JP5181881B2 - 両面印刷装置 - Google Patents

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本発明は、両面印刷装置におけるウェブ蛇行補正制御機構に関するものである。
長尺に連続した帯状の用紙に代表されるウェブの両面に画像を形成する印刷システムとして、2台の印刷装置を直列に配置し、前段の印刷装置(以下、第1印刷装置という)にてウェブの第1の面(表面)に印刷を行ない、この第1印刷装置から排出されたウェブを反転装置にて表裏反転させた後、ウェブを後段の印刷装置(以下、第2印刷装置という)へ送り込み、その第2印刷装置で第2の面(裏面)に印刷を行うようにした印刷システムが提案され、実用化されている。このような印刷システムにおいて、第1印刷装置、第2印刷装置に関係なく、ウェブが蛇行した方向とは逆の方向へ蛇行補正制御を実施している。
はじめに、両面印刷システムに係わる電子写真式印刷装置の一例について、図1を用いて説明する。Wはウェブであり、通常は紙が用いられる。ウェブWは給紙装置(図示せず)から印刷装置Pの内部に送り込まれ、ガイドローラ1に案内されてウェブバッファ機構2に搬送される。ウェブバッファ機構2は、搬送されたウェブWを一時的に蓄える蓄積部2aと、ウェブWの弛み量(バッファ量)を検出する複数の光学センサ2d,2e,2f,2gと、ウェブ搬送方向の上流部に設けられた1対のローラ2b,2cとを備えている。ローラ2cには、ローラ2bへの圧接力を調整するための調整機構が装備されている。本実施例においては、ローラ2cの一端から突出した軸2hに錘2iを摺動可能に設け、この錘2iの位置を変えることにより梃の原理でローラ2cの2bに対する圧接力を調節している。このウェブバッファ機構2自体は、本発明と直接関係ないので説明は省略するが、例えば特許文献1に記載されている。
ガイド部材3を通過したウェブWは、次の異物除去機構4に送り込まれる。異物除去機構4には、固定して設けられたシャフト4a,4bと4c,4dが設けられている。シャフト4aと4bは予め設定された極めて狭い間隔をなして設けられ、異物の侵入を阻止する役目を有する。ウェブWはさらに張力付与機構5に搬送される。この張力付与機構5はドラム5aと、このドラム5aに圧接して設けられたローラ5bとウェブ搬送上において移動可能に支持されたドラム5cとから構成されている。ドラム5cは、回動可能に支持されたアーム5dの自由端に固定されており、バネ5eによってウェブWの面に押し付けられている。上記張力付与機構5を設けることによってウェブWの張力が一定に保たれる。
さらにウェブWは、ガイドシャフト6、ガイド板7を経て、搬送ローラ8,9によって印写部10へ送り込まれる。印写部10としてこの実施例では電子写真記録方式による印写装置が用いられているが、本発明はこの記録装置に限定されるものではない。
像担持体として例示される感光体ドラム101が回転を開始すると、コロナ帯電器102に高電圧が印加され、感光体ドラム101表面は均一に例えば正電荷が帯電される。半導体レーザや発光ダイオードなどで構成された光源103から出力された光は、感光体ドラム101上を像露光し、感光体ドラム101上に静電潜像を形成する。この静電潜像を保持した感光体ドラム領域が現像装置104と対向した位置に到達すると、静電潜像に現像剤が供給され、感光体ドラム101上にトナー像が形成される。感光ドラム101上に形成されたトナー像は、ウェブWの背面側にトナー像と逆特性の電荷を付与する転写器105の作用によってウェブW上に吸引される。感光体ドラム101の転写位置を通過した領域は、清掃装置106で清掃され、次の印刷動作に備えられる。
上記のようにして印写部10からトナー像が転写されたウェブWは、搬送ベルト11によって後段へと搬送されていく。搬送ローラ8は駆動源を持つ駆動ローラとして設けられており後述されるモータによって駆動される。搬送ローラ9はバネ9aの弾性力によってウェブWを介して搬送ローラ8に圧接された従動ローラとして設けられている。また、搬送ベルト11は、駆動ローラ11aと従動ローラ11bに掛け渡して支持されるとともに、吸引装置(図示せず)を備えた構成となっており、ウェブWの背面を搬送ベルト11上に吸着させた状態で搬送するように構成されている。
搬送ベルト11から送り出されたウェブWは、バッファプレート12を経て定着装置13へ搬送される。定着装置13へ到達したウェブWは、プレヒータ13aで予熱された後、加熱ローラ13bと加圧ローラ13cからなる一対の定着ローラによって形成されるニップ部によって加熱加圧されながら狭持搬送され、トナー像がウェブWに溶融定着される。加熱ローラ13bと加圧ローラ13cによって送り出されてきたウェブWは、送出しローラ14を経て破線で示すように印刷装置Pの外へと排出され、2台目の印刷装置(図示せず)に向けて搬送される。折り目のあるウェブWを使用する場合は、畳みスウィングフィン15の振り子動作によって交互に折り分けられ、印刷装置P内で折りたたまれて積み重ねる使い方も一般的である。
符号13eはエアー吸引によりウェブWとプレヒータ13aとの密着性を保たせたり、非印刷時にウェブWの位置がずれないようにウェブWの位置を規制するサクション機構である。エアー吸引をする幅が使用するウェブWの幅より広い場合、吸引孔からエアーがもれて吸引力が低下しウェブWとプレヒータ13aの密着性が低下して、その結果ウェブ予熱効果および定着性能が低下する。またエアー吸引をする幅が使用するウェブWの幅より狭い場合、ウェブWにかかる負荷のバランスが幅方向で崩れ、ウェブの走行安定性が低下する。従って、サクション機構13eのエアー吸引幅は、使用するウェブWの幅に応じて可変できる構成となっている。
前記搬送ローラ8および9、搬送ベルト11でウェブを搬送することで、送り孔有無に関わらすウェブ搬送が可能であるが、送り孔のあるウェブWを搬送する手段として、ピンに送り孔を勘合させて搬送するトラクタ17を用いるのが一般的である。ウェブをプリンタのフロント基準に搬送する場合、フロント側のトラクタは幅方向に固定であり、リア側のトラクタのみを使用するウェブの幅に合わせて移動する。従来技術ではリア側のトラクタ17にマグネットを取付け、対向する位置にホールセンサを一定間隔(例えば0.5インチ間隔)に複数個並べたトラクタ位置検出センサ18を設け、トラクタ間の幅を検出し、これが概略のウェブ幅と一致するため、この検出情報に基づき前記サクション機構13eのエアー吸引幅を決定する。送り孔の無いウェブを使用する場合もウェブの蛇行を規制する端部ガイドとして前記トラクタ17を使用するため、トラクタ位置の検出情報に基づき前記サクション機構13eのエアー吸引幅を変えている。
符号13dはウェブWの蛇行を検出するセンサ(以下スキューセンサという)で、印刷中はスキューセンサ13d下のウェブWを走行させたい位置に対して、ウェブWが実際に通過している位置およびウェブWの蛇行方向とその蛇行速度を検出し、加熱ローラ13bと加圧ローラ13cの加圧力をウェブ幅方向(ウェブ搬送方向の右端と左端)で差をつけることで、ウェブ蛇行補正が実施される。
つぎに両面印刷システムの全体構成の一例について、図2を用いて説明する。両面印刷システムは前記電子写真式印刷装置の構成を有する2台の印刷装置P1,P2と、両印刷装置に接続された制御装置16とから構成される。そして第1の印刷装置P1から送出されてきたウェブWの表裏は、反転装置Tによって反転され、その後、第2の印刷装置P2に送り込まれて、ウェブWの第2の面にも画像が形成される。
特開2002−187660号公報 特開2004−238165号公報
図1に示すように、この種のウェブを扱う印刷装置には、ウェブ搬送パス上に、ウェブWに画像を定着させるためのプレヒータ13aが備えられているのが一般的である。
図2に示すように、このような印刷装置を用いた印刷システムにおいて、ウェブWを第1の印刷装置P1と第2の印刷装置P2に通したまま停止させていた場合、ウェブWは図3に示すように、時間が経過するにしたがってプレヒータ13a上で停止している部分のウェブWだけが加熱され続けることにより水分が蒸発し、部分的に大きく縮んだ状態になる。図2に示すように、第1の印刷装置P1から排出された大きく縮んだ部分を持つウェブWは、反転装置Tにて表裏が反転され第2の印刷装置P2へ送り込まれる。
図4に示すように、このような大きく幅方向に縮んだウェブWが第2の印刷装置P2のスキューセンサ13d下を通過した場合、第2の印刷装置P2はウェブWが急激に左側に蛇行したと判断し、加熱ローラ13bと加圧ローラ13cの右側の加圧力を高めることで、ウェブWを右側(D1の矢印の方向)に戻そうとする。しかし、図5に示すように、元々蛇行したわけではなく大きく縮んだウェブが通過しただけの為、第1の印刷装置P1のプレヒータ13aによって大きく縮んだウェブWがD2の方向に通過した後は、元の幅のウェブが通過し始めるため、ウェブWは逆に大きく右側を通過してしまい、結果的に大きく蛇行させてしまうという問題点がある。
上記の課題を解決するため、(第2の印刷装置P2が停止している時間)=(第1の印刷装置P1のプレヒータ13a上でウェブWが停止している時間)と考え、停止時間からウェブWの幅方向の縮みを予測し、幅方向に大きく縮んだウェブWが第2の印刷装置P2のスキューセンサ13d下を通過する期間、蛇行状態の監視なしで搬送することにより、第1の印刷装置P1のプレヒータ13a上で停止して幅方向に大きく縮んだウェブWを、第2の印刷装置P2上で蛇行することなく印刷を行う方法が特許文献2で紹介されているが、印刷停止時間に依存するため、素材などにより短時間でも幅方向に大きく縮みが発生するようなウェブや、間歇印刷(第1の印刷装置P1から第2の印刷装置P2との間にあるウェブの頁数よりも少ない頁数を印刷して停止する動作を繰返すことでウェブの縮んだ部分が複数存在する場合)には対応できていない。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、第1の印刷装置の予備加熱プレート上で停止して幅方向に大きく縮んだウェブを第2の印刷装置上で蛇行させることなく印刷を行い、印刷開始から正確に画像を印刷することが可能な両面印刷装置を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明の第1の手段は、ウェブの第1の面に画像を形成する第1印刷装置と、その第1印刷装置の後段に設けられた前記ウェブの第2の面に画像を形成する第2印刷装置とを有し、前記第1印刷装置と前記第2印刷装置は、前記ウェブに画像を定着させるための予備加熱プレートと、前記ウェブの蛇行を検出するウェブ蛇行検出センサと、前記ウェブの蛇行を補正するウェブ蛇行補正手段を有する両面印刷装置において、前記第2印刷装置は、ウェブ搬送パス上の前記ウェブ蛇行検出センサの上流にウェブ幅方向の寸法を検出するウェブ幅センサを有し、前記ウェブ幅センサの検出情報およびウェブ蛇行センサの検出情報に基づいてウェブの蛇行量を解析し、前記ウェブ蛇行補正手段で蛇行補正を実施することを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記第1印刷装置の予備加熱プレート上で停止していたウェブが、前記第2印刷装置のウェブ搬送パス上に設けられた前記ウェブ幅センサを通過した後は、前記ウェブ幅センサを用いずに、ウェブ蛇行センサの検出情報に基づいてウェブの蛇行量を解析し、蛇行補正を実施することを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1または第2の手段において、前記第1印刷装置の予備加熱プレート上で停止していたウェブが、前記第2印刷装置のウェブ搬送パス上に設けられた前記ウェブ幅センサを通過する前は、前記ウェブ幅センサを用いずに、ウェブ蛇行センサの検出情報に基づいてウェブの蛇行量を解析し、蛇行補正を実施することを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1ないし第3の手段において、エアー吸引により前記ウェブを前記予備加熱プレートに密着するサクション機構を設け、前記ウェブ幅センサの検出情報に基づいて前記サクション機構のエアー吸引幅を可変することを特徴とするものである。
本発明によれば、第1の印刷装置の予備加熱プレート上で停止して幅方向に大きく縮んだウェブを第2の印刷装置上で蛇行させることなく印刷を行い、印刷開始から正確に画像を印刷することが可能な両面印刷装置を提供することが出来る。
本発明は前述のように、前記ウェブ蛇行検出センサおよびウェブ幅検出センサの検出情報に基づいて、ウェブ蛇行補正を実施することにより、第1印刷装置の予備加熱プレートで停止して、横方向に大きく縮んだウェブを第2印刷装置上で蛇行させることなく印刷を行い、印刷開始から正確に画像を印刷することが可能な両面印刷装置を提供できる。
本発明による、第1の印刷装置P1のプレヒータ13a上で停止して、幅方向に大きく縮んだ部分Yを第2印刷装置P2で蛇行させることなく印刷するウェブ蛇行補正制御方式について、図6、図7を用いて説明する。従来技術と同様な部分がほとんどであるため、本発明による変更点のみ説明する。
印刷装置Pのウェブ搬送パス上のスキューセンサ13d上流にウェブ幅検出センサ20を設ける。これは例えばイメージセンサのようなものであり、通過するウェブの幅を直接検出する。直接ウェブの幅を検出するため、上記のように幅方向に大きく縮んだ部分Yが通過する際に、それ以前の検出情報(縮む前のウェブ幅検出情報)との比較によりウェブの縮み量Aを算出できる。またウェブ幅検出センサ20部分を通過したウェブがスキューセンサ13d下を通過するまでの時間tは、両センサ間のパス長Lをプロセス速度Vで除することにより算出できる。
t=L÷V
従ってウェブ幅検出センサ20でウェブが幅方向に大きく縮んだ部分Yが通過した後t時間経過後には、前記で算出したウェブの縮み量Aの半分がスキューセンサ13dにより検出されることがわかる。ここで縮み量Aはウェブ幅方向でほぼ均等に縮むため、ウェブWの片側で検出しているスキューセンサ13dには、縮み量A全体の半分が検出される。以上より当該部分のウェブWの実際の蛇行量B(ウェブ幅方向中心線の蛇行量)は、スキューセンサ13dの検出情報である蛇行量Cから縮み量Aの半分を減じた値である。
B=C−A/2
このように、ウェブが幅方向に大きく縮んだ部分Yが通過した場合でも実際の蛇行量を算出できるため、その情報に基づきウェブ蛇行補正制御が可能となり、ウェブを蛇行させることなく印刷を行い、印刷開始から正確に画像を印刷することが可能な両面印刷装置を提供出来る。
また、第1の印刷装置P1のプレヒータ13aから第2の印刷装置P2のウェブ幅検出センサ20までのパス長L1は、両印刷装置にウェブWを装填した際に予めわかるため、第1の印刷装置P1のプレヒータ13a上で停止して、幅方向に大きく縮んだ部分Yが第2の印刷装置P2のウェブ幅検出センサ20を通過するまでの時間t1を下記のように算出できる。
t1=L1÷V
同様に幅方向に大きく縮んだ部分Yの長さがL2の場合、第2の印刷装置P2のウェブ幅検出センサ20を通過し終わるまでの時間t2も算出できる。
t2=(L1+L2)÷V
従って、ウェブ蛇行補正制御に前記ウェブ幅検出センサ20の検出情報を使用する期間を、印刷開始からt1経過後からt2経過後までと限定することが可能である。それ以外の期間は従来のスキューセンサ13dの検出情報のみに基づき蛇行補正制御を行えばよく、ウェブ幅検出センサ20をoffしておくことができる。このようにすることで、ウェブ幅検出センサ20の実使用時間を短縮することができ、印刷装置の実印刷量に対してウェブ幅検出センサ20の寿命を延長することが可能となり、信頼性の高い印刷装置を提供可能となる。
またウェブ幅検出センサ20は、印刷装置Pのウェブ搬送パス上のスキューセンサ13d上流に配置すればよく、新規に追加すれば上記効果を発揮できることは言うまでもないが、従来技術のトラクタ位置検出センサ18に置き換えることも可能である。従来技術でトラクタ位置検出センサ18で検出した概略のウェブ幅情報に基づいて、サクション機構13eのエアー吸引幅を可変しているが、ウェブ幅検出センサ20で検出した直接のウェブ幅に基づいてサクション機構のエアー吸引幅を可変としても同様である。
その他、加熱ローラ13b内部のヒータランプ制御方法や、加熱ローラ13bに塗布するオイルの吐出量の制御方法など、従来トラクタ位置検出センサ18で検出した概略のウェブ幅情報に基づいて制御していた項目も、ウェブ幅検出センサ20で検出した直接のウェブ幅に基づいて制御することが可能なのは言うまでもない。このようにトラクタ位置検出センサ18をウェブ幅検出センサ20に置き換えることで、新規にウェブ幅検出センサ20を追加するよりも安価に、ウェブが幅方向に大きく縮んだ部分Yが通過した場合でもウェブを蛇行させることなく印刷を行い、印刷開始から正確に画像を印刷することが可能な両面印刷装置を提供出来る。
ウェブの第1の面に画像を形成する第1印刷装置と、第1印刷装置の後段に設けられた前記ウェブの第2の面に画像を形成する第2印刷装置とを有し、前記第1印刷装置と前記第2印刷装置は、前記ウェブの画像を定着させる予備加熱プレートと、前記ウェブの蛇行を検出するスキューセンサと、前記ウェブの蛇行を補正する手段とを有した2台の印刷装置が直列に配置された印刷システム。
両面印刷システムに係わる電子写真式印刷装置の概略構成図である。 両面印刷システムの概略構成図である。 ウェブの縮みとプレヒータの関係を示す説明図である。 スキューセンサ下を縮んだウェブが通過開始した時を示す説明図である。 スキューセンサ下を縮んだウェブの後の縮んでいないウェブが通過した時を示す説明図である。 本発明の実施例においてウェブ幅検出センサ部を縮んだウェブが通過した時を示す説明図である。 本発明の実施例においてスキューセンサ下を縮んだウェブが通過した時を示す説明図である。
符号の説明
1はガイドローラ、2はウェブバッファ機構、2aはウェブを一時的に蓄える蓄積部、2b,2cは搬送ローラ、2d,2e,2f,2gは光学センサ、3はガイド部材、4は異物除去機構、4a,4b,4c,4dはシャフト、5は張力付与機構、5aはドラム、5bはローラ、5cは移動可能に支持されたドラム、5dは回動可能に支持されたアーム、6はガイドシャフト、7はガイド板、8,9は搬送ローラ、10は印写部、101は感光体ドラム、102はコロナ帯電器、103は光源、104は現像装置、105は転写器、106は清掃装置、11は搬送ベルト、11aは駆動ローラ、11bは従動ローラ、12はバッファプレート、13は定着装置、13aはプレヒータ、13bは加熱ローラ、13cは加圧ローラ、13dはスキューセンサ、13eはサクション機構、14は送出しローラ、15は畳みスウィングフィン、16は制御装置、17はトラクタ、18はトラクタ位置検出センサ、20はウェブ幅検出センサ、Wはウェブ、P1は第1の印刷装置、P2は第2の印刷装置、D1はウェブ蛇行補正方向、D2はウェブ搬送方向、a0はウェブの幅、a1は縮んだ部分のウェブの幅、Aはウェブの縮み量、Bはウェブの実際の蛇行量、Cはスキューセンサの検出する(見かけの)蛇行量である。

Claims (4)

  1. ウェブの第1の面に画像を形成する第1印刷装置と、その第1印刷装置の後段に設けられた前記ウェブの第2の面に画像を形成する第2印刷装置とを有し、前記第1印刷装置と前記第2印刷装置は、前記ウェブに画像を定着させるための予備加熱プレートと、前記ウェブの蛇行を検出するウェブ蛇行検出センサと、前記ウェブの蛇行を補正するウェブ蛇行補正手段を有する両面印刷装置において、
    前記第2印刷装置は、ウェブ搬送パス上の前記ウェブ蛇行検出センサの上流にウェブ幅方向の寸法を検出するウェブ幅センサを有し、前記ウェブ幅センサの検出情報およびウェブ蛇行センサの検出情報に基づいてウェブの蛇行量を解析し、前記ウェブ蛇行補正手段で蛇行補正を実施することを特徴とする両面印刷装置。
  2. 請求項1記載の両面印刷装置において、前記第1印刷装置の予備加熱プレート上で停止していたウェブが、前記第2印刷装置のウェブ搬送パス上に設けられた前記ウェブ幅センサを通過した後は、前記ウェブ幅センサを用いずに、ウェブ蛇行センサの検出情報に基づいてウェブの蛇行量を解析し、蛇行補正を実施することを特徴とする両面印刷装置。
  3. 請求項1または2記載の両面印刷装置において、前記第1印刷装置の予備加熱プレート上で停止していたウェブが、前記第2印刷装置のウェブ搬送パス上に設けられた前記ウェブ幅センサを通過する前は、前記ウェブ幅センサを用いずに、ウェブ蛇行センサの検出情報に基づいてウェブの蛇行量を解析し、蛇行補正を実施することを特徴とする両面印刷装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の両面印刷装置において、エアー吸引により前記ウェブを前記予備加熱プレートに密着するサクション機構を設け、前記ウェブ幅センサの検出情報に基づいて前記サクション機構のエアー吸引幅を可変することを特徴とする両面印刷装置。
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