JP2006061695A - 超音波プローブ内で利得を調節するためのシステム及び方法 - Google Patents

超音波プローブ内で利得を調節するためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 利得を調節するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】 本システムはプローブ(11)を含んでいる。プローブ(11)は、ハウジング(38)と、信号を受け取るように構成されているトランスデューサ素子(40)と、ハウジング(38)の内部に位置していて、ゼロ以外の傾斜を持つ関数に基づいて信号に与えられる利得を調節するように構成されている利得調節可能な増幅器(46)とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は一般的に云えば超音波プローブ内で利得を調節するためのシステム及び方法に関し、特に増幅器の利得を調節するためのシステム及び方法に関するものである。
超音波撮像システムにおいては、超音波エネルギがトランスデューサによって被検体へ向けて送出される。被検体によって発生された超音波エコーがトランスデューサによって受け取られる。これらの超音波エコーは、被検体の画像を生成するために処理される。
米国特許第6628170号
しかしながら、超音波エコーを近距離場から受け取ったとき、トランスデューサ素子に結合された回路が飽和することがあり、従って適切に機能しないことがある。回路が飽和した場合、画像を生成するために使用される情報が失われる。
その上、超音波撮像システム内の回路素子が電力を消費する。回路の飽和の可能性を低減し且つ同時に回路素子によって消費される電力量を制御することは困難である。
一実施形態では、プローブを開示する。本プローブは、ハウジングと、信号を受け取るように構成されているトランスデューサ素子と、ハウジングの内部に位置していて、ゼロ以外の傾斜を持つ関数に基づいて信号に与えられる利得を調節するように構成されている利得調節可能な増幅器とを含む。
別の実施形態では、超音波撮像システムを開示する。本超音波撮像システムは、ハウジングを持つ超音波プローブと、ハウジング内に位置していて、被検体からの反射されたエコー信号を受け取るように構成されているトランスデューサ素子と、ハウジング内に位置していて、トランスデューサ素子に連絡するように構成されている増幅器とを含んでいる。増幅器は、トランスデューサ素子から入力信号を受け取り且つ該入力信号に基づいた増幅後の信号を出力するように構成されている。超音波撮像システムは更に、増幅器に接続されていて、増幅器に帰還信号を供給するように構成されている調節可能な帰還ループを含んでいる。帰還信号は増幅後の信号に基づいて変化する。
更に別の実施形態では、増幅器の利得を調節するための方法を開示する。本方法は、被検体から信号を受け取る段階と、利得に従って信号を増幅する段階と、近距離場から信号を受け取っている期間の間、利得を調節する段階とを含んでいる。
図1は、利得を調節するためのシステム及び方法が実現される超音波撮像システム10の一実施形態を示す。システム10はプローブ11を含んでいて、サブシステム12に結合されている。サブシステム12は、ビームフォーマ13と、Bモード処理装置14と、走査変換器及び表示制御装置(SCDC)16と、カーネル(核部分)20とを含んでいる。Bモード処理装置14は検出器21を含んでいる。カーネル20は、オペレータ・インターフェース22と、主制御装置24と、走査制御シーケンサ26とを含んでいる。主制御装置24はシステムレベルの制御機能を実行する。主制御装置24は、システム状態の変更と共に、オペレータ・インターフェース22を介してのオペレータからの入力を受け取って、ビームフォーマ13、Bモード処理装置14、SCDC16、走査制御シーケンサ26及びプローブ11に対して適切な変更を行う。
システム制御母線28が、主制御装置24からビームフォーマ13、Bモード処理装置14、SCDC16及び走査制御シーケンサ26へのインターフェースを構成する。走査制御シーケンサ26は、音響ベクトル・レートで入力される実時間制御入力を、ビームフォーマ13、Bモード処理装置14及びSCDC16へ供給する。走査制御シーケンサ26は、音響フレーム収集のために随意選択によりベクトル・シーケンス及び同期化を定めるように主制御装置24によってプログラミングされる。走査制御シーケンサ26は、走査制御母線32を介して、オペレータによって規定されたベクトル・パラメータをビームフォーマ13、Bモード処理装置14及びSCDC16へ同時通報(ブロードキャスト)する。
主データ経路は、以下に述べる増幅後の電気信号をプローブ11からビームフォーマ13へ入力することから始まる。ビームフォーマ13は増幅後の電気信号をディジタル・サンプルの流れに変換して、受信ビームを出力する。受信ビームは複素I,Qデータとして示されているが、一般的にRF又は中間周波数データとすることもできる。
プローブ11が部分開口ビームフォーマ118(図4)を含んでいる代替実施形態では、主データ経路は、増幅後の電気信号の一部分を部分開口ビームフォーマ118へ入力し且つ増幅後の電気信号の残りの部分をビームフォーマ13へ入力することから始まる。ビームフォーマ13及び部分開口ビームフォーマ118は増幅後の電気信号を変換して、受信ビームを出力する。
I,QデータはBモード処理装置14に入力される。Bモード処理装置14はI,Qデータを対数増幅して、I,Qデータの包絡線を検出する。Bモード処理装置14はI,Qデータを処理済みベクトル画像データとしてSCDC16へ出力する。SCDC16は処理済みベクトル画像データを受け入れて、表示装置36のスクリーン上に画像を表示するように表示装置36に命令する。表示される画像の一例として2次元(2D)画像が挙げられ、2次元(2D)画像は、2D画像の画素の明るさに基づいて、ファントム又は人のような被検体の様々な部分を区別する。表示される画像の別の例は3次元(3D)画像である。表示装置36の例としては、グレースケール・モニタ及びカラー・モニタが挙げられる。
代替実施形態では、超音波撮像システム10は、基本モード、高調波モード、カラーフロー・モード、PDIモード、コントラスト・モード又はBフロー・モードのような様々な走査モードで走査を行う。基本モードでは、画像は基本周波数のエコー信号から生成され、また、高調波モードでは、画像は高調波周波数のエコー信号から生成される。カラーフロー・モードでは、ドップラー処理装置(図示せず)がBモード処理装置14と並列に、又はBモード処理装置14の代わりに使用される。I,Qデータが、カラーフロー・モードのためのドップラー周波数偏移情報を抽出するためにドップラー処理装置に提供される。ドップラー処理装置は、被検体の内部の血液の流れの動きを推定するために速度、分散及びパワーのようなドップラー・パラメータを推定する。ドップラー・パラメータは、自己相関又は相互相関のような手順を使用して推定される。PDIモードでは、被検体の内部の血液の流れの動きを推定するためにパワーを使用する。コントラスト・モードでは、通常は気泡を含む造影剤を使用して、被検体の腫瘍と肝臓のような異なる解剖学的構造からの信号の間のコントラストを改善する。Bフロー・モードは被検体の内部の血液の流れを表す。
図2は一実施形態によるプローブ11及びサブシステム12のビームフォーマ13を示す。プローブ11はハウジング38を有し、ハウジング38には、トランスデューサ素子40のアレイ(配列体)39と、ダイオードのような複数の送受信切換え(T/R)スイッチ44と、利得調節可能な増幅器(AGA)46とが含まれている。代替実施形態では、プローブ11は5つ以上のトランスデューサ素子を含む。更に別の代替実施形態では、プローブ11は1〜4つのトランスデューサ素子を含む。別の実施形態では、トランスデューサ素子40の数がAGA46の数と同じである。例えば、ハウジング38が4つのトランスデューサ素子40を含んでいる場合、ハウジング38は4つのAGA46を含む。別の例として、ハウジング38が1つのトランスデューサ素子40を含んでいる場合、ハウジング38は1つのAGA46を含む。更に別の代替実施形態では、トランスデューサ素子40の数がAGA46の数と異なる。例えば、ハウジング38が4つのトランスデューサ素子40を含んでいる場合、ハウジング38は3つのAGA46を含む。
代替実施形態では、プローブ11は、AGA46とT/Rスイッチ48との間に結合され且つビームフォーマ13の機能と同様な機能を持つ部分開口ビームフォーマ118を含む。各々のAGA46は部分開口ビームフォーマ118に直接結合され、部分開口ビームフォーマ118はT/Rスイッチ48に直接結合される。一例として、ビームフォーマ13によって実行される処理(以下に説明する)が、増幅後の電気信号の一部分については部分開口ビームフォーマ118によって実行され、そして増幅後の電気信号の残りの部分についての処理はビームフォーマ13で実行される。主制御装置24は部分開口ビームフォーマ118の機能を制御する。主制御装置24は信号をプローブ11へ連続的に供給し、これらの信号はプローブ11内のAGA46の利得を制御する。
AGA46はプローブ11のハウジング38の内部に位置する。AGA46は、複数のワイヤ41及び45とT/Rスイッチ44とを介して、トランスデューサ素子40に接続される。一例として、第1のAGA46が、ワイヤ41、T/Rスイッチ44及びワイヤ45を介して、トランスデューサ素子40に接続され、また、第2のAGA46が、ワイヤ41、T/Rスイッチ44及びワイヤ45を介して、トランスデューサ素子40に接続される。ワイヤ41はトランスデューサ素子40をT/Rスイッチ44に結合し、ワイヤ45はT/Rスイッチ44をAGA46に結合する。代替実施形態では、ハウジング38は、ワイヤ41、T/Rスイッチ44及びワイヤ45を介して1つのトランスデューサ素子40に結合された1つのAGA46を含む。ワイヤ47がAGA46をT/Rスイッチ48に結合する。ハウジング38は、多角形、四角、円錐形、矩形のような形状、並びに寸法を持つ。ビームフォーマ13は、複数のT/Rスイッチ48と、複数の送信集束遅延49と、複数のパルサ50と、複数の受信集束遅延80と、複数の受信チャンネル82と、1つの受信加算器84とを含む。
各トランスデューサ素子40は、ビームフォーマ13によって生成されたパルス波形によって付勢されたとき、超音波エネルギのバーストを生成する。被検体がこの超音波エネルギを受けて、反射エコー信号を生成する。反射エコー信号は被検体から反射された超音波エネルギである。反射エコー信号は、近距離場88に存在する被検体部分から反射された近距離場エコー信号と、遠距離場90に存在する被検体部分から反射された遠距離場エコー信号とを含む。2.5MHzのような低周波数の超音波信号がトランスデューサ素子40から送信される場合に、近距離場88の一例はトランスデューサ素子40から4cmの範囲にわたる距離である。近距離場88の別の例は、高周波数の超音波信号がトランスデューサ素子40から送信される場合で、トランスデューサ素子40からの距離が高周波数の変化に比例して減少する。更に別の例として、超音波エネルギがトランスデューサ素子40から送出された後の数十マイクロ秒の間、反射エコー信号は近距離場88から受信される。遠距離場90の一例は、トランスデューサ素子40から4cmと10cmとの間の距離である。検査中の被検体からトランスデューサ・アレイ39へ反射されて戻った反射エコー信号は、トランスデューサ素子40によって電気信号に変換される。トランスデューサ素子40からの電気信号出力はワイヤ41、T/Rスイッチ44及びワイヤ45を介してAGA46に印加され、AGA46は電気信号を増幅して、増幅後の電気信号を生成する。例えば、第1のトランスデューサ素子40からの電気信号出力はワイヤ41、T/Rスイッチ44及びワイヤ45を介して第1のAGA46に印加され、また第2のトランスデューサ素子40からの電気信号出力はワイヤ41、T/Rスイッチ44及びワイヤ45を介して第2のAGA46に印加される。AGA46からの増幅後の電気信号は一組の送受信切換え(T/R)スイッチ及びワイヤ47を介してビームフォーマ13で受信される。代替実施形態では、増幅後の電気信号は部分開口ビームフォーマ118及びビームフォーマ13で受信される。T/Rスイッチ48は典型的にはダイオードであり、ビームフォーマ13によって生成された高電圧からビームフォーマ13を保護する。
トランスデューサ素子40によって生成された超音波エネルギが方向付けられ又はステアリングされてビームを形成するように、トランスデューサ素子40はビームフォーマ13によって駆動される。超音波エネルギのステアリングを行うために、各々のパルサ50にそれぞれの送信集束時間遅延49が与えられる。各パルサ50はT/Rスイッチ44及びT/Rスイッチ48を介してそれぞれのトランスデューサ素子40に接続される。一例として、送信集束時間遅延49はルックアップ・テーブルから読み出される。送信集束時間遅延49を適切に調節することによって、ステアリングされたビームはy軸から角度θだけ離れた方向に差し向けられ且つ距離Rの点Pに集束される。代替実施形態では、送信集束時間遅延49を適切に調節することによって、ステアリングされたビームはy軸から角度θだけ離れた方向で且つ距離Rとy軸とによって形成される平面から角度φを成して差し向けられる。
反射エコー信号は、ステアリングされたビームに沿った相次ぐ距離に位置する解剖学的構造から反射された超音波エネルギの各々のバーストによって生成される。これらの反射エコー信号は各トランスデューサ素子40によって別々に検知され、一時点における反射エコー信号の大きさのサンプルは或る距離において解剖学的構造から生じる反射量を表す。しかしながら、点Pと各トランスデューサ素子40との間の伝播路の差に起因して、これらの反射エコー信号は同時に検出されず、またそれらの振幅も等しくない。ビームフォーマ13は増幅後の電気信号の各々に時間遅延を与えて、遅延後の信号を生成し、そしてそれらの遅延後の信号を合算して、受信ビームの1つを構成する。この受信ビームは点Pから反射された超音波エネルギの合計量を正確に表す。ビームフォーマ13は、それぞれの受信チャンネル82にそれぞれの受信集束時間遅延80を与えることによって、各々の増幅後の電気信号に時間遅延を与える。各受信チャンネル82は、T/Rスイッチ48、ワイヤ47、AGA46、ワイヤ45、T/Rスイッチ44及びワイヤ41を介してそれぞれのトランスデューサ素子40に接続される。一例として、受信集束時間遅延80はルックアップ・テーブルから読み出される。遅延後の信号はそれぞれの加算器84で合算されて、受信ビームの1つを生成する。代替実施形態では、部分開口ビームフォーマ118が増幅後の電気信号の一部分を受け取り、且つビームフォーマ13が増幅後の電気信号の残りの部分を受け取り、これらの部分開口ビームフォーマ118及びビームフォーマ13が受信ビームを生成する。
Bモード処理装置14に組み込まれている検出器21は、ビームフォーマ13から受信ビームを受け取る。代替実施形態では、検出器21はビームフォーマ13及び部分開口ビームフォーマ118から受信ビームを受け取る。I,Qデータは、距離R及び角度θの点Pから反射された反射エコー信号の同相成分及び直角位相成分を表す受信ビームの値であるI及びQ値を含んでいる。検出器21は大きさ(I+Q1/2 を計算して、処理済みベクトル画像データを生成する。
SCDC16はBモード処理装置14から処理済みベクトル画像データを受け取って、処理済みベクトル画像データを表示用の画像に変換する。具体的に述べると、SCDC16内に位置する走査変換器(図示せず)が処理済みベクトル画像データを極座標型式からデカルト座標型式へ変換して、処理済みベクトル画像データを表示装置36上に画像として表示する。表示装置36は処理済みベクトル画像データの時間的に変化する振幅を画像化する。この代わりに処理済みベクトル画像データがデカルト座標型式である場合は、SCDC16は処理済みベクトル画像データを拡縮して、拡縮後の処理済みベクトル画像データを生成し、この拡縮後の処理済みベクトル画像データを表示する。
図3は、被検体からの反射エコー信号を受け取るプローブ102のハウジング100の一実施形態を示す。ハウジング100は多角形のハウジングであって、表面104,106,108,110を含む4つの表面を有する。表面104及び108の各々は表面106と、0°よりも大きく且つ180°よりも小さい角度を形成する。トランスデューサ素子40のアレイ112が表面104及び108の各々と、0°よりも大きく且つ180°よりも小さい角度を形成する。表面110はトランスデューサ素子40の表面を含み且つ表面114の反対側に位置している。表面114にはT/Rスイッチ44がワイヤ41により結合されている。AGA46及びT/Rスイッチ44が表面104、106、108及び110によって形成される容積内に囲まれている。
図4は、撮像対象の被検体からの反射エコー信号を受け取るプローブ117のハウジング116の一実施形態を示す。プローブ117はダイオードD,D,D,D,D,D,D,D,D,D10,D11及びD12と、コンデンサC,C,C,C,C,C及びCshunt と、インダクタLと、抵抗R及びRoutと、AGA46と、トランスデューサ素子40と、部分開口ビームフォーマ118とを含む。コンデンサCshunt は電圧VとダイオードDとの間に結合される。ダイオードD11は電圧VとコンデンサCとの間に結合される。コンデンサC,C,C,Cの数はAGA46の数と同じである。例えば、ハウジングが2つのAGA46を含んでいる場合、コンデンサC及びCが2つのAGA46に結合される。同様に、ハウジング内のダイオードD,D,D,D,D,D,D,D10の数はAGA46の数に比例する。例えば、ハウジングが2つのAGA46を含んでいる場合、ダイオードD及びDが2つのAGA46の内の1つに結合され、ダイオードD及びDが2つのAGA46の内の残りの1つに結合される。パルサ50がダイオードD,D,D,D,D,D,D,D,D及びD10を介してトランスデューサ素子40に結合される。例えば、パルサ50はダイオードD、D、D及びDを介してトランスデューサ素子40に結合される。別の例として、パルサ50はダイオードD、D、D及びDを介してトランスデューサ素子40に結合される。
パルサ50はワイヤ119及びダイオードD,D,D,D,D,D,D,D,D,D10を介してAGA46に送信パルスを供給する。送信中、振幅の大きい送信パルスはダイオードD、D、D、D及びDを短絡し、且つダイオードD、D、D、D及びD10を開く。送信中、AGA46及び部分開口ビームフォーマ118はダイオードD11,D12及びコンデンサCによって送信パルスの高振幅から保護される。パルサ50に与えられる送信集束時間遅延49を適切に調節することによって、ステアリングされたビームが形成され、また超音波エネルギがトランスデューサ素子40によって生成される。被検体が、トランスデューサ素子40によって生成された超音波エネルギに基づいて反射エコー信号を生成する。受信の際、トランスデューサ素子40は反射エコー信号を受け取って、電気信号を発生する。受信中、反射エコー信号の電圧が低いので、ダイオードD,D,D,D,D,D,D,D10は開路される。受信中、ダイオードD,D,D,D,D,D,D,D10が開路されているので、トランスデューサ素子40は互いから隔離される。AGA46は、トランスデューサ素子40によって発生された電気信号から増幅後の電気信号を生成する。部分開口ビームフォーマはAGA46から増幅後の電気信号を受け取り、且つ増幅後の電気信号から受信ビームを生成する。部分開口ビームフォーマ118は、AGA46で生成された増幅後の電気信号にプログラム可能な時間遅延を与えることによって、受信ビームの1つを形成する。部分開口ビームフォーマ118はワイヤ119を介してサブシステム12へ受信ビームを伝送する。
図5は、入力INでT/Rスイッチ44に結合され且つ出力OUTでT/Rスイッチ48に結合されたAGA120のの一実施形態を示す。AGA120は、低ノイズ増幅器のような増幅器122と、固定帰還係数(FFF)を持つ固定帰還ループ124と、調節可能な帰還ループ128とを含む。FFFは一定の値を持つ。調節可能な帰還ループ128は、調節可能な帰還係数(AFF)と、スイッチ132と、制御装置134と、比較器136とを含む。代替実施形態では、AGA120はスイッチ132及び比較器136を含まない。本書で用いるような制御装置は、当該技術分野でコンピュータと呼ばれている集積回路に制限されず、広義に処理装置、マイクロ制御装置、マイクロコンピュータ、プログラム可能な論理制御装置、特定用途向け集積回路、及び他のプログラム可能な回路を表す。
FFFの例として、インダクタ、コンデンサ、抵抗のような受動インピーダンス素子と、電圧制御型電圧源(VCVS)、電流制御型電圧源(CCVS)、電流制御型電流源(CCCS)、電圧制御型電流源(VCCS)のような能動素子と、このようなインダクタ、コンデンサ、抵抗、VCVS、CCVS、CCCS、VCCSの組合せとが挙げられる。VCVSの一例には電圧増幅器が含まれ、CCVSの一例にはトランスインピーダンス増幅器が含まれ、CCCSの一例には電流増幅器が含まれ、VCCSの一例にはトランスコンダクタンス増幅器が含まれる。抵抗とコンデンサとの組合せの一例には、コンデンサと直列の抵抗が含まれる。抵抗とインダクタとの組合せの一例には、インダクタと直列の抵抗が含まれる。また、AFFの例として、調節可能な電圧利得増幅器のような調節可能なVCVS、可変抵抗器又は可変トランスインピーダンス・セルのような調節可能なCCVS、可変電流増幅器又は可変ギルバート・セルのような調節可能なCCCS、可変トランスコンダクタンス増幅器のような調節可能なVCCS、並びに、調節可能なVCVS、調節可能なCCVS、調節可能なCCCS及び調節可能なVCCSの組合せが挙げられる。一例として、可変抵抗器、可変コンデンサ及び可変インダクタの組合せには、可変コンデンサ及び可変インダクタと直列の可変抵抗器が含まれる。
増幅器122の一例として、無限入力インピーダンスのような高入力インピーダンス及びゼロ出力インピーダンスのような低出力インピーダンスを持つ電圧増幅器が挙げられる。別の例として、増幅器122には、ゼロ入力インピーダンスのような低入力インピーダンス及び低出力インピーダンスを持つトランスインピーダンス増幅器が含まれる。更に別の例として、増幅器122には、高入力インピーダンス及び無限出力インピーダンスのような高出力インピーダンスを持つトランスアドミタンス増幅器が含まれる。別の例として、増幅器122には、低入力インピーダンス及び高出力インピーダンスを持つ電流増幅器が含まれる。別の例として、増幅器122には、規定の入力インピーダンス及び規定の出力インピーダンスを持つ電力増幅器が含まれる。規定の入力インピーダンスは低入力インピーダンスと高入力インピーダンスとの間の60オームのような値である。規定の出力インピーダンスは低出力インピーダンスと高出力インピーダンスとの間の60オームのような値である。更に別の例として、増幅器122には、低入力インピーダンス、規定の入力インピーダンス、高入力インピーダンス、低出力インピーダンス、規定の出力インピーダンス及び高出力インピーダンスの組合せが含まれる。一例として、増幅器122は低入力インピーダンス及び規定の出力インピーダンスを持つ。FFFは増幅器122と並列に結合され且つ入力IN及び出力OUTに結合される。AFFは出力OUTに結合され且つスイッチ132に結合され、スイッチ132は入力INに結合される。比較器136は制御装置134と直列に結合され且つスイッチ132に結合される。
増幅器122は和信号(以下に説明する)を受け取り、増幅器122の開ループ利得(固定利得と呼ばれる)に基づいて和信号を増幅して、出力OUTに増幅後の電気信号を生成する。FFFは、出力OUTからの増幅後の電気信号をサンプリングし、キャパシタンス、抵抗、インダクタンス及びトランスコンダクタンスのような値を適用するか、又はその代わりにキャパシタンス、抵抗、インダクタンス及びトランスコンダクタンスの組合せを適用することによって、増幅後の電気信号を修正して、接続点140に固定帰還信号を生成する。調節可能な帰還ループ128は、出力OUTからの増幅後の電気信号をサンプリングし、可変キャパシタンス、可変抵抗、可変インダクタンス及び可変トランスコンダクタンスのような値を適用するか、又はその代わりに可変キャパシタンス、可変抵抗、可変インダクタンス、可変トランスコンダクタンス、キャパシタンス、抵抗、インダクタンス及びトランスコンダクタンスの組合せを適用することによって、増幅後の電気信号を修正して、接続点140に調節可能な帰還信号を生成する。ここで、調節可能な帰還ループ128が、可変キャパシタンス、可変抵抗、可変インダクタンス及び可変トランスコンダクタンスのような少なくとも1つの調節可能な値を適用することによって、出力OUTでのサンプリングされた増幅後の電気信号を修正することに留意されたい。
トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取っているとき、制御装置134は、確率関数、正弦関数、余弦関数、正接関数、指数関数、一次関数、平方根関数及び対数関数を含む複数の関数の内の1つをAFFに適用することによって、AFFの値を変更する。一例として、指数関数は、指数関数の全ての点に沿ってゼロより大きい数から1までに及ぶ傾斜を持つ。代替実施形態では、制御装置134は、複数の関数の組合せをAFFに適用することによって、AFFの値を変更する。一例として、複数の関数の組合せは、一次関数と平方根関数との和である。別の例として、複数の関数の組合せには、時点Aから時点Bまでの指数関数と時点Bから時点Cまでの一次関数との組合せが含まれる。別の例として、複数の関数の組合せには、時点Aから時点Bまで0.5の傾斜を持ち且つ時点Bから時点Cまで1の傾斜を持つ関数が含まれる。別の例として、制御装置134は、メモリ(図示してない)内に記憶されているルックアップ・テーブル内の複数の関数の内の1つか又は関数の組合せをAFFに適用する。別の代替実施形態では、制御装置134は、AFFの値を変更するために定数関数に沿った全ての点でゼロの傾斜を持つ定数関数を適用しない。例えば、制御装置134は、時点Aから時点Bまで0.3の傾斜を持ち、時点Bから時点Cまでゼロの傾斜を持ち、且つ時点Cから時点Dまで0.2の傾斜を持つ非定数関数を適用する。
トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取っているとき、比較器136は、制御装置134から受け取った信号を基準信号と比較する。比較器136により、比較に基づいて、制御装置134から受け取った信号の振幅が基準信号の所定の振幅に少なくとも等しいと判定された場合、比較器136はスイッチ132を開くための信号をスイッチ132へ送らない。トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取っている期間の間、制御装置134から受け取った信号の振幅は基準信号の所定の振幅に少なくとも等しい。比較器136が制御装置134から受け取った信号の振幅を基準信号の所定の振幅と比較する前に、所定の振幅が記憶されている。トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取るとき、スイッチ132は閉じた状態に留まる。
スイッチ132が閉じているとき、入力INにおける電気信号、FFFからの固定帰還信号出力及びAFFからの調節可能な帰還信号出力が接続点で合算されて和信号を生成し、この和信号は増幅器122に供給される。一実施形態では、調節可能な帰還ループ128からの調節可能な帰還信号出力は、固定帰還ループ124からの固定帰還信号出力と極性が反対である。代替実施形態では、調節可能な帰還ループ128からの調節可能な帰還信号出力は固定帰還ループ124からの固定帰還信号出力と同じ極性を持つ。
制御装置134は、トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取っている期間の間、複数の関数の内の1つか又は関数の組合せをAFFに適用し続ける。一例として、制御装置134は、反射エコー信号が進行する距離に2を乗算し、次いでその結果を、反射エコー信号が進行する媒体中での反射エコー信号の速度で割り算することによって、トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取る期間を計算する。別の例として、制御装置134は、トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取る期間を計算せず、その期間は制御装置134に記憶されている。
トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取るとき、制御装置134は複数の関数の内の1つか又は関数の組合せをAFFに適用することを中止する。トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取っているとき、比較器136は制御装置134から受け取った信号の振幅を基準信号の所定の振幅と比較する。比較器136により、比較に基づいて、制御装置134から受け取った信号の振幅が基準信号の所定の振幅よりも小さいと判定された場合、比較器136はスイッチ132を開くための信号をスイッチ132に供給する。トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取る期間の間、制御装置134から受け取った信号の振幅は基準信号の所定の振幅よりも小さい。別の例として、比較器136が制御装置134から受け取った信号の振幅は、AFFがほぼゼロに等しいか又はゼロに等しいときに、基準信号の所定の振幅よりも小さい 。
制御装置134は、トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取る期間の間、複数の関数の内の1つか又は関数の組合せをAFFに適用することを中止する。一例として、制御装置134は、反射エコー信号が進行する距離に2を乗算し、次いでその結果を、反射エコー信号が進行する媒体中での反射エコー信号の速度で割り算することによって、トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取る期間を計算する。別の例として、制御装置134は、トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取る期間を計算せず、その期間は制御装置134に記憶されている。
代替実施形態では、制御装置134は、トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取る期間の間、複数の関数の内の1つか又は関数の組合せをAFFに適用し続ける。比較器136は制御装置134から受け取った信号の振幅を基準信号の所定の振幅と比較する。トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取る期間の間、制御装置134から受け取った信号の振幅が基準信号の所定の振幅よりも小さい。トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取るとき、スイッチ132は閉じた状態に留まる。トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取るとき、制御装置134は複数の関数の内の1つか又は関数の組合せをAFFに適用することを中止する。比較器136は制御装置134から受け取った信号の振幅を基準信号の所定の振幅と比較する。比較器136により、比較に基づいて、制御装置134から受け取った信号の振幅が基準信号の所定の振幅に少なくとも等しいと判定された場合、比較器136はスイッチ132を開くための信号をスイッチ132に供給する。トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取る期間の間、制御装置134から受け取った信号の振幅は基準信号の所定の振幅に少なくとも等しい。トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取る期間の間、制御装置134は複数の関数の内の1つか又は関数の組合せをAFFに適用することを中止する。
更に別の代替実施形態では、トランスデューサ素子40が近距離場88及び遠距離場90から反射エコー信号を受け取る期間の間、制御装置134は複数の関数の内の1つか又は関数の組合せをAFFに適用し続ける。トランスデューサ素子40が近距離場88及び遠距離場90から反射エコー信号を受け取るとき、スイッチ132は閉じた状態に留まる。
増幅器122で生成される出力のタイプはAFFへの入力のタイプへ変換され、またAFFからの出力のタイプは増幅器122への入力のタイプへ変換される。例えば、増幅器122がトランスアドミタンス増幅器である場合、電圧がトランスアドミタンス増幅器に入力されるとき、トランスアドミタンス増幅器は電流を出力する。また、増幅器122がトランスアドミタンス増幅器である場合、AFFは、増幅器122からの電流出力をサンプリングして、該電流を電圧へ変換する調節可能なCCVSを含み、該電圧は増幅器122に入力として供給される。別の例として、増幅器122がトランスインピーダンス増幅器である場合、電流がトランスインピーダンス増幅器に入力されるとき、トランスインピーダンス増幅器は電圧を出力する。また、増幅器122がトランスインピーダンス増幅器である場合、AFFは、増幅器122からの電圧出力をサンプリングして、該電圧を電流へ変換する調節可能なVCCSを含み、該電流は増幅器122に入力として供給される。更に別の例として、増幅器122を、電圧が増幅器122に入力されたときに電圧を出力する電圧増幅器とした場合、AFFは、増幅器122からの電圧出力をサンプリングして、電圧を出力する調節可能なVCVSである。別の例として、増幅器122を、電流が増幅器122に入力されたときに電流を出力する電流増幅器とした場合、AFFは、増幅器122からの電流出力をサンプリングして、電流を出力する調節可能なCCCSである。
AFFの位相はFFFの位相に比例する。例えば、FFFの位相が−90°である場合にAFFの位相が−180°であり、そこでFFFの位相が−70°へ変化すると、AFFの位相は−140°へ変化する。更に別の例として、FFFの値が1/(2*π*j*0.5ピコファラッド*f)に等しい場合で、且つ接続点140と入力INとの間に配置された(図6に示す)インピーダンスZCCの値が1/(2*π*j*10ピコファラッド*f)に等しい場合、AFFは2*π*j*fに比例する値を持つ。ここで、fは周波数を表し、jは(−1)1/2 に等しく、*は乗算を表す。代替実施形態では、AFFの位相はFFFの位相に等しい。例えば、FFFの位相が−10°である場合にAFFの位相が−10°であり、またFFFの位相が−70°へ変化すると、AFFの位相は−70°へ変化する。更に別の代替実施形態では、AFFの位相はFFFの位相に比例しない。例えば、FFFの位相が−20°である場合にAFFは−70°の位相を持ち、そこでFFFの位相が−70°へ変化すると、AFFの位相は−10°へ変化する。別の例として、FFFの位相が−20°である場合にAFFは−70°の位相を持ち、そこでFFFの位相が−60°へ変化すると、AFFの位相は−70°に留まる。
FFFの入力とFFFの出力との間でFFFによって与えられる位相シフトは、AFFの入力とAFFの出力との間でAFFによって与えられる位相シフトに比例する。例えば、FFFによる位相シフトが90°である場合にAFFによる位相シフトが270°であり、そこでFFFによる位相シフトが30°へ変化すると、AFFによる位相シフトは90°へ変化する。代替実施形態では、AFFによって与えられる位相シフトは、FFFによって与えられる位相シフトに等しい。例えば、FFFによる位相シフトが90°である場合にAFFによる位相シフトが90°であり、またFFFによる位相シフトが30°へ変化すると、AFFによる位相シフトは30°へ変化する。更に別の代替実施形態では、AFFによって与えられる位相シフトは、FFFによって与えられる位相シフトに比例しない。例えば、FFFによる位相シフトが90°である場合にAFFによる位相シフトが260°であり、そこでFFFによる位相シフトが30°へ変化すると、AFFによる位相シフトは70°へ変化する。別の例としてFFFによる位相シフトが90°である場合にAFFによる位相シフトが260°であり、そこでFFFによる位相シフトが30°へ変化すると、AFFによる位相シフトは260°に留まる。
図6は、VINでT/Rスイッチ44に結合され且つVOUTでT/Rスイッチ48に結合されるAGA150の一実施形態を示す。AGA150は、トランスインピーダンス増幅器152と、インピーダンスZFBを持つ固定帰還ループ154と、調節可能な帰還ループ156とを含む。調節可能な帰還ループ156は、可変トランスコンダクタンス・セル158と、スイッチ132と、制御装置134と、比較器136とを含んでいる。
固定帰還ループ154はトランスインピーダンス増幅器152と並列に結合され且つ接続点162及びVOUTに結合されている。可変トランスコンダクタンス・セル158はVOUTに結合され且つスイッチ132に結合されており、スイッチ132は接続点162に結合されている。トランスインピーダンス増幅器152は、キャパシタンスCを持つコンデンサか又は抵抗器のような負荷166を介してアースに結合される。
トランスインピーダンス増幅器152は和信号を受け取って、該和信号をトランスインピーダンス増幅器152の固定の利得に基づいて増幅して、VOUTに増幅後の電気信号を生成する。固定帰還ループ154はVOUTからの増幅後の電気信号をサンプリングし、インピーダンスZFBを適用することによって増幅後の電気信号を修正し、接続点162に固定帰還信号を生成する。可変トランスコンダクタンス・セル158はVOUTからの増幅後の電気信号をサンプリングし、トランスコンダクタンスを適用することによって増幅後の電気信号を修正し、接続点162に調節可能な帰還信号を生成する。
トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取るとき、制御装置134は、複数の関数の内の1つか又は関数の組合せを適用することによって、可変トランスコンダクタンス・セル158のトランスコンダクタンスの値を変える。比較器136が制御装置134から受け取った信号を基準信号と比較する。比較器136により、比較に基づいて、制御装置134から受け取った信号の振幅が基準信号の所定の振幅に少なくとも等しいと判定された場合、比較器136はスイッチ132を開くための信号をスイッチ132へ送らない。トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取るとき、スイッチ132は閉じた状態に留まる。
スイッチ132が閉じているとき、VINをインピーダンスZCCで割り算することによって生成された電気信号、固定帰還ループ154からの固定帰還信号出力、及び可変トランスコンダクタンス・セル158からの調節可能な帰還信号出力が接続点162で合算されて、和信号が生成され、この和信号はトランスインピーダンス増幅器152に供給される。一実施形態では、トランスインピーダンス増幅器152が電圧増幅器と置換された場合、AGA150はインピーダンスZCCを含まない。代替実施形態では、可変トランスコンダクタンス・セル158からの調節可能な帰還信号出力は、固定帰還ループ154からの固定帰還信号出力とは極性が反対である。更に別の代替実施形態では、可変トランスコンダクタンス・セル158からの調節可能な帰還信号出力は、固定帰還ループ154からの固定帰還信号出力と極性が同じである。制御装置134は、トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取る期間の間、複数の関数の内の1つか又は関数の組合せを可変トランスコンダクタンス・セル158に適用し続ける。
トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取るとき、制御装置134は複数の関数の内の1つか又は関数の組合せを可変トランスコンダクタンス・セル158に適用するのを中止する。比較器136が制御装置134から受け取った信号の振幅を基準信号の所定の振幅と比較する。比較器136により、比較に基づいて、制御装置134から受け取った信号の振幅が基準信号の所定の振幅よりも小さいと判定された場合、比較器136はスイッチ132を開くための信号をスイッチ132に供給する。トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取る期間の間、制御装置134は複数の関数の内の1つか又は関数の組合せを可変トランスコンダクタンス・セル158に適用するのを中止する。
図7は、ZFB=1/(2*π*j*0.5ピコファラッド*f)及びZCC=1/(2*π*j*10ピコファラッド*f)で、AFFが2*π*j*fに比例する値を持つ場合の、周波数に対するAGA150の伝達関数H(i,f)のグラフを示す。伝達関数H(i,f)は縦座標180で表し、周波数fは横座標182で表す。グラフは、伝達関数H(i,f)を計算することによって求められる。伝達関数H(i,f)は、接続点162にキルヒホッフの電流則を適用し且つVOUT/VINを求めることによって計算される。伝達関数H(i,f)は次式で表される。
H(i,f): =−ZFB(f)[A(f)/[ZFB(f)+GM(i,f)A(f)ZCC(f)ZFB(f)+ZCC(f)+ZCC(f)A(f)]]
......(1)
ここで、A(f)はトランスインピーダンス増幅器152の固定の利得であり、GMは可変トランスコンダクタンス・セル158のトランスコンダクタンスであり、iは可変トランスコンダクタンス・セル158を制御するための制御装置134からの電流入力である。制御装置134は、電流iを変更することによって、GMを変更する。GMが変化するとき、伝達関数H(i,f)は変化する。
曲線186は、可変トランスコンダクタンス・セル158のトランスコンダクタンスが0ジーメンスに等しいときの伝達関数H(i,f)を示す。また、曲線188は、可変トランスコンダクタンス・セル158のトランスコンダクタンスが1ピコジーメンスに等しいときの伝達関数H(i,f)を示す。更に、曲線190は、可変トランスコンダクタンス・セル158のトランスコンダクタンスが3ピコジーメンスに等しいときの伝達関数H(i,f)を示す。
図8は、AFFの値の関数として伝達関数H(i,f)を示すグラフである。グラフは3MHzような固定周波数で求めたものである。伝達関数H(i,f)は縦座標200で表し、可変トランスコンダクタンス・セル158のトランスコンダクタンスは横座標202で表す。調節可能な帰還ループ156の伝達関数が電流iに比例する場合、固定周波数における伝達関数H(i,f)は電流iによって制御される。
利得を調節するためのシステム及び方法の技術的効果として、トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取るとき増幅器122が飽和するのを防止すること、及び最小量の電力を利用することが挙げられる。調節可能な帰還ループは、AGA120の利得を制御することによって、増幅器122が飽和するのを防止する。AGA120の利得を制御するには、増幅器122へ供給される和信号を制御する。増幅器122へ供給される和信号を制御するには、トランスデューサ素子40が近距離場88及び遠距離場90の少なくとも一方から反射エコー信号を受け取るときに、複数の関数の内の1つか又は関数の組合せをAFFに適用する。トランスデューサ素子40が遠距離場90から反射エコー信号を受け取るとき、比較器136がスイッチ132を開くので、最小量の電力が利用される。また、トランスデューサ素子40が近距離場88から反射エコー信号を受け取るときにAFFによって消費される電力が、トランスデューサ素子40によって生成される超音波エネルギの減衰量に比例するので、最小量の電力が利用される。ここで、AGA120が、サブシステム12以外のサブシステムに結合されるプローブ内で使用されことに留意されたい。
本発明を様々な特定の実施形態について説明したが、当業者には本発明が特許請求の範囲に記載の精神及び範囲内で変更して実施できることが認められよう。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
利得を調節するためのシステム及び方法が実現される超音波撮像システムの一実施形態の略図である。 図1の超音波撮像システムと共に位置するトランスデューサ・アレイを含むプローブ及びサブシステムのビームフォーマの一実施形態を示す略図である。 図1の超音波撮像システムによって撮像される被検体からの反射されたエコー信号を受け取るプローブのハウジングの一実施形態を示す略図である。 図1の超音波撮像システムを使用して撮像される被検体からの反射されたエコー信号を受け取るプローブの一実施形態の回路図である。 図2のトランスデューサ・アレイに結合される利得調節可能な増幅器(AGA)の一実施形態を示す略図である。 図2のトランスデューサ・アレイに結合されるAGAの別の実施形態を示す略図である。 図6のAGAの伝達関数H(i,f)を、AGAの調節可能な帰還ループにおけるトランスコンダクタンスの関数として示すグラフである。 特定の周波数における伝達関数H(i,f)を、図6のAGA内に位置するトランスコンダクタンス・セルのトランスコンダクタンスの関数として示すグラフである。
符号の説明
10 超音波撮像システム
11 プローブ
12 サブシステム
20 カーネル
36 表示装置
38 ハウジング
39 トランスデューサ素子のアレイ
40 トランスデューサ素子
41、45、47 ワイヤ
46 利得調節可能な増幅器
88 近距離場
90 遠距離場
100 ハウジング
102 プローブ
104、106、108、110、114 表面
112 トランスデューサ素子のアレイ
116 ハウジング
117 プローブ
118 部分開口ビームフォーマ
119 ワイヤ
120 利得調節可能な増幅器
122 増幅器
124 固定利得帰還ループ
128 調節可能な帰還ループ
132 スイッチ
140 接続点
150 利得調節可能な増幅器
152 トランスインピーダンス増幅器
154 固定帰還ループ
156 調節可能な帰還ループ
158 可変トランスコンダクタンス・セル
162 接続点
180、200 縦座標
182、202 横座標
186、188、190 曲線

Claims (10)

  1. ハウジング(38)と、
    信号を受け取るように構成されているトランスデューサ素子(40)と、
    前記ハウジング(38)の内部に位置していて、ゼロ以外の傾斜を持つ関数に基づいて信号に与えられる利得を調節するように構成されている利得調節可能な増幅器(46)と、
    を含んでいるプローブ(11)。
  2. 前記利得調節可能な増幅器(46)は、信号を増幅するように構成されている低ノイズ増幅器と、前記低ノイズ増幅器と並列に接続された固定帰還ループ(124)と、前記低ノイズ増幅器の入力及び出力に結合された調節可能な帰還ループ(128 )とを含んでいる、請求項1記載のプローブ(11)。
  3. 前記利得調節可能な増幅器(46)は、固定の利得を持つ低ノイズ増幅器と、前記固定の利得を調節するために使用される固定の帰還係数を持つ固定帰還ループ(1224)と、前記固定の利得を調節するために使用される調節可能な帰還係数を持つ調節可能な帰還ループ(128)とを含んでいる、請求項1記載のプローブ(11)。
  4. 前記利得調節可能な増幅器(46)は、固定の利得を持つ低ノイズ増幅器と、前記プローブ(11)が近距離場(88)及び遠距離場(90)の内の少なくとも一方からの信号を受け取るまで前記固定の利得を調節するために使用される調節可能な帰還係数を持つ調節可能な帰還ループ(128)とを含んでいる、請求項1記載のプローブ(11)。
  5. 前記利得調節可能な増幅器(46)は、電圧制御型電圧源、電圧制御型電流源、電流制御型電流源及び電流制御型電圧源の内の少なくとも1つを持つ固定帰還ループ(124)を含んでいる、請求項1記載のプローブ(11)。
  6. 前記利得調節可能な増幅器(46)は、調節可能な帰還ループ(128)と、前記調節可能な帰還ループ(128)の調節可能な帰還係数を調節するように構成されている制御器(134)とを含んでいる、請求項1記載のプローブ(11)。
  7. 前記利得調節可能な増幅器(46)は、調節可能な帰還ループ(128)と、前記調節可能な帰還ループの調節可能な帰還係数を調節するように構成されている制御器(134)とを含んでおり、また、前記調節可能な帰還ループ(128)は、前記制御器(134)によって制御される調節可能な電圧制御型電圧源、調節可能な電圧制御型電流源、調節可能な電流制御型電流源及び調節可能な電流制御型電圧源の内の少なくとも1つを含んでいる、請求項1記載のプローブ(11)。
  8. 前記利得調節可能な増幅器は、固定帰還ループ(124)と、前記固定帰還ループ(124)の位相に比例する又は等しい又は比例しない位相を持つ調節可能な帰還ループ(128)とを含んでいる、請求項1記載のプローブ(11)。
  9. ハウジング(38)を持つ超音波プローブ(11)と、
    前記ハウジング(38)内に位置していて、被検体からの反射エコー信号を受け取るように構成されているトランスデューサ素子(40)と、
    前記ハウジング(38)内に位置していて、前記トランスデューサ素子(40)に連絡するように構成されている増幅器(122)であって、前記トランスデューサ素子(40)から入力信号を受け取り且つ該入力信号に基づいた増幅後の信号を出力するように構成されている増幅器(122)と、
    前記増幅器(122)に接続されていて、前記増幅器(122)に帰還信号を供給するように構成されている調節可能な帰還ループ(128)であって、前記帰還信号が前記増幅後の信号に基づいて変化する、調節可能な帰還ループ(128)と、
    を含んでいる超音波撮像システム(10)。
  10. 前記調節可能な帰還ループ(128)は、前記被検体からの反射エコー信号を前記トランスデューサ素子(40)で受け取っている時間部分の間、前記増幅器(122)から切り離される、請求項9記載の超音波撮像システム(10)。
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