JP2006075145A - 植栽用容器構造物 - Google Patents

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隆資 和田
Tadashi Nakamura
忠士 中村
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Abstract

【課題】 植栽用容器において、通常は育苗及び、育成、移植でそれぞれに異なる容器構造物が使用されるが、本発明は育苗から移植まで、一貫して使用でき、さらにはガーデニングなどへも利用できる、多目的な容器構造物を提供するものである。
【解決手段】 植栽用容器において、容器壁に直結した特定の大きさの構造物2を付設することにより、簡単な構造でいろいろな機能を、発揮させるようにして育苗から移植まで、多目的に利用することができる容器構造物1となる。例えば、育苗時では名札機能として利用でき、また植栽物が成長した移植時以降には、安定した支柱として利用できることなどの特徴を有する。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は育苗、移植、観賞など多目的に利用できる植栽用容器に関するものである。
草本や木本の育苗、移植、観賞などそれぞれの目的に応じた容器が提案、使用されている。例えば、育苗から移植までは経済性の面でポットと呼ばれる樹脂製の育苗用容器が使用されるが移植すればその容器が廃棄物となる。また、木本苗の移植に際してはある程度成長するまでの間、苗の倒れるのを防ぐ成長補助用の支柱が必要となる。この際、支柱については種々の提案がされている。例えば、特開2003−92930、特開2003−143965などがある。これらはいずれも植木鉢、プランターに支柱を安定に立てることを目的として工夫、提案されている。しかし、これらは倒れるのを防ぐなどのために複雑な構造物を付設する必要がある。さらに、その複雑さのため小規模の容器では付設が困難である。従って通常の場合、育苗、移植、育成のたびに異なる構造の容器が使用されている。また、支柱の必要性は植木鉢やプランターにとどまらず、木本類など寿命の長い植物の育苗、移植でも重要な構造物である。特に、山の植林での支柱の設置、保守は大変な作業である。特に積雪地や薮原では支柱の工夫が植栽物の生死にかかわる場合が多く点検、保守などの作業の軽減化が望まれている。
また、観賞においては植栽物の名称、履歴などのメモがより親近感を持たせ楽しみを増加させる。そのメモは通常の場合、小さな名札程度のものが利用されているに過ぎず、風などによる逸散が起る場合が多い。
発明が解決しようとする課題
本発明は上記の問題を解決するために考案されたものである。すなわち、植栽物の育苗から最終目的まで一貫して使用できるよう工夫し、多目的利用ができるようにして自然環境にもやさしい植栽用容器構造物を提供することにある。
発明が解決しようとする手段
本発明は植栽用容器(以下、容器とする)において、その容器本体壁に直結した特定の多目的植栽物成長補助具(以下、補助具とする)を付設することにより、新たな容器構造物を構成し、上記問題点を解決するものである。すなわち、補助具を容器本体壁に直結することで構造が簡略化でき、さらに強度も持たせることができる。また、複雑な構造物の付設が必要ないために該容器を多目的に使用することができる。この補助具は目的に応じて大きさ、構造、個数を選択して設置し容器としての効果が高められる。
以下、本発明の実施例について説明する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図であり、図2は図1の概略縦断側面図である。
本発明において、容器構造物1は水捌け機能を有するものであって植木鉢、ポット、プランターなどに使用できるものである。水捌け機能とは容器構造物1の底面や側面の相当する部分に開放部3を設け、容器構造物1の内部に不必要な水の滞留が起らないようにするための構造のことであり、その形状、数や設置位置などに特に制約はない。また、この場合育苗から移植にかけての使用で回収をしない容器では、はじめから植栽物の根の張りを考慮した開放部の構造、位置にしておくのがより好ましい。
容器構造物1の構成材料は特に制約されるものではないが、用途によっては生分解性の材料の使用が好ましい場合がある。例えば、木本類の育苗、移植にかかわる場合、材料が生分解性を有していれば移植後そのまま使用しても腐朽するので自然にやさしく好適である。
本発明において、補助具2とは容器に直結して付設する構造物であり、その付設に当たっては特殊な方式を用いず直結させる。即ち、補助具と容器は同一材料により一体化された機構、または同一材料又は異質材料を接着機構により付設させることもできる。その接着手法は焼結や融着のような熱を用いる方式や接着剤を使用する手法が利用できる。
例えば、木材や竹のようなバイオマス材料容器の場合、その容器材に一体化している材料いわゆる枝の構造を利用して補助具とすることができる。また、この枝を一旦切り離して別の材料からなる容器に接着機能を利用して補助具機能を発現させるように付設することもできる。
本発明において、容器に付設する補助具2の大きさは、容器本体の高さの(異なる高さの存在する場合は低い方)少なくとも0.5倍以上の長さ、及び容器本体の直径の(異なる径の存在する場合は短径)の少なくとも0.5倍以下の幅からなる構造が好ましい。長さにおいて0.5倍以下大きさでは、本補助具の機能の一つである支柱の役目を充分に発揮することができない。また、幅において0.5倍以下の大きさが機能及び容器との構造バランス面で好ましい。この大きさは、具備させたい機能によって自由に変えることができ、いろいろの大きさの補助具を組み合わせて付設することができる。
本補助具2の機能は、いろいろ考えられるが植栽物の倒伏を防いで円滑に成長させる、いわゆる支柱の役目をしたり、植栽物に関するメモを記入して、観賞に対する楽しみを増加させたり、園芸、庭造り、庭いじり時での容器としての価値を増加させ、利用できるよう付設されるものである。この場合、構造が簡単なので、いろいろな大きさの補助具2を付設した容器構造物を、組み合わせることもでき、容器としての利用価値が増加する。例えば、名前などメモを記入するところは幅を広く取り、それ以外で支柱機能を重視する場合は、幅を狭くするなどの工夫も可能である(図3)。
さらに、補助具2の材料によっては穴あけが簡単にできるので、工夫次第で支柱とハンギングの二つの目的に合うようにすることが可能である。また、複数の小容器をより大きな容器に設置して楽しむ、いわゆるガーデニングの場合にも補助具2の大きさや数を調節することにより利用価値が増加する。ガーデニングで、たとえばある高さの支柱だけがほしい場合、望みの大きさの補助具2を付設した小さめな容器構造物1に、植栽用の用土のみをいれたものをガーデニング容器に深めに設置し、植栽用の用土で埋め込んで組み合わせれば、倒伏し難い支柱ともなる(図3では植栽物あり)。このように、工夫や調節が容易に出来るのは本発明の補助具の構造が簡単だからである。
直径約80mm、高さ150mmの大きさの竹材容器(底板は節板利用、直径約8mm水捌け穴を底板に二つ設置)に幅10mm、長さ300mmの補助具2を2本付設して容器構造物とした。該容器構造物に、実生により育苗植栽されている3年ものの、ブナ(高さ約150mm)の移植を、該容器構造物と共に笹、ススキなどを刈り払った場所に、通常の方法で11月中旬に行った。そして、1mを超える積雪のあった冬越し後の、夏における移植地草刈実施時に植栽物を探した。その結果、補助具2はしっかり直立しており、それが目印となり植栽物を直ちに見つけることができた。その結果、周辺の草刈が容易にでき目的を達成できた。
発明の効果
本発明は、以上説明したように構成されているので作業効率の向上、及び多目的利用が可能となり、利用価値の多様化が図れる。
本発明の一実施例を示す斜視図である。 本発明の一実施例を示す縦断側面図である。 本発明の一実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 容器本体(本発明容器)
2 付設構造物
3 水捌け穴
4 植栽物
5 用土

Claims (2)

  1. 水捌け機能を有する植栽用容器であって、容器本体壁直結の一個又は複数個の植栽物成長補助用構造物を付設していることを特徴とする植栽用容器構造物。
  2. 植栽物成長補助用構造物において、容器本体の高さの(異なる高さの存在する場合は低い方)少なくとも0.5倍以上長さ及び容器本体の直径の(異なる径の存在する場合は短径)の少なくとも0.5倍以下の幅からなる大きさであることを特徴とする請求項1の構造物。
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