JP2006065168A - 遊技機の発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の液晶表示装置が発生している色(光)とは異なる色を遊技者に知覚させることができる発光装置を提供すること。
【解決手段】発光装置は、画像パターン発光表示器と、前記表示器の表示画面の前方に配置された散乱性透明板状体32と、前記板状体の周縁に配置されて前記板状体内に光を発する色変化発光体34と、を有する。色変化発光体34から例えば赤色の光が散乱性透明板状体32内に発せられると、当該光は板状体32内部で散乱し、板状体32は全体的に赤色になる。色変化発光体34から光が板状体32に発せられないときは、板状体32は無色透明(または白色系半透明)であるので、画像パターン発光表示器からの光がそのまま通過する。その結果、画像パターン表示発光器からの光(色)はそのまま遊技者に認識される。
【選択図】 図3

Description

本発明は遊技機の発光装置に関し、特に、遊技機のディスプレイ装置の前に設けられる発光装置に関する。
パチンコ機またはスロットマシン等の遊技機の遊技盤には、液晶表示等により数字や模様等を表示する図柄表示装置(画像表示装置)が設けられていることが多い。図柄表示装置は例えば液晶表示装置である。パチンコ機の場合、遊技盤には、液晶表示装置に加え、入賞口、アウト口、障害釘、風車、ランプ、スピーカ等が設けられている。パチンコ球発射装置から打ち出されたパチンコ球は入賞口またはアウト口のいずれかに入る。パチンコ球が入賞口に入ると、賞球が遊技者に払い戻されると共に、液晶表示装置が所定の動作を行い、変化する画像による演出がなされる。また、ランプが点滅・発光したり、スピーカから所定の音が発せられる。液晶表示装置から発せられる光は、遊技機前面のガラスを通って、そのまま遊技者の目に入る。つまり、液晶表示装置が発する光は、その色を変えることなく遊技者に知覚される(特許文献1)。
特開2004−167012号公報
本発明の1つの目的は、画像表示装置が発生している色(光)とは異なる色を遊技者に知覚させることができる遊技機の発光装置を提供することである。
本発明によれば、画像パターン発光表示器と、前記表示器の表示画面の前方に配置された散乱性透明板状体と、前記板状体の周縁に配置されて前記板状体内に光を発する色変化発光体と、を有することを特徴とする遊技機の発光装置が提供される。
色変化発光体からは所望の色の光が発せられる。例えば色変化発光体から赤色の光が散乱性透明板状体内に発せられると、当該光は板状体内部で散乱し、板状体は全体的に赤色になる。画像パターン発光表示器(例えば液晶表示器)からの光は、赤色の散乱性透明板状体を通過することになる。その結果、液晶表示器からの光の内、赤色の画像成分は板状体に同化・吸収されたように認識される。つまり、遊技者には赤色画像成分が認識不能になる。これは、散乱性透明板状体が赤色のフィルタになっていると表現することも出来る。赤色以外の色については、赤色がプラスされた色が遊技者に認識される。例えば、本来青色だった部分は、赤色がプラスされることにより紫色として認識される。色変化発光体から光が散乱性透明板状体に発せられないときは、板状体は無色透明(または白色系半透明)であるので、画像パターン発光表示器からの光がそのまま通過する。その結果、液晶表示器からの光(色)はそのまま遊技者に認識される。
前記散乱性透明板状体は前記画像パターン発光表示器に平行に配置された複数の板材から構成してもよい。この場合、前記画像パターン発光表示器からの光が前記複数の板材を透過して遊技者に至るようにし、前記色変化発光体は前記複数の板材に異なる色を発する。
前記板状体の各板材は所定間隔で配置された繊維材料を含んでもよい。また、各板材の表面と裏面の少なくとも一方に凹凸を形成してもよい。さらに、各板材を前記表示器の表示画面の上方に移動させる移動手段をさらに備えてもよい。
前記各板材は複数の板片から構成されてもよい。また、前記板状体の上方に、前記複数の板片を収容する収容部を設けてもよい。
画像パターン発光表示器の前方に配置された板状体を特定の色のフィルタにすることができる。フィルタの色は発光体が発する光の色と同じである。つまり、フィルタの色は、発光体の光の色を変えることにより、瞬時に且つ任意に変えることができる。
発明を実施するための形態
本発明の発光装置を備えた遊技機の実施例を添付図面に基づいて説明する。尚、以下の説明において、遊技機の一例としてパチンコ機を説明する。
図1はパチンコ機10の斜視図である。パチンコ機10は、本体枠12と、本体枠12の前面に設けられたガラス14と、パチンコ球の操作ハンドル16を含むパチンコ球発射装置と、受皿17を含む賞球払い出し装置と、抽選装置(図示せず)と、スピーカ20と、電源回路(図示せず)とを備えている。また、パチンコ機10には灰皿22やランプ(電飾装置)23も設けられている。ガラス14は透明であるので、内部(即ち、遊技盤24)が見えるようになっている。遊技盤24には、液晶表示装置26、入賞口27、アタッカ28、アウト口29が設けられている。
遊技者は操作ハンドル16を操作して、遊技領域30に向けてパチンコ球を打ち出す。パチンコ球は遊技領域30を流下し、入賞口27、アタッカ28、アウト口29のいずれかに入る。入賞口27またはアタッカ28にパチンコ球が入ると、所定数の賞球が受皿17に払い出される。アウト口29に入ったパチンコ球は回収される。尚、図示していないが、遊技領域30には釘や風車なども設けられている。
液晶表示装置26は遊技の様々な場面において演出効果を兼ねた画像を表示することができる。液晶表示装置26は例えば、キャラクタ等の絵を表示したり、3つのリール(リールには図柄や数字が描かれている)が回転・停止しているように見える図柄を表示することができる。液晶表示装置26は画像パターンを発光して表示する装置であるので、画像パターン発光表示器と称することもできる。図1では液晶表示装置26にボートの画像が表示されている。
液晶表示装置26の表示画面の前方には、透明板状体32が液晶表示装置26と平行に固定配置されている。透明板状体32は長方形の板状体であり、その大きさは液晶表示装置26の表示画面の大きさにほぼ等しい。図2は透明板状体32の拡大斜視図である。透明板状体32は無色透明の板状部材であり、液晶表示装置26から発せられた光は矢印Aの如く、板状体32を通って遊技者に向かう。尚、図2では液晶表示装置26からの光(矢印A)の始点が板状体32から離れて描かれているが、実際の光の始点は板状体32のすぐ後方である。このように図示したのは、理解を容易にするためである。また、図中のR、G、Bは3原色である赤(red)、緑(green)、青(blue)を示す記号である。板状体32は中実の樹脂板である。
板状体32の左右には、図3に示されるように、発光体34が設けられている。各発光体34は細長い角柱状を呈し、各発光体34の高さは板状体32の高さにほぼ等しい。各発光体34はフルカラーLEDにより構成されている。フルカラーLEDは所望の色を発光できるLEDである。例えば、発光体34は赤、緑、青のいずれの色も発光することができる。各発光体34には電源36が接続されており、各電源36は制御装置38に接続されている。各発光体34は白矢印Xで示すように板状体32に向けて所定の光を発する。各発光体34が発する光の色と発光タイミングは制御装置38により制御される。
発光体34から例えば赤色の光が発せられると、当該赤色の光は無色透明の板状体32内部及び表面で散乱する。その結果、無色透明の板状体32は赤色の有色透明板状体になる。この状態で、液晶表示装置26が画像を表示すると、その画像の光の赤色成分は板状体32の色と同じであるので、板状体32に同化・吸収されたように認識される。つまり、光の赤色成分は遊技者には認識不能になる。さらに換言すると、赤色成分は遊技側に届かなくなると言ってもよい。この様子が図4に模式的に示されている。液晶表示装置26からの光Aの内、赤色成分(矢印R)は板状体32に吸収されてしまい、遊技者側に認識されない(赤色成分が遊技者に届かないように感じられる)。緑色成分(矢印G)と青色成分(矢印B)は、それぞれ赤色がプラスされた色として遊技側に届く。緑色+赤色は黒に近い緑色として認識され、青色+赤色は黒に近い紫色として認識される。従って、発光体34から赤色の光が板状体32に発せられると、板状体32は無色透明のフィルターから赤色透明のフィルターに変化すると言える。赤色透明のフィルターに変化した瞬間に、遊技者は、液晶表示装置の画像の赤色成分が消えたと錯覚する。
その後、例えば、発光体34からの光が赤から青に変えられると、板状体32は青色透明フィルターに変化し、液晶表示装置26からの光の内、青色成分が遊技者に認識されなくなる。つまり、液晶表示装置26からの光(画像)の青色が消えたと錯覚する。
このように発光体34が発する光の色を変えることにより、液晶表示装置26が生成する画像を変えなくても、遊技者に認識される画像を変えることができる。これを図5と図6を用いて、詳しく説明する。図5は発光体34が発光していない状態を示す図であり、図6は発光体34が発光している状態を示す図である。図5のように板状体32が無色透明のフィルターであるとき、液晶表示装置26からの光(画像)は全て遊技者に認識される。図5の例では、数字1、2、3の画像が液晶表示装置26により生成され、この数字1、2、3の画像はそのまま遊技者に認識される。数字1は赤色、数字2は緑色、数字3は青色であるとする。そして図6のように板状体32が赤色透明のフィルターになると、液晶表示装置26が生成している画像は数字1、2、3のままであるが、遊技者には、赤色の数字1が消えたように見える。
発光体34からの光は制御装置38により変えることができるので、発光体34は色変化発光体と称することができる。発光体34は板状体32の周縁に配置されて板状体32内に光を発する色変化発光体であると言える。板状体32は光を散乱する透明な要素であるので、散乱性透明板状体と称することができる。
尚、図3では発光体34を板状体32の左右に設けているが、発光体34を板状体32の上下に設けてもよい。あるいは、発光体34を板状体32の上下左右に1つずつ設けてもよい。あるいは、発光体34を板状体32の上下左右のいずれか1箇所に設けてもよい。即ち、発光体34からの光により板状体32が所定強度の所望の色のフィルタになるならば、発光体34の設置位置と数はどのようなものであってもよい。つまり、所定のフィルタリング効果を得られる限り、発光体34の数や設置位置について限定はない。
板状体32は無色透明であると説明したが、白色系半透明であってもよい。また、板状体32の材料は樹脂からなると説明したが、有機高分子材で作製してもよい。
板状体32の表面、裏面または両面に凹凸を形成してもよい。凹凸は、発光体34からの光が板状体32内で散乱しやすくするためのものである。好ましくは、凹凸は極微小なものである。凹凸は例えばサンドブラストやスタンプ等で形成する。
板状体32の厚さについては、所定の散乱効果・フィルタリング効果が得られるならば、限定はない。例えば、板状体32をフィルム状の薄膜によって構成してもよい。
板状体32の一般的性質については以下のことが言える。板状体32は発光体34からの光を散乱させ易い材質や構造を有していることが好ましい。例えば、板状体32の内部構造は不均一な方が望ましい。但し、発光体34が発光していないとき、液晶表示装置26の画像が遊技者にはっきり見えることも条件であるので、板状体32の内部構造の不均一の程度には上限がある。例えば、曇りガラスのようになってしまってはいけない。
発光体34にはフルカラーLEDを使用したが、これ以外の発光部材を使用してもよい。
発光体34からの光の強度は一様でなくてもよい。例えば図4においては発光体34から赤色の光が3つの白矢印Rで示されているが、一番上の白矢印Rを薄い赤とし、一番下の白矢印Rを濃い赤とし、中央の白矢印Rを中間強度の赤としてもよい。このようにすることで、液晶表示装置26の画像に対して段階的に色の変化を与えることができる。この場合、各発光体34は3つの部分に分割され、それぞれが制御装置38に接続されることになる。
発光体34の色の変化や強度変化は液晶表示装置26の動作に連動させてもよい。
以上の説明からわかるように、本発明の第1実施例によれば、液晶表示装置26の前方に配置された板状体32を特定の色のフィルタにすることができる。フィルタの色は発光体34が発する光の色と同じである。つまり、フィルタの色は、発光体34の光の色を変えることにより、瞬時に且つ任意に変えることができる。1つの透明板状体32が複数色のフィルタになるので、複数のフィルタを設ける必要がない。
次に、板状体32の変形例について説明する。
図7に示すように、板状体32は所定間隔で配置された繊維材料35を含んでもよい。この板状体32は、母材33と、母材とは異なる物質(繊維材料35)から構成されることになる。母材33は無色透明な樹脂または有機高分子材であり、母材33中に散在しているのはガラス繊維35である。母材33の屈折率と繊維材料35の屈折率は異なる。つまり、板状体32は複合材料からなっていると言える。
図7の板状体32の断面図が図8に示されている。図示されているように、ガラス繊維35は母材33の厚さ方向に延び、母材33の厚さと同じ長さを有している。この板状体32を正面から見ると、各ガラス繊維35は点のように見えるので、遊技者はガラス繊維35の存在にほとんど気づかない。各ガラス繊維35を正面から見た場合の大きさは数十平方nm程度である。
この板状体32に発光体34が赤色の光を発した場合の様子を図9に模式的に示す。発光体34からの光(矢印R)は板状体32に入った後、母材33とガラス繊維35の界面で屈折する。その結果、光(矢印R)は板状体32内で強く散乱する。図4の板状体32と比較した場合、図7の板状体32はよりフィルタリング効果の大きい赤いフィルターになる。
尚、上記の説明においては板状体32は1枚の板材からなっているが、板状体32は複数の板材から構成されても良い。板状体32が複数の板材からなる場合を図10に基づいて説明する。図10では板状体32は3つの板材32−1、32−2、32−3からなっている。複数の板材32−1、32−2、32−3を使用することにより、より複雑な演出を行うことができる。複数の板材32−1、32−2、32−3は液晶表示装置26の前に平行且つ、互いに間隔をあけて対面するように直列に配置され、液晶表示装置26からの光(矢印A)が複数の板材32−1、32−2、32−3を透過して遊技者に至るようになっている。各板材32−1、32−2、32−3には専属の発光体34が付設される。このように複数の板材32−1、32−2、32−3を設けた場合、発光体34は板材毎に異なる色を発する。例えば、図10で左にある板材32−1には赤色の光を発し(白矢印R)、中央の板材32−2には緑色の光を発し(白矢印G)、右にある板材32−3には青色の光を発する(白矢印B)。3つの板材32−1、32−2、32−3にそれぞれ上記3つの光(赤、緑、青)が発せられると、液晶表示装置26が生成している画像は遊技者には見えなくなる。より詳しくは、遊技者には、液晶表示装置26が全面黒色の画像を生成していると視覚される。なぜなら、赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フィルタを重ねると、黒色フィルタになるからである。つまり、液晶表示装置26を消灯したのと同じ演出効果を得ることができる。別の演出効果としては、例えば、左と右の板状体32−1、32−3だけを利用し、発光体34から赤色の光と青色の光をそれぞれ板状体32−1、32−3に発する。すると、赤色フィルタ+青色フィルタによって紫色のフィルターが形成される。従って、液晶表示装置26が生成する画像に紫色をプラスした光が遊技者の目に認識されることになる。
上記説明から理解できるように、第1実施例では、液晶表示装置26の画像に、液晶表示装置外で変化を与えている。
また、液晶表示装置26は1つの(同一の)画像を表示しているだけでも、板状体32の色を変えることにより、遊技者の目に届く画像に変化を与えることができる。つまり、1つのCG(コンピュータグラフィックス)だけを用いて複数の表現を提示することができる。よって、液晶画像の作製及び制御を削減・簡略化することができる。
パチンコ機10の遊技盤24上のスペースのうち、今まで使用されていないスペース(デッドスペース)を利用して板状体32を設置することができる。また、板状体32の設置は、パチンコ機10に設けられている他の役物等に悪影響を与えることはない。
次に本発明の第2実施例について図11−図22を参照して説明する。
第2実施例が第1実施例と異なる点は、第2実施例では、板状体32を液晶表示装置26の前から除去することができるようにした点である。板状体32を液晶表示装置26の前から除去するために、板状体32を複数の板片32a−32dから構成すると共に、各板片を液晶表示装置26の表示画面の上方に移動させる移動機構70(図12)を設けた。その他の構成は第1実施例と同じであるので、説明は省略する。図11は第2実施例のパチンコ機10の斜視図であり、板状体32が液晶表示装置26の前から除去される前の状態を示している。第1実施例と第2実施例においては、同じ部材には同じ参照符号を付してある。液晶表示装置26はボートの画像を生成している。ボートの画像に横線が入っているのは、板状体32を複数の横長の板片32a−32dから構成したことを示すためである。この横線は複数の板片の存在を強調するために引かれたものであり、実際には遊技者に横線はほとんど見えない。
図12は4つの板片32a、32b、32c、32dからなる板状体32が液晶表示装置の前に存在している状態を示す斜視図であり、図13は板状体32を液晶表示装置26の上に収納部72に収納した状態を示す斜視図である。つまり、図13は、板状体32を液晶表示装置26の前から除去した状態を示す図である。矢印Aは液晶表示装置からの光であり、遊技者へ向かっている。
移動機構(移動手段)70は主に、矩形の枠体74と、この枠体の3辺(上辺、左辺、右辺)に沿って設けられた軸76、78、79とからなる。水平軸76はステップモータ等の駆動源(図示せず)に接続されて、回転駆動される。水平軸76は両側の垂直軸78、79に連結されている。より詳しくは、水平軸76の一端が左垂直軸78の上端に連結され、水平軸76の他端が右垂直軸79の上端に連結されている。水平軸76と垂直軸78との連結は図21に示されている。水平軸76と垂直軸79との連結も図21に示されたものと同じである。よって、水平軸76が回転すると、垂直軸78、79も回転する。
垂直軸78、79の表面にはスパイラル溝が形成されている。垂直軸78、79にはそれぞれフック部材80が付設され、各垂直軸78、79とフック部材80はボールネジを構成している。よって、垂直軸78、79が回転すると、各フック部材80は垂直軸78、79に沿って上下に移動する。フック部材80の先端は板状体32の最下の板片32dに接続されており、フック部材80が上に移動すると、板片32dも上に移動する。板片の移動は、枠体74の左右の垂直壁74aの内側に形成されたレール82に沿って行われる。
図14は図12に対応する図であり、板状体32が液晶表示装置26の前に存在する状態を示す正面図である。図15は図13に対応する図であり、板状体32が収納部72に収納されている状態を示す正面図である。
図16は板状体32の4つの板片のうち、2枚の板片32c、32dが液晶表示装置26の前に存在する状態を示す斜視図である。これは、図12の状態から板片32a、32bを収納部72に収納した状態であると考えられると共に、図13の状態から板片32c、32dを引き出した状態であるとも考えられる。4つの板片32a−32dはほぼ同じ形状を呈しており、図17(a)には板片32a(32b、32c)の正面図が示され、図17(b)には一番下の板片32dの正面図が示されている。図17(a)の板片32a、32b、32cと図17(b)の板片32dが異なる点は、左右下端のピン39、41の長さだけである。図17(b)の板片32dの左右下端のピン41の方が長い。このピン41は移動機構70の枠体74のレール82から突出し、フック部材80に接続される。
板片32a(32b、32c)、32dの正面図(図17)とは、図14のように板状体32(つまり4つの板片32a−32d)が液晶表示装置26の前に存在する状態で板片を見た場合の図である。各板片32a(32b、32c、32d)は液晶表示装置26の幅方向に長い矩形状を呈しており、4つのピンを有している。板片32a(32b、32c)の左右上端部から左右外方に延びるピン37、37は長いピンであり、板片32a(32b、32c)の左右下端部から左右外方に延びるピン39、39は短いピンである。図17(b)に示されるように一番下の板片32dの左右上端部からはピン37が延びるているが、左右下端部からはピン37より長いピン41が延びている。符号hは板片の高さである。
次に、移動機構(移動手段)70の構造と動作について詳細に説明する。
図18(a)は図15の18a−18a線断面図であり、図18(b)は図15の18b−18b線断面図である。即ち、図18は移動機構70の左垂直壁74aの断面を右側から見た図である。図18(b)から分かるように、垂直壁74aには3つのガイド溝82a、82b、82cが形成されている。第1のガイド溝82aは深い溝であり、第2のガイド溝は浅い溝82bであり、第3のガイド溝は共通溝82cである。第3ガイド溝82cは垂直壁74aを貫通している。第1ガイド溝82aは収納部72の前部から低部に亘ってL字状に延びている。第2ガイド溝82bは収納部72の後部に沿ってI字状に延びている。第1ガイド溝82aと第2ガイド溝82bが収納部72の後部最下部で合流し、その下にI字状に延びる第3ガイド溝82cが形成されている。第1ガイド溝82aには板片32a(32b、32c、32d)の長いピン37だけが係合し、第2ガイド溝82bには短いピン39だけが係合する。第3ガイド溝82cは共通溝であり、長いピン37と短いピン39が係合する。図18(b)に現れている第2ガイド溝82bが図18(a)に現れていないのは、第2ガイド溝82bが第1ガイド溝82aより浅い溝であるからである。一番下の板片32dのピン41は第3ガイド溝82cを貫通し、垂直壁74aの外側に突出する。この突出部がフック部材80に連結される。右側の垂直壁も同じ構造を有している。枠体74のレール82は上記ガイド溝82a、82b、82cから構成される。
図19の符号dは第1ガイド溝82aと第2ガイド溝82bとの間隔であり、図17の板片の高さhは間隔dより大きい。
図14のように板状体32が液晶表示装置26の前に存在している場合、図17で示されるような板片32a、32b、32c、32dが4つ上下方向に並んでいることになる。このとき、全てのピン37、39、41は第3ガイド溝82cに係合している。図14の状態から、板状体32の収納動作が始まると、駆動源から一番下の板片32dに上方への駆動力が作用し、一番下の板片32dが上昇する。上方への駆動力は、駆動源、水平軸76、垂直軸78、79、フック部材80を介して板片32dの左右のピン41に伝達・付与される。これに伴い、板片32dの上の3つの板片32c、32b、32aが第3ガイド溝82cに沿って上方に移動される。その結果、一番上の板片32aがまず収納部72に押し込まれる。このときの様子を詳細に説明すると以下のようになる。まず、一番上の板片32aの長いピン37が第3ガイド溝82cから第1ガイド溝82aの水平部分に入る。長いピン37が第1ガイド溝82aの水平部分を通って前進すると(図18(b)で左に進むと)、第1ガイド溝82aの垂直部分に至る。このとき、短いピン39はまだ第3ガイド溝82cに位置している。長いピン37が第1ガイド溝82aの垂直部分を少し上昇すると、短いピン39は第3ガイド溝82cから第2ガイド溝82bに入る。さらに長いピン37が第1ガイド溝82aの垂直部分を上昇すると、短いピン39は第2ガイド溝82b内を上昇する。この間、その他の板片32b、32c、32dは第3ガイド溝82cに沿って、上昇し続ける。
長いピン37が第3ガイド溝から第2ガイド溝82bに進入せずに第1ガイド溝82aに進入する理由は、長いピン37が浅い第2ガイド溝82bに係合できないからである。一方、短いピン39は板片32aを上に移動させる垂直方向上向きの駆動力に従って移動し、第3ガイド溝82cを離れるとき、そのまま上に押され、第2ガイド溝82bに入る。このように、ピン37、39の長さとガイド溝82a、82bの深さとの組み合わせにより、ピン37、39の進行方向を選別している。
一番上の板片32aが収納部72に入った状態を図19に示す。板片32aの高さhは第1ガイド溝82aと第2ガイド溝82bとの間隔dより大きいので、図19に示すように板片32aは上側(長いピン37の側)が下側(短いピン39の側)より高い姿勢(図19では左斜め上を向いた姿勢)で収納部72に入る。
さらに収納動作が進行すると、2番目の板片32bが板片32c、32dに押されて収納部72に入る。収納部72への入り方は1番目の板片32aと同じである。そして、4枚の板片32a−32dが収納部72に入るまで収納動作は続く。全ての板片32a−32dが収納部72に押しこまれた状態を図20に示す。図21はその後方斜視図である。板片32a−32dを収納部72に収納すると、遊技者からは板状体32の存在が認識できなくなる。このように、板片32a−32dを一方向に移動させるだけで、収納部72にコンパクトに収納することができる。
図21(あるいは図20)の状態から板片32a−32dを引き出す場合、一番下の板片32dに下方の駆動力を付与する。すると、一番下の板片32dのピン41がまず第3ガイド溝82cに沿って降下し、長いピン37は第1ガイド溝82aを通って第3ガイド溝82cに入る。よって、一番下の板片32dは垂直状態(図17)になって第3ガイド溝82c内に位置することになる。さらにこの板片32dを下げると、下から2番目の板片32cが自重により降下してくる。即ち、板片32cの短いピン39がまず第3ガイド溝82cに入り、それに伴い長いピン37は第1ガイド溝82aを通って第3ガイド溝82cに入る。よって、図22に示すように、下から2番目の板片32cは一番下の板片32dの上に乗るように垂直状態になって第3ガイド溝82c内に位置することになる。図23はその直後の板片32a、32b、32cの様子を示し、図24は板片32dとフック部材80の様子を示している。さらに一番下の板片32dを下げると、収納部から板片82b、82aが順次引き出され、図14のように4枚の板片32d−32aが同一垂直平面内に位置し、1つの板状体32を形状する。
図14に示すように板状体32が液晶表示装置の前に設けられている状態で、第1実施例と同様に発光体34から所望の色の光を板状体32に発すればよい。発光体34は移動機構70の垂直壁74aに付設され、発光体34からの光は第3ガイド溝82cを通過して板状体32内に入って散乱する。
尚、板状体32を複数の板片32a−32dに分割せずに、1枚の板状体のままで液晶表示装置26の上方に移動して収納することも考えられる。但し、液晶表示装置26の上方に十分な収納スペースがない場合には、上記したように板状体32を複数の板片32a−32dに分割し、折畳んで収納した方が良いと考えられる。特に、近年にあっては、液晶表示装置26が大型化(例えば10インチスクリーンが採用されている)されてきており、液晶表示装置26のスクリーンと同じ大きさを有する板状体32をそのまま収納するとすれば、パチンコ機10の他の部品の設置に影響を及ぼすことがあると考えられる。
また、上記実施例では板状体32を4つの板片に分割したが、板片の数に限定はない。
板状体の板片32a−32dを移動させる移動機構70に、ベルトを使用してもよい。
上述の説明から理解できるように、第2実施例でも、液晶表示装置26の画像に、発光体(液晶表示装置以外の装置)34から変化を与えることができる。また、液晶表示装置26は1つの(同一の)画像を表示しているだけでも、板状体32の色を変えることにより、遊技者の目に届く画像に変化を与えることができる。つまり、1つのCG(コンピュータグラフィックス)だけを用いて複数の表現を提示することができる。よって、液晶画像の作製及び制御を削減・簡略化することができる。板状体32の設置場所は、今まで使用されていないスペース(デッドスペース)である。パチンコ機10に設けられている他の役物等に悪影響を与えることはない。
第2実施例では、さらに、板状体32を液晶表示装置の前から除去することができるので、より複雑な演出を実施することができる。
上記第1実施例及び第2実施例において遊技機の例としてパチンコ機を説明したが、それ以外の遊技機(例えばスロットマシン)にも本発明を適用することができる。
本発明の第1実施例のパチンコ機の斜視図である。 図1のパチンコ機に使用されている板状体の斜視図である。 図2の板状体に光を発する発光体とその制御装置の概略斜視図である。 図2の板状体に赤色の光を発した場合の様子を示す斜視図である。 図2の板状体が液晶表示装置の画像をそのまま透過する場合を示す正面図である。 図2の板状体が所定の色の光をフィルタリングしている状態を示す正面図である。 図2の板状体の変形例を示す斜視図である。 図7の板状体の断面図である。 図7の板状体内での光の散乱の様子を示す拡大図である。 図2の板状体の他の変形例を示す側断面図である。 本発明の第2実施例のパチンコ機の斜視図である。 図11のパチンコ機に使用されている板状体の移動機構の斜視図である。 図12の移動機構により板状体が液晶表示装置の前から除去された状態(収納状態)を示す斜視図である。 図12の板状体と移動機構の正面図である。 図13の移動機構の正面図である。 板状体の半分が収納されている状態を示す斜視図である。 板状体の板片を示す正面図であり、(a)は上から1番目−3番目の板片の正面図であり、(b)は一番下の板片の正面図である。 図12の移動機構の側部垂直壁の断面図であり、(a)は図15の18a−18a線断面図であり、(b)は図15の18b−18b線断面図である。 板状体の一番上の板片が収納された状態を示す断面図である。 板状体の全ての板片が収納された状態を示す断面図である。 板状体の全ての板片が収納されているときの移動機構の後方斜視図である。 板状体の2つの板片が収納部から引き出された状態を示す後方斜視図である。 図22の状態の移動機構の上部断面図である。 図22の状態の移動機構の下部断面図である。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
26 液晶表示装置(画像パターン発光表示器)
32 板状体(散乱性透明板状体)
34 発光体(色変化発光体)
35 繊維材料
70 移動機構(移動手段)
72 収納部

Claims (6)

  1. 画像パターン発光表示器と、前記表示器の表示画面の前方に配置された散乱性透明板状体と、前記板状体の周縁に配置されて前記板状体内に光を発する色変化発光体と、を有することを特徴とする遊技機の発光装置。
  2. 前記散乱性透明板状体は前記画像パターン発光表示器に平行に配置された複数の板材からなり、前記画像パターン発光表示器からの光が前記複数の板材を透過して遊技者に至るように設けられ、前記色変化発光体は前記複数の板材に異なる色を発することを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記板状体の各板材は所定間隔で配置された繊維材料を含むことを特徴とする請求項2記載の発光装置。
  4. 前記板状体の各板材の表面と裏面の少なくとも一方に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の発光装置。
  5. 前記各板材を前記表示器の表示画面の上方に移動させる移動手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2−4のいずれかに記載の発光装置。
  6. 前記各板材は複数の板片からなり、前記板状体の上方には、前記複数の板片を収容する収容部が設けられたことを特徴とする請求項5記載の発光装置。
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