JP2006060698A - 画像読取装置 - Google Patents

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将太 宮島
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Abstract

【課題】 読取動作前にコンタクトガラスに付着したゴミを検知するゴミ検知処理を行う画像読取装置を提供する。
【解決手段】 原稿の読取動作を開始する前にコンタクトガラスに付着したゴミを検知するゴミ検知処理を行い、ゴミが付着している位置を不揮発性メモリに記憶し、次のゴミ検知処理の間に画像読取装置の電源がOFFされても、ゴミの付着位置を読み出し、その位置又はその位置以外の領域についてゴミ検知処理を行うことにより、ゴミ検知処理に要する時間の短縮、及び読取画質の向上を図る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像読取装置に関し、特にシートスルータイプの画像読取機能とブックリードタイプの画像読取機能とを持つ画像読取装置に関する。
一般に、デジタル複写機、原稿読取装置(イメージスキャナ)、及びファクシミリ装置のような装置は、主走査方向に平行に配設されたラインイメージセンサをコンタクトガラス上に置かれた原稿の読取面に対し副走査方向へ相対移動しながら、該原稿を読み取るブックリードモード、又はラインイメージセンサを移動させずに原稿を移動させて該原稿を読み取るシートスルーモードによって原稿の読み取りを行う。
このような画像読取装置では、装置を使用している間に光学系にゴミなどが付着し、読み取った画像が劣化する場合がある。例えば、シートスルーモードで原稿の読み取りを行った場合、原稿がコンタクトガラスに接触することによって、該コンタクトガラスにゴミが付着する。そして、コンタクトガラス上に付着したゴミは、読み取った画像に筋となって現れる。
コンタクトガラスなどの光学系に付着したゴミなどによる画像の輝度ムラを補正する処理として、シェーディング補正がある。シェーディングとは、画像形成装置の観測系における、カメラ光学系の周辺減光、撮像素子の感度の不均一性等によって生じる対象画像の本来の輝度と映像信号との変換特性の不整合のことである。画像の周辺部が中心部に比べて暗い輝度ムラとなって現れます。シェーディング補正は、画像全体が平均的に一様な明るさとなるように補正する。具体的には、全体が一様な輝度分布を持つ画像に対する画像処理系への入力データを用いて、全画素に対する変換特性を事前に求めておき、この変換特性に基づいて輝度を補正する。なお、汚れが検知された場合、ユーザにシートスルー用コンタクトガラスの清掃が促される。
特許文献1には、画像の読み取りを実行する前に、基準となる白画像を読み取り、白画像の読み取りによって得られたデータに基いてシェーディング補正を行い、ラインイメージセンサによって読み取られたデータと共にコンタクトガラスの汚れが検知された場合は、汚れを検出したことをユーザに警告し、ユーザに対して清掃を促す画像読取装置及び画像読取処理方法が提案されている。
特開2001−257877号公報
しかし、上記の発明は、以下の問題を有している。
特許文献1記載の画像読取装置及び画像読取処理方法は、画像の読み取りを実行する前に、基準となる白画像を読み取り、白画像の読み取り結果に基づいて、ラインイメージセンサによって検出された異常画素について補正する。そのため、ゴミが付着したコンタクトガラスを介し、連続して原稿を読み取る場合、原稿毎に同じゴミを繰り返し検出するため、原稿の読取動作の遅延を招来する。
特に、シートスルーモードで原稿の読み取りを行う場合、生産性を向上させるために原稿の読取動作と原稿台からの給紙動作とが同時に行われる。したがって、読取動作前のゴミの検出処理に要する時間の遅延は、原稿の読取動作の生産性を低下させる。
そこで、本発明は、原稿の読取動作を開始する前にコンタクトガラスに付着したゴミを検知するゴミ検知処理を行い、ゴミが付着している位置を不揮発性メモリに記憶し、次のゴミ検知処理の間に画像読取装置の電源がOFFされても、ゴミの付着位置を読み出し、その位置又はその位置以外の領域についてゴミ検知処理を行う画像読取装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、コンタクトガラスを介して原稿を読み取る画像読取装置において、前記コンタクトガラスに付着したゴミを検知する検知手段と、前記検知手段によって検知されたゴミの付着位置が記憶される不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに前記付着位置が記憶されているか否かを判断する判断手段とを有し、前記判断手段によって前記不揮発性メモリに前記付着位置が記憶されていると判断されたとき、前記検知手段は、前記不揮発性メモリに記憶された前記付着位置、又は前記付着位置以外の領域についてゴミを検知することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像読取装置において、前記付着位置においてゴミが検知されなかったとき、前記コンタクトガラスが清掃されたと判断し、前記不揮発性メモリに記憶されている前記付着位置を消去することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像読取装置において、前記不揮発性メモリに記憶された前記付着位置の消去を要求する消去要求手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の画像読取装置において、前記コンタクトガラス上に前記原稿を停止させて読取動作を行うとき、前記コンタクトガラスに前記原稿が設置されたことを検出し、前記コンタクトガラスへの前記原稿の設置が検出されたとき、前記検知手段は、前記コンタクトガラスに付着したゴミを検出することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の画像読取装置において、前記コンタクトガラスに対して前記原稿を移動させながら読取動作を行うとき、前記ラインイメージセンサは、前記コンタクトガラスの前記付着位置以外の領域を利用して前記原稿を読み取ることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の画像読取装置において、原稿台に前記原稿が設置されたことを検出し、前記原稿台への前記原稿の設置が検出されたとき、前記検知手段は、前記コンタクトガラスに付着したゴミを検出することを特徴とする。
本発明は、原稿の読取動作を開始する前にゴミ検知処理を行い、ゴミが付着している位置を不揮発性メモリに記憶し、次のゴミ検知処理の間に画像読取装置の電源がOFFされても、ゴミの付着位置を読み出し、その位置、又はその位置以外の領域についてゴミ検知処理を行うことにより、ゴミ検知処理に要する時間を短縮することができる。
以下に本発明の実施形態に係る画像形成装置について説明する。なお、本発明は、画像読取装置や画像形成装置に関するものであるが、本実施形態においては、該画像読取装置を有する画像形成装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステムのブロック図である。本実施形態に係る画像形成装置は、画像形成動作を要求するアプリケーション層1001、アプリケーション層からの要求を受けて画像形成装置に設けられている各ハードウェアの動作を制御するコントローラ層1002、コントローラ層1002からの動作要求を受けて実際の画像形成動作を行うハードウェア層2001から構成されている。
アプリケーション層1001は、コピーアプリケーション1200、スキャナアプリケーション1300、ファックスアプリケーション1400およびプリンタアプリケーション1500を有する。例えば、コピーアプリケーション1200は、コピー機能を実現するために、スキャナ制御部1002a、プロッタ制御部1002b、蓄積制御部1002cおよびその他の制御部1002gとデータの送受信をおこなう。また、ファックスアプリケーション1400は、ファックス機能を実現するために、プロッタ制御部1002b、蓄積制御部1002c、FAX送受信制御部1002e、ネットワーク通信制御部1002fおよびその他の制御部1002gとデータの送受信をおこなう。
操作部から画像の読み取りの開始が指示されると、アプリケーション層1001からコントローラ層1002に対して画像読み取り動作が要求される。画像読み取り動作要求を受けたスキャナ制御部1002aは、スキャナ部2001aに対して要求された読取動作を行うための演算やレジスタセット等の準備、及びゴミ検知処理を行うことを指示する。さらに、蓄積制御部1002cは、スキャナ部2001aによって読み取られた画像データを格納するためのHDD、及びゴミ検知処理の結果を記憶する不揮発性メモリ(NV−RAM)を準備することを記憶装置1002cに指示する。スキャナ部2001aは、画像の読み取り動作の準備及びゴミ検知処理が完了した時点でスキャナ制御部1002aに対して準備が完了したことを通知する。スキャナ部2001aからの通知を受け取ったスキャナ制御部1002a、スキャナ部2001aに対してゴミ検知処理及び読み取り動作を要求する。なお、ごみ検知処理の結果は、スキャナ部2001aから記憶装置1002cに転送される。次に、スキャナ部2001aは、読み取り動作を実行し、読み取ったデータを記憶装置2001cに転送する。スキャナ部2001aから記憶装置2001cへのデータの転送が完了すると、プロッタ制御部1002bは、プロッタ2001bに画像の出力を要求する。プロッタ制御部1002bから画像の出力を要求されたプロッタ制御部2001bは、記憶装置2001cに記録されデータをプリンタ、通信機器に出力する。
図2は、本実施形態に係る複合機の概略図である。本実施形態に係る画像形成装置は、自動原稿送り装置(ADF)1と、原稿台2と、給紙ローラ3と、ガイドローラ4と、排紙ローラ5と、原稿回収台21と、ゴミ検知基準7と、白基準板19と、第1トレイ8と、第2トレイ9と、第3トレイ10と、第1給紙ユニット11と、第2給紙ユニット12と、第3給紙ユニット13と、縦搬送ユニット14と、感光体15と、搬送ベルト16と、定着ユニット17と、排紙ユニット18と、現像ユニット27と、シートスルー用コンタクトガラス6aと、ブックリード用コンタクトガラス6bと、白基準板19と、走行体20と、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCD54、第2ミラー55、第3ミラー56から構成されるスキャナ部50と、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60から構成されるプロッタ部57と、切り替え板101、通常排紙ローラ102、搬送ローラ103、105、通常排紙トレイ104、ステープラ106、排紙ローラ107、ステープル台108、ジョガー109、ステープル完了排紙トレイ110から構成されるフィニシャ100と、両面給紙ユニット111と、反転ユニット112と、を有して構成されている。
スキャナ部50は、シートスルー用コンタクトガラス6aと、ブックリード用コンタクトガラス6bと、光学走査系と、で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCD54等々で構成されている。
プロッタ部57は、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、図示しないレーザ光源であるレーザダイオード、及び、モータにより高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が搭載されている。
なお、画像を感光体15に書き込む際には、プロッタ部57から出力されるレーザ光を、画像作像系の感光体15に照射することになる。なお、図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームが照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
次に、図2を参照し、本発明にかかる画像形成装置における処理動作について説明する。
まず、ADF1にある、原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部(図示しない)上のプリントキーが押下されると、原稿束の一番下の原稿から給送ローラ3と、ガイドローラ4とによりシートスルー用コンタクトガラス6a上の所定の位置に給送されることになる。なお、本発明にかかる画像形成装置は、一枚の原稿の給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
シートスルー用コンタクトガラス6a上の所定の位置に給送された原稿又はブックリードモード用コンタクトガラス6b上に設置された原稿は、スキャナ部50により原稿の画像データとして読み取られる。読み取りが終了した原稿は、ガイドローラ4、及び、排紙ローラ5を介して排出されることになる。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13により給紙され、縦搬送ユニット14により感光体15に当接する位置まで搬送される。
スキャナ部50にて読み込まれた画像データは、プロッタ部57からのレーザにより感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによりトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16により搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18により後処理装置となるフィニシャ100に排出されることになる。
後処理装置となるフィニシャ100は、通常排紙トレイ102側と、ステープル台108側と、に導くことができる。切り替え板101を上に切り替えることで、転写紙は搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙される。また、切り替え板101を下方向に切り替えることで、転写紙を搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に搬送することができる。
ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109により、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106により綴じられることになる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイであり、原稿毎、あるいは、画像メモリによりソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けることになる。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かず、経路切り替えの為の反転ユニット112を上側にセットし、一旦、両面給紙ユニット111に転写紙をストックする。そして、両面給紙ユニット111にストックした転写紙に対して、再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111にストックした転写紙を再給紙し、経路切り替えの為の反転ユニット112を下側にセットし、両面に画像が転写された転写紙を排紙トレイ104に導くことになる。
このように、転写紙の両面に画像を作成する場合には両面給紙ユニット111が使用されることになる。
次に、図3を参照し、スキャナ部50の詳細な動作を説明する。
図2に示した本実施形態に係る画像形成装置は、走行体20をシートスルー読み取り位置P1に固定して原稿台2に設置された原稿を移動させることで画像を読み取るシートスルーモード、及びブックリード用コンタクトガラス6b上の移動しない原稿の下を走行体20が低速で移動することで原稿を読み取るブックリードモードで画像を読み取ることができる。
ブックリードモードでは、走行体20がブックリード用コンタクトガラス6bの下を移動する途中に白基準板読取位置P2に達したときに、白基準板19を読み取ることによってシェーディング補正を行う。一方、シートスルーモードでは、原稿が読取位置を通過する前に走行体20を白基準板読取位置P2に移動させ、白基準板19を読み取ることによってシェーディング補正を行う。なお、白基準板19を読み取った走行体20は、シートスルー読取位置P1に戻り(以下、この走行体5の一連の動作をDFシェーディング動作とする)、シートスルー用コンタクトガラス6aを通過する原稿を読み取る。
一般的に、ブックリードモードとシートスルーモードとで同じ白基準板19を用いてシェーディング補正を行うことで、ブックリードモードとシートスルーモードのどちらで画像の読み取りを行っても画質に差が生じないようにしている。なお、シートスルーモードで読み取りを行なわれているときに次の原稿の読み取りが要求された場合、原稿の読み取りが終了した直後に、次の原稿を読み取るためのDFシェーディング動作が実行される。原稿台2上に設置された複数の原稿を連続して読み取る場合は、2枚目以降の原稿の読み取りがコントローラ部から要求されたときに、直前の原稿読み取り動作終了後に行なわれたDFシェーディング動作によって得られたデータを利用してシェーディング補正が行なわれる。さらに、シートスルーモードにおいては、DFシェーディング動作終了後、ゴミ検知基準6の読み取りを行い、シートスルー用コンタクトガラスにゴミや汚れが付着していることを検知することができる。
シートスルーモードにおける原稿の移動に関しては、一般的に転写紙のサイズを選択するため、まず給紙ローラ3によって原稿を読み取り位置まで移動し(以下、給紙動作とする)、その後、読み取りが可能なタイミングで読み取りのための原稿の移動が行なわれる(以下、シートスルー動作とする)。シートスルー動作後、原稿は原稿回収台21へ排出される。なお、シートスルーモードの場合、読み取り効率を上げるため、読み取り原稿の変倍率などが変更されない場合は、直前の原稿が排紙される間に次の給紙動作が行なわれるのが一般的である。
先に述べたようにシートスルーモードでは、原稿が読取位置を通過する前にDFシェーディング動作及びゴミの検知を行うことでシェーディング補正を行っている。ブックリードモードでは、画像読取動作の途中に白基準板19を読み取ることでシェーディング補正が行なわれる。しかし、本発明を適用した画像形成装置においては、原稿が原稿台2に設置されたとき又は原稿が圧板(原稿をブックリード用コンタクトガラス6bに固定するもの)によって固定されたときに、白基準板19の読み取り及びゴミ検知が行なわれる。
次に、図4及び図5を参照し、画像読取動作前に実行されるゴミ検知処理について説明する。
まず、ブックリードモードによって画像読取動作が行なわれる前のゴミ検知処理について説明する。原稿がブックリード用コンタクトガラス6bに設置されたことが検出されると(ステップS400)、走行体20によってブックリード用コンタクトガラス6bに付着したゴミの検知が開始され(ステップS401)、ブックリード用コンタクトガラス6b上にゴミが付着しているか否かが判断される(ステップS402)。ゴミが検知されると(ステップS402/YES)、ブックリード用コンタクトガラス6b上に付着したゴミの位置を記憶する(ステップS403)。ゴミの付着位置が記憶されると、画像読取動作が開始される(ステップS404)。一方、ゴミが検知されなかったときは(ステップS402/NO)、画像読取動作が開始される(ステップS404)。ここで、画像読取動作が完了し、画像形成装置の電源をOFFし、再び電源がONした後(ステップS405)、原稿がブックリード用コンタクトガラス6bに設置されると(ステップS406)、ゴミの付着位置が記憶されているか否かを判断する(ステップS407)。ゴミの付着位置が記憶されていないときは(ステップS407/NO)、ゴミの検知処理を行わずに画像読取動作が開始される(ステップS411)。一方、ゴミの付着位置が記憶されているとき(ステップS407/YES)、先の画像読取動作の際に記憶されたゴミの付着位置についてゴミ検知処理を実行し(ステップS408)、ブックリード用コンタクトガラス6bの清掃が行われたか否かを判断する(ステップS409)。なお、本実施形態に係る画像形成装置は、ゴミ検知処理による結果をNV−RAMに記憶しているため、画像形成装置に電源がOFFされても、ゴミ検知処理の結果は保持され続ける。
記憶されたゴミの付着位置においてゴミが検知されなかった場合は、清掃が行われたと判断し(ステップS409/YES)、記憶されているゴミの付着位置をクリアする(ステップS410)。ゴミの付着位置がクリアされると、画像読取動作が開始される(ステップS411)。一方、記憶されたゴミの付着位置において再びゴミが検知された場合は、清掃が行われていないと判断し(ステップS409/NO)、記憶されているゴミの付着位置のクリアは行われず、画像読取動作が開始される(ステップS411)。
シートスルーモードによって画像読取動作が行なわれる前のゴミ検知処理について説明する。原稿が原稿台2に設置されたことが検出されると(ステップS500)、走行体20によってシートスルー用コンタクトガラス6aに付着したゴミの検知が開始され(ステップS501)、シートスルー用コンタクトガラス6a上にゴミが付着しているか否かが判断される(ステップS502)。ゴミが付着していると判断されると(ステップS502/YES)、シートスルー用コンタクトガラス6a上に付着したゴミの位置を記憶する(ステップS503)。ゴミの付着位置が記憶されると、画像読取動作が開始される(ステップS504)。一方、ゴミが検知されなかったときは(ステップS502/NO)、画像読取動作が開始される(ステップS504)。ここで、画像読取動作が完了し、画像形成装置の電源をOFFし、再び電源がONした後(ステップS505)、原稿が原稿台2に設置されると(ステップS506)、ゴミの付着位置が記憶されているか否かを判断する(ステップS507)。ゴミの付着位置が記憶されていないときは(ステップS507/NO)、ゴミの検知処理を行わずに画像読取動作が開始される(ステップS511)。一方、ゴミの付着位置が記憶されているとき(ステップS507/YES)、先の画像読取動作の際に記憶されたゴミの付着位置についてゴミ検知処理を実行し(ステップS508)、シートスルー用コンタクトガラス6aの清掃が行われたか否かを判断する(ステップS509)。なお、本実施形態に係る画像形成装置は、ゴミ検知処理による結果をNV−RAMに記憶しているため、画像形成装置に電源がOFFされても、ゴミ検知処理の結果は保持され続ける。
記憶されたゴミの付着位置においてゴミが検知されなかった場合は、清掃が行われたと判断し(ステップS509/YES)、記憶されているゴミの付着位置をクリアする(ステップS510)。ゴミの付着位置がクリアされると、画像読取動作が開始される(ステップS511)。一方、記憶されたゴミの付着位置において再びゴミが検知された場合は、清掃が行われていないと判断し(ステップS509/NO)、記憶されているゴミの付着位置のクリアは行われず、画像読取動作が開始される(ステップS511)。シートスルーモードによる画像読取動作において走行体20は、P1の位置において停止した状態で原稿を読み取る。したがって、走行体20は、記憶されたゴミ付着位置以外の領域を介して原稿の読取を実行する。ゴミ付着位置以外の領域を介して原稿を読み取ることによって、読み取り画像の画質を向上させることができる。
なお、図4および図5の処理においては、シートスルー用コンタクトガラス6a又はブックリード用コンタクトガラス6bに付着したゴミの清掃を画像読取動作前の走行体20による走査によって検出し、記憶されたゴミの付着位置の消去又は保持を判断している。しかし、ユーザは、清掃したとき、操作部に設けられたガラス清掃済みボタン(図示しない)を押下することにより記憶されたゴミの付着位置の消去を実行することもできる。
次に、記憶されたゴミの付着位置以外の領域についてゴミ検知処理を実行する動作について図6及び図7を用いて説明する。
まず、ブックリードモードのゴミ検知処理について説明する。原稿がブックリード用コンタクトガラス6bに設置されたことが検出されると(ステップS600)、走行体20によってブックリード用コンタクトガラス6bに付着したゴミの検知が開始され(ステップS601)、ブックリード用コンタクトガラス6b上にゴミが付着しているか否かが判断される(ステップS602)。ゴミが検知されると(ステップS602/YES)、ブックリード用コンタクトガラス6b上に付着したゴミの位置を記憶する(ステップS603)。ゴミの付着位置が記憶されると、画像読取動作が開始される(ステップS604)。一方、ゴミが検知されなかったときは(ステップS602/NO)、画像読取動作が開始される(ステップS604)。ここで、画像読取動作が完了し、画像形成装置の電源をOFFし、再び電源がONした後(ステップS605)、原稿がブックリード用コンタクトガラス6bに設置されると(ステップS606)、ゴミの付着位置が記憶されているか否かを判断する(ステップS607)。ゴミの付着位置が記憶されていないときは(ステップS607/NO)、ゴミの検知処理を行わずに画像読取動作が開始される(ステップS611)。一方、ゴミの付着位置が記憶されているとき(ステップS607/YES)、先の画像読取動作の際に記憶されたゴミの付着位置以外の領域についてゴミ検知処理を実行し(ステップS608)、ブックリード用コンタクトガラス6bに新たなゴミが付着しているか否かを判断する(ステップS609)。なお、本実施形態に係る画像形成装置は、ゴミ検知処理による結果をNV−RAMに記憶しているため、画像形成装置に電源がOFFされても、ゴミ検知処理の結果は保持され続ける。
ゴミ検知処理によって新たなゴミの付着が検知されたときは(ステップS609/YES)、ゴミの付着位置を記憶する(ステップS610)。ゴミの付着位置の記憶が完了すると、画像読取動作が実行される(ステップS611)。一方、新たなゴミの付着が検出されなかったときは(ステップS609/NO)、ゴミの付着位置の記憶動作は行われず、画像形成動作が実行される(ステップS611)。なお、ユーザは、清掃したとき、自ら操作部に設けられたガラス清掃済みボタン(図示しない)を押下することにより記憶されたゴミの付着位置の消去する。以上の動作により、画像読取動作ごとに実行されるゴミ検知処理に要する時間を短縮し、かつ画像読取動作の効率を向上させることができる。
次に、シートスルーモードのゴミ検知処理について説明する。原稿が原稿台2に設置されたことが検出されると(ステップS700)、走行体20によってシートスルー用コンタクトガラス6aに付着したゴミの検知が開始され(ステップS701)、シートスルー用コンタクトガラス6a上にゴミが付着しているか否かが判断される(ステップS702)。ゴミが検知されると(ステップS702/YES)、シートスルー用コンタクトガラス6a上に付着したゴミの位置を記憶する(ステップS703)。ゴミの付着位置が記憶されると、画像読取動作が開始される(ステップS704)。一方、ゴミが検知されなかったときは(ステップS702/NO)、画像読取動作が開始される(ステップS704)。ここで、画像読取動作が完了し、画像形成装置の電源をOFFし、再び電源がONした後(ステップS705)、原稿が原稿台2に設置されると(ステップS706)、ゴミの付着位置が記憶されているか否かを判断する(ステップS707)。ゴミの付着位置が記憶されていないときは(ステップS707/NO)、ゴミの検知処理を行わずに画像読取動作が開始される(ステップS711)。一方、ゴミの付着位置が記憶されているとき(ステップS707/YES)、先の画像読取動作の際に記憶されたゴミの付着位置以外の領域についてゴミ検知処理を実行する(ステップS708)。そして、新たなゴミがシートスルー用コンタクトガラス6aに付着したか否かを判断する(ステップS709)。なお、本実施形態に係る画像形成装置は、ゴミ検知処理による結果をNV−RAMに記憶しているため、画像形成装置に電源がOFFされても、ゴミ検知処理の結果は保持され続ける。
ゴミ検知処理によって新たなゴミの付着が検知されたときは(ステップS709/YES)、ゴミの付着位置を記憶する(ステップS710)。ゴミの付着位置の記憶が完了すると、画像読取動作が実行される(ステップS711)。一方、新たなゴミの付着が検出されなかったときは(ステップS709/NO)、ゴミの付着位置の記憶動作は行われず、画像読取動作が実行される(ステップS711)。シートスルーモードによる画像読取動作において走行体20は、P1の位置において停止した状態で原稿を読み取る。したがって、走行体20は、記憶されたゴミ付着位置以外の領域を介して原稿の読取を実行する。ゴミ付着位置以外の領域を介して原稿を読み取ることによって、読み取り画像の画質を向上させることができる。なお、ユーザは、清掃したとき、自ら操作部に設けられたガラス清掃済みボタン(図示しない)を押下することにより記憶されたゴミの付着位置の消去する。以上の動作により、画像読取動作ごとに実行されるゴミ検知処理に要する時間を短縮し、かつ画像読取動作の効率を向上させることができる。
図4から図7に示したゴミ検知処理により、画像読取動作前に実行されるコンタクトガラスに付着したゴミ検知処理に要する時間を短縮することができる。特に、シートスルーモードによって画像の読み取りを行う場合、連続して原稿が読み取り位置に搬送されるため、原稿毎のゴミ検知処理に要する時間の短縮は、画像読取動作の生産性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステムのブロック図である。 本実施形態に係る複合機の概略図である。 本実施形態に係る複合機が有する読み取りユニットの詳細な図である。 ブックリードモードによるゴミ検知処理のフローチャートである。 シートスルーモードによるゴミ検知処理のフローチャートである。 ブックリードモードによるゴミ検知処理のフローチャートである。 シートスルーモードによるゴミ検知処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ADF
2 原稿台
3 給紙ローラ
4 ガイドローラ
5 排紙ローラ
6a シートスルー用コンタクトガラス
6b ブックリード用コンタクトガラス
7 ゴミ検知基準
19 白基準板
20 走行体
21 原稿回収台

Claims (6)

  1. コンタクトガラスを介して原稿を読み取る画像読取装置において、
    前記コンタクトガラスに付着したゴミを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知されたゴミの付着位置が記憶される不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリに前記付着位置が記憶されているか否かを判断する判断手段とを有し、
    前記判断手段によって前記不揮発性メモリに前記付着位置が記憶されていると判断されたとき、前記検知手段は、前記不揮発性メモリに記憶された前記付着位置、又は前記付着位置以外の領域についてゴミを検知することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記付着位置においてゴミが検知されなかったとき、前記コンタクトガラスが清掃されたと判断し、前記不揮発性メモリに記憶されている前記付着位置を消去することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記不揮発性メモリに記憶された前記付着位置の消去を要求する消去要求手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記コンタクトガラス上に前記原稿を停止させて読取動作を行うとき、
    前記コンタクトガラスに前記原稿が設置されたことを検出し、
    前記コンタクトガラスへの前記原稿の設置が検出されたとき、前記検知手段は、前記コンタクトガラスに付着したゴミを検出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像読取装置。
  5. 前記コンタクトガラスに対して前記原稿を移動させながら読取動作を行うとき、
    前記ラインイメージセンサは、前記コンタクトガラスの前記付着位置以外の領域を利用して前記原稿を読み取ることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像読取装置。
  6. 原稿台に前記原稿が設置されたことを検出し、
    前記原稿台への前記原稿の設置が検出されたとき、前記検知手段は、前記コンタクトガラスに付着したゴミを検出することを特徴とする請求項5項記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110324503A (zh) * 2018-03-30 2019-10-11 富士施乐实业发展(中国)有限公司 用于复合机的输稿器的控制方法及控制装置

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