JP2006070823A - 圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 容器本体とエンドキャップとの接合部において、容器本体部分と同程度の強度が容易に得られるようにする。
【解決手段】 容器本体2の開口部を溶接により取着するエンドキャップ3により気密状態に封止して電動要素4と、その電動要素4により駆動される回転圧縮要素5とを密閉容器1内に封入した圧縮機100において、Y字状に形成された開先Gの容器本体2側のルート面2aおよびエンドキャップ側のルート面3aと、さらにエンドキャップ3側から容器本体2側に延設されて開先Gの背面に位置する裏板部3cとを完全溶け込み溶接により接合するようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】 容器本体2の開口部を溶接により取着するエンドキャップ3により気密状態に封止して電動要素4と、その電動要素4により駆動される回転圧縮要素5とを密閉容器1内に封入した圧縮機100において、Y字状に形成された開先Gの容器本体2側のルート面2aおよびエンドキャップ側のルート面3aと、さらにエンドキャップ3側から容器本体2側に延設されて開先Gの背面に位置する裏板部3cとを完全溶け込み溶接により接合するようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、空調装置、給湯機、カーエアコン、ショーケース、冷凍・冷蔵庫、自動販売機などの冷凍装置において冷媒を圧縮する圧縮機に関する。
この種の圧縮機として、電動モータにより駆動されるピストンなどの冷媒圧縮手段を密閉容器内に備えた構造の圧縮機が周知である。そして、圧縮手段を収納した容器本体の開口端部を溶接により取着するエンドキャップにより封止して圧縮手段を密閉容器内に封入する技術も周知である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−174179号公報
しかし、特許文献1に提案された圧縮機においては、容器本体の開口端部をエンドキャップの外側に位置するように配置して、エンドキャップの外周面と、容器本体の開口端面とを隅肉溶接により接合して密閉容器を作製していたので、溶接金属の厚みが容器本体を構成している板の厚みより薄く、溶接部の強度が容器本体部分より不足していた。
そのため、容器本体とエンドキャップとの接合部において、容器本体部分と同程度の強度が得られるようにする必要があり、その解決が課題となっていた。
本発明は、圧縮手段が内在する容器本体の開口部を溶接により取着するエンドキャップにより気密状態に封止して圧縮手段を密閉容器内に封入した圧縮機において、容器本体とエンドキャップの対向する端面のY開先に形成された容器本体側のルート面、エンドキャップ側のルート面、およびエンドキャップ側から容器本体側に延設されてY開先の背面に位置する裏板部とを完全溶け込み溶接により接合したことを主要な特徴とする圧縮機である。
本発明によれば、容器本体とエンドキャップとを接続する溶接金属は、容器本体のY開先を臨む端部より厚肉となっているので、容器本体部分と同程度の強度が得られる。
容器本体とエンドキャップの対向する端面のY開先に形成された容器本体側のルート面、エンドキャップ側のルート面、およびエンドキャップ側から容器本体側に延設されてY開先の背面に位置する裏板部とを完全溶け込み溶接により接合するに際し、Y開先に臨む容器本体、エンドキャップそれぞれの端部の板厚差が裏板部の板厚に略一致すると共に、容器本体の開口端部に裏板部が圧入可能な寸法に容器本体とエンドキャップとを作製して組み付け溶接し、容器本体とエンドキャップとが接合された圧縮機。
以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
図1において、1は密閉容器であり、廉価な鋼製の容器本体2と、その容器本体2の開口端部に溶接により取着された鋼製のエンドキャップ3とから構成され、その内部に電動要素4と、その電動要素4により駆動される回転圧縮要素5とが収納されて、例えば二酸化炭素を冷媒として使用する内部中間圧型多段(2段)式圧縮機100を構成している。
図1において、1は密閉容器であり、廉価な鋼製の容器本体2と、その容器本体2の開口端部に溶接により取着された鋼製のエンドキャップ3とから構成され、その内部に電動要素4と、その電動要素4により駆動される回転圧縮要素5とが収納されて、例えば二酸化炭素を冷媒として使用する内部中間圧型多段(2段)式圧縮機100を構成している。
電動要素4は、容器本体2の内壁面に固定されたステータ4aと、そのステータ4aの中心部に僅かな間隔を有して配設されたロータ4bとから構成され、ロータ4bの中心には回転軸6が固定され、その回転軸6の下部は鉛直下方に延伸されている。
回転圧縮要素5は、第1の回転圧縮部7と、その上に仕切板9を介して配設された第2の回転圧縮部8とから構成され、第1の回転圧縮部7は第1のシリンダ10と、回転軸6に設けられている第1の偏心部6aに嵌合して第1のシリンダ10の内部を偏心回転する第1のローラ11を備えており、第2の回転圧縮部8は第2のシリンダ12と、回転軸6に設けられている第2の偏心部6bに嵌合して第2のシリンダ12の内部を偏心回転する第2のローラ13を備えている。
また、第1のローラ11にはバネで付勢されているベーン(図示せず)が常時当接することにより、第1のシリンダ10の内部が低圧室と高圧室とに区画され、同様に第2のローラ13にもバネで付勢されているべーン(図示せず)が常時当接することにより、第2のシリンダ12の内部が低圧室と高圧室とに区画されている。なお、回転軸6に設けられている第1の偏心部6aと、第2の偏心部6bとは180度位相をずらせてある。
また、第1の回転圧縮部7の下には第1の支持部材14が配設されると共に、第2の回転圧縮部8の上には第2の支持部材15が配設され、この第1の支持部材14と第2の支持部材15とは、その間に第1の回転圧縮都7、仕切板9、第2の回転圧縮部8を挟着した状態で、容器本体2の内壁面に固定されているメインフレーム16に複数のボルト16aで締め付けることにより一体的に固定されている。第1の支持部材14は中心に軸受部14aを備え、その軸受部14aの内側にブッシュを嵌装して回転軸6の下端部を軸受けしている。
また、第1の支持部材14の下面側には軸受部14aの外周に沿って消音室14bが設けられ、その消音室14bは第1のシリンダ10における高圧室の出口に連通していると共に、第1の支持部材14に設けられている吐出ポート14cに連通している。消音室14bは、第1の支持部材14の下面にボルト17aで固定されたカバー板17により開口面が被覆され、そのカバー板17の中央には軸受部14aに対応させて孔17bが設けられている。
さらに、第1の支持部材14には吸入ポート14dが設けられ、その吸入ポート14dは第1のシリンダ10に設けられている通路10aを介して第1のシリンダ10における低圧室の入口に連通している。なお、回転軸6に軸孔6cが設けられ、その下端部は拡径されて内部にオイル汲み上げ部材18が装着されている。
第2の支持部材15は中心に軸受部15aを備え、その軸受部15aはメインフレーム16の中心孔を貫通して上方に突出し、軸受部15aの内側にスリーブを嵌装して回転軸6を軸受けしている。また、第2の支持部材15の上面側には軸受部15aの外周に沿って消音室15bが設けられ、その消音室15bは第2のシリンダ12における高圧室の出口に連通していると共に、第2の支持部材15に設けられている吐出ポート15cに連通している。
さらに、第2の支持部材15には吸入ポート15dが設けられ、その吸入ポート15dの上端はメインフレーム16に設けられている吸入用通路16bを介して容器本体2の内部に連通しており、吸入ポート15dの下端は第2のシリンダ12に設けられている通路12aを介して第2のシリンダ12における低圧室の入口に連通している。
なお、メインフレーム16には吐出用通路16cが設けられ、その吐出用通路16cによって容器内部のメインフレーム16より下方領域と、メインフレーム16より上方領域とを連通させてある。
容器本体2は、第1の支持部材14における吸入ポート14dに臨む側壁部分に吸入側の孔2cが設けられ、その吸入側の孔2cの位置にスリーブ19がボルト19aにより固定され、第2の支持部材15における吐出ポート14cに臨む側壁部分には吐出側の孔2dが設けられ、その吐出側の孔2dの位置にスリーブ20がボルト20aにより固定されている。
吸入側のスリーブ19は、孔19bの内側端部と吸入ポート14dの入口端部とが吸入用連通管21により接続され、気密性保持のためにスリーブ19側では吸入用連通管21との接続部にOリングを嵌装し、吸入ポート14d側では吸入用連通管21との接続部にブッシュを嵌装してある。その吸入側のスリーブ19には冷媒ガスの導入管(図示せず)が接続される。
吐出側のスリーブ20は、孔20bの内側端部と吐出ポート15cの出口端部とが吐出用連通管22により接続され、気密性保持のためにスリーブ20側では吐出用連通管22との接続部にOリングを嵌装し、吐出ポート15c側では吐出用連通管22との接続部にブッシュを嵌装してある。この吐出側のスリーブ20には冷媒ガスの導出管(図示せず)が接続される。
エンドキャップ3は中央に孔3eが設けられ、その孔3eの位置にターミナル23がボルト3fにより固定される。ターミナル23はエンドキャップ3への取付用の基盤23aと、その基盤23aにガラス材やエポキシ樹脂などの電気絶縁材23bを介して貫通固定された複数の接続用端子23cとから構成され、その接続用端子23cの下端部は電動要素4のステータ4aにリード線(図示せず)を介して接続され、接続用端子23cの上端部は図示しない外部電源にリード線を介して接続される。
エンドキャップ3は、ターミナル23を取り付けてステータ4aに結線した後に容器本体2の開口端部に嵌合し、その重合部をアーク溶接することにより容器本体2に気密状態に取着されて密閉容器1を構成する。密閉容器2とエンドキャップ3のアーク溶接について、以下に説明する。
図2は、溶接を行うために容器本体2の開口端部と、エンドキャップ3の周端部とを加工して形成する開先Gの形状を示している。容器本体2とエンドキャップ3とは図2(B)に示したように外周面側が断面Y字状、すなわちY開先に加工され、その開先Gの背面側にはエンドキャップ3側から容器本体2側に延設した裏板部3cが配置される。
すなわち、容器本体2は図2(A)に示したように内周面側にルート面2a(例えば開先深さ方向の寸法1mm)を備え、そのルート面2aから外周面に至る傾斜面2bを傾斜角α(例えば30度)に加工される。
他方のエンドキャップ3も、図2(A)に示したように背面側の裏板部3cの上端部表側から外周面側にルート面3a(例えば開先深さ寸法1mm)が加工され、さらにそのルート面3aから外周面に至る傾斜面3bが傾斜角β(例えば30度)に加工され、裏板部3cが容器本体2の開口端部に嵌め入れられることで、ルート面2a、3aと、傾斜面2b、3bとで、Y開先の開先Gが円周方向に形成される。
なお、エンドキャップ3の裏板部3cは容器本体2の開口端部に遊嵌状態に嵌入するのではなく、力を加えて初めて嵌入できるように、容器本体2の開口端側の内径Aよりエンドキャップ3の裏板部3cの外径Bの方が僅かに、例えば10〜170μm程度大きく形成する。
したがって、裏板部3cを容器本体2の開口端部に嵌入すると、容器本体2とエンドキャップ3との同軸度が向上し、また、容器本体2のルート面2aとエンドキャップ3のルート面3aとが密着し、開先Gの形状は円周方向に安定したものとなる。
そのため、容器本体2のルート面2aと、エンドキャップ3のルート面3aの実質的な熱容量は共に円周方向に安定するので、溶接時の溶け込み深さは円周方向に安定する。また、溶接熱による曲げモーメントが発生しても、容器本体2にエンドキャップ3の裏板部3cを圧入しているので熱変形も起こり難い。
なお、開先Gに臨む容器本体2の板厚t1と、開先Gに臨むエンドキャップ3の板厚t2との差が、裏板部3cの板厚t3となる寸法の板材が使用される。すなわち、容積の大きい容器本体2の板厚t1を、容積の小さいエンドキャップ3の板厚t2より小さくしてあるので、圧縮機を軽量化する上で好都合である。
しかも、容器本体2とエンドキャップ3とを図2(B)に示したようにセットすると、容器本体2の外周面のエンドキャップ3側延長線と、エンドキャップ3の外周面の容器本体2側延長線は一致するので、開先Gを完全溶け込み溶接すれば、十分な耐圧強度が得られると共に、すっきりした外観的となる。
裏板部3cは、エンドキャップ3と一体的に設けられて溶接時の熱がエンドキャップ3の本体部分に流れるので実質的な熱容量は大きい。そのため、溶接条件が適正であれば、裏板部3cの板厚t3は1〜2mm程度であっても溶接時の熱で、裏板部3cに貫通した穴が開くことはない。なお、裏板部3cの容器本体2に臨む側の下端部に切欠部3dが設けられて、裏板部3cを容器本体2の開口端部に嵌め入れる作業を容易にしている。
そして、開先Gの部分を、例えば直径が1.2mmのソリッドワイヤW1を用いたCO2−O2シールド下の完全溶け込み自動溶接、すなわち溶接条件(電流、電圧、溶接速度、ウイービングの有無など)と溶け込み深さとの関係を事前に調査し、最適溶接条件でのロボットなどによる自動溶接により、容器本体2とエンドキャップ3とを気密状態に接合し、密閉容器1を作製する。
すなわち、CO2−O2の雰囲気中でソリッドワイヤW1と、母材である容器本体2とエンドキャップ3との間で発生させたアークW2により、容器本体2とエンドキャップ3のルート面2a、3aの開先深さ方向全域と、裏板部3cの表側とを溶融すると共に、そこにアーク熱で溶融したソリッドワイヤW1の溶滴W3を加え、母材成分とソリッドワイヤ成分との混合成分からなる溶融金属W4の凝固した溶接金属Wにより、容器本体2とエンドキャップ3とを気密状態に接続する。
容器本体2とエンドキャップ3とをこのように、すなわち突合せ継ぎ手の完全溶け込み溶接により気密状態に接続して密閉容器1を作製すると、溶接金属Wの断面積は容器本体2の板厚t1部分を超えるので、適正な成分のソリッドワイヤW1を用いて溶接することにより、溶接金属Wの破断強度を容器本体2の破断強度より容易に大きくすることができる。換言すれば、容器本体2とエンドキャップ3とを溶接により接合しても、容器本体2の部分より耐圧強度が低下することはない。
なお、余盛W5、すなわち溶接金属Wの内で容器本体2およびエンドキャップ3の外周面より高く盛られた部分はグラインダなどにより削除しても良いし、そのまま残しても良い。また、要求されている耐圧強度がそれほど高くない仕様のときには、溶接金属Wの断面積が容器本体2の板厚t1部分前後となる溶接が行われても良い。そして、容器本体2の板厚t1が6mm以下の時には1パス、6mm超、9mm以下の時には2パス、9mm超のときには3パス以上の多パスで溶接するのが好ましい。
次に、上記構成になる本発明の圧縮機100の動作を説明する。ターミナル23を介して電動要素4のステータ4aに通電するとロータ4bが回転し、そのロータ4bの回転により回転軸6が回転して回転圧縮要素5を駆動させる。回転圧縮要素5が駆動すると、冷媒ガスが吸入側のスリーブ19に接続される冷媒ガス導入管および吸入用連通管21を介して第1の支持部材14の吸入ポート14dに吸入される。
第1の支持部材14の吸入ポート14dに吸入された冷媒ガスは、第1の回転圧縮部7における第1のシリンダ10の通路10aを通って第1のシリンダ10の低圧室に吸入される。その第1のシリンダ10では、回転軸6の第1の偏心部6aに嵌合している第1のローラ11が偏心回転して冷媒ガスを圧縮する。
圧縮された冷媒ガスは、第1のシリンダ10の高圧室から第1の支持部材14の消音室14bに吐出され、そこで消音された後に吐出ポート14cから密閉容器1の下方領域に吐出される。そして、その吐出された圧縮冷媒ガスは、メインフレーム16の吐出用通路16cを通って密閉容器1の上方領域に吐出される。
第1の回転圧縮部7で圧縮されて密閉容器1の上方領域に吐出された冷媒ガスは中間圧力になっており、その中間圧力の冷媒ガスは、メインフレーム16の吸入用通路16bから第2の支持部材15の吸入ポート15dに吸入される。
第2の支持部材15の吸入ポート15dに吸入された中間圧力の冷媒ガスは、第2の回転圧縮部8における第2のシリンダ12の通路12aを通って第2のシリンダ12の低圧側に吸入される。第2のシリンダ12では、回転軸6の第2の偏心部6bに嵌合している第2のローラ13が偏心回転して冷媒ガスを圧縮する。
圧縮された冷媒ガスは、第2のシリンダ12の高圧室から第2の支持部材15の消音室15bに吐出され、そこで消音された後に吐出ポート15cから吐出されると共に、吐出用連通管22を通って吐出側のスリーブ20に接続される冷媒ガス導出管により密閉容器1の外に吐出される。
密閉容器1の外に吐出される冷媒ガスは、第2の回転圧縮部8で圧縮されて高圧になっている。そして、この高圧の冷媒ガスは、例えば自動車用エアコンの冷凍サイクル用冷媒ガスとして使用され、冷凍サイクルを一巡して低圧の冷媒ガスとなって圧縮機100に戻される。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
例えば、溶接により取着したエンドキャップ3により、容器本体2の下部開口端を気密状態に封止した圧縮機であっても良いし、容器本体2の上下両開口端を気密状態に封止した圧縮機であっても良いし、容器本体2の左右何れか一方の開口端、若しくは両方の開口端を気密状態に封止した圧縮機であっても良い。
また、容器本体2とエンドキャップ3とが、アルゴンなどの不活性ガスを用いるMIG溶接、TIG溶接により接合されたものであっても良い。密閉容器1をアルミニウム製、若しくはアルミ合金製とするときには、アルゴンなどの不活性ガスによりアークW2と溶融金属W4とをシールドして溶接する必要がある。
また、本発明を内部中間圧型2段圧縮機を例示して説明したが、より強度の要求される内部高圧型2段圧縮機であっても良く、この場合も密閉容器1を鋼製とすれば、高強度で、且つ、廉価な圧縮機を提供することができる。
また、密閉容器1に内在させる圧縮手段としては、単段、または3段以上の多段圧縮機で、回転式(ロータリ、スクロール)でも、レシプロ(ピストン)式であっても良い。さらには、前記のように内部中間圧型圧縮機以外に内部高圧型圧縮機とすることもできる。
1 密閉容器
2 容器本体
2a ルート面
2b 傾斜面
2c 孔
2d 孔
2g 容器本体
3 エンドキャップ
3a ルート面
3b 傾斜面
3c 裏板部
3d 切欠部
3e 孔
3f ボルト
4 電動要素
5 回転圧縮要素
6 回転軸
7 第1の回転圧縮部
8 第2の回転圧縮部
9 仕切板
10 第1のシリンダ
11 第1のローラ
12 第2のシリンダ
13 第2のローラ
14 第1の支持部材
15 第2の支持部材
16 メインフレーム
18 オイル扱み上げ部材
23 ターミナル
A 内径
B 外径
G 開先
W 溶接金属
W1 ソリッドワイヤ
W2 アーク
W3 溶滴
W4 溶融金属
W5 余盛
100 圧縮機
2 容器本体
2a ルート面
2b 傾斜面
2c 孔
2d 孔
2g 容器本体
3 エンドキャップ
3a ルート面
3b 傾斜面
3c 裏板部
3d 切欠部
3e 孔
3f ボルト
4 電動要素
5 回転圧縮要素
6 回転軸
7 第1の回転圧縮部
8 第2の回転圧縮部
9 仕切板
10 第1のシリンダ
11 第1のローラ
12 第2のシリンダ
13 第2のローラ
14 第1の支持部材
15 第2の支持部材
16 メインフレーム
18 オイル扱み上げ部材
23 ターミナル
A 内径
B 外径
G 開先
W 溶接金属
W1 ソリッドワイヤ
W2 アーク
W3 溶滴
W4 溶融金属
W5 余盛
100 圧縮機
Claims (3)
- 圧縮手段が内在する容器本体の開口部を溶接により取着するエンドキャップにより気密状態に封止して圧縮手段を密閉容器内に封入した圧縮機において、容器本体とエンドキャップの対向する端面のY開先に形成された容器本体側のルート面、エンドキャップ側のルート面、およびエンドキャップ側から容器本体側に延設されてY開先の背面に位置する裏板部とを完全溶け込み溶接により接合したことを特徴とする圧縮機。
- 容器本体の開口部に裏板部が圧入されて溶接され、容器本体とエンドキャップとが接合されたことを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
- Y開先に臨む容器本体、エンドキャップそれぞれの端部の板厚差が、裏板部の板厚に略一致することを特徴とする請求項1または2記載の圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004255955A JP2006070823A (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | 圧縮機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004255955A JP2006070823A (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | 圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=36151702
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JP (1) | JP2006070823A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-09-02 JP JP2004255955A patent/JP2006070823A/ja active Pending
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