JP2006074747A - データ処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 省電力状態にある複数の機能手段のいずれかに対して省電力状態から通電状態へ移行するべき復帰要因に関する信号が入力された場合に、その復帰要因に基づいて省電力状態から通電状態に高速に復帰することである。
【解決手段】 コピー機能およびファクシミリ機能を含む複数の機能を実行するための複数の機能手段であって省電力状態と通電状態の何れかの状態を取り得る複数の機能手段を備える複合装置において、省電力状態にある前記複数の機能手段のいずれかに対して省電力状態から通電状態へ移行するべき復帰要因に関する信号が入力された場合に、該復帰要因に関する情報を保持する保持回路11009を備える。そして、省電力状態にある前記複数の機能手段を省電力状態から通電状態へ移行させる際、保持回路11009が保持する前記復帰要因に関する情報に基づいてCPU2001が複数の機能手段の省電力状態から通電状態への復帰順序を制御する構成を特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、データ処理装置及びデータ処理装置の制御方法に関するものである。
従来から、省電力状態と稼動状態のいずれかの動作状態で動作する画像処理装置(データ処理装置)が知られている。そして、画像処理装置は、省電力状態において、画像処理装置が有する各部への電力供給を遮断することで消費電力を低く抑えて動作することができる。
しかし、画像処理装置を省電力状態で動作させることで消費電力を抑えることはできるが、省電力状態にある画像処理装置に再び画像処理を行わせるには、画像処理装置を省電力状態から稼動状態へ移行させる必要がある。そして、省電力状態から稼動状態へ移行させるには所定の移行時間が必要となり、その移行時間の分だけ画像処理を開始できるまでに要する時間が長くなる。
この問題に対して、画像処理装置を省電力状態から稼動状態へ移行させる移行時間を、必要最小限の時間に抑えて高速化を図る技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1における画像処理装置(ファクシミリ装置)は、省電力状態においてトナーカートリッジの交換があった場合は感光体のクリーニングを含む移行動作を行う。そして、省電力状態においてトナーカートリッジの交換がなかった場合は感光体のクリーニングを含まない移行動作を行うことが開示されている。
そして、特許文献1における画像処理装置(ファクシミリ装置)は、省電力状態においてトナーカートリッジの交換がなかった場合は、省電力状態においてトナーカートリッジの交換があった場合よりも高速に、省電力状態から稼動状態へ移行することができる。
なお、特許文献1の画像処理装置(ファクシミリ装置)は、外部装置から送信されるデータを受信する複数の受信部(モデム7、NCU(Network Control Unit)、PCI/F6)を備えている。そして、画像処理装置が省電力状態であるときに複数の受信部のいずれかにデータの受信要求が入力されると、画像処理装置は省電力状態から稼動状態への移行処理を開始する。
特開2000−196789号公報
前述した、特許文献1には、例えばヒータ等への電力を抑えることで画像処理装置を省電力状態とすることが開示されている。ヒータ等への電力を抑えることで省電力化を測ることはできるが、更に消費電力を低く抑えるためには、画像処理装置を制御するCPUや、外部装置からデータを受信する複数の受信部をも省電力状態にする必要がある。
しかし、その場合は消費電力を低く抑えることができる一方で、画像処理装置を稼動状態とするためにCPUや受信部を省電力状態から稼動状態へ復帰させる移行時間が必要となる。
そして、複数の受信部を省電力状態(画像データの受信が不可能な状態)から稼動状態(画像データの受信が可能な状態)へ復帰させる順序を予め定められた順序としてしまうと、省電力状態から稼動状態への移行時間が長くなってしまうという問題が生じる。
例えば、受信要求がモデム(公衆回線を介してファクシミリデータを受信するユニット)に入力された場合に、NCU(ネットワークを介して画像データを受信するユニット)を先に省電力状態から稼動状態へ復帰させると、NCUへは受信要求が入力されていないにもかかわらず、NCUの復帰処理が終わった後でないとモデムの復帰処理が開始されないこととなる。そうすると、モデムへ受信要求がされた受信データを処理するまでに要する時間が長くなってしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、データ処理装置が有する複数の受信手段のいずれに対してデータの受信要求が入力されたかに応じて、適切な順序で複数の受信手段を受信不可状態から受信可状態へ移行させることで、受信手段にデータの受信要求が入力されてから、そのデータの画像処理を開始するまでの時間を短縮することができるデータ処理装置及びその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のデータ処理装置は、入力されたデータに基づいてデータ処理を行い、省電力状態又は稼動状態のいずれかの動作状態で動作するデータ処理装置であって、データを受信する複数の受信手段であって、前記データ処理装置が前記省電力状態で動作している第1の受信状態となり前記データ処理装置が前記稼動状態で動作しているときに第2の受信状態となる複数の受信手段と、前記受信手段が受信した前記データに基づいてデータ処理を行うデータ処理手段と、前記省電力状態にある前記複数の受信手段のいずれかに対して前記データの受信要求が入力された場合に、いずれの受信手段が前記受信要求を受信したかを示す受信要因情報を保持する保持手段と、前記複数の受信手段のいずれかに対して前記データの受信要求が入力されたことに応じて、前記保持手段が保持する前記受信要因情報が示す第1の受信手段を前記第1の受信状態から前記第2の受信状態へ移行させるとともに、前記第1の受信手段の前記第2の受信状態への移行を開始させた後に、第2の受信手段の前記第1の受信状態から前記第2の受信状態への移行を開始させるよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明のデータ処理装置の制御方法は、入力されたデータに基づいてデータ処理を行い、省電力状態又は稼動状態のいずれかの動作状態で動作するデータ処理装置の制御方法であって、省電力状態にある複数の受信部のいずれかに対して前記データの受信要求が入力された場合に、いずれの受信手段が前記受信要求を受信したかを示す受信要因情報を保持する保持工程と、前記複数の受信部のいずれかに対して前記データの受信要求が入力されたことに応じて、前記受信要因情報が示す第1の受信部を第1の受信状態から第2の受信状態へ移行させる第1の制御工程と、第1の制御工程にて前記第1の受信部の前記第1の受信状態から前記第2の受信状態への移行を開始させた後に、前記第1の受信部とは異なる第2の受信部の前記第1の受信状態から前記第2の受信状態への移行を開始させる第2の制御工程と、前記第2の受信状態にある前記第1の受信部又は前記第2の受信部が受信するデータに基づいてデータ処理を行うデータ処理工程とを有し、前記複数の受信部は、前記データ処理装置が前記省電力状態で動作するときは前記第1の受信状態となり、前記データ処理装置が前記稼動状態で動作するときは前記第2の受信状態となることを特徴とする。
本発明によれば、データ処理装置が有する複数の受信手段のいずれに対してデータの受信要求が入力されたかに応じて、適切な順序で複数の受信手段を受信不可状態から受信可状態へ移行させることで、受信手段にデータの受信要求が入力されてから、そのデータの画像処理を開始するまでの時間を短縮することができるデータ処理装置及びその制御方法を提供することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置の構成を説明するブロック図である。
図1において、2000はコントローラユニット(Controller Unit:CU)で、CU2000は画像入力デバイスであるスキャナ(Scanner)2070や画像出力デバイスであるプリンタ(Printer)2095と接続されている。また、CU2000は、一方ではLAN2011や公衆回線(WAN)2051と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
なお、コントローラユニット2000には、電源制御部2052を備えており、プリントモードから省電力モードへ移行させたり、省電力モードからプリントモードへ移行させたりする電源制御を行う。
2001はCPUで、CU2000を制御するコントローラである。2002はSDRAMで、CPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時的に記憶するための画像メモリでもある。2003はROMで、ブートROMとして機能し、CPU2001がCU2000の各部に対して初期化処理を実行するためのブートプログラム(初期化プログラム)が格納されている。
2004はハードディスクドライブ(HDD)で、システムソフトウェア、画像データを格納する。2006は操作部I/Fで、操作部2012とのインタフェース部として機能し、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部2012から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。
2010はネットワーク(Network)部で、LAN2011に接続し、LAN2011を介して外部装置から受信するデータの受信処理やLAN2011を介して外部装置へデータを送信する送信処理を行う。
2050はモデム(Modem)部で、公衆回線2051に接続し、公衆回線2051を介して外部装置から受信するファクシミリデータの受信処理や公衆回線2051を介して外部装置へファクシミリデータを送信する送信処理を行う。以上の各部がシステムバス2007を介して相互に接続される。
2005はイメージバスI/F(Image Bus I/F)で、システムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
2008は画像バスで、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。
2060はラスタイメージプロセッサ(RIP)部で、ネットワーク部2010を介して外部装置から入力される印刷データに含まれるPDLコードをビットマップイメージに展開する画像処理を行う。2020はデバイスI/F部で、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とCU2001を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
2080はスキャナ画像処理部で、スキャナ2070から入力された画像データに対し補正、加工、編集等の画像処理を行う。2090はプリンタ画像処理部で、画像バスI/F部2005を介して入力される画像データに対して、プリンタ2095でプリントするための補正、解像度変換等の画像処理を行う。
2030は画像回転部で、画像データの回転処理を行う。2040は画像圧縮部で、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸長処理を行う。
2052は電源制御部であり、CPU2001からの指示によりCU2000内の各ユニットやスキャナ2070,プリンタ2095に電圧を供給する電源を制御する。また、電源制御部2052は、省電力モード時においては外部からの各復帰要因によりCU2000に電源を投入する動作を行なう。
図2は、図1に示した画像入出力デバイスの一例を示す図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図2において、2070は画像入力デバイスであるスキャナで、原稿となる用紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示しない)を走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。
原稿用紙は原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットし、装置使用者が操作部2012から読み取り起動指示することにより、CPU2001がスキャナ2070に指示を与える。これにより、原稿フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
2095は画像形成部であるプリンタで、ラスタイメージデータ2096を用紙上に画像として形成するユニットである。その画像形成の方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、本実施形態においてはどの方式でも構わない。
プリンタ2095によるプリント動作は、CPU2001からの指示によって開始される。プリンタ2095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙ユニット(用紙カセット2101、2102、2103、2104)を有する。また、排紙トレイ2111はプリンタ2095にて画像が形成された用紙を積載するものである。
図3は、図1に示した操作部2012の構成を説明する概略平面図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図3において、2013はLCD表示部で、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されると、その位置情報をCPU2001に伝える。
2014はスタートキーで、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー2014の中央部には、緑と赤の2色表示可能なLED2018があり、その色によってスタートキー2014が使える状態にあるかどうかを示す。
2015はストップキーで、設定した画像処理条件に基づく稼働中のジョブ動作を止める働きをする。2016はIDキーで、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。2017はリセットキーで、操作部2012からの設定を初期化する時に用いる。
図4は、本実施形態に係るデータ処理装置を適用可能なネットワークシステムの一例を示す図である。
図4において、1001、1020は複合装置(デジタル複合機)で、後述するスキャナとプリンタから構成されている。そして、スキャナから読み込んだ画像データをローカルエリアネットワーク1010(以下LAN)を介して外部装置へ送信したり、LAN1010から受信した画像データをプリンタによりプリントアウトしたりできる。
また、スキャナから読み込んだ画像データを図示しないFAX送信手段により、PSTNまたはISDN等の公衆回線1030に送信したり、PSTNまたはISDNから受信した画像データをプリンタによりプリントアウトしたりできる。
1002はデータベースサーバで、複合装置l001により読み込んだ2値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。1003はデータベースクライアントで、データベースサーバ(DS)1002に保存されている画像データを閲覧検索等できる。
1004は電子メールサーバで、複合装置1001により読み取った画像を電子メールの添付として受け取ることができる。1005は電子メールクライアントで、電子メールサーバ1004の受け取ったメールを受信し閲覧したり、電子メールを送信したりすることが可能である。
1006はHTML文書をLAN1010に提供するWWWサーバで、複合装置1001によりWWWサーバ1006で提供されるHTML文書をプリントアウトできる。
1011はルータで、LAN1010をインターネット/イントラネット1012と連結する。
インターネット/イントラネット1012に、前述したDS1002、WWWサーバ1006、電子メールサーバl004、複合装置1001と同様の装置が、それぞれDS1021、WWWサーバ1022、電子メールサーバ1023として連結している。
一方、複合装置1001は、PSTNまたはISDN等の回線1030を介して、FAX装置1031と送受信可能になっている。また、LAN1010上にプリンタ1040も連結されており、複合装置1001により読み取った画像をプリントアウト可能なように構成されている。
1050はユーザホストで、いわゆるパソコン等で構成され、ネットワークカード等を介してローカルエリアネットワーク1010上の周辺機器(複合装置1001を含む)と所定の双方向プロトコルにより通信可能に構成されている。
なお、ユーザホスト1050は、いわゆるCPU,RAM,ROM等を含む制御ボードを備え、所定のOSによりデータ処理が制御されているものとする。
また、複合装置1001,1020のスキャナ機能、プリンタ機能、その他の複合機能については、公知であるので詳細は省略する。
以下、本実施形態に係るデータ処理装置における省電力モードからの高速復帰処理について説明する。
ここで、複合装置1001及び1020は、各々消費する電力の異なる複数の電力モードにて動作するものであり、少なくとも消費電力の小さい省電力モードと、省電力モードより消費電力の高いプリントモードで動作する。省電力モードにおいて複合装置1001及び1020は、スキャナ2071及びプリンタ2095への電力供給を一部(又は全部)遮断する。
また、省電力モードにおいて複合装置1001及び1020は、CPU2000における操作部I/F2006、ネットワーク部2010、モデム部2050、HDD2004、RIP部2060、デバイスI/F2020、スキャナ画像処理部2080、画像回転部部2030、画像圧縮部2040への電力供給を一部(又は全部)遮断する。
また、プリントモードにおいて複合装置1001及び1020は、省電力モードにおいて電力供給を遮断していた各部へ電力供給する。
また、複合装置1001及び1020は、プリントモードにおいて、外部装置からネットワーク部2010又はモデム部2050を介して受信する画像データの画像処理及び画像処理された画像データのプリンタ2095による画像形成処理を実行可能な稼動状態となる。
なお、前述した省電力モードにおいては、CU2000のCPU2001以外の電力供給を一部(又は全部)遮断するものであったが、CPU2001への電力供給を遮断することで更に消費電力を低減するようにしてもよい。
しかし、省電力モードにおいてCPU2001への電力供給を遮断する場合、複合装置1001及び1020を省電力モードからプリントモードへ移行させるには、CPU2001への電力供給を再開する。そして、しかる後にCPU2001がCU2000の各部に対して初期化処理を実行する必要がある。
以下では、複合装置1001及び1020が省電力モードにおいて、CPU2001への電力供給をも遮断する場合について説明する。
図5、図6、図7は、図1に示したコントローラユニット2000の電源制御部2052の構成を示す回路図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。なお、図5は、複合装置1001及び1020がプリントモードから省電力モードへ移行する動作に対応する。
また、図6は、省電力モードからプリントモードへ復帰する動作に対応する。また、図7は、複合装置1001及び1020へ商用電源から電力を投入するためのメイン電源スイッチ(不図示)をオンした後の動作に対応する。
また、図中において、破線部分はプリントモードにおいては電源制御部2052から電力が供給されるが、省電力モードにおいては電力が供給されない主電源系統に属する部分である。また、実線部分はプリントモードにおいても省電力モードにおいても電力が供給される副電源系統に属する部分である。
図5において、11001はFETで、FF11002のQ出力がゲート側に印加され、そのQ出力の状態に基づいて、副電源系統と主電源系統を切り離す役割を担っている。この様に副電源系統と主電源系統を切り離し、省電力モードに移行した場合には、コントローラユニット2000の主要部分(複合装置1001及び1020が省電力モードにて動作するのに必要な部分)以外への電力供給を遮断する。これによって、無駄な待機電力を抑えることが可能となる。
また、図1に示したSDRAM2002、ROM2003は副電源系統に属し、CPU2001、HDD2004、画像バスI/F部2005、RIP部2060、デバイスI/F部2020、スキャナ画像処理部2080、プリンタ画像処理部2090、画像回転部2030、画像圧縮部2040は主電源系統に属する。
なお、操作部I/F部2006、ネットワーク部2010及びモデム部2050は、一部が主電源系統に属し、他の一部が副電源系統に属する。
そして、ネットワーク部2010及びモデム部2050は、複合装置1001(1020)が省電力モードで動作している際にLAN又はWANから入力される画像データ(PDLデータ又はファクシミリデータ)の受信処理をすることのできない受信不可状態となる。
その一方で、ネットワーク部2010及びモデム部2050は、LAN又はWANから入力される、複合装置1001(1020)を省電力モードからプリントモードへ復帰させるための受信要求を受信可能である。
11009は保持回路で、副電源系統に属し、省電力モードを解除する第1〜第4の要求指示を省電力モードの間でも受け付けることができるように構成されている。第1〜第4の要求指示は、ロジックORゲート11004を介してFF11002のクロック入力端に入力される。なお、複合装置1001及び1020を省電力モードからプリントモードに復帰させるための要因となる第1〜第4の要求指示は、バッファ群11008を介してCPU2001に入力される。
保持回路110009で保持される第1〜第4の要求指示は、例えば4ビットのデータに変換されて保持される。そして、CPU2001が省電力モードからプリントモードに復帰する際に、FF11005にセットされているフラグが「1」の場合は、その4ビットのデータを読み込む。そして、あらかじめ対応づけられたビット判定テーブルを参照して、第1〜第4の要求指示の内容を判断できるように構成されている。
本実施形態では、第1の要求指示は、操作部2012から操作部I/F2006を介して入力される複合機のユーザによるパワーオン指示に対応する。なお、パワーオン指示とは、省電力モードで動作する複合機1001及び1020の動作状態をプリントモード(稼動状態)へ移行させるための指示である。
また、第2の要求指示は、外部装置からネットワーク部2010を介して画像データ(PDLデータ(Page Description Language data))の受信要求が入力された場合のパワーオン指示に対応する。また、第3の要求指示は、外部装置からモデム部2050を介して画像データ(ファクシミリデータ)の受信要求が入力された場合のパワーオン指示に対応する。また、第4の要求指示は図示しないタイマ(計時手段として機能する)によるセット時間を計時した場合のパワーオン指示に対応する。
FF11005は、副電源系統に属し、複合装置1001及び1020がプリントモードから省電力モードへ移行した後も、CPU2001の汎用出力ポートGPO<1>を「L」状態から「H」状態に変化させることで生成されるフラグの内容を保持している。
また、FF11005は、副電源系統に属するリセットIC11003からのリセット信号がクリア端子(CLR)に印加され、Q出力からバッファ11006を介してCPU2001の入力GPI<0>にその旨を示す信号を出力する。
11003はリセットICで、副電源系統に属し、リセット信号を副電源系統に属するFF11002へ出力する。11007はバッファであり、FF11002へパワーオフ信号を出力する。
バッファ群11008及びバッファ11007,バッファ11006は主電源系統に属しており、プリントモードから省電力モードへ移行する時にCPU2001へ電流が流入するのを阻止する。
また、リセットIC11003は常夜電源系を監視しており、後述のメイン電源OFF後の起動時にFF11005のフラグ及び保持回路11009のラッチデータをクリアする役割を果たす。ロジックORゲート11004は省電力モードから復帰させるための要因をまとめている。
本実施形態で特徴的であるのはコントローラユニット2000の中で一般的に消費電力のウエートの大きいCPU2001を主電源系統に属するように構成し、省電力モードにおいてはCPU2001へ電源供給がされないようにする点である。
また、複合装置1001及び1020は、省電力モードとプリントモードの少なくとも2つの動作モード(省電力モードに、消費電力の異なる複数のモードを更に設けても良い)で動作する。そこで、複合装置1001及び1020において、省電力モードからプリントモードへ移行する要因となる複数の要因のうちどの要因が入力されたのかを保持回路11009で保持している点である。
また、本システムは前述の説明の様に多数の機能の制御を行い、ソフトウエアがきわめて大容量である。そこで、システムのトータルコストを下げる目的でROM2003にはブート(初期化)時に必要な情報のみを記憶し、実際の主要な動作を記述したソフトウエアは主に画像情報を蓄える目的で使用するHDD2004に格納する。
そのため、通常のメイン電源起動時は、HDD2004上の大容量のメインプログラムをSDRAM2002(本実施形態ではSDRAMを使用する)にダウンロードした後にメインプログラムが実行される。この場合、メインプログラムが実行開始されるまでに時間が掛かるため、ネットワークやFAX等、外部起動要因によっては通信がタイムアウトによって途絶えてしまう可能性もある。
また、近年の複合機等では起動時間自体がスペックのセールスポイントとなっていることが多く、この面からも起動時間は極力短くする工夫が必要となって来ている。本実施形態はこの問題を解決するため、安価なロジック回路(FF11002,11005等)を用いて、以下に示す様な制御を行う。
以下、図8に示すフローチャートを参照して、複合装置1001(1020)をプリントモードから省電力モードへ移行させる処理について説明する。
図8は、本実施形態に係る複合装置(データ処理装置)における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、複合装置をプリントモードから省電力モードへ移行する処理手順に対応する。なお、S801〜S804は各ステップを示す。
まず、ステップS801で、ユーザが操作部2012上の節電キー2019を押すことで省電力モードへの移行を指定した場合、あるいは複合装置が何らのデータも処理しない時間が一定時間経過した場合に、複合装置1001(1020)のCPU2001は、省電力モードに移行する条件が満たされたと判断する。そして、CPU2001は、SDRAM2002にセルフリフレッシュコマンドを発行し、SDRAM2002に保持されているメインプログラムを引き続き保持するように設定する。
次に、ステップS802で、省電力モードに移行したことを記憶させる手段としてFF11005に対してCPU2001は、汎用出力ポートGPO<1>を「L」状態から「H」状態に変化させることでフラグセット(FF11005の出力='1')を行う。
なお、FF11005は副電源系統に属しているため、省電力モードに移行した後においても、このフラグは値を保持している。
次に、ステップS803で、保持回路11009に対してCPU2001は汎用出力ポートGPO<2>を変化させ、保持回路11009を初期化することにより保持回路内でラッチしているデータをクリアする。
次に、ステップS804で、FF11002に対してCPU2001は汎用出力ポートGPO<0>を変化させ、FF11002の出力を「H」状態にプリセットする。これにより、FF11002のQ出力が「L」となることで、FET11001をOFF状態に移行させ、CPU2001を含む非常夜電源系を遮断し省電力モードに移行する。
なお、図5中のバッファ群11008及びバッファ11007,バッファ11006は主電源系統で駆動しており、省電力モード移行時には副電源系統からの電流の流れ込みを阻止する役割を果たす。
また、リセットIC11003は副電源系統を監視しており、後述のメイン電源OFF後の起動時にFF11005のフラグ及び保持回路11009のラッチデータをクリアする役割を果たす。ロジックORゲート11004は省電力モードからプリントモードに復帰させるための要因をまとめて、いずれかの1つでも要因が検出されると、FF11002のクロック入力に復帰要求を入力する。
以下、図9に示すフローチャートを参照して、省電力モードからプリントモードへ復帰する処理について説明する。
図9は、本実施形態に係る複合装置(データ処理装置)における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、複合装置(データ処理装置)が省電力モードからプリントモードへ復帰する時の手順に対応する。なお、S901〜S909は各ステップを示す。
先ず、ステップS901で、複合装置が省電力モードで動作している時に、複合装置を省電力モードからプリントモードへ復帰させるための要因(第1〜第4の要求指示)が入力される。
次に、ステップS902で、複数の要因のいずれか1つが入力される事により、保持回路11009は入力されてきた信号をラッチし、CPU2001が復帰した際にデータを読み込めるように準備する。保持回路11009がラッチするデータは、複合装置1001(1020)のメイン電源(不図示)がOFFされるか、CPU2001から保持回路11009にクリア信号clrが入力されるまで保持される。
そして、ステップS903で、保持回路11009は入力される復帰要因は、ロジックORゲート11004を介してFF11002にも結線されている。これにより、省電力モードからプリントモードに復帰させるための要因が発生すると、FF11002にクロックエッジが与えられFET11001がONされ、主電源系統が立ち上がり省電力モードからプリントモードへの復帰処理が始まる。
そして、ステップS904で、主電源系統への電力供給が開始されると、CPU2001はROM2003からブートプログラムを読み出して実行する。CPU2001は、ブートプログラムを実行するにあたって、CPU2001の汎用出力ポートGPI<0>からFF11005に格納されているフラグの値を参照する。
ステップS905で、CPU2001は、FF11005に格納されているフラグから省電力モードから復帰した状態であるか否かを判断する。FF11005に格納されているフラグの値は、省電力モードから復帰した状態である場合は"1"であるため、CPU2001は省電力モードから復帰した状態である(YES)と判断する。
CPU2001は、ステップS905にてYESと判断するとステップS906へ進み、SDRAM2002上に保持されている起動シーケンスのベースとなるメインプログラムを実行する。FF11005に格納されているフラグの値は、省電力モードから復帰した状態でなく複合装置1001(1020)のメイン電源がONされた状態である場合は"0"であるためCPU2001はメイン電源がONされた状態であると判断する。CPU2001はステップS905にてNOと判断するとステップS909へ進み、後述する電源起動処理を実行して、処理を終了する。
そして、ステップS907で、CPU2001は、保持回路11009へラッチされている復帰要因を読み込み、第1〜第4の要求指示のうちいずれが復帰要因として発生したかを判断する。ステップS908でCPU2001は、省エネモードからの復帰要因となった部分(操作部I/F部2006またはネットワーク部2010、またはモデム部2050、またはタイマ)の起動処理を行う。
例えばCPU2001は、省エネモードからプリントモードへの復帰要因がネットワーク部2010への受信要求の入力である場合は、ネットワーク部2010を画像データ(PDLデータ)が受信不可能な状態から受信可能な状態へ移行させるよう起動処理を行う。
また、例えばCPU2001は、省エネモードからプリントモードへの復帰要因がモデム部2050への受信要求の入力である場合は、モデム部2050を画像データ(ファクシミリデータ)が受信不可能な状態から受信可能な状態へ移行させるよう起動処理を行う。
図10は、図1に示したCPU2001が実行するブートプログラムのモジュールを示す図であり、ブートプログラムはA〜Gの複数のプログラムモジュールで構成されている。
図10において、複合装置1001(1020)のCPU2001は、複合装置1001(1020)のメイン電源が投入されると、図10におけるA〜Gの順番で、コントローラユニット2000が有する複数の機能部を順次起動させる。ここで、機能部とは、操作部I/F部2006、ネットワーク部2010、モデム部2050、RIP部2060、スキャナ画像処理部2080、プリンタ画像処理部2090である。
一方、複合装置1001(1020)が省エネモードからプリントモードへ復帰する場合、CPU2001は、メイン電源が投入された場合とは異なる順番でA〜Gのモジュール化されたプログラムを実行する。
具体的に、CPU2001は、省エネモードからプリントモードへの復帰要因に応じた順番でA〜Gのモジュール化されたプログラムを実行する。
ここで、図11を用いて省エネモードからプリントモードへの復帰要因が、ネットワーク部2010への受信要求の入力である場合にCPU2001が実行する動作について説明する。
図11は、本実施形態に係る複合装置(データ処理装置)における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、図1に示したCPU2001が実行するものであり、図9に示したステップS908における動作に相当する。なお、S1101〜S1109は各ステップを示す。
先ず、ステップS1101で、CPU2001は、図9に示したステップS907で読み込んだ復帰要因がネットワーク部2010への受信要求であるか否かを判定する。そして、ネットワーク部2010への受信要求であればステップS1102へ進み、ネットワーク部2010への受信要求でなければこのフローを終了する。
そして、ステップS1102で、CPU2001は、図10に示したプログラムモジュールBの実行を開始することで、ネットワーク部2010の起動を開始させる。
次に、ステップS1103で、CPU2001は、プログラムモジュールBの実行によりネットワーク部2010の起動処理が終了したかどうかを判定し、起動が終了していればステップS1104へ進む。
そして、ステップS1104で、CPU2001は、ネットワーク部2010へ受信要求を送信したLANに接続された情報処理端末へ画像データ(PDLデータ)の送信をさせるための送信要求を送信する。
なお、送信要求は情報処理端末を特定するためのIPアドレス等の特定情報を用いて送信するものとする。また、情報処理端末を特定するためのIPアドレス等の特定情報は、復帰要因がネットワーク部2010に入力されたことに応じて、副電源系統に属する不図示の記憶部に記憶させるようにしておけばよい。
なお、ステップS1104で画像データの送信要求を情報処理端末へ送信すると、情報処理端末から画像データ(PDLデータ)がネットワーク部2010に入力されるのでネットワーク部2010は画像データの受信処理を開始する。
次に、ステップS1105〜ステップS1107で、CPU2001は、ネットワーク部2010が受信した画像データ(PDLデータ)に基づいて画像処理及び画像形成処理を実行するために、図10に示したプログラムモジュールG、D、Fを順次実行する。
なお、プログラムモジュールGは、RIP部2060を起動させるためモジュールであり、ネットワーク部2010が受信した画像データに基づく画像処理を実行するためにRIP部2060を起動させる。
また、プログラムモジュールDは、プリンタ画像処理部2090を起動させるためモジュールであり、ネットワーク部2010が受信した画像データに基づく画像処理を実行するためにプリンタ画像処理部2090を起動させる。
さらに、プログラムモジュールFは、HDD2004を起動させるためモジュールであり、HDD2004が受信した画像データに基づく画像処理を実行するためにHDD2004を起動させる。
なお、プログラムモジュールG、D、Fについては、必ずしもG、D、Fの順番で実行させる必要はなく、任意の順序にて実行させてよい。
次に、ステップS1108で、CPU2001は、ステップS1105〜S1107で起動を開始させたRIP部2060、プリンタ画像処理部2090、HDD2004の起動が終了したか否かを判定し、終了していればステップS1109へ進む。
そして、ステップS1109で、CPU2001は、ネットワーク部2010を介して情報処理端末から受信した画像データ(PDLデータ)をRIP部2060にてビットマップイメージに変換してHDD2004に記憶させる。そして、更にビットマップイメージをプリンタ画像処理部2090にて画像処理させてプリンタ部2095へ送信する。
そして、画像処理された画像データを受信したプリンタ部2095は、画像データに基づいて用紙上に画像を形成するプリント処理を開始する。
なお、CPU2001は、ネットワーク部2010が受信した画像データの画像処理及び画像形成処理(プリンタ処理)に関連のない機能部を起動させるためのプログラムモジュールは、ステップS1108の後に実行させれば良い。ここで、関連のない機能部とは、操作部I/F2006、モデム部2050、スキャナ部2070、スキャナ画像処理部2080である。
このように、CPU2001は、プログラムモジュールA〜Gの実行順序を、省エネモードからプリントモードへの復帰要因に関連するモジュールの実行順序を早めるようにすることで、復帰要因に関連する処理を開始するまでの時間を短縮することができる。
次に、図12を用いて省エネモードからプリントモードへの復帰要因が、モデム部2050への受信要求の入力である場合にCPU2001が実行する動作について説明する。
図12は、本実施形態に係る複合装置(データ処理装置)における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本処理は、CPU2001が実行するものであり図9のステップS908における動作に相当する。なお、S1201〜S1208は各ステップを示す。
先ず、ステップS1201で、CPU2001は、図9に示したステップS907で読み込んだ復帰要因がモデム部2050への受信要求であるか否かを判定する。そして、モデム部2050への受信要求であればステップS1202へ進み、モデム部2050への受信要求でなければ、本フローを終了する。
次に、ステップS1202で、CPU2001は、図10に示したプログラムモジュールCの実行を開始することで、モデム部2050の起動を開始させる。
そして、ステップS1203で、CPU2001は、プログラムモジュールCの実行によりモデム部2050の起動処理が終了したかどうかを判定し、起動が終了していればステップS1204へ進む。
そして、ステップS1204で、CPU2001は、モデム部2050へ受信要求を送信したLANに接続された情報処理端末へ画像データ(ファクシミリデータ)の送信をさせるための送信要求を送信する。
なお、送信要求はファクシミリ端末を特定するためのファクシミリ番号等の特定情報を用いて送信するものとする。
また、ファクシミリ端末を特定するためのファクシミリ等の特定情報は、復帰要因がモデム部2050に入力されたことに応じて、副電源系統に属する不図示の記憶部に記憶させるようにしておけばよい。
なお、ステップS1204で、画像データの送信要求をファクシミリ端末へ送信すると、ファクシミリ端末から画像データ(ファクシミリデータ)がモデム部2050に入力されるのでモデム部2050は画像データの受信処理を開始する。
そして、ステップS1205及びステップS1206で、CPU2001は、モデム部2010が受信した画像データ(ファクシミリデータ)に基づいて画像処理及び画像形成処理を実行するために、図10に示したプログラムモジュールD、Fを順次実行する。
なお、プログラムモジュールDは、プリンタ画像処理部2090を起動させるためモジュールであり、ネットワーク部2010が受信した画像データに基づく画像処理を実行するためにプリンタ画像処理部2090を起動させる。
また、プログラムモジュールFは、HDD2004を起動させるためモジュールであり、HDD2004が受信した画像データに基づく画像処理を実行するためにHDD2004を起動させる。
なお、プログラムモジュールD、Fについては、必ずしもD、Fの順番で実行させる必要はなく、任意の順序にて実行させてよい。
次に、ステップS1207で、CPU2001は、ステップS1205〜S1206で起動を開始させたプリンタ画像処理部2090、HDD2004の起動が終了したか否かを判定し、終了していればステップS1208へ進む。
次に、ステップS1208で、CPU2001は、モデム部2050を介して情報処理端末から受信した画像データ(ファクシミリ端末)をプリンタ画像処理部2090にて画像処理させてプリンタ部2095へ送信する。
そして、画像処理された画像データを受信したプリンタ部2095は、画像データに基づいて用紙上に画像を形成するプリント処理を開始する。
なお、CPU2001は、ネットワーク部2010が受信した画像データの画像処理及び画像形成処理(プリンタ処理)に関連のない機能部を起動させるためのプログラムモジュールは、ステップS1207の後に実行させれば良い。ここで、関連のない機能部とは、操作部I/F2006、ネットワーク部2010、スキャナ部2070、スキャナ画像処理部2080である。
このように、CPU2001は、プログラムモジュールA〜Gの実行順序を、省エネモードからプリントモードへの復帰要因に関連するモジュールの実行順序を早めるようにすることで、復帰要因に関連する処理を開始するまでの時間を短縮することができる。
図13は、本形態に係る複合装置(データ処理装置)における第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、複合装置1001(1020)のメイン電源がONされた後に実行される動作に対応する。なお、S1301〜S1306は各ステップを示す。
図7に示すように、ユーザが複合装置1001(1020)のメイン電源を停止(OFF)させた後、複合装置1001(1020)のメイン電源を投入(ON)することで実行される動作について説明する。
先ず、ステップS1301で、複合装置1001(1020)はメイン電源のOFF、ONが行われたため、リセットIC11003からは副電源系統のリセット信号が出力される。そして、メイン電源を投入(ON)する時は保持回路11009の保持データ及びFF11005の保持しているフラグはディセーブル状態に設定されている。
そして、ステップS1302で、リセットIC11003からの副電源系統のリセットが発生すると、FF11002は出力が「L」状態にクリアされ、これによってFET1001をONさせ、CPU2001はROM2003上のブートプログラムを実行する。
そして、ステップS1303で、CPU2001は、FF11005に格納されているフラグが"0"かどうかを判断して、フラグの読み値が"0"であると判断した場合は、メイン電源がONされた状態であると判断する。CPU2001は、ステップS1303にてYESと判断するとステップS1304で、保持回路11009には要因を読み込みには行かず、HDD2004上の大容量のメインプログラムをSDRAM2002に読み込む。そして、ステップS1305で、CPU2001は、メインプログラムを実行する。
一方、ステップS1303で、CPU2001は、FF11005に格納されているフラグが"0"でないと判断した場合、CPU2001は省電力モードから復帰した状態である(NO)と判断してステップS1306へ進む。CPU2001は、ステップS1306で、省電力モードからプリントモードへの復帰と判断されるため、前述した復帰処理と同等の処理あるいは、エラー処理を実行する。
なお、図5〜図7において、CPUと記載されている部分もあるがCPUを内蔵したSoC(System On a Chip)においても同様である。
上記実施形態によれば、省電力モードが存在し、CPU、DRAM、ハードディスクで構成される画像処理システムを含む各種のデータ処理システムにおいて、省電力モード選択時に前記システムを制御するCPUに供給する電源が遮断される場合、前記省電力モードに移行する時は前記CPUのメインプログラムは前記DRAM上に保持され、前記省電力モードから通常の動作モードに復帰する際にはDRAM上に保持されたメインプログラムにより高速に起動するために、メインプログラムが省電力モードを意図するフラグを安価なロジックで構成される記憶手段に書き込み、省電力モード実行時にも前記フラグを保持し、省電力モード復帰時にメインプログラムが安価なロジックで構成される記憶手段に記憶されるフラグの状態を参照して、復帰要因を高速に判断できる。
特に、本実施形態では、省電力モードからの復帰要因となるUIからのPowerON信号,FAXからの受信検知信号,Networkからの受信検知信号等が省電力モード時に発生したら保持しておく。そして、復帰後にその要因を簡単に判別できる構成を提供する事により、省電力モードからの高速復帰を実現することが可能となる。
また、前記保持回路に保持される要因はシステム全体の電源が遮断された場合またはソフトによりクリアできるようにしておく事により、起動時やソフトデバッグを行う際に、起動不良の回避、及びより使いやすいハードウエアを提供できる。
本実施形態に示す構成がもっとも有効な適用例は、FAX機能処理時におけるHOOK信号やCI信号,UIのスイッチ等を処理する、例えばマルチファンクションプリンタの省エネルギーモードからの復帰時等が挙げられる。
なお、上記図5等に示したハードウエア構成において、FETやORゲート等を他のチップデバイスにより等価回路として構成できることはいうまでもない。
〔第2実施形態〕
以下、図14に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図14は、本発明に係る画像処理システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図8、図9、図11〜図13に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行わせる。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行わせる。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
第1実施形態を示すデータ処理装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示した画像入出力デバイスの一例を示す図である。 図1に示した操作部の構成を説明する概略平面図である。 データ処理装置を適用可能なネットワークシステムの一例を示す図 である。 図1に示したコントローラユニットの電源制御部の構成を説明する回路図である。 図1に示したコントローラユニットの電源制御部の構成を説明する回路図である。 図1に示したコントローラユニットの電源制御部の構成を説明する回路図である。 複合装置(データ処理装置)における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 複合装置(データ処理装置)における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したCPUが実行するブートプログラムのモジュールを示す図である。 複合装置(データ処理装置)における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 複合装置(データ処理装置)における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 複合装置(データ処理装置)における第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 画像処理システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
2001 コントローラユニット
2001 CPU
2002 SDRAM
2003 ROM
2004 ハードディスク

Claims (12)

  1. 入力されたデータに基づいてデータ処理を行い、省電力状態又は稼動状態のいずれかの動作状態で動作するデータ処理装置であって、
    データを受信する複数の受信手段であって、前記データ処理装置が前記省電力状態で動作している第1の受信状態となり前記データ処理装置が前記稼動状態で動作しているときに第2の受信状態となる複数の受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記データに基づいてデータ処理を行うデータ処理手段と、
    前記省電力状態にある前記複数の受信手段のいずれかに対して前記データの受信要求が入力された場合に、いずれの受信手段が前記受信要求を受信したかを示す受信要因情報を保持する保持手段と、
    前記複数の受信手段のいずれかに対して前記データの受信要求が入力されたことに応じて、前記保持手段が保持する前記受信要因情報が示す第1の受信手段を前記第1の受信状態から前記第2の受信状態へ移行させるとともに、前記第1の受信手段の前記第2の受信状態への移行を開始させた後に、第2の受信手段の前記第1の受信状態から前記第2の受信状態への移行を開始させるよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記第1の受信手段は、前記受信可状態へ移行したことに応じて前記受信要求の要求元にデータの送信を要求するとともに、該要求に対して送信されたデータを受信し、
    前記データ処理手段は、前記第1の受信手段が受信した前記データに基づいてデータ処理を行うことを有することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記複数の受信手段の少なくとも1つは外部装置からネットワークを介して送信されるデータを受信することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記複数の受信手段の少なくとも1つは外部装置から公衆回線を介して送信されるファクシミリデータを受信することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  5. 前記制御手段へ電力を供給する電力供給手段を有し、
    前記電力供給手段は、前記データ処理装置が前記省電力状態で動作している際は前記制御手段への電力供給を停止し、前記受信手段が前記受信要求を受信したことに応じて前記制御手段への電力供給を再開することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のデータ処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記電力供給手段による電力供給が再開されたことに応じて少なくとも前記複数の受信手段を前記第1の受信状態から前記第2の受信状態へ移行させる初期化処理を実行するとともに、前記第1の受信手段の初期化処理を前記第2の受信手段の初期化処理より先に実行することを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 前記制御手段が初期化処理を実行するための初期化プログラムを記憶する記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記電力供給手段による電力供給が再開されたことに応じて前記記憶手段から前記初期化プログラムを読み出して前記初期化処理を実行することを特徴とする請求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記保持手段が保持する前記第1の受信手段を前記第1の受信状態から前記第2の受信状態へ移行させたことに応じて、前記第1の受信手段による受信処理を開始するよう制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のデータ処理装置。
  9. 前記データ処理手段がデータ処理した前記データに基づいて画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のデータ処理装置。
  10. 前記制御手段は、前記第1の受信手段を前記第2の受信状態から前記第2の受信状態へ移行させるのに先立って前記画像形成手段を前記省電力状態から前記稼動状態へ移行させるとともに、前記第1の受信手段及び前記画像形成手段が前記省電力状態から前記稼動状態へ移行したことに応じて前記データ処理手段によるデータ処理及び前記画像形成手段による画像形成処理を開始するよう制御することを特徴とする請求項9に記載のデータ処理装置。
  11. 前記受信手段は、前記第1の受信状態において前記データの受信は不可能であるが、少なくとも前記データの受信要求を受信可能であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のデータ処理装置。
  12. 入力されたデータに基づいてデータ処理を行い、省電力状態又は稼動状態のいずれかの動作状態で動作するデータ処理装置の制御方法であって、
    省電力状態にある複数の受信部のいずれかに対して前記データの受信要求が入力された場合に、いずれの受信手段が前記受信要求を受信したかを示す受信要因情報を保持する保持工程と、
    前記複数の受信部のいずれかに対して前記データの受信要求が入力されたことに応じて、前記受信要因情報が示す第1の受信部を第1の受信状態から第2の受信状態へ移行させる第1の制御工程と、
    第1の制御工程にて前記第1の受信部の前記第1の受信状態から前記第2の受信状態への移行を開始させた後に、前記第1の受信部とは異なる第2の受信部の前記第1の受信状態から前記第2の受信状態への移行を開始させる第2の制御工程と、
    前記第2の受信状態にある前記第1の受信部又は前記第2の受信部が受信するデータに基づいてデータ処理を行うデータ処理工程とを有し、
    前記複数の受信部は、前記データ処理装置が前記省電力状態で動作するときは前記第1の受信状態となり、前記データ処理装置が前記稼動状態で動作するときは前記第2の受信状態となることを特徴とするデータ処理装置の制御方法。
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