JP2006071206A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エアフィルタの自動清掃機能を備えた空気調和機において、エアフィルタに付着したゴミを確実に除去でき、除去したゴミを周囲に飛散させることなく保管できるようにする。
【解決手段】 室内機ユニットの内部に配置されるフィルタ清掃部300の内部に、エアフィルタの一方の面に接触する上ブラシ344a,344bと、エアフィルタ5の他方の面に接触する下ブラシ322a,322bとを対向して配置してなる清掃ユニット300A,300Bをフィルタ清掃部300のフィルタ出入口350a,350bにそれぞれ配置する。
【選択図】 図3

Description

本発明は汚れたエアフィルタを自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備えた空気調和機に関し、さらに詳しく言えば、エアフィルタに付着したゴミを周囲に飛散させることなく確実に除去することができるフィルタ清掃機能を備えた空気調和機に関する。
空気調和機(室内ユニット)には、空気吸込口から内部にゴミが流入するのを防止するための防塵用のエアフィルタが取り付けられている。通常、このエアフィルタは室内ユニットに着脱可能に取り付けられており、その清掃は使用者が時期を見て適宜行うようにしている。
しかしながら、空気調和機は一般的に室内の高所に設けられているため、エアフィルタの取り外し作業は面倒であり、特に高齢者や女性にとっては困難な作業となる。そこで、本出願人はエアフィルタの清掃作業を自動化した空気調和機を提案している。
その一例として、特許文献1に記載の発明においては、エアフィルタを移動可能にするとともに、室内ユニット内にダストボックスに清掃ブラシを内蔵させたエアフィルタ清掃部を設け、そのダストボックス内にエアフィルタを通過させることにより、自動的にエアフィルタの清掃が行われるようにしている。
これによれば、人手を煩わすことなくエアフィルタを清掃することができるが、ダストボックス内にエアフィルタを通過させて、それに付着しているゴミをブラシにより掻き落とす構造であるため、掻き落としたゴミがエアフィルタの移動に伴ってダストボックスから持ち出されるおそれがある。
これを防止するため、特許文献1に記載の発明では、ダストボックスのフィルタ出入口にスクレーパを設けている。このスクレーパは、エアフィルタの移動を検知してエアフィルタの往動時は開き、エアフィルタの復動時には閉じるようになっているが、その開閉構造が複雑であるため、部品コストや組立作業性の点で好ましくない。
また、特許文献1に記載の発明では、フィルタとブラシの接触抵抗の少ないフィルタとフレームとを一体成型した特別なフィルタを用いているが、エアフィルタを一体成型品にした場合、成型コストが高い。また、エアフィルタが厚くなるため、通風抵抗が高くなりやすい。
これらの問題を解決するためには、従来式の網目シートの張ったエアフィルタを用いることにより解消されるが、網目シートを用いた場合、ブラシが網目に引っ掛かりやすく接触抵抗が大きくなりすぎる。よって、フィルタを動かすために高トルクのモータが必要になる。
特開2004−28487号公報
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、簡単な構成でありながら、エアフィルタに付着したゴミを確実に除去でき、除去したゴミを周囲に飛散させることなく確実に保管しておくことができるフィルタ清掃機能を備えた空気調和機を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。まず請求項1に記載の発明は、空気吸込口と空気吹出口とを有し、上記空気吸込口の内側にエアフィルタが配置されている室内機筐体を備え、上記室内機筐体内に、上記エアフィルタの一部分の表裏両面を囲む清掃ケースを備えたフィルタ清掃部と、上記エアフィルタもしくは上記フィルタ清掃部のいずれか一方を移動させる清掃時駆動手段とが設けられており、上記清掃時駆動手段にて上記エアフィルタと上記フィルタ清掃部とを相対的に移動させて上記エアフィルタを清掃する空気調和機において、上記フィルタ清掃部は、上記清掃ケースの一方のフィルタ出入口側に配置された第1清掃ユニットと、上記清掃ケースの他方のフィルタ出入口側に配置された第2清掃ユニットとを備え、上記各清掃ユニットの間がゴミ回収部に割り当てられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記各清掃ユニット内には上記エアフィルタに接触する清掃ブラシが含まれており、上記各清掃ブラシはともに上記ゴミ回収部側に傾斜付けられた傾斜ブラシであることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記各清掃ブラシは、上記エアフィルタの一方の面に接触する上ブラシと、上記エアフィルタの他方の面に接触する下ブラシとを含み、上記上ブラシと上記下ブラシとを上記エアフィルタを挟んで対向的に配置してなることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1,2または3において、上記清掃ケース内には、上記上ブラシと上記下ブラシの少なくとも一方を上記エアフィルタ側に向けて押圧する押圧手段が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項3ないし4のいずれか1項において、上記清掃ケースは開閉可能に組み合わされたボトムカバーとトップカバーとを備え、上記各清掃ユニットに含まれる2つの下ブラシはそれぞれボトムカバー側に支持され、上記各清掃ユニットに含まれる2つの上ブラシはそれぞれ上記トップカバー側に支持されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、上記請求項5において、上記一方の上ブラシは上記トップカバーに軸支された第1回動アームに支持され、上記他方の上ブラシは上記トップカバーに軸支された第2回動アームに支持されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、上記請求項6において、上記第1回動アームの上記トップカバーに対する軸支点が上記他方の上ブラシ側に配置され、上記第2回動アームの上記トップカバーに対する軸支点が上記一方の上ブラシ側に配置されていることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、上記請求項4において、上記押圧手段として、上記エアフィルタの移動方向に応じて選択的に動作する押圧カムが用いられることを特徴としている。
請求項1および3に記載の発明によれば、清掃ケースの各フィルタ出入口に対向的に配置された上ブラシと下ブラシとを含む清掃ユニットがそれぞれ設けられていることにより、エアフィルタの出入りによって除去されたゴミが再び清掃ケース外へと持ち出されることを確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、各清掃ユニットにおける上ブラシと上記下ブラシはともにゴミ回収部側(反フィルタ出入口側)に傾斜付けられた傾斜ブラシであるため、入り口側のブラシでは取りきれなかったゴミの一部が出口側のブラシで掻き落とされる。
請求項4に記載の発明によれば、上ブラシと下ブラシの少なくとも一方が押圧手段によりエアフィルタ側に向けて押圧されるため、エアフィルタの移動方向に対して順目となるブラシについてはエアフィルタに対する密着性がより高められ、逆目となるブラシについてはエアフィルタからの浮きを押さえることができる。
請求項5に記載の発明によれば、清掃ケースが開閉可能に組み合わされたボトムカバーとトップカバーとから構成され、下ブラシはボトムカバー側に支持され、上ブラシはトップカバー側に支持されるようにしたことにより、エアフィルタに対する清掃ケースの着脱を容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、一方の上ブラシと他方の上ブラシとが、それぞれ第1回動アームと第2回動アームとによりトップカバーに支持されているため、清掃ケースを開いて回収したゴミを捨てる際、上ブラシを邪魔にならない位置に動かすことができ、清掃ケース内をきれにい掃除することができる。
請求項7に記載の発明によれば、第1回動アームのトップカバーに対する軸支点が他方の上ブラシ側に配置され、これに対して第2回動アームのトップカバーに対する軸支点が一方の上ブラシ側に配置されているため、ブラシを回動アームを介してトップカバーに支持させる場合、清掃ケースの幅をより狭くすることができる。
請求項8に記載の発明によれば、ブラシの押圧手段として、エアフィルタの移動方向に応じて選択的に動作する押圧カムを用いることにより、エアフィルタに対するブラシ圧をより適切にコントロールすることができる。
次に、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は本発明による空気調和機(室内機ユニット)の一例を示す断面図である。
この室内機ユニット1は、図示しない取付金具を介して壁面に据え付けられるベースパネル100と、ベースパネル100の上面から前面に掛けてを覆うようにベースパネル100に取り付けられる上面パネル200とを備えており、いずれも合成樹脂の成型品からなる。
ベースパネル100は、壁面に沿って平行な背面パネル110と、背面パネル110の下端から前面に向けて張り出すように形成されたアンダーパネル120とを含み、全体が断面L字状に形成されている。
このベースパネル100には、送風ファンとしてのクロスフローファン2,熱交換器ユニット3およびドレンパン4などが格納されている。ベースパネル100の両端には熱交換器ユニット3を支持する側板(図示しない)が左右一対に設けられており、この側板の間に熱交換器ユニット3が掛け渡されている。
この例において、熱交換器ユニット3は3つの熱交換器ユニット31〜33をほぼラムダ(Λ)型に組み合わせて連結したものからなり、クロスフローファン2の上部を覆うように取り付けられている。
前面側熱交換器ユニット31,32と背面側熱交換器ユニット33とは、その頂部が連結板34によって連結されている。連結板34は、吸い込まれる空気が熱交換器ユニット3をバイパスしないようにするための封止板としても機能している。ベースパネル100の一方の側板の隣には、室内機ユニット1を駆動するための各種電源装置や電子部品などが格納された電装品箱(図示しない)が設けられている。
背面パネル110には、背面側熱交換器ユニット32によって生成されるドレン水を受け止める露受け部111が形成されており、露受け部111の背面下部には、各種配管や電線などが収納される収納部112が設けられている。
アンダーパネル120には、クロスフローファン2の送風作用によって空気を室内に向けて送出するための空気吹出口121が形成されている。空気吹出口121には、空気の吹出方向を変えるための上下風向板および左右風向板のほかに、例えば急速暖房もしくは急速冷房運転時に床方向に向かって開くディフューザー(ともに図示しない)が設けられてよい。
ベースパネル100には熱交換器ユニット3を覆うように上面パネル200が取り付けられる。上面パネル200は後端側に設けられた図示しない係止爪を介してベースパネル100の背面パネル110の上端に固定され、先端がアンダーパネル120の先端側に向かってアーチ状に掛け渡されている。
この例によると、上面パネル200にはほぼ全面にわたって空気吸込口210が設けられている。空気吸込口210はグリル桟状に形成されてよく、その開口面積は熱交換器ユニット3の上部投影面積よりも大きいことが好ましい。
この例において、上面パネル200の前面には、室内ユニットの外に向けて移動するエアフィルタによって押し開かれる開閉パネル220が設けられている。開閉パネル220は上端側を中心に回転可能に軸支されており、エアフィルタ5の往方向移動時(室内ユニットの外に向けて排出される移動時)には、他端側がエアフィルタ5によって持ち上げられ、これによりエアフィルタ5が室内ユニットの外に引き出される。
図2に示すように、上面パネル200の前面にはさらに、フィルタ駆動手段としての駆動モータ(図示しない)が設けられており、上面パネル200の一部には駆動モータに連結された駆動ギア6の一部が露出している。駆動モータは制御手段によって制御されている。
上面パネル200の内側(熱交換器30側)には空気中のゴミを捕捉するためのエアフィルタ5が空気吸込口210に沿って配置されている。エアフィルタ5の裏面側(熱交換器3側)には、上記駆動ギア6に噛み合わされるラックギア(図示しない)が設けられており、このラックギアと駆動ギア6の組み合わせによってエアフィルタ5が往復動する。
この例において、エアフィルタ5には合成樹脂製のフレームにネット状のフィルタシートを貼り合わせたものが用いられるが、空気調和機に用いられている一般的なエアフィルタであってもよい。
上面パネル200と開閉パネル220との間には、エアフィルタ5に付着したゴミを除去するフィルタ清掃部300が設けられている。この例において、室内機ユニット1には2枚のエアフィルタ5が設置されており、これに伴いフィルタ清掃部300も2箇所に設置されているが、各フィルタ清掃部300はいずれも同じ構成であるため、その一方について説明する。
図3および図4を参照して、フィルタ清掃部300は上面パネル200側に載置されるボトムカバー310と、同ボトムカバー310に被せられるトップカバー330とからなるダストボックスを備えている。ダストボックスを合成樹脂製とする場合には、その樹脂材に防かび剤や抗菌剤などを含有させることが好ましい。
ボトムカバー310とトップカバー330は、図4に示すように、一端側がヒンジ部301を介して連結され他端側が開閉可能である。図2に示すように、トップカバー330の両端には、ボトムカバー310に対するスライド式のロックレバー302が設けられている。
ボトムカバー310は、内部にゴミを収納可能な収納スペース311を有する細長いペン皿状に形成されている。ボトムカバー310は少なくともエアフィルタ5の幅よりも長い長さを備えている。ボトムカバー310の内部には、エアフィルタ5の裏面側(熱交換器側)に接触する一対の第1清掃部320a,320bが設けられている。
ボトムカバー310の底部には、ブラシ台321a,321bが一体的に形成されており、第1清掃部320a,320bは、実質的に上記ブラシ台321a,321bに植設された下ブラシ322a,322bからなる。第1清掃部320a,320bの間にゴミ回収部としての収納スペース311の一部が配置されている。
下ブラシ322a,322bは互いに向き合う方向に傾斜付けられている。すなわち、図3に示すように、一方の下ブラシ322aは左斜め上方向に傾斜しており、他方の下ブラシ322bは右斜め上方向に傾斜している。
図4を参照して、第1清掃部320a,320b(下ブラシ322a,322b)は、それぞれボトムカバー310の長手方向に沿って2箇所ずつ配置されている。なお、この例において、第1清掃部320a,320bは、それらの間にあるエアフィルタ5の図示しないフレームを逃がすための逃がし溝312によって2分割(計4分割)されているが、ボトムカバー320の長手方向に沿って1枚であってもよい。
次に、トップカバー330は、ボトムカバー310の開口部周縁を塞ぐように取り付けられ、少なくともエアフィルタ5の幅よりも長い箱体に形成されており、内部に中空な収納スペース331を備えている。
トップカバー330の連結端側の両側面には軸受プレート311,311が設けられており、この軸受プレート311,311に設けられた回転軸がボトムカバー310の軸受孔(ともに図示しない)に軸支されることにより開閉可能に支持される。
トップカバー330の収納スペース331内には、エアフィルタ5の表面(空気吸込口210側の面)に接触してゴミを除去する第2清掃部340a,340bが設けられている。図3に示すように、第2清掃部340a,340bは、それぞれエアフィルタ5を挟んで上記第1清掃部320a,320bと対向する位置に設けられている。
第2清掃部340a,340bは、それぞれ一端側がトップカバー330に回転可能に軸支される回転軸342a、342bを有するアーム部(回動アーム)341a,341bと、同アーム部341a,341bの自由端側に取り付けられたブラシ台343a,343bと、同ブラシ台343a,343b上に設けられた上ブラシ344a,344bとを備えている。
図3に示すように、一方のアーム部341aは、トップカバー330の上面から開放面(下面)に向けてほぼL字状に形成され、その一端側には回転軸342aを備えている。このアーム部341aの他端側にブラシ台343aが一体的に形成されている。
他方のアーム部341bも同様にトップカバー330の上面から開放面(下面)に向けてほぼL字状に形成され、その一端側には回転軸342bを備えている。このアーム部341bの他端側にブラシ台343bが一体的に形成されている。
図3に示すように、各アーム部341a,341bはトップカバー330の上面にそれぞれそが互いに交差するように軸支されている。すなわち、アーム部341aの回転軸342aは第2清掃部340bのブラシ台344bの上部側に設置されており、アーム部341bの回転軸342bは第1清掃部340aのブラシ台344aの上部側に設置されている。
一方のブラシ台343aは、下面側が平坦なブラシ面とされており、そのブラシ面に一方の上ブラシ344aが設けられている。他方のブラシ台343bも同様に下面側が平坦なブラシ面とされており、そのブラシ面に他方の上ブラシ344bが設けられている。
この例においては、図4に示すように、一方のブラシ台343aはトップカバー330の長さ方向に沿って2つに分割して配置されており、その各々が図5に示すように回転軸342aを中心として開閉するように設けられている。
また、他方のブラシ台343bはトップカバー330の長さ方向に沿って形成された1枚の板体からなり、同じく図5に示すように回転軸342bを中心として開閉するように設けられている。
各上ブラシ344a,344bも、上記下ブラシ322a,322bと同じく互いに向き合う方向に傾斜付けられている。すなわち、一方の上ブラシ344aは左斜め下方向を向くように傾けられており、他方の上ブラシ344bは右斜め下方向を向くように傾けられている。
図3および図5を参照して、この例によると、トップカバー330と各ブラシ台343a,343bとの間には常にブラシ台343a,343bをエアフィルタ5方向(図3では下方向)に向けて押圧する押圧手段としての圧縮バネ345a,345bが設けられている。
圧縮バネ345a,345bは、それぞれトップカバー330に設けられている上面側(対ブラシ台343a、343b面側)の一部が切り欠かれた円筒状の保持部346内に収納されている。圧縮バネ345a,345bは、ブラシ台345a,345bの裏面側(反傾斜ブラシ側)に設けられたリブ347を介してブラシ台343a,343bをエアフィルタ5方向に押圧する。
トップカバー330とボトムカバー310とからなるダストボックスの両端部はフィルタ出入口350a,350bとなっている。第1清掃部320aの下ブラシ322aと第2清掃部340aの上ブラシ344aとが対となって一方のフィルタ出入口350a側の清掃ユニット300Aとして用いられ、第1清掃部320bの下ブラシ322bと第2清掃部340bの上ブラシ344bとが対となって他方のフィルタ出入口350b側の清掃ユニット300Bとして用いられる。
この例において、第1清掃部320a,320bは固定式であるがバネ付勢式としてもよく、さらには第2清掃部340a,340bに採用されている可変レバー機構を同様に適用してもよい。また、この例では上ブラシ344a,344bおよび下ブラシ322a,322bは多数の線状のブラシを束ねたものから構成されているが、これ以外に図8に示すように、フィン状の板ブラシをエアフィルタ5の移動方向に沿って並べたものを用いてもよい。
次に、図6(a)〜(c)を参照して、フィルタ清掃部300の動作の一例について説明する。エアフィルタ5は常にその一部分がフィルタ清掃部300内に置かれるが、図6(a)はエアフィルタ5が図1のように室内機ユニット1内に引き込まれ上面パネル200の空気吸込口を覆っているときの状態を示している。
エアフィルタ5が図6(a)の状態にあるとき、例えばリモコンからフィルタ清掃指示信号が出されると図示しないモータが駆動され、エアフィルタ5が図6(b)の左向き矢印に示す往方向(排出方向)に移動を開始する。このとき、フィルタ出入口350aが「入口側」となり、他方のフィルタ出入口350bは「出口側」となる。
この往方向移動時、エアフィルタ5は入口350a側の清掃ユニット300Aに含まれる下ブラシ322aと上ブラシ344aとに対して、その傾斜方向に対して逆らうことなく、いわゆる順目方向に移動する。
可動側の上ブラシ344aは、圧縮バネ345aによりエアフィルタ5に密着するように付勢されているが、エアフィルタ5の移動が順目方向であることと、上ブラシ344aを支持しているアーム部341aの回転軸342aの軸位置との関係から、エアフィルタ5に対してより強く密着する。
エアフィルタ5は下ブラシ322aと上ブラシ344aとによってこすられることにより、エアフィルタ5に付着しているゴミが各ブラシによって剥離され纏められる。さらに、ブラシの毛先がフィルタの網目に突き刺さることで、フィルタの目の中に溜まったゴミを掻き出す。
他方、出口350b側の清掃ユニット300Bに含まれる下ブラシ322bと上ブラシ344bは、エアフィルタ5の移動方向に対して逆向きのいわゆる逆目となるため、可動側の上ブラシ344bは、これを支持するアーム部341bの回転軸342bの軸位置との関係から、エアフィルタ5から浮き上がろうとするが、その浮き上がりが圧縮バネ345bにて阻止される。
これにより、入口350a側の清掃ユニット300Aによって掻き取られたゴミが出口350b側の清掃ユニット300Bでゴミ回収部311に掻き落とされるとともに、フィルタ清掃部300のダストボックス内に溜められたゴミがエアフィルタ5によって室内に持ち出されない。
エアフィルタ5の往方向の移動が終了すると、図示しないモータが逆回転し、今度はエアフィルタ5が図6(c)の右向き矢印に示す復方向(収納方向)に移動を開始する。このとき、フィルタ出入口350bが「入口側」となり、フィルタ出入口350aは「出口側」となる。
このエアフィルタ5の復方向移動時には、入口350b側の清掃ユニット300Bが上記した往方向移動時の清掃ユニット300Aと同様に動作し、出口350a側の清掃ユニット300Aが上記した往方向移動時の清掃ユニット300Bと同様に動作する。
これによれば、エアフィルタ5の上に残ったゴミを清掃するとともに、エアフィルタ5との接触抵抗を利用してブラシを振動させることにより、ブラシの間に挟まったゴミをダストボックス内に落とす、いわゆるセルフクリーンを実施することができる。
フィルタ清掃部300内がゴミで一杯になった場合には、上面パネル200を開けてフィルタ清掃部300を取り出して開き、中に溜まったゴミを掃除機などで吸引して回収すればよい。
なお、上ブラシ344a,344bを下ブラシ322a,322bと同じく固定ブラシとしてもよく、このような態様も本発明に含まれるが、上記の例のように上ブラシ344a,344bを圧縮バネ345a,345bの付勢力に抗して可動とすることにより、逆目となる側の上ブラシとエアフィルタ5との摩擦抵抗が低減されるため、モータの負荷を軽くすることができる。また、下ブラシ側を可動とし上ブラシ側を固定、下ブラシおよび上ブラシをともに可動としてもよい。
別の例として、図7に示すように、上ブラシに対する押圧手段として押圧カム360を用いることもできる。この押圧カム360は、エアフィルタ5の往方向移動時におけるゴミの掻き落としをより確実にするためのもので、したがって図7に示すように、好ましくは一方の清掃ユニット300A側(より好ましくは上ブラシ340a側)に設けられるが、必要に応じて他方の清掃ユニット300B側にも設けられてよい。以下の説明は、押圧カム360が一方の清掃ユニット300A側に設けられている場合のもので、他方の清掃ユニット300Bについては上記した例と変わるところはない。
図7に示すように、押圧カム360はトップカバー310内において一方の清掃ユニット300Aに含まれる上ブラシ344aと対向する位置に配置され、その回転は図示しない制御部にてエアフィルタ5の移動方向に応じて制御される。
図7(a)は図6(a)と同じく、エアフィルタ5が図1のように室内機ユニット1内に引き込まれ上面パネル200の空気吸込口を覆っているときの状態を示している。この初期状態においては、上ブラシ344aと下ブラシ322aに余計な負荷をかけないように、押圧カム360は上ブラシ344aから離れた位置に回転している。
清掃指示信号が出され、エアフィルタ5が図7(b)の矢印で示す往方向の移動を開始すると、押圧カム360が時計回りに約90°回転し上ブラシ344aをエアフィルタ5に押し付ける。これにより、エアフィルタ5は上ブラシ344aと下ブラシ322aの間で圧縮バネ345aによる付勢力よりも強い力で挟み付けられる。
この状態のまま、図7(c)に示すようにエアフィルタ5を最後まで移動させ、その終端が図示しないセンサで検知された時点で、エアフィルタ5の移動が停止され、図7(d)に示すように押圧カム360も反時計回りに約90°回転して図7(a)の位置に戻される。この状態で、エアフィルタ5が復方向に移動し室内機ユニット1内に引き込まれる。復方向に移動時の動作は上記した例と同じである。
なお、押圧カム360が他方の清掃ユニット300B側にも設けられる場合、その押圧カム360はエアフィルタ5の復方向移動時に清掃ユニット300B側の上ブラシ344bを押圧する。
さらに別の例として、押圧カム360の押圧力は回転角にて調整可能であるため、圧縮バネ345a,345bの代わりとして押圧カム360のみを用いることもできる。すなわち、上ブラシ344a,344bのうち、エアフィルタ5の入口側となる上ブラシに対しては押圧カム360により強い力を加え、出口側となる上ブラシに対しては押圧カム360による押圧力を弱めるようにする。
また、上記した例では、図1に示すようにフィルタ清掃部300に対してエアフィルタ5を移動させるようにしているが、エアフィルタ5の位置を固定とし、フィルタ清掃部300側をそのエアフィルタ5に沿って移動させるようにしてもよい。
以上、室外機と室内機とが分離されているスプリット型でシーリングウォール型の空気調和機の室内機ユニットを例にして本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、例えば床起き式空気調和機,一つの筐体内に室内機と室外機とを収納した一体型空気調和機,また、熱源で言えばガス燃焼式空気調和機,温水循環式空気調和機など、エアフィルタを有する空気調和機に広く利用することができる。
本発明による空気調和機(室内機ユニット)の一例を示す断面図。 上記空気調和機のフィルタ清掃部を取り外した状態を示す分解斜視図。 上記フィルタ清掃部の要部断面図。 上記フィルタ清掃部を開いた状態を示す斜視図。 上記フィルタ清掃部のトップカバーのブラシ台をさらに開いた状態を示す斜視図。 上記フィルタ清掃部の動作を説明するための説明図。 上記フィルタ清掃部の押圧手段の変形例を説明するための説明図。 清掃ブラシの変形例を示す斜視図。
符号の説明
1 空気調和機(室内機ユニット)
2 クロスフローファン
3 熱交換器ユニット
4 ドレンパン
5 エアフィルタ
6 駆動ギア
100 ベースパネル
200 上面パネル
300 フィルタ清掃部
300A,300B 清掃ユニット
310 ボトムカバー
320a,320b 第1清掃部
321a,321b ブラシ台
322a,322b 下ブラシ
330 トップカバー
340a,340b 第2清掃部
341a,341b アーム部
342a,342b 回転軸
343a,343b ブラシ台
344a,344b 上ブラシ
345a,345b 圧縮バネ
350a,350b フィルタ出入口
360 押圧カム

Claims (8)

  1. 空気吸込口と空気吹出口とを有し、上記空気吸込口の内側にエアフィルタが配置されている室内機筐体を備え、上記室内機筐体内に、上記エアフィルタの一部分の表裏両面を囲む清掃ケースを備えたフィルタ清掃部と、上記エアフィルタもしくは上記フィルタ清掃部のいずれか一方を移動させる清掃時駆動手段とが設けられており、上記清掃時駆動手段にて上記エアフィルタと上記フィルタ清掃部とを相対的に移動させて上記エアフィルタを清掃する空気調和機において、
    上記フィルタ清掃部は、上記清掃ケースの一方のフィルタ出入口側に配置された第1清掃ユニットと、上記清掃ケースの他方のフィルタ出入口側に配置された第2清掃ユニットとを備え、上記各清掃ユニットの間がゴミ回収部に割り当てられていることを特徴とする空気調和機。
  2. 上記各清掃ユニット内には上記エアフィルタに接触する清掃ブラシが含まれており、上記各清掃ブラシはともに上記ゴミ回収部側に傾斜付けられた傾斜ブラシであることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 上記各清掃ブラシは、上記エアフィルタの一方の面に接触する上ブラシと、上記エアフィルタの他方の面に接触する下ブラシとを含み、上記上ブラシと上記下ブラシとを上記エアフィルタを挟んで対向的に配置してなることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 上記清掃ケース内には、上記上ブラシと上記下ブラシの少なくとも一方を上記エアフィルタ側に向けて押圧する押圧手段が設けられていることを特徴とする請求項1,2または3に記載の空気調和機。
  5. 上記清掃ケースは開閉可能に組み合わされたボトムカバーとトップカバーとを備え、上記各清掃ユニットに含まれる2つの下ブラシはそれぞれボトムカバー側に支持され、上記各清掃ユニットに含まれる2つの上ブラシはそれぞれ上記トップカバー側に支持されていることを特徴とする請求項3ないし4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 上記一方の上ブラシは上記トップカバーに軸支された第1回動アームに支持され、上記他方の上ブラシは上記トップカバーに軸支された第2回動アームに支持されていることを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
  7. 上記第1回動アームの上記トップカバーに対する軸支点が上記他方の上ブラシ側に配置され、上記第2回動アームの上記トップカバーに対する軸支点が上記一方の上ブラシ側に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
  8. 上記押圧手段として、上記エアフィルタの移動方向に応じて選択的に動作する押圧カムが用いられることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
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