JP2006064533A - カラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置 - Google Patents

カラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006064533A
JP2006064533A JP2004247369A JP2004247369A JP2006064533A JP 2006064533 A JP2006064533 A JP 2006064533A JP 2004247369 A JP2004247369 A JP 2004247369A JP 2004247369 A JP2004247369 A JP 2004247369A JP 2006064533 A JP2006064533 A JP 2006064533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
holding mechanism
revolution
mechanism according
flow tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004247369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4686783B2 (ja
Inventor
Kazufusa Shinomiya
一総 四宮
Kazuhiro Yanagidaira
和寛 柳平
Minoru Muto
實 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon University
Original Assignee
Nihon University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon University filed Critical Nihon University
Priority to JP2004247369A priority Critical patent/JP4686783B2/ja
Publication of JP2006064533A publication Critical patent/JP2006064533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4686783B2 publication Critical patent/JP4686783B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

【課題】 長期間にわたってフローチューブの交換無しに試料の分析をすることができるカラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置を提供すること。
【解決手段】 公転軸Pと同軸に配置されると共に回転自在に支持された公転軸パイプ3aと、この公転軸パイプ3aの近傍に配置されて公転軸Pを中心として公転軸パイプ3aと一体的に公転するカラム5aと、公転軸パイプ3aからカラム5aを一回のみ通って再び公転軸パイプ3aに戻るフローチューブ7aとを備え、カラム5aを自転可能に支持すると共に、カラム5aの公転によってフローチューブ7aに生じる捩じれを解消する方向に、カラム5aを自転させる、という構成を採っている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置に係り、特に、カラムを所定の回転軸に関して回転自在に保持することができる、カラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置に関するものである。
クロマトグラフ装置については、様々な形式のものが提案されている。この中で、J型向流クロマトグラフ装置(Type-J multilayer coil planet centrifuge)が開発されている。この向流クロマトグラフ装置は、主に固体相の保持性、ピーク分離(peak resolution)及び分離時間等の改善を目的として開発された。
しかしながら、この向流クロマトグラフ装置を液−液高分子相系(aqueous-aqueous polymer phase system)に適用した場合、これら二液体間の低界面張力及び高粘性のために、適切に固体相を保持することができないという問題があった。
このような問題を解決する手段として、特別なカラム保持機構を有するクロマトグラフ装置(交軸型向流クロマトグラフ装置:Cross-axis coil planet centrifuge)が提案されている(非特許文献1参照。)。図11は、このカラム保持機構100の説明を容易にするための概略図である。カラム保持機構100は、この図に示すように、所定の公転軸Pを有し、複数のカラム105a、105bが当該公転軸Pから離れた位置に配置されている。そして、各カラム105a、105bは公転軸Pを中心として公転するようになっている。これと同時に、各カラム105a、105bは、上記公転軸Pと略直角な方向の自転軸Qを中心として自転できるように構成されている。
ここで、上記のように各カラム105a、105bが公転軸Pを中心として公転するとともに、自転軸Qを中心として自転する理由は以下の通りである。即ち、分析に用いるガスなどが流れるフローチューブ107a,107bは、図示しない試料供給部に接続されている。そして、フローチューブ107a,107bの端部は固定されており、回転できない機構となっている。このため、各カラム105a、105bを公転軸周りに公転させるだけでは、フローチューブ107a,107bが捻れてしまう。これを解消するために、各カラム105a、105bを自転させるのである。
Kazufusa Shinomiya et. al., Journal of Chromatography, 644(1993) 215-229, Elsevier Science Publishers B.V., Amsterdam "Studies on a new cross-axis coil planet centrifuge for performing counter-current chromatography"
しかしながら、上記従来のカラム保持機構には以下のような問題点があった。即ち、図に示すように、従来の交軸型向流クロマトグラフ装置では、カラム部分を除いて2本のフローチューブが相互に隣接している。このため、カラムの公転及び自転に伴って、各フローチューブ同士が相互に接触して擦れ合ってしまう。特に、この傾向はフローチューブの曲折部において顕著である。このようなフローチューブ同士の接触が継続すると、摩擦によってフローチューブ自体が磨耗する場合がある。このため、フローチューブを頻繁に交換しなければならないという不都合が生じていた。
本発明は、係る従来のカラム保持機構が有する不都合を改善し、回転式のカラム保持機構を有するクロマトグラフ装置であっても、長期間にわたってフローチューブの交換無しに試料の分析をすることができるカラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、公転軸と同軸に配置されると共に回転自在に支持された公転軸パイプと、この公転軸パイプの近傍に配置されて公転軸を中心として公転軸パイプと一体的に公転するカラムと、公転軸パイプからカラムを一回のみ通って再び公転軸パイプに戻るフローチューブとを備え、カラムを自転可能に支持すると共に、カラムの公転によってフローチューブに生じる捩じれを解消する方向に、カラムを自転させる、という構成を採っている。
このように、フローチューブはカラムを1回だけ通って直列状に連結されている。そして、カラム保持機構が公転軸を中心に回転すると、カラムも同様に自転する。この時、各カラムに接続されるフローチューブは1本だけであり、従来のカラム保持機構のように2本のフローチューブが隣接してはいない。このため、所定部分のフローチューブは回転するだけであって、フローチューブ同士の摩擦による磨耗などの問題は生じない。
従来の交軸型向流クロマトグラフ装置で問題となるようなフローチューブの磨耗は発生せず、フローチューブの交換無しに長期間の使用が可能となる。
次に、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
[全体概要]
図1は本発明の第1の実施形態に係るカラム保持機構1Aを、上記した従来のカラム保持機構に対応させて示した概略図である。このカラム保持機構1Aは、図に示すように、公転軸Pに沿って設けられた公転軸パイプ3aと、公転軸Pから所定距離だけ離れて配置された2つのカラム5aと、これら公転軸パイプ3aから各カラム5aを直列的(一方向)に通って再度公転軸パイプ3aに戻るフローチューブ7aを備えている。また、公転軸パイプ3aの両側には、チューブ支持部材9aが設けられている。尚、図では構造を分かり易くするために、公転軸パイプ3aを斜視図にし、各カラム5a及びチューブ支持部材9aを平面図として示している。
[公転軸パイプ]
公転軸パイプ3aは、公転軸Pの位置においてこの公転軸Pと平行で且つ同軸となっており、中空構造となっている。そして公転軸パイプ3aは、カラム5aの公転と一体となって回転するようになっている。
公転軸パイプ3aの内径は、フローチューブ7aが挿入されてもこのフローチューブ7aが自由に回転できるように、十分な直径が確保されている。具体的に、公転軸パイプ3aの内径は3.5mm〜18mmであるが、より望ましくは6mmである。但し、この値は本発明の範囲を限定するものではない。
公転軸パイプ3aにおける上端(図示しない供給部側)は開口されており、当該開口からフローチューブ7aが挿入されている。また、公転軸パイプ3aの側壁には、第1の貫通穴11aが形成されている。この第1の貫通穴11aはフローチューブ7aを公転軸パイプ3aの内部から外部に向けて引き出すためのものである。このため、供給側から公転軸Pに沿って配向されたフローチューブ7aは、公転軸パイプ3a内で略直角に折れ曲がり、第1の貫通穴11aを通って外部に引き出される。第1の貫通穴11aから外部に引き出されたフローチューブ7aは、チューブ支持部材9aを通って各カラム5aまで延設されている。ここで、第1の貫通穴11aの直径は3.5mm〜15mmであるが、より望ましくは4mmである。
また、公転軸パイプ3aの側壁には、第2の貫通穴13aも形成されている。この第2の貫通穴13aは、上記第1の貫通穴11aよりも低い位置に形成されている。この第2の貫通穴13aはカラム5aを通って戻ってきたフローチューブ7aを再び公転軸パイプ3a内に引き入れるためのものである。本実施形態の第2の貫通穴13aは図に示すように、公転軸パイプ3aを真上からみた場合に、第1の貫通穴11aに対して90°程度角度位置がずれている。即ち、第1の貫通穴11aは左方に向かって開口しており、第2の貫通穴13aは向こう側の正面に向かって開口している。但し、各貫通穴11a,13aの相対角度は図面に記載されたものに限定されるものではなく、公転軸方向に沿って同一の角度位置(相対角度0°)に形成しても良いし、180°ずらした角度位置に形成してもよい。更には、0°より大きく180°より小さい相対角度に各貫通穴11a,13aを形成してもよい。また、各貫通穴11a,13aの公転軸方向における間隔は21mm〜32.5mmであるが、より望ましくは20.5mmである。そして、第2の貫通穴13aから引き入れられたフローチューブ7aは、公転軸パイプ3a内で直角に折れ曲がり、公転軸パイプ3a内を下方に向かって延設される。
[カラム]
本実施形態のカラム保持機構1Aでは、2つのカラム5aが配設されている。各カラム5aは、円筒状のドラム本体5a1と、このドラム本体5a1の両端部近傍に設けられた円盤状の鍔状部材5a2と、ドラム本体5a1の外周面上であって各鍔状部材5a2の間にコイル状に巻き付けられたカラム本体5a3とからなる。
ドラム本体5a1は中空構造を有しており、中心軸に沿って貫通孔が形成されている。また、ドラム本体5a1の両端近傍の壁面にはそれぞれ挿通口5a4が形成されている。このような構造のドラム本体5a1には、貫通孔の一端(図では左端)からフローチューブ7aが挿入され、挿通口5a4を通ってドラム本体5a1の外周面に引き出される。一方、ドラム本体5a1の右端におけるフローチューブ7aは挿通口5a4を通ってドラム本体5a1の右端の貫通孔から引き出される。
円盤状の各鍔状部材5a2には、ドラム本体5a1の表面近傍に所定の挿通口5a5が形成されている。この挿通口5a5にはフローチューブ7aが挿入されている。
カラム本体5a3は管状の部材(フローチューブ7a)からなり、ドラム本体5a1にコイル状に巻き付けされている。本実施形態においてフローチューブ7aは、ドラム本体5a1の外周面に供給側から排出側に向かって反時計周りに巻き付けられている。但しこの巻き付け方向は一例であり、時計周りに巻き付けるようにしてもよい。また、カラム本体5a3は、フローチューブ7aがコイル状に巻かれたコイルユニットの1本を1ユニットとして、これに、挿通口5a4を通ってドラム本体5a1内に引き入れられたフローチューブ7aと直列に連結する。「直列に連結」とは、コイルユニットの1本が他のコイルユニットと分離して独立して存在しているものどうしを直列に連結したもの(つまり、複数本のフローチューブ7aで複数のコイルユニットを作製し、コネクター等を介して互いに直列に連結したもの)、及び、フローチューブ7aが全体で1本の管状部材からなり、その一部をコイル状に巻いてカラム本体5a3としたもの(つまり、1本のチューブで複数のコイルユニットを作製し、直列にしたもの)のいずれをも意味する。また、図ではフローチューブ7aがドラム本体5a1の外周面上に1層分しか巻き付けられていない場合が示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2層、3層、或いはそれ以上の層分巻き付けるようにしてもよい。
また、カラム5aはドラム本体5a1の中心軸が自転軸Qとなって、自転できるようになっている。この自転軸Qは公転軸Pと垂直の関係となっている。具体的には、公転軸Pは鉛直方向を向いており、一方、カラム5aの自転軸Qは水平方向を向いている。そして、自転軸Qを延長した線は公転軸Pからはx軸方向に沿って所定距離だけ離れている。この距離をXとした場合、公転軸Pからカラム5aの中心までの距離は約1.5Xとなっている。このように、カラム5aの位置を公転軸Pから(Δx、Δy)=(X,1.5X)分だけずらすことで、水性二相溶媒のような界面張力の差の小さい二相溶媒系を用いた場合でも固定相をより多くカラム内に保持させることが可能となり、かつ高い分離効率を得ることができる。
尚、本実施形態におけるドラム本体5a1の直径は30mmであり、長さは123.5mmである。また、鍔状部材5a2の外径は70mmであり、厚さは3mmである。また、ドラム本体5a1と鍔状部材5a2を別個に説明したが、本実施形態ではこれらは一体に形成されている。但し、ドラム本体5a1と鍔状部材5a2を別個に作成した後、相互に接合するようにしてもよい。
[チューブ支持部材]
公転軸パイプ3aの両側には、筒状のチューブ支持部材9aが設けられている。このチューブ支持部材9aは、中心軸が公転軸Pと交差するように配置されており、相互に2つのチューブ支持部材9aが一直線上に沿って配置されている。また、チューブ支持部材9aの中心軸は、カラム5aのドラム本体5a1の自転軸Qと平行となっている。チューブ支持部材9aはカラム保持機構1Aの公転に伴って、公転軸Pに関して公転できるようになっている。また、チューブ支持部材9aの端部は公転軸パイプ3aの外周面からは離れている。また、本実施形態のチューブ支持部材9aの長さは、ドラム本体5a1の長さとほぼ同等となっている。但し、本発明はこれに限定されるものではなく、ドラム本体5a1より短くても良いし、逆にドラム本体5a1より長くてもよい。
[フローチューブ]
次に、フローチューブ7aについて説明する。フローチューブ7aは成分分析に用いられる対象物をカラムに供給し、又は排出するためのものである。本実施形態では、公転軸Pの上方から移動相溶媒と共に二相溶媒に溶解した対象物(例えば、タンパク質試料溶液)が予め固定相溶媒が充填されたカラムに供給され、カラム内で分配が行われた後に公転軸Pの下方から排出されるようになっている。フローチューブ7aの一連の構成について説明すると、先ず、供給側から下方に向かって公転軸パイプ3a内に挿入される。次に直角に折れ曲がり第1の貫通穴11aから外側に引き出される。公転軸パイプ3aの外側に引き出されたフローチューブ7aは、チューブ支持部材9a内の内部空間を通過し、出口近傍で略直角に折れ曲がる。折り曲げられたフローチューブ7aはカラム5aの方向に向い、ドラム本体5a1の一端部(左端)からドラム本体5a1の内部に入る。ドラム本体5a1の内部に入ったフローチューブ7aは挿通口5a4からドラム本体5a1の外周面に引き出され、ドラム本体5a1にコイル状に巻きつけられて、鍔状部材5a2の挿通口5a5も通過してドラム本体5a1の外に出る。
ドラム本体5a1の外に出たフローチューブ7aは、反対側(右側)のチューブ支持部材9aの一端(左端)から内部に入り、チューブ支持部材9aの他端(右端)から外へ出る。外へ出たフローチューブ7aは、略直角に折れ曲がり、もう一つのカラム5aに近接する。カラム5aに近接したフローチューブ7aは、ドラム本体5a1の一端部(右端)からドラム本体5a1の内部に入る。ドラム本体5a1の一端から内部に入ったフローチューブ7aは挿通口5a4からドラム本体5a1の外周面に引き出され、ドラム本体5a1にコイル状に巻きつけられて、鍔状部材5a2の挿通口5a5も通過してドラム本体5a1の内部に入った後、ドラム本体5a1の外に出る。更に、ドラム本体5a1の外に出たフローチューブ7aは、公転軸パイプ3aに形成された第2の貫通穴13aから公転軸パイプ3a内に引き入れられる。そして、公転軸パイプ3a内に引き入れられたフローチューブ7aは、下方(排出側)に向かって延設される。
尚、フローチューブ7aの外径は1.5mmであり、内径は0.5mmである。また、フローチューブの材質はテフロン(登録商標)(PTFE)である。
[カラム保持機構の動作]
次に、図2に基づいて、本実施形態に係るカラム保持機構の動作原理について説明する。以下の説明において回転方向を示す場合には、便宜上供給側(又は上方)から排出側(又は下方)に向かってフローチューブ7a又はカラム5aを見た場合を基準として、時計周り又は反時計周りと説明する。
図2は、カラム5aが公転軸Pを中心として反時計回りに公転する場合のカラム保持機構の例を示している。供給側(上側)のフローチューブ7aの上端部及び排出側(下側)のフローチューブ7aの下端部は共に固定されている。即ち、回転はできないようになっている。このような構造において、仮にカラム5a自体が自転できないと仮定すると、フローチューブ7aにはカラム5aの公転に伴って反時計周り方向に捻れが生じてしまう。
この捻れを解消するために、本実施形態では各カラム5aを自転軸Qを中心に時計周り方向に回転させる。このときのカラム5aの回転数は、公転の回転数と同一である。このように、公転によって生じる捻れをカラム5a自体を自転させることによって解消することで、フローチューブ7aを全体として見た場合に何れの部分にも捩じれが生じることがない。また、本実施形態のカラム保持機構では、フローチューブ7aが直列に1本配設されているだけであるので、2本のフローチューブが配設されている従来の交軸型向流クロマトグラフ装置で問題となる摩擦によるフローチューブの磨耗等は生じない。
[第2の実施形態]
次に、図3に基づいて本発明の第2の実施形態について説明する。説明に際し、第1の実施形態と同様の部分は説明を省略し、異なる部分のみ説明する。以下、他の実施形態についても同様である。
本実施形態に係るカラム保持機構1Bの特徴は、カラムを4つ備えている点である。即ち、各カラムは公転軸パイプ3bを中心として、長方形の各角部に相当する位置にそれぞれ配置されている。フローチューブ7bの供給側から排出側に向かって各カラムを特定すると、左上が第1のカラム5b1、左下が第2のカラム5b2、右下が第3のカラム5b3、そして右上が第4のカラム5b4となる。そして、これら各カラムの間がフローチューブ7aで直列に接続されている。
また、公転軸パイプ3bに形成された2つの貫通穴11b,13bは、公転軸パイプ3bを真上から見た状態で同一の角度位置、即ち、鉛直方向に並んでいる。更には、各カラムのドラム本体は、第1の実施形態の場合と異なり、中実構造となっている。
各カラムを本実施形態のように配置することによって、分離に十分なカラム容量を確保すると共に回転バランスを維持することができる。
[第3の実施形態]
次に、図4に基づいて本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態に係るカラム保持機構1Cの特徴は、8個のカラムが設けられている点と、それぞれ4つのカラムからなるカラム群が上段と下段に分かれている点である。以下詳しく説明する。
図に示すように、本カラム保持機構1Cでは、公転軸Pに関して左側に4つのカラムが設けられ、右側にも4つのカラムが設けられている。そして、フローチューブの供給側から順に説明すると、左列の1番上が第1のカラム5c1、左列の上から3番目が第2のカラム5c2、右列の上から3番目が第3のカラム5c3、右列の1番上が第4のカラム5c4であり、ここまでが上段カラムである。続いて、左列の上から2番目が第5のカラム5c5、左列の1番下が第6のカラム5c6、右列の1番下が第7のカラム5c7、そして右列の上から2番目が第8のカラム5c8であり、これらが下段カラムを構成している。そして、4つのカラムからなる上段カラムは上段フローチューブ7c1によって相互に接続され、あるいは連続的につながっており、また、4つのカラムからなる下段カラムは下段フローチューブ7c2で相互に接続され、あるいは連続的につながっている。更に、上段フローチューブ7c1と下段フローチューブ7c2とは公転軸パイプ3cにおいて相互に接続され、あるいは連続的につながっている。このため、公転軸パイプ3cには、供給側のフローチューブ7c1が引き出される第1の貫通穴11c1と、上段フローチューブ7c1の末端が引き入れられる第2の貫通穴11c2と、この引き入れられた上段フローチューブ7c1が下段フローチューブ7c2として引き出される第3の貫通穴13c1と、更に下段フローチューブ7c2の末端を引き入れる第4の貫通穴13c2が形成されている。
また、図4は各カラムを平面図として示しているため、図4における見た目上は、全てのカラムが同一平面状に配置されているようにも見える。しかし実際には、当該カラム保持機構1cを正面側から見ると、第1のカラム5c1から第4のカラム5c4までの上段カラムが、公転軸P方向における供給側(上方)に位置し、第5カラム5c5から第8カラム5c8までの下段カラムが、公転軸P方向における排出側(下方)に位置している。尚、ここで「上段」及び「下段」という言葉は発明の理解を容易にするために便宜的に用いたものであり、実際に空間的に「上」及び「下」に限定するものではない。例えば、公転軸Pが水平に配向される場合には、「左右」或いは「前後」に離間して各カラム群が配置される場合もある。
そして、当該カラム保持機構1cにおいても、各カラムが公転軸Pを中心として反時計回りに公転する。これに対して各カラムがそれぞれ個別に自転軸Qを中止として時計回りに自転をする。これにより、公転によってフローチューブ7c1,7c2に生じようとする捻れは解消される。以上の説明から明らかなように、上段カラム及び下段カラムはそれぞれ4つのカラムを有しており、図3に示したカラム保持機構1Bが2組備えられているものと考えることができる。このため、具体的な動作の説明は省略する。尚、既に説明したが、「時計周り」又は「反時計周り」という言葉はフローチューブを供給側から排出側に向かって見た場合を基準としている。また、公転及び自転方向は時計周りでも反時計周りでもよい。
各カラムを本実施形態のように配置することによって、分離に十分な総カラム容量を確保しながら1カラムの長さを短くすることができるので、装置の平面的寸法を小さくすることができ、小型化、省スペース化、温度制御が必要とする分離条件への対応が可能となる。
[第4の実施形態]
次に、図5に基づいて本発明の第4の実施形態について説明する。当該実施形態に係るカラム保持機構1Dの特徴は、2つのカラムが相互に平行に配置され、更にこの2つのカラムからなるカラム群が公転軸Pを中心として3組配設されている点である。そして、各カラム群の自転軸Qは公転軸Pを中心として相互に120°の角度差で配向されている。
各カラムを本実施形態のように配置することによって、分離に十分な総カラム容量を確保しながら1カラムの長さを短くすることができるので、装置の平面的寸法を小さくすることができ、小型化、省スペース化、温度制御が必要とする分離条件への対応が可能となる。
[第5の実施形態]
次に、図6に基づいて本発明の第5の実施形態について説明する。当該実施形態に係るカラム保持機構1Eの特徴は、公転軸Pを中心として5つのカラムが配置されている点である。各カラムの自転軸Qは公転軸Pを通らないような方向を向いており、自転軸Qは互いに並行とはなっていない。そして、供給側のフローチューブ7e1が公転軸パイプ3eを出て、第1のカラム5e1における公転軸Pに近い側の端部につながる。そして、第1カラム5e1の公転軸Pから遠い側の端部から出たフローチューブ7e2は、第2のカラム5e2における公転軸Pから遠い側の端部につながる。次に、第2カラム5e2の公転軸に近い側の端部から出たフローチューブ7e3は、第3のカラム5e3における公転軸Pに近い側の端部につながる。また、第3のカラム5e3における公転軸Pから遠い側の端部から出たフローチューブ7e4は、第4のカラム5e4における公転軸Pから遠い側の端部につながる。更に、第4カラム5e4の公転軸Pに近い側の端部から出たフローチューブ7e5は、第5のカラム5e5における公転軸Pに近い側の端部につながる。最後に、第5のカラム5e5における公転軸Pに遠い側の端部から出たフローチューブ7e6は、公転軸パイプ3eに引き入れられる。
各カラムを本実施形態のように配置することによって、上記第3又は第4の実施形態の効果と同様の効果を奏することができる。
[カラム保持機構の具体的構成]
次に、図7〜図9に基づいて、本発明のカラム保持機構の具体的構成について説明する。図7は、カラム保持機構1Fを上方から見た平面図である。この図から分かるように、このカラム保持機構1Fには、公転軸Pを中心として4つのカラムユニットが設けられている。公転軸Pの位置には、公転軸パイプと一体的に回転せず固定された公転軸傘歯車3fが設けられている。そして、この公転軸傘歯車3fの近傍には、カラムユニットを駆動するドライブユニット4fが配設されている。このドライブユニット4fの端部にはドライブ傘歯車4f1が取り付けられ、公転軸傘歯車3fとかみ合っている。各カラムユニットは、供給側から順に第1のカラムユニット5f1、第2のカラムユニット5f2、第3のカラムユニット5f3、そして第4のカラムユニット5f4がフローチューブ7fで接続されている。
ドライブユニット4fは、公転軸Pに対して垂直に延在するドライブシャフト4f2と、このドライブシャフト4f2を2箇所で回転自在に支持するシャフト軸受4f3と、ドライブシャフト4f2の端部に嵌合されるドライブ傘歯車4f1を備えている。そして、各シャフト軸受4f3は所定のドライブフレーム4f4に固定されている。ドライブ傘歯車4f1の近傍にはドライブシャフト4f2の外周面方向に歯が形成されたドライブ平歯車4f5が嵌合されており、ドライブ傘歯車4f1及びドライブシャフト4f2と一体的に回転するようになっている。ドライブユニット4fは、公転軸Pを挟んで2組設けられて、お互いのドライブシャフト4fが一直線上に位置するように配置されている。但し、2本のドライブシャフト4fを一直線上に配置することは必須ではなく、所定の角度を持つように配置してもよい。
各カラムユニットは、既述したカラムと、このカラムを自転軸Q方向における両側から回転自在に支持するカラム軸受6f1と、カラムの端部であって上記したドライブ平歯車4f5の近傍側に嵌合されるカラム平歯車6f2を備えている。カラム軸受6f1は、後述するカラムフレームを介して上記したドライブフレーム4f4に固定されており、当該カラム軸受6f1によるカラムの自転軸Qは、ドライブシャフト4f2の回転軸と平行となっている。また、ドライブ平歯車4f5とカラム平歯車6f2との間には、中継平歯車6f3がかみ合っており、この中継平歯車6f3を介してドライブ平歯車4f5の駆動力がカラム平歯車6f2に伝達されるようになっている。ここで、図中における左上のカラムユニット5f4とドライブユニット4fとの間には1つの中継平歯車6f3が配設されているだけであるが、右上のカラムユニット5f3との間には2つの中継平歯車6f3が配設されている(図8参照)。これは、カラムの回転方向を左上のカラムの回転方向と逆にするためである。
また、図8(A)に示すように、ドライブユニット4fのドライブフレーム4f4は、正面から見るとH字状の形状をしている。そして、左右両側の凹みに矩形のカラムフレーム6f4が嵌り込むようになっている。ドライブフレーム4f4とカラムフレーム6f4とは、所定のボルトによって強固に結合される。図8(C)はドライブユニット4fと2組のカラムユニット5f3,5f4とが結合されてカラム保持機構、即ちロータリーフレームユニットとなった状態を示す正面図である。
また、図9(A)は組み立てられたロータリーフレームユニットの平面図であり、図9(B)はそのロータリーフレームユニットをF−F線に沿って切断した側方断面図である。この図に示すように、各ドライブユニット4f及びカラムユニット5f1〜5f4は、メインフレーム8fによって相互に結合されている。具体的には、各ドライブフレーム4f4及び各カラムフレーム6f4とメインフレーム8fとがボルトによって結合されている。このため、公転軸Pを中心としてメインフレーム8fが回転すると、各ドライブユニット4f及びカラムユニット5f1〜5f4も公転するようになっている。
[クロマトグラフ装置]
次に、図10に基づいて、本発明の一実施形態に係るクロマトグラフ装置50について説明する。この図に示すように、クロマトグラフ装置50は、上壁51、側壁53及び底壁55を備えている。クロマトグラフ装置50の内部には、上記したカラム保持機構としてのロータリーフレームユニットが収容されている。ロータリーフレームユニットは、底壁55の表面の法線方向を向いた公転軸Pを中心に回転できるように、底面55上に支持されている。また、ロータリーフレームユニットの上方には水平方向に固定された内部フレーム57が設けられている。そして、この内部フレーム57にロータリーフレームユニットの上部回転軸が回転自在に支承されている。底壁55の下面には公転駆動手段59が設けられており、ロータリーフレームユニットに所定の回転駆動力を付与する。
また、本実施形態に係るクロマトグラフ装置50では、上壁51の中央部と側壁53の全体に空気が通過するための空気孔61,63が形成されている。上壁51に形成されている空気孔61は、所定間隔を開けて重ね合わされた3枚の板状部材に形成されているものである。この内、一番上の板状部材61aに形成されている空気孔は最も直径が大きく、他の2枚の板状部材61b,61cに形成された空気孔はそれよりも小さい。そして、上から2番目と3番目の板状部材61b,61cに形成された空気孔は、それぞれが相互にずれた位置となるように配置されている。また、上壁51の空気孔61の上部には、上壁51から所定間隔を開けて制御板65が設けられている。この制御板65は、必要に応じて上壁51の空気孔61への空気の流れを制御するものである。具体的には、制御板65は鉛直軸線を中心に回動できるように構成され、回動位置によって空気孔61の一部を覆ったり、あるいは全く覆わない位置に退避することができるようになっている。また、ロータリーフレームに羽状部材58(プロペラ)を設けることもできる。このようにすれば、羽状部材58の回転によりさらに空気の流量を増加させることができる。
一方、側壁53は2枚の板状部材53a,53bから構成されているが、それぞれの板状部材53a,53bに形成された空気孔63は、開孔率、即ち板状部材53a,53bの全面積に対する空気孔の面積が約30%である。そして、各板状部材53a,53bに形成された空気孔63は、互いにずれた位置となるように配置されている。
このように形成されたクロマトグラフ装置50の動作について説明すると、カラム保持機構(ロータリーフレームユニット)が公転軸Pを中心に回転する。これに伴ってカラム保持機構の周りの空気も旋回し、遠心力によって公転軸Pに関して半径方向外側に流れる。そして、側壁53に形成された空気孔63を通過して外部に排出される。これに伴い、クロマトグラフ装置50内は僅かに減圧されるので、上壁51に形成された空気孔61から外部の空気が流入する。このとき、上壁51の近傍に配置されている制御板65を用いて、クロマトグラフ装置50への流入空気量を制御することができる。このため、クロマトグラフ装置50内部の温度を比較的容易に調節することが可能となる。
ところで、本実施形態に係るクロマトグラフ装置50では、上記したようにカラムを自転させるために歯車を用いている。一方、従来のクロマトグラフ装置では駆動モータなどの駆動源から歯付ベルトなどの伝達手段を用いて駆動していた。このような歯付ベルトを用いるクロマトグラフ装置は、その構造上の理由から高さ方向の寸法を小さく抑えることができないという欠点があった。しかし、本発明のクロマトグラフ装置では、歯車で直接カラムを自転させる構造であるために、このような寸法上の欠点はない。
以上の他、図示はしないが、クロマトグラフ装置50には、移動相送液用ポンプ、試料導入装置(インジェクター)、検出器、データ処理手段などが装備若しくは併設されている。
尚、以上の説明で各部材の寸法を示したが、これらはあくまでも例示であって、本発明の範囲を限定するものではない。従って、本発明の思想及び範囲を逸脱することなく、自明な範囲で種々の部材の寸法や構造を変更することは当業者にとって予期されるものである。
物質の分析に用いるクロマトグラフ装置、特に回転式のクロマトグラフ装置に適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るカラム保持機構を一部切り欠いた概略図である。 本発明のカラム保持機構の動作を説明する概念図である。 本発明の第2の実施形態に係るカラム保持機構を一部切り欠いた概略図である。 本発明の第3の実施形態に係るカラム保持機構を一部切り欠いた概略図である。 本発明の第4の実施形態に係るカラム保持機構を一部切り欠いた概略図である。 本発明の第5の実施形態に係るカラム保持機構を一部切り欠いた概略図である。 本発明のカラム保持機構の具体的構造を示す断面図である。 図7に開示したカラム保持機構(ロータリーフレームユニット)の各部を説明するための図であり、図8(A)はドライブユニットとカラムユニットとが組み立てられる前の状態を示す正面図であり、図8(B)は図8(A)の側面図であり、図8(C)はドライブユニットとカラムユニットとが組み立てられた状態を示す正面図である。 図8に開示したカラム保持機構を示す図であり、図9(A)は平面図を示し、図9(B)は図9(A)のF−F線における側方断面図である。 本発明に係るクロマトグラフ装置の一部を切り欠いた側面図である。 従来のカラム保持機構を一部切り欠いた概略図である。
符号の説明
1A カラム保持機構
3a 公転軸パイプ
5a カラム
7a フローチューブ
P 公転軸
Q 自転軸


Claims (19)

  1. 公転軸と同軸に配置されると共に回転自在に支持された公転軸パイプと、この公転軸パイプの近傍に配置されて前記公転軸を中心として公転軸パイプと一体的に公転するカラムと、前記公転軸パイプから前記カラムを一回のみ通って再び公転軸パイプに戻るフローチューブとを備え、
    前記カラムを自転可能に支持すると共に、カラムの公転によって前記フローチューブに生じる捩じれを解消する方向に、カラムを自転させることを特徴とするカラム保持構造。
  2. 前記フローチューブは、前記公転軸の一端側に引き入れられ、公転軸の他端側から引き出されることを特徴とする請求項1に記載のカラム保持機構。
  3. 前記カラムが少なくとも2つ設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカラム保持機構。
  4. 前記カラムは、円筒状のドラム本体と、このドラム本体の両端領域に設けられた円盤状の鍔状部材と、各鍔状部材の間に巻き付けられたカラム本体とからなることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のカラム保持機構。
  5. 前記カラムの自転軸は、前記公転軸と垂直であり且つ公転軸と交差しないことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のカラム保持機構。
  6. 前記各カラムは、前記公転軸の方向に沿って相互にずれた位置に配置されることを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載のカラム保持機構。
  7. 前記各カラムの自転軸は相互に平行であることを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載のカラム保持機構。
  8. 前記各カラムのうち自転軸が相互に平行な少なくとも2つのカラムからなるカラム群を少なくとも2組備え、これら2組のカラム群のそれぞれの自転軸が相互に平行でないことを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載のカラム保持機構。
  9. 前記各カラムの自転軸が相互に平行でないことを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載のカラム保持機構。
  10. 前記公転軸パイプと一体的に回転しない公転軸傘歯車を備え、当該公転軸パイプの回転と当該傘歯車により前記カラムを自転させることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のカラム保持機構。
  11. 前記公転軸傘歯車にかみ合うドライブ傘歯車と、このドライブ傘歯車に固定されたドライブ平歯車を更に備え、これらドライブ傘歯車とドライブ平歯車を介して前記カラムを自転させることを特徴とする請求項10に記載のカラム保持機構。
  12. 前記カラムの端部領域にカラム平歯車を固定し、当該カラム平歯車に駆動力を付与して自転させることを特徴とする請求項10又は11に記載のカラム保持機構。
  13. 前記ドライブ平歯車とカラム平歯車との間に中継平歯車を配置することを特徴とする請求項12に記載のカラム保持機構。
  14. 前記ドライブ平歯車は、同時に2つのカラムを駆動することを特徴とする請求項11〜13の何れか一項に記載のカラム保持機構。
  15. 前記中継平歯車は、一方のカラム平歯車との間に1つ配置され、他方のカラム平歯車との間に2つ配置されていることを特徴とする請求項14に記載のカラム保持機構。
  16. 上記請求項1〜15の何れか一項に記載のカラム保持機構を備えたことを特徴とするクロマトグラフ装置。
  17. 前記カラム保持機構は、上壁,側壁及び底壁によって囲まれ、底壁面の法線方向に配向された公転軸を中心に公転することを特徴とする請求項16に記載のクロマトグラフ装置。
  18. 前記上壁における前記公転軸と交わる領域に所定の空気孔を形成すると共に、前記側壁にも所定の空気孔を形成することを特徴とする請求項17に記載のクロマトグラフ装置。
  19. 前記上壁の空気孔の近傍に、空気の流れを制御する制御板を設けたことを特徴とする請求項18に記載のクロマトグラフ装置。

JP2004247369A 2004-08-26 2004-08-26 カラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置 Expired - Fee Related JP4686783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004247369A JP4686783B2 (ja) 2004-08-26 2004-08-26 カラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004247369A JP4686783B2 (ja) 2004-08-26 2004-08-26 カラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006064533A true JP2006064533A (ja) 2006-03-09
JP4686783B2 JP4686783B2 (ja) 2011-05-25

Family

ID=36111145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004247369A Expired - Fee Related JP4686783B2 (ja) 2004-08-26 2004-08-26 カラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4686783B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198218A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Univ Nihon 酵素の分離精製方法
JP2010107451A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Nihon Univ 高速向流クロマトグラフ装置
JP2010203971A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Nihon Univ 向流クロマトグラフ装置
JP2012083344A (ja) * 2010-09-13 2012-04-26 Kutsuwa Industrial Co Ltd 高速向流クロマトグラフ装置および向流クロマトグラフ装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02243957A (ja) * 1988-08-22 1990-09-28 Us Government 無回転シール型流通式コイルプラネット遠心管装置
JPH05281219A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Shimadzu Corp 遠心式向流クロマトグラフ装置
JPH08509805A (ja) * 1993-03-04 1996-10-15 アメリカ合衆国 向流クロマトグラフィの可変位置交軸同期コイルプラネット式遠心分離器
JP2005315787A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Univ Nihon 遠心液液分配クロマトグラフ用コイル状カラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02243957A (ja) * 1988-08-22 1990-09-28 Us Government 無回転シール型流通式コイルプラネット遠心管装置
JPH05281219A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Shimadzu Corp 遠心式向流クロマトグラフ装置
JPH08509805A (ja) * 1993-03-04 1996-10-15 アメリカ合衆国 向流クロマトグラフィの可変位置交軸同期コイルプラネット式遠心分離器
JP2005315787A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Univ Nihon 遠心液液分配クロマトグラフ用コイル状カラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198218A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Univ Nihon 酵素の分離精製方法
JP2010107451A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Nihon Univ 高速向流クロマトグラフ装置
JP2010203971A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Nihon Univ 向流クロマトグラフ装置
JP2012083344A (ja) * 2010-09-13 2012-04-26 Kutsuwa Industrial Co Ltd 高速向流クロマトグラフ装置および向流クロマトグラフ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4686783B2 (ja) 2011-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5726372B2 (ja) 動力伝達装置
JP4686783B2 (ja) カラム保持機構及びこれを用いたクロマトグラフ装置
CN101839111A (zh) 用于驱动家用屏幕的致动器的弹簧加载制动器和配设有这种制动器的致动器
US8475318B2 (en) Planetary gear transmission mechanism
CN105074277B (zh) 无级变速器
US20160091053A1 (en) Epicyclic gear train
JP2009173444A (ja) 防塵機構を備えた基板搬送装置およびシステム、これらを用いた半導体製造装置
CN107441769B (zh) 一种多公转轴分离柱高效分流色谱仪
CN100377859C (zh) 挤出机/齿轮泵组合
JP2001252706A (ja) ロール圧延機およびロール圧延機列
WO2009008103A1 (ja) 高速向流クロマトグラフ装置
CN201116921Y (zh) 一种多功能大β值高效逆流色谱仪
CN208294745U (zh) 一种带有输出齿盘行星减速箱和h型同步盘的蠕动泵
CN100462134C (zh) 空间运动混合机
CN108412744A (zh) 一种带有输出齿盘行星减速箱和h型同步盘的蠕动泵
US20100120597A1 (en) Centrifuge with non-synchronous drive system
US8500586B2 (en) Transmission system
CN214182770U (zh) 一种双螺旋混合机
CN102489197B (zh) 分区域双轴搅拌增湿装置
KR200382603Y1 (ko) 떡 반죽용 이송스크류
JPH02243957A (ja) 無回転シール型流通式コイルプラネット遠心管装置
CN105772163A (zh) 卧式行星磨机
JP2013156215A (ja) カラム回転機構及び向流クロマトグラフ装置
CN214345889U (zh) 一种防黏壁复合搅拌式化妆品乳化设备
RU2506121C1 (ru) Ротационный смеситель

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees