JP2006063468A - パルプ粉砕装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パルプの終端近傍の粉砕時において、粉砕シリンダに対するパルプの進入速度を一定に維持し、単位時間あたりの粉砕パルプの生成量および質の均一性を向上する。
【解決手段】吸収体製造装置1は、一定の速度でパルプ9を供給するパルプ供給機構2、パルプ9を粉砕するパルプ粉砕機構3、および、パルプ9の終端がパルプ供給機構2を通過する時点を取得するパルプ通過センサを備える。パルプ9の終端近傍の粉砕時には、粉砕機構制御部51に粉砕シリンダが制御されて回転速度が減少し、パルプ9が、パルプ供給機構2による拘束が解除された状態で通常回転速度で回転する粉砕シリンダに引き込まれる場合よりも遅い速度で粉砕シリンダに進入する。その結果、パルプ9の終端近傍の粉砕時においてもパルプ9の粉砕シリンダに対する進入速度を一定に維持することができ、単位時間あたりの粉砕パルプの生成量および質の均一性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収体用のパルプを粉砕するパルプ粉砕装置に関する。
従来より、紙おむつ等の衛生品に用いる吸収体の製造において、シート状のパルプを粉砕する粉砕装置が使用されている。例えば、特許文献1では、ドラムに巻回されたシート状のパルプを繰り出しつつ解繊機(粉砕装置)により解繊(粉砕)し、解繊したパルプを不織布に吹き付けることにより、積層形成される吸収体の吸液層を形成する技術が開示されている。
特開2001−309945号公報
ところで、このような粉砕装置では、供給されるパルプの終端部の粉砕時に、フィードローラ通過後のパルプ片が粉砕刃に引っ張られて巻き込まれ、粉砕刃が設けられている粉砕室内に粉砕されないまま進入する恐れがある。また、パルプ片が巻き込まれなかったとしても、粉砕刃の回転力によりパルプの移動速度が増加し、単位時間あたりに生成される粉砕パルプの量が規定量よりも増加するとともに粉砕パルプが粗くなってしまう。さらには、先行のパルプ終端部と後続のパルプとが離れてしまい、その間は粉砕パルプが生成されないため、単位時間あたりの粉砕パルプの生成量および質に変動が生じ、形成される吸収体の質の均一性が低下してしまう。
このため、パルプ終端部が巻き込まれる前に装置を停止してパルプ終端部をフィードローラから取り除くという作業が行われているが、粉砕作業の効率が低下するとともに歩留まりの向上を困難にする原因となっている。2つのパルプ供給機構を設けて交互に稼働させることにより粉砕作業の効率低下を防止することも行われているが、装置が大型化してしまう。
なお、粉砕室からの粉砕パルプの排出口に微小な開口が多数形成されたスクリーンを設けるとともに粉砕室内に別の粉砕機構を設けることにより、粗く粉砕されたパルプが所定の大きさ以下になるまで粉砕室内において再粉砕を繰り返したり、あるいは、粗砕および微砕の2台の粉砕装置を並行して使用することにより粉砕パルプの生成が完全には中断されないようにすることも行われている。しかしながら、これらの方法でも単位時間あたりの粉砕パルプの生成量は一定には維持されず、吸収体を形成する前に粉砕パルプの計量が必要であった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、パルプの終端近傍の粉砕時において、粉砕シリンダに対するパルプの進入速度を一定に維持し、単位時間あたりの粉砕パルプの生成量および質の均一性を向上することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、吸収体用のパルプを粉砕するパルプ粉砕装置であって、シート状のパルプを所定の供給方向に一定の速度で供給するパルプ供給機構と、前記パルプ供給機構の下流において、パルプに平行な回転軸を中心として所定の回転速度で回転することにより外周面に向かって進入する前記パルプを粉砕する粉砕シリンダと、前記外周面に進入するパルプを前記外周面の回転に逆らって支持する略板状の支持部と、パルプの終端が前記パルプ供給機構を通過して前記パルプ供給機構による前記パルプの拘束が解除される時点を取得する通過時点取得手段と、前記パルプ供給機構による拘束が解除された状態でパルプが前記所定の回転速度で回転する前記粉砕シリンダに引き込まれる場合よりも遅い速度で前記パルプ供給機構を通過した後のパルプを前記粉砕シリンダに進入させる進入速度制御手段とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のパルプ粉砕装置であって、前記進入速度制御手段が、パルプの終端が前記パルプ供給機構を通過した後、次のパルプが前記粉砕シリンダの前記外周面に進入するまでの間、前記粉砕シリンダの回転速度を減少させる制御回路である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のパルプ粉砕装置であって、前記進入速度制御手段が、パルプの終端が前記パルプ供給機構を通過した後、次のパルプが前記粉砕シリンダの前記外周面に進入するまでの間、前記パルプの移動に抵抗を与える。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のパルプ粉砕装置であって、前記進入速度制御手段が、パルプを前記支持部に押圧して前記パルプの移動に抵抗を与える押圧機構を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のパルプ粉砕装置であって、前記進入速度制御手段による前記パルプ供給機構を通過した後のパルプを前記粉砕シリンダに進入させる速度と前記パルプ供給機構によるパルプの供給速度との差が、前記供給速度の10%以下である。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のパルプ粉砕装置であって、前記粉砕シリンダが、前記回転軸に沿って配列された複数の粉砕ブレードを備え、前記複数の粉砕ブレードのそれぞれが、前記回転軸に垂直な略円板状であり、外周に一定のピッチで複数の歯を備え、前記粉砕シリンダの前記外周面において、前記複数の粉砕ブレードの複数の歯が螺旋状に配列される。
本発明では、パルプの終端近傍の粉砕時において、粉砕シリンダに対するパルプの進入速度を一定に維持し、単位時間あたりの粉砕パルプの生成量および質の均一性を向上することができる。請求項2の発明では、パルプの終端近傍におけるパルプの進入速度を容易に一定に維持することができる。
請求項3の発明では、粉砕シリンダの回転速度を一定に保ったままパルプの終端近傍におけるパルプの進入速度を一定に維持することができ、粉砕されたパルプの質の変動を大幅に抑えることができる。請求項4の発明では、簡単な構成にてパルプの終端近傍におけるパルプの進入速度を一定に維持することができる。
請求項6の発明では、粉砕シリンダの回転によりパルプに加えられる力の最大値を小さくして粉砕されたパルプの質を向上することができ、パルプの終端近傍におけるパルプの進入速度の維持と相俟って質の高い粉砕パルプを製造することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る吸収体製造装置1の構成を示す図である。吸収体製造装置1は、紙おむつや生理用ナプキン等に用いられる吸収体90を製造する装置であり、吸収体90は、一定の大きさに裁断された薄板状のパルプ9を粉砕して得られる粉砕パルプを用いて製造される。
吸収体製造装置1は、パルプ9を所定の供給路に沿って図1中の(−X)方向に一定の速度で供給するパルプ供給機構2、パルプ供給機構2の下流側においてパルプ供給機構2により供給される吸収体用のパルプ9を粉砕するパルプ粉砕機構3、パルプ粉砕機構3により生成された粉砕パルプを成形して吸収体90を形成する吸収体形成機構4、および、これらの機構を制御する制御部5を備える。
パルプ供給機構2は、積み重ねられた複数のパルプ9が載置されるパルプ載置部21、パルプ載置部21からパルプ9を1枚ずつ取り出すパルプ取出機構22、パルプ取出機構22からパルプ9を受け取って(−X)方向へと搬送するコンベア23、および、コンベア23の(−X)側に配置されてパルプ9をパルプ粉砕機構3へと案内する供給路24を備える。
図2および図3は、供給路24およびパルプ粉砕機構3近傍を拡大して示す正面図および平面図である。図示の都合上、図3ではパルプ粉砕機構3について内部構造が判るように図示している。図2に示すように、供給路24は、パルプ9の(+Z)側および(−Z)側の主面に当接する略板状の上部プレート241および下部プレート242を備える。また、パルプ供給機構2は、パルプ粉砕機構3の(+X)側に配置される第1上部ローラ243、および、パルプ9を挟んで第1上部ローラ243に対向して配置される第1下部ローラ244、並びに、第1上部ローラ243の(+X)側に配置される第2上部ローラ245、および、パルプ9を挟んで第2上部ローラ245に対向して配置される第2下部ローラ246をさらに備える。
第1上部ローラ243および第2上部ローラ245は、上部プレート241に設けられた開口2410(図3参照)を介してパルプ9の(+Z)側の主面に当接し、第1下部ローラ244および第2下部ローラ246は、下部プレート242に設けられた開口を介してパルプ9の(−Z)側の主面に当接している。第1上部ローラ243および第2上部ローラ245は押圧機構により下部ローラに向かって押圧される。
図3に示すように、パルプ供給機構2では、モータ247により、タイミングベルト2481,2482を介して第1上部ローラ243および第2上部ローラ245が図2中において時計回りに回転する。また、第1下部ローラ244および第2下部ローラ246は、ギア2491,2492を介して第1上部ローラ243および第2上部ローラ245に連結されており、第1上部ローラ243および第2上部ローラ245の回転に伴い図2中において反時計回りに回転し、パルプ9が上部プレート241および下部プレート242に案内されつつパルプ粉砕機構3に円滑に供給される。なお、第1下部ローラ244および第2下部ローラ246は、パルプ9の移動に伴って受動的に回転するものであってもよい。
図2および図3に示すように、第1上部ローラ243および第1下部ローラ244の(−Y)側には、パルプ9の終端がパルプ供給機構2(すなわち、第1上部ローラ243および第1下部ローラ244)を通過してパルプ供給機構2によるパルプ9の拘束が解除される時点を取得するためのパルプ通過センサ61が設けられる。パルプ通過センサ61は、上部プレート241の(+Z)側に配置される発光ダイオード等の光源611、および、下部プレート242の(−Z)側に配置されるフォトダイオード等の受光素子612(図2参照)を備える。光源611および受光素子612は供給路24を挟んで対向して配置され、光源611と受光素子612との間にパルプ9が存在していない場合には、光源611から継続的に出射される光が上部プレート241および下部プレート242に設けられた開口を介して受光素子612により受光される。受光素子612からの出力は制御部5(図1参照)に送られ、制御部5によりパルプ通過センサ61の位置におけるパルプ9の存否が継続的に確認される。
吸収体製造装置1では、制御部5の粉砕機構制御部51(図1参照)により、受光素子612からの出力に基づいてパルプ粉砕機構3の動作が制御される(制御の詳細については後述する。)。
パルプ粉砕機構3は、パルプ9を粉砕する粉砕シリンダ31、および、タイミングベルトを介してプーリ312に接続されるモータ(図示省略)を備え、粉砕シリンダ31は、パルプ9に平行であってパルプ供給機構2の供給方向にほぼ垂直な(すなわち、図2中のY方向を向く)シリンダ回転軸311を中心とする略円筒状となっている。粉砕シリンダ31は、シリンダ回転軸311に沿って配列された30枚の粉砕ブレード32を備え、各粉砕ブレード32は、シリンダ回転軸311を中心としてシリンダ回転軸311に垂直な略円板状となっている。各粉砕ブレード32は、外周に一定のピッチで複数(本実施の形態では12個)の歯321を備える。
図4は、粉砕シリンダ31の外周面近傍の部位を拡大して示す正面図である。図4に示すように、各粉砕ブレード32は、(−Y)側に隣接する粉砕ブレード32よりも歯321が1°ずつ粉砕シリンダ31の回転方向(すなわち、図4中における時計回り)にずれるように配列されているため、図3に示すように、粉砕シリンダ31の外周面において、複数の歯321の先端部がシリンダ回転軸311を中心とする螺旋状に配列される。パルプ粉砕機構3では、粉砕シリンダ31用のモータが制御部5(図1参照)により駆動されることにより粉砕シリンダ31がシリンダ回転軸311を中心として所定の回転速度(以下、「通常回転速度」という。)で図2中において時計回りに回転し、これにより、粉砕シリンダ31の外周面に向かって進入するパルプ9が粉砕される。
吸収体製造装置1では、図2および図3に示すように、上部プレート241および下部プレート242の先端のエッジが、粉砕シリンダ31の外周面に近接する。これにより、下部プレート242の先端部は、粉砕シリンダ31が回転してパルプ9の(+Z)側から当接する際に、粉砕シリンダ31に進入するパルプ9を粉砕シリンダ31の外周面の回転に逆らって(−Z)側から支持する支持部の役割を果たし、その結果、パルプ9がより確実に粉砕される。また、上部プレート241の先端部は、下部プレート242の先端部と対向しつつパルプ9に(+Z)側から当接するガイド部の役割を果たす。
ところで、パルプ9の粉砕が進んでパルプ9の終端(すなわち、(+X)側の端部)が第1上部ローラ243および第1下部ローラ244を通過してパルプ供給機構2による拘束が解除されると、パルプ9は通常、粉砕シリンダ31の回転によりパルプ9に加えられる力(すなわち、パルプ9を(−X)方向へと引っ張る力)により、パルプ供給機構2による供給速度よりも速い速度で供給方向へと自然に移動して粉砕シリンダ31に進入する。以下、パルプ供給機構2による拘束が解除された状態で、通常回転速度で回転する粉砕シリンダ31に引き込まれる場合のパルプ9の移動速度を、「非拘束引き込み速度」という。
吸収体製造装置1では、パルプ9の終端近傍の粉砕時に、既述のように、図1に示す制御部5の粉砕機構制御部51によりパルプ粉砕機構3の動作が制御されてパルプ9の移動速度の増加が抑制される。図5は、各パルプ9が粉砕される毎のパルプ粉砕機構3の制御の流れを示す図である。吸収体製造装置1では、パルプ9の終端がパルプ通過センサ61を通過すると、光源611からの光が受光素子612に入射し、受光素子612からの出力が粉砕機構制御部51に送られてパルプ9の終端の通過が検出される(ステップS11)。なお、パルプ9の終端の通過を確実に検出するために、次のパルプ9との間に僅かに隙間ができるように次のパルプ9の搬送が制御される。
粉砕機構制御部51では、パルプ9の後端の通過検出から所定の時間(パルプ通過センサ61と第1上部ローラ243の中心との間のX方向の距離、および、パルプ供給機構2によるパルプ9の供給速度から求められる。)の経過後、パルプ9の終端がパルプ供給機構2(すなわち、第1上部ローラ243および第1下部ローラ244)を通過したと判断され、粉砕シリンダ31用のモータに対する制御が行われて粉砕シリンダ31の回転速度が減少する(ステップS12)。前述のように、パルプ供給機構2を通過した後のパルプ9の終端部は、粉砕シリンダ31の回転に引き込まれて供給方向へと自然に移動するが、このとき、粉砕シリンダ31が通常回転速度より遅い所定の速度(以下、「減速時回転速度」という。)で回転するため、非拘束引き込み速度よりも遅い速度(以下、「終端部進入速度」という。)で粉砕シリンダ31に進入する。
粉砕機構制御部51では、パルプ9の終端部進入速度がパルプ供給機構2による供給速度とほぼ等しくなるよう粉砕シリンダ31の減速時回転速度が設定される。このように、粉砕シリンダ31の回転によりパルプ9を供給方向へと引き込む速度を減少させることにより、パルプ9の終端近傍の粉砕時においてもパルプ9の粉砕シリンダ31に対する進入速度(すなわち、パルプ9の供給速度)を容易に一定に維持することができ、その結果、単位時間あたりの粉砕パルプの生成量および質の均一性を向上することができる。粉砕パルプの生成量および質の均一性の向上の観点から、パルプ9の終端部進入速度とパルプ供給機構2によるパルプ9の供給速度との差は、パルプ供給機構2による供給速度の10%以下とされることが好ましい。
また、パルプ粉砕機構3では、粉砕シリンダ31の外周面において螺旋状に配列された複数の歯321によりパルプ9が順次粉砕されるため、粉砕シリンダ31の回転により粉砕時にパルプ9に一度に加えられる力の最大値を小さくして粉砕パルプの質を向上することができ、パルプ9の終端近傍におけるパルプ9の供給速度の維持と相俟って質の高い粉砕パルプを製造することができる。
パルプ供給機構2では、パルプ9に(+Z)側および(−Z)側から当接する上部プレート241および下部プレート242が粉砕シリンダ31の外周面に近接して設けられているため、パルプ9の終端部の粉砕時においても、第1上部ローラ243および第1下部ローラ244から離れたパルプ9が湾曲等して粉砕されることなくパルプ粉砕機構3に引き込まれることを防止することができ、パルプ9を最後まで確実に粉砕することができる。その結果、粉砕パルプの歩留まりの向上も実現される。
吸収体製造装置1では、パルプ供給機構2を通過した先行するパルプ9の終端部が粉砕されている間に、次のパルプ9が第2上部ローラ245および第2下部ローラ246により供給路24を供給方向に移動する。後続のパルプ9の前端がパルプ通過センサ61を通過すると、光源611から受光素子612へと入射する光がパルプ9により遮られ、受光素子612からの出力が粉砕機構制御部51に送られて後続のパルプ9の前端の通過が検出される(ステップS13)。
粉砕機構制御部51では、パルプ通過センサ61による後続のパルプ9の前端の通過検出から所定の時間(パルプ通過センサ61と下部プレート242の先端との間のX方向の距離、および、パルプ供給機構2によるパルプ9の供給速度から求められる。)の経過後、先行するパルプ9の終端部の粉砕が終了し、さらに、後続のパルプ9が粉砕シリンダ31の外周面に進入したと判断され、粉砕シリンダ31用のモータに対する制御が行われて粉砕シリンダ31の回転速度を通常回転速度まで増加させる(ステップS14)。
このように、吸収体製造装置1では、順次供給されるパルプ9に対して、1枚のパルプ9がパルプ供給機構2を通過した後、次のパルプ9が粉砕シリンダ31の外周面に進入するまでの間、粉砕機構制御部51により粉砕シリンダ31の回転速度を減少させる制御が行われ、パルプ9の終端部進入速度が、非拘束引き込み速度より遅くされる。
次に、図1に示す吸収体製造装置1のパルプ粉砕機構3よりも下流の構成について説明する。パルプ粉砕機構3により生成された粉砕パルプは、図示省略の送風機構によりダクト41を介して吸収体形成機構4をへと送られ、ポリマー供給部421から供給される吸水性ポリマー(例えば、SAP(Super Absorbent Polymer))と混合されて円筒状の吸着ドラム42に吹き付けられる。吸着ドラム42は、図1中において時計回りに回転するとともに、内部に接続された図示省略の吸引機構により、微細な吸引孔が設けられた吸着ドラム42の外周面上に粉砕パルプおよび吸水性ポリマーを所定の高さまで吸着する。なお、吸収体90に要求される吸収力によっては吸水性ポリマーの混合は省略される場合もある。
吸着ドラム42の外周面上に吸着された粉砕パルプおよび吸水性ポリマーは、吸着ドラム42の回転に伴って吸着ドラム42の(−Z)側へと移動し、ロール43から繰り出されるとともにコンベア401により(−X)方向に搬送されるティッシュペーパー92に転写される。ティッシュペーパー92の上面には、接着剤供給部431により接着剤(例えば、ホットメルト)が予め塗布されており、粉砕パルプおよび吸水性ポリマーはティッシュペーパー92上に接着されてパルプ層900を形成する。
パルプ層900がコンベア401により(−X)方向に搬送される間に、別のロール44から繰り出されたティッシュペーパー93の片側の面に接着剤供給部441により接着剤が塗布され、ティッシュペーパー93は、接着剤の塗布面をパルプ層900と対向させつつパルプ層900およびティッシュペーパー92上に接着される。(−Z)側および(+Z)側からティッシュペーパー92,93に包まれたパルプ層900は、切断部471において所定の長さの個片(吸収体90のコア部分となるため、以下、「吸収コア」という。)901に切断され、複数の吸収コア901は、コンベア402により所定の間隔を空けて(−X)方向に搬送される。
そして、ロール45,46から繰り出され、片側の面に接着剤供給部451,461からの接着剤が塗布されたトップシート94およびバックシート95が、吸収コア901のティッシュペーパー93,92の上から接着され、さらに、切断部472により隣接する吸収コア901の間隙においてトップシート94およびバックシート95が切断されて吸収体90が形成される。製造された吸収体90はコンベア403により吸収体製造装置1から搬出される。
吸収体製造装置1では、上述のように、パルプ粉砕機構3により単位時間あたりの粉砕パルプの生成量および質の均一性向上が実現されるため、吸収体90の品質の均一性を向上することができる。
図6および図7は、本発明の第2の実施の形態に係る吸収体製造装置の供給路24およびパルプ粉砕機構3近傍を拡大して示す正面図および平面図である。第2の実施の形態に係る吸収体製造装置では、図1に示す吸収体製造装置1の制御部5から粉砕機構制御部51が省略され、また、パルプ粉砕機構3の(+X)側にパルプ押圧機構62が設けられる。他の構成は図1と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図6および図7に示すように、パルプ押圧機構62は、上部プレート241に設けられた開口2411(図7参照)を介してパルプ9の(+Z)側の主面に当接する押圧板621を備え、押圧板621は回動軸622を中心として回動する。
図8は、制御部5によるパルプ押圧機構62の制御の流れを示す図である。なお、第2の実施の形態に係る吸収体製造装置による吸収体90の製造工程は、パルプ9の供給および粉砕を除いて第1の実施の形態と同様であるため、重複する部分については説明を簡略化する。
第2の実施の形態に係る吸収体製造装置では、第1の実施の形態と同様に、第1上部ローラ243、第1下部ローラ244、第2上部ローラ245および第2下部ローラ246により、パルプ9が上部プレート241および下部プレート242に案内されつつパルプ粉砕機構3に円滑に供給され、回転する粉砕シリンダ31により粉砕される。そして、パルプ9の終端がパルプ通過センサ61を通過すると、光源611からの光が受光素子612に入射し、受光素子612からの出力が粉砕機構制御部51(図1参照)に送られてパルプ9の終端の通過が検出される(ステップS21)。なお、パルプ9の終端の通過を確実に検出するために、次のパルプ9との間に僅かに隙間ができるように次のパルプ9の搬送が制御される。
制御部5では、パルプ通過センサ61によるパルプ9の後端の通過検出から所定の時間の経過後、パルプ9の終端がパルプ供給機構2(すなわち、第1上部ローラ243および第1下部ローラ244)を通過したと判断され、パルプ押圧機構62が駆動される。パルプ押圧機構62では、押圧板621が図6中において二点鎖線にて示す位置から反時計回りに回動してパルプ9の(+Z)側の主面に当接し、パルプ9を下部プレート242に押圧してパルプ9の移動に抵抗を与える(ステップS22)。その結果、パルプ供給機構2を通過した後のパルプ9の終端部は、非拘束引き込み速度よりも遅く、かつ、パルプ供給機構2による供給速度とほぼ等しい終端部進入速度で粉砕シリンダ31に進入する。
このように、第2の実施の形態に係る吸収体製造装置では、簡単な構成にて粉砕シリンダ31の回転によりパルプ9を供給方向へと引き込む速度を減少させ、粉砕シリンダ31の回転速度を変更することなく一定に保ったままパルプ9の終端近傍における粉砕シリンダ31に対する進入速度(すなわち、パルプ9の供給速度)を一定に維持することができ、粉砕されたパルプ9の質の変動を大幅に抑えることができる。
第2の実施の形態に係る吸収体製造装置では、第1の実施の形態と同様に、パルプ9の終端部進入速度とパルプ供給機構2によるパルプ9の供給速度との差は、パルプ供給機構2による供給速度の10%以下とされることが好ましい。また、粉砕シリンダ31の回転により粉砕時にパルプ9に一度に加えられる力の最大値を小さくして粉砕パルプの質を向上することができ、パルプ9の終端近傍におけるパルプ9の供給速度の維持と相俟って質の高い粉砕パルプを製造することができる。
吸収体製造装置1では、パルプ供給機構2を通過した先行するパルプ9の終端部が粉砕されている間に、次のパルプ9が供給路24を移動し、パルプ通過センサ61の受光素子612からの出力に基づいて制御部5において後続のパルプ9の前端の通過が検出される(ステップS23)。
制御部5では、パルプ通過センサ61による後続のパルプ9の前端の通過検出から所定の時間の経過後、先行するパルプ9の終端部の粉砕が終了し、さらに、後続のパルプ9が粉砕シリンダ31の外周面に進入したと判断され、押圧板621が図6中において時計回りに回動して二点鎖線にて示す位置へと戻り、パルプ9の押圧が解除される(ステップS24)。
このように、第2の実施の形態に係る吸収体製造装置では、順次供給されるパルプ9に対して、1枚のパルプ9がパルプ供給機構2を通過した後、次のパルプ9が粉砕シリンダ31の外周面に進入するまでの間、パルプ押圧機構62によりパルプ9の移動に抵抗が与えられ、パルプ9の終端部進入速度が、非拘束引き込み速度より遅くされる。
第2の実施の形態に係る吸収体製造装置のパルプ粉砕機構3の下流では、パルプ粉砕機構3により生成された粉砕パルプは吸収体形成機構4へと送られ、吸水性ポリマーと混合される。そして、上下からティッシュペーパー93,92により包まれた後に切断され、トップシート94およびバックシート95によりさらに包まれて吸収体90が形成される。第2の実施の形態に係る吸収体製造装置では、上述のように、パルプ粉砕機構3により単位時間あたりの粉砕パルプの生成量および質の均一性向上が実現されるため、第1の実施の形態に係る吸収体製造装置1と同様、吸収体90の品質の均一性を向上することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、パルプ9がパルプ取出機構22からコンベア23へと渡された旨の信号がパルプ供給機構2から制御部5へと送られ、制御部5において、当該信号が受信されてから所定の時間(コンベア23の(+X)側の端部と第1上部ローラ243の中心との間のX方向の距離、および、パルプ供給機構2によるパルプ9の供給速度から求められる。)の経過後にパルプ9の終端がパルプ供給機構2を通過したと判断されてもよい。この場合、パルプ通過センサ61は省略されてよい。
第2の実施の形態に係る吸収体製造装置では、パルプ9に対して昇降する押圧ローラが押圧板621および回動軸622に代えて設けられてもよい。パルプ9の終端部の粉砕時には、押圧ローラが下降してパルプ9の(+Z)側の主面に当接し、パルプ9を下部プレート242に押圧してパルプ9の移動に抵抗を与えるとともにパルプ9を滑らかに移動して粉砕シリンダ31に供給する。なお、押圧ローラ自体が回転に抵抗を有していてもよく、さらに、押圧ローラはパルプ9の(−Z)側に設けられてもよく、また、(+Z)側および(−Z)側にパルプ9を挟んで対向するように設けられてもよい。
パルプ粉砕機構3により粉砕されるパルプはシート状であればよく、例えば、ドラムに巻回されたロール状のパルプが繰り出されてパルプ粉砕機構3に供給されてもよい。
第1の実施の形態に係る吸収体製造装置の構成を示す図である。 供給路およびパルプ粉砕機構近傍を拡大して示す正面図である。 供給路およびパルプ粉砕機構近傍を拡大して示す平面図である。 粉砕シリンダの外周面近傍の部位を拡大して示す正面図である。 粉砕機構制御部によるパルプ粉砕機構の制御の流れを示す図である。 第2の実施の形態に係る吸収体製造装置の供給路およびパルプ粉砕機構近傍を拡大して示す正面図である。 供給路およびパルプ粉砕機構近傍を拡大して示す平面図である。 制御部によるパルプ押圧機構の制御の流れを示す図である。
符号の説明
1 吸収体製造装置
2 パルプ供給機構
9 パルプ
31 粉砕シリンダ
32 粉砕ブレード
51 粉砕機構制御部
61 パルプ通過センサ
62 パルプ押圧機構
90 吸収体
242 下部プレート
311 シリンダ回転軸
321 歯
S11〜S14,S21〜S24 ステップ

Claims (6)

  1. 吸収体用のパルプを粉砕するパルプ粉砕装置であって、
    シート状のパルプを所定の供給方向に一定の速度で供給するパルプ供給機構と、
    前記パルプ供給機構の下流において、パルプに平行な回転軸を中心として所定の回転速度で回転することにより外周面に向かって進入する前記パルプを粉砕する粉砕シリンダと、
    前記外周面に進入するパルプを前記外周面の回転に逆らって支持する略板状の支持部と、
    パルプの終端が前記パルプ供給機構を通過して前記パルプ供給機構による前記パルプの拘束が解除される時点を取得する通過時点取得手段と、
    前記パルプ供給機構による拘束が解除された状態でパルプが前記所定の回転速度で回転する前記粉砕シリンダに引き込まれる場合よりも遅い速度で前記パルプ供給機構を通過した後のパルプを前記粉砕シリンダに進入させる進入速度制御手段と、
    を備えることを特徴とするパルプ粉砕装置。
  2. 請求項1に記載のパルプ粉砕装置であって、
    前記進入速度制御手段が、パルプの終端が前記パルプ供給機構を通過した後、次のパルプが前記粉砕シリンダの前記外周面に進入するまでの間、前記粉砕シリンダの回転速度を減少させる制御回路であることを特徴とするパルプ粉砕装置。
  3. 請求項1に記載のパルプ粉砕装置であって、
    前記進入速度制御手段が、パルプの終端が前記パルプ供給機構を通過した後、次のパルプが前記粉砕シリンダの前記外周面に進入するまでの間、前記パルプの移動に抵抗を与えることを特徴とするパルプ粉砕装置。
  4. 請求項3に記載のパルプ粉砕装置であって、
    前記進入速度制御手段が、パルプを前記支持部に押圧して前記パルプの移動に抵抗を与える押圧機構を備えることを特徴とするパルプ粉砕装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のパルプ粉砕装置であって、
    前記進入速度制御手段による前記パルプ供給機構を通過した後のパルプを前記粉砕シリンダに進入させる速度と前記パルプ供給機構によるパルプの供給速度との差が、前記供給速度の10%以下であることを特徴とするパルプ粉砕装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のパルプ粉砕装置であって、
    前記粉砕シリンダが、前記回転軸に沿って配列された複数の粉砕ブレードを備え、
    前記複数の粉砕ブレードのそれぞれが、前記回転軸に垂直な略円板状であり、外周に一定のピッチで複数の歯を備え、
    前記粉砕シリンダの前記外周面において、前記複数の粉砕ブレードの複数の歯が螺旋状に配列されることを特徴とするパルプ粉砕装置。
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