JP2006061409A - 静電霧化装置付き衣類収納庫 - Google Patents

静電霧化装置付き衣類収納庫 Download PDF

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Abstract

【課題】 衣類収納庫内の空気中に含まれる臭いや、衣類収納庫の内面に付着した臭いを脱臭し、特に衣類の表面及び内部の臭いや、衣類収納庫の細部に付着した臭いを効果的に除去し、且つ衣類収納庫内におけるカビ等の発生を効果的に防止する。
【解決手段】 水粒子放出部30と対向電極31との間に高電圧を印加することで水粒子放出部30の水を霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水を生成する静電霧化装置3を構成する。開口部5を閉塞する開閉自在な扉7を備えた衣類収納庫2に静電霧化装置3を該静電霧化装置3によって生成される帯電微粒子水が衣類収納庫2内の空間に放出されるように設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は衣類収納庫内の脱臭とカビの発生を抑制できる静電霧化装置付き衣類収納庫に関する。
従来のクローゼット等の衣類収納庫にあっては、例えば通勤・通学等で使用した煙草の臭いや汗によるアンモニア臭等が付着した衣類を衣類収納庫内に収納した場合、この使用した衣類から他の収納された衣類に臭いが移ったり、衣類収納庫内に臭いがこもるといった問題が生じる。
また特許文献1に示すように衣類収納庫内の脱臭を行う衣類収納庫も知られており、このものは衣類収納庫内の空気を酸化チタン触媒等の脱臭フィルタを通して循環させ、これにより衣類収納庫内に臭いがこもることを防止している。しかしながらこの特許文献1に示す従来例にあっては衣類収納庫内の空気を脱臭フィルタに通過させることで衣類収納庫内の脱臭を行うものであるため、衣類の繊維や衣類収納庫内の細部に付着した臭いを直接脱臭することができず脱臭効果が低かった。またこのものは衣類収納庫内の空気を脱臭フィルタを通して循環させることで脱臭を行っているため、空気の循環に伴って臭いが付着した衣類から他の衣類に臭いが移るという問題もある。また使用した衣類には雨や汗等が付くことがあるため、このような衣類を衣類収納庫内に収納した場合には衣類収納庫内は湿度が高くなってしまい、これにより衣類収納庫内にカビや菌等が発生してしまうことがあって衛生的ではない。
また室内空気を清浄化する空気清浄機に、水を霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水を生成する静電霧化装置を設け、該静電霧化装置によって生成された拡散性が高く脱臭及び除菌が行えるナノメータサイズの帯電微粒子水を室内に噴霧することで、部屋の脱臭や除菌を行うものも知られているが、静電霧化装置を備えた衣類収納庫は従来にはなかった。
特開2002−80106号公報 特開2003−79714号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、衣類収納庫内の空気中に含まれる臭いや、衣類収納庫の内面に付着した臭いを脱臭することができるのは勿論、衣類の表面及び内部の臭いや、衣類収納庫の細部に付着した臭いを効果的に除去でき、しかも衣類収納庫内におけるカビや菌の発生を効果的に抑制できる静電霧化装置付き衣類収納庫を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る静電霧化装置付き衣類収納庫は、水粒子放出部30と、該水粒子放出部30と対向する対向電極31と、水粒子放出部30に水を供給するための水供給手段と、水粒子放出部30と対向電極31との間に高電圧を印加する電圧印加部36とを備え、水粒子放出部30と対向電極31との間に高電圧を印加することで水粒子放出部30の水を霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水を生成する静電霧化装置3を構成し、開口部5を閉塞する開閉自在な扉7を備えた衣類収納庫2に前記静電霧化装置3を該静電霧化装置3によって生成される帯電微粒子水が衣類収納庫2内の空間4に放出されるように設けて成ることを特徴とする。
このように衣類収納庫2にナノメータサイズの帯電微粒子水を生成する静電霧化装置3を該静電霧化装置3によって生成される帯電微粒子水が衣類収納庫2内の空間4に放出されるように設けることで、静電霧化装置3によって生成されたナノメータサイズと非常に小さく空気中に長時間消滅せずに浮遊し且つ拡散性が高い帯電微粒子水を衣類8や衣類収納庫2内の細部に付着させ、この帯電微粒子水が有する活性種により、衣類8の表面や内部にある臭気成分や衣類収納庫2内の細部に付着した臭気成分を効果的に除去でき、且つ衣類収納庫2内におけるカビや菌の発生を効果的に防止できる。
また上記衣類収納庫2に該衣類収納庫2内の空間4を衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10とに仕切る仕切り部12を設け、衣類収納庫2に上記静電霧化装置3を、該静電霧化装置3によって生成される帯電微粒子水が衣類消臭スペース9に放出されるように設けることも好ましい。
上記構成により静電霧化装置3を運転した場合には、衣類消臭スペース9における帯電微粒子水の濃度を短時間で高めることができて、衣類消臭スペース9を臭いが付着した衣類8の消臭を行うための専用のスペースとでき、これにより臭いが付着した衣類8を衣類消臭スペース9に収納し、衣類消臭スペース9で消臭された衣類8等の臭いが付着していない衣類8を衣類収納スペース10に収納するといった利用ができ、衣類消臭スペース9に収納した臭いが付着した衣類8から衣類消臭スペース9とは別の独立したスペースである衣類収納スペース10に収納した他の衣類8に臭いが移ることを防止できる。
また上記仕切り部12が衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10とを連通させる開口13を開閉自在に閉塞するものであることも好ましい。
開口13を開閉することで、使用者は開口13を閉塞して上記仕切り部12により衣類収納庫2内を衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10とに仕切った状態と、開口13を開放して仕切り部12により衣類収納庫2内を衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10とに仕切らない状態とを選択でき、仕切り部12により衣類収納庫2内を衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10とに仕切らないようにした場合には、衣類収納庫2内の全体に帯電微粒子水を充満させることができて、衣類収納庫2内全体の空気及び衣類の脱臭を行うことができ、且つ衣類収納庫2内全体のカビ等の発生を防止できる。
また上記仕切り部12の少なくとも衣類消臭スペース9側の面部を帯電防止材により構成することも好ましい。
静電霧化装置3で生成された電荷を帯びた帯電微粒子水が、静電霧化装置3から離れた位置にある衣類8や衣類収納庫2内の細部に到達する前に仕切り部10に電気的に引き寄せられ難くなり、衣類8や衣類収納庫2内の細部にまで効率良く帯電微粒子水を行き渡らせることができる。
また上記水供給手段が、衣類収納庫2内の空間4の空気中の水分を結露させることで水粒子放出部30に供給される水を生成する結露水生成装置40であることも好ましい。
結露水生成装置40によって静電霧化装置3の帯電微粒子水の生成に用いられる水を自動的に生成でき、使用者が静電霧化装置3によって使用される水を補給する手間が省ける。
また上記結露水生成装置40による単位時間当たりの結露水の生成量を静電霧化装置3による単位時間当たりのナノメータサイズの帯電微粒子水の生成量よりも多くすることも好ましい。
結露水の生成量を帯電微粒子水の生成量よりも多く設定することで、結露水生成装置40を除湿手段として利用して衣類収納庫2内を除湿することができ、衣類収納庫2内のカビ等の発生を一層防止できる。
また一端が空気吸込口22となり且つ他端が空気吐出口23となった空気流路24と、空気吸込口22から衣類収納庫2内の空気を空気流路24に吸い込む共に該空気を空気吐出口23から衣類収納庫2内に吐出する送風手段とを備え、空気流路24における上流側から下流側にかけて、フィルタ部26、静電霧化装置3、を順に配置することも好ましい。
静電霧化装置3によって生成される帯電微粒子水がフィルタ部26によって清浄化された空気に放出されることとなるため、静電霧化装置3で生成された帯電微粒子水に含まれる活性種が目的とする衣類8や静電霧化装置3から離れた衣類収納庫2の内面に到達する前に塵等に当たることを防止でき、静電霧化装置3から離れた箇所における脱臭効果及びカビ等の発生の抑制効果が一層増す。また特に静電霧化装置3に上記結露水生成装置40を設けたものにあっては、結露水生成装置40よりも上流側にあるフィルタ部26によって空気を清浄化できるため、結露水生成装置40に塵等が付着堆積したり、結露水生成装置40によって生成される結露水に臭気成分が溶存してしまうことを防止できる。
本発明では、衣類収納庫内の空気中に含まれる臭いや、衣類収納庫の内面に付着した臭いを脱臭することができるのは勿論、衣類の表面及び内部の臭いや、衣類収納庫の細部に付着した臭いを効果的に除去でき、尚且つ衣類収納庫内でカビや菌が発生することを効果的に抑制できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1に示す本実施形態の静電霧化装置付き衣類収納庫1は内部にスーツ、コート、ズボン、スカート等の衣類8を収納できる空間4を形成してなる衣類収納庫2を備え、衣類収納庫2内には水Wを霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水(ミストM)を生成する静電霧化装置3をその生成される帯電微粒子水が衣類収納庫2内の空間4に放出されるように設けている。なお図示例の衣類収納庫2は部屋の壁面に開口部5を形成してなる壁埋め込み式のクローゼットであるが、衣類収納庫2としてはこれに限定されるものではなく、例えば洋服ダンス等であっても良い。
衣類収納庫2は、前面に矩形状の開口部5を形成した収納庫本体6と、収納庫本体6の開口部5を閉塞する開閉自在な扉7とを備え、扉7を開くことで開口部5から衣類収納庫2内の空間4(収納庫本体6内の空間)に衣類8を出し入れできるようになっている。なお図1の27は衣類収納庫2の底壁部2eの上面に設けた引出しである。
衣類収納庫2の収納庫本体6には仕切り部12を設けてあり、この仕切り部12により衣類収納庫2内の空間4は、開口部5側から見て衣類消臭スペース9と、後述する両衣類収納空間10a、10bにて構成された衣類消臭スペース9よりも体積の大きな衣類収納スペース10に仕切られている。図示例の仕切り部12は衣類収納庫2内の両側壁部2a、2b間(左右方向の中間部)に左右方向に間隔を介して配設された略板状の仕切り部材12a、12bからなり、即ち本例では両仕切り部材12a、12bにより、衣類収納庫2内の空間4が、衣類収納庫2(収納庫本体6)の両側壁部2a、2bの内一方の側壁部2aと同側壁部2a側の一方の仕切り部材12aの間、及び収納庫本体6の他方の側壁部2bと同側壁部2b側の他方の仕切り部材12bの間の夫々に形成された衣類収納空間10a、10bと、この左右両側に形成された両衣類収納空間10a、10b間に位置して両仕切り部材12a、12b間に形成された衣類消臭スペース9とに区画されている。
各仕切り部材12a、12bは、図3に示すように収納庫本体6の後部に左右方向に間隔を介して固設されて扉7との間に衣類消臭スペース9と衣類収納空間10a(又は10b)とを連通させる開口13を形成する平行な2枚の固定仕切り板14と、両固定仕切り板14間に形成された可動仕切り板収納部14aに前後方向に出し入れ自在に収納されて前記開口13を開閉自在に閉塞できる可動仕切り板15とで構成され、可動仕切り板15で開口13を開閉することで衣類消臭スペース9と各衣類収納空間10a、10bとの間を仕切るか否かを変更できるようになっている。ここで仕切り部12により衣類収納庫2内を衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10に仕切った場合には、図3に示すように各仕切り部材12a、12bは衣類収納庫2内の前後方向における略全長に亙るものであり、即ちこの場合衣類消臭スペース9及び各衣類収納空間10a、10bは略完全に独立した空間となる。なお衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10とを連通させる開口及び該開口を開閉自在に閉塞する仕切り部材12a、12bの構成としては上記に限定されるものではなく、例えば各仕切り部材12a、12bを収納庫本体6に着脱自在に取り付けられた一枚の仕切板にて構成する等しても良い。
上記固定仕切板14及び可動仕切り板15で構成された各仕切り部材12a、12bはその全部が帯電防止材である木材により形成されており、また衣類収納庫2の内面部の全て(即ち衣類収納庫2の両側壁部2a、2b及び奥壁部2c及び天壁部2d及び底壁部2eと扉7)と引出し27も帯電防止材である木材により形成されている。即ち衣類収納庫2における衣類消臭スペース9を包囲して消臭スペース9を形成する部分を消臭部16とし、衣類収納スペース10を包囲して衣類収納スペース10を形成する部分を衣類収納部17とすると、消臭部16の内面部及び衣類収納部17の内面部はその全部が帯電防止材である木材により形成されている。なお本例では上記各仕切り部材12a、12bの全部を帯電防止材である木材により形成したが、各仕切り部材12a、12bは少なくとも衣類消臭スペース9側の面部が帯電防止材により形成されていれば良い。
また図1に示すように仕切り部12によって形成された衣類消臭スペース9及び衣類収納スペース10(両衣類収納空間10a、10b)の夫々には、ハンガー18を用いて衣類8をかけて収納できるようにハンガーポール19が架設されている。
上記衣類消臭スペース9及び衣類収納スペース10の内、衣類消臭スペース9のみには図2に示すように静電霧化装置3を備えた静電霧化ユニット20を配設してあり、仕切り部12によって衣類収納庫2内を衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10とに仕切った場合には、衣類消臭スペース9は静電霧化装置3で生成された帯電微粒子水が直接放出される空間となっており、また衣類収納スペース10は静電霧化装置3で生成された帯電微粒子水が放出されない空間となっている。
静電霧化ユニット20は衣類消臭スペース9に配設したハンガーポール19の下方に位置するように衣類消臭スペース9の下端部に配設され、該静電霧化ユニット20の外殻は消臭部16の底面部に設けたケース21にて構成されている。図4に示すようにケース21の内部には一端を空気吸込口22とし他端を空気吐出口23とする空気流路24を形成してあり、空気吸込口22及び空気吐出口23はケース21の上面における前後方向に間隔を介した箇所から上方に向けて開口している。空気流路24には送風手段としてファン25(本例ではシロッコファン)を設けてあり、仕切り部12により衣類収納庫2内を仕切った状態で、ファン25が運転されると、図2及び図4の矢印に示すようにケース21外部にある衣類消臭スペース9の空気が空気吸込口22から空気流路24に流入し、この空気が空気吐出口23からケース21外部の衣類収納スペース4に吐出され、これにより衣類消臭スペース9にある空気は空気流路24を通って循環する。
上記空気流路24の上流端に形成された空気吸込口22にはフィルタ部26を設けてあり、フィルタ部26は、微細網目を有して塵や埃、微粒子を捕捉する集塵フィルタ26aと、集塵フィルタ26aよりも下流側に配されて活性炭又は酸化触媒を備えて臭気成分を分解除去する脱臭フィルタ26bと、からなる。
また空気流路24におけるフィルタ部26及びファン25よりも下流側には後述する帯電微粒子水生成部32を備えた静電霧化装置3を設けてあり、即ち空気流路24には上流側から下流側にかけて、集塵フィルタ26a、脱臭フィルタ26b、ファン25、静電霧化装置3、が順に配置されている。
しかして上記ファン25の運転により、空気吸込口22から空気流路24に流入した空気は、フィルタ部26を通過して、集塵フィルタ26aにより空気中に含まれる塵等が捕捉されると共に脱臭フィルタ26bにより空気中に含まれる臭気成分が除去され、この後、ケース21外部に吐出されることとなる。
上記衣類消臭スペース9に配された静電霧化装置3は、一対の電極として機能する水粒子放出部30及び対向電極31と、前記水粒子放出部30に水Wを供給するための水供給手段と、水粒子放出部30と対向電極31との間に高電圧を印加する電圧印加部36とを備えたもので、帯電微粒子水生成部32を構成する水粒子放出部30と対向電極31との間に高電圧を印加することで水粒子放出部30の水Wからナノメータサイズの帯電微粒子水を生成するものである。
図5に静電霧化装置3の一例を示す。図示例の静電霧化装置3は、水Wを溜める液溜め部33と、下端が液溜め部33内に入れられた水に浸される多孔質材からなる棒状の搬送部34と、これら搬送部34の保持及び水Wに対する電圧の印加のための液印加電極35と、前記搬送部34の先端部の水粒子放出部30と対向する対向電極31と、上記液印加電極35と対向電極31との間に高電圧を印加する電圧印加部36とからなる。
対向電極31と液印加電極35は共にカーボンのような導電材を混入した合成樹脂やSUSのような金属で形成してある。
搬送部34は多孔質材で棒状に形成されるもので、本実施形態では粒径が2〜500μmのセラミック粒子からなり、その隙間の細孔が1〜250μmで連続気泡状に配置されるように形成してある。搬送部34の上端は針状に尖った水粒子放出部30となっており、搬送部34の上部が液印加電極35よりも上方に突出し、下部が液印加電極35から下方に突出して上記液溜め部33内に入れられた水と接触するようになっており、本例では水供給手段を搬送部34と液溜め部33とで構成してある。
対向電極31は接地してあり、液印加電極35に電圧印加部36を接続して高電圧を印加すると共に、多孔質材で形成されている搬送部34が毛細管現象により液溜め部33に入れてある水Wを吸い上げている時、搬送部34の上端の水粒子放出部30が液印加電極35側の実質的な電極として機能する。電圧印加部36としては、電界強度が500V/mm以上、特に700〜1200V/mmの電界強度を与えることができるものが好ましい。
そして、電圧印加部36により搬送部34と対向電極31との間に高電圧を印加することで、水粒子放出部30の水Wが高電圧により大きなエネルギーを受けて表面張力を超えて分裂を繰り返すという所謂レイリー分裂を起こしてナノメータサイズの粒子径のイオンのミスト(例えば10〜30ナノメータ)を発生させる静電霧化がなされ、この時、同時に生成された反応性に富む活性種(ヒドロキシラジカル、スーパーオキサイド等の脱臭・除菌の源となる物質)が、分裂した水に含まれ空気中に飛び出す。このようにして水粒子放出部30から活性種を含んだナノメータサイズの帯電微粒子水を発生させるものである。活性種は非常に反応性に富むため、悪臭成分の分解やカビ等の発生の抑制に高い効果を発揮する。以下に臭気とナノメータサイズの帯電微粒子水に含まれた活性種の脱臭反応式を示す。
アンモニア 2NH3+6・OH→N2+6H2O
アセトアルデヒド CH3CHO+6・OH+O2→2CO2+5H2O
酢酸 CH3COOH+4・OH+O2→2CO2+4H2O
メタンガス CH+4・OH→CO2+4H2O
一酸化炭素 CO+2・OH→CO2+H2O
一酸化窒素 2NO+4・OH→N2+2O2+2H2O
ホルムアルデヒド HCHO+4・OH→CO2+3H2O
なお、上記脱臭反応式において、・OHはヒドロキシラジカルを示す。
そして仕切り部12により衣類収納庫2内を仕切った状態で、上記静電霧化装置3の対向電極31及び液印加電極35に高電圧を印加して静電霧化装置3を運転し、同時にファン25を運転した場合には、静電霧化装置3によって生成された帯電微粒子水は空気流路24におけるフィルタ部26及びファン25よりも下流側を流れる空気に放出され、この空気に乗って空気吐出口23からケース21外部の衣類消臭スペース9に送られることとなる。これにより帯電微粒子水が有する活性種により衣類消臭スペース9の空気の脱臭が行われ、またこの衣類消臭スペース9に送られた帯電微粒子水は、衣類消臭スペース9にある衣類8の表面及び内部や消臭部16の内面に付着し、この帯電微粒子水が有する活性種により、衣類消臭スペース9にある衣類8の表面及び内部や消臭部16の内面に付着した臭いが除去され、同時に衣類収納庫2内にカビや菌等が発生することが抑制される。
ここで活性種は反応性が高いため単独で存在する場合には寿命が短いのだが、上記静電霧化装置3により得られるナノメータサイズの帯電微粒子水においては、活性種が水分子に包みこまれて存在しているため寿命が長く、しかもこの帯電微粒子水はナノメータサイズと非常に小さく空気中に長時間浮遊すると共に拡散性が高いため、活性種を含む帯電微粒子水を衣類消臭スペース9の広い範囲に行き渡らせることができ、さらにはこの活性種を含む帯電微粒子水を衣類8の内部や消臭部16内面の細孔内部にまでも至らせることができ、これにより衣類消臭スペース9の空気、衣類消臭スペースにある衣類8、消臭部16の内面を効果的に脱臭することができ、且つ消臭部16におけるカビや菌の除菌や繁殖の抑制効果を高めることができる。
また本実施形態では仕切り部12により衣類収納庫2内の空間4を衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10の独立した空間に仕切ることができ、且つ静電霧化装置3によって生成される帯電微粒子水は衣類消臭スペース9に放出されるようになっているので、仕切り部12により衣類収納庫2内を仕切った場合には、衣類消臭スペース9における帯電微粒子水の濃度を短時間で高めることができて、衣類消臭スペース9を臭いが付着した衣類8の消臭を行うための専用のスペースとでき、例えば臭いが付着した衣類8を衣類消臭スペース9に収納し、衣類消臭スペース9で消臭された衣類8等の臭いが付着していない衣類8を衣類収納スペース10に収納するといった利用ができ、これにより衣類消臭スペース9に収納した臭いが付着した衣類8から衣類収納スペース10に収納した他の衣類8に臭いが移ることを防止できる。さらにはファン25を運転しても衣類消臭スペース9から衣類収納スペース10に空気が流れることがないため、帯電微粒子水を循環させる空気流によって衣類消臭スペース9にある臭いが付いた衣類8から衣類収納スペース10にある他の衣類に臭いが移ることも防止できる。
また上記仕切り部12は帯電防止材により形成されているため、衣類収納庫2内の空間4を仕切り部材10a、10bにて仕切った場合においては、静電霧化装置3で生成された電荷を帯びた帯電微粒子水が、静電霧化装置3から離れた位置にある衣類8や衣類収納庫2内の細部に到達する前に仕切り部12に電気的に引き寄せられることが抑えられ、衣類8や衣類収納庫2内の細部にまで効率良く帯電微粒子水を行き渡らせることができる。
また上記仕切り部12は衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10とを連通させる開口13を開閉自在に閉塞するものであるので、使用者は上記仕切り部12により衣類収納庫2内を仕切った状態とするだけでなく、衣類消臭スペース9と衣類収納スペース10とを連通させる開口13を開放して、衣類収納庫2内を仕切らないようにすることもできる。この場合、上記同様静電霧化装置3を運転すると共にファン25を運転すると、空気流路24にある帯電微粒子水を乗せた空気は衣類収納庫2内の全体を循環することとなって、帯電微粒子水を衣類収納庫2内の空間全体に充満させることができて、衣類収納庫2の内面の全て及び衣類収納庫2内全体の空気及び衣類8の脱臭を行うことができ、且つ衣類収納庫2内全体のカビや菌の発生を抑制できる。
また空気流路24には、フィルタ部26、静電霧化装置3、を上流側から順に配置しているので、静電霧化装置3で生成された帯電微粒子水は、フィルタ部26よりも下流側を流れる集塵及び脱臭がなされた空気に放出されることとなり、活性種が目的とする衣類8や静電霧化装置3から離れた衣類収納庫2の内面に到達する前に塵や臭気成分に当たって消滅することを抑えることができてき、脱臭効果及びカビ等の発生の抑制効果が一層増す。
なお上記静電霧化装置3及びファン25の運転・停止の切り換え手段としては、例えば扉7が閉められた時に静電霧化装置3及びファン25が同時に運転されると共に扉7が開けられた時に同時に運転が停止されるように制御されるものや、使用者のスイッチ操作により静電霧化装置3及びファン25の運転・停止の切り換えが行われるもの等、が挙げられる。
次に上記静電霧化装置3の他例を図6に示す、なお以下の説明では図5の静電霧化装置3と同一の構成については同一の番号を付与してあり、重複する説明については説明を省略する。
図6の静電霧化装置3には、水供給手段として放熱部42と冷却部43とを備えたペルチェユニット41からなる結露水生成装置40を設けてあり、該結露水生成装置40の冷却部43を冷却することで衣類消臭スペース9又は衣類収納庫2内全体の空気中の水分を結露させることで水粒子放出部に供給される水Wを生成できるようになっている。ペルチェユニット41は、熱伝導性の高いアルミナや窒化アルミニウムから成る絶縁板Zの片面側に回路を形成してある一対のペルチェ回路板P(P1、P2)を、互いの回路側が向い合うように対向させ、多数列設してある熱電素子Nを両ペルチェ回路板P1、P2間で挟持するとともに隣接する熱電素子N同士を両側の回路で電気的に接続させ、ペルチェ入力リード線Lを介してペルチェユニット用電源44にて為される熱電素子Nへの通電により一方のペルチェ回路板P1側から他方のペルチェ回路板P2側に向けて熱が移動するように設けたもので、前記一方のペルチェ回路板P1を冷却部43側に接続するとともに他方のペルチェ回路板P2を放熱部42側に接続する。本例では図6に示すように、ペルチェ回路板P2を設けた絶縁板Zを放熱部42としての放熱フィンに接続するとともに、ペルチェ回路板P1を設けた絶縁板Zを後述する冷却部43に接続するものである。
結露水生成装置40の冷却部43はその内部に結露水を溜める液溜め部33が形成されるように上方に開口する略皿状に形成してあり、この冷却部43の内部上面に液印加電極35が設けてある。
液印加電極35は、上端部が水粒子放出部30となるもので、多孔質材で形成されるか微細孔や微細溝(図6の例では微細孔40)を有しており、その下端部から冷却部43に貯水されている結露水を毛細管現象にて放電部となる上端部の水粒子放出部30まで搬送可能な搬送部34となるようにしてある。また水粒子放出部30を金属で形成したり金属製の表面膜を形成したりして表面の熱伝導性を高く形成するとともに冷却部43に熱的に接続されるように取付けることで、水粒子放出部30の表面に直接結露水を結露させるようにしてもよい。あるいは、上端部が水粒子放出部30となる多孔質セラミック等からなる搬送部34に液印加電極35を設けてもよい。
また、冷却部43には図6に示すようにオーバーフロー孔Oが設けてあり、内部に溜められた結露水が一定水位以上となった時に前記オーバーフロー孔Oを介して余剰水を下部の余剰水貯水タンクTへ排出することができるようになっている。ここで上記結露水生成装置40による結露水の生成は静電霧化装置3による帯電微粒子水の生成と同時に行われるものとする。
なお本例では冷却部43からオーバーフローした余剰水を衣類収納庫2外部に排出する排出手段として、冷却部43からオーバーフローした水を一時的に貯留する余剰水タンクTを設け、該余剰水タンクT内の水を使用者が定期的に回収できるようにした例を示したが、例えば冷却部43からオーバーフローした余剰水を図示しない排水管を介して衣類収納庫2の外部に排水しても良い。
次に上記静電霧化装置3の更に他例を図8に示す。なお以下の説明では図5の静電霧化装置3と同一の構成については同一の番号を付与してあり、重複する説明については説明を省略する。
図8の静電霧化装置3の対向電極31、搬送部34、液印加電極35、液溜め部33は空気流路24の内面に形成された静電霧化装置収納部内に配置されており、該静電霧化装置3は上記図6の実施形態と同様のペルチェユニット41からなる結露水生成装置40を有している。結露水生成装置40はフィルタ部26及びファン25よりも下流側で且つ帯電微粒子水が放出される箇所よりも上流側に配されており、該結露水生成装置40によって生成された結露水は図8に示す集水板45によって液溜め部33内に送り込まれるようになっている。
なお図8では上記静電霧化装置3を備えた静電霧化ユニット20における吸込口22及び空気吐出口23をケース21の側面から側方に向けて開口するように設けてあり、ファン25を運転した場合には図8の矢印に示すようにケース21外部にある衣類消臭スペース9の空気が空気吸込口22から空気流路24に流入し、この空気が空気吐出口23からケース21外部の衣類収納スペース4に吐出されるものとなっているが、勿論この空気吸込口22及び空気吐出口23は図2の静電霧化ユニット20と同様にケース21の上面から上方に向けて開口するように設けられるものであっても良い。
上記図5及び図8のいずれの静電霧化装置3の例にあっても、静電霧化装置3の水供給手段を結露水生成装置40としているので、衣類収納庫2内の空間4を仕切り部10にて仕切った場合においては衣類消臭スペース9にある空間4の空気中の水分を結露させることができ、また衣類収納庫2内の空間4を仕切り部10にて仕切らなかった場合には衣類収納庫2内全体にある空気中の水分を結露させることができ、これにより静電霧化装置3の帯電微粒子水の生成に用いられる水Wを自動的に生成でき、使用者が静電霧化装置3によって使用される水Wを補給する手間が省ける。また静電霧化装置3は図5、図7、図8に示すように結露水生成装置40が空気流路24におけるフィルタ部26よりも下流側に配置されているので、結露水生成装置40の冷却部43に流れる空気中の塵や埃、浮遊微粒子を事前に除去して結露水生成装置40の冷却部43に付着堆積することを防止でき、さらには結露水生成装置40の冷却部43に流れる空気中に含まれる臭気成分を事前に除去ができて、結露水生成装置40によって生成される結露水に臭気成分が溶存することも防止できる。
また上記図5及び図8のように水供給手段を結露水生成装置40により構成した静電霧化装置3にあっては、結露水を発生させるにあたって、電圧印加部36によって水粒子放出部30と対向電極31との間に高電圧を印加すると共にペルチェユニット用電源45によって熱電素子Nへ通電を行って、静電霧化装置3による帯電微粒子水の生成と結露水生成装置40による結露水の生成とを同時に行い、この時の静電霧化装置3の帯電微粒子水の生成に使用される水量よりも多い結露水を生成するようにしても良い。これにより仕切り部12により衣類収納庫2内を仕切った場合には衣類消臭スペース9の空気の除湿を、仕切らなかった場合には衣類収納庫2内全体の空気の除湿をすることが可能となる。
ここでペルチェユニット用電源45からの熱電素子Nへの通電量が少ない帯電微粒子水の生成で使用する量の結露水のみを生成して水の補給をする水補給モード(つまり、結露水生成装置40で生成される結露水の単位時間当たりの生成量を静電霧化装置3で生成される帯電微粒子水の単位時間当たりの生成量と同等又は略同等となるように通電量が制御される水補給モード)と、ペルチェユニット用電源42から熱電素子Nへの通電量が多い除湿モード(つまり、結露水生成装置40で生成される結露水の単位時間当たりの生成量を静電霧化装置3で生成される帯電微粒子水の単位時間当たりの生成量よりも多くなるように通電量が制御される除湿モード)とを設け、両モードを切り換え自在としても良い。
水補給モードで運転した場合には、結露水を生成し、これをナノメータサイズの帯電微粒子水として、仕切り部12により衣類収納庫2内を仕切った場合には衣類消臭スペース9に、仕切らなかった場合には衣類収納庫2内全体に放出されるので、衣類消臭スペース9又は衣類収納庫2内全体の湿度は殆ど変化はないが、除湿モードにすると、結露水生成装置40で生成される結露水の単位時間当たりの生成量が、静電霧化装置3で生成される帯電微粒子水の単位時間当たりの生成量が多くなって、衣類消臭スペース9又は衣類収納庫2内全体を除湿することができ、これにより衣類消臭スペース9又は衣類収納庫2内全体にカビ等が発生することを一層抑制できる。
この除湿モードとしては、水粒子放出部30と対向電極31との間に電圧印加部36から高電圧を印加する場合と、印加しない場合とがあり、前者の場合にはナノメータサイズの帯電微粒子水を生成して衣類消臭スペース9又は衣類収納庫2内全体に放出することと衣類消臭スペース9又は衣類収納庫2内全体の除湿とが同時に行われ、後者の場合には衣類消臭スペース9又は衣類収納庫2内全体の除湿のみが行われれ、目的に応じて切り換えて運転できる。
本発明の実施の形態の一例を示し、扉の図示を省略した静電霧化装置付き衣類収納庫の全体正面図である。 同上の消臭部を示す説明図である。 図1のA―A断面図である。 同上の静電霧化ユニットの内部構造を示す説明図である。 同上の静電霧化装置の説明図である。 他の実施形態の一例を示し、静電霧化装置の説明図である。 同上の空気流路における空気の流れを示す説明図である。 静電霧化ユニットの他例を示す説明図である。
符号の説明
1 静電霧化装置付き衣類収納庫
2 衣類収納庫
3 静電霧化装置
4 衣類収納庫内の空間
5 開口部
9 衣類消臭スペース
10a、10b 衣類収納スペース
12 仕切り部
22 空気吸込口
23 空気吐出口
24 空気流路
26 フィルタ部
30 水粒子放出部
31 対向電極
40 結露水生成装置

Claims (7)

  1. 水粒子放出部と、該水粒子放出部と対向する対向電極と、水粒子放出部に水を供給するための水供給手段と、水粒子放出部と対向電極との間に高電圧を印加する電圧印加部とを備え、水粒子放出部と対向電極との間に高電圧を印加することで水粒子放出部の水を霧化してナノメータサイズの帯電微粒子水を生成する静電霧化装置を構成し、開口部を閉塞する開閉自在な扉を備えた衣類収納庫に前記静電霧化装置を該静電霧化装置によって生成される帯電微粒子水が衣類収納庫内の空間に放出されるように設けて成ることを特徴とする静電霧化装置付き衣類収納庫。
  2. 上記衣類収納庫に該衣類収納庫内の空間を衣類消臭スペースと衣類収納スペースとに仕切る仕切り部を設け、衣類収納庫に上記静電霧化装置を、該静電霧化装置によって生成される帯電微粒子水が衣類消臭スペースに放出されるように設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の静電霧化装置付き衣類収納庫。
  3. 上記仕切り部が衣類消臭スペースと衣類収納スペースとを連通させる開口を開閉自在に閉塞するものであることを特徴とする請求項2に記載の静電霧化装置付き衣類収納庫。
  4. 上記仕切り部の少なくとも衣類消臭スペース側の面部を帯電防止材により構成して成ることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の静電霧化装置付き衣類収納庫。
  5. 上記静電霧化装置の水供給手段が、衣類収納庫内の空間の空気中の水分を結露させることで水粒子放出部に供給される水を生成する結露水生成装置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の静電霧化装置付き衣類収納庫。
  6. 上記結露水生成装置で生成される結露水の単位時間当たりの生成量を静電霧化装置で生成される帯電微粒子水の単位時間当たりの生成量よりも多くすることを特徴とする請求項5に記載の静電霧化装置付き衣類収納庫。
  7. 一端が空気吸込口となり且つ他端が空気吐出口となった空気流路と、空気吸込口から衣類収納庫内の空気を空気流路に吸い込む共に該空気を空気吐出口から衣類収納庫内に吐出する送風手段とを備え、空気流路における上流側から下流側にかけて、フィルタ部、静電霧化装置、を順に配置して成ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の静電霧化装置付き衣類収納庫。
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