においては熱交換器24に熱源7を設けたが、この熱源7による加熱量を節減するために、例えば加熱された可溶化装置25内の余剰汚泥が送出される可溶化装置出口配管16を熱交換器24の加熱源として用いてもよい。
加熱されて可溶化装置25に導かれた余剰汚泥は、可溶化装置25においてアルカリ剤供給源8から供給配管19を介してアルカリ剤を添加することによって、可溶化処理される。可溶化処理は、熱交換器24で加熱することによる熱的処理に加えて、本実施の形態に示されるようにアルカリ剤を加えたり、オゾンを加えるオゾン処理あるいは過酸化水素水などの酸化剤を添加する化学的処理や、さらにミルなどの破砕あるいは磨砕による物理的処理などがある。可溶化処理によって、余剰汚泥に含まれる微生物の細胞膜が破壊され低分子糖や有機酸などの細胞質を溶出させて微生物のエサにすることが可能である。
本実施の形態における可溶化装置25は、特開2002−282721号公報に示されるモータ駆動によって周速30m/秒という高速で回転させることが可能な回転ディスクを備える汚泥破砕装置を備えている。
したがって、可溶化処理では、熱的処理、化学的処理及び物理的処理の3つの異なる方式をすべて備えるものである。
このように異なる3種類の方式を備えることでより完全に余剰汚泥を可溶化することが可能である。
可溶化装置25でほぼ完全に可溶化された余剰汚泥は、必要であれば冷却して可溶化装置出口配管16を介して反応槽26の嫌気槽27に導入される。この嫌気槽27では、酸素がない状態で体内に蓄積したリンを放出する微生物である脱リン菌によってリンが放出される。またこの他の微生物によって可溶化装置25によって生成された有機物がゆっくりと消化され炭酸ガスと水に分解される。
脱リン菌がリンを十分に放出した後に、余剰汚泥は好気槽28に移送される。脱リン菌は、酸素がない環境ではリンを体外に吐き出すものの、その後に酸素がある環境に移ると、今度は吐き出した量以上のリンを取り込むという性質を持っている。
従って、この好気槽28では、脱リン菌は吐き出した量以上のリンを取り込む。さらに、好気槽28では、排水処理装置3において完全に脱窒できずに、余剰汚泥に残存する原水由来のアンモニア窒素を硝化細菌の働きで硝酸化する。硝酸化が進んだ後に、図1には明示されていないが、酸素がNO2やNO3の形で存在するもののO2としては存在することのない無酸素槽を設けて、好気槽28からこの無酸素槽に処理液を循環させることによって、窒素を無酸素槽内で脱窒細菌の呼吸により、ガス化させて取り除くことができる。
さらに、この好気槽28では、その他の微生物が可溶化装置25によって生成され嫌気槽27において消化されずに残った有機物を消化する。
なお、嫌気槽27及び好気槽28における脱リン菌、硝化細菌及び脱窒菌を供給するため、引抜配管11あるいは引抜配管29から種汚泥を抽出し、図1には図示していないが嫌気槽27や好気槽28へ供給するラインを設けることが望ましい。引抜配管11あるいは引抜配管29から抽出するのは、熱交換器24以降であれば加熱によって菌が死滅してしまうためである。従って、種汚泥を供給するラインは、嫌気槽27及び好気槽28に直接設けられるか、あるいは可溶化装置出口配管16上の十分冷却がなされた部分に設けられるのが望ましい。
反応槽26における処理を経て生成される余剰汚泥は、余剰汚泥配管30を介して脱水機4へ移送される。この脱水機4では遠心分離などの方式によって固液分離を行なう。脱水機4によって脱水された固体分は、脱水汚泥配管14を介して移送され、最終的には乾燥あるいは炭化されて廃棄汚泥6としてリサイクルされるかあるいはそのまま廃棄される。
一方、脱水機4で分離された脱離液は、脱離液配管13を介して流入配管9に返送される。
また、反応槽26において発生する余剰汚泥を除いた上澄みの処理液は、反応槽出口配管15を介して同様に流入配管9に返送される。
本実施の形態に係る有機性排水処理システム1においては、排水処理装置3において発生する余剰汚泥の量が少ない場合には、可溶化装置25によって可溶化され、その後反応槽26で消化されてるため、反応槽26において発生する余剰汚泥を考慮してもほとんど有機性排水処理システム1全体から放出される余剰汚泥がない状態が存在する。その場合には、反応槽26から余剰汚泥配管30を介して反応槽26で発生する余剰汚泥を流入配管9に返送してもよい。
一方、排水処理装置3において発生する余剰汚泥が増加して、また、全リン量も増加した場合には、余剰汚泥を余剰汚泥配管30を介して脱水機4で固形分離して処理することが有効である。
すなわち、本実施の形態に係る有機性排水処理システム1では、反応槽26から余剰汚泥を反応槽出口配管15を介して流入配管9に返送する場合、余剰汚泥配管30を介して脱水機4へ移送する場合と余剰汚泥やリンなどの発生量に応じて運転モードを修正することが可能である。
また、このように構成された有機性排水処理システム1においては、汚泥減容装置2を余剰汚泥の引抜配管11の返送汚泥配管12との分岐点の下流側に設けるものであり、汚泥減容装置2から放出される余剰汚泥は、先に説明したとおり少量反応槽26から返送されることを除けば排水処理装置3へ還流されることがない。
従って、返送汚泥配管12によって返戻される返送汚泥の量は、排水処理装置3で必要とされる量をそのままに設定すればよく、流入配管9から導入される原水の量や質によって変動する微生物に必要量に応じて、随時適切に制御することが容易である。
また、汚泥減容装置2においては、濃縮装置23を前段に設けることでまず物理的な減容化を行い、その上で処理するため、汚泥減容装置2の容量を可能な限り縮小することが可能である。また、熱交換器24及び熱源7から構成される加熱装置による熱的処理、アルカリ剤供給源8から供給されるアルカリ剤の投入による化学的処理、高速回転ディスクを備える汚泥破砕装置を可溶化装置25として用いた物理的処理という異なる3種類の可溶化手段を混合させて採用することによってより完全に可溶化処理を実行することで、後段の反応槽26における消化処理、脱窒処理、脱リン処理をより効率的に実施することが可能である。
この反応槽26では、脱リン菌がリンを放出する嫌気槽27、放出されたリン以上のリンを吸着する好気槽28を備え、好気槽28から余剰汚泥を取り除くことで脱リン処理を行い、また、嫌気槽27、好気槽28における微生物による有機物の消化処理も行われる。この微生物の消化処理においては、前段の可溶化装置25による可溶化処理が特に大きく影響を与えている。一旦余剰汚泥を可溶化することで、栄養分として微生物の活動による消化を促進して炭酸ガスと水に分解することで高効率の減容化を促進させるのである。
さらに、好気槽28の硝化細菌によって硝酸化された窒素を、脱窒細菌が存在する無酸素槽に導いてガス化することで、窒素ガスとして放出し、このことによっても排水処理装置3で発生した余剰汚泥の減容化が可能である。
このように反応槽26として、嫌気槽27と好気槽28を組合せることによって、様々な減容処理を実施することが可能となる。
しかも、この反応槽26で処理された後に残存する余剰汚泥は、減容化によってわずかとなるが、その余剰汚泥は流入配管9に返送されない構成となっている。従って、反応槽26による消化処理や脱リン処理、脱窒処理などの影響が排水処理装置3に及ぶことがない。また、引抜配管11に設けられるため、余剰汚泥として放出される汚泥に対して必ず処理が施され、有機性排水処理システム1から放出される余剰汚泥は必ず減容処理が施された汚泥となるため、有機性排水処理システム1全体の減容効率を高く維持することができる。
なお、本実施の形態においては、脱水機4で固形化された汚泥は乾燥あるいは炭化して廃棄汚泥6としてリサイクルあるいは廃棄されるとしたが、例えば、脱水機4で固形化された汚泥に対して脱リン装置などでリンを除去するような処理を施してもよいし、好気槽28から移送された後で脱水機4で脱水される前の段階で脱リン装置などでリンを除去するような処理を施してもよい。脱リン処理としては、薬品を添加するなど通常行われている方法で行なうとよい。
次に、本実施の形態に係る有機性排水処理システムの実証試験を実施したので、その内容と結果について説明する。
本実証試験においては、図1に示される汚泥減容装置2を構築し、高速回転するディスクを用いて物理的な可溶化処理を行うと同時に、化学的処理としてアルカリ性の苛性ソーダを用いてpHをパラメータとして、さらに熱的処理として温度をパラメータとして、可溶化処理を行った。なお、本実証試験における有機性排水処理システム1は排水処理装置3として流入する原水を貯留する調整槽とその下流側に嫌気槽及び膜分離槽を設けている。
可溶化処理を行った後に、嫌気槽27と好気槽28を通じて脱リン処理及び消化処理を行い、余剰汚泥を脱水機にて処理した後の脱離液及び好気槽28から放出される処理液を流入配管9に返送し、排水処理装置3から発生する余剰汚泥に含まれるMLSSとMLVSS(Mixed Liquor Volatile Suspended Solids:活性汚泥有機性浮遊物質)を原汚泥におけるMLSSおよびMLVSSとして測定し、反応槽26から放出される余剰汚泥に含まれるMLSSとMLVSSを測定してその比をもって、減容率とした。
表1にテストAとして、表下に示される条件で4週間に亘って実施したテストについて、1週間毎にMLSSとMLVSSを測定した結果を示す。
また、表2、表3、表4にテストB,C,Dの結果をそれぞれ示す。
表1乃至4から、温度については20℃よりは高温状態にある80℃の方が減容効率が高く、pHについては、中性であるpH=7よりアルカリ性であるpH=9.5の方が減容効率が高いことがわかる。
また、表1と表2を比較すれば、高温条件の場合には、pHが7から9.5に改善されることで、減容効率は10ポイント改善され、また、表3と表4を比較することによれば、温度が低温側であってもpHを7から9.5まで上げることによって15ポイント程度減容効率は向上されることが理解される。
次に、温度の変化によって可溶化処理の影響がどの程度あるかについて、TOC(全有機炭素)とDOC(溶存有機炭素)の比を可溶化処理の経過時間毎に測定した結果を参照しながら説明する。
TOCは、余剰汚泥を含む溶液全体に含まれる有機炭素の量を示しており、DOCは、溶液中に溶存する有機炭素の量を示している。可溶化処理の効率が高いと、余剰汚泥の可溶化によって溶液中に溶出する有機炭素量が増加するため、DOCとTOCの比は可溶化処理の効率の達成度をみる指標とすることができる。
図2は、本実施の形態に係る汚泥減容装置において、可溶化処理の温度をパラメータとしてDOC/TOCを可溶化処理の経過時間に沿ってプロットしたグラフである。
この図2に示される実験は、可溶化処理のうち、熱的処理の効果を実証するために、汚泥濃度(MLSS)≒9,500mg/Lのサンプルを10リットル採水し、温度をパラメータとして40℃、60℃、80℃の条件で、pH=7の中性の状態にて、高速回転するディスクを用いた物理的処理を施して、DOC/TOCの測定を10分おきに40分間行なったものである。この測定は、採水して処理したものを小分けにした抽出したビーカー内で行なった。
この実験結果からすれば、40℃と60℃ではDOC/TOCに大差はないものの80℃では大きく改善されていることが理解される。従って、可溶化処理における温度は、60℃以上で80℃程度とすることが望ましい。但し、経過時間が40分となると40℃から80℃の間ではほぼ同じ0.34〜0.38となり、加温による効果は時間が短いほど大きいことが理解される。
次に、同じく可溶化処理の効果に関して、汚泥濃度(MLSS)をパラメータとして3,000、9,500、18,500mg/Lの条件でサンプルを10リットル採水し、pH=7の中性の状態にて、温度を60℃とした実験装置において汚泥濃度の影響を確認するために高速回転するディスクを用いた物理的処理を施し、DOC/TOCの測定を10分おきに40分間行った。
その実験結果を図3に示す。図3は、本実施の形態に係る汚泥減容装置において、汚泥濃度をパラメータとしてDOC/TOCを経過時間に沿ってプロットしたグラフである。
図3によれば、汚泥濃度が高いほど溶存有機炭素の割合は増加するが、いずれの場合であっても概ね良好な結果が得られており、例えばMLSSが3,000mg/L程度以上あれば可溶化処理による効果が得られることが理解される。
最後に、全窒素量、全リン量について測定した結果について説明する。この測定は、先に説明した実証試験に係る有機性排水処理システムを用いて行なったものである。
図4は、本実施の形態に係る汚泥減容装置における全窒素量及び全リン量の除去率(%)を経過週に沿ってプロットしたグラフである。横軸の数字は経過した週を示している。
全窒素の除去率をT−Nで表現し、全リン量の除去率をT−Pで表現している。図4に示されるとおり、いずれも60%〜90%程度の高い除去率を示しており、環境へ放出される直前の段階における除去率としてはかなり高い数値を達成することができた。なお、この除去率は、有機性排水処理システムに流入する原水と、脱水機4から放出される脱離水における窒素とリンの量を測定して原水から除去された窒素、リンの割合として定義されるものである。
今回の発明に係る実施の形態では、余剰汚泥を引抜ラインから抽出し、それを可溶化処理しながら嫌気槽及び好気槽に導いて減容化、脱窒化、脱リン化を同時に高効率で実施することができることは理解できる。しかも、その余剰汚泥の濃度の高低には無関係に概ね良好な減容化が可能であることも示された。
本実施の形態では、余剰汚泥を可溶化装置及び反応槽で処理した後には、汚泥を原水の流入配管あるいは排水処理装置に返送することがないため、そのままシステム全体の減容化、脱窒化、脱リン化に直結させることができる。
以上説明したように、本発明の請求項1乃至請求項5に記載された発明は、広く下水処理やし尿処理、あるいは有機系の一般産業廃棄物の処理に用いることができる。また、陸上、水中動物などを飼育する動物園や水族館、あるいはこれらの動物の養殖を業とする生産者の養殖場においても利用が可能である。
本発明の実施の形態に係る汚泥減容装置及び有機性排水処理システムの構成図である。 本実施の形態に係る汚泥減容装置において、可溶化処理の温度をパラメータとしてDOC/TOCを可溶化処理の経過時間に沿ってプロットしたグラフである。 本実施の形態に係る汚泥減容装置において、汚泥濃度をパラメータとしてDOC/TOCを経過時間に沿ってプロットしたグラフである。 本実施の形態に係る汚泥減容装置における全窒素量及び全リン量の除去率を経過週に沿ってプロットしたグラフである。
符号の説明
1…有機性排水処理システム 2…汚泥減容装置 3…排水処理装置 4…脱水機 5…放流水 6…廃棄汚泥 7…熱源 8…アルカリ剤供給源 9…流入配管 10…放水配管 11…引抜配管 12…返送汚泥配管 13…脱離液配管 14…脱水汚泥配管 15…反応槽出口配管 16…可溶化装置出口配管 17…熱交換器入口配管 18…熱交換器出口配管 19…供給配管 20…前処理装置 21…オキシデーションディッチ 22…沈殿槽 23…濃縮装置 24…熱交換器 25…可溶化装置 26…反応槽 27…嫌気槽 28…好気槽 29…引抜配管 30…余剰汚泥配管

Claims (6)

  1. 有機性排水処理装置から余剰汚泥を取出する引抜ラインに設けられる汚泥減容装置であって、前記余剰汚泥を可溶化する可溶化装置と、この可溶化装置の下流側に設けられる嫌気槽と、この嫌気槽の下流側に設けられる好気槽と、この好気槽から排出される処理液を前記有機性排水処理装置に戻すラインとを有することを特徴とする汚泥減容装置。
  2. 有機性排水処理装置から余剰汚泥を取出する引抜ラインに設けられる汚泥減容装置であって、前記余剰汚泥を可溶化する可溶化装置と、この可溶化装置の下流側に設けられる嫌気槽と、この嫌気槽の下流側に設けられる好気槽と、この好気槽から排出される処理液を前記有機性排水処理装置に戻すラインと、前記好気槽から排出される消化汚泥を脱水処理する脱水機とを有することを特徴とする汚泥減容装置。
  3. 前記可溶化装置内又はその上流側の引抜ライン上に設けられ前記余剰汚泥を加熱する加熱装置を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の汚泥減容装置。
  4. 前記可溶化装置にアルカリ剤を注入するアルカリ剤供給装置を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の汚泥減容装置。
  5. 有機性排水処理装置から余剰汚泥を引き抜く工程と、この引き抜かれた余剰汚泥を可溶化する工程と、可溶化された余剰汚泥を嫌気処理する工程と、嫌気処理された余剰汚泥を好気処理する工程と、この好気処理された余剰汚泥から分離される処理水を前記有機性排水処理装置へ返戻する工程と、前記好気処理された余剰汚泥から分離される消化汚泥を脱水処理する工程とを有することを特徴とする汚泥減容方法。
  6. 有機性排水処理装置と、この有機性排水処理装置に接続され余剰汚泥を引き抜く引抜ラインと、この引抜ラインに接続され余剰汚泥の一部を前記有機性排水処理装置に返戻する返送汚泥ラインと、この返送汚泥ラインの分岐点より下流側の前記引抜ラインに設けられる前記請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の汚泥減容装置とを有することを特徴とする有機性排水処理システム。
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