JP2006064005A - 直動装置 - Google Patents

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Koji Takino
幸治 滝野
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NSK Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/37Loose spacing bodies
    • F16C33/3706Loose spacing bodies with concave surfaces conforming to the shape of the rolling elements, e.g. the spacing bodies are in sliding contact with the rolling elements

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Abstract

【課題】組立コストの増大等を抑制することのできる直動装置を提供する。
【解決手段】ボール15の半径より大きい曲率半径で球面状に形成された凹状のボール保持面19を両端に有する保持ピース18を隣り合う二つのボール間にそれぞれ設けた直動装置において、案内軸としてのねじ軸11と可動体としてのナット12との間に形成された間隙部21に摺動自在に係合して保持ピース18の倒れを防止する倒れ防止部22を保持ピース18の外周面に設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、工作機械や産業ロボット等の産業機械などで使用される直動装置に関する。
工作機械や産業ロボット等の産業機械では、回転運動を直線運動に変換したり、あるいは直線運動する機械部品(例えばワークテーブル等)をその移動方向に円滑に案内したりするために、ボールねじやリニアガイド等の直動装置が使用されている。
ボールねじは、ねじ軸の外周面とナットの内周面に相対向して形成された螺旋状のボール転動溝間に多数のボールを有しており、ねじ軸またはナットの回転運動に伴ってボールがボール転動溝を転動することによって、ナットまたはねじ軸が軸方向に直線運動するようになっている。また、リニアガイドは案内レールの左右側面とスライダの左右内側面に相対向して形成された直線状のボール転動溝間に多数のボールを有しており、スライダが案内レールの長手方向に相対移動することによって、ボールがボール転動溝を転動するようになっている。
このようなボールねじやリニアガイド等の直動装置では、ボール転動溝を転動する多数のボールのうち隣り合う二つのボールが接触し合うと、その接触点ではボールの転動方向が互いに逆方向となる。このため、ボール同士の接触点で滑りが生じる結果、ボールの転がり運動が妨げられ、トルクの変動や騒音の増大などが生じることがある。
ボール同士の接触に起因するトルクの変動や騒音の増大などを抑制するために、ボールの直径より小さい直径で円柱状に形成され、かつボールの半径より大きい曲率半径で球面状に形成された凹状のボール保持面を両端に有する保持ピースを隣り合う二つのボール間にそれぞれ設け、隣り合う二つのボールが接触し合うことを保持ピースによって防止するようにしたものが提案されている(特許文献1及び2参照)。
特開2003−49834号公報 特開平11−315835号公報
しかしながら、上記文献1及び2に記載の直動装置では、ボールの充填すきまが保持ピースの外径より大きい場合には組立時に保持ピースの倒れが生じ、その結果、保持ピースの損傷を招くおそれがある。このため、直動装置を組立てるときにはボールの充填すきまを厳密に管理する必要があり、組立コストの増大等を招くという問題を有していた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、組立コストの増大等を抑制することのできる直動装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、 螺旋状もしくは直線状のボール転動溝を有する案内軸と、この案内軸のボール転動溝と対向する螺旋状もしくは直線状のボール転動溝を有する可動体と、前記案内軸のボール転動溝と前記可動体のボール転動溝との間に転動自在に設けられた多数のボールと、これらのボールにより形成されたボール列の隣り合う二つのボール間に設けられた保持ピースとを備え、前記保持ピースは凹状のボール保持面を有する直動装置であって、前記案内軸と前記可動体との間に形成された間隙部に摺動自在に係合して前記保持ピースの倒れを防止する倒れ防止部が前記保持ピースに設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の直動装置において、前記倒れ防止部の表面粗さを6.3μmRa以下としたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の直動装置において、前記倒れ防止部が前記保持ピースの左右両側に設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載の直動装置において、前記倒れ防止部を前記ボールの転動方向に対してほぼL字形に形成し、前記倒れ防止部の先端部と係合して前記保持ピースを前記ボール転動溝の長手方向に案内する案内溝を前記案内軸または前記可動体に設けたことを特徴とする。
本発明に係る直動装置では、案内軸と可動体との間に形成された間隙部に摺動自在に係合して保持ピースの倒れを防止する倒れ防止部を保持ピースに設けたことで、ボールの充填すきまが保持ピースの外径より大きい場合でも組立時に保持ピースの倒れを防止できる。これにより、組立時にボールの充填すきまを厳密に管理する必要がないので、組立コストの増大等を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明をボールねじに適用した場合の第1の実施形態を図1〜図3に示す。図1において、符号11は案内軸としてのねじ軸、12は可動体としてのナットを示しており、ねじ軸11の外周面には、螺旋状のボール転動溝13がねじ軸11の一端部から他端部に亘って形成されている。このボール転動溝13はナット12の内周面に形成された螺旋状のボール転動溝14と対向しており、ボール転動溝13とボール転動溝14との間には、転動体としてのボール15が多数設けられている。
ボール15はねじ11またはナット12の回転運動に伴ってボール転動溝13,14を転動するようになっており、これらのボール15により形成されるボール列の隣り合う二つのボール間には、ボール同士の競合いを防ぐために、合成樹脂からなる保持ピース18がそれぞれ設けられている。なお、ナット12はボール15の転がり運動に伴ってねじ軸11の軸方向に相対移動するようになっており、ナット12の外周面に形成された平面部16には、ボール15を循環させるためのボール循環チューブ17が取り付けられている。
保持ピース18はボール15の直径より小さい直径で円柱状に形成されており、各保持ピース18の両端には、凹状のボール保持面19(図2参照)が形成されている。このボール保持面19はボール15の半径より大きい曲率半径で球面状に形成されており、ボール保持面19の中央部には、グリース等の潤滑剤を貯めておくための貫通孔20が保持ピース18の軸方向に沿って穿設されている。
保持ピース18の外周面には、図3に示すように、ねじ11の外周面とナット12の内周面との間に形成された間隙部21に摺動自在に係合して保持ピース18の倒れを防止する倒れ防止部22が設けられている。
倒れ防止部22は、保持ピース18と一体に合成樹脂材で形成されている。また、倒れ防止部22は、図4に示すように、保持ピース18の軸方向長さLと同じ幅寸法Wで保持ピース18の外周面に設けられており、ねじ11およびナット12と摺接する部分の表面粗さは6.3μmRa以下となっている。ここで、ねじ11およびナット12と摺接する部分の倒れ防止部22の表面粗さを6.3μmRa以下とした理由は、倒れ防止部22が引掛りや削れ等により破損するのを防ぐという理由からである。
このように構成されるボールねじでは、ねじ軸11とナット12との間に形成された間隙部21に摺動自在に係合して保持ピース18の倒れを防止する倒れ防止部22を保持ピース18の外周面に設けたことで、ボール15の充填すきまが保持ピース18の外径より大きい場合でも組立時に保持ピース18の倒れを防止できる。これにより、組立時にボール15の充填すきまを厳密に管理する必要がないので、組立コストの増大等を抑制することができる。
また、ねじ11およびナット12と摺接する部分の倒れ防止部22の表面粗さを6.3μmRa以下としたことで、倒れ防止部22の摺動抵抗を小さくし、トルクを安定させることができる。
なお、上述した第1の実施形態では倒れ防止部22を保持ピース18の左右片側に設けた場合を例示したが、図5に示す第2の実施形態のように、倒れ防止部22を保持ピース18の左右両側に設けてもよい。また、第1の実施形態では倒れ防止部22の幅寸法Wを保持ピース18の軸方向長さLと同じ幅寸法としたが、図6に示す第3の実施形態のように、倒れ防止部22の幅寸法Wを保持ピース18の軸方向長さLより短くしてもよいし、あるいは図7に示す第4の実施形態のように、倒れ防止部22の幅寸法Wを保持ピース18の軸方向長さLより長くしてもよい。
さらに、第1〜第4の実施形態では倒れ防止部22の形状を保持ピース18の外径方向に沿ってストレートに延びる形状としたが、図8に示す第5の実施形態や図9に示す第6の実施形態のように、倒れ防止部22をボール15の転動方向に対してほぼL字形に形成し、倒れ防止部22の先端部22aと係合して保持ピース18をボール転動溝13,14の長手方向に案内する案内溝23をねじ軸11またはナット12に設けてもよい。
また、第1の実施形態では本発明をチューブ循環式ボールねじに適用した場合を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばエンドキャップ式や循環こま式のボールねじにも適用することができる。さらに、第1〜第6の実施形態では本発明をボールねじに適用した場合を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、転動体としてボールを用いたリニアガイドやモノキャリア等にも適用可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施形態に係るボールねじの概略構成を示す断面図である。 図1に示す保持ピースの断面図である。 図1に示すボールねじの要部を示す断面図である。 図1に示す保持ピースの平面図である。 本発明の第2の実施形態に係るボールねじの要部を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るボールねじの要部を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るボールねじの要部を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係るボールねじの要部を示す断面図である。 本発明の第6の実施形態に係るボールねじの要部を示す断面図である。
符号の説明
11 ねじ軸
12 ナット
13,14 ボール転動溝
15 ボール
17 ボール循環チューブ
18 保持ピース
19 ボール保持面
20 貫通孔
21 間隙部
22 倒れ防止部
23 案内溝

Claims (4)

  1. 螺旋状もしくは直線状のボール転動溝を有する案内軸と、この案内軸のボール転動溝と対向する螺旋状もしくは直線状のボール転動溝を有する可動体と、前記案内軸のボール転動溝と前記可動体のボール転動溝との間に転動自在に設けられた多数のボールと、これらのボールにより形成されたボール列の隣り合う二つのボール間に設けられた保持ピースとを備え、前記保持ピースは凹状のボール保持面を有する直動装置であって、前記案内軸と前記可動体との間に形成された間隙部に摺動自在に係合して前記保持ピースの倒れを防止する倒れ防止部が前記保持ピースに設けられていることを特徴とする直動装置。
  2. 前記倒れ防止部の表面粗さを6.3μmRa以下としたことを特徴とする請求項1記載の直動装置。
  3. 前記倒れ防止部は前記保持ピースの左右両側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の直動装置。
  4. 前記倒れ防止部を前記ボールの転動方向に対してほぼL字形に形成し、前記倒れ防止部の先端部と係合して前記保持ピースを前記ボール転動溝の長手方向に案内する案内溝を前記案内軸または前記可動体に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の直動装置。
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