JP2006065757A - 座標指示器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子機器の入力デバイスとして用いられる座標指示器において、部材の小型化によって指示器全体の小型化を達成するとともに、耐衝撃性及び高い信頼性を確保する。
【解決手段】 上部ケース101と、基板ホルダ102と、セラミックパイプ103と、先端ケース104とからなる筐体に、芯114と、操作時に芯114とともに移動するフェライトコア121と、フェライトコア121に対向するように固定されたフェライトコア122とを収容した座標指示器11であって、フェライトコア121の一部及びフェライトコア122の全部をチューブ115に収容し、チューブ115に被覆導線を巻回してコイル116を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータ等の電子機器における入力デバイスとして用いられる座標指示器に関する。
従来、コンピュータ等の各種電子機器における入力デバイスとして、ペンタブレットが知られている。ペンタブレットは、キーボード等に比べて小型化が可能であることから、PDA等の小型の電子機器への適用が期待されており、ペンタブレットの小型化に対する要請も高まっている。
これまで、出願人は、ペンタブレットにおいて用いるペン型座標指示器(いわゆる入力ペン)について、より一層の小型化を図ることが可能な技術について種々の提案を行ってきた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−244806号公報
特許文献1に開示されたペン型座標指示器は、開口部の無い端面を有するフェライトコアを用いることにより、フェライトの脆性を克服し、より一層の小型化を実現できるようにしたものである。電磁誘導を利用したペンタブレットにおいては、ペン型座標指示器にフェライトの部材を内蔵することは、いわば必須ともいえる。従って、フェライトの脆性が非常に重要な課題となっており、これを克服することは、ペン型座標指示器の小型化に多大な効果をもたらす。
しかしながら、電子機器、特に携帯型の機器における小型化は今なお進行し、ペンタブレットについても、より一層の小型化が強く要請されている。そして、上記特許文献1においても指摘したように、ペン型座標指示器を小型化しようとすると、ペン型座標指示器に内蔵されるフェライトコアを極めて小さく細いものにせざるを得ない。
ところが、フェライトコアを小さく細くするほど、耐衝撃性の面では不利になってしまうという問題が生じる。その他の部材についても、一般に、細く加工するほど強度が低下することが明らかである。その一方で、携帯型の電子機器を操作する際、ペン型座標指示器を落としてしまうことは容易に予想される事態であるから、ユーザが安心して利用できるように、高い耐衝撃性を確保することが重要である。
このため、フェライトコアをはじめとする各種部材を小さく細くした場合にも、これら部材の脆性を克服できるようなペン型座標指示器が求められていた。
そこで、本発明は、電子機器の入力デバイスとして用いられる座標指示器において、部材の小型化によって指示器全体の小型化を達成するとともに、耐衝撃性及び高い信頼性を確保することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、位置を測定する位置検出装置に対し、その測定すべき位置を指示するとともに操作者の操作を通知する座標指示器であって、各々磁性体からなり、所定の間隔をおいて並べて配設される2つのコア体と、前記2つのコア体の少なくとも一部を収容するチューブと、前記チューブの側面に巻回された導線からなるコイルと、を備え、前記操作者の操作に応じて前記2つのコア体を接近させることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の座標指示器において、前記2つのコア体の間に挟まれる位置に弾性体を配設したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の座標指示器において、前記2つのコア体のうち少なくとも一方は、複数の磁性体により構成されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の座標指示器において、前記コイルの少なくとも一部は、前記コイルの導線を当該コイルの一部にさらに重ねて巻回した二重の構成となっていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の座標指示器において、前記2つのコア体のうち少なくとも一方は、他方のコア体と対向する対向面に突起を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の座標指示器において、前記コイルの外側に巻き付けられる緩衝体をさらに備えることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項2から6のいずれかに記載の座標指示器において、前記弾性体は、Oリングであることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の座標指示器において、前記チューブは、アルミナ若しくはジルコニアからなるものであることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、位置を測定する位置検出装置に対し、その測定すべき位置を指示するとともに操作者の操作を通知する座標指示器において、所定の間隔をおいて磁性体からなる2つのコア体を並べて配設し、これら2つのコア体の少なくとも一部をチューブに収容し、チューブの側面に導線を巻回してコイルを構成して、操作者の操作に応じて2つのコア体を接近させるので、操作者の操作に応じてコイルのインダクタンスが変化する。従って、座標指示器におけるコイルのインダクタンス変化を直接または間接的に検知する位置検出装置によって、本発明の座標指示器による操作を検出する構成とすれば、操作性の良い入力デバイスを実現できる。
そして、本発明の座標指示器によれば、2つのコア体の少なくとも一部がチューブに収容され、コア体がチューブにより保護される。コア体は、一般的に脆いとされるフェライト等の磁性体からなるものであるから、例えばコア体を非常に小さなものとした場合、衝撃等の外力による破損が懸念されるが、本発明の座標指示器においては、コア体がチューブにより保護されるので、座標指示器に対して強い外力が加わった場合にも、コア体への外力の影響を軽減でき、コア体の破損を防止できる。このため、高い耐衝撃性を確保できるので、コア体を従来は不可能であった程度まで小型化することができ、特に脆性が問題とされる細長い形状とすることもできる。これにより、非常に小型で、耐衝撃性が高く、操作者(ユーザ)が破損の心配をすることなく安心して使用できる座標指示器を実現できる。
請求項2記載の発明によれば、2つのコア体の間に挟まれる位置に弾性体を配設したので、非操作状態において2つのコア体の間隔を一定以上に保ち、かつ、操作時に加わる外力に応じて、2つのコア体の間の間隔が適度に変化する構成を実現できる。このため、操作者による操作が、コイルのインダクタンス変化として確実に反映される。さらに、操作者による操作が終了した場合は、2つのコア体の間隔を、速やかに初期状態に戻すことができる。これにより、小型で、高い耐衝撃性及び信頼性を有する座標指示器において、良好な操作性を確保できる。
請求項3記載の発明によれば、2つのコア体のうち少なくとも一方は、複数の磁性体により構成されるものであるから、コア体の破損をより確実に防止できる。磁性体としてフェライト等の脆いものを用いた場合、細長い形状に形成することで破損の懸念が高まるが、本発明を適用することにより、コア体全体としては細長い形状であっても、個々の磁性体の長さを、破損の心配がない程度の長さに抑えることができる。これにより、より一層高い耐衝撃性と信頼性を確保することができる。
請求項4記載の発明によれば、コイルの少なくとも一部は、コイルの導線を当該コイルの一部にさらに重ねて巻回した二重の構成となっているので、操作者の操作によって2つのコア体の間隔が変化した場合に、コイルのインダクタンスがより鋭敏に変化する。これにより、位置検出装置によってより確実に操作者の操作を検知できるので、一層良好な操作性を確保できる。
請求項5記載の発明によれば、2つのコア体のうち少なくとも一方は、他方のコア体と対向する対向面に突起を有するので、非操作状態における2つのコア体の間隔をより狭くすることができる。これにより、操作者の操作によって2つのコア体の間隔が変化した場合に、コイルのインダクタンスが、さらに鋭敏に変化するので、位置検出装置によって、より一層確実に操作者の操作を検知でき、極めて良好な操作性を確保できる。
請求項6記載の発明によれば、コイルの外側に巻き付けられる緩衝体によってコア体等の部材を保護することで、衝撃等の外力が加わった場合に、部材への外力の影響を軽減できる。これにより、より一層高い耐衝撃性と信頼性を確保することができる。
請求項7記載の発明によれば、弾性体がOリングであるので、当該座標指示器の非操作状態にあっては、2つのコア体の間の距離が一定に保たれ、当該座標指示器の操作時には、外力に応じて2つのコア体の間の距離が変化するという好ましい構成を、容易に、かつ低コストで実現できる。
請求項8記載の発明によれば、チューブがアルミナ若しくはジルコニアからなるものであるので、外部から加わる圧力や衝撃からコア体を確実に保護することができ、より高い耐衝撃性と信頼性を確保することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図1から図10の各図に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に係る座標指示器11の構成を示す断面図である。同図において、101は上部ケース、102は基板ホルダ、103はセラミックパイプ、104は先端ケース、106はストッパー、111は基板、112はコンデンサ、114は芯、115はチューブ、116はコイル、121,122はフェライトコア、123はO(オー)リングである。なお、図1には、非操作状態における座標指示器11を示す。
座標指示器11は、ボールペンやシャープペンシル等の筆記具の形状を模して形成された中空のケースを有し、このケース内に各部を収容して構成される。このケースは、上部ケース101、基板ホルダ102、セラミックパイプ103及び先端ケース104を連結して構成される。
筒状の上部ケース101は、座標指示器11の基端部に相当する。上部ケース101の一端は閉鎖されており、上部ケース101内には、コンデンサ112等が実装された基板111が収容される。上部ケース101の他端には基板ホルダ102が連結される。
基板ホルダ102は、上部ケース101とセラミックパイプ103との間に固定される。基板ホルダ102の一端側は上部ケース101に固定され、基板111を固定する。基板ホルダ102の他端側は段階的に先細に形成されており、セラミックパイプ103に嵌め込まれる。
また、上部ケース101内には、基板ホルダ102に重なるようにストッパー106が配設される。ストッパー106の基端側は基板ホルダ102に固定され、先端側は、後述するフェライトコア122に当接する。
セラミックパイプ103は、アルミナ、ジルコニア等のセラミック製の筒状部材であって、基板ホルダ102の一部を収容する。
セラミックパイプ103の先端側には、先端ケース104が連結される。先端ケース104は略ドーム形状を有し、先端に孔が穿設されている。
そして、先端ケース104の孔を貫通するように、芯114が配設される。芯114は、その先端が先端ケース104の外に突出し、基端部は先端ケース104の内部側に位置する。芯114の基端部は、先端ケース104の孔の径を超えるサイズのつば状に形成されており、芯114が先端ケース104の外へ脱落しないようになっている。
芯114の基端側には、フェライトコア121が配設される。フェライトコア121は、断面が円形や方形に形成された棒状のフェライトであり、先端面が芯114に接し、基端面はOリング123に接する。
フェライトコア122は、フェライトコア121と同じ断面形状を有するフェライトの片体である。フェライトコア122の一端面は、Oリング123を介してフェライトコア121の基端面に対向している。また、フェライトコア122の他端面は、上述のストッパー106に接して固定される。
なお、上部ケース101、セラミックパイプ103及び先端ケース104内に、芯114、フェライトコア121、122及びOリング123を組み付けた後で、ストッパー106を、フェライトコア122に当接するように基板ホルダ102に固定すれば、ストッパー106によりフェライトコア121,122の公差を吸収することができる。
Oリング123は、可撓性材料からなるO字状の部材であって、平面中央に貫通孔を有する。Oリング123は弾性及び可撓性を有するので、フェライトコア121,122が互いに接近する方向に力が加わると、Oリング123が屈曲変形し、フェライトコア121,122間の距離は短くなる。
また、フェライトコア121,122及びOリング123を収容するように、管状部材であるチューブ115が配設されている。チューブ115は、フェライトコア121の先端近傍から、フェライトコア122の基板ホルダ102側の端部まで達する長さを有する。チューブ115の内径は、フェライトコア121,122の外径に合わせたサイズとなっており、チューブ115がフェライトコア121,122に接するようにしても良いし、チューブ115とフェライトコア121,122の側面との間に隙間ができても良い。なお、チューブ115がフェライトコア121,122に接しても良いが、その場合は、フェライトコア121を完全に固定してしまうほど強固に圧着しないように、すなわち、フェライトコア121の多少の移動(変位)が可能な程度の緩さを持たせることが必要である。
チューブ115の外側にはコイル116が配設される。コイル116は、チューブ115の外周面(側面)に、被覆された導線(リッツ線等)を巻き回してなるものであって、当該導線の一端又は両端は、リード線116a(図2)として基板111まで延び、基板111上に実装されたコンデンサ112に接続されている。
さらに、チューブ115に巻き回されたコイル116の外側には、緩衝材105が配設されている。緩衝材105は、衝撃吸収(緩衝)機能を有する材料、例えば、所定の弾性または可撓性を有する材料により構成される。
図2は、セラミックパイプ103内に収容されるフェライトコア121、チューブ115、コイル116及び緩衝材105の構成を示す説明図である。なお、図2においては、フェライトコア121、チューブ115、コイル116が、それぞれ一部露出するように図示しているが、これは説明の便宜を図るためであって、実際に図2に示すように各部が露出するわけではない。現実的な構成としては、図1を参照されたい。
図2に示すように、緩衝材105は、長方形のシート状に形成されたものをコイル116の上に巻き付けた構成となっている。緩衝材105の長方形のシートは、コイル116を完全に覆うだけの長さ、すなわちコイル116の外周よりも少し短い長さを有し、緩衝材105をコイル116の上に巻き付けた場合に、緩衝材105によって覆われない部分、すなわち継ぎ目の隙間が形成される。この隙間は、チューブ115の長手方向に伸びる切欠105aとなる。
切欠105aは、チューブ115の長手方向に延びる溝であるから、コイル116を構成する導線の一端又は両端から延びるリード線116aを、切欠105aの中に配設することができる。リード線116aは切欠105a内を通って基板111に達し、座標指示器11上に実装された回路素子(図示略)や端子(図示略)に接続され、これら回路素子(図示略)や端子(図示略)を介してコンデンサ112(図1)に接続される。
そして、図1及び図2に示すように、セラミックパイプ103の内部においては、フェライトコア121,122の外側に、チューブ115、コイル116、緩衝材105が層をなして配設される。
基板111(図1)は、コンデンサ112等が実装されたプリント基板等であり、上部ケース101内に収容され、基板ホルダ102によって固定される。コンデンサ112は公知の素子である。そして、座標指示器11においては、コンデンサ112及びコイル116を含む同調回路113(図3)が構成される。なお、同調回路113は、コンデンサ112及びコイル116だけでなく、その他の回路素子(図示略)を含む構成とすることも勿論可能である。
上記した各部材のうち、上部ケース101、基板ホルダ102、先端ケース104及びストッパー106は、例えば、合成樹脂若しくは金属製とすることが可能であるが、その他の材料を用いても良い。
芯114は、合成樹脂製とすることが可能であり、摺動時の摩擦に対する耐性を考慮して、ポリアセタール樹脂(ジュラコン)等の合成樹脂製であることが好ましい。
また、セラミックパイプ103をセラミックス製としたのは、硬度が高く、耐衝撃性に優れ、磁気的な影響に関与しないという特性によるものである。従って、上記と同様または類似する特性を有する他の材質を用いることも可能である。
さらに、Oリング123は、シリコンゴム、その他の合成ゴム、ウレタンゴム、その他の合成樹脂等の材料により構成されるものであって、可撓性及び弾性を有するものであれば様々な材料を用いることが可能であるが、押圧力が加わった後の初期状態への回復性を考慮すると、純シリコン製が好ましく、より好ましくはゴム硬度30度の純シリコンである。緩衝材105については、衝撃を吸収する機能が発揮される材料であれば良いので、例えば、純シリコン、シリコンゴム、合成ゴム、ウレタンシリコンゴム、その他の合成ゴム、ウレタンゴム、その他の合成樹脂等を用いることが可能である。
チューブ115は、例えば、ポリイミド等の合成樹脂製であるが、磁気的な影響に関与せず、所定の硬度、弾性及び可撓性を有するものであれば、他の材料を用いることも可能である。
以上のように構成される座標指示器11は、略平板状のタブレット20(図3)の上で操作される。操作時には、座標指示器11は通常の筆記具と同じく先端ケース104の先端を下方に向けて保持され、芯114をタブレット20(図3)に押しつけるように操作される。
そして、座標指示器11の操作時には、芯114に加わる押圧力により、芯114が先端ケース104の内部に押し込まれ、芯114とともにフェライトコア121がフェライトコア122側へ押圧される。ここでOリング123が弾性変形し、フェライトコア121が変位して、フェライトコア122に接近する。
そして、フェライトコア121とフェライトコア122との間隔が変化する(狭まる)ことにより、コイル116のインダクタンスが変化する。
従って、座標指示器11の操作時にはコイル116のインダクタンスが変化するので、このインダクタンスの変化をタブレット20(図3)によって検出することにより、座標指示器11の操作を検出できる。
次いで、座標指示器11を含んでなる座標入力装置1について説明する。
図3は、座標入力装置1の構成を示す回路図である。図中、20はタブレット、201は制御回路、202は信号発生回路、203,204はX方向及びY方向の選択回路、205,206は送受切替回路、207はXY切替回路、208は受信タイミング切替回路、209は帯域フィルタ(BPF:Band Pass Filter)、210は検波器、211は低域フィルタ(LPF:Low Pass Filter)、212,213は位相検波器(PSD:Phase Shift Detector)、214,215は低域フィルタ(LPF)、216,217は駆動回路、218,219は増幅器、23は電子機器、24は表示装置、25は出力装置である。
なお、電子機器23としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等によってなる表示装置24を一体として、若しくは外部に具備したパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有する携帯端末装置等が挙げられる。また、出力装置25としては、電子機器23に一体化され、或いは外部接続された印刷装置、無線通信装置、各種ディスクドライブ、半導体メモリを利用した記憶装置等が挙げられる。
図3に示すタブレット20は、平板状の操作エリア(図示略)を有する。当該操作エリアにおいては、座標指示器11による操作位置を検出するための二次元の直交X−Y座標系が設定され、X方向のループコイル群21と、Y方向のループコイル群22とを備える。
X方向のループコイル群21は、X方向に沿って互いに平行で且つ重なり合う如く配置された多数のループコイルからなり、Y方向のループコイル群22は、Y方向に沿って互いに平行で且つ重なり合う如く配置された多数のループコイルからなるものである。
図3に示す制御回路201は周知のマイクロプロセッサ等により構成され、信号発生回路202を制御するとともに、タブレット20が備えるループコイル群21,22におけるループコイルの切り替えを制御する。また、制御回路201は、XY切替回路207及び受信タイミング切替回路208に対し、座標検出方向の切り替えを制御する。
さらに制御回路201は、低域フィルタ211,214,215からの出力値をアナログ・ディジタル(A/D)変換し、後述する演算処理を実行して座標指示器11による指示位置の座標値を求めるとともに、受信信号の位相を検出して、これらを電子機器23に送出する。
選択回路203は、X方向のループコイル群21から一のループコイルを順次選択するものである。また、選択回路204はY方向のループコイル群22より一のループコイルを順次選択するものである。これら選択回路203,204は、それぞれ制御回路201からの情報に従って動作する。
送受切替回路205は、選択回路203により選択されたX方向の一のループコイルを駆動回路216並びに増幅器218に交互に接続する。また、送受切替回路206は、選択回路204により選択されたY方向の一のループコイルを駆動回路217並びに増幅器219に交互に接続する。送受切替回路205,206は、信号発生回路202から入力される送受切替信号に従って動作する。
信号発生回路202は、所定周波数の矩形波信号、該矩形波信号の位相を90゜(度:Degree)遅らせた信号、所定周波数の送受切替信号、及び、受信タイミング信号を発生して出力する。
信号発生回路202から出力された矩形波信号は、位相検波器212に送出されるとともに、図示しない低域フィルタにより正弦波信号に変換され、さらにXY切替回路207を介して駆動回路216,217のいずれか一方へ送出される。また、信号発生回路202から出力される矩形波信号は位相検波器213へ送出され、送受切替信号は送受切替回路205,206に送出され、さらに、受信タイミング信号は受信タイミング切替回路208に送出される。
制御回路201からX方向を選択する情報が出力され、XY切替回路207及び受信タイミング切替回路208に入力されている状態では、信号発生回路202から出力される正弦波信号は駆動回路216に送出されて平衡信号に変換され、さらに送受切替回路205に送出される。ここで、送受切替回路205は、送受切替信号に基づいて駆動回路216又は増幅器218のいずれか一方を切り替えて接続するので、送受切替回路205から選択回路203に出力される信号は、所定の時間(以下、時間T)毎に出力/停止が繰り返される信号となる。そして、送受切替回路205から出力される信号は、選択回路203によって選択されたループコイルに送出され、該ループコイルにおいては入力信号に基づく電波が発生する。
ここで、ループコイルに対する信号が出力されている期間を送信期間とし、信号が出力されていない期間を受信期間とする。送信期間と受信期間とは時間T毎に、交互に繰り返される。
タブレット20上において、座標指示器11が略直立状態、即ち使用状態に保持されると、選択中のループコイルから発生した電波によって座標指示器11のコイル116が励振され、同調回路113において誘導電圧が発生する。
その後、送受切替回路205の動作によって座標入力装置1が受信期間に入り、選択回路203により選択されたループコイルが増幅器218側に切り替えられると、該ループコイルからの電波は直ちに消滅するが、座標指示器11の同調回路113に生じた誘導電圧は、同調回路113内の損失に応じて徐々に減衰する。
そして、誘導電圧に基づいて同調回路113を流れる電流により、コイル116から電波が発信される。コイル116から発信された電波によって、増幅器218に接続されたループコイル群21が励振され、該ループコイル群21にはコイル116からの電波による誘導電圧が発生する。この誘導電圧は、受信期間の間のみ送受切替回路205から増幅器218に送出され、増幅されて受信タイミング切替回路208に送出される。
受信タイミング切替回路208には、X方向又はY方向の選択情報のいずれか一方の選択情報と、実質的に送受切替信号の反転信号である受信タイミング信号とが入力されている。受信タイミング切替回路208は、受信タイミング信号が‘Hi’レベルの期間は受信信号Hを出力し、‘Lo’レベルの期間は何も出力しないため、実質的に受信信号と同一の信号を出力する。
受信タイミング切替回路208から出力される信号は帯域フィルタ209に送出される。帯域フィルタ209は、周波数f0を固有の振動数とするセラミックフィルタであり、入力信号中の周波数f0成分のエネルギーに応じた振幅を有する信号を、検波器210及び位相検波器212,213に送出する。
検波器210に入力された信号は検波・整流され、さらに遮断周波数の充分低い低域フィルタ211によって振幅のほぼ1/2に対応する電圧値を有する直流信号に変換され、制御回路201に送出される。この直流信号の電圧値は、ループコイル群21のループコイルに発生する誘導電圧に基づくものであり、座標指示器11と当該ループコイルとの間の距離に反比例した値を示す。このため、ループコイルが異なるループコイルに切り替えられると、直流信号の電圧値は異なる値となる。
従って、制御回路201において、ループコイル毎に得られる電圧値をディジタル値に変換し、これらに後述する演算処理を実行することにより、各ループコイルと座標指示器11との位置関係を求めることにより、座標指示器11による指示位置のX方向の座標値が求められる。なお、座標指示器11による指示位置のY方向の座標値についても同様にして求められる。
一方、位相検波器212には、信号発生回路202により発生された矩形波信号が検波信号として入力され、さらに位相検波器213には、上記矩形波信号より位相が90°遅れた矩形波信号が検波信号として入力されている。
そして、帯域フィルタ209から入力される信号の位相が、信号発生回路202から入力される矩形波信号の位相とほぼ一致している場合、位相検波器212は、帯域フィルタ209から入力される信号を正側に反転した信号を出力し、また、位相検波器213は正側及び負側に対称な波形を有する信号を出力する。
位相検波器212から出力される信号は、低域フィルタ214によって振幅のほぼ1/2に対応する電圧値を有する直流信号に変換され制御回路201に送出される。
また、位相検波器213から出力される信号は、同様に低域フィルタ215によって直流信号に変換され、制御回路201に送出される。
制御回路201は、低域フィルタ214,215の出力値をディジタル値に変換し、得られたディジタル値を用いて演算処理を実行することにより、位相検波器212,213に加わった信号との位相差θを求める。
ところで、帯域フィルタ209から出力される信号の位相は、座標指示器11の同調回路113における同調周波数に対応して変化する。即ち、同調回路113における同調周波数が所定の周波数f0と一致している場合、同調回路113には信号の送信期間及び受信期間とも周波数f0の誘導電圧が発生し、また、これに同期した誘導電流が流れるため、増幅器218から出力される受信信号の周波数及び位相は、信号発生回路202から出力される矩形波信号と一致することになり、帯域フィルタ209から出力される信号の位相も当該矩形波信号と一致する。
一方、同調回路113における同調周波数が所定の周波数f0と一致していない場合、例えば周波数f0よりわずかに低い周波数f1の場合は、送信期間において同調回路113には周波数f0の誘導電圧が発生するが、この誘導電圧により同調回路113には位相遅れを伴う誘導電流が流れる。そして、受信期間においてはほぼ周波数f1の誘導電圧が生じ、これに同期した誘導電流が流れるため、増幅器218から出力される受信信号の周波数は、帯域フィルタ209から出力される矩形波信号の周波数よりわずかに低く、また、その位相もやや遅れたものとなる。
前述したように、帯域フィルタ209は周波数f0のみを固有の振動数とするものであるから、その入力信号の低い方への周波数のずれは位相遅れとして出力されることになり、従って、帯域フィルタ209から出力される信号の位相は、増幅器218から出力される受信信号よりさらに遅れたものとなる。
また、逆に同調回路113における同調周波数が所定の周波数f0よりわずかに高い周波数f2の場合、送信期間において同調回路113には周波数f0の誘導電圧が発生し、同調回路113には位相進みを伴う誘導電流が流れる。また、受信期間においてはほぼ周波数f2の誘導電圧及びこれに同期した誘導電流が流れるため、増幅器218から出力される受信信号の周波数は、信号発生回路202から出力される矩形波信号の周波数よりわずかに高く、また、その位相もやや進んだものとなる。帯域フィルタ209において、その入力信号の高い方への周波数のずれは、前述した場合とは逆に位相進みとして出力されることになり、従って、帯域フィルタ209から出力される信号の位相は、増幅器218から出力される受信信号よりさらに進んだものとなる。
前述のように、座標指示器11においては、操作時にフェライトコア121がフェライトコア122に接近する。従って、座標指示器11の操作時にはコイル116のインダクタンスが増大し、同調回路113の同調周波数は低い周波数に変化する。この同調周波数の変化は、コイル116のインダクタンスの変化量、即ち、Oリング123の変形量に対応する。従って、制御回路201による演算処理によって得られた位相差θの値をもとに、Oリング123の変形量、即ち座標指示器11の操作時に加わった力の大きさを検出することができる。
ここで、座標指示器11の操作時に加わった力を座標入力装置1で検出する動作について、具体的な例を挙げて説明する。図4は、座標指示器11に荷重を加えた場合の、当該荷重と座標入力装置1において検出される筆圧レベルとの相関を示すグラフである。
図4に示す(1)及び(2)の例について、具体的な条件を以下に示す。
例(1)
・チューブ115は、ポリイミド製、外径1.72mm(ミリメートル)、内径1.6mm、長さ25mmとした。
・フェライトコア121は、L6材(TDK株式会社製)を用い、外径φ1.6mm、長さ20mmの円柱形の構成とした。
・フェライトコア122は、L6材(TDK株式会社製)を用い、外径φ1.6mm、長さ2mmの円柱形の構成とした。
・Oリング123は、線径0.4mmのシリコンゴム(硬度30度)で構成される外径1.6mm、内径0.8mmのものとした。
・コイル116は、線径0.07mmの線材からなる5芯のリッツ線を、50ターン巻回した構成とした。
例(2)
上記例(1)の構成において、フェライトコア122を、L6材(TDK株式会社製)を用い、外径φ1.6mm、長さ3mmの円柱形の構成とした。
図4に示すグラフにおいて、横軸は座標指示器11に対して加わる荷重を、縦軸は座標入力装置1により検知される筆圧レベルを示す。
タブレット20により検知される筆圧レベルの変化は、前述のように、コイル116のインダクタンスの変化に基づくものである。従って、グラフの縦軸方向の変化は、間接的にコイル116のインダクタンスの変化を示すものであるといえる。
図4に示す(1)及び(2)のいずれの例においても、座標指示器11への荷重に応じて検出される筆圧レベルが明瞭に変化しており、座標入力装置1によって、座標指示器11に加わる荷重の変化を的確に検知できることが明らかである。
図4に示す例においては、座標指示器11に加わる荷重が0〜300g(グラム)の範囲において変化する場合に、10乃至30g程度の小さな荷重の変化であっても、座標入力装置1によって荷重(筆圧レベル)の変化が確実に検出されている。従って、座標入力装置1においては、座標指示器11の微妙な操作をも確実に検知できるといえる。
なお、図4に示す(1)の例では、座標指示器11に加わる荷重の増加に伴って、座標入力装置1により検知される筆圧レベルが緩やかに上昇している。一方、(2)の例では、(1)の例に比べ、荷重の増加に伴って筆圧レベルが速やかに上昇している。これは、(1)の例よりも(2)の例の方が、フェライトコア122のサイズが大きいため、フェライトコア121とフェライトコア122とが接近することにより、コイル116のインダクタンスが鋭敏に変化したことを示す。
このように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、座標入力装置1によって、座標指示器11への荷重を正確に検知することができるので、座標指示器11の操作に対して良好に応答することができ、快適な操作性を確保できる。
また、座標指示器11の構造は、フェライトコア121,122として極めて細いフェライト材を用いており、チューブ115、コイル116、及び緩衝材105の厚みを考慮しても、座標指示器11の径を非常に細くすることができる。例えば、図4に示す例においては、フェライトコア121,122とも外径1.6mmのものを用いた。この場合、座標指示器11は、外径3mm程度の非常に細いペン型にすることが可能である。
このため、座標指示器11は、従来に比べて著しい小型化が可能であり、例えば、薄型の電子機器の筐体に座標指示器11を収容するためのポケットを設けることが可能になり、ペンタブレットの適用範囲を大きく拡大することができる。
そして、本第1の実施の形態における座標指示器11は、フェライトコア121,122がチューブ115に収容され、さらに緩衝材105によって包まれている。このため、座標指示器11に強い外力が加わった場合に、フェライトコア121,122に加わる力(衝撃)が緩衝材105等により緩和されるので、フェライトコア121,122の破損を招く可能性が極めて低くなる。すなわち、フェライトコア121,122等の部材の脆性を、チューブ115や緩衝材105等を用いることで克服しており、このため、フェライトコア121,122等の部材を非常に細く小さくした場合に、ユーザが誤って座標指示器11を落下させたとしても、部材の破損を招く恐れがなく、耐衝撃性に優れた、信頼性の高い座標指示器を実現できる。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明を適用した第2の実施の形態に係る座標指示器12の構成を示す断面図である。なお、本第2の実施の形態では、図1に示す座標指示器11と同一の部材には図5中に同符号を付して、説明を省略する。
図5に示す座標指示器12は、図1に示す座標指示器11におけるフェライトコア121に代えて、フェライトコア125,126を配設したものである。
フェライトコア125,126は、それぞれ、フェライトコア121(図1)とほぼ等しい外径を有する棒状のフェライト材であって、長さはフェライトコア121のほぼ半分の長さである。すなわち、座標指示器12は、座標指示器11におけるフェライトコア121を長さ方向に2分割したものと考えて良い。
なお、フェライトコア125とフェライトコア126との間には特に何も挟まれず、各々の端面が接する構成となっている。
フェライト材は脆性を有する材料として知られているが、特に、細く長く形成した場合に、強い外力によって破損しやすくなる傾向がある。逆に言えば、長さが短いほど、外力に対する耐久性が高まる傾向にある。
従って、フェライトコア125,126は、フェライトコア121に比べて長さが短いことから、衝撃が加わった場合に破損する可能性がより低い。そして、フェライトコア125,126は、フェライトコア121(図1)と同様に、チューブ115に収容され、緩衝材105に包まれるので、外部から加わる衝撃等によりフェライトコア125,126が破損する可能性は、さらに低いといえる。
また、フェライトコア125とフェライトコア126との間に何も挟まれない構成としたことで、芯114に荷重が加わった場合のコイル116のインダクタンス変化は、座標指示器11(図1)と同様に鋭敏である。従って、座標指示器12は、座標指示器11と同様に座標入力装置1に利用することが可能である。
このように、図5に示す座標指示器12の構成によれば、座標指示器11と同等の良好な操作性を確保しつつ、細型で、より高い耐衝撃性を有し、信頼性の高い座標指示器を実現できる。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明を適用した第3の実施の形態に係る座標指示器13の構成を示す断面図である。なお、本第3の実施の形態では、図1に示す座標指示器11と同一の部材には図6中に同符号を付して、説明を省略する。
図6に示す座標指示器13は、図1に示す座標指示器11において、コイル116の外側に、さらに第2コイル117を配設したものである。
第2コイル117は、コイル116の上に、直接もしくは絶縁体のフィルム等を介して、コイル116につながる被覆導線を巻き回したものである。つまり、チューブ115に導線を巻いてコイル116を形成した後、その導線をさらに巻いて第2コイル117を形成したような構成となっており、コイル116と第2コイル117とは、一つの長いコイルを折り返したような構成であるということができる。
図6に示す例では、第2コイル117は、コイル116の芯114側の部分を覆うように配設されている。従って、フェライトコア121の先端側を2重のコイルの中に収容することとなるので、フェライトコア121の変位により、コイル116及び第2コイル117のインダクタンスが顕著な影響を受ける。
従って、本第3の実施の形態によれば、座標指示器13の操作によって芯114に荷重が加わった場合に、この荷重によりコイル116及び第2コイル117が鋭敏に反応し、座標指示器13の操作を確実に検知することができる。これにより、細型で高い耐衝撃性及び信頼性を有する座標指示器において、操作性をより一層向上させることができる。
[第4の実施の形態]
図7は、本発明を適用した第4の実施の形態に係る座標指示器14の構成を示す断面図である。なお、本第4の実施の形態では、図1に示す座標指示器11と同一の部材には図7中に同符号を付して、説明を省略する。
図7に示す座標指示器14は、図1に示す座標指示器11において、コイル116の外側に、さらに第2コイル118を配設したものである。
第2コイル118は、コイル116の上に、直接もしくは絶縁体のフィルム等を介して、コイル116につながる被覆導線を巻き回したものである。つまり、チューブ115に導線を巻いてコイル116を形成した後、その導線をさらに巻いて第2コイル118を形成したような構成となっており、コイル116と第2コイル118とは、一つの長いコイルを折り返したような構成であるということができる。
図7に示す例では、第2コイル118は、コイル116の上部ケース101側の部分を覆うように配設されている。従って、フェライトコア121の基端側、Oリング123、及びフェライトコア122を2重のコイルの中に収容することとなるので、フェライトコア121の変位により、コイル116及び第2コイル118のインダクタンスが顕著な影響を受ける。
従って、本第4の実施の形態によれば、座標指示器14の操作によって芯114に荷重が加わった場合に、この荷重によりコイル116及び第2コイル118が鋭敏に反応し、座標指示器14の操作を確実に検知することができる。これにより、細型で高い耐衝撃性及び信頼性を有する座標指示器において、操作性をより一層向上させることができる。
[第5の実施の形態]
図8は、本発明を適用した第5の実施の形態に係る座標指示器15の構成を示す断面図である。なお、本第5の実施の形態では、図1に示す座標指示器11と同一の部材には図8中に同符号を付して、説明を省略する。
図8に示す座標指示器15は、図1に示す座標指示器11において、フェライトコア122に代えてフェライトコア128を配設したものである。
フェライトコア128は、フェライトコア122(図1)とほぼ等しい外径を有するフェライト材であって、フェライトコア121側の端面に、突起128aが形成されたものである。
このため、座標指示器15のフェライトコア128とフェライトコア121においては、座標指示器11(図1)のフェライトコア122とフェライトコア121に比べて、非操作状態における間隔が狭くなっている。従って、座標指示器15の操作によって芯114とともにフェライトコア121が変位して、フェライトコア128に接近した場合に、コイル116のインダクタンスが、より顕著に変化する。
従って、座標指示器15は、座標指示器11(図1)と同様に座標入力装置1に利用した場合に、座標入力装置1において、より確実に座標指示器15における操作を検知できる。
このように、図8に示す座標指示器15の構成によれば、細型で高い耐衝撃性及び信頼性を有する座標指示器において、より良好な操作性を実現できる。
なお、フェライトコア128に形成される突起128aの形状は任意であり、断面が円形であっても方形であっても良い。また、突起128aの高さについては、Oリング123の線径等に基づいて任意に設定すれば良いが、座標指示器15の非操作状態において、突起128aとフェライトコア121とが接触しない構成が好ましい。
[第6の実施の形態]
図9は、本発明を適用した第6の実施の形態に係る座標指示器16の構成を示す断面図である。なお、本第6の実施の形態では、図1に示す座標指示器11と同一の部材には図9中に同符号を付して、説明を省略する。
図9に示す座標指示器16は、図8に示す座標指示器15において、フェライトコア121、Oリング123、及びフェライトコア128を、座標指示器15の長手方向中心部を中心として、逆に配置したものである。
すなわち、座標指示器16においては、芯114の基端にフェライトコア128が配設され、フェライトコア121が、Oリング123を介してフェライトコア128に対向する。また、フェライトコア128においてフェライトコア121に対向する端面には、突起128aが形成されている。
図9に示す座標指示器16の構成によれば、芯114に加わる外力によって芯114とともにフェライトコア128が変位して、フェライトコア121に接近し、これによってフェライトコア121とフェライトコア128との間隔が小さくなることで、コイル116のインダクタンスが変化する。
ここで、座標指示器15(図8)と座標指示器16とを比較した場合、座標指示器15においては、芯114とともにフェライトコア121が変位するのに対し、座標指示器16においては、芯114とともにフェライトコア128が変位する。また、フェライトコア128は、フェライトコア121よりも短いサイズとなっている。
従って、座標指示器16においては、より小さな部材が変位することになるので、座標指示器16の操作時にコイル116のインダクタンスがより一層鋭敏に変化し、座標指示器16における操作を座標入力装置1によって検知しやすくなるという効果が期待できる。
[第7の実施の形態]
図10は、本発明を適用した第7の実施の形態に係る座標指示器17の構成を示す断面図である。なお、本第7の実施の形態では、図1に示す座標指示器11と同一の部材には図10中に同符号を付して、説明を省略する。
図10に示す座標指示器17は、図8に示す座標指示器15において、フェライトコア121に代えてフェライトコア131を配設し、フェライトコア128に代えてフェライトコア130を配設したものである。
フェライトコア130は、フェライトコア128(図8)とほぼ等しい外径を有する棒状のフェライト材であって、長さはフェライトコア121(図1)のほぼ半分である。そして、フェライトコア130において、フェライトコア131と対向する端面には、突起130aが形成されている。
一方、フェライトコア131は、フェライトコア121(図1)とほぼ等しい外径を有する棒状のフェライト材であって、長さはフェライトコア121(図1)のほぼ半分、すなわちフェライトコア130とほぼ同じ長さである。
つまり、座標指示器17においては、フェライトコア121(図1)のほぼ半分の長さを有する2つのフェライトコア130,131が配設され、フェライトコア131とフェライトコア130とはOリング123を挟んで対向し、かつ、この対向面において、フェライトコア130には突起130aが設けられている。
従って、図10に示す座標指示器17の構成によれば、まず、図1の座標指示器11に比べて短いフェライトコアを有するので、座標指示器17に強い外力が加わった場合にフェライトコアの破損を招く可能性がより一層低いという利点がある。また、フェライトコア130に突起130aが形成され、座標指示器17の非操作状態におけるフェライトコア130とフェライトコア131との間隔が狭いので、座標指示器17の操作によって芯114とともにフェライトコア131が変位して、フェライトコア130に接近した場合に、コイル116のインダクタンスが、より顕著に変化する。
このように、図10に示す座標指示器17の構成によれば、細型で、より高い耐衝撃性及び信頼性を有し、かつ、より良好な操作性を実現可能な座標指示器を提供できる。
なお、上記の実施の形態において、座標指示器11〜17を構成する上部ケース101のサイズや基板ホルダ102の細部形状、先端ケース104のドーム部分の曲率等については、任意に変更可能である。また、フェライトコア121、122,125,126,130,131は、フェライト材であること以外に材料に関する制限はなく、任意の仕様・規格のものを用いることが可能である。さらに、セラミックパイプ103、緩衝材105の厚み等についても任意であり、その他の細部構成についても、本発明の趣旨を損なうことのない範囲において適宜変更可能であることは勿論である。
本発明を適用した第1の実施の形態に係る座標指示器11の構成を示す断面図である。 図1に示す座標指示器11におけるフェライトコア121、チューブ115、コイル116及び緩衝材105の構成を示す説明図である。 図1の座標指示器11を含んでなる座標入力装置1の構成を示す回路図である。 第1の実施の形態における座標指示器11に荷重を加えた場合に、当該荷重と座標入力装置1において検出される筆圧レベルとの相関を示す図表である。 本発明を適用した第2の実施の形態に係る座標指示器12の構成を示す断面図である。 本発明を適用した第3の実施の形態に係る座標指示器13の構成を示す断面図である。 本発明を適用した第4の実施の形態に係る座標指示器14の構成を示す断面図である。 本発明を適用した第5の実施の形態に係る座標指示器15の構成を示す断面図である。 本発明を適用した第6の実施の形態に係る座標指示器16の構成を示す断面図である。 本発明を適用した第7の実施の形態に係る座標指示器17の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 座標入力装置
11,12,13,14,15,16,17 座標指示器
101 上部ケース
102 基板ホルダ
103 セラミックパイプ
104 先端ケース
111 基板
112 コンデンサ
113 同調回路
114 芯
115 チューブ
116 コイル
117,118 第2コイル
121,122,125,126,128,130,131 フェライトコア

Claims (8)

  1. 位置を測定する位置検出装置に対し、その測定すべき位置を指示するとともに操作者の操作を通知する座標指示器であって、
    各々磁性体からなり、所定の間隔をおいて並べて配設される2つのコア体と、
    前記2つのコア体の少なくとも一部を収容するチューブと、
    前記チューブの側面に巻回された導線からなるコイルと、を備え、
    前記操作者の操作に応じて前記2つのコア体を接近させることを特徴とする座標指示器。
  2. 前記2つのコア体の間に挟まれる位置に弾性体を配設したことを特徴とする請求項1記載の座標指示器。
  3. 前記2つのコア体のうち少なくとも一方は、複数の磁性体により構成されることを特徴とする請求項1または2記載の座標指示器。
  4. 前記コイルの少なくとも一部は、前記コイルの導線を当該コイルの一部にさらに重ねて巻回した二重の構成となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の座標指示器。
  5. 前記2つのコア体のうち少なくとも一方は、他方のコア体と対向する対向面に突起を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の座標指示器。
  6. 前記コイルの外側に巻き付けられる緩衝体をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の座標指示器。
  7. 前記弾性体は、Oリングであることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の座標指示器。
  8. 前記チューブは、アルミナ若しくはジルコニアからなるものであることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の座標指示器。
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