JP2006074911A - 電動機のロータ - Google Patents

電動機のロータ Download PDF

Info

Publication number
JP2006074911A
JP2006074911A JP2004255663A JP2004255663A JP2006074911A JP 2006074911 A JP2006074911 A JP 2006074911A JP 2004255663 A JP2004255663 A JP 2004255663A JP 2004255663 A JP2004255663 A JP 2004255663A JP 2006074911 A JP2006074911 A JP 2006074911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated iron
rotor
caulking
laminated
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004255663A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Matsuoka
忠雄 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2004255663A priority Critical patent/JP2006074911A/ja
Publication of JP2006074911A publication Critical patent/JP2006074911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

【課題】 積層鉄板のカシメ部を大きくしても電動機の性能を低下させてしまうことのない電動機のロータを提供する。
【解決手段】 複数の歯極を形成した積層鉄心と、この積層鉄心に巻回されるコイルとを備え、前記積層鉄心は、積層された複数の積層鉄板42を有し、各積層鉄板42は、ロータ軸を取り付ける穴45Aを有する基板部45と、この基板部45の周縁から径方向に延びるとともに前記歯極を形成する複数の歯極部46とを有する電動機のロータであって、各積層鉄板42の歯極部46と歯極部46との間の基板部45の周縁部にカシメ部48を設け、このカシメ部48をカシメることにより各積層鉄板42を結合した。
【選択図】 図3

Description

この発明は、例えば電気掃除機の電動送風機に使用する電動機のロータに関する。
従来から、特許文献1に示す電動機のロータが知られている。かかる電動機のロータは、鉄板を積層して構成した積層鉄心を有しており、この積層鉄心には複数の歯極およびスロットが形成されている。
各鉄板1には、図7に示すように、スロットを形成する凹部2より内側(中心部側)にカシメ部3が形成され、このカシメ部3をカシメることにより積層した各鉄板1を結合するものである。
特開2002−360485号公報
このようなロータでは、電動機の性能向上のために積層する鉄板(積層鉄板)1の薄型化が進んでいる。積層鉄板1を薄くしてカシメ部3をカシメると各積層鉄板1の結合力が弱くなってしまう。このため、カシメ部3を大きくして結合力を強くする必要がある。
また、図8に示すように、カシメ部3と積層鉄板1との間にギャップGが生じており、このギャップGのためカシメ部3では磁路抵抗が大きく、このカシメ部3を大きくすると積層鉄心の磁路抵抗はさらに大きなものとなり、電動機の性能を大きく低下させてしまうという問題があった。
この発明の目的は、積層鉄板のカシメ部を大きくしても電動機の性能を低下させてしまうことのない電動機のロータを提供することにある。
請求項1の発明は、複数の歯極を形成した積層鉄心と、この積層鉄心に巻回されるコイルとを備え、前記積層鉄心は、積層された複数の積層鉄板から構成され、この各積層鉄板は、ロータ軸を取り付ける穴を有する基板部と、この基板部の周縁から径方向に延びるとともに前記歯極を形成する複数の歯極部とを有する電動機のロータであって、
前記各積層鉄板の前記歯極部と歯極部との間の前記基板部の周縁部にカシメ部を設け、このカシメ部をカシメることにより各積層鉄板を結合することを特徴とする。
この発明によれば、積層鉄板の歯極部と歯極部との間の基板部の周縁部にカシメ部を設けたものであるから、積層鉄心を通る磁気に影響を与えることなく各積層鉄板を結合することができ、カシメ部を大きくしても電動機の性能を低下させてしまうことを防止することができる。
以下、この発明に係る電動機のロータを備えた電動送風機の実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、20は電気掃除機本体に搭載される電動送風機であり、この電動送風機20は、モータケース22内に設けたモータ30と、このモータ30の駆動軸(ロータ軸)31の一端部31Aに取り付けた遠心ファン50等とを有している。
モータケース22は、一端に開口21が形成されたモータフレーム22Aと取付フレーム24とから構成されている。モータフレーム22Aの下部(図1において)には複数の排気口25と一対のブラシホルダ26とが設けられている。各ブラシホルダ26にはカーボンブラシ27が装着されており、このカーボンブラシ27の先端部が後述するロータ40の整流子32に圧接されている。
モータフレーム22Aの他端にはベアリング23が設けられており、このベアリング23はロータ40の駆動軸31の他端を回転自在に保持している。
モータフレーム22Aの開口21には取付フレーム24が取り付けられており、取付フレーム24には外気取り入れ用の開口24Aが形成されている。また、この取付フレーム24の中央部にはベアリングBaが取り付けられている。このベアリングBaはモータ30の駆動軸31の一端部31Aを回転自在に保持されている。また、取付フレーム24には整流板28が取り付けられている。
遠心ファン50および整流板28はモータフレーム22Aに取り付けたファンカバー29に覆われており、ファンカバー29の中央部には吸気口29Aが形成されている。
モータ30は、取付フレーム24に固定されたステータ33と、回転自在に配置されたロータ40とを備えている。
ロータ40は、図2に示すように、駆動軸(ロータ軸)31に取り付けられた積層鉄心41と、この積層鉄心41に装着されたロータコイルCLと、駆動軸31の他端側に取り付けられた整流子32等とから構成されている。
積層鉄心41は、複数の薄い積層鉄板42(図3参照)を積層して構成したものであり、複数の歯極43およびスロット44を有している。
積層鉄板42は、図3に示すように、中心部に駆動軸31(図2参照)を取り付ける軸穴45Aを有する円形の基板部45と、この基板部45の周縁から径方向に延びるとともに歯極43を形成する複数の歯極部46とを有している。そして、歯極部46と歯極部46との間がスロット44を形成するための凹部47となっている。
また、積層鉄板42の歯極部46と歯極部46との間の基板部45の周縁部には、図4ないし図6に示すように、周方向に長く径方向に短いカシメ部48が形成されている。このカシメ部48は図3に示すように軸穴45Aに対して点対称に4つ形成されている。そして、カシメ部48をカシメることにより各積層鉄板42が結合されている。このカシメ部48は大きく形成されているので、各積層鉄板42の結合力は大きなものとなっている。
そして、カシメ部48は、歯極部46と歯極部46との間の基板部45の周縁部に形成されているものであるから、積層鉄心41を通る磁気に影響を与えることがない。すなわち、積層鉄心41の磁路抵抗に与える影響は小さく、このためカシメ部48を大きく形成しても積層鉄心41の磁路抵抗は大きくならない。このため、電動機の性能が低下してしまうことがない。
この発明に係る電動送風機の構成を示した半断面図である。 図1に示す電動送風機のロータを示した外観図である。 積層鉄板を示した平面図である。 図3に示す積層鉄板の部分拡大図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 図4の径方向に沿う横断面図である。 従来の積層鉄心の積層鉄板を示した平面図である。 図7に示す積層鉄板の一部を拡大した部分拡大断面図である。
符号の説明
42 積層鉄板
45 基板部
45A 穴
46 歯極部
48 カシメ部

Claims (1)

  1. 複数の歯極を形成した積層鉄心と、この積層鉄心に巻回されるコイルとを備え、前記積層鉄心は、積層された複数の積層鉄板から構成され、この各積層鉄板は、ロータ軸を取り付ける穴を有する基板部と、この基板部の周縁から径方向に延びるとともに前記歯極を形成する複数の歯極部とを有する電動機のロータであって、
    前記各積層鉄板の前記歯極部と歯極部との間の前記基板部の周縁部にカシメ部を設け、このカシメ部をカシメることにより各積層鉄板を結合することを特徴とする電動機のロータ。
JP2004255663A 2004-09-02 2004-09-02 電動機のロータ Pending JP2006074911A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004255663A JP2006074911A (ja) 2004-09-02 2004-09-02 電動機のロータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004255663A JP2006074911A (ja) 2004-09-02 2004-09-02 電動機のロータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006074911A true JP2006074911A (ja) 2006-03-16

Family

ID=36154903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004255663A Pending JP2006074911A (ja) 2004-09-02 2004-09-02 電動機のロータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006074911A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5253789B2 (ja) ブラシレスモータ
JP5673640B2 (ja) ハイブリッド励磁式回転電機
US7427817B2 (en) Small-sized motor having polygonal outer shape
JP7090767B2 (ja) モータ、送風機、電気掃除機および手乾燥装置
JP2008099418A (ja) 永久磁石埋込型電動機
US20140210293A1 (en) Permanent magnet embedded type rotor for rotating electrical machine and rotating electrical machine having permanent magnet embedded type rotor
JP2006157995A (ja) 永久磁石形モータ及び洗濯機
JP2011055577A (ja) 回転子
JP2007116818A (ja) モータ
JP2008092715A (ja) 永久磁石型モータ
JP5449715B2 (ja) モータ
JP2006271142A (ja) 回転機
JP2004222356A (ja) 回転電気機器
JP2009118612A (ja) ブラシレスモータ
JP4043932B2 (ja) 回転電機の回転子
JP2011072087A (ja) アキシャルギャップモータ
JP2006074911A (ja) 電動機のロータ
JP2018084152A (ja) 電動送風機および電気掃除機
JP2013013243A (ja) 電動機
JP6610201B2 (ja) ランデル型モータの組付方法
JP5363054B2 (ja) モータ
KR102515118B1 (ko) 매립형 영구자석 전동기용 로터
JP2007097276A (ja) 回転電機の鉄心及びリニアモータの鉄心
JP2007124828A (ja) 回転電機
JP2019162005A (ja) ブラシレスモータ、及び送風装置