JP6059269B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、その機種を象徴するロゴ、文字、キャラクター等を例えば前面側に表した装飾プレート等の部材を配置したものが多い(例えば特許文献1参照)。そのような部材の前面側には、例えば所定のロゴ等の形状に形成されたレンズ体が配置され、内部のLED等によってそのレンズ体が発光してロゴ等がくっきりと浮かび上がるようになっている。
特開2014−221124号公報
例えば特許文献1に記載された従来の遊技機では、ロゴ部分を例えばその周辺部分よりも前側に突出させることによってロゴが浮かび上がって見えるようにしている。しかしながら、ロゴの表面は平面であるため、全体的に立体感が乏しく、また見る角度が変わっても見え方に大差がないために視覚的魅力に欠ける問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、所定部材に表された表示部分の立体感を高めることで視覚的魅力に溢れた遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、透光性を有するレンズ体と、前記レンズ体の外周側に設けられた非透光部とを有する所定部材を備え、前記レンズ体は発光体からの光を透過する透過部を有し、前記非透光部は、前記透過部の外周に位置する外周部を有し、前記透過部は、前記発光体からの光の進行方向に第1の高さで位置する第1透光部と、前記外周部と前記第1透光部との間で前記進行方向に前記第1の高さよりも低い第2の高さで位置する第2透光部と、前記第1透光部から前記第2透光部へと外周側に向かって傾斜し且つ前記第1透光部と前記第2透光部とを一体に連結する傾斜部と、を備え、前記外周部は、前記進行方向に前記第1の高さよりも低く前記第2の高さよりも高い第3の高さで位置するものである。
本発明によれば、所定部材に表された表示部分の立体感を高めることができ、視覚的魅力が向上する利点がある。
本発明の第1の実施形態に係るパチンコ機の全体斜視図である。 同パチンコ機の遊技盤の正面図である。 同パチンコ機の装飾プレートの斜視図である。 同パチンコ機の装飾プレートの要部分解斜視図である。 同パチンコ機の装飾プレートの要部正面図である。 同パチンコ機のA−A断面図(a)及びB−B断面図(b)である。 同パチンコ機のC−C断面図である。 同パチンコ機の文字表示部における凹凸分布の概略を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るパチンコ機のA−A断面図(a)及びB−B断面図(b)である。 同パチンコ機の文字表示部における凹凸分布の概略を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るパチンコ機のA−A断面図(a)及びB−B断面図(b)である。 同パチンコ機の文字表示部における凹凸分布の概略を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るパチンコ機のA−A断面図(a)及びB−B断面図(b)である。 同パチンコ機の文字表示部における凹凸分布の概略を示す図である。 本実施形態の変形例に係る文字表示部における凹凸分布の概略を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係るパチンコ機の遊技盤の要部正面図である。 同パチンコ機の装飾プレートの要部正面図である。 同パチンコ機のD−D断面図である。 同パチンコ機のE矢視図(a)及びF矢視図(b)である。 同パチンコ機の文字表示部における凹凸分布の概略を示す図である。 レンズ体の形状におけるその他の例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1に示す遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側にヒンジ3により縦軸廻りに開閉自在に枢着された前枠4とを備えている。
前枠4には、その上部側に遊技盤5(図2)が例えば前側から着脱自在に装着されている。また、前枠4の前側には、遊技盤5の前側に対応する第1前扉6と、この第1前扉6の下側に配置された第2前扉7とが、ヒンジ3と略同一軸心上のヒンジ8により縦軸廻りに開閉自在に枢支されている。なお、上下の第1前扉6と第2前扉7とを一体にして、一つの前扉とすることも可能である。
第2前扉7の前側には発射用の遊技球を貯留する球貯留皿9が配置され、その側方に、遊技球を発射する発射手段(図示省略)を作動させるための発射ハンドル10が設けられている。第1前扉6には遊技盤5の遊技領域11(図2参照)に対応するガラス窓12が設けられ、遊技者はこのガラス窓12を介して遊技領域11内を視認可能である。
遊技盤5の前面には、遊技領域11を取り囲むガイドレール13が配置されると共に、その遊技領域11内に、中央表示枠14、画像表示手段15、普通図柄始動手段16,17、第1特別図柄始動手段18、第2特別図柄始動手段19、特別遊技用の開閉入賞手段20、普通入賞手段21、普通図柄表示手段22、第1特別図柄表示手段23、第2特別図柄表示手段24等が配置されている。
中央表示枠14は、遊技領域11の左右方向略中央における上部側に配置され、遊技盤5に形成された装着開口部(図示省略)に対応して前側から装着されている。中央表示枠14には、内部領域14aへの遊技球の侵入を阻止するための外周壁25がその外周側の略全周にわたって形成されると共に、その内部領域14aの略中央には画像表示手段15に対応する表示窓26が、またその表示窓26の下部前側にはステージ27が夫々設けられている。また、中央表示枠14の前側には、例えば表示窓26の上側に対応して装飾プレート28が配置され、また例えば表示窓26の側方には普通図柄表示手段22、第1特別図柄表示手段23、第2特別図柄表示手段24等の表示手段が配置されている。
発射手段により発射されて遊技領域11の上部側に到達した遊技球は、中央表示枠14の上端部で左右に振り分けられ、中央表示枠14の左側の左側通路29aと右側の右側通路29bとの何れかを流下するようになっている。なお、画像表示手段15は例えば液晶表示手段で、表示窓26の後側に対応して配置され、例えば遊技盤5の裏側に着脱自在に固定されている。
ステージ27は、例えば外周壁25の下部側の一部を構成しており、外周壁25に設けられた入球口30を経て内部領域14a内に流入した遊技球を左右方向に転動させた後、左右方向略中央の中央落下部31aとその左右両側の側部落下部31bとの何れかから内部領域14aの外側の遊技領域11に落下させるようになっている。なお、入球口30は中央表示枠14の左右の少なくとも一方、例えば左側に配置されており、左側通路29aを流下してきた遊技球が流入可能となっている。
普通図柄始動手段16,17は、例えば通過する遊技球を検出可能な通過ゲート式で、例えば左側通路29a及び右側通路29bに対応して配置され、例えば中央表示枠14に一体に形成された支持板32a,32bに設けられている。第1特別図柄始動手段18、第2特別図柄始動手段19は、中央表示枠14の下側でアウト口33の上側に配置されている。これら特別図柄始動手段18,19の左側には複数個、例えば3個の普通入賞手段21が配置され、右側には開閉入賞手段20が配置されている。
普通図柄表示手段22は、普通図柄を変動表示するためのもので、複数個の普通図柄(例えば「○」「×」の2種類)に対応する複数個の発光体(例えばLED)を備え、普通図柄始動手段16,17の何れかが遊技球を検出することに基づいてそれら複数の発光体が所定順序で発光するように点滅して、普通図柄始動手段16,17による遊技球検出時に取得された普通乱数情報に含まれる当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様(所定態様)に対応する例えば「○」側の発光体が点灯し、それ以外の場合には外れ態様に対応する例えば「×」側の発光体が点灯して停止する。なお、変動後の普通図柄は1/10程度の所定の確率で当たり態様となり、普通利益状態が発生する。
第1特別図柄表示手段23、第2特別図柄表示手段24は発光部位の変化等により第1特別図柄、第2特別図柄を変動表示可能なセグメント式等の表示手段により構成されており、第1特別図柄表示手段23は第1特別図柄始動手段18が、第2特別図柄表示手段24は第2特別図柄始動手段19が遊技球を検出することを条件に、第1特別図柄、第2特別図柄を所定時間変動させ、第1特別図柄始動手段18、第2特別図柄始動手段19による遊技球検出時に取得された特別乱数情報に含まれる大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様(特定態様)で、それ以外の場合には外れ態様で停止するようになっている。
なお、変動後の第1特別図柄、第2特別図柄は、通常確率状態中は1/350等の通常確率で大当たり態様となり、特別利益状態が発生する。特別利益状態終了後に発生する高確率状態中は、第1特別図柄、第2特別図柄は1/35等、通常確率よりも高確率で大当たり態様となる。また、第1特別図柄、第2特別図柄は、例えば一方が変動中の場合には他方は変動せず、特別利益状態中は何れも変動しない。また、各特別図柄の始動検出は所定の上限数(例えば4)まで保留可能であり、両方に1以上の保留がある場合には、第2特別図柄表示手段24の図柄変動が優先する。
画像表示手段15は第1特別図柄表示手段23、第2特別図柄表示手段24に対応する演出図柄表示手段34等を構成するもので、第1特別図柄、第2特別図柄の変動時にその図柄変動に同期して変動する1個又は複数個、例えば3個の演出図柄34a〜34cを変動表示する。演出図柄34a〜34cは、第1特別図柄始動手段18、第2特別図柄始動手段19による遊技球の検出を条件に、抽選により決定された所定の演出図柄変動パターンに従って所定時間変動した後、第1特別図柄、第2特別図柄の変動終了に同期して所定の順序で順次停止する。
演出図柄34a〜34cの変動後の停止図柄は、第1特別図柄、第2特別図柄が大当たり態様で停止する場合には例えば全てが揃う演出大当たり態様となり、第1特別図柄、第2特別図柄が外れ態様で停止する場合には少なくとも一部が異なる演出外れ態様となる。なお、演出図柄34a〜34cには例えば0〜9までの数字図柄が使用される。
第1特別図柄始動手段18は非開閉式で、中央表示枠14における中央落下部31aの下側に上向き開口状の第1特別始動口18aを備え、この第1特別始動口18aに入賞した遊技球を検出可能に構成されている。この第1特別図柄始動手段18は右側通路29bを流下する遊技球よりも左側通路29aを流下する遊技球の方が入賞し易くなっている。
第2特別図柄始動手段19は、前向き開口状の第2特別始動口19aと、例えば下部側の横軸廻りに揺動して第2特別始動口19aを開閉可能な開閉部材19bと、その開閉部材19bの左右両側に配置された内向き傾斜状の案内部材19cとを備えた開閉式で、例えば第1特別図柄始動手段18の下側に配置されている。この第2特別図柄始動手段19は、普通図柄表示手段22の変動後の停止図柄が当たり態様で停止した場合に発生する普通利益状態において、開閉部材19bが所定の開閉パターンに従って前側に開放して後ろ下がりの傾斜状となり、例えば案内部材19cによってその開状態の開閉部材19b上に案内されてきた遊技球を後向きに案内して第2特別始動口19aに入賞させるようになっている。第2特別図柄始動手段19の開閉パターンには、開放時間の短い通常パターン(例えば0.2秒×1回)と開放時間の長い延長パターン(例えば2秒×3回)とがあり、例えば通常確率状態中は通常パターンが、高確率状態中は延長パターンが夫々選択される。
開閉入賞手段20は、例えば前向き開口状に形成された横長の可変入賞口20aと、例えば下部側の横軸廻りに揺動して可変入賞口20aを開閉可能な開閉板20bとを備えた開閉式で、例えば中央表示枠14の下側で普通図柄始動手段17と第2特別図柄始動手段19との間に配置されている。この開閉入賞手段20は、変動後の第1特別図柄、第2特別図柄が大当たり態様で停止した場合に発生する特別利益状態において、開閉板20bが所定の開放パターンに従って前側に開放して後ろ下がりの傾斜状となり、その開閉板20b上に落下してきた遊技球を後向きに案内して可変入賞口20aに入賞させるようになっている。
なお、開閉入賞手段20の開放パターンは、開放後に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、所定時間(例えば30秒)が経過するかの何れか早い方で閉じる開閉動作を1ラウンドとして、そのラウンド数の違いにより複数の種類があり、それらの何れかが例えば抽選により選択される。
続いて、中央表示枠14に装着されている装飾プレート(所定部材)28の構成について、図2〜図8を参照しつつ説明する。この装飾プレート28は、例えば中央表示枠14の上部前側に着脱自在に装着され、図3に示すようにその前側(所定方向の一方側)に一又は複数(ここでは4つ)の文字表示部41〜44を例えば左右方向の一列状に備えており、図4に示すように本体ケース45、レンズ体46、前カバー47、発光基板48、拡散手段49等を備えている。
4つの文字表示部41〜44には、例えば「戦」、「国」、「恋」、「姫」の各文字が1つずつ表示されている。文字表示部41〜44は、例えば夫々が独立した略平面状で、例えば左右方向外側の文字表示部41,44が内側の文字表示部42,43よりも後側となるように前後方向の段差状に配置されている。なお、中央表示枠14の前面側には、文字表示部41〜44の他に、文字以外の絵柄等を表示する絵柄表示部50を備えている。本実施形態では、絵柄表示部50には刀をデフォルメした絵柄が例えば凹凸形状により立体的に表されている。
本体ケース45は、例えば遮光性の合成樹脂により横長状の略箱形に形成されており、その前面側に、文字表示部41〜44に対応して複数(4つ)のレンズ装着部51が形成されている。レンズ装着部51は、図4等に示すように、対応する文字表示部41〜44に表示される文字の形状に応じた開口部52と、この開口部52を形成する台座部53とで構成されている。台座部53は、その前面が略平面状に形成され、開口部52の縁部には、開口部52の内側に向けて突出する突出部54が、開口部52の前端側よりも後側に設けられている。
また台座部53は、文字表示部41〜44に表示される文字の種類によっては、開口部52によって、外周側の外台座部53aとその内側の一又は複数の内台座部53bとに分離する場合がある。この場合には、外台座部53aと内台座部53bとの間、或いは複数の内台座部53bの間が、開口部52を例えばその後側で横切る一又は複数の連結部53cによって例えば一体に連結されている。
例えば図4に示すように、「国」の文字が表示される文字表示部42に対応するレンズ装着部51では、台座部53が「国」の文字を構成する「くにがまえ」によってその外側の外台座部53aと内側の内台座部53bとに分離しており、それら外台座部53aと内台座部53bとが、例えば3つの連結部53cによって一体に連結されている。なお、この連結部53cは光の通り道である開口部52を横切るため、十分な強度を確保できる範囲でなるべく小さく(細く)形成することが望ましい。また、連結部53cは、例えば文字を構成する線と線の繋ぎ目に沿わせる等、文字部分を発光させた際になるべく目立たない位置に配置することが望ましい。また、連結部53cは透光性とすることが望ましい。
本体ケース45の各レンズ装着部51には、文字表示部41〜44に表示される各文字に対応する4種類のレンズ体46が夫々前側から装着されている。文字表示部41〜44に対応する4つのレンズ体46は、透光性を有する合成樹脂製で、対応する文字の種類によっては互いに独立した複数の部分で構成されている。レンズ体46は、図4〜図7等に示すように、各文字の構成線に沿ってその略中央に配置され且つ前向きに突出する凸部55と、各文字の構成線に沿って凸部55の両側に配置され且つ例えば後向きに凹入する凹部56と、凹部56から外向きに突出する鍔部57とを一体に備え、レンズ装着部51の開口部52に前側から嵌め込まれ、鍔部57を突出部54に略当接させた状態で、例えばその前側の前カバー47により支持されている。凸部55及び凹部56は、例えば断面略円弧状に形成されており、凸部55と凹部56との間は、例えば後開きの傾斜部58により一体に連結されている。
前カバー47は、例えば遮光性の合成樹脂製で、本体ケース45の各レンズ装着部51に対応して夫々設けられ、例えば各レンズ装着部51の台座部53に対応する形状の略板状に形成されており、例えばレンズ装着部51に対して前側から装着され、ネジ止め等により着脱自在に固定されている。なお、台座部53が外台座部53aと内台座部53bとを備えている場合には、前カバー47もそれら外台座部53a,内台座部53bに対応する互いに独立した複数の部分で構成され、個別にレンズ装着部51に対して装着されている。
前カバー47は、図4〜図7等に示すように、台座部53の前面側に沿う略板状の台板61と、開口部52の縁部に沿って台板61の縁部から例えば前後方向に突出する縁取り部(外周部)62とを例えば一体に備え、例えば台板61の背面側に、本体ケース45の裏側からネジ止めするためのネジ止め基部63が複数設けられている。前カバー47をレンズ装着部51の前側に装着したとき、レンズ体46は、その鍔部57がレンズ装着部51側の突出部54と前カバー47側の縁取り部62とによって前後に挟まれることにより支持される。
レンズ体46及び前カバー47を本体ケース45に装着したとき、レンズ体46の凸部55は縁取り部62の前端部62aよりも前側(所定方向の一方側)に突出しており、またレンズ体46の凹部56は縁取り部62の前端部62aよりも後側(所定方向の他方側)に凹入している。なお、本実施形態では、縁取り部62の前端部62aに対する凸部55の前向き突出量は一定であり、また縁取り部62の前端部62aに対する凹部56の凹入量も一定である。
発光基板48は、例えば本体ケース45の各レンズ装着部51に対応して夫々設けられ、その前面側にはレンズ体46の例えば凸部55の後側に対応する位置に複数のLED(発光体)64が装着されており、本体ケース45に対して後側から着脱自在に装着されている。発光基板48のLED64は、レンズ体46の凸部55の長手方向に沿って例えば略等間隔で配置されている。
拡散手段49は、LED64から照射された光を拡散させるためのもので、透光性を有する合成樹脂製の板状に形成されており、発光基板48とレンズ体46との間に配置され、例えば本体ケース45に対して後側から着脱自在に装着されている。拡散手段49は、その少なくとも一面側、例えば背面側に凹凸加工、その他による光拡散部49aが形成されている。なお、光拡散部49aはレンズ体46の後側或いはLED64の前側に対応する位置にのみ設けてもよいし、拡散手段49の略全面に設けてもよい。
図8は、「国」の文字が表示された文字表示部42における凹凸分布の概略を示している。同図に示すように、「国」の文字を縁取るように縁取り部62が設けられており、その縁取り部62の内側のレンズ体46は、文字を構成する線に沿ってその中央に凸部55が配置され、凸部55とその両側の縁取り部62との間に凹部56が配置されている。このような凹凸分布は他の文字表示部41,43,44も同様である。
以上説明したように、装飾プレート28の前側の文字表示部41〜44には、夫々「戦」、「国」、「恋」、「姫」の各文字を構成するようにレンズ体46が配置され、またそれら各文字を縁取るようにレンズ体46の周囲に遮光性の縁取り部62が配置されているが、レンズ体46は、縁取り部62の前端部62aよりも前側に突出する凸部55と、縁取り部62の前端部62aよりも後側に凹入する凹部56とを備え、しかも凸部55と縁取り部62との間に凹部56が配置されているため、見る角度によって各文字の見え方が変化し、LED64を発光させた場合はもちろん発光させていない場合でも遊技者に立体感、奥行き感を感じさせることができる。
図9及び図10は本発明の第2の実施形態を例示し、凸部55の突出量及び凹部56の凹入量を位置によって変化させた例を示している。第2の実施形態が第1の実施形態と異なるのはレンズ体46の凹凸形状のみである。なお、図9(a),(b)は、第1の実施形態における図6(a),(b)と同様、図5におけるA−A、B―B断面を示している。
図9,図10に示すように、本実施形態の装飾プレート28は、第1の実施形態と同様、文字を縁取るように縁取り部62が設けられており、その縁取り部62の内側のレンズ体46は、文字を構成する線に沿ってその中央に、縁取り部62の前端部62aよりも前側(所定方向の一方側)に突出する凸部(線状凸部)55が配置され、凸部55とその両側の縁取り部62との間に、縁取り部62の前端部62aよりも後側(所定方向の他方側)に凹入する凹部(線状凹部)56が配置されているが、凸部55の突出量及び凹部56の凹入量は一定ではなく、長手方向に沿って変化している。
即ち、本実施形態のレンズ体46では、凸部55が第1凸部55aとこの第1凸部55aよりも突出量の大きい第2凸部55bとを備え、また凹部56が第1凹部56aとこの第1凹部56aよりも凹入量の大きい第2凹部56bとを備えており、第1凸部55aと第2凸部55bとの境界部及び第1凹部56aと第2凹部56bとの境界部は例えば滑らかに接続されている。
本実施形態では、凸部55に関しては長手方向略中央等の所定範囲が第2凸部55b、それ以外の範囲が第1凸部55aとなっており、凹部56に関しては屈曲部、端部等の所定範囲が第2凹部56b、それ以外の範囲が第1凹部56aとなっている。このように、凸部55の突出量及び凹部56の凹入量を位置によって変化させてもよい。
図11及び図12は本発明の第3の実施形態を例示し、所定範囲内における内部領域に凹部56を配置し、その所定範囲内における内部領域の外側の外部領域に凹部56を配置した例を示している。第3の実施形態が第1の実施形態と異なるのはレンズ体46の凹凸形状のみである。なお、図11(a),(b)は、第1の実施形態における図6(a),(b)と同様、図5におけるA−A、B―B断面を示している。
図11,図12に示すように、本実施形態の装飾プレート28は、第1の実施形態と同様、文字を縁取るように縁取り部62が設けられているが、その縁取り部62の内側のレンズ体46は、各文字単位(所定範囲)で、所定の内部領域に凹部56が、その外側の外部領域に凸部55が夫々配置されている。「国」の文字が表示された文字表示部42の例では、図11,図12に示すように、内側の「玉」の部分を内部領域として凹部56を配置し、その外側の「くにがまえ」の部分を外部領域として凸部55を配置している。
また、内部領域の凹部56は第1凹部56aとこの第1凹部56aよりも凹入量の大きい第2凹部56bとを備えており、例えば文字を構成する線に沿ってその中央に第2凹部56bが配置され、その第2凹部56bとその両側の縁取り部62との間に第1凹部56aが配置されている。同様に、外部領域の凸部55は第1凸部55aとこの第1凸部55aよりも突出量の大きい第2凸部55bとを備えており、例えば文字を構成する線に沿ってその中央に第2凸部55bが配置され、その第2凸部55bとその両側の縁取り部62との間に第1凸部55aが配置されている。
このように、所定範囲内における内部領域に凹部56を、外部領域に凹部56を配置してもよい。もちろん、それとは逆に所定範囲内における内部領域に凸部55を、外部領域に凹部56を配置してもよい。
図13及び図14は本発明の第4の実施形態を例示し、所定範囲内における所定方向の両端側に凹部56を、中央側に凸部55を配置した例を示している。第4の実施形態が第1の実施形態と異なるのはレンズ体46の凹凸形状のみである。なお、図13(a),(b)は、第1の実施形態における図6(a),(b)と同様、図5におけるA−A、B―B断面を示している。
図13,図14に示すように、本実施形態の装飾プレート28は、第1の実施形態と同様、文字を縁取るように縁取り部62が設けられているが、その縁取り部62の内側のレンズ体46は、各文字単位(所定範囲)で、左右方向(所定方向)の両端部側に凹部56が、中央側に凸部55が夫々配置されている。また、凹部56は第1凹部56aとこの第1凹部56aよりも凹入量の大きい第2凹部56bとを備え、凸部55は第1凸部55aとこの第1凸部55aよりも突出量の大きい第2凸部55bとを備えており、例えば左右方向の中央側から両端側にかけて突出量及び凹入量が例えば段階的に変化するように、第2凸部55b、第1凸部55a、第1凹部56a、第2凹部56bの順に配置されている。
このように、所定範囲内における左右方向(所定方向)の両端側に凹部56を、中央側に凸部55を配置してもよい。もちろん、それとは逆に所定範囲内における左右方向(所定方向)の両端側に凸部55を、中央側に凹部56を配置してもよい。また、この場合の所定方向は左右方向に限られず、上下方向、斜め方向でもよい。
また、図15に示すように、複数(ここでは2つ)の文字に跨がる範囲(所定範囲)で、左右方向(所定方向)の両端部側に凹部56(又は凸部55)を、中央側に凸部55(又は凹部56)を夫々配置してもよい。図15の例では、文字表示部42,43における左右方向の中央側から両端側にかけて突出量及び凹入量が例えば段階的に変化するように、第2凸部55b、第1凸部55a、第1凹部56a、第2凹部56bの順に配置されている。
図16〜図20は本発明の第5の実施形態を例示し、装飾プレート28が文字表示部41〜44を分断する分離状態と文字表示部41〜44を一体化する合体状態との間で相対移動可能に構成した例を示している。
図16に示すように、本実施形態の装飾プレート28は、文字表示部41〜44における上下方向略中央で上部側の第1部材28aと下部側の第2部材28bとに分断されている。第1部材28aは中央表示枠14に対して移動不能に固定され、第2部材28bは駆動機構71により、第1部材28aと一体化する合体状態と第1部材28aの下側に離間する分離状態との間で移動可能となっている。なお、駆動機構71は、第2部材28bを上下方向に移動可能に支持する案内手段71aと、第2部材28bを駆動するステッピングモータ等の駆動手段71bとを備えている。もちろん、第1部材28a側を駆動してもよいし、両部材28a,28bを共に駆動してもよい。
装飾プレート28における第1部材28aと第2部材28bとの分断位置は、図17、図18等に示すように、本体ケース45、レンズ体46及び前カバー47については上下方向略中央で一致している(第1分断位置72aという)が、発光基板48と拡散手段49との分断位置は上下方向略中央ではなく上下一方側(ここでは上側)にずれている(第2分断位置72bという)。即ち、第1部材28a側の第1対向部73aと第2部材28b側の第2対向部73bとは合体状態において互いに略当接するが、それら対向部73a,73bは前後方向に段差状となっている。このように構成することで、合体状態でLED64を発光させた際の分断位置からの光漏れを抑制できる。
また、合体状態のときの文字表示部41〜44の凹凸形状は、図18〜図20に示すように第2の実施形態における凹凸形状(図9,図10)と同じである。また、第1対向部73aと第2対向部73bとで前面側の凹凸形状が対応しており、合体状態のとき、前カバー47の縁取り部62、レンズ体46の凸部55及び凹部56は第1分断位置72aにおいて上下に完全に一致するようになっている。
このように、装飾プレート28を文字表示部41〜44を分断する分離状態と文字表示部41〜44を一体化する合体状態との間で相対移動可能としてもよい。もちろん、装飾プレート28を3つ以上の部分に分離可能としてもよいし、直線状でなくジグザグ状等の任意の分断形状を採用してもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、レンズ体46の凹部56は、縁取り部(外周部)62の前端部62aよりも後側(所定方向の他方側)に凹入していればよく、レンズ体46単体で凹部を形成している必要はない。即ち、例えば図21(a)に示すように凹部56を鍔部57に真っ直ぐに繋がる平板部により構成してもよいし、図21(b)に示すように凹部56が鍔部57よりも前側に突出していてもよい。
凸部55及び凹部56の形状は任意であり、例えば図21(c)に示すように断面略円弧状ではなく平面部を有する角張った断面形状を採用してもよい。また、凸部55と凹部56との間に傾斜部58は設けなくてもよいし、例えば任意の曲面等を設けてもよい。
実施形態では、各文字の構成線に沿ってその略中央に凸部55を配置し、その凸部55と両側の縁取り部62との間に一対の凹部56を配置したが、図21(d)に示すように、各文字の構成線に沿ってその略中央に凹部56を配置し、その凹部56と両側の縁取り部62との間に一対の凸部55を配置してもよい。
実施形態ではレンズ体46及び縁取り部62により文字を表示した例を示したが、文字以外のロゴやキャラクター等を表示してもよい。レンズ体46は文字等の全部ではなく一部を構成してもよい。また、装飾プレート(所定部材)28は、文字表示部41〜44等が遊技者から見えるように配置すればよく、文字表示部41〜44等が上向き、下向き、横向き、或いは斜めになるように配置してもよい。
装飾プレート28等の所定部材の配置位置は遊技盤5の前側に限られず、遊技者から見える位置であれば例えば前枠4の前側等であってもよい。
また本発明は、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機、スロットマシン等の各種遊技機において同様に実施することが可能である。
28 装飾プレート(所定部材)
28a 第1部材
28b 第2部材
46 レンズ体
55 凸部
56 凹部
58 傾斜部
62 縁取り部(外周部)
64 LED(発光体)
73a 第1対向部
73b 第2対向部

Claims (1)

  1. 透光性を有するレンズ体と、前記レンズ体の外周側に設けられた非透光部とを有する所定部材を備え、
    前記レンズ体は発光体からの光を透過する透過部を有し、
    前記非透光部は、前記透過部の外周に位置する外周部を有し、
    前記透過部は、
    前記発光体からの光の進行方向に第1の高さで位置する第1透光部と、
    前記外周部と前記第1透光部との間で前記進行方向に前記第1の高さよりも低い第2の高さで位置する第2透光部と
    前記第1透光部から前記第2透光部へと外周側に向かって傾斜し且つ前記第1透光部と前記第2透光部とを一体に連結する傾斜部と、を備え、
    前記外周部は、前記進行方向に前記第1の高さよりも低く前記第2の高さよりも高い第3の高さで位置す
    ことを特徴とする遊技機。
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