JP2006069108A - 印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 第1面と第2面の印刷位置合わせ精度を高める。
【解決手段】 ウェブの第1の面に画像を形成する第1印刷装置は、前記ウェブの各ページの予め指定された位置に位置合わせマークを形成するマーク形成手段を有し、前記ウェブの第2の面に画像を形成する第2印刷装置は前記位置合わせマークを検出するマーク検出手段と、予め設定された期間だけ前記マーク検出手段による前記位置合わせマークの検出を有効にする検出期間規制手段とを有し、予め設定された周期毎にウェブ送り制御信号を発生させるとともに、前記ウェブ送り制御信号の発生タイミングと前記位置合わせマークを検出することにより前記マーク検出手段が発するマーク検出信号の発生タイミングとの位相を整合させる制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図8
【解決手段】 ウェブの第1の面に画像を形成する第1印刷装置は、前記ウェブの各ページの予め指定された位置に位置合わせマークを形成するマーク形成手段を有し、前記ウェブの第2の面に画像を形成する第2印刷装置は前記位置合わせマークを検出するマーク検出手段と、予め設定された期間だけ前記マーク検出手段による前記位置合わせマークの検出を有効にする検出期間規制手段とを有し、予め設定された周期毎にウェブ送り制御信号を発生させるとともに、前記ウェブ送り制御信号の発生タイミングと前記位置合わせマークを検出することにより前記マーク検出手段が発するマーク検出信号の発生タイミングとの位相を整合させる制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図8
Description
本発明は、ウェブの両面に画像を形成する印刷システムに関するものである。
印刷システムには、送り孔を持たないウェブの第1の面に画像を形成する第1印刷装置と、第1印刷装置の後段に設けられ前記ウェブの第2の面に画像を形成する第2印刷装置とを有する印刷システムにおいて、少なくとも第1印刷装置は、前記ウェブの各ページの予め指定された位置に位置合わせマークを形成するマーク形成手段を有し、少なくとも第2印刷装置は、前記位置合わせマークを検出するマーク検出手段と、予め設定された周期毎にウェブ送り制御信号を発生させるとともに、前記ウェブ送り制御信号の発生タイミングと、前記位置合わせマークを検出することにより前記マーク検出手段が発するマーク検出信号の発生タイミングとの位相を整合させる制御手段とを有していることを特徴とする印刷システムが実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような印刷システムにおいて、予め設定された期間だけ前記マーク検出手段による前記位置合わせマークの検出を有効にする検出期間規制手段を備えた印刷システムが実用化されている。
ところで、第1面と第2面の印刷位置精度を高くしようとした場合、マーク検出手段におけるマーク検出位置精度を超えて悪化した場合には、エラーとなり、印刷を停止する頻度が高くなり、印刷システムとしてのスループットを落とす要因となっている。
本発明は、送り孔を持たないウェブの第1の面に画像を形成する第1印刷装置と、前記第1印刷装置の後段に設けられ前記ウェブの第2の面に画像を形成する第2印刷装置とを有し、少なくとも前記第1印刷装置は、前記ウェブの各ページの予め指定された位置に位置合わせマークを形成するマーク形成手段を有し、少なくとも第2印刷装置は、前記位置合わせマークを検出するマーク検出手段と、予め設定された期間だけ前記マーク検出手段による前記位置合わせマークの検出を有効にする検出期間規制手段とを有し、予め設定された周期毎にウェブ送り制御信号を発生させるとともに、前記ウェブ送り制御信号の発生タイミングと前記位置合わせマークを検出することにより前記マーク検出手段が発するマーク検出信号の発生タイミングとの位相を整合させる制御手段とを有し、予め設定された期間だけ前記マーク検出手段による前記位置合わせマークの検出を有効にする検出期間規制手段の期間を変えることで、位相を整合させる精度を設定可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、第1面と第2面の印刷位置合わせ精度を高い精度で要求する場合でも、印刷位置合わせ精度は高くなくてもエラーの発生頻度が低く、印刷システムとしてのスループットを高くすることを要求する場合であっても、用途に合わせて印刷を実施できる印刷システムを提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
はじめに、図1を用いて印刷システムに適用され得る電子写真式印刷装置の全体構成を説明する。図1において、Wはウェブである。ウェブWは給送装置(図示せず)から送り出され、印刷装置Pの下をくぐるようにして印刷装置Pの内部に送り込まれる。印刷装置P内に送り込まれたウェブWは、搬送経路上に配置されたガイドローラ1に案内され、ウェブバッファ機構2に向けて搬送される。
ウェブバッファ機構2は、搬送されるウェブWを一時的に蓄える蓄積部2aと、蓄積部2aに対しウェブ搬送方向上流部に設けられた一対のローラ2b、2cと、蓄積部2aにおけるウェブWの弛み量(バッファ量)を監視する複数のセンサ(本例においては4対の光学式センサ2d、2e、2f、2gを使用している)とを備えている。
蓄積部2aにおいては、通常、弛んだウェブWの底面がセンサ2fのレベルとなるようにバッファ量が監視されており、図示のごとくウェブWの底面がセンサ2gのレベルに達した場合にはローラ2bの回転を低速にし、蓄積部2aにおけるウェブWの底面がセンサ2fのレベルまで上昇してくるように制御する。
また、これとは反対に、ウェブWの底面がセンサ2eのレベルに達した場合にはローラ2bの回転を高速にし、蓄積部2aにおけるウェブWの底面がセンサ2fのレベルまで下降するように制御する。蓄積部2aのウェブ搬出部には、搬送されるウェブWのエッジ位置を規制するガイド部材3が設けられている。ガイド部材3を通過したウェブWは、次に異物除去機構4に送り込まれる。異物除去機構4は、固定して設けられた一対のシャフト4a、4bと、シャフト4a、4bの前後位置において固定して設けられたシャフト4c、4dとを備えている。シャフト4aとシャフト4bは予め設定された極めて狭い間隙(ナローギャップ)をなして設けられている。
異物除去機構4を通過したならばウェブWは、次に張力付与機構5に送り込まれる。張力付与機構5は、駆動源を持たないドラム5aと、このドラム5aに圧接して設けられたローラ5bと、ウェブ搬送路上において移動可能に支持されたドラム5cとから構成されている。ドラム5aは固定して設けられたものであってもよいし、搬送されるウェブWとの接触により連れ回りする従動回転ドラムとして設けられてもよい。
ドラム5aに圧接するローラ5bは従動ローラとして設けられており、本例においては、ウェブWの幅方向において複数に分割して配置されたローラ構成となっている。ドラム5cは、回動可能に支持されたアーム5dの自由端に固定されており、バネ5eによってウェブWの面に付勢されている。
上記の張力付与機構5を設けることによってウェブWの張力が一定に保たれるようになる。張力付与機構5から通過したウェブWは、ガイドシャフト6、ガイド板7を経て、搬送ローラ8、9によって印写部10へ送り込まれる。
印写部10には、例えば電子写真記録方式による印写装置が用いられ、像担持体として例示される感光体ドラム101が回転を開始すると、コロナ帯電器102に高電圧が印加され、感光体ドラム101表面は均一に帯電される。
半導体レーザや発光ダイオードなどで構成された光源103から出力された光は、感光体ドラム101上を像露光し、感光体ドラム101上に静電潜像を形成する。この静電潜像を保持した感光体ドラム領域が現像装置104と対向する位置に到達すると、静電潜像に現像剤が供給され、感光体ドラム101上にトナー像が形成される。感光体ドラム101上に形成されたトナー像は、ウェブWの背面側にトナー像と逆極性の電荷を付与する転写器105の作用によってウェブW上に吸引される。感光体ドラム101の転写位置を通過した領域は、清掃装置106で清掃され、次の印刷動作に備えられる。
上記のようにして印写部10からトナー像が転写されたウェブWは、搬送ベルト11によって後段へと搬送されて行く。搬送ローラ8は駆動源を持つ駆動ローラとして設けられており、搬送ローラ9はバネ9aの弾性力によってウェブWを介して搬送ローラ8に圧接された従動ローラとして設けられている。
また、搬送ベルト11は、駆動ローラ11aと従動ローラ11bに掛け渡して支持されるとともに、吸引装置(図示せず)を備えた構成となっており、ウェブWの背面を搬送ベルト11上に吸着させた状態で搬送するように構成されている。搬送ベルト11から送り出されたウェブWは、バッファプレート12を経て定着装置13に搬送される。
定着装置13に到達したウェブWは、プレヒータ13aで予熱された後、加熱ローラ13bと加圧ローラ13cからなる一対の定着ローラによって形成されるニップ部によって加熱加圧されながら挟持搬送され、トナー像がウェブWに溶融定着される。加熱ローラ13bと加圧ローラ13cによって送り出されてきたウェブWは、贈り出しローラ14を経るとともに、通常は、スイングフィン15の振り子動作によって交互に折り分けられ、印刷装置P内で折りたたまれて積み重ねられる。
これに対し、印刷システムを構成すべく当該印刷装置Pの後段にもう1台の印刷装置を配置させた場合には、加熱ローラ13bと加圧ローラ13cによって送り出されてきたウェブWは、贈り出しローラ14を経て図1に破線で示すように印刷装置Pの外へと排出され、2台目の印刷装置(図示せず)に向けて搬送される。
16はウェブWに形成された位置合わせマークを検出するマーク検出手段(以下、マークセンサと称す。)を示している。マークセンサ16は特に後段に置かれた印刷装置において必須とされるものであり、前段の印刷装置にてウェブWの表面に画像印刷を行う際にそれと同時にページ先頭端に印刷された位置合わせマークを検出し、2台目の印刷装置にてウェブWの裏面に印刷される画像と、1台目の印刷装置でウェブWの表面に印刷された画像とが位置ずれなく、正確に行なわれるように制御するための信号を発生させる(詳細は後述する。)。
以上の構成は、印刷装置単体の構成の説明であって、印刷システムとして用いる場合は、印刷装置Pを例えばもう1台準備し、図2に示すように設置する。このように設置することにより、先頭の印刷装置P1から送り出されてきたウェブWの表裏は、反転装置Tによって反転され、その後、後続の印刷装置P2に送り込まれて、ウェブWの第2の面にも画像が形成される。
次に、マークセンサ16の出力信号とウェブ搬送制御の関係を説明する。1台目の印刷装置P1においてウェブW上には、図3に示すように印刷データに基づく画像Imが印刷されるとともに、各ページの先頭端には位置合わせマーク(トナーマーク)Rmが印刷され、印刷装置P1から排出される。
なお、位置合わせマークを形成する手段は、画像Imを形成する手段とは独立させて別に設けてもよいし、感光体ドラム上に画像Imと一緒に形成してもよい。本例においては、後者の構成により位置合わせマークを形成している。
反転装置TによるウェブWの表裏反転により、トナーマークRmを保持した側のウェブ面(第1の面)は、マークセンサ16の検出面と対向するようになり、また、白紙状態のウェブ面(第2の面)は感光体ドラム101表面と対向するようになる。感光体ドラム101上に仮想的に設定されるページ先頭は、コントローラ17からのウェブ送り制御信号(以下、「CPF−N信号」と称する)の発信タイミングによって把握される。
また、感光体ドラム101は予め設定されたプロセス速度で定速回転するように制御されているため、感光体ドラム101上におけるページ先頭は、上記CPF−N信号の一周期毎、すなわちCPF長毎に転写ポイントTPに到達することになる。従って、コントローラ17からのCPF−N信号の発信タイミングと、マークセンサ16がトナーマークRmを検出するタイミングとの位相が一致するようにウェブ搬送速度を制御することにより、感光体ドラム101上のページ先頭と、ウェブWのページ先頭とを転写ポイントTPで高精度に一致させることが可能となる。
本実施例では、図4に示すように転写器105による転写ポイントTPから露光ポイントEPまでの感光体ドラム101表面上での距離をL1とし、転写ポイントTPからマークセンサ16による検出ポイントDPまでのウェブ搬送路上における距離をL2としている。
ここで、感光体ドラム101上に仮想的に設定されるページ先頭PPと、ウェブWのページ先頭を表すトナーマークRmとが転写ポイントTPで一致する関係にてウェブ搬送が行なわれている状態における、トナーマーク検出タイミングを「制御タイミング」と定義する。
ところで、印刷開始時の第1ページ目の裏面印刷に関しては、オペレータが予めウェブWを印刷装置P2の所定位置に装填した上で印刷を開始させるので、表面のページ先頭位置と裏面のページ先頭位置とは通常一致する。第1ページ目の印刷データが感光体ドラム101上に形成し終わるタイミングになると、印刷装置は図5に示すようにコントローラ17から第1回目のCPF_LEG−P信号を受信する。CPF_LEG−P信号を受信すると、上記制御タイミングの算出が実行される。
ここで、上記制御タイミングの算出は例えば以下のような思想に基づき行なわれる。すなわち、感光体ドラム101上に仮想的に設定される第2ページ目のページ先頭と、ウェブWの第2ページ目のトナーマークとを転写ポイントTPで一致させるには、感光体ドラム101上の第2ページ目のページ先頭が転写ポイントTPからL2の位置に来た時にトナーマーク19が検出される必要がある。従って、第2回目のCPF−N信号を受信してから上記制御タイミングまでの時間をt1、印刷装置のプロセス速度をvpとすると、t1は下式にて表される。
t1=(L1−L2)/vp … 式(1)
また、感光体ドラム101上のページ先頭を示すデータがCPF長毎に転写ポイントTPに到達することから、これ以降の制御タイミングはCPF長毎となる。この制御タイミングに対するトナーマークRmの検出ずれ時間から、表面のページ先頭に対し裏面に印刷するページ先頭がどの程度ずれているかを把握し、トナーマークRmの検出タイミングが、前記制御タイミングよりも遅い場合はウェブ搬送速度を加速させる。逆にトナーマークRmの検出タイミングが制御タイミングよりも早い場合はウェブ搬送速度を減速する。すなわち、トナーマークRmを検出するタイミングが制御タイミングと一致するようにウェブ搬送速度を制御するのである。
また、感光体ドラム101上のページ先頭を示すデータがCPF長毎に転写ポイントTPに到達することから、これ以降の制御タイミングはCPF長毎となる。この制御タイミングに対するトナーマークRmの検出ずれ時間から、表面のページ先頭に対し裏面に印刷するページ先頭がどの程度ずれているかを把握し、トナーマークRmの検出タイミングが、前記制御タイミングよりも遅い場合はウェブ搬送速度を加速させる。逆にトナーマークRmの検出タイミングが制御タイミングよりも早い場合はウェブ搬送速度を減速する。すなわち、トナーマークRmを検出するタイミングが制御タイミングと一致するようにウェブ搬送速度を制御するのである。
さらに、コントローラ17は、上記制御に加え、トナーマークRmを検出する毎に、CPF−N信号が送信されてからトナーマークRmを検出するまでの時間(マーク時間)を記憶する手段としてのメモリ(図示せず)を備えていてもよい。そして、トナーマークRmを検出する毎に、前回のトナーマーク検出時に前記メモリに記憶された旧データ(マーク時間t0)と、今回のトナーマーク検出時に前記メモリに記憶された新データ(マーク時間t2)との差Δtを演算手段(図示せず)にて例えば下式に基づき算出する。
Δt=t2−t0 … 式(2)
そして、CPF長に対するΔtの割合だけ、その時点でのウェブ搬送速度を加速あるいは減速させる。
そして、CPF長に対するΔtの割合だけ、その時点でのウェブ搬送速度を加速あるいは減速させる。
ウェブ搬送速度をv、補正する速度をΔvとすると、Δvは下式にて求められる。
Δv=(Δt/CPF長)×v … 式(3)
このΔvを当該検出時点におけるウェブ搬送速度vに加えることにより、トナーマークRmを検出するタイミングが制御タイミングと一致するようになる。
このΔvを当該検出時点におけるウェブ搬送速度vに加えることにより、トナーマークRmを検出するタイミングが制御タイミングと一致するようになる。
以上の構成によれば、表面印刷時に定着熱などの影響により熱収縮してしまったウェブWが後段の印刷装置に送り込まれたとしても、表面の印刷位置に対して裏面の印刷位置を一致させることが可能となり、送り孔を持たないウェブに対する印刷信頼性を高めることができる。
この種の印刷システムにおいては、2台目の印刷装置の後段に後処理装置(裁断装置、ステープラ、パンチ、製本機等)を設置する場合があり、印刷後のウェブに対しどのような後処理を施すかを自動識別させたりするために、ウェブ上には識別記号、識別データあるいは識別コード等が印刷される場合があり、これら識別記号等は、通常、画像領域の外に印刷される。従って、この場合は画像領域外に位置合わせマークと識別記号等とが混在した状態となるため、マークセンサが識別記号等をトナーマークと誤検出してしまい、印刷位置を正確に合わせることができなくなることが考えられる。そこで、予め設定された期間だけマークセンサによるトナーマークの検出を有効にし、検出期間を規制するようにしている。
図6に示すように、最初のCPF_LEG−P信号が発生してから時間Tが経過するタイミングの前後Δtの時間にトナーマークを検出可能な期間を設定し、他の期間はマスクしている。このトナーマークを検出可能な期間Δtを予め設定可能とする。このΔtの期間からトナーマークずれた場合は、第1面と第2面の印刷位置ずれ精度が悪化したものとして、エラーとして印刷を停止する。例えば、図7に示すように、Δtの期間をΔt1の場合とΔt2の場合を比べた場合、Δt1の範囲内でエラーとならずに印刷された結果は、第1面と第2面の印刷位置ずれ精度がΔt1以内であるため、Δt2以内で印刷された場合と比べ、第1面と第2面の印刷位置ずれ精度が良くなる確率が高い。当然、よくならない場合もある。
図7のような位置にマークが来た場合は、Δt1の場合はエラーとして印刷が停止してしまう。Δt2の場合は、エラーとならずに印刷が継続できるため、印刷システムとしてはスループットが上がることになる。例えば、第1面と第2面の位置合わせ精度を高い精度で要求する印刷の場合には、Δtの期間を小さくし、トナーマークのずれ量の許容する範囲を狭くする。
第1面と第2面の印刷位置合わせ精度が低い精度でも良い印刷の場合には、Δtの期間を大きくし、トナーマークのずれ量の許容する範囲を広げて、印刷を実施する。こうする事により、印刷システムとしてのスループットを上げることができる。
なお、Δtの設定方法は、図7に示すように、トナーマーク検出規制信号の範囲を前後Δt1やΔt2と時間を変えることで、設定してよい。
また、図8に示すように、トナーマーク検出規制信号のトナーマークを検出可能な期間を前後Δtの時間を変えることなく同一のままで、ソフトウェア的に、エラーとする検出範囲を前後Δt1やΔt2と時間を変えてもよい。
W…ウェブ、P1、P2…印刷装置、16…マーク検出手段、17…コントローラ。
Claims (1)
- 送り孔を持たないウェブの第1の面に画像を形成する第1印刷装置と、前記第1印刷装置の後段に設けられ前記ウェブの第2の面に画像を形成する第2印刷装置とを有し、少なくとも前記第1印刷装置は、前記ウェブの各ページの予め指定された位置に位置合わせマークを形成するマーク形成手段を有し、少なくとも第2印刷装置は、前記位置合わせマークを検出するマーク検出手段と、予め設定された期間だけ前記マーク検出手段による前記位置合わせマークの検出を有効にする検出期間規制手段とを有し、予め設定された周期毎にウェブ送り制御信号を発生させるとともに、前記ウェブ送り制御信号の発生タイミングと前記位置合わせマークを検出することにより前記マーク検出手段が発するマーク検出信号の発生タイミングとの位相を整合させる制御手段とを有し、予め設定された期間だけ前記マーク検出手段による前記位置合わせマークの検出を有効にする検出期間規制手段の期間を変えることで、位相を整合させる精度を設定可能とすることを特徴とする印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004257192A JP2006069108A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004257192A JP2006069108A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 印刷システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006069108A true JP2006069108A (ja) | 2006-03-16 |
Family
ID=36150217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004257192A Pending JP2006069108A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006069108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012056099A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | タンデム型印刷装置 |
JP2019055522A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
2004
- 2004-09-03 JP JP2004257192A patent/JP2006069108A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012056099A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Ricoh Co Ltd | タンデム型印刷装置 |
JP2019055522A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
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