JP2006073064A - 基体および情報記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】相対的に厚さが薄い板部材の表面から突出した円筒状のボス部を有しその板部材を貫通しそのボス部先端まで繋がった通路が設けられた取付部材が取付けられる、相対的に厚さが厚い基体等に関し、およびその基体をキャリッジアームとして有する情報記憶装置に関する。ボス部が球体の通過方向に大きく塑性変形することを抑える。
【解決手段】ボス部172が嵌入される、厚さ方向に貫通した貫通孔162を有し、取付部材170が、貫通孔162にボス部172を嵌入させた状態で通路173の径よりも大きな径の球体550を通路173を通過させることでボス部172を塑性変形させて基体にカシメられるものであり、貫通孔162は、取付部材170が基体160にカシメられる際、塑性変形するボス部172の一部を通路173の径方向へ逃がす逃がし部1620を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、相対的に厚さが薄い板部材の表面から突出した円筒状のボス部を有しその板部材を貫通しそのボス部先端まで繋がった通路が設けられた取付部材が取付けられる、相対的に厚さが厚い基体、およびその基体をキャリッジアームとして有する情報記憶装置に関する。
アクチュエータからの駆動力を受けて磁気ディスクの表面に沿って移動するキャリッジアームと、磁気ディスクに対する記録および再生のうち少なくともいずれか一方を行う磁気ヘッドが先端に配備されたサスペンションアームとはスペーサを介して接続されるのが一般的である。スペーサを介する場合、例えば、スペーサの一端にサスペンションアームをレーザ溶接等によって取り付けておき、スペーサの他端をキャリッジアームに取り付ける。従来より、2つの部材を強固に接続する手段の一つとして一方の部材を他方の部材にカシメることが知られており(例えば、特許文献1参照)、スペーサをキャリッジアームに取り付ける際にもスペーサをキャリッジアームにカシメることが行われている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載された技術では、板部材の表面から突出した円筒状のボス部を有するスペーサが用いられている。この特許文献2に記載されたスペーサには、板部材を貫通しボス部先端まで繋がった通路が設けられている。一方、特許文献2に記載されたキャリッジアームには厚さ方向に貫通した貫通孔が設けられている。特許文献2には、いわゆるボールカシメと称される技術が紹介されており、キャリッジアームの貫通孔にスペーサのボス部を嵌入させた状態で、スペーサに設けられた通路の径よりも大きな径の球体(ボール)をその通路を通過させることでボス部を塑性変形させ、スペーサをキャリッジアームにカシメている。
ところで、ボス部が球体の通過方向に大きく塑性変形すると板部材までもが球体の通過方向に引っ張られ、スペーサに取り付けられたサスペンションアームが傾斜し先端が持ち上がってしまうことがある。そこで、特許文献2に記載された技術では、ボス部が球体の通過方向に大きく塑性変形することを抑えるためスペーサ側に工夫を凝らしている。すなわち、板部材の、ボス部近傍に孔を設けたり、あるいは突出したボス部の周壁の一部を突出方向に切り欠いて、ボス部が球体の通過方向に大きく塑性変形することを抑えている。
特開昭55−1195号公報 特開2001−353539号公報
しかしながら、スペーサの板部材の厚さは、キャリッジアームの厚さよりも遙かに薄く、板部材に特許文献2に記載されたような孔を設けると、スペーサの強度が低下してしまう。また、ボス部に切欠きを設けるとボス部自体の強度が低下してしまう。このため、組立て時にスペーサの板部材を曲げないように、あるいはボス部を潰さないようにスペーサの取り扱いを必要以上に注意しなければならず、取り扱い性が悪化してしまうという問題が生じる。
この問題は、キャリッジアームに取り付けるスペーサに限らず、基体に取り付けられる取付部材一般に通じる問題であり、スペーサの板部材よりも厚い基体側で、ボス部が球体の通過方向に大きく塑性変形することを抑える技術の提供が待たれている。
本発明は上記事情に鑑み、ボス部が球体の通過方向に大きく塑性変形することを抑えることができる基体、およびその基体をキャリッジアームとして有する情報記憶装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を解決する本発明の基体は、相対的に厚さが薄い板部材の表面から突出した円筒状のボス部を有しその板部材を貫通しそのボス部先端まで繋がった通路が設けられた取付部材が取付けられる、相対的に厚さが厚い基体において、
上記ボス部が嵌入される、厚さ方向に貫通した貫通孔を有し、
上記取付部材が、上記貫通孔に上記ボス部を嵌入させた状態で上記通路の径よりも大きな径の球体をその通路を通過させることでそのボス部を塑性変形させて上記基体にカシメられるものであり、
上記貫通孔は、上記取付部材が上記基体にカシメられる際、塑性変形する上記ボス部の一部を上記通路の径方向へ逃がす逃がし部を有するものであることを特徴とする。
本発明の基体によれば、上記貫通孔が上記逃がし部を有するものであることにより、上記ボス部が逃げ場を失って上記球体の通過方向へ塑性変形することが抑えられる。
また、本発明の基体において、上記貫通孔が、上記ボス部の外周径に対応した径の大円と、その大円よりも小さな小円とを互いの円弧が交差するように重ね合わせた形状の孔であり、その小円の、その大円から外れた部分が上記逃がし部として作用するものであることが好ましい。
こうすることで、上記逃がし部が円弧状の壁で画定した部分になり、強度が高まる。
ここで、上記貫通孔が、楕円形状の孔であり、長径方向両端部分が上記逃がし部として作用するものであってもよい。
また、本発明の基体において、この基体が、後端側を回動支点にしてアクチュエータからの駆動力を受けて先端側が所定の情報記憶媒体の表面に沿って回動するキャリッジアームであって、
上記取付部材は、所定の情報記憶媒体に対する情報記録および情報再生のうち少なくともいずれか一方を行うヘッドが先端に配備されたサスペンションアームの後端が、長手方向一端側に取り付けられ、その一端側に対する他端側が上記キャリッジアーム先端側に取り付けられるスペーサであってもよい。
上記基体をキャリッジアームとし上記取付部材をスペーサとした場合、上記貫通孔が、上記ボス部の外周径に対応した径の円から上記キャリッジアーム先端に向けて突出した突出空間を有するものであり、その突出空間が上記逃がし部として作用するものであるこが好ましい。
こうすることで、上記スペーサの板部材の、上記長手方向一端側が球体の通過方向に引っ張られることを確実に抑えることができ、その結果、上記長手方向一端側に取り付けられたサスペンションアームが傾斜し先端が持ち上がってしまうことが防止される。
またこの場合、上記貫通孔が、取り付けられるスペーサの長手方向に長径方向を一致させた楕円形状の孔であり、その長径方向の両側部分が上記逃がし部として作用するものであってもよい。
上記目的を解決する本発明の情報記憶装置は、所定の情報記憶媒体に対する情報記録および情報再生のうち少なくともいずれか一方を行うヘッドと、
上記ヘッドが上記情報記憶媒体に対して近接あるいは接触するようにそのヘッドを保持するサスペンションアームと、
アクチュエータからの駆動力を受けて上記情報記憶媒体の表面に沿って移動するキャリッジアームと、
一端が上記サスペンションアームに取り付けられるとともにその一端に対する他端が上記キャリッジアームに取り付けられたものであって、上記キャリッジアームの厚さよりも薄い板部材の表面から突出した円筒状のボス部を有しその板部材を貫通しそのボス部先端まで繋がった通路が設けられたスペーサとを備え、
上記キャリッジアームが、上記ボス部が嵌入された、厚さ方向に貫通した貫通孔を有するものであり、
上記スペーサが、上記キャリッジアームに取り付けられる際、上記貫通孔に上記ボス部を嵌入させた状態で上記通路の径よりも大きな径の球体をその通路を通過させることでそのボス部を塑性変形させて上記キャリッジアームにカシメられたものであり、
上記貫通孔は、上記スペーサが上記キャリッジアームにカシメられる際、塑性変形する上記ボス部の一部を上記通路の径方向へ逃がす逃がし部を有するものであることを特徴とする。
本発明によれば、ボス部が球体の通過方向に大きく塑性変形することを抑えることができる基体、およびその基体をキャリッジアームとして有する情報記憶装置を提供することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る情報記録装置の一実施形態であるハードディスクドライブを示す図である。
図1に示すハードディスクドライブ100のハウジング110には、回転軸120に装着されて回転する磁気ディスク130と、磁気ディスク130に対して情報記録と情報再生を行う磁気ヘッド141と、先端にその磁気ヘッド141が配備されたサスペンションアーム150が収容されている。磁気ヘッド141はスライダに搭載された状態でサスペンションアーム150に配備されている。また、このハウジング110には、後端側を回動支点160aにして先端側が磁気ディスク130表面に沿って回動するキャリッジアーム160と、そのキャリッジアーム160を駆動するアクチュエータ180も収容されている。サスペンションアーム150とキャリッジアーム160はスペーサ170を介して接続されており、キャリッジアーム160が回動すると、図中の矢印が示すように磁気ヘッド141が磁気ディスク130表面に沿って移動する。なお、ハウジング110の内部空間は、図示しないカバーによって閉鎖される。
本実施形態のハードディスクドライブ100には、回転軸120に複数枚の磁気ディスク130が配備されており、各磁気ディスク130毎に、先端に磁気ヘッド141が配備されたサスペンションアーム150が備えられている。
図2は、スペーサによって接続されたサスペンションアームとキャリッジアームを側方から見たときの様子を模式的に表した図である。
この図2には、3本のサスペンションアーム150が示されており、それらの各先端には、磁気ヘッドを搭載したスライダ140が保持されている。1つのキャリッジアーム160には、2本のサスペンションアーム150がキャリッジアーム160の先端部分を挟み込むようにスペーサ170を介して取り付けられており、キャリッジアーム160の先端部分は2枚のスペーサ170によって挟み込まれている。スペーサ170はキャリッジアーム160よりは薄くサスペンションアーム150よりは厚い板部材171を有する。この板部材171の長手方向一端側(図2では左端側)には、サスペンションアーム150の後端がレーザ溶接によって取り付けられている。また、板部材171の、長手方向一端に対する他端側(図2では右端側)は、キャリッジアーム160の先端部分に取り付けられている。キャリッジアーム160に取り付けられた板部材171では、サスペンションアーム150が取り付けられた面とは反対側の面がキャリッジアーム160に接している。
図1に示す磁気ディスク130への情報の記録および磁気ディスク130に記憶された情報の再生にあたっては、磁気回路で構成されたアクチュエータ180によってキャリッジアーム160が駆動され、不図示の圧電アクチュエータによってスライダ140が駆動されて、スライダ140に搭載された磁気ヘッド141が、回転する磁気ディスク130上の所望のトラックに位置決めされる。磁気ヘッド141は、磁気ディスク130の回転に伴って、磁気ディスク130の各トラックに並ぶ各微小領域に順次近接する。情報の記録時には、このように磁気ディスク130に近接した磁気ヘッド141に電気的な記録信号が入力され、磁気ヘッド141により、その記録信号に応じてそれらの各微小領域に磁界が印加されて、その記録信号に担持された情報が各微小領域の磁化方向として記録される。また、情報の再生時には、磁気ヘッド141によって、各微小領域の磁化方向として記録された情報が、それらの磁化それぞれが発生する磁界に応じた電気的な再生信号として取り出される。
続いて、スペーサ170の、キャリッジアーム160への取付けについて説明する。
図3は、キャリッジアームへ2枚のスペーサをセットする様子を示す図である。
図3に示すスペーサ170の板部材171の形状は、先端が先細になった細長い形状である。この板部材171は後端側に、板部材表面から突出した円筒状のボス部172を有する。図3に示すスペーサ170には、板部材171を貫通しボス部172先端まで繋がった通路173が設けられている。
一方、図3に示すキャリッジアーム160の先端部分161には、厚さ方向に貫通した貫通孔162が設けられている。この貫通孔162の形状は、円筒状のボス部172の外径よりもほんの僅かに大きな径の大円1621と、その大円1621よりも遙かに小さな径の小円1622を互いの円弧が交差するように重ね合わせた形状であり、図3に示す貫通孔162は、キャリッジアーム160の先端に向かって突出した突出空間1620を有する。この突出空間1620は、小円1622の、大円1621から外れた部分の空間に相当する。したがって、突出空間1620を画定する壁は円弧状であり強度が高い。なお、突出空間1620を画定する壁は直線状であってもよい。
2枚のスペーサ170は、キャリッジアーム160の先端部分を厚み方向に挟み込むように、各ボス部172を貫通孔162に嵌入させることでキャリッジアーム160にセットされる。
図4は、キャリッジアームにセットされた2枚のスペーサをキャリッジアームに固着させる様子を示す図である。
まず、2枚のスペーサ170がセットされたキャリッジアーム160を、厚さ方向からくさび510によって挟み込んだ状態で、図4では上方に示されるプレスクランプ520と下方に示されるプレスクランプ受け530との間に配置する。続いて、プレスクランプ520側からプレス圧力をかけ、ベアリングボールからなるカシメボール550を、カシメピン540によって下方へ押し出しスペーサ170に設けられた通路173を通過させる。カシメボール550は、スペーサ170の通路173の径よりも大きな径の球体であり、カシメボール550がその通路173を通過することでスペーサ170のボス部172が塑性変形し、スペーサ170はキャリッジアーム160にカシメられる。この図4には、図3に示す貫通孔162に設けられた突出空間1620も示されている。
次いで、突出空間1620が設けられた貫通孔162を有するキャリッジアーム160にスペーサ170がカシメられる際、ボス部172に加わる力について説明する。まずここでは、突出空間1620が設けられていない貫通孔を有するキャリッジアーム160にスペーサ170がカシメられる例について、今まで説明した構成要素と同じ名称の構成要素にはこれまで用いた符号を付して説明する。
図5は、突出空間が設けられていない貫通孔を有するキャリッジアームと、図3に示すスペーサとを模式的に示す図である。
図5に示すキャリッジアーム160の先端部分161には、スペーサ170の後端側に設けられたボス部172の外径よりもほんの僅かに大きな径の円(図3に示す大円1621)形状の貫通孔162が設けられている。なお、スペーサ170の先端には、サスペンションアーム150が取り付けられている。この図5に示すキャリッジアーム160にスペーサ170がカシメられる際、ボス部172には放射状に均等な力が作用する(図5中の矢印参照)。
図6は、図5に示すキャリッジアームにスペーサがカシメられる際、ボス部に加わる力をベクトル解析した図である。
図4に示すカシメピン540がカシメボール550を押す力をF0とすると、カシメボール550が通過する際そのカシメボール550からボス部172が受ける力Fは、F=F0×cosθとなる。なお、カシメボール550の半径をr1とし通路173の半径をr2とすると、sinθ=r2/r1であることからcosθ=(r12−r221/2/r1で表される。
また、ボス部172にかかるカシメボール550の通過方向の力Fzは、
Fz=F×cosθ=F0×cos2θ 式1
となる。
図7は、図3に示す突出空間が設けられた貫通孔を有するキャリッジアームにスペーサがカシメられた後の状態をベクトル解析した図である。
スペーサ170がキャリッジアーム160にカシメられる際、塑性変形するボス部172の一部は、図3に示す突出空間1620に逃げ込み、通路173の径方向にΔx変位する。したがって、図3に示す突出空間1620は、本発明にいう逃がし部の一例に相当する。
ボス部172の一部が通路173の径方向にΔx変位した場合には、ボス部172にかかるカシメボール550の通過方向の力Fz’は、
Fz’=F’×cosθ’=F0×cos2θ’ 式2
となる。なお、cosθ’={r12−(r2+Δx)21/2/r1で表される。
したがって、上記式1と式2より、
Fz’=Fz×cos2θ’/cos2θ=Fz×{r12−(r2+Δx)2}/(r12−r22) 式3
となる。
図8は、Fz’/FzとΔxの関係を示したグラフである。
この図8に示す関係は、カシメボール550の半径の90%の半径を有する通路173が設けられたスペーサをキャリッジアーム160にカシメる際の関係である。図8に示すグラフの横軸はΔx(単位mm)を表し、縦軸は上記式3から導き出せるFz’/Fzの値である。
図8に示すグラフからわかるように、Δxが大きくなるとFz’/Fzの値は低減している。ここで、Δxは図3に示す突出空間1620の、キャリッジアーム160の先端に向かって突出した突出量に相当する。したがって、突出空間1620の、キャリッジアーム160の先端に向かって突出した突出量を大きくすればするほど、ボス部172にかかるカシメボール550の通過方向の力は小さくなることがわかる。ボス部172にかかるカシメボール550の通過方向の力が小さくなれば、ボス部172がカシメボール550の通過方向に大きく塑性変形することが抑えられる。しかも、図3に示す突出空間1620は、サスペンションアーム150の延在方向に突出した空間であるため、スペーサ170が有する板部材171の、サスペンションアーム150が取り付けられている前端側がカシメボール550の通過方向に引っ張られることを確実に抑えることができ、その結果、サスペンションアーム150が傾斜し先端が持ち上がってしまうことが防止される。
続いて、本実施形態の変形例について説明する。以下説明する変形例は、貫通孔162の形状を変えた例であり、今まで説明した構成要素と同じ名称の構成要素にはこれまで用いた符号を付して説明する。
図9は、楕円形状の貫通孔が設けられたキャリッジアームと、図3に示すスペーサとを模式的に示す図である。
この図9には、スペーサ170の長手方向(図中の矢印参照)に延びるサスペンションアーム150の一部が示されている。図9に示すキャリッジアーム160には、スペーサ170に設けられたボス部172の外径よりもほんの僅かに大きな径を短径とし、取り付けられるスペーサ170の長手方向に長径方向を一致させた楕円形状の貫通孔162が設けられている。図9に示す貫通孔162にボス部172を嵌入させた際、長径方向の両側部分1625に隙間が生じる。スペーサ170がキャリッジアーム160にカシメられる際、塑性変形するボス部172の一部は、この隙間に逃げ込む。したがって、図9に示す貫通孔162の長径方向両側部分1625が、本発明にいう逃がし部の一例に相当する。
図10は、2つの貫通孔が設けられたキャリッジアームと、図3に示すスペーサとを模式的に示す図である。
図9に示すキャリッジアーム160には、取り付けられるスペーサ170の長手方向に2つの真円状の貫通孔162a,162bが近接して設けられている。キャリッジアーム160の先端から離れた貫通孔162aの径は、円筒状のボス部172の外径よりもほんの僅かに大きな径であり、キャリッジアーム160の先端に近い貫通孔162bの径は、ボス部172の外径より遙かに小さな径である。スペーサ170のボス部172は、径の大きなを貫通孔162aに嵌入され、カシメボールがスペーサの通路を通過する際、2つの貫通孔162a、162bの間が破断し両者とは一体となる。すなわち、図3に示す貫通孔162の形状に似た形状になる。塑性変形するボス部172の一部は、径の小さな貫通孔162bに逃げ込む。
以上、ここではハードディスクドライブ100を例にあげて説明したが、本発明のうちの基体は、取付部材がカシメられるものに広く適用することができる。また、図3に示す突出空間1620の突出方向や、図9に示す楕円形状の貫通孔162の長径方向は、取付部材の長手方向に限定されるものではない。
以下、本発明の各種態様を付記する。
(付記1)
相対的に厚さが薄い板部材の表面から突出した円筒状のボス部を有し該板部材を貫通し該ボス部先端まで繋がった通路が設けられた取付部材が取付けられる、相対的に厚さが厚い基体において、
前記ボス部が嵌入される、厚さ方向に貫通した貫通孔を有し、
前記取付部材が、前記貫通孔に前記ボス部を嵌入させた状態で前記通路の径よりも大きな径の球体を該通路を通過させることで該ボス部を塑性変形させて前記基体にカシメられるものであり、
前記貫通孔は、前記取付部材が前記基体にカシメられる際、塑性変形する前記ボス部の一部を前記通路の径方向へ逃がす逃がし部を有するものであることを特徴とする基体。
(付記2)
前記貫通孔が、前記ボス部の外周径に対応した径の大円と、該大円よりも小さな小円とを互いの円弧が交差するように重ね合わせた形状の孔であり、該小円の、該大円から外れた部分が前記逃がし部として作用するものであることを特徴とする付記1記載の基体。
(付記3)
前記貫通孔が、楕円形状の孔であり、長径方向両端部分が前記逃がし部として作用するものであることを特徴とする付記1記載の基体。
(付記4)
この基体が、後端側を回動支点にしてアクチュエータからの駆動力を受けて先端側が所定の情報記憶媒体の表面に沿って回動するキャリッジアームであって、
前記取付部材は、所定の情報記憶媒体に対する情報記録および情報再生のうち少なくともいずれか一方を行うヘッドが先端に配備されたサスペンションアームの後端が、長手方向一端側に取り付けられ、該一端側に対する他端側が前記キャリッジアーム先端側に取り付けられるスペーサであることを特徴とする付記1記載の基体。
(付記5)
前記貫通孔が、前記ボス部の外周径に対応した径の円から前記キャリッジアーム先端に向けて突出した突出空間を有するものであり、該突出空間が前記逃がし部として作用するものであることを特徴とする付記4記載の基体。
(付記6)
前記貫通孔が、取り付けられるスペーサの長手方向に長径方向を一致させた楕円形状の孔であり、該長径方向の両側部分が前記逃がし部として作用するものであることを特徴とする付記5記載の基体。
(付記7)
所定の情報記憶媒体に対する情報記録および情報再生のうち少なくともいずれか一方を行うヘッドと、
前記ヘッドが前記情報記憶媒体に対して近接あるいは接触するように該ヘッドを保持するサスペンションアームと、
アクチュエータからの駆動力を受けて前記情報記憶媒体の表面に沿って移動するキャリッジアームと、
一端が前記サスペンションアームに取り付けられるとともに該一端に対する他端が前記キャリッジアームに取り付けられたものであって、前記キャリッジアームの厚さよりも薄い板部材の表面から突出した円筒状のボス部を有し該板部材を貫通し該ボス部先端まで繋がった通路が設けられたスペーサとを備え、
前記キャリッジアームが、前記ボス部が嵌入された、厚さ方向に貫通した貫通孔を有するものであり、
前記スペーサが、前記キャリッジアームに取り付けられる際、前記貫通孔に前記ボス部を嵌入させた状態で前記通路の径よりも大きな径の球体を該通路を通過させることで該ボス部を塑性変形させて前記キャリッジアームにカシメられたものであり、
前記貫通孔は、前記スペーサが前記キャリッジアームにカシメられる際、塑性変形する前記ボス部の一部を前記通路の径方向へ逃がす逃がし部を有するものであることを特徴とする情報記憶装置。
本発明に係る情報記録装置の一実施形態であるハードディスクドライブを示す図である。 スペーサによって接続されたサスペンションアームとキャリッジアームを側方から見たときの様子を模式的に表した図である。 キャリッジアームへ2枚のスペーサをセットする様子を示す図である。 キャリッジアームにセットされた2枚のスペーサをキャリッジアームに固着させる様子を示す図である。 突出空間が設けられていない貫通孔を有するキャリッジアームと、図3に示すスペーサとを模式的に示す図である。 図5に示すキャリッジアームにスペーサがカシメられる際、ボス部に加わる力をベクトル解析した図である。 図3に示す突出空間が設けられた貫通孔を有するキャリッジアームにスペーサがカシメられた後の状態をベクトル解析した図である。 Fz’/FzとΔxの関係を示したグラフである。 楕円形状の貫通孔が設けられたキャリッジアームと、図3に示すスペーサとを模式的に示す図である。 2つの貫通孔が設けられたキャリッジアームと、図3に示すスペーサとを模式的に示す図である。
符号の説明
100 ハードディスクドライブ
130 磁気ディスク
141 磁気ヘッド
150 サスペンションアーム
160 キャリッジアーム
170 スペーサ
171 板部材
172 ボス部
173 通路
162 貫通孔
1621 大円
1622 小円
1620 突出空間
550 カシメボール

Claims (5)

  1. 相対的に厚さが薄い板部材の表面から突出した円筒状のボス部を有し該板部材を貫通し該ボス部先端まで繋がった通路が設けられた取付部材が取付けられる、相対的に厚さが厚い基体において、
    前記ボス部が嵌入される、厚さ方向に貫通した貫通孔を有し、
    前記取付部材が、前記貫通孔に前記ボス部を嵌入させた状態で前記通路の径よりも大きな径の球体を該通路を通過させることで該ボス部を塑性変形させて前記基体にカシメられるものであり、
    前記貫通孔は、前記取付部材が前記基体にカシメられる際、塑性変形する前記ボス部の一部を前記通路の径方向へ逃がす逃がし部を有するものであることを特徴とする基体。
  2. 前記貫通孔が、前記ボス部の外周径に対応した径の大円と、該大円よりも小さな小円とを互いの円弧が交差するように重ね合わせた形状の孔であり、該小円の、該大円から外れた部分が前記逃がし部として作用するものであることを特徴とする請求項1記載の基体。
  3. この基体が、後端側を回動支点にしてアクチュエータからの駆動力を受けて先端側が所定の情報記憶媒体の表面に沿って回動するキャリッジアームであって、
    前記取付部材は、所定の情報記憶媒体に対する情報記録および情報再生のうち少なくともいずれか一方を行うヘッドが先端に配備されたサスペンションアームの後端が、長手方向一端側に取り付けられ、該一端側に対する他端側が前記キャリッジアーム先端側に取り付けられるスペーサであることを特徴とする請求項1記載の基体。
  4. 前記貫通孔が、前記ボス部の外周径に対応した径の円から前記キャリッジアーム先端に向けて突出した突出空間を有するものであり、該突出空間が前記逃がし部として作用するものであることを特徴とする請求項3記載の基体。
  5. 所定の情報記憶媒体に対する情報記録および情報再生のうち少なくともいずれか一方を行うヘッドと、
    前記ヘッドが前記情報記憶媒体に対して近接あるいは接触するように該ヘッドを保持するサスペンションアームと、
    アクチュエータからの駆動力を受けて前記情報記憶媒体の表面に沿って移動するキャリッジアームと、
    一端が前記サスペンションアームに取り付けられるとともに該一端に対する他端が前記キャリッジアームに取り付けられたものであって、前記キャリッジアームの厚さよりも薄い板部材の表面から突出した円筒状のボス部を有し該板部材を貫通し該ボス部先端まで繋がった通路が設けられたスペーサとを備え、
    前記キャリッジアームが、前記ボス部が嵌入された、厚さ方向に貫通した貫通孔を有するものであり、
    前記スペーサが、前記キャリッジアームに取り付けられる際、前記貫通孔に前記ボス部を嵌入させた状態で前記通路の径よりも大きな径の球体を該通路を通過させることで該ボス部を塑性変形させて前記キャリッジアームにカシメられたものであり、
    前記貫通孔は、前記スペーサが前記キャリッジアームにカシメられる際、塑性変形する前記ボス部の一部を前記通路の径方向へ逃がす逃がし部を有するものであることを特徴とする情報記憶装置。
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