JP2006065233A - 再剥離再貼付ラベルセット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】再剥離再貼付ラベルセット10は、第1の基材11と、粘着剤層12と、第2の基材13と、折り返し用ミシン目14などとを備え、第1の基材11は、第1の広告欄11aが印刷されたものであり、その第1の広告欄11aを囲むようにハーフカットhcが切り込まれ、粘着剤層12は、第1の基材11の裏面に設けられ、再剥離再貼付可能な再剥離糊であり、第2の基材13は、粘着剤層12を保護し、その粘着剤層12に剥離可能に貼り合わされ、第2及び第3の広告欄13a、13bが印刷されたものであり、折り返し用ミシン目14は、使用時に、粘着剤層12の一部を表出させるための折り線である。
【選択図】図1
Description
付箋は、様々な基材に対して、微粘着し、ほとんど糊残りなく剥がせるために広く利用されている。
この特性を活用して、再剥離再貼付ラベルセットは、宣伝広告用に使われる場合があるが、この場合でも、付箋と同様、50〜100枚単位で冊子体にしたものが使われている。
この中で、ゴミについて言えば、裏面に剥離紙を設けた通常ラベル形態の場合には、貼るたびに剥離紙がゴミとして発生してしまうので、ゴミが発生しない冊子体は、有効である。
例えば、冊子状に積み重ねる場合は、一般的に、多面付けした状態でシートを排出して積み重ねていくが、再剥離再貼付粘着剤が存在することによって、積み重ねる際にうまく積み重ねられない、といったことがある。
通常の紙は、積み重ねてから、振動を与えて突き揃えることが可能であるが、再剥離再貼付ラベルセットの用紙は、粘着剤が存在しているために、積み重ねた後には動かない。
簡単な方法では、ズレて積み重ねられたものを手直しして、ズレをある範囲に収めてから断裁する方法である。
この方法は、もっとも確実な方法ではあるが、手作業であるために効率が悪く、また、サイズによるものの、一般には大判多面進行するため、前述の再剥離再貼付粘着剤の存在により、同様に貼り合わせ難い、という課題があり、これらは、コスト的な課題も生んでしまう。
ズレても、必要な絵柄や文字が紙面から切れないように、あらかじめ内側に寄せたデザインにせざるを得ない。
もちろん、検査を徹底し、歩留まりを悪化させても良いのであれば、紙面を最大限活用することは可能であるが、結局コスト問題に帰結してしまう。
請求項1の発明は、第1の基材(11)と、前記第1の基材(11)の裏面の少なくとも一部に設けられ、再剥離再貼付可能な粘着剤層(12)と、前記粘着剤層(12)を保護し、前記粘着剤層(12)に剥離可能に貼り合わされた第2の基材(13)と、前記第2の基材(13)に設けられ、前記粘着剤層(12)の少なくとも一部を表出させるための表出予定線(14)と、を備える再剥離再貼付ラベルセットである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の再剥離再貼付ラベルセットにおいて、前記表出予定線(14)は、折り線又はスリット線であること、を特徴とする再剥離再貼付ラベルセットである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の再剥離再貼付ラベルセットにおいて、前記第1及び/又は第2の基材(11、13)は、少なくとも一部に印刷部(11a、13a、13b)を備えること、を特徴とする再剥離再貼付ラベルセットである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の再剥離再貼付ラベルセットにおいて、前記第1の基材(11)は、前記第2の基材(13)の少なくとも一部を表出させながら開封する開封予定線(hc)を備えること、を特徴とする再剥離再貼付ラベルセットである。
また、各基材にズレがないので、断裁時に、必要な絵柄や文字を不用意に切ってしまうことがなく、紙面を有効に活用できる。
さらに、従来の冊子体のタイプよりも紙面を広く使えるようになり、しかも、剥離紙として廃棄していた部分も紙面として活用できる。
図1は、本発明による再剥離再貼付ラベルセットの実施例を示す図である。
本実施例の再剥離再貼付ラベルセット10は、図1(A)に示すように、第1の基材11と、粘着剤層12と、第2の基材13と、折り返し用ミシン目(表出予定線)14などとを備える。
まず、図1(B)に示すように、広告主は、折り返し用ミシン目14を用いて、第2の基材13の上端部を折り返し、粘着剤層12を表出させて、被着体に貼り込む。
ついで、生活者は、ハーフカットhcを用いて、第2の基材13の第2の広告欄13aを表出させながら開封し、内容を確認する。
(1)第1の基材11と第2の基材13とを、粘着剤層12によって貼り合わせたので、積み重ね時には、粘着剤層12が表出せず、突き揃えが容易となり、各基材にズレがない。
(2)各基材にズレないので、断裁時に、第1、第2及び第3の広告欄11a、13a、13bを不用意に切ってしまうことがなく、紙面を有効に活用できる。
(4)冊子状の形態ではなく、1枚ずつ取り出して携帯可能なので、無駄がない。
(6)開封する楽しみが加わるので、受取側でのインパクトが強くなり、広告効果が向上する。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、第1の基材11には、ハーフカットhcを入れずに、第1の基材11ごと捲り上げる仕様でもよい。このようにすれば、第2の基材13の紙面を最大限に利用した広告を掲載できる。
11 第1の基材
11a 第1の広告欄(印刷部)
12 粘着剤層
13 第2の基材
13a 第2の広告欄(印刷部)
13b 第3の広告欄(印刷部)
14 折り返し用ミシン目(表出予定線)
15 剥離層
hc ハーフカット(開封予定線)
Claims (4)
- 第1の基材と、
前記第1の基材の裏面の少なくとも一部に設けられ、再剥離再貼付可能な粘着剤層と、
前記粘着剤層を保護し、前記粘着剤層に剥離可能に貼り合わされた第2の基材と、
前記第2の基材に設けられ、前記粘着剤層の少なくとも一部を表出させるための表出予定線と、
を備える再剥離再貼付ラベルセット。 - 請求項1に記載の再剥離再貼付ラベルセットにおいて、
前記表出予定線は、折り線又はスリット線であること、
を特徴とする再剥離再貼付ラベルセット。 - 請求項1又は請求項2に記載の再剥離再貼付ラベルセットにおいて、
前記第1及び/又は第2の基材は、少なくとも一部に印刷部を備えること、
を特徴とする再剥離再貼付ラベルセット。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の再剥離再貼付ラベルセットにおいて、
前記第1の基材は、前記第2の基材の少なくとも一部を表出させながら開封する開封予定線を備えること、
を特徴とする再剥離再貼付ラベルセット。
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JP2004250663A JP2006065233A (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 再剥離再貼付ラベルセット |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006065233A true JP2006065233A (ja) | 2006-03-09 |
Family
ID=36111757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004250663A Pending JP2006065233A (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 再剥離再貼付ラベルセット |
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Citations (4)
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JP2004154972A (ja) * | 2002-11-05 | 2004-06-03 | Yasuhiro Nozu | 付箋 |
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2004
- 2004-08-30 JP JP2004250663A patent/JP2006065233A/ja active Pending
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