JP2006069791A - 永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置 - Google Patents

永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006069791A
JP2006069791A JP2004258807A JP2004258807A JP2006069791A JP 2006069791 A JP2006069791 A JP 2006069791A JP 2004258807 A JP2004258807 A JP 2004258807A JP 2004258807 A JP2004258807 A JP 2004258807A JP 2006069791 A JP2006069791 A JP 2006069791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronous motor
linear synchronous
primary coil
poles
permanent magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004258807A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Shibata
直人 柴田
Michio Kurihara
道雄 栗原
Kiwamu Murata
究 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2004258807A priority Critical patent/JP2006069791A/ja
Publication of JP2006069791A publication Critical patent/JP2006069791A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】搬送台車間のピッチが変化しても、推力の変動が少ないリニア同期モータ駆動型搬送物仕分装置を提供すること。
【解決手段】所定の走行路に沿って敷設される走行用レールと、該走行用レールに沿って移動する複数の搬送台車と、隣り合う前記搬送台車が連結桿によって無端循環状に連結されている永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置において、連結された前記複数の搬送台車の1台おきにN極とS極が交互に並ぶ2次側磁石プレートが配置され、前記走行用レールに沿って、前記2次側磁石プレートに対向して1次側コイルが設置され、該1次側コイルの長さが、2つの前記2次側磁石プレートに同時に対向することがないような長さであると共に、前記1次側コイルを前記2次側磁石プレートが侵入してくるタイミングに合わせて、個別に磁場を発生させる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、床に敷設された走行用レールに沿って走行し、その走行用レールの少なくとも1箇所に設けられた投入部で受け取った搬送物を運搬し、所定を方面に排出する複数の搬送台車を有する搬送物仕分装置に関し、さらに詳しくは、走行用レール側に備えられた一次側コイルと、搬送台車側に備えられた二次側磁石により、推力を発生させて、搬送台車を走行駆動する永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置に関する。
従来、食品や半導体の製造工場内のような塵埃や油蒸気の発生を嫌う環境において物品を搬送仕分けする手段として、所望の搬送路に沿って床に敷設した走行用レールに従ってリニアモータ駆動により、台車を走行させる搬送台車装置が実用化されている。
このようなリニアモータ駆動式搬送仕分装置には、地上側の走行用レールにリニアモータの一次コイルを設置し、これに交流電流を供給することにより、搬送台車側に備えられたリアクションプレートと呼ばれる二次導体に推力を発生させて搬送台車を走行させるリニア誘導モータ駆動式搬送仕分装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3349080号公報
ところが、リニア誘導モータ駆動の場合、エネルギー効率(力率)が悪く、エネルギーのロスが多かった。一方、リニア誘導モータに代えて、二次側にN極とS極が交互に配置された永久磁石を用いたリニア同期モータ駆動を用いることによって、省電力化を図ることが試みられている。
しかしながら、リニア同期モータを用いる場合、図4及び図5に示したように各搬送台車に配置される二次側磁石のN極とS極のピッチτを全てコイルピッチに合わせる必要があり、隣接する搬送台車間の間隔も常にτの整数倍になるように調整する必要がある。もし、隣接する搬送台車間の間隔がτの整数倍にならない場合、図6に示すように、一次側コイルが隣接する2つの搬送台車に跨った際に、双方の搬送台車の二次側磁石と一次側コイルとが引き合いあるいは、反発し合うこととなり、双方の推進力が相殺され推進力が大幅に低下することになる。実際には、隣り合う搬送台車を連結桿によって無端循環状に連結した場合、走行路に沿って円滑な走行を確保するために搬送台車と連結桿との間に遊びを持たせる必要があるため、隣接する搬送台車の間隔を常にτの整数倍に維持することは不可能であった。
そこで、本発明の目的は、搬送台車間のピッチが変化しても、推進力の変動が少ない永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本請求項1に係る搬送物仕分装置は、所定の走行路に沿って敷設される走行用レールと、該走行用レールに沿って移動する複数の搬送台車と、隣り合う前記搬送台車が連結桿によって無端循環状に連結されている永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置において、連結された前記複数の搬送台車の1台おきにN極とS極が交互に並ぶ2次側磁石プレートが配置され、前記走行用レールに沿って、前記2次側磁石プレートに対向して1次側コイルが設置され、該1次側コイルの長さが、2つの前記2次側磁石プレートに同時に対向することがないような長さであると共に、前記1次側コイルを前記2次側磁石プレートが侵入してくるタイミングに合わせて、個別に磁場を発生させることを特徴としている。
また、本請求項2に係る発明は、所定の走行路に沿って敷設される走行用レールと、該走行用レールに沿って移動する複数の搬送台車と、隣り合う前記搬送台車が連結桿によって無端循環状に連結されている永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置において、連結された前記複数の搬送台車の全てにN極とS極が交互に並ぶ2次側磁石プレートが配置され、前記走行用レールに沿って、前記2次側磁石プレートに対向して1次側コイルが設置され、該1次側コイルが複数の巻線分割エリアを有すると共に、前記1次側コイルを前記2次側磁石プレートが侵入してくるタイミングに合わせて、前記巻線分割エリア毎に個別に磁場を発生させることにより、上記の目的をさらに達成するものである。
本請求項1に係る搬送物仕分装置によれば、所定の走行路に沿って敷設される走行用レールと、該走行用レールに沿って移動する複数の搬送台車と、隣り合う前記搬送台車が連結桿によって無端循環状に連結されている永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置において、連結された前記複数の搬送台車の1台おきにN極とS極が交互に並ぶ2次側磁石プレートが配置され、前記走行用レールに沿って、前記2次側磁石プレートに対向して1次側コイルが設置され、該1次側コイルの長さが、2つの前記2次側磁石プレートに同時に対向することがないような長さであると共に、前記1次側コイルを前記2次側磁石プレートが侵入してくるタイミングに合わせて、個別に磁場を発生させる構成にしたことによって、一次側コイルが、2つの2次側磁石との間において、推進力が相殺されることを防止し、低騒音で低振動である円滑なリニア同期モータ駆動が実現される。また、搬送台車間のピッチを自由に設定できるため、設計の自由度が拡大する。
本請求項2に係る搬送物仕分装置によれば、所定の走行路に沿って敷設される走行用レールと、該走行用レールに沿って移動する複数の搬送台車と、隣り合う前記搬送台車が連結桿によって無端循環状に連結されている永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置において、連結された前記複数の搬送台車の全てにN極とS極が交互に並ぶ2次側磁石プレートが配置され、前記走行用レールに沿って、前記2次側磁石プレートに対向して1次側コイルが設置され、該1次側コイルが複数の巻線分割エリアを有すると共に、前記1次側コイルを前記2次側磁石プレートが侵入してくるタイミングに合わせて、前記巻線分割エリア毎に個別に磁場を発生させる構成にしたことによって、推進力の変動が少なくなり、より一層円滑なリニア同期モータ駆動が実現される。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。
本実施例における搬送物仕分装置は、図1に示すように、連結された搬送台車の1台おきにN極とS極が交互に並ぶ2次側磁石プレートが配置されている。1次側コイルは、2次側磁石プレートよりも短いので、2つの2次側磁石プレートに同時に対向することがない。そして、1次側コイルに2次側磁石プレートが侵入してくるタイミングに合わせて、1次側コイルの電流位相をリセットする。それによって、2次側磁石プレートには常に同方向の推進力が加わる。しかしながら、1台おきに2次側磁石プレートが設置されているために、リニア誘導モータ駆動に比べて効率は改善するものの、推進力の変動が大きくなり、推進力が発生しない区間が発生する。
図2に示した例では、1次側コイルをAコイルとBコイルの2系統にして交互に配置している。そのためAコイルを抜けてきた2次側磁石プレートは、すぐにBコイルに侵入し、Bコイルと2次側磁石プレートとの相互作用により推進力が発生する。そして、Aコイルと2次側磁石プレートとの相互作用による推進力と、Bコイルと2次側磁石プレートとの相互作用により推進力とが交互に発生する。そのため、実施例1のものに比べて推進力の変動が抑制される。
図3に示した例では、2次側磁石プレートは、全ての搬送台車に配備されている。そして、一つの1次側コイルを巻線分割エリアAと巻線分割エリアBに分割しており、各巻線分割エリアは、2つの2次側磁石プレートにさしかかる位置関係となる。これは隣り合う2次側磁石プレートの隙間よりも各巻線分割エリアが長いためである。各巻線分割エリアは2つの2次側磁石プレートにさしかかるタイミングで巻線分割エリアの通電を遮断するように制御するので、非通電時には推進力が落ち、駆動効率が悪い。そこで、各巻線分割エリアの長さを2次側磁石プレートの隙間ピッチ程度に短くすれば、各巻線分割エリアが2つの2次側磁石プレートにさしかかる状態が少なくなり、巻線分割エリアへの通電を遮断する時間が短くなるので、推進力の低下が少なくなり駆動効率が向上する。その結果、巻線分割エリアAによる推進力と巻線分割エリアBによる推進力を合成した合成推力は、1次側コイルを分割しなかったものに比べて大きな推進力が得られると共に、2次側磁石プレートのピッチが変動した場合であっても、推進力が相殺されることなく常に一定方向の推進力を発生させることが可能になる。また、巻線分割エリアA及び巻線分割エリアBのうち、非通電の巻線分割エリアに発生する誘起電圧を計測することにより、磁石位相、速度を求めることができ、これらを各巻線分割エリアのドライブにフィードバックすることによって、特別なセンサを別途も受けることなくきめ細かな走行制御を行うことが可能になる。
また、本実施例では、一つの1次側コイルを複数の巻線分割エリアに分けているが、各巻線分割エリア毎に個別に1次側コイルを形成し並べて配置することでも実現可能である。しかしながら、各巻線分割エリア毎の複数の1次側コイルを配置する、すなわち地上側に固定するのは手間であり、多くの時間を要する。
本発明の永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置によれば、搬送台車間のピッチが任意であってもリニア同期モータ駆動が可能であって、しかも、推進力のムラを補完し合って推進力変動を抑制できるため、様々な用途に適用可能であり、その産業上の利用可能性はきわめて高い。
本発明の実施例1を説明する説明図である。 本発明の実施例2を説明する説明図である。 本発明の実施例3を説明する説明図である。 従来例を説明する説明図である。 従来例を説明する説明図である。 従来例を説明する説明図である。

Claims (2)

  1. 所定の走行路に沿って敷設される走行用レールと、該走行用レールに沿って移動する複数の搬送台車と、隣り合う前記搬送台車が連結桿によって無端循環状に連結されている永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置において、
    連結された前記複数の搬送台車の1台おきにN極とS極が交互に並ぶ2次側磁石プレートが配置され、
    前記走行用レールに沿って、前記2次側磁石プレートに対向して1次側コイルが設置され、該1次側コイルの長さが、2つの前記2次側磁石プレートに同時に対向することがないような長さであると共に、前記1次側コイルを前記2次側磁石プレートが侵入してくるタイミングに合わせて、個別に磁場を発生させること
    を特徴とする永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置。
  2. 所定の走行路に沿って敷設される走行用レールと、該走行用レールに沿って移動する複数の搬送台車と、隣り合う前記搬送台車が連結桿によって無端循環状に連結されている永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置において、
    連結された前記複数の搬送台車の全てにN極とS極が交互に並ぶ2次側磁石プレートが配置され、
    前記走行用レールに沿って、前記2次側磁石プレートに対向して1次側コイルが設置され、該1次側コイルが複数の巻線分割エリアを有すると共に、前記1次側コイルを前記2次側磁石プレートが侵入してくるタイミングに合わせて、前記巻線分割エリア毎に個別に磁場を発生させること
    を特徴とする永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置。
JP2004258807A 2004-09-06 2004-09-06 永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置 Pending JP2006069791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258807A JP2006069791A (ja) 2004-09-06 2004-09-06 永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258807A JP2006069791A (ja) 2004-09-06 2004-09-06 永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006069791A true JP2006069791A (ja) 2006-03-16

Family

ID=36150795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004258807A Pending JP2006069791A (ja) 2004-09-06 2004-09-06 永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006069791A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105035613A (zh) * 2015-07-23 2015-11-11 国网浙江省电力公司 一种营销档案管理系统
CN113320549A (zh) * 2021-07-16 2021-08-31 中铁第六勘察设计院集团有限公司 一种环抱接轨站的重载铁路专用线装车站平面布置结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105035613A (zh) * 2015-07-23 2015-11-11 国网浙江省电力公司 一种营销档案管理系统
CN113320549A (zh) * 2021-07-16 2021-08-31 中铁第六勘察设计院集团有限公司 一种环抱接轨站的重载铁路专用线装车站平面布置结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9333875B2 (en) System and method for providing power to a moving element
EP2847111B1 (en) Conveyor having rollers actuated by electromagnetic induction
WO2013065236A1 (ja) リニアモータおよびリニア搬送装置
JPS63290101A (ja) リニアモ−タ式搬送装置
EP2691319B1 (en) Pallet-based position adjustment system
KR101732636B1 (ko) 선형 전동기
JP2008517571A (ja) 磁石列を伴う搬送システムおよび/または駆動システムを有するスライドドア
JPH03112393A (ja) 搬送装置
JPS60204250A (ja) 搬送装置
US10532891B2 (en) Transport route of a long stator linear motor
JP2553043B2 (ja) 浮上式搬送装置
US5163546A (en) Ac magnetic floating conveyor and operation method thereof
JP2006069791A (ja) 永久磁石式リニア同期モータ駆動の搬送物仕分装置
JP5252384B2 (ja) 乗客コンベア
JP3430770B2 (ja) ドア開閉用リニアモータ
JP2001112119A (ja) リニアモータ式搬送装置
KR102416447B1 (ko) 이송 대차용 코어리스 리니어 모터
JP2020129854A (ja) キャリア及び搬送システム
JPH09183517A (ja) 誘導型リニアモータ駆動式スラットコンベヤ
WO2020050034A1 (ja) 走行システム
JP2006044936A (ja) リニアモータ駆動チェーン
WO2023229051A1 (ja) 電磁装置
JP2006213462A (ja) 駆動式搬送チェーン
JP2020191704A (ja) 走行装置
JPH05176416A (ja) 交流磁気浮上搬送装置